転職成功したい第二新卒は見るべし!内定を得るコツをプロが解説
第二新卒の転職について、現役のプロが徹底解説します!転職活動におけるポイントや面接を突破するコツなどについて分かりやすく説明しています。
第二新卒ではじめての転職を考えている人必見です!
第二新卒で転職成功しやすい人の特徴
新卒採用で入社したばかりなのに、転職して成功させられるか悩んでいる第二新卒が多いと思うのですが、結論から言えば、第二新卒でも転職を成功させられます。
具体的にどのような第二新卒が転職を成功させているのか、これまで多くの第二新卒者からの転職相談に乗ってきた筆者が共通する特徴を2つ紹介します。
成功する人の特徴
それぞれの特徴について、以下で詳しく説明していきます。
転職に失敗する第二新卒の特徴について知りたい人は、コチラも合わせて読んでみてください。
転職後のビジョンをしっかり持っている
転職後の将来のビジョンを持っているかどうかは、非常に重要になってきます。
将来のビジョンをしっかり決めていないと、仮に転職先が決まったとしても仕事に対する不満が出てくると、モチベーションが下がり、また転職したくなる可能性が出てきます。
ただ漠然と「今の会社が嫌だから」や「3年ぐらい働いたし、そろそろ転職しようかな」くらいの気持ちでは、転職することがゴールになってしまい、将来のビジョンなんて見えてきませんよね。
また、面接時に将来のビジョンをしっかり言えると、採用の確率が高まります。なぜなら第二新卒は、まだ社会人歴が浅く、スキルや実績が重要視されないことが多いからです。
第二新卒は基本的にポテンシャルや仕事への熱意を見られることが多いので、将来のビジョンを明確にして、その会社で「どうなりたいのか」をしっかり話せれば、仕事に対する熱意が伝わりやすいです。
将来のビジョンが明確にあるかどうかは、転職後のモチベーションを維持するだけでなく面接の合否にも関わってくるので、転職が成功するかどうかの大切なポイントになります。
仕事選びの条件が整理されている
自分にとって譲れない条件は何か、優先順位をしっかりと整理した上で企業選びをすることが重要です。
仕事のやりがい、ワークライフバランス、収入、職場環境、福利厚生等、仕事選びにおいて大切にする軸は人それぞれです。しかし、全ての条件を満たすような仕事・職場というものは存在しません。
「年収も高くて、やりがいもあるけど、残業は少ない仕事がいい!」といった仕事選びをすると、そもそもそういった求人がないので、「転職先がない」ということになります。
「残業が多すぎてツラかったから、次の職場はワークライフバランスが取れるところがいい!」と今の仕事で感じている不満の裏返しで、その条件だけを満たすような仕事選びをしてしまう人も多いのですが、これも危険です。
「将来のビジョンを実現できそうな会社なのか?」「今の職場の不満のうち、自分がどうしても嫌だった部分や譲れなかった部分はどこなのか?」をしっかり自己分析した上で転職活動をするようにしましょう。
今後のキャリアビジョンが決まらない…という人は以下の記事も参考にしてみてください!
第二新卒の転職は自己分析が成功の秘訣!
上記でも説明したように、第二新卒の転職では「将来のビジョン」と「仕事選び」が重要になってきます。この2つを意識した転職をするためには、自己分析が何よりも大切です。
自己分析をおろそかにしてしまい、面接で失敗しお見送りになってしまう第二新卒はかなり多いです。
自己分析は1人でもできますが、初めてだとどうやればいいのか分からない人も多いと思います。そんなときはヒアリングを通して、一緒に自己分析をしてくれる転職エージェントを活用することをおすすめします。
おすすめの転職エージェント
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第二新卒が面接を突破するコツ
まず最初に第二新卒と新卒の面接では、面接官が見ているところが違うことを認識するようにしましょう。
新卒の気分のまま面接を受けたとしても、面接官の評価基準が異なるので、お見送りになってしまいます。
具体的にどのように見られているのか、以下の項目に分けて順番に解説します。
第二新卒の面接でよく聞かれる質問
第二新卒の面接でよく聞かれる質問の一部を紹介します。
あくまで例であり、必ず聞かれるというわけではありませんが、しっかり対策をしておきましょう。
- 新卒時の就職活動では希望通りの会社に入社しましたか?
- あなたにとって仕事とはなんですか?
第二新卒の面接では「入社するためにどのような取り組みをしてきたのか」「どんなキャリアプランを考えているのか」という点を重視されます。
質問に対する良い例・悪い例に詳しい回答例は、以下に書かれておりますので、ぜひ参考にしてください!
自己PRの伝え方
第二新卒は、スキルや経験は基本的に重視されません。
ただ、エンジニアなどの専門的な知識が必要な場合は、スキルや経験が重要になる可能性が高いです。
また、面接での自己PRは1分〜1分30秒くらいを目安にしましょう。ただ、企業によっては、時間を指定されることもあります。
対策として、1分用や3分用の自己PRをいくつか用意しておくと良いでしょう。
時間指定をされたとしても、最短で1分程度なので、1分間は自己PRができるようにしておきましょう。
以下は、第二新卒の自己PRについてまとめた内容です。また、面接だけでなく、履歴書での自己PRについてもまとめているので参考にしてみてください!
