【例文付き】第二新卒向けの志望動機の書き方!すぐに実践できるコツを伝授
こんにちは!すべらない転職の末永です。「企業の志望動機を考えられず困っています…」第二新卒者の転職相談にのっていると、こういった悩みを聞くことが非常に多いです。今回は、第二新卒向けに、転職の面接における志望動機のポイントや、あるあるの失敗例などをご紹介したいと思います。
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第二新卒の志望動機は「なぜうちなの?」を語ろう
第二新卒の転職では前職での経験やスキルよりも、志望動機で「なぜ弊社に転職したいのか?」という点をアピールすることが大切です。
志望動機は企業と求職者のマッチ度を判断するためのもので、採用担当者は事業内容や経営理念・社風をしっかりと理解できているかを確認しています。
第二新卒の場合は、短い社会人経験で実践的なスキルや経験は多く求められず、ポテンシャル採用の側面が強くなります。なぜ転職したいのか、なぜこの会社を選んだのかを明確に伝え、採用担当者に納得感を持ってもらうことが重要ですよ。
志望動機は履歴書や職務経歴書などの応募書類、採用面接の場で必ず聞かれる質問です。
他の求職者と差別化するためにも、実際にあったエピソードも交えながらオリジナルの志望動機を作成できると良いですね。
このとき、自分1人で取り組むのではなく客観的な視点を入れるのがおすすめです。
中でも、プロのキャリアコーチは豊富な支援実績・ノウハウを持ち、自己分析やキャリアプランに関するアドバイスをもらえので、志望動機の書き方に不安がある人は、前向きに利用してみましょう。
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なお、第二新卒の基礎知識や転職のポイントは以下の記事で詳しく解説しています。気になる人は併せてご参照ください。
また、第二新卒の転職を成功させるには、転職のプロである転職エージェントを活用するのが近道です。
応募書類に欠かせない志望動機や自己PRの添削はもちろん、希望条件にマッチした求人紹介から選考対策まで、転職活動を幅広くサポートしてもらえるので、積極的に活用しましょう。
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第二新卒が評価される志望動機の書き方
志望動機を作成するには、過去を振り返りながら丁寧に自己分析を重ね、自分の強み・弱み、価値観を固めることが大切です。
自己分析を通して、「自分がなぜ今の会社から転職したいと思ったのか」「将来像を実現するためにはどのようなスキルや経験が必要なのか」などをきちんと言語化しておきましょう。
具体的には以下4つの要素で志望動機を構成します。
志望動機に含める4つの要素
転職理由(現職を辞める理由・不満・課題)
まずは「なぜ転職を決意したのか」を説明します。この時、現職の不満をそのまま伝えるのではなく、ポジティブな表現で伝えることが大切です。
転職理由の例
- 現職の経験を活かして、さらに○○のスキルを伸ばしたい
- 自分の××な強みをより活かせる環境に身を置きたい
- 現職の経験も踏まえて、○○の業務に挑戦してみたい
第二新卒は社会人経験が浅いことから、転職理由がネガティブなものだけだと、早期離職を懸念される恐れがあります。
たとえ人間関係や仕事内容などネガティブな理由で退職していたとしても、前向きな成長意欲に変換して伝えましょう。
第二新卒が転職理由を伝えるコツは、以下の記事で詳しく解説しています。気になる人は読んでみてください。
仕事選びの動機(業界・職種への動機)
転職を希望している業界・職種に対する自分なりの理解や熱意を伝えます。
特に、異業種・異職種への転職を希望している場合は「なぜこの業界を選んだのか」「なぜこの職種に興味を持ったのか」を明確に伝えることが大切です。
仕事選びの動機の例
- 前職は○○業界の営業職だったが、より広い視野で提案ができる××業界でキャリアを積みたい
- 営業職として働く中で、より多くの顧客の課題解決につながる商品の企画に関わりたいと感じた
- 社会インフラとしてのIT業界の重要性に共感し、デジタル技術の進化に貢献したい
選考の場では、過去の経験や強みとつなげて具体的にアピールすることで、入社後の活躍もイメージしてもらいやすくなります。
業界研究を丁寧に行い、自分との接点を探しながら、志望動機に盛り込んでいきましょう。
その会社への志望動機(その会社を受けた理由・入社志望理由)
応募先企業ならではの強みや特徴を理解・共感していることを伝えます。企業理念や事業内容、商品・サービスなどを挙げながら「なぜ他社ではなく弊社なのか?」を明確に伝えることが大切です。
