第二新卒の就活・転職は実際厳しい?対策と必勝法をプロが解説

    第二新卒とは、大学卒業後に1度就職をして1〜3年以内に退職した人を指します。

    転職のプロの目線から、第二新卒が面接を通過するコツや、転職エージェントを利用したほうが良い理由を解説しています。

この記事を書いた人
末永 雄大
アクシス代表取締役社長。リクルートキャリアで様々な企業の採用支援を経験、MVP6回受賞。転職エージェントや有料転職相談サービス「マジキャリ」など複数サービスを展開。Youtubeの総再生数は200万回以上、Yahooニュース・東洋経済オンラインでも情報発信。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック」

第二新卒とは、大学卒業後に1度就職をして1〜3年以内に退職した人を指します。ただ、実は第二新卒に明確な定義は存在せず、何歳から何歳までが第二新卒なのか曖昧なんです。

筆者が考える第二新卒の定義は「業界や職種未経験者でも、若いが故に採用を考える層」だと考えています。なぜなら、何歳が第二新卒なのか、企業によって変わってくるからです。

一方、既卒というのは大学卒業後に何らかの理由で就職をしなかった人、もしくは大学卒業後に1度就職したものの1年未満で退職した人を指します。

こちらも第二新卒と同じで、明確な定義がありません。ですので、就職したけど1年未満で退職した人を既卒と呼ぶこともあります。

1年以内で離職していると再就職は厳しい

第二新卒といっても、前職(新卒で入社した会社)の就業期間やそこでの経験職種により、再就職の難易度は大きく変わってきます。基本的には前職を半年〜1年以内の短期間で退職している場合、再就職が厳しくなるケースは多いです。

なぜなら、3年以上勤務してから転職する中途者とは違い、第二新卒は勤続年数が短いが故に「すぐ辞めるのでは?」「考えが甘いのでは?」と厳しい目で見られてしまうことがあるからです。

ただ、1年以内の退職であっても、極端に離職率の高い業界や職種は話が変わってきます。例えば通信業界の新規開拓営業など、客観的に見て非常に厳しい環境で半年以上勤続している場合は、評価をしてもらえる可能性がありますね。

ハローワークを利用する人もいますが、第二新卒の人にはあまりおすすめしません。その理由は、ハローワークに掲載されているような求人は、40代で職歴がない人でも採用されるような求人が多いからです。

以下の記事で、第二新卒がハローワークを利用したほうが良いのか解説しています。興味がある人はこちらも読んでみてくださいね!

関連記事第二新卒はハローワークを使ったほうが良い?おすすめの転職方法は?

第二新卒は2〜3年働いていると転職しやすい

一方で、前職の就業期間が2〜3年の場合、転職自体はそこまで難しくないです。

なぜなら、以下のような理由で転職市場における第二新卒の採用ニーズが高まっているからなんです。

  • 第二新卒を積極採用する企業が増えている
  • 第二新卒の採用は企業にとってもメリットが大きい

上記2つの理由について、次で詳しく解説していきたいと思います。

第二新卒を積極的に採用する企業が増えている

第二新卒を採用する企業が増えているワケは、リーマンショックの影響と売り手市場が影響しているからなんです。

2008年のリーマンショックが現在でも影響している企業は多いです。当時はどの企業も経営が厳しく、若手を採用するよりも、30代など即戦力になれる中途者を採用していた企業が多かったんです。

それが現在では、リーマンショック以降の景気回復にともない、求職者数を企業の求人数が上回る「売り手市場」になりました。そのため多くの企業では、人手が欲しいのになかなか採用できない状況に陥っています。

新卒採用時に採用目標数を達成できなかった企業や、採用したけど定着しなくて追加募集をしたいという企業が、第二新卒を積極的に採用しています。

第二新卒の採用は企業にとってもメリットが大きい

企業側は教育コストや年収といったコストが少なく、ポテンシャルのある人材を採用できるという点で第二新卒を評価しています。

また、前職を早めに退職しているので、企業の色に染まりきっておらず、自社の色に染めやすい点も企業側が感じる、第二新卒の価値です。

近年、第二新卒を求めている大手企業もありますので、第二新卒でも大手企業に受かる可能性が充分にありますよ。

第二新卒から大手企業への転職を目指している人は、こちらの記事も参考にしてみてください。

関連記事第二新卒でも大手企業に受かる?内定をもらえるコツをプロが解説!