志望動機の伝え方
志望動機・転職理由は「前向き」な理由が好まれます。
現在の会社で見つけた課題や、やり遂げたいことを明確にし、御社なら実現できるということを論理的に説明できると非常に良いです。
「現職で学んだことを活かしてこんなことをしたい」と言えればベストかと思います。
また、第二新卒では「やる気」や「チャレンジ精神」を重視している企業も多いので、その辺も織り交ぜて話せると良いでしょう。
第二新卒の転職で、志望動機をどう伝えればいいか悩んでいる人は、以下の記事も参考にしてみてください!
第二新卒で転職成功した人の体験談
実際に、第二新卒で転職成功した人たちの体験談を集め、わかりやすいものをまとめてみました。
成功した人たちは何を意識して転職活動を行っていたのかを意識してみて、自分が転職する時の参考にしてみてください。
転職するなら失敗したくない!と思い、企業を探す時に自分のルールを決めました。例えば条件面なら完全週休2日とか、今より年収をあげたいとかです。
色々条件を考えた後に、逆に妥協しても良いなって思う条件も決めましたよ。さすがに全部叶う会社は存在してないと思いましたからね(笑)
これっていうのも、新卒で就職先を探している時にはとにかく就職しないと!っていう思いが強くて、条件面はかなり妥協して後悔したからなんです。
ただ、初めは業界も絞って探してたんですけど、求人の数が少なくなっちゃうのであんまりおすすめできないですね。
自分の中で何は譲れない条件かを常に考えておけば、妥協できるところもわかってきます。
転職するときに1番困ったのが、面接で聞かれる退職理由でした。私、実は転職したい理由が前の会社で社内恋愛をしていて(笑)
相手は上司だったんですけど、別れた気まずさから転職を決意したんですよね。
でも、さすがにそんな理由は面接では言えないのでどうしようかって悩んだ結果、言ってしまえば人間関係のこじれだなって思いまして。
なので、人間関係のこじれでモチベーションの低下に言い換えました。
実際面接では、前の会社の社風は成果を求めずに最低限の仕事をしていくスタイルだったけど、私はもっと成果を求めて仕事をしたかったです。
けど、周りにそういう人がおらず私のモチベーションも徐々に下がってしまいました。そこで成果を常に求めている御社の社風に共感して応募させていただきました。
みたいな、ポジティブな理由に言い換えたと思います。死んでも恋愛関係のこじれでなんて言えないですね(笑)
第二新卒で転職失敗した人の体験談
成功した人の反対に、どういう人が第二新卒での転職が失敗したのかを体験談で紹介していきます。
以下の内容を反面教師として、実際の転職活動に活かしてください。
やはり大手企業は応募者が殺到してしまい倍率が高く、転職するのは至難の技かと思います。大手企業への転職を諦めて、そこそこの規模の企業への転職にシフトチェンジしたら上手くいきました。
自分が将来何をしたいのかが全然決まっていないで淡々と転職活動していたのですが、結局それだと面接で何を言ったら良いのかわからず、取り付くろった内容しか話せませんでした。
もちろんそれだと良い企業には受からず、受かる企業としたらいつでも求人を出してような怪しい企業のみ。それなら現職に止まった方が良いと思い、転職活動を辞めました。
実際転職先が決まるまでには半年近くかかりました。転職先が決まるまではニートです。保険やらなんやらで面倒だったし、空白期間を面接でどう説明するのか悩んだりで良いことなんて全然ありません。
半年経ってこれ以上期間が空いてしまってはまずいと思い、現在はとりあえず受かりそうな企業に応募して働いています。
第二新卒の転職事情
実際、第二新卒は転職しやすいのか、企業は第二新卒者についてどのような印象を持つかなど、第二新卒の転職事情について解説していきます。
第二新卒は比較的転職しやすい
企業は基本的に新卒を採用することが多いのですが、中にはなかなか良い人材に巡り会えず、人手不足を解消しきれない企業もあります。
そのような企業が、若手である第二新卒を積極的に採用しているケースが非常に多いです。
また、一部の大手企業は業界未経験の第二新卒でも積極的に採用し、これから育成していけば良いという考えを持っています。
第二新卒から大手企業への転職を考えている方は、以下の記事も合わせてご覧ください!
企業が第二新卒を積極採用する理由
第二新卒を採用する理由には、若い以外にも実は「企業に都合の良い人材」だからという理由もあります。
長年同じ企業で働いている人と違い、早い段階で会社を辞めているため、まだ企業の色が染み付いていない第二新卒者は、自分の会社の色に染めやすいと企業は考えています。
他にも、新卒と比べて浅いながらも社会人経験があり、最低限のビジネスマナーを身に付けています。そのため、マナーから育成する必要がなくて、手間が省けるという点もメリットにあげられます。
逆に前職をすぐに退職してしまっているので、またすぐに転職してしまうのではないか?という点は不安に思われるところですが、そこさえ除いてしまえば、第二新卒は企業にとって1から育成する必要ない都合の良い若手として歓迎されているわけです。
第二新卒は学歴をしっかりと見られている
第二新卒は経験が少ないため、中途者よりも学歴をしっかりと見られています。
ただ、希望する企業によって見られている具合は変わってきます。大手企業