第二新卒とは?何歳まで大丈夫?転職で失敗しない方法をプロが解説!

第二新卒とは?何歳まで大丈夫?転職で失敗しない方法をプロが解説!

    「第二新卒とは何か」を徹底解説!定義や年齢、メリット・デメリット、企業が求める理由、転職成功のポイントをわかりやすく紹介。

    第二新卒の転職に役立つ具体的なアドバイスも満載です!

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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第二新卒とは何歳まで?その定義と背景

まず、第二新卒とは、一般的に新卒で社会人1年目から3年目程度の3年以内で転職する人のことを言います。

ただ、第二新卒に明確な定義は存在せず、何歳から何歳までが第二新卒なのかは曖昧です。

何歳なら第二新卒と見なすのかは企業によって条件が変わるので、具体的に明示されることはありません。

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一方、第二新卒の転職支援経験や求人情報をもとにすると、企業が若さを理由に採用を検討する層として見なすのは、おおむね27歳が上限であると感じられます。

ここからは第二新卒と新卒や既卒との違いや第二新卒が注目される背景について解説します。

新卒・既卒・高卒との違い

よくある質問として、第二新卒と新卒や既卒との違い、高卒は第二新卒に含まれるのかという声があるので、以下にまとめて回答します。

第二新卒と新卒・既卒・高卒の違い

  • 新卒との違い
    新卒は学校を卒業後、就職した人を指します。そのため新卒から1~3年程度は第二新卒にあたります。
  • 既卒との違い
    既卒は学校を卒業後に1度も正社員として働いたことがない人を指します。そのため第二新卒には含まれませんが、完全就業未経験として新卒として扱わる場合もあります。
  • 高卒との違い
    高卒は高校卒業後、就職した人を指します。そのため、就業後1年目〜3年目は第二新卒にあたります。

企業によっては就業経験や大学卒業の有無で募集をかけているケースもあります。第二新卒に該当するのかは企業の応募要件を確認することをおすすめします。

第二新卒が注目される理由

ここでは第二新卒が注目される理由を転職市場の背景と合わせて解説します。

日本では、新卒で入社した若年層(特に20代前半)の早期離職率が年々増加しています。

厚生労働省の新規学卒就職者の離職状況(令和3年3月卒業者)によると、就職後3年以内の離職率は以下の通りです。

高等学校卒業者 38.4%(前年度比1.4ポイント増加)
大学卒業者 34.9%(前年度比2.6ポイント増加)

高卒・大卒ぞれぞれ3人に1人が3年以内に辞めていることになります。

若手の早期離職には、若者のキャリア観が変化し、「長く1社で働く」ことよりも「自分に合う環境を探したい」「スキルを高めたい」という意識が強まっています。

また、現在多くの企業が新卒者を必要数まで採用できない状況に直面しています。その背景には、売り手市場が影響しており、「新卒者が企業を選ぶ時代」となっています。これにより、企業が採用したかった人材を他社に取られてしまうことも珍しくありません。

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このような状況から、新卒採用時に若手を十分に確保できなかった企業は、第二新卒を積極的に採用する傾向があります。


実際、大手企業でも第二新卒を求めるケースが増えており、第二新卒でも大手企業に就職できる可能性は十分にあります。

以下の記事では、第二新卒を積極的に採用している大手企業や第二新卒から 転職する方法について詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

第二新卒を企業が求める理由

これまでは転職市場の動向を踏まえ、第二新卒が注目される理由について説明しました。ここからは、企業が具体的にどのような理由で第二新卒を求めているのかを詳しく解説していきます。

社会人基礎力が備わっているから

第二新卒は、新卒と異なり、すでに基本的なビジネスマナーや業務の流れを理解しています。例えば、電話応対、報告・連絡・相談のやり方など、新卒研修で時間をかける部分を省略できるのが特徴です。

その上、仕事の専門性を確立していない場合も多く、素直に吸収できる力もあります。新卒よりも早期の即戦力化を期待している企業にとっては、最低限のスキルを持ちながらも柔軟に成長できる第二新卒は非常に魅力的に映ります。