第二新卒が面接を通過する3つのコツ

第二新卒の市場価値が高くなってきているものの、実際には書類選考がなかなか通らない、というケースも多いです。面接まで進めることができないという人も見られますね。

第二新卒が面接を通過するコツは、以下の3つです。

上記の3つについて、次で詳しく解説していきたいと思います!

転職理由・退職理由を明確に伝える

第二新卒の転職で重要なのは「転職理由を明確に伝える」ことです。なぜなら、面接官が「採用してもまたすぐに辞めてしまうのではないか」という不安を抱くからなんです。

ただ、このときに注意して欲しいのは「仕事がつまらなかったから」「人間関係が面倒だったから」など、ネガティブな理由での退職をそのまま伝えてしまわないことです。

ネガティブな退職理由をそのまま伝えてしまうと、同じことがあったらまた辞めてしまうのではないかと思われてしまいます。

退職理由を伝えるときは、不自然にならない程度にポジティブな内容に言い換えて伝えると、面接官の印象が良くなりますよ。

退職理由の上手い伝え方について、詳しく知りたい人は以下の記事も読んでみてください。

関連記事面接での退職理由の上手い伝え方!刺さる回答例を転職のプロが解説!

仕事への熱意をしっかりと伝える

転職後にどのような仕事をして、将来どうなっていきたいかというビジョンを明確にしましょう。なぜなら、退職理由と同様、面接官が「またすぐに辞めるのでは」と不安を抱いてしまうからです。

だからこそ、仕事への熱意があるかどうかが非常に重要なポイントとなります。

ただ漠然と「仕事は真面目にやります」など、誰でも言えるようなことはNGです。「将来どうなっていきたいか」を伝えたほうが、熱意が伝わり面接官に刺さりやすいですね。

志望動機は「なぜこの会社なのか」を伝える

志望動機を伝えるときは「なぜこの会社・業界なのか」を明確に伝えましょう。そのほうが、なぜその企業に志望したのかが伝わりやすくなります。

実際の面接で志望動機を伝えるときは、前もって調べた情報を基にして、企業と自分の接点を意識して話しましょう。面接を受ける前に、コーポレートサイトなどを見て企業について調べておくと良いですよ。

以下の記事で、第二新卒向けの面接突破の方法をより詳しく解説しています!合わせてご覧ください!

関連記事第二新卒向け|転職面接で見られるポイントと対策法【回答例つき】

第二新卒の転職は転職エージェントを利用したほうが良い

第二新卒の転職は個人で活動するよりも、転職エージェントを利用したほうが成功率が上がる傾向にあります。なぜなら、キャリアアドバイザーがあなたの希望、スキル・経験をヒアリングした上で、おすすめの業界・職種を提案してくれます。

もちろん、自己分析もしっかりしてくれますし、履歴書・職務経歴書の添削、面接対策もおこなってくれるので、自信を持って面接に臨めますよ。

ただ、キャリアアドバイザーにより質やサポート力に違いがあるため、できれば大手転職エージェント2〜3社、特化型転職エージェント1社への複数登録をおすすめします。

以下に、筆者が第二新卒におすすめする転職エージェントをいくつかご紹介します。気になるものがあれば、ぜひ登録してみてください!

大手や人気企業の求人を多数保有!大手エージェント

大手エージェントには、全業界・職種の求人が集まっています。さらに、大手企業や人気企業の求人を独占で持っていることも。
幅広い選択肢の中から求人を提案してもらいたい、大手企業や人気企業への転職を検討しているという方は登録しておきましょう。

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第二新卒の転職に役立つ関連記事を以下にまとめてみました。こちらの記事もぜひ、合わせて参考にしてみてくださいね!

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