2019.09.27

第二新卒とは?何歳まで大丈夫?転職で失敗しない方法をプロが解説!

転職を考えている20代の中には、自分は第二新卒なのかがよく分からない人が意外に多いような気がします。

ちょっとネットで検索してみても、コラム記事によって第二新卒の定義は曖昧で、中には既卒という言葉も出てくることがありますよね。

そこで今回は、そもそも第二新卒とは何なのか、何歳から何歳までが第二新卒で、既卒とはいったいどういった違いがあるのかという点を徹底的に解説していきます。

この記事を書いた人

アクシス株式会社 代表取締役

末永雄大

Suenaga Yuta

Profile 新卒でリクルートキャリア入社。その後、サイバーエージェントにて集客支援を行う。
2012年転職エージェントとしてアクシス株式会社を設立。
Yahoo!ニュース(個人)・オールアバウトガイドなどのメディアに転職のプロとして記事を寄稿している

第二新卒とは

第二新卒ってなに?

第二新卒とは、一般的に新卒で社会人になってから3年以内で転職する人の事を言います。

ただ、実は第二新卒に明確な定義は存在しません。何歳から何歳までが第二新卒なのかは、かなり曖昧です。

筆者が考える第二新卒の定義は、言ってしまえば「業界や職種未経験者でも、若いが故に企業が採用を考える層」と考えています。何歳なら第二新卒なのかも、企業によって変わってくるので、具体的に明示されることはありません。

様々な求人を見てきた中での感覚値としては、27歳位が第二新卒の上限ではないかと思います。

第二新卒と既卒の定義はかなり曖昧

自分が第二新卒なのかと調べているうちに、既卒という言葉を目にした人は多いのではないでしょうか。

既卒は他の記事にも記載してある通り、一般的には「学校を卒業した3年以内で1度も正社員として働いたことがない人」をさします。

もちろん間違っていませんが、実は「就職はしたけど、1年未満で退職した人」を既卒と呼ぶこともあります。

ただ、上記の場合は第二新卒と呼ばれることもあり、第二新卒と既卒の定義は明確に決まっていません。

学校を卒業してから就職せず、アルバイトとして働いていた人も、既卒と呼ばれたり、第二新卒と呼ばれたりします。

結局企業によって、第二新卒と既卒の定義はバラバラになります。ただ、新卒で入社してから2年以勤務している人のことを既卒と呼ぶケースはほとんどありませんので、そういった人は、まず間違いなく自分は第二新卒と思っていて良いです。

第二新卒でも転職しやすい時代

転職成功しやすい

勤続年数の短い第二新卒が転職するのは、かなり難しいと思いがちな人が多いですが、現在では第二新卒の採用に積極的な企業が増えています。

第二新卒が転職するのは簡単とは言いませんが、3年は働いていないとな…という、ひと昔前と比べたら、大分難易度は下がっています。

最近では3年勤務していたら長い方で、新卒で入社した企業を2年などで退職する人が増えています。世の中的にも求められがちな第二新卒は、むしろ転職しやすい層になっています。

第二新卒を採用する企業が増えているわけ

なぜ現在では、第二新卒を採用する企業が増えているのか。主に、以下の2つが影響していると言われています。

  • リーマンショックの影響
  • 売り手市場が影響

詳しく解説していきます。

リーマンショックの影響

2008年のリーマンショックが現在でも影響している企業は多いです。リーマンショック時は、どの企業も経営が厳しく、若手を採用するよりも、30代など即戦力になれる中途者を採用していた企業が多いです。

それが現在では、景気が回復していて、むしろ経済状況はかなり好調になってきました。その影響で、リーマンショックで若手を獲得できなかった企業、人材不足に悩んでいる企業が、第二新卒を積極的に採用しています。

売り手市場が影響

現在、若手を確保しようにも、新卒者を上手く必要数まで採用できない企業が増えています。その理由に、売り手市場が影響しています。

どの企業でも採用されれば御の字だった昔とは違い、今は新卒者が企業を選べる時代です。企業からしたら採用したかった人材でも、別で声がかかった企業に取られてしまった、などの話はよくあることです。

新卒採用時に、若手を必要数まで採用できなかった企業が、第二新卒を積極的に採用していることがあります。

第二新卒を採用する企業の考え

なぜ企業が第二新卒を採用するのかについて説明していきたいと思います。まず、やはり若手を欲している企業は第二新卒でも積極的に採用する傾向があります。

その中でも第二新卒は短いとはいえ、正社員で勤務した経験があり、基本的なビジネスマナーは身についていると企業側は考えています。

初めての就職で、ビジネスマナーを1から教えないといけない新卒者と違い、第二新卒はそういった、社会人としての基礎を省けるので、育成コストが比較的かからないという点に、魅力を感じている企業が多いです。

他にも、勤続年数が短いことから、前職の企業の色に染まっていないという点も魅力の1つです。どういうことかというと、30代の中途者は前職の勤続年数が長いことが多いです。

そうすると、仕事の進め方などに前職の職場での癖がついていて、なかなか他社のやり方に合わせられないことがあります。

勤続年数の短い第二新卒は、多少はその癖はあったりするものの、やはり染まりきっていないということから、自社のやり方に合わせやすいと考えています。

また、第二新卒を求めている企業の中には大手企業もあります。なので、現代では第二新卒でも大手企業に受かる可能性は存分にあるのです。

もし、第二新卒の方で大手企業に興味があるなら、以下の記事を見てみてください。

第二新卒でも大手に受かる?内定をもらえるコツをプロが解説!