その会社への志望動機例
- 貴社は○○業界の中でも××分野に強みを持ち、特に力を入れている□□の事業に魅力を感じた
- 前職での○○の経験を活かして貴社の××プロジェクトに貢献したい
- 貴社の掲げる○○という価値観に共感している
単に業界に興味がある、職種に挑戦したいだけでは、「他社でも良いのでは?」と採用につながらないこともあります。応募先企業独自の強みや特徴に魅力を感じていることを、しっかりと伝えましょう。
将来のキャリアプラン(仕事を通して大事にしたい軸)
第二新卒では入社後にまたすぐ辞めてしまうのでは?という懸念を抱かれやすいので、「この人は長く働いてくれるのか?」「どんな成長を望んでいるのか?」を説明し、採用担当者の懸念を払拭することが大切です。
具体的には「5年後・10年後にどうなっていたいか」「どのような価値を提供できるのか」など、入社後の姿をはっきりとアピールできると良いですね。
将来のキャリアプランの例
- 入社後まずは○○のスキルを磨き、将来的には××の分野でリーダーシップを発揮したい
- 業界の専門知識を深め、5年後には顧客に対して最適な提案ができるスペシャリストになりたい
- ○○の分野で活躍し、××戦略に貢献していきたい
将来の目標や、大切にしたい「自分なりの軸」を伝えながら、中長期的な成長意欲・熱意をアピールしていきましょう。
他にも、第二新卒が転職を成功させるために気を付けるべきことを以下の記事で紹介しています。気になる人は読んでみてください。
【同業界で転職する人向け】第二新卒の志望動機の例文
前職と同じ業界・業種への転職を希望する場合、前職の経験・スキルを活かせるため転職活動はスムーズです。
第二新卒で実務経験が短い場合でも、前職で得られた経験・スキルを大いにアピールしましょう。
また、前職で得た気づきや改善点を踏まえて、新しい環境にチャレンジしたいと伝えることで、採用担当者に熱意や意欲も伝わりやすくなりますね。
ここでは、同業種に転職する第二新卒向けに志望動機の例文を紹介します。実際に自分で志望動機を書く時の参考にしてください。
同業界での転職を目指す人への志望動機例文
同じ業界内で転職を目指す場合は、前職の経験やスキルをどのように活かし、成長していきたいのかを明確に伝えることが大切です。
【同業界での転職】志望動機作成ポイント
- 前職の業界経験や知識をどう活かすのかを伝える
- 同業界内でも、なぜ応募先企業を選んだのか具体的な理由を説明する
- 業界内でのキャリアアップの計画を伝える
業界理解の深さをアピールできるように、業界内での応募先企業の立ち位置・特徴を理解し、なぜ前職の会社ではなく応募先企業を選んだのかという理由を具体的に説明しましょう。
同じ業界内で「営業職」から「企画職」へ転職する場合の志望動機
前職では○○業界の営業職として、顧客対応や提案活動を行ってきました。その中で、市場分析をもとにした新規提案や商品戦略に関わる機会が増え、自ら企画を立案することにやりがいを感じるようになりました。
特に、貴社の○○事業では、顧客のニーズに基づいた柔軟な商品開発を行っており、私の営業経験と市場理解を活かせると考えています。
今後は、貴社でマーケット分析や商品企画のスキルを磨き、より多くの顧客に価値を届ける仕事に携わりたいです。
同じ業界内で「販売職」から「人事系職種」へ転職する場合の志望動機
現在、○○業界の販売職として、お客様対応やスタッフ育成を担当しています。特に、スタッフのモチベーション向上や教育に携わる中で、人材育成や採用の重要性を実感し、より組織作りに貢献したいと考えるようになりました。
貴社は○○業界の中でも社員教育に力を入れており、実際に現場の声を生かした研修制度が充実している点に魅力を感じています。
これまでの現場経験を活かし、採用や研修を通じて、企業の成長に貢献したいと考えています。
同業界内での転職は、志望動機の中で「業界特有の知識を持っている強み」と、「今後の成長意欲」を上手く表現できると良いですね。
同職種での転職を目指す人への志望動機例文
同業界・同職種で転職を目指す場合、前職の経験も活かしやすく、採用者もスキルや経験を判断しやすいので、他のパターンと比べても採用可能性はグッと高くなりますよ。
志望動機では、「なぜ前職の会社ではなく貴社を選ぶのか」を説得力をもって伝えましょう。応募先企業ならではの特徴や魅力を盛り込みながら、採用担当者が納得できる志望動機を作成できると良いですね。
【同職種での転職】志望動機作成ポイント
- 前職での具体的な経験・実績を数字を交えながら伝える
