第二新卒の自己PR|失敗しない書き方のコツをプロが職種別に解説!
第二新卒の転職成功への鍵は、自己PRの書き方にあり。効果的なPRのコツからNG例、履歴書と職務経歴書の違いまで、全てをこの記事で解説します。あなたの転職活動を一歩先へ進めるための情報が満載です。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
第二新卒とは
第二新卒には、既卒と同じく明確な基準はありません。ただ一般的には、学校を卒業して1年〜3年以内の25歳前後が第二新卒枠に該当すると言われています。
第二新卒について詳しく知りたい人は、以下の記事もご覧ください。
第二新卒の自己PRで見られているポイント4選
確認するために、面接官は第二新卒の自己PRで以下の4つを見ています。
- コミュニケーション能力
- 仕事への意欲
- 今まで何をやってきたのか
- 入社したら会社にどう貢献できるか
上記4点を織り交ぜて自己PRをすれば、企業に対する熱量を伝えやすくなります。
ここで注意してほしいのが、第二新卒者が学生時代のことをアピールする場合です。
正直、第二新卒は学生時代の話をアピールしないほうが良いです。
新卒であれば学生時代の内容でも良いのですが、第二新卒は既に社会人経験があるので、前職でどういうことをしていて、成果をどれくらい出したのかというアピールの方が企業側に対して説得力があります。
また、第二新卒は新卒と違って社会人経験があるため、最低限のビジネスマナーはできていて当然だと企業側は思っています。
その点から、面接ではビジネスマナーも見られているので、以下の記事でしっかりとおさらいしましょう。
第二新卒が履歴書の自己PRを上手く書くコツ
第二新卒が履歴書の自己PRを上手く書くコツですが、以下の4点があります。
以上の4点を意識して自己PRを書くと良いです。以下でそれぞれについて詳しく説明していきます。
企業が求める人物像を考える
多くの企業が求める人物像は、基本的に明るく、論理的に物事を考えられ、達成意欲が強く、かつ実際に成果を出せる人です。
行きたい企業がある場合、企業のコーポレートサイトを見たりして、欲しい人物像などの要素を認識しておきましょう。
そもそも企業研究のやり方について不安がある人は、以下の記事も読んでみてください。
何を自己PRにしたいのか明確にする
いきなり自己PRを書き始めるのではなく、まずは自分がアピールできることを、メモに書き出して自己分析をしてみましょう。
その中から1番アピールしたいことについて、しっかりと深掘りをおこない自己PRを書き進めていきましょう。
また、自己分析は履歴書や職務経歴書を書く以外に、面接でも役に立つため自己分析は必ずおこないましょう。
自己分析を面接で活かすコツは、以下の記事にまとめてありますので、ぜひ参考にしてください!
抽象的な表現は避ける
自己分析を書く時には抽象的な表現を避けるようにしましょう。
「高い」「低い」などの言葉は使わず、数字で表記できる場合は数字で書きましょう。
例えば、営業職の場合「成績が良く、社員の中でも売り上げが高かった」と書くよりも「売り上げが1位だった」と書いたほうが、自分の実績を明確に表せられます。
何をPRしたいのか明確にする
面接官は多忙で何人もの応募者と面接するので、履歴書や職務経歴書を流し読みしていることを前提に、アピールしたい部分をわかりやすく、明確に書きましょう。
読みづらい履歴書や職務経歴書を書いてしまうと、何が言いたいのかわからず、そのまま流されてしまいます。
自己PRでただ「これができます!」「これがやりたいです!」とアピールするだけだと面接官には響きません。
将来やりたいことや挑戦したいことなど、未来の話は原体験(過去)をセットにして伝えないと説得力に欠けるからです。
転職がゴールではなく、転職をした先にゴールがないと面接を通過することができないため、「転職先でやりたいこと」を見つけると一気に第二新卒の面接が進みやすくなります。
マジキャリは、コーチとマンツーマンで自己分析や転職の悩みヒアリングを通じて、やりたいことの言語化、キャリアプランの設計や転職サポートをしてくれるキャリア相談サービスです。
マジキャリのコーチは転職の市場相場を把握し、各業界・職種についても精通しています。
だからこそ、転職活動において何をアピールするべきかをサポートしてくれるので「やりたいことを見つけて、転職活動を成功させたい」と考える人にピッタリです!
第二新卒におすすめのキャリア相談
-
マジキャリ
自己分析を通して、理想のキャリアへの具体的なアクション設計をサポート!