第二新卒ならではの厳しいこと

第二新卒は転職しやすいと言いましたが、とはいえ勤続年数が短いのは事実で、やはり転職の面接はそこを見られます。

3年以上勤務してから転職する中途者とは違い、第二新卒は勤続年数が短いが故に「すぐ辞めるのでは?」「考えが甘いのでは?」と厳しい目で見られてしまうことがあります。

前職の勤続年数が1年未満の場合は、転職はかなり難しくなると考えてください。個人で転職活動をしてしまうと、まず受かりません。

求人を紹介してくれるハローワークも、基本的にはおすすめしません。ぶっちゃけ、ハローワークに掲載されているような求人は、40代で職歴がない人でも採用されるような求人が多く、まだ若い世代が利用するには、あまりに勿体無いと思います。

第二新卒がハローワークを利用するべきなのか、もっと詳しく書いてある記事を記載しますので、興味がある人は目を通してみてください。

第二新卒でハローワークを使うべき?おすすめの転職方法は?

ちなみに、第二新卒でも社会人経験が1年未満だったり、そもそもアルバイト経験しかないような人は、第二新卒の転職に特化している、転職エージェントの利用をおすすめします。

具体的には、ハタラクティブUZUZといった転職エージェントは、第二新卒の求人を数多く扱っていて、若い層の相談者が多いことから、第二新卒の転職をサポートするのを得意としています。

勤続年数が1年未満、そもそも就職したことがない人はもちろん、それ以外にも第二新卒者は登録してみて損はないと思います。

第二新卒者が転職を成功させるコツ

転職成功のコツ

まず始めに知っておかないといけないのは、転職は新卒の就活と全く違い、同じ感覚でやっていてはなかなか転職先が決まりません。

また、希望した業界や職種について理想や興味があることを述べれば良い新卒と違い、第二新卒では1度社会人の経験があることから、なぜ志望したのかというところをもっと掘り下げて伝えなくていけません。

例えば、新卒でマーケティング業を志望するなら、マーケティングの◯◯そうなところに興味を持って志望しましたと伝えれば良いところを、第二新卒ではもっと具体的に述べる必要があります。

伝え方としては、どうして志望したのかというところと、自分の前職での経験や1度就職していたことから、そこで感じた自分の適性を絡めながら伝えるようにしてください。

転職は、新卒採用のように全員が一斉にスタートするわけではなく、企業の少ない募集枠を少人数で奪い合わなくていけません。

少しでも他と差をつけられるように、新卒の就活と転職での違いをしっかりと理解し、より企業にとって魅力的に映るように自分をアピールしていきましょう。

第二新卒の転職成功のコツについては以下の記事で詳しく解説しています。合わせてご覧ください!

第二新卒でも転職ってできる?難易度や攻略法をプロが徹底解説!

第二新卒は面接でどこを見られるのか

転職の面接というと、スキルや実績を見られると思いがちですが、実は第二新卒に限っては、スキルや実績といった実務的な内容はそこまで見られません。

そもそも、第二新卒は勤続年数が短く、30代の中途者と比べてスキルや実績がないのは当たり前です。

第二新卒を採用しようとしている企業側からしても、そんなことは重々承知の上で採用活動をおこなっているので、スキルや実績といったところはあまり見られません。

第二新卒はスキルや実績よりも、求職者の素直さやポテンシャルを見られます。

例えば、前職を退職した理由がネガティブな理由であっても、それを素直に受け止め、反省して次に繋げようとしている人は、失敗した経験を生かそうといった、向上心がある人と見られやすいです。

そういった人は、仕事をする上でも向上心があるのではないか?と思われることもあり、伸びしろを高く買われたりします。

逆に、全く反省する気持ちが見えない人は、いくら第二新卒といえど、伸びしろがなく思われ、採用してくれる企業は極端に減ってしまいます。

第二新卒の方が面接で意識すべきポイントを以下の記事で詳しく解説しているので、合わせてご覧ください!

第二新卒向け|転職面接で見られるポイントと対策法【回答例つき】

第二新卒での転職は転職エージェントを利用するべき

せっかく転職するなら、今の会社の不満を解消し、長く働けて活躍できる会社がいいですよね。

とはいえ、どんなに企業研究や自己分析をしても、「本当に自分に合った会社なのか」は、入ってみないと分からないという部分もあります。

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転職の面接のコツや、アピールポイントなどについてもアドバイスをもらえるので、内定の確率を上げられます。

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