2019.07.26

社会人1年目で転職は厳しい?上手くいく可能性がある人の特徴って?

入社して1年目で転職を考えている人向けに、転職のプロである筆者が「1年目でも良い転職ができるのか」をズバリ解説します。

他にもすぐに辞めたくなる理由や転職に失敗してしまう人の特徴、面接対策などについてもご紹介します。

この記事を書いた人

アクシス株式会社 代表取締役

末永雄大

Suenaga Yuta

Profile 新卒でリクルートキャリア入社。その後、サイバーエージェントにて集客支援を行う。
2012年転職エージェントとしてアクシス株式会社を設立。
Yahoo!ニュース(個人)・オールアバウトガイドなどのメディアに転職のプロとして記事を寄稿している

1年目でも良い転職ができる可能性のある人

基本的に1年目での転職は極力避けるべきですが、場合によっては新卒入社から間もないタイミングでの転職も可能です。

なぜなら、新卒入社3年以内であれば「第二新卒」として扱われ、基本的なビジネスマナーなどが身についているという前提であれば企業も積極的に採用している場合もあります。

とはいえ、基本的に入社1年以内での転職となると、企業側もネガティブな印象を持ちやすいので注意が必要です。

実際にどのような人が転職しても良いのか「1年目でも良い転職ができる可能性のある人」と「客観的に見て転職しても良い人」に分けて特徴をご紹介します。

以下でまずは1年目でも良い転職ができる可能性のある人の特徴をご紹介します。当てはまる!と思った人は、転職を成功させられる可能性があります。

学歴やスキルに自信がある人

20代・第二新卒などの若手採用の場合、企業側は「経験・スキル」よりも「ポテンシャル」や「成長意欲」といった部分を重視して採用を行う傾向にあります。

「学歴が高い」ということはポテンシャルをみる上で重要な要素となるので、転職活動において大きな武器になります。

また、学生時代から独学でプログラミングを学んでいる、飛び込み営業や電話での新規アポなどといった厳しい環境での新規開拓営業の経験がある場合、スキル面でも評価してもらえる可能性があります。

実際、上記のような人で、学生時代にベンチャー企業でインターンをした経験があって、新卒で大手企業に入ったものの、物足りないのでベンチャーに戻りたい、といった例はよく耳にします。

入社して半年以上経っている人

同じ1年目での転職でも「入社して2〜3ヶ月で辞めてしまった」という人よりも「入社してほぼ丸1年勤務しました」という人のほうが、当然ながら採用担当者の印象は良いものです。

在籍期間は長いに越したことはないのですが、最低でも半年以上はあったほうが好ましいです。

キャリアダウンを厭わない人

「今よりも年収をあげたい!」といったキャリアアップを目的とした転職の場合は、スキルや経験といった側面を見られるため、1年目では難しいことが多いです。

一方で、「やりがい」ベースで自分らしく働きたいという転職であれば、いったん現職より年収は下がるものの、今より自分に合った会社と出会える可能性が高いです。

客観的に見て転職しても良い人

先ほどの1年目でも良い転職ができる人に該当していなかったからといって、転職しないほうが良いという意味ではありません。

逆に転職しないほうが損やリスクになってしまうケースがあります。以下で、客観的に見て転職しても良い人の特徴をご紹介します。

パワハラや暴力を受けている人

現職でパワハラや暴力を受けている場合は、すぐに転職することをおすすめします。

ストレスが原因で身体を壊してしまい、働くことができなくなってしまっては本末転倒です。

年収が低く生活が厳しい人

首都圏で働いているにも関わらず、手取りが12〜13万円程度だったり、フルコミッション制で歩合給の割合が高く固定給がほとんどない場合などは、月々の生活がかなり厳しいと思います。

このような月収が最低賃金を下回ってしまう場合は、早期の転職をおすすめします。

該当する人は、転職で再びブラック企業を選ばないためにも下記の記事で確認しましょう。

ブラック企業の見分け方!16つの業界を転職のプロが暴露

会社が反社会的勢力や犯罪に関わっている

レアケースですが、反社会的勢力や犯罪に関わっている会社へ入社してしまった場合は、入社前に目利きできなかった自分に反省しつつも、早期に転職をしたほうが良いでしょう。

