第二新卒の就活は厳しい?内定率UPのポイントを解説

第二新卒の就活は厳しい?内定率UPのポイントを解説

    第二新卒の就活がなぜ厳しいのかをはじめ、転職できる人の共通点についてご紹介しています。また、合わせて第二新卒の就活で重要な面接を突破する3つのコツも詳しく解説していきます。

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末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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第二新卒とは

第二新卒には、既卒と同じく明確な基準はありません。ただ、一般的には、学校を卒業して1年〜3年以内の25歳前後が第二新卒枠に該当すると言われています。

第二新卒の就活が厳しいかは年次次第

結論から言うと、第二新卒の就活が厳しいかどうかは、前職の勤続年数によって変わってきます。

そこで今回は、具体的に以下のパターンに分けて解説していきたいと思います。

上記の2パターンについてお話していきますね。

新卒入社から1年以内で転職する場合

新卒入社から1年以内で転職するのは厳しいと言えます

なぜなら、第二新卒は勤続年数が短いがゆえに「すぐ辞めるのでは?」と厳しい目で見られてしまうケースが多くあるからなんです。

ただ、1年以内の退職であったとしても極端に離職率の高い業界や職種の場合は話が変わってきます。

例えば、通信業界の新規開拓営業など、客観的に見て非常に厳しい環境で半年以上勤務している場合は、評価してもらえる可能性がありますね。

第二新卒の人の中にはハローワークを利用しようと考えている人もいるかもしれませんが、あまりおすすめしません。

その理由は、ハローワークに掲載されているような求人は40代で職歴がない人でも採用されるような求人が多いからなんです。

第二新卒の人はハローワークよりもUZUZハタラクティブといった、既卒・第二新卒の転職に特化したエージェントを利用するのが良いでしょう。

転職エージェントはハローワークよりも未経験求人を多く扱っているだけでなく、たとえばハタラクティブはブラック企業の求人を徹底的に排除しているので、優良企業に巡り合える可能性が高いんです。

以下の記事では、新卒入社1年目の転職について解説しています。こちらも参考にしてみてください。

新卒入社から2年〜3年で転職する場合

新卒入社から2年〜3年で転職する場合は、転職しやすいと言えます

一般的に基礎的なビジネススキルを習得して、1人で様々なトラブルに対応できるようになるまで、早くても2年〜3年は必要だと言われています。

そのため、2年〜3年で転職する場合は、企業側から前職の仕事について一定のスキルや経験を積んだ人材として評価してもらえるため、転職する際に有利に働くことが多いんです。

それに加えて、企業側は育成コストや年収といったコストを抑えて採用できるので、一定のニーズがあることも理由の1つとして挙げられますね。

以下の記事では、新卒入社3年目は転職する絶好のチャンスであることや転職のメリットなどをご紹介しています。こちらも合わせてご覧くださいね。

第二新卒の就活が厳しいと言われる理由

第二新卒の就活の厳しさは年次次第ですが、一般的に厳しいと言われるのは未経験業種への転職が多いからという理由があります。

そもそも前提として、未経験者の転職は第二新卒に限らず難しいんです。加えてコロナ禍で企業に余力がなくなり、未経験採用から即戦力採用に切り替えていることも挙げられますね。

一般職業紹介状況(令和3年1月分)によると、コロナの影響が出始める前の2020年1月から同年9月まで、有効求人倍率は右肩下がりで推移しているのがわかります。

有効求人倍率の画像 厚生労働省

ただ、20代まではどちらかというとスキルや経験よりもポテンシャルで評価される傾向があります。そのため、未経験転職をするなら第二新卒のうちが望ましいとも言えますね。

