第二新卒の就活は厳しい?内定率UPのポイントを解説
第二新卒の就活がなぜ厳しいのかをはじめ、第二新卒の強みや転職で成功できる人の共通点についてご紹介しています。また、合わせて第二新卒の就活で重要な面接を突破する3つのコツも詳しく解説していきます。
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第二新卒とは
第二新卒には、既卒と同じく明確な基準はありません。ただ、一般的には、学校を卒業して1年〜3年以内の25歳前後が第二新卒枠に該当すると言われています。
第二新卒について詳しく知りたい人は、以下の記事もご覧ください。
第二新卒の就活が厳しいかは年次次第
結論から言うと、第二新卒の就活が厳しいかどうかは、前職の勤続年数によって変わってきます。
そこで今回は、具体的に以下のパターンに分けて解説していきたいと思います。
上記の2パターンについてお話していきます。
新卒入社から1年以内で転職する場合
なぜなら、第二新卒は勤続年数が短いがゆえに「すぐ辞めるのでは?」と厳しい目で見られてしまうケースが多くあるからなんです。
ただ、1年以内の退職であったとしても、極端に離職率の高い業界や職種の場合は話が変わってきます。
例えば、通信業界の新規開拓営業など、客観的に見て非常に厳しい環境で半年以上勤務している場合は、評価してもらえる可能性がありますね。
第二新卒の人の中にはハローワークを利用しようと考えている人もいるかもしれませんが、あまりおすすめしません。
その理由は、ハローワークに掲載されているような求人は40代で職歴がない人でも採用されるような求人が多いからです。
第二新卒の人はハローワークよりもUZUZやハタラクティブといった、既卒・第二新卒の転職に特化したエージェントを利用するのが良いでしょう。
転職エージェントはハローワークよりも未経験求人を多く扱っているだけでなく、たとえばハタラクティブはブラック企業の求人を徹底的に排除しているので、優良企業に巡り合える可能性が高いんです。
以下の記事では、新卒入社1年目の転職について解説しています。こちらも参考にしてみてください。
新卒入社から2年〜3年で転職する場合
新卒入社から2年〜3年で転職する場合は、転職しやすいと言えます。
一般的に基礎的なビジネススキルを習得して、1人で様々なトラブルに対応できるようになるまで、早くても2年〜3年は必要だと言われています。
そのため、2年〜3年で転職する場合は、企業側から前職の仕事について一定のスキルや経験を積んだ人材として評価してもらえるため、転職する際に有利に働くことが多いんです。
それに加えて、企業側は育成コストや年収といったコストを抑えて採用できるので、一定のニーズがあることも理由の1つとして挙げられますね。
以下の記事では、新卒入社3年目は転職する絶好のチャンスであることや転職のメリットなどをご紹介しています。こちらも合わせてご覧ください。
第二新卒の就活が厳しいと言われる理由
第二新卒の就活の厳しさは年次次第ですが、一般的に厳しいと言われるのは未経験業種への転職が多いからという理由があります。
そもそも前提として、未経験者の転職は第二新卒に限らず難しいんです。加えてコロナ禍で企業に余力がなくなり、未経験採用から即戦力採用に切り替えていることも挙げられます。
一般職業紹介状況(令和3年1月分)によると、コロナの影響が出始める前の2020年1月から同年9月まで、有効求人倍率は右肩下がりで推移しているのがわかります。

引用:厚生労働省
ただ、20代まではどちらかというとスキルや経験よりもポテンシャルで評価される傾向があります。そのため、未経験転職をするなら第二新卒のうちが望ましいとも言えます。
20代でも転職しやすい未経験業界や職種をはじめ、逆に厳しい業界や職種、成功させるコツについては以下の記事をご覧ください。
また、第二新卒向けの求人を多く掲載している転職サイトについて知りたい人は以下の記事をご覧ください。
第二新卒で大手は無理?