中途採用よりも教育コストが低いから

第二新卒は、社会人としての基本をすでに習得しているため、完全な未経験者を雇うよりも教育にかかるコストが低いとされています。

新卒社員の場合、OJTの導入に時間とコストがかかります。例えば、新人教育のための指導者の工数を1日2時間×3か月(60営業日)と仮定すると、1人当たり120時間の工数が必要です。指導者の時給を3,000円とすると、1人当たりの教育コストは36万円となります。

第二新卒の場合、基礎的なビジネススキルをすでに持っているため、OJTの期間を半分に短縮できると仮定すると、コストは18万円になります。社員100名に適用すれば、1,800万円も削減することができます。

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企業側も採用から即戦力化までのスピードを重視する傾向にあるため、教育に多くのリソースを割けない事情があります。

新卒採用では補えない即戦力枠の補充できるから

新卒採用は、ポテンシャルを重視する傾向が強く、長期的に戦力化できるよう育成をしますが、第二新卒は社会人経験を持つため、職場に即戦力として迎え入れることもできます。

特に同業界の転職や同職種の転職の場合は業務経験や業界知識が備わっているため、早期に成果を上げることが期待されます。

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第二新卒は仕事のスピード感や人間関係、コミュニケーションに慣れてくる時期のため、生活や精神面で余裕が生まれることもあります。


新卒と中途採用の中間的な存在として、組織全体のバランスを整えるマネジメントの役割も期待されることも多くありますよ。

以下の記事では第二新卒の転職市場でのニーズや企業が採用をする理由について詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみて下さい。

第二新卒のよくある転職理由

ここからは第二新卒のよくある転職理由について解説します。

株式会社学情によると、社会人経験3年未満の「第二新卒」が転職しようと思う理由は以下となっています。

転職しようと思う理由 割合
もっとやりがい・達成感のある仕事がしたい 36.2%
給与・年収をアップさせたい 35.8%
残業を減らしたい、休日を確保したい 26.8%
より会社の風土や考え方が合う企業で働きたい 23.6%

第二新卒が最も多く挙げる理由の一つが、やりがいや達成感です。新卒入社時は業界や職種に関する知識が乏しいまま選択することが多く、入社後に現実とのギャップに気づくケースが多々あります。

特に20代前半はキャリアを模索する時期であり、「自分にとって本当にやりたい仕事は何か」を考え直すきっかけになることが多いのです。

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長時間労働や低賃金といった労働条件の悪さを理由に転職を選択するケースも少なくありません。


第二新卒では新卒時には重視しなかった条件が、働き始めてから生活や健康への影響を実感し、転職を決意するきっかけになることもあります。

上の転職理由から現職に対して不満を抱えている場合は、転職エージェントに相談してみましょう。

第二新卒であれば、ポテンシャルを重視した転職として求人も幅広くありますし、面談を通じて具体的に何を改善すれば今のモヤモヤを解決できるのかアドバイスをしてくれますよ。

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第二新卒で転職するメリット・デメリット

第二新卒はまだ若手なのでメリットのほうが多いように感じるかもしれませんが、実はデメリットもあります。

以下でそれぞれメリット・デメリットについて解説します。

第二新卒のメリット

第二新卒で転職するメリットには、以下の4つがあります。

第二新卒のメリット

  • ポテンシャルを重視してくれる
  • 学歴が高ければ未経験でもチャレンジできる求人がある
  • きちんと育成をしてもらえる
  • まだ若く、柔軟で吸収力があるので早く成長できる

第二新卒は、他の年代の転職者よりもスキルや経験をあまり重視されません。

なぜなら、第二新卒は若く柔軟性・吸収力があるので「早く成長してもらえる」と期待して第二新卒を採用するからです。

また、学歴が高ければ(関東だとMARCH以上、関西だと関関同立以上)、全くの未経験であってもチャレンジができる求人が多いです。

ただ、育成に関して企業側は第二新卒=若手だと把握しているものの、新卒とは違い、第二新卒はビジネスマナーが備わっている前提での育成となります。

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企業は第二新卒を育てる気持ちはありますが、新卒ほど一から教えることはしません。