自己PRの考え方について、さらに詳しく知りたい人は以下の記事も参考にしてください。
【3ステップ】第二新卒の自己PRの基本の書き方
第二新卒の自己PRに限らず、自己PRの基本的な書き方について解説していきます。
結論ファースト
まず、自己PRを書くときは結論ファーストで書くようにしましょう。
これは自己PRに限らず、転職活動の全てにおいて「結論から話す」ということを意識しましょう。
例として以下を参考に書いてみてください。
結論ファーストの例
「私の強みは、これまでの〇〇の経験で培った△△です。」
具体的なエピソード
次のステップとして、先述したことの根拠となる具体的なエピソードを書きましょう。
このエピソードは学生時代のものではなく、前職でのエピソードを選びましょう。
第二新卒の場合、卒業してからそれほど経っていないため学生時代のエピソードでも良いと思うかもしれません。
ですが、第二新卒は短い期間ですが社会人としての経験があるため、企業は具体的な成果や取り組みを期待しています。
以下の例を参考に、できるだけ業務内容に基づいたエピソードを書きましょう。
具体的なエピソードの例
「例えば、前職で▲▲な状況下でも□□を成功させ、結果として顧客満足度を30%向上させた実績があります。この経験を通じて、〇〇を身につけることができました。」
入社後の活躍
そして、最後にその会社に入った後の活躍がイメージできるように、このスキルを活かしてどう企業に貢献していくのか書きましょう。
入社後の活躍
これまでの△△の経験で培った〇〇を活かし、貴社の□□事業において▲▲の改善を進め、チーム全体の生産性向上に貢献したいと考えています。
また、課題解決において具体的な数値目標を設定し、着実に成果を上げることで貴社の成長に寄与したいと思います。
【職種別】第二新卒向け自己PR例文テンプレ集
次に、自己PRの例を以下の職種ごとに紹介していきます。自分の受けたい職種の自己PRを参考にしてみてください。
未経験の場合の自己PRのテンプレも紹介していますので、ぜひ最後まで読んでいってください。
とはいえ、あくまで例文なので全て丸暗記するのではなく、自分に合った自己PRを考えて企業へしっかりとアピールするようにしましょう。
営業職
営業職は、信頼が得られるような人間性・フットワークの軽さ・ヒアリング能力・マネジメント能力など、必要なスキルを自己PRで伝えると効果的です。
「自分は営業に向いている」という人間性を、面接官に印象付けることができれば良いです。
営業職の回答例
お客様への電話営業から課題抽出、提案、受注、アフターフォローまで一連の営業活動に携わりました。
とくに、お客様の潜在的なニーズを引き出す課題抽出を得意としており、競合とバッティングした際は"あなたが1番うちのことを理解してくれているから"と受注を頂くことが多かったです。
また、課題抽出や提案の精度を上げるために、お客様のことを入念に調べたり、上司に相談したりと、陰の努力にも決して手を抜きませんでした。
こうしたノウハウは、御社の営業活動においても、必ずお役に立てると思います。
事務職
事務職で評価される経験やスキルは、オフィスワークの経験、人と接する仕事の経験です。他にも、PCスキルや正確性を重視する姿勢なども評価されます。
上記の中でも特に評価が高いのは「人と接する仕事の経験」です。なぜなら、事務職はサポートする役割にあり、多くの様々な人材と接する機会が多いからなんです。
もちろん、事務職ではPCを使用する機会も多いので、PCスキルや資格を持っている場合は、強みとしてアピールできますよ!