そのまま会社に在籍し続けても、自分自身にリスクや危害が及ぶ可能性があります。

ブラック企業を選ばないためのポイント

上記のようなブラック企業で働いていると、心身ともに疲弊し、多くの人がまともな判断ができない状況にあります。

その上、転職自体が初めての場合、退職理由は明確でも、次に転職したい業界や職種については漠然としている人がほとんどです

そういった人は、1度転職エージェントに相談して、今後のキャリアプランについてじっくり考える機会をもうけることをおすすめします。

絶対に登録しておくべき大手転職エージェント

一方で厳しい言い方ですが「前職を短い期間で退職してしまった」という場合、転職市場では不遇な対応をされてしまうことも多いです。

大手転職エージェントに登録しても、実質登録受付してもらえなかったり、面談に行っても優先順位が低く、しっかりとサポートしてもらえないケースも実際にあります。

そこで自分の経歴に自信がない、サポートしてもらえるか不安という人は、既卒から正社員への転職サポートに特化した ハタラクティブUZUZ(ウズウズ)の利用をおすすめします。

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1年目ですぐに転職したくなる理由

厚生労働省の「新規学卒就職者の離職状況」によると、平成25年〜平成29年の「大卒の3年以内の離職率」は以下のようになっています。

新卒の3年以内の離職率

参考:厚生労働省

平成27年時点の3年以内の離職率は31.8%です。内訳は1年以内が11.9%、2年以内が10.4%、3年以内が9.5%となっており、入社から間もないタイミングのほうが離職率が高いです。

ちなみに平成28年は1年以内が11.4%、2年以内が10.5%です。平成29年で見れば、1年以内が11.5%になっており、おおよそ11%の新卒者が1年で離職しているという結果になっています。

11%もの新卒が1年で離職しているのですが、どのような理由で転職を考えているのか、多いものを以下にまとめてみました。

  • 仕事内容や社風などのイメージしていたものと違うと感じる
  • 上司や同僚との人間関係
  • やりたい仕事を任せてもらえない
  • やりたい仕事が以前と変わった

社会に出ると年代の違う人と一緒に仕事をしなければなりません。考え方やソリが合わず、ストレスが溜まって辛かったり、好きじゃない仕事をすることもたくさんあると思います。結果、本当にこれで良いのか?と考えることが増えてきますよね。

でも、転職したい理由が転職先でも起こり得るものであれば、1年目で離職することはおすすめできません。なぜなら、転職先でも同じ問題が起きる可能性が高いからです。

新卒1年目で転職する場合に気をつけること

基本的に仕事は1年単位で一回りすることが多いです。

企業の事業形態や市場状況によって、時期ごとの仕事の質や量に違いがあります。広い範囲で体感しておくことも、大切な経験で必要な知識で1つです。

1年目で辞めてしまうと、ビジネスマンとしての一連の経験を逃すことになるので、気をつける必要がありますね。

以下でさらに気をつけておきたいことを2つに分けて説明しますね。

給与は転職前と同程度か下がることは覚悟する

ぶっちゃけ社会人1年目で転職した場合、転職後の給与アップは期待しないほうが良いでしょう。

もっというと一般的に、第二新卒の転職では給与が下がってしまう傾向にあります。

なぜなら、第二新卒は新卒とそれほど経験やスキルに差がなく、企業からすればまだまだ利益を生み出す即戦力人材ではないからです。

採用担当者の目線が厳しい

人材を採用するということは、企業にとって金銭的なリスクが発生します。そのため、採用の目線が厳しくなってしまいます。

1年で転職する場合、面接官は「人間関係構築力」「意欲」「経験不足」などに問題があると想像してリスクが多い人材だと考えてしまい、転職が厳しくなる可能性があります。

その結果、1年以内に退職してしまった人の書類通過率は、極端に下がっているわけです。入社して1年以内の転職は自分の選択の幅を狭めるので、とりあえず3年頑張ってから転職したほうが成功させやすいですよ。