挨拶や言葉遣いなど、基本的なビジネスマナーは知っていてほしいと考えているため、基本的なビジネスマナーを身につけておくと、より良いスタートが切れますよ。

第二新卒のデメリット

第二新卒で転職するデメリットには、以下の3つがあります。

第二新卒のデメリット

  • 新卒のときよりも面接のハードルが上がる
  • 採用コストがかかる場合は新卒を優先される
  • スキル・経験のある人材を優先して採用する

第二新卒は、新卒で社会人になってから3年以内で転職をしているので、採用担当者から「またすぐに転職してしまうのではないか」と面接で懸念されることも少なくありません。

また、採用予定の新卒と比較され、中途採用のコストがかかる場合は第二新卒よりも新卒を優先されるケースもあります。

「自分には大した経験もスキルもないけど、第二新卒だから簡単に転職できる」と思っている人がいますが、近年では経験やスキルも第二新卒の転職者に求めている企業もあるので、油断は禁物です。

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第二新卒も中途採用ではあるので、新卒時と面接で評価されるポイントは少し異なります。


特に「なぜ転職するのか」については相手に理解してもらえるように言葉にしておきましょう。

第二新卒者が転職を成功させるコツ

第二新卒が転職を成功させるコツは、以下の2点となります。

第二新卒者が転職を成功させるコツ

  • 新卒のときと同じ感覚で転職をしない
  • 面接では「転職理由」と「志望理由」を掘り下げて伝える

第二新卒の転職は、新卒の就活とは少し違います。会社を変えることは、大きな決断ですが、企業側もせっかく採用した人がすぐに辞めてしまうのは避けたいと考えています。

そのため、第二新卒で転職するときは、「なぜ今の会社を辞めたいのか」、「なぜ新しい会社に入りたいのか」の2点をしっかり説明できるようにすることが大切です。

これらの理由をはっきりと、そして前向きに説明できると、面接官も安心します。「真剣に考えて転職しようとしている」と思ってもらえます。

逆に、はっきりとした理由がなかったり、今の会社の悪口ばかりだと、「また簡単に辞めてしまうかも…」と心配されてしまいます。

つまり、転職の理由をしっかり説明できると、面接官も安心して、あなたの良いところをちゃんと見てくれるようになります。これが、面接突破の大切な第一歩です。

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転職は、新卒採用のように全員が一斉にスタートするわけではなく、企業の少ない募集枠を少人数で奪い合わなくてはいけません。

少しでも他と差をつけられるように、新卒の就活と転職での違いをしっかりと理解し、より企業にとって魅力的に映るように自分をアピールしていきましょう。

少ない募集枠でライバルと差をつけるためには、採用担当者に響く書類の書き方や事前の面接対策が必須となります。

以下の転職エージェントは、これまで何人もの第二新卒者の転職を成功に導いているので、相談してみましょう。

正社員経験が少ない人におすすめエージェント

  • UZUZ
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  • ハタラクティブ
    大手企業が運営している老舗の転職エージェント!未経験から挑戦できる求人多数

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第二新卒の転職成功のコツについては以下の記事で詳しく解説しています。併せてご覧ください!