事務職の回答例
仕事で意識していたことは、常に自分なりの工夫を怠らないことです。例えば、書類作成ひとつ取っても、誰が、いつ、何のために必要としている書類なのかを考え、必要な情報が不足していれば自分で調べて補足する。
また、急いで必要だと判断したら、期日よりも早く仕上げるなど、相手に喜んでもらえるように行動しました。
おかげで"次も●●さんに仕事をお願いしたい"と指名で仕事をもらえるようになり、言われた仕事だけをこなす事務仕事とは、一線を画す活躍ができたと考えています。
その気配り・心配りを御社でも活かしたいです。
エンジニア職
エンジニア職は、専門的な職種なので前職でどういうことをしていたのか、自分のスキルをしっかりとアピールすると良いです。
エンジニアでは、プログラミングなどのITスキルと、コミュニケーション能力が求められます。
また、チームで仕事をすることが多いことから、スキルだけでなくコミュニケーション能力も求められることが多いためそういった部分もアピールしましょう。
エンジニア職の回答例
学生時代にプログラミングの勉強をしていくうちに、システムエンジニアとして開発に携わりたいと考えるようになりました。
プログラミングに関してもっと成長したいと思い、個人的にプログラミングスクールに通って勉強していた期間もあります。
PHPとJavaに対応でき、前職では大手クライアントからの依頼で私がリーダーとなり求人サイトを制作しました。
求人サイトでは様々な課題がありましたが、他の分野のエンジニアと相談しながら、いつもとは違う角度でプログラムを見直すことができました。
それまでは、違う分野のエンジニアと関わることがあまりなかったのですが、大手クライアントからの依頼により、お互いのコミュニケーションを深めることができました。
未経験職種
未経験業界・職種へ転職する場合、前職で得た活かせる能力を自己PRに盛り込みましょう。
未経験業界・職種だったとしても、前職で得られ、応募企業で活かせる能力は、きちんと評価してもらえます。
中途者採用に対して企業側は、基本的には短期間で戦力として活躍してもらうことを期待しています。
社会人マナーやコミュニケーション能力、新しい業務を貪欲に覚えていく姿勢を伝えるのも、有効なアピールになります。
未経験職種の回答例
志望する業界・職種の経験はございませんが、前職では●●や××のスキルを身につけ、現在も時間があれば自主的に勉強を続けております。
今回の職種における●●や××などの業務にも活かせるスキルだと知り、未経験ながら御社のお役に立てるものと考えています。
専門的なスキルは入社後に教わる部分も多いですが、これまでも自主的に勉強を続けるなど、粘り強く物事に取り組む姿勢には自信があり、1日でも早く戦力となれるように頑張ります。
転職サイトに登録する自己PRの例文・書き方は下記の記事で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
第二新卒の自己PRでダメな例
良い例文が理解できたところで、以下では逆にダメな自己PRの例文を紹介します。
PRポイントを1つに絞れていない
PRポイントがまとまっていないと、結局何を伝えたかったのかわからなくなってしまいます。
たくさんアピールしたい気持ちはわかりますが、1番自分の売りにできるものだけに絞りましょう。
NGな例
私は、周りから消極的な人物に見られることが多いですが、自分から積極的に行動するようにしています。
人と会話をすることが苦手でしたが、現職の接客業を通して、コミュニケーション能力を高めることができています。
店舗ごとの売り上げレースではサブリーダーを務め、先頭に立って行動することにやりがいを感じました。
表現が抽象的
抽象的な表現をしてしまうと具体性がなくなってしまうので、せっかく1つに絞ったPRポイントがしっかり伝わらなくなってしまいます。
また「頑張った」といった表現もNGです。具体的に何をしたのか?を、はっきりさせましょう。
数字を使うことによって、明確な答えが出るので伝わりやすくなります。
NGな例
私は、●●の個人売り上げで、目標よりも多く売り上げを達成することができました。
「●●すること」をスローガンに、頑張ってきた甲斐がありました。
自己PRに限らず1人で添削するのは難しいですよね。
そんな時は転職エージェントの利用がおすすめです!
転職エージェントでは、無料で転職のプロであるキャリアアドバイザーから自己分析や書類添削から面接対策まで受けることができます。
気になる人はぜひ一度相談してみてください!
おすすめの大手総合型転職エージェント
-
リクルートエージェント
業界No1!転職者の8割が利用する最大手の定番エージェント -
doda
顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番エージェント -
マイナビエージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の正社員求人が多数
第二新卒の人向けのおすすめ転職エージェント・転職サイトについて詳しく知りたい人は、以下の記事もご覧ください!
第二新卒の面接で自己PRを伝えるポイント
何度か述べてきましたが、第二新卒はスキルや経験は基本的にあまり重視されません。
ただ、エンジニアなどの専門的な知識が必要な場合は、スキルや経験が重要になる可能性が高いです。
また、面接での自己PRは1分〜1分30秒くらいを目安にしましょう。
企業によっては、時間を指定されることもあります。対策として、1分用や3分用の自己PRをいくつか用意しておくと良いです。
時間指定をされたとしても、最短で1分程度なので、1分間は自己PRができるようにしておきましょう。
面接官に見られるポイントや対策法については、以下の記事に詳しくまとめてあります。
回答例付きなので、ぜひ参考にしてみてください!
履歴書と職務経歴書では自己PRの書き方を変える?
結論、履歴書と職務経歴書の内容は同じ内容になってしまっても構いません。
履歴書は自己PRを書くスペースが狭いので、履歴書で入りきらなかったPR部分を職務履歴書に書くと良いです。
面接で話すときは、履歴書・職務経歴書に書いたことを丸暗記して話すのではなく、表現を少し変えて伝えるようにしましょう。
また、履歴書には志望動機を書く欄がありますが、志望動機の書き方にも悩みますよね。
良い志望動機が思い浮かばずに悩んでいるという人は、以下の記事を参考にしてみてください!
履歴書のフォーマットは大学のもので良い?