- 応募先企業を選んだ明確な理由を説明する
- 前職と応募先企業との違いを比較しながら、転職の必然性を伝える
- 即戦力として活躍できることをアピールする
なぜ転職したいのか、なぜ応募先企業を選ぶのかは、応募先企業の特徴・製品・強みに言及すると作成しやすくなります。業界研究・企業研究を丁寧に行い、自分の経験・スキルやキャリアプランとも紐づけながら、自分らしい志望動機を作成するのが大切です。
同じ業界内で「営業職」として転職する場合の志望動機
現在、同業界の○○社の営業職として勤務しておりますが、より専門性の高い提案力を身につけ、お客様の課題解決に貢献したいと考え、貴社を志望いたしました。
前職では主に既存顧客を担当し、関係構築やアフターフォローに注力してまいりましたが、より戦略的な提案型営業に挑戦し、スキルアップを図りたいと考えております。貴社は業界内でもソリューション営業に強みを持ち、お客様に最適な提案を行う文化が根付いていると伺いました。
これまでの業界知識と営業経験を活かしながら、より多くのお客様に価値を提供できるよう努力したいと考えております。
同じ業界内で「販売職」として転職する場合の志望動機
現在、○○業界で販売職として勤務しておりますが、より幅広い業務に携わり、接客・販売のスキルを活かしながらキャリアアップしたいと考え、貴社を志望いたしました。
前職では店舗での接客・販売業務に加え、売上管理や商品ディスプレイの改善にも携わり、お客様のニーズを捉えた提案を行ってまいりました。今後は、店舗運営や販促企画といった業務にも挑戦し、より戦略的な視点で売上向上に貢献したいと考えております。
貴社は接客力を重視するだけでなく、店舗ごとに裁量を持ち、販売戦略を考えられる環境があると伺いました。これまでの販売経験を活かしながら、貴社の店舗運営に貢献し、自らの成長にもつなげていきたいと考えております。
同業界×同業種の転職では、「より専門性を高めたい」「キャリアの幅を広げたい」など、ポジティブな転職理由を伝えるとともに、業界知識や経験・スキルを活かし、即戦力として活躍できることをアピールしていきましょう。
【異業種への未経験転職向け】第二新卒の志望動機の例文
一般的に異業種への転職は転職難易度が高くなる傾向にありますが、第二新卒の場合は具体的な経験・スキルよりもポテンシャルを重視する企業も多いため、未経験転職も十分に実現可能です。
第二新卒での異業種への未経験転職を成功させるには、これまでとは異なる環境で自身の可能性を広げたいという意欲をアピールすることが重要ですよ。
ここでは、異業種に転職する第二新卒向けに志望動機の例文を紹介します。実際に自分で志望動機を書く時の参考にしてください。
異業界への転職を目指す人への志望動機例文
異業種へ転職する場合も職種は変えないのであれば、即戦力としての活躍を期待されやすいので、実績を挙げながらスキルや経験をアピールすることが大切です。
また、新しい業界で、前職で身に付けた経験やスキルをどのように深めたいのか、幅を広げたいのかを示しながら、新しい業界への熱意や意欲を伝えましょう。
【異業界への転職】志望動機作成ポイント
- 前職で培った経験やスキルを具体的なエピソードとともに伝える
- 新しい業界を選んだ理由を具体的に説明する
- 自分の経験やスキルをどう活かせるのかをアピールする
- 専門性を深めたいという熱意や成長意欲を伝える
なお、前職の経験やスキルはどの業界でも共通するスキルを強調することが大切です。
たとえば、コミュニケーションスキルや課題解決力、ロジカルシンキングなど「業界が変わっても活かせる共通スキル(ポータブルスキル)」をアピールすると、転職先でもスムーズに適応できることをアピールできますよ。
「営業職」として異業界への転職を目指す場合の志望動機
現在、営業職としてお客様対応や提案活動を行っておりますが、より幅広いフィールドで営業スキルを磨きたいと考え、貴社を志望いたしました。
貴社は業界内でも高い信頼性と技術力を誇り、ニーズに応じた最適なソリューションを提供する姿勢に共感しております。私も営業として、お客様に寄り添いながら課題を解決することを重視しており、貴社の営業スタイルに強く惹かれました。
また、貴社ではチームで協力しながら成長できる環境があると伺い、私もチームワークを大切にしながら成果を追求したいと考えております。これまでの営業経験を活かし、貴社に貢献しながらさらなる成長を目指してまいります。
「ITエンジニア」として異業界への転職を目指す場合の志望動機
現在エンジニアとして開発業務に携わっておりますが、新たな業界で技術を応用し、視野を広げながら成長したいと考え、貴社を志望いたしました。