結論、第二新卒でも大手企業から内定を貰うことは無理ではありません。
近年、若手の人材を求めている大手企業も増えているため第二新卒を採用している大手企業は増えてきています。
ですが、第二新卒が大手企業から内定を貰うためには戦略的な転職活動が必要です。
理由としては、大手企業は第二新卒に限らず応募が集まりやすく、競争率も高いです。そのため、きちんと対策をした上で選考に進まないと内定を獲得することは難しいです。
また、注意点として新卒の時に希望していたが入社できなかった大手企業に再度第二新卒として挑戦したいと考えている人もいるかもしれません。
しかし、全ての大手企業で第二新卒を募集しているわけではないため、現在第二新卒を募集しているのか確認しましょう。
以下の記事では第二新卒を募集している大手企業を紹介しています。大手企業に転職するコツについても解説しているため、気になる人はぜひ参考にしてみてください。
第二新卒で転職すると後悔するって本当?
第二新卒で転職したからといって必ずしも後悔するというわけではありません。
後悔してしまった人は第二新卒だから後悔したというわけではなく、きちんと自己分析ができていなかったり、キャリア設計ができていないうちに勢いで転職してしまった人です。
ここでは、第二新卒が転職で後悔しないために気を付けるべきポイントについて紹介していきます。第二新卒で転職して後悔しないためにもぜひ参考にしてください。
自己分析を徹底的におこなう
第二新卒の転職で後悔する人の特徴として、転職前にきちんと自己分析ができていないことが挙げられます。
自己分析がきちんとできていないと、転職後にミスマッチが起きやすくなったり、なんとなく転職してしまったりといったことが起きてしまい後悔することになります。
これは第二新卒だけでなく、全ての転職者に言えることです。
徹底的に自己分析をおこなうことで、キャリアに対する価値観や、現職の何が不満で転職を考えているのかということを言語化していくことが出来ます。
そうすることで、転職先に求める条件やこれから描いていきたいキャリアが明確となり転職後のミスマッチを減らすことが出来ます。
とは言っても、1人で徹底的な自己分析をするのは難しいですよね。
そんな時は転職エージェントを利用するのがおすすめです!
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第二新卒の人におすすめの転職エージェントについて以下の記事で紹介していますので、ぜひこちらもご覧ください。
中長期的なキャリアを設計する
次に第二新卒が後悔しないためにやるべきことは、転職活動をする前にこれからの中長期なキャリアについて考えましょう。
これからのキャリアについて考えずに、「なんとなく今の職場が嫌だから転職する」「仕事に飽きた」などの理由で転職してしまうのは後悔する原因となります。
第二新卒の人だと、新卒で入社したけど今の業務内容が合わなかったや新しくやりたいことができ未経験業界・職種に転職したいと考える人も多いと思います。
ですが、今後1、2年のキャリアだけを考えて転職してしまうと、後々転職した先では自分がやりたいと思っていたことが出来ないなどの理由で転職を繰り返すことになります。
そうならないために、転職活動を始める前に今後どのようなキャリアを歩んでいきたいのか短期的ではなく中長期的に考えるようにしましょう。
その上で、自分が歩みたいキャリアを実現できる企業を見つけられると、転職後に後悔する可能性を減らすことが出来ます。
待遇面や労働環境を確認する
最後に第二新卒が後悔しないためのポイントとして、入社を決める前に待遇面や労働環境が自分の希望と合っているかきちんと確認しましょう。
新卒で入社した企業よりも待遇面が悪かったり、労働環境が悪かった場合転職したことを後悔してしまうことになります。
ミスマッチが起きないように、企業研究をきちんとおこなった上で入社を決めましょう。
第二新卒の強みとは?