大学指定の履歴書は、絶対に使わないようにしましょう。
すでに大学を卒業しているのに、大学指定の履歴書を使っていると、企業側は違和感を覚えます。
履歴書は、自己PR欄が大きいものを選ぶと書きたい内容が収まるのでおすすめです。
フォーマットについて、さらに詳しく知りたい人は以下の記事もチェックしてみてください。
第二新卒の転職を成功させるためには
第二新卒の方で転職を検討している人の多くは、新卒で入った会社への何らかの不満から、転職を検討しているのではないでしょうか?
せっかく転職するなら、今の会社の不満を解消し、長く働けて活躍できる会社がいいですよね。
とはいえ、どんなに企業研究や自己分析をしても「本当に自分に合った会社なのか」は、入ってみないと分からないという部分もあります。
そんな時は転職エージェントの利用がおすすめです!
転職エージェントでは、カウンセリングを通して、あなたが本当に活躍できる会社や志向性にあった社風の会社をピックアップしてもらうことができます。
さらに、履歴書の添削や、面接練習、転職後のアフターフォローまで、初めての転職ならとくに不安な部分の転職サポートをすべてしてくれるため、あなたの転職にとってこれほど心強い味方はいないでしょう。
自分と相性が合って、信頼できる優秀なキャリアアドバイザーに当たるためには、複数の転職エージェントに登録してみるべきです。実際にキャリアアドバイザーに直接会ってみた上で、サポートを進めてもらうエージェントを比較検討してみましょう。
既卒・正社員経験が少ない人向けの転職エージェント
未経験OK、正社員経験ナシでもチャレンジできる求人を多数保有!20代で経歴に自信がない方向けに手厚い就職サポートを実施しています。
大手エージェントと合わせて登録しておきましょう。
多くのメディアに掲載されているUZUZが展開する
第二新卒・既卒・フリーターに特化した就職支援サービス
※サポートエリアが首都圏・関西圏に限られます。
愛知・福岡にお住いの人は、ニート/フリーター/既卒の求人を豊富に保有しているハタラクティブへの登録がおすすめです。
おすすめポイント
- 既卒・早期離職経験のあるカウンセラーが同じ目線でアドバイス
- 平均20時間の丁寧なサポートで内定率UP!1年後の定着率は96.8%!
- IT業界・Web業界の求人を数多く保有
18〜20代未経験OKの求人数は業界トップクラス!
人材業界で多数サービスを展開するレバレジーズが運営!若手向け転職支援サービス
※対象エリアは東日本(渋谷、立川、秋葉原、池袋、千葉、横浜)と西日本(大阪、福岡、名古屋、神戸)となります
おすすめポイント
- 経歴よりも人柄を重視して積極採用する企業を紹介!
- 20代未経験の方向けの求人3000件以上
- ハタラクティブ独自の自分発見カウンセリングが無料で受けられる!
大手や人気企業の求人を多数保有!大手エージェント
大手エージェントには、全業界・職種の求人が集まっています。さらに、大手企業や人気企業の求人を独占で持っていることも。
幅広い選択肢の中から求人を提案してもらいたい、大手企業や人気企業への転職を検討しているという方は登録しておきましょう。
業界No.1!転職者の8割が利用している
国内最大の定番エージェント
おすすめポイント
- 求人数が業界No.1!人気企業・大手企業の非公開求人を多数保有
- 数の強みを活かした幅広い業界・職種の提案が可能
- たくさんの求人の中から比較検討できる
CMでおなじみ!顧客満足度トップクラス!
豊富な求人数に加えて、専任アドバイザーの手厚いサポートが強み
おすすめポイント
- リクルートと並ぶ、実績豊富な国内最大級の転職エージェント
- 20万件以上(2023年3月時点、非公開求人を含む)の求人から、厳選して紹介をしてくれる数少ないエージェント
- リクルートが保有していない有名企業の求人に出会える可能性が高い
20代の登録者数No.1!
20〜30代前半・第二新卒向けの非公開求人を多数保有
おすすめポイント
- 新卒サイトNo.1のマイナビが運営。若手層を採用したい企業とのコネクションが豊富
- 営業、メーカー、金融、ITなどの転職支援に強み
- 20〜30代など若手層の転職サポート・アドバイスの手厚さに定評あり
転職を前提としないキャリアコーチングサービス
徹底した自己分析からキャリアプラン設計まで、圧倒的な価値を提供します!
ポイント
- 徹底した自己分析やキャリアの棚卸し
- 中長期的なキャリアプランの作成
- 自社の基準を満たしたキャリアのプロのみ対応
自己PRでは主に、企業が求めている人材に合っているかどうかを確認しています。