貴社は最新技術を活用しながら業界の発展に貢献されており、エンジニアとして挑戦できる環境が整っている点に魅力を感じています。業界は異なりますが、前職で培った開発経験や課題解決力を活かし、新しい分野でも貢献できると考えております。
また、貴社では技術者の成長を支援する制度が整っていると伺い、私も積極的に学びながらスキルを高めていきたいと考えています。異業界の知識を吸収しながら、エンジニアとしてさらなる成長を目指し、貴社に貢献してまいります。
職種を変えず、働く環境だけを変える場合は、「異業界への挑戦する意欲を示す」とともに、課題解決力や開発経験などの「共通スキルを活かして新しい分野でも貢献できる」ことをアピールするのがポイントですよ。
異職種への転職を目指す人への志望動機例文
異業界・異職種と全く未経験の領域への転職を考えている場合、転職活動をスムーズに進めるにはしっかりと志望動機を作り込むことが大切です。
「以前から興味があった」「これまでの経験を活かして新しい分野に挑戦したい」など、未経験転職にチャレンジするに至った理由をしっかりと伝えながら、どの業界・職種でも汎用的に使える共通スキルをアピールしましょう。
【異職種への転職】志望動機作成ポイント
- 未経験転職を決意した具体的なきっかけや理由を明確に説明する
- 前職の経験から得た、どの職場でも活かせる共通スキルを強調する
- 新しい業界・職種への熱意や学習意欲をアピールする
- 入社後の具体的なキャリアパスを示す
また、少しでも前向きな姿勢を示せるように、関連資格の取得やオンライン研修の受講など業界や職種について自主的に学んでいることを伝えるのも効果的ですね。
「営業職」から「マーケティング職」に転職する場合の志望動機
現在、営業職として勤務しておりますが、マーケティングの戦略立案やデータ分析を通じて、より幅広い視点で事業成長に貢献したいと考え、貴社を志望いたしました。
営業の現場で培った顧客視点を活かしつつ、市場全体を見据えた戦略を立案・実行できるマーケティング職に強く魅力を感じています。現職ではマーケティング部門への異動が難しく、より専門的に学び、実践できる環境を求めて転職を決意しました。
貴社のデータ活用を重視したマーケティング手法や充実した教育制度のもとで成長し、成果を生み出せるマーケターを目指したいと考えております。
「マーケティング職」から「ITエンジニア」に転職する場合の志望動機
これまでマーケティング職としてキャリアを積む中で、エンジニアと連携する機会が多く、技術の力で課題を解決する仕事に魅力を感じ、エンジニアへの転職を決意しました。
特に、データ分析やWeb施策の実行時にエンジニアの開発力が施策の成果を大きく左右する場面を目の当たりにし、自らシステムを構築し、より本質的な課題解決に貢献したいと考えるようになりました。そのため、独学でプログラミングを学び、ITパスポートの資格を取得するなど、IT知識の習得に努めてまいりました。
貴社の環境でさらにスキルを磨き、エンジニアとして成長しながら貢献していきたいと考えております。
異業界×異職種の転職はハードルが高めですが、応募先業界や職種と自分の経験を結び付けることで、キャリアの継続性をアピールすることが大切です。
未経験転職を正直に認めつつ、入社後の成長意欲や将来像をしっかりと示すことで、説得力のある志望動機になりますよ。
以下の記事では第二新卒に人気が高い大手企業や転職するコツについて解説しています。第二新卒から大手企業を狙いたい人はぜひご覧ください。
【職種別】第二新卒の志望動機の例文
第二新卒は社会人経験が浅く、業務経験をどうアピールしたらいいのか悩む人も少なくありません。
ここでは、職種別に第二新卒の志望動機例文を紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
営業職
営業職の志望動機では、営業職という仕事への共感・理解を示すことが大切です。
営業職で求められる「顧客志向」や「提案力」「目標達成への意欲」などのスキル・特性をアピールすることで、転職後もすぐに活躍してくれる人材であると評価されやすくなりますよ。
新規開拓の経験を活かしたい場合
前職では主に法人営業として新規開拓を担当し、約100社にアプローチした結果、半年間で5社との新規契約を獲得しました。顧客の課題を丁寧にヒアリングできたこと、顧客に合わせたオーダーメイドの提案を行うことで、信頼を得られたことが要因だと思っています。
貴社は顧客の課題解決に重点を置き、高い提案力を持つ営業スタイルを展開されている点に魅力を感じています。これまで培った傾聴力と提案力を活かし、貴社の営業としてさらなる成長を遂げながら貢献していきたいと考えています。