1年目の転職で失敗してしまう3つの特徴

社会人1年目の転職で失敗してしまう人の特徴を3つご紹介します。

  1. 環境や人のせいにして自分で積極的に動かない
  2. 転職先を決める前に仕事を辞めてしまう
  3. 大手企業志向で柔軟に転職先を探そうとしない

以上のような点が失敗してしまう人によくある共通点ですが、裏を返せばこれに対して対策や正しい対処ができていれば成功率も高まります。

勢いで仕事を辞めるのではなく、慎重に転職準備を進めた上で決めましょう。

下記の記事は、転職に失敗した人向けに書いたものですが、今現在転職を検討している人にも役立つと思うので、ぜひ読んでみてください。

転職に失敗した!辞めてもいい?選択ミスを防ぐためのコツを大公開!
転職成功する人の6つの特徴!年代別に内定を得る秘訣を徹底解説

新卒1年目の面接対策

中途の転職活動では、企業側としても新卒の就職活動とは違った見方をしています。

新卒の転職だからこそ、押さえておくべきポイントをしっかりと押さえ、選考に臨むことが大切です。

1年目の人がとくに気になる自己PRと面接対策のポイントについてご紹介します。

1年目の自己PR

現職で実際に発揮した強みや、働いてみて認識した強みをエピソードと共に伝える必要があります。

自己PRについてさらに詳しく知りたい人は、以下の記事も読んでみてください。

第二新卒の自己PR|失敗しない書き方のコツをプロが職種別に解説!

1年目の面接対策

新卒の転職でよく聞かれる質問への回答を事前に練っておくことが大切です。

企業側としては「入社後大変なことがあっても頑張ってくれそうか」「今の仕事から逃げようとしているだけではないか」といった点をとくに注意をして確認する傾向にあります。

企業理解を深めた上で、具体的にその企業で働きたい理由やキャリアビジョンをポジティブな姿勢で伝えることで印象も良くなりますので、そのような姿勢を意識して回答も練ってみましょう。

面接での質問に対して対策をしたい人は、以下の記事もぜひ参照してみてください!

転職面接でよく聞かれる質問集!成功率を上げる対策法を徹底解説

他にも志望動機や転職理由、履歴書・職務経歴書など、1年目の選考対策に役立つ記事をいくつかご紹介します。自信がない人はぜひ読んでみてください!

転職活動の志望動機を書けない第二新卒の転職者の方たちへ
転職理由を面接で上手く伝える方法!面接官にハマる回答例付き!
第二新卒の履歴書と職務経歴書はどう書く?新卒との違いをプロが解説

新卒1年目が不利にならない転職のタイミング

社会人1年目で経験しておきたいのは、試行錯誤をしてみることです。逆境に直面したら、ただ我慢するではきっと苦しいだけです。

自分で変えられることを探して、解決に向けた行動をとっていくことをおすすめします。このような経験を1年目で積めた人材は強くなります。

逆にこの視点と実行力を持てないと、転職しても同じことが起きやすいのです。

そして2年目に入ることができると、1年目に経験した業務の復習期間が待っており、3年目に入れば、自分なりに工夫したり、応用したりする力が磨かれていく期間です。

この時期は成長実感を得やすく、仕事の面白さや醍醐味が深まる時期でもあります。

ここまで来てやっと、採用担当者に「使える人材」かもしれないと思ってもらえる地点に到達するのです。

1年目でも2年目でも、逆境を乗り越えるために自分のできる限りを尽くしてから転職に踏み切ってください。転職の際の質疑応答の質も自然に高めることにつながるはずです。

1年目の転職を成功させるために

1年目の転職はぶっちゃけ厳しいですが、先ほども説明したように不可能ではありません。

ただ、新卒の就職活動のような気持ちで転職活動をすると、サクッとお見送りになってしまうケースが多いです。 しっかりと対策をする必要がありますが、そんなときに役立つのが転職エージェントです。

転職エージェントでは自己分析やスキルの棚卸しをおこなってくれ、その結果を元に将来のビジョンに対するアドバイスをしてくれます。

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一方で、キャリアアドバイザーごとにサポートの差があるので、特化型転職エージェントの中から1社程度、大手転職エージェントの中から2〜3社に複数登録し、直接キャリアアドバイザーと会ってみて、一緒に転職活動を頑張れる転職エージェントにサポートをお願いするようにしましょう。

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