20代でも転職しやすい未経験業界や職種をはじめ、逆に厳しい業界や職種、成功させるコツについては以下の記事をご覧ください。

第二新卒で転職できる人の共通点

第二新卒で転職できる人の共通点があれば、事前にしっかりと知っておきたい部分ですよね。

その気になる共通点を以下にまとめてみました。

  • 自分の強みが何なのか把握している
  • 自分の強みの活かし方を具体的にイメージできている

これまでの自分の経験から自分の強みは何なのか、しっかりと把握することが大事だと言えます。

また、自分の強みを志望企業でどのように活かすことができるのか、具体的にイメージできるようになることも大切なポイントですね。

この2点を押さえることで面接官に「うちの会社でも活躍してくれそうだ」と思わせることができます。ただ、1人で自己分析をするのはとても労力のかかることだと思いますし、大変ですよね。

その点、転職エージェントはプロの視点で客観的に自己分析をおこなってくれるので、1度相談してみることをおすすめしますよ。

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第二新卒が面接を突破する3つのコツ

第二新卒が面接を突破するコツがあれば、前もって把握しておきたいものですよね。

そこで、第二新卒が面接を突破する3つのコツを以下に挙げてみました。

上記に挙げた3つのコツについて、次でそれぞれお伝えしていきたいと思います。

⒈転職理由・退職理由を明確に伝える

第二新卒の転職で重要なのは「転職理由を明確に伝えること」です。

なぜなら、ここが明確でないと面接官が「採用してもまたすぐに辞めてしまうのではないか」という不安を抱くからなんです。

ただ、この際に注意しておきたいのは「仕事がつまらなかったから」「人間関係が面倒だったから」など、ネガティブな理由での退職をそのまま伝えてしまわないようにすることですね。

ネガティブな退職理由をそのまま伝えてしまうと、同じことがあったらまた辞めてしまうのではないかと思われてしまいます。

ですので、退職理由を伝えるときは不自然にならない程度にポジティブな内容に言い換えると、面接官の印象を良くすることができるでしょう。

退職理由の上手な伝え方について詳しく知りたい人は、以下の記事もぜひ参考にしてみてくださいね。

⒉志望動機は「なぜこの会社なのか」を伝える

面接では志望動機で「なぜこの会社なのか」という部分が重要になってきます

転職理由と志望動機をセットで質問されるのは、ちゃんと一貫性があるかどうか、改善が回っているかどうかをチェックするためなんです。

だからこそ、良い部分だけではなく大変な部分もあるのだと理解した上で企業研究をおこない、それでも頑張りたいという旨を伝えるのがベストですね。

例えば、安定を優先して銀行に入行したけれど、上が詰まっていて昇進や成長ができないから辞めたとしますよね。その際には「会社の規模よりも成長が重要だと考えて御社を志望しました」と伝えるのがベターと言えるでしょう。

志望動機が思いつかない!と悩んでいる第二新卒の方は、以下の記事も参考にしてみてくださいね。

⒊キャリアビジョンをしっかりと伝える

転職後にどのような仕事をして、将来どうなっていきたいのかというキャリアビジョンを明確にしましょう

これを明確にしておかないと、退職理由と同様、面接官が「またすぐに辞めるのではないか」と不安を抱いてしまうからなんです。

漠然と「仕事は真面目にやります」などと誰でも言えるようなことはNGです。「将来どうなっていきたいのか」を伝えるほうが熱意が伝わり、面接官に刺さりやすくなりますよ。

入社後のキャリアビジョンをきちんと伝えることができれば、「またすぐに辞めてしまうのでは?」という企業の不安を払拭することができます。

以下の記事では、第二新卒の面接で見られるポイントや対策方法について詳しく解説しています。こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。

第二新卒で転職を成功させるなら

第二新卒で転職を成功させるには、自己分析をしっかりおこない、矛盾点がないように志望動機を考えて語れるように対策しておく必要があります。

ですが、自分1人で自己分析をおこなったり志望動機を考えたりするのは不安だと思うんですよね。

そんなときは、UZUZハタラクティブといった第二新卒・既卒に強みを持つ転職エージェントに頼るのがおすすめです。

転職エージェントは、書類選考を高められるような履歴書や職務経歴書といった応募書類の書き方や添削をはじめ、あなたが志望する企業に合わせた面接対策もバッチリおこなってくれるので、初めての転職活動でも安心して利用することができますよ。

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