既存顧客への深耕営業の経験を活かしたい場合
入社後、○○業界の法人営業を担当し、既存顧客フォローを中心に業務を行っていました。担当企業の取引額向上を目指し、提案型営業を心がけた結果、1年目で担当企業の売上を前年比120%向上させることができました。
貴社は業界シェアが高く、ソリューション提案型の営業を展開されており、より専門性の高い営業力を身につけられる環境に魅力を感じています。これまでの経験を活かしながら、より高度な営業スキルを身につけ、貴社の成長に貢献したいと考えています。
第二新卒で経験は浅いものの、短期間での成果や成長を具体的に説明すること、具体的な数値(アプローチ数や成約率、売上増加率)などを含めることで説得力を高めることができますよ。
営業職への転職について、以下の記事で詳しく解説しています。気になる人は読んでみてください。
事務職
事務職の志望動機では、事務職の業務特性を踏まえて、正確性や効率性など事務職として求められる基本的な資質をアピールすることが重要です。
また、PCスキルやシステム利用の経験、コミュニケーション力や調整力などの対人スキル、業務改善への意欲などを志望動機に含めるのも効果的ですよ。
前職での業務効率化の経験を活かしたい場合
入社以来、営業アシスタントとして○○業務を担当し、チームの業務効率向上に取り組んできました。たとえば、資料作成フローを見直し、テンプレートを作成したことで作業時間を30%短縮しました。
貴社は事務職が単なるサポートではなく、業務の改善・効率化にも積極的に関わる環境であると伺い、大変魅力を感じております。これまでの経験を活かし、より円滑な業務運営に貢献できるよう努めてまいります。
コミュニケーション力をアピールしたい場合
現在、総務として社内外の調整業務を担当し、特に他部署や取引先とのやり取りを円滑に進めることを心掛けてきました。年間50件以上の社内イベント運営に携わり、関係各所と連携を取りながら業務を遂行する中で、調整力やコミュニケーション力を磨いてきました。
貴社では、事務職も社内の潤滑油としての役割を担い、幅広い業務に携われる点に魅力を感じています。これまでの経験を活かしながら、さらなるスキルアップを図り、業務を円滑に進めるサポートをしていきたいと考えております。
事務職の「ビジネスの基盤を支える縁の下の力持ち」という役割を理解しつつ、事務職への適性や改善・成長意欲を示しましょう。
事務職の転職について、以下の記事で詳しく解説しています。気になる人は読んでみてください。
エンジニア職
エンジニアの志望動機では具体的な技術スキルや開発経験・実績をアピールすることが大切です。
特に、面接で配属先の面接官がいる場合は、技術スキル(開発言語やフレームワーク・ツールなど)を具体的に説明するとともに、参画した開発プロジェクトの概要(規模・役割・成果など)を伝えると、実績を伝えやすくなります。
バックエンド開発の経験を活かしたい場合
前職のSIerではJavaを用いた業務システム開発を担当し、データベースの設計やAPI開発を行っています。特に、○○プロジェクトではSQLの最適化を実施し、契約情報の問い合わせ処理の処理速度を30%向上させました。
貴社はAWSやマイクロサービスを活用した開発に強みを持ち、クラウド技術を用いたシステム設計を学べる環境に魅力を感じています。現在、AWS認定資格の取得に向け学習を進めており、貴社での開発を通じてクラウド領域のスキルを高めたいと考えています。
これまでの経験を活かしつつ、新たな技術に挑戦し、貴社のサービス開発に貢献したいと考え、志望いたしました。
IT戦略・DX推進など新たな領域にチャレンジしたい場合
現職ではReactやTypeScriptを用いたWebシステム開発を担当し、設計から運用保守まで経験しました。業務を進める中で、単なる開発だけでなく、事業全体を理解し、ITを活用した業務改善に関わりたいと考えるようになりました。
貴社はDX推進や業務効率化を積極的に進めており、エンジニアがIT戦略や企画段階から関われる点に魅力を感じています。私も、社内SEとしてシステム導入やデータ活用の提案に貢献したいと考えています。
これまでの経験を活かし、業務改善・IT戦略の策定に携わるため、貴社を志望しました。
また、エンジニアとしての学習意欲や成長意欲のアピールも効果的です。今までに取得した資格や、独学で習得した技術や実績がある場合は新しい環境でも成長・活躍できることを強調できますよ。
IT業界への転職について、以下の記事で詳しく解説しています。気になる人は読んでみてください。
要注意!第二新卒のこんな志望動機はNG!