第二新卒には強みがなく転職が厳しいと思っている人もいるかもしれませんが、第二新卒の人を積極的に採用したいと考えている企業も多いです。
今回は第二新卒の強みを3つ紹介します。ぜひ、自信を持って転職活動をおこなってください。
柔軟性
第二新卒は前職に長く勤めていないため、前企業の風土に染まっておらず新しい環境や文化に染まりやすいです。
そのため、採用する企業側もすでに染まっている人を採用するより、柔軟性のある第二新卒の人を採用したいと考える企業もあります。
また、未経験の業界や職種に挑戦しやすいのも第二新卒の強みです。
将来性
第二新卒は20代前半から半ばくらいの人が多いため、これからまだまだ活躍していくことができる年代です。
企業からも今後の成長が期待できる人材として見てもらうことができます。
企業側が入社後の長期的な活躍がイメージできるように、アピールしましょう。
ビジネスマナーが身についている
第二新卒の人は早期退職をしているといっても、ビジネスマンとして社会人経験があるため、一定のビジネスマナーを身につけています。
新卒と違い、すでに仕事への向き合い方や、上司とのコミュニケーションの取り方を学んでいます。
また、企業としても新卒とは違い、ビジネスマナー研修などを行わなくていいため人材育成費の削減や早期活躍のメリットがあります。
転職で成功できる第二新卒の共通点
ここまで第二新卒の強みについて紹介してきましたが、実際にどんな人が転職を成功させているのか気になりますよね。
その気になる共通点を以下にまとめてみました。
- 自分の強みが何なのか把握している
- 自分の強みの活かし方を具体的にイメージできている
これまでの自分の経験から自分の強みは何なのか、しっかりと把握することが大事だと言えます。
また、自分の強みを志望企業でどのように活かすことができるのか、具体的にイメージできるようになることも大切なポイントです。
この2点を押さえることで面接官に「うちの会社でも活躍してくれそうだ」と思わせることができます。
ただ、1人で自己分析をするのはとても労力がかかり大変です。
その点、転職エージェントはプロの視点で客観的に自己分析をおこなってくれるので、1度相談してみるのがおすすめです。
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また、第二新卒で転職を成功させる方法について以下の記事で詳しく説明していますので、ぜひこちらもご覧ください。
第二新卒が面接を突破する3つのコツ
第二新卒が面接を突破するコツがあれば、前もって把握しておきたいものですよね。
そこで、第二新卒が面接を突破する3つのコツを以下に挙げました。
上記に挙げた3つのコツについて、次でそれぞれ解説していきます。
転職理由・退職理由を明確に伝える
第二新卒の転職で重要なのは「転職理由を明確に伝えること」です。
なぜなら、ここが明確でないと面接官が「採用してもまたすぐに辞めてしまうのではないか」という不安を抱くためです。
ただ、この際に注意しておきたいのは「仕事がつまらなかったから」「人間関係が面倒だったから」などのネガティブな理由での退職をそのまま伝えてしまわないようにすることです。
ネガティブな退職理由をそのまま伝えてしまうと、同じことがあったらまたすぐに辞めてしまうのではないかと思われてしまうからです。
ですので、退職理由を伝えるときは不自然にならない程度にポジティブな内容に言い換えると、面接官の印象を良くすることができます。
退職理由の上手な伝え方について詳しく知りたい人は、以下の記事もぜひ参考にしてみてください。
志望動機は「なぜこの会社なのか」を伝える
面接では志望動機で「なぜこの会社なのか」という部分が重要になってきます。
転職理由と志望動機をセットで質問されるのは、ちゃんと一貫性があるかどうかをチェックするためです。
だからこそ、良い部分だけではなく大変な部分もあるのだと理解した上で企業研究をおこない、それでも頑張りたいという旨を伝えるのがベストです。
例えば、安定を優先して銀行に入行したけれど、上が詰まっていて昇進や成長ができないから辞めたとします。その際には「会社の規模よりも成長が重要だと考えて御社を志望しました」と伝えるのがベターと言えるでしょう。
志望動機が思いつかない!と悩んでいる第二新卒の方は、以下の記事も参考にしてみてください。
キャリアビジョンをしっかりと伝える
転職後にどのような仕事をして、将来どうなっていきたいのかというキャリアビジョンを明確にしましょう。
これを明確にしておかないと、退職理由と同様、面接官が「またすぐに辞めるのではないか」と不安を抱いてしまいます。
漠然と「仕事は真面目にやります」などと誰でも言えるようなことはだめです。「将来どうなっていきたいのか」を伝えるほうが熱意が伝わり、面接官に刺さりやすくなります。
入社後のキャリアビジョンをきちんと伝えることができれば、「またすぐに辞めてしまうのでは?」という企業の不安を払拭することができます。
以下の記事では、第二新卒の面接で見られるポイントや対策方法について詳しく解説しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。
第二新卒で転職を成功させるなら
第二新卒で転職を成功させるには、自己分析をしっかりおこない、矛盾点がないように志望動機を考えて語れるように対策しておく必要があります。
ですが、自分1人で自己分析をおこなったり志望動機を考えたりするのは不安な人が多いです。
そんなときは、UZUZとハタラクティブといった第二新卒・既卒に強みを持つ転職エージェントに頼るのがおすすめです。
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