第二新卒が面接で見られるポイント

第二新卒者が面接で見られるポイントは、以下の2点です。

第二新卒が面接で見られるポイント

  • 素直さやポテンシャル
  • 転職理由から改善の意思があるか
  • 基本的なビジネスマナーが身についているか

第二新卒の方々にとって、転職活動ではいくつか重要なポイントがあります。

まず、第二新卒は新卒とは異なり、正社員としての勤務経験があります。そのため、基本的なビジネスマナーや面接での受け答えは評価の対象となります。

さらに重要なのは、スキルや実績よりも「素直さ」や「ポテンシャル」です。

第二新卒はキャリアを再スタートする良いタイミングであり、前職を辞めた理由がネガティブなものであっても、それを素直に受け止めて反省し、次に繋げようとする姿勢が評価されます。このような向上心を持った人は、企業から見ても魅力的に映ります。

転職面接では、多くの人がスキルや実績ばかりが見られると思いがちですが、第二新卒の場合はそれが決定的な評価ポイントではありません。むしろ、自分の経験から何を学び、どのように成長しようとしているかを伝えることが重要です。

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勤続年数が短いことから、前職の企業の色に染まっていないという点に魅力を感じる企業もあるようです。


中途採用者に多いのが前職での仕事の進め方に囚われており、なかなか他社のやり方に合わせられない頑固な人です。


勤続年数の短い第二新卒は、前職にあまり染まりきっていないので育成がしやすいのです。

面接で見られるポイントについて詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。

第二新卒が転職する際の注意点

第二新卒が転職をする際、以下の注意点があります。

上記の注意点について、以下で詳しく解説します。

前職の勤続年数が1年未満の場合は転職が難しい

前職の勤続年数が1年未満の場合は、転職はかなり難しくなると考えてください。個人で転職活動をしても、受からないことがほとんどです。

3年以上勤務してから転職する中途者とは違い、第二新卒は勤続年数が短いが故に「すぐ辞めるのでは?」「考えが甘いのでは?」と厳しい目で見られます。

ただし、倒産やパワハラや法令違反など、明らかに自分のせいではない理由の場合は、きちんと面接で説明しましょう。

もし「勤続年数が1年未満で求人が見つからない」という人がいたら、ハローワークで探すという手もアリです。

とはいえ、ハローワークはハッキリ言うと40代で職歴がない人でも受かるような求人やブラック企業の求人もあるので、求人票をしっかり見極める必要があります。

ハローワークや求人票の見極め方については、以下の記事を参考にしてください。

新卒採用と中途採用の違いを理解する

第二新卒者に多いのが、新卒の就職活動と同じ感覚で転職活動をしてしまうことです。

新卒採用と中途採用では、求められるスキル・経験の採用目線が違うにも関わらず、新卒採用と同じように面接対策をしてしまう人が多いです。

新卒時の就職活動では、基本的にどの求人にも応募できて、選考に通れば入社できることが多いですが、中途採用では関連した業務経験がないと応募すら難しい企業もあります。

新卒採用と中途採用の違いを理解し、今の自分にできることや、自分に合った求人を検討しましょう。

以下の記事では第二新卒と中途採用の違いについても詳しく解説しています。どのタイミングで転職するの有利なのかについても説明しているため、参考にしてみてください。

職務経歴書を作成する

新卒時はエントリーシートでしたが、中途採用の場合は職務経歴書が必要です。

職歴が短いと書くことがないように思うかもしれませんが、業務でおこなった事実をしっかりと記載し、小さなことでも良いので、頑張ったことや心がけたことも記載するようにしましょう。

「前職では言われたことしかやってないから」「短い期間しか働いてないから何も書けない」といった理由で職務経歴書を作成しない選択をすると、企業側からの評価は上がりません。

職務経歴書の書き方については、以下の記事を参考にしてください。

他責にせずしっかりと反省をする

どんなに前職の企業側の対応などを理不尽に感じても、他責だったり、会社を責めるようなスタンスではお見送りになります。

なぜなら、他責の人はチームで一緒に働いているときに失敗をしたとしても反省をせず、企業に不利益をもたらすからです。

「新卒で社会のことを何も知らなかった」と言う人がいますが、成人した大人が意思決定をして入社した会社です。

企業側は、まだ社会を知らない、コストのかかる新人を育てつつ給与を支払っています。

面接では、前職の企業への感謝と迷惑をかけてしまった心苦しさや、過去の自分の意思決定の甘さなどをしっかりと伝えましょう。

第二新卒におすすめの業界・職種

ここからは第二新卒におすすめの業界と職種について解説します。

IT業界

IT業界は、慢性的な人手不足により、第二新卒をポテンシャル採用する企業が非常に多いです。未経験から挑戦できる求人も豊富で、特に成長意欲の高い第二新卒にとっては人気が高い業界といえます。

IT業界は大手企業だけでなく、中小ベンチャー企業も多く存在し、規模や業態も多岐にわたります。そのため、未経験者でも挑戦しやすく、スキルを磨く環境が整っています。また、IT業界は市場規模が大きく、新しいサービスや技術が次々と生まれるため、長期的にキャリアを築きやすい点も魅力です。

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「未経験でも手に職をつけたい」「将来性のある業界で働きたい」という方には、IT業界への転職をぜひ検討してみてください。

おすすめ職種例

  • システムエンジニア(SE)
  • プログラマー
  • ITサポート
  • 営業職

営業職が中心の業界

第二新卒でキャリアアップを目指している場合は営業職が非常におすすめです。

というのも、営業職は学歴や専門知識に関わらず挑戦しやすく、第二新卒を積極採用する企業が多いからです。さらに、営業職で培うスキルは他の職種にも応用が効くため、キャリア形成の観点からも魅力的な職種と言えます。顧客とのコミュニケーション能力、課題解決力、データ分析力は、どの業界でも求められる重要なスキルです。

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営業職といっても商品や顧客によって営業スタイルは全く異なります。


どのような営業であれば自分の強みを活かせるのか知りたい人は転職エージェントに相談して、自分にあったスタイルや企業を紹介してもらうと良いですよ。

おすすめ業界例

  • 広告代理店
  • 人材サービス
  • 不動産

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コンサルティング業界

コンサルティング業界も第二新卒にはおすすめです。

まず、コンサルティング業界では幅広いプロジェクトに関わることができ、若いうちから多様な業務や業界に関わる機会があります。また、優秀なクライアントや同僚との交流を通じて、今後キャリア形成する上で視野を広げることも魅力の一つです。

また、実力主義が強く、実績次第で早期に昇進できるチャンスがあります。

多くの企業では研修制度が充実しており、未経験者でも必要なスキルを体系的に学ぶことができます。コンサルティングの経験から事業会社への転職や独立開業など、多様な選択肢があります。

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アナリストのような下積み経験から始まることが多く、入社後すぐにクライアントのコンサルティングに携わることはほとんどがない点には注意しておきましょう。

サポート職

まず、ワークライフバランスが取りやすい点が挙げられます。

多くの事務職のようなサポート職は定時退社が可能であり、残業や休日出勤が少ないため、プライベートとの両立がしやすい環境です。また、フレックス制度を導入している企業もあり、自分の生活スタイルに合わせた働き方ができるのも魅力です。

また、WordやExcel、PowerPointといったOAスキルを向上させることができ、業務を通じて専門的な知識やスキルを身につけることも可能です。

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求人数は少なく倍率も高い人気の職種ですが、1社目の経験からワークライフバランスを重視して働きたい人や、縁の下の力持ちとしてノルマに縛られず、自分のペースで落ち着いて業務をしたい人にはおすすめです。

第二新卒は転職エージェントの利用がおすすめ

もし転職を考えているのであれば、第二新卒である今がチャンスです。

なぜなら、転職は年齢が上がっていくごとに難易度が上がっていくからです。第二新卒である今ならあなたに合った企業に転職できるかもしれません。

もし「自分に合った企業がわからない」「キャリア設計に不安がある」という人は転職エージェントに相談してみるのも1つの手です。

私自身も、第二新卒者の転職支援をした経験がありますが、そんな私が転職エージェントをおすすめする理由は、以下のようになります。

第二新卒 転職エージェント おすすめする理由

ただ、担当のキャリアアドバイザーとの相性もあるので、まずは2〜3社複数登録してから自分に合ったエージェントと転職活動を進めることをおすすめします。

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