第二新卒の転職活動では、志望動機の内容が選考結果を大きく左右します。採用担当者に評価される志望動機を作成するには、以下のようなNGポイントを避けることが大切ですよ。
志望動機のNGポイント
現職の批判ばかり:
「人間関係が悪い」「残業が多い」など前職の不満を多くあげると、ネガティブな印象に転職理由が不明瞭:
「新しい環境で働きたい」「チャレンジしたい」など具体性に欠ける理由では説得力がない業界・企業研究が不足:
どの応募先でも使える汎用的な内容では熱意が伝わりにくいスキルや経験を誇張しすぎる:
実際よりも過度にアピールすると、入社後のギャップにつながる給料や福利厚生のみを強調:
会社への貢献意欲がない・長期的な定着が難しいと判断される可能性あり自分主体内容が多い:
「自分を成長させたい」という内容だけでは一方的な印象に
特に第二新卒の場合は早期離職を懸念されやすいので、現職の批判や不満ばかりを強調してしまうと、「転職後の会社のマイナス面を見て、再び退職してしまうのでは?」と不安を感じやすくなります。
ネガティブな転職理由だけでは、他責志向と誤解されたり、自主性・主体性が評価されにくくなるので、志望動機は前向きな姿勢や将来のキャリアプランを示すことが大切ですよ。
以下の記事では、第二新卒の転職事情や成功させるポイントについて解説しています。第二新卒で転職を成功させたい人は以下の記事をご覧ください。
第二新卒によくある志望動機の失敗エピソード
第二新卒のAさんは転職サイトに登録し、自ら企業へ応募しました。新卒時に面接が得意だったため、同じ選考対策で問題ないと考えていました。
しかし、1社目の一次面接で「なぜ辞めるのか」「その経緯は?」と深掘りされ、曖昧な回答しかできず、不合格に。手応えも感じられませんでした。
Aさんの失敗の原因は、「退職理由」と「今後のキャリア」が結びついておらず、転職先でどう貢献するかを明確に伝えられなかったことです。企業に貢献できる根拠がなければ、どうしても選考通過は難しくなりますね。
ただし、第二新卒は現職での実績が少ないので、一般的な選考対策を参考にしていても効果的な志望動機の作成は簡単ではありません。志望動機の作成に少しでも不安がある人や、効率よく転職活動を進めたい人は、転職エージェントに添削を依頼することをおすすめします!
特に、転職支援実績が豊富な大手総合型転職エージェントや、第二新卒など社会人経験の浅い若手社会人の転職を支援する転職エージェントを活用するのが良いですね。
大手総合型転職エージェントは、幅広い業界業種の求人を扱う転職エージェントで、第二新卒を含む転職支援実績は豊富です。多くの求職者が利用するリクルートエージェントや、dodaなどは、利用者満足度も高く、サポート品質も安定しているので、安心して利用できますね。
また、若手社会人の転職支援に特化した転職エージェントは、正社員経験の浅い求職者のサポートに強みを持ち、効果的なノウハウを多く保有しています。求職者に寄り添いながらきめ細やかなサービスが受けられるのが魅力ですね。
Aさんの後日談も紹介します。Aさんは志望動機の準備不足を反省し、「なぜ退職するのか」「どう説明すればよいか」を改めて整理することにしました。
ちょうどその頃、Aさんは弊社の「すべらないキャリアエージェント」に相談。エージェントと共に面接対策を徹底した結果、無事に転職を成功させることができました。
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第二新卒におすすめの転職エージェント・転職サイトについて、以下の記事で詳しく解説しています。気になる人は読んでみてください。
第二新卒で評価される志望動機を考えるコツ
第二新卒で評価される志望動機を作成するには、以下の3つのポイントを押さえましょう。
志望動機を考える前に転職軸を明確にする
第二新卒の転職では新卒入社した企業とのミスマッチが理由となることが多いです。特に、自分なりの「転職軸」が明確でない場合は、再びミスマッチが起こる可能性が高くなってしまいます。
転職軸を固めるためにも、まずは以下を整理してみましょう。
自分なりの転職軸の考え方
- 現職の仕事の中で具体的に、どこに対して課題・不満を感じているのか
- 具体的に何をどのように改善すれば、自分が満足できるのか
上記2点を言語化しておくことで、面接官に「自己分析ができており、転職先を慎重に選んでいる」と伝わりやすくなります。転職理由と今後のキャリアプランに一貫性があれば、面接官の評価も高まりますよ。
ただし、理想の条件をすべて満たす求人はほぼありません。そのため、あなたが大切にしていること(仕事よりもプライベート・残業なし・スキルアップなど)優先順位をつけて考えることが重要ですね。
自己分析は、新卒時にも行ったかもしれませんが、それでもミスマッチが起きているということは、自己分析が十分でなかった可能性があります。
自己分析は一人で行うと偏りが生じやすいため、キャリアアドバイザーなど第三者のプロのサポートを活用するのがおすすめですよ。
中でもマジキャリでは、自己分析から転職軸の整理、キャリア設計までサポートを受けられるので、より納得感をもって転職活動をスタートできます。
現在、初回無料相談を実施しているので、転職を考えている方は活用してみてください。
自分なりの転職軸を見つけたい人
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志望動機は「前向き」がポイント
志望動機・退職理由は「前向きな理由」が好まれます。
現職で見つけた課題、やり遂げたいことを明確にし、御社なら実現できるということを論理的に説明できると良いですね。
たとえば「現職で学んだことを活かしてこんなことをしたい」と伝えられればベストです。
また、第二新卒では「やる気」「チャレンジ精神」を重視する企業も多いです。そのあたりも交ぜて話せると良いでしょう。
客観的な意見を取り入れる
「自分のセールスポイントは?」「自分の悪い点は?」と聞かれても、普段考える機会が少なく、答えに詰まる人は多くいます。
また、社会人としての自分の特徴や強みは、自分1人では気づきにくく、客観的な視点が抜けてしまったり、深堀りポイントが偏っていたりと、適切なアピールができず、面接で不利になることもありますね。
実際に、自己分析が不十分なまま転職活動を進め、面接でうまくアピールできず不採用になってしまうケースを多く見てきました。
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弊社エージェントのポイント
❐企業別の徹底した選考対策が可能
❐書類通過率は大手の6倍、内定率は4倍
すべらないキャリアエージェントについて、さらに詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。
志望動機が書けない場合はどうしたらいい?
志望動機が書けないのは、自分にとって興味がない可能性が高く、大して転職したい企業や職種でもないことがあります。
たとえば、転職エージェントのキャリアアドバイザーに紹介されたから応募してみた、というケースもあると思います。
そもそも、志望動機が考えられない企業に無理をして転職する必要はないのではないでしょうか?無理して転職をすれば、再びミスマッチにつながってしまう可能性が高くなってしまいます。
その企業に興味はあるけど、志望動機が思いつかない、とお悩みの人は、こちらの記事も参考にしてみてください。
効果的な志望動機を作成するには転職のプロを頼ろう
第二新卒の人は、新卒で入社した会社選びでミスマッチを起こしてしまい、現職とはまったく別の業界・職種への転職を希望されることが多いです。
だからといって、他の業界のことはわかりませんし、自分が何をしたいのか、どうやって選べば良いかわからない、という自己分析がうまくできない人もいると思います。
自己分析がうまくできないと、志望動機を作ることに苦戦することはよくあることです。そんな時は転職エージェントに相談することをおすすめします。
転職エージェントはキャリアのプロの目線で、自己分析や志望動機を作るサポートをしてくれます。また、転職エージェントは採用担当と直接コミュニケーションを取っているので、採用担当が好む志望動機の書き方も教えてくれます。
すべらないキャリアエージェントでも転職サポートをおこなっていますが、もし「より多くの求人をみてみたい」「幅広い選択肢の中から仕事選びをしたい」という人は、以下に紹介する大手エージェントの利用も検討してみてください。
既卒・正社員経験が少ない人向けの転職エージェント
未経験OK、正社員経験ナシでもチャレンジできる求人を多数保有!20代で経歴に自信がない方向けに手厚い就職サポートを実施しています。
大手エージェントと合わせて登録しておきましょう。
多くのメディアに掲載されているUZUZが展開する
第二新卒・既卒・フリーターに特化した就職支援サービス
※サポートエリアが首都圏・関西圏に限られます。
愛知・福岡にお住いの人は、ニート/フリーター/既卒の求人を豊富に保有しているハタラクティブへの登録がおすすめです。
おすすめポイント
- 既卒・早期離職経験のあるカウンセラーが同じ目線でアドバイス
- 平均20時間の丁寧なサポートで内定率UP!1年後の定着率は96.8%!
- IT業界・Web業界の求人を数多く保有
18〜20代未経験OKの求人数は業界トップクラス!
人材業界で多数サービスを展開するレバレジーズが運営!若手向け転職支援サービス
※対象エリアは東日本(渋谷、立川、秋葉原、池袋、千葉、横浜)と西日本(大阪、福岡、名古屋、神戸)となります
おすすめポイント
- 経歴よりも人柄を重視して積極採用する企業を紹介!
- 20代未経験の方向けの求人3000件以上
- ハタラクティブ独自の自分発見カウンセリングが無料で受けられる!
大手や人気企業の求人を多数保有!大手エージェント
大手エージェントには、全業界・職種の求人が集まっています。さらに、大手企業や人気企業の求人を独占で持っていることも。
幅広い選択肢の中から求人を提案してもらいたい、大手企業や人気企業への転職を検討しているという方は登録しておきましょう。
業界No.1!転職者の8割が利用している
国内最大の定番エージェント
おすすめポイント
- 求人数が業界No.1!人気企業・大手企業の非公開求人を多数保有
- 数の強みを活かした幅広い業界・職種の提案が可能
- たくさんの求人の中から比較検討できる
20代の登録者数No.1!
20〜30代前半・第二新卒向けの非公開求人を多数保有
おすすめポイント
- 新卒サイトNo.1のマイナビが運営。若手層を採用したい企業とのコネクションが豊富
- 営業、メーカー、金融、ITなどの転職支援に強み
- 20〜30代など若手層の転職サポート・アドバイスの手厚さに定評あり
年収500〜600万円以上の転職を目指す人向け
ハイクラス求人は数が少ないため、網羅するために転職サイトと転職エージェントは両方に登録しておくのがオススメです。
年収600万〜1500万の優良求人を多数掲載している転職サイト
登録しておくだけでスカウト機能が使えるので、どんな企業からどんなスカウトが来るかで、気軽に自分の市場価値を確かめることができますよ。
おすすめポイント
- 企業の採用責任者やヘッドハンターから直接スカウトが届く!
- 中小のエージェントとのコネクションも作れるので、大手エージェントと併用して利用するのがオススメ
- 大手エージェントで取り扱っていないような隠れた優良求人が見つかる
国内3位、高年収求人領域では国内No.1の転職エージェント
外資系企業やコンサル、管理職/専門職への転職サポートに強み(経験者のみ対象)
おすすめポイント
- 年収600〜1500万円の高年収の非公開求人を大量に保有
- 30〜40代のマネジメント層や専門スキルを持った人向けの求人も多数
- 業界・職種別コンサルタントによるレベルの高いサポートを受けられる
エンジニア・デザイナーの転職におすすめの転職エージェント
大手上場企業から人気ベンチャー企業、隠れた優良企業の求人が多数!
エンジニアからPM、コンサルタントまで幅広い求人提案が可能!
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- エンジニアがスキルアップできる求人多数
- 大手からベンチャー企業まで、コンサル、SIer、WEB系の幅広い求人を保有
- 人気の社内SE求人も多数!働き方に合わせた多彩な求人アリ
エンジニアの求人も豊富に保有している
国内最大級の定番エージェント
おすすめポイント
- エンジニア求人は業界最大の10万件以上!
- プログラマーや品質管理、社内SE、テクニカルサポートなど人気の職種を網羅
- 専門のアドバイザーチームがあり、IT・Web業界ならではのサポートが充実
以下の記事では、志望動機の他に自己PRや失敗しない履歴書、職務経歴書の書き方を解説しています。志望動機と気になった第二新卒者は合わせてご覧ください。
また、前職を入社後数年で辞めていることから、企業は早期離職のリスクを考慮して第二新卒の採用に慎重になる傾向があります。
そのため、「入社後にまたすぐに辞めてしまうのでは?」という採用担当者の不安を和らげられるように、キャリアプラン・価値観に合致し長期に渡って就業意欲があることを、前向きに伝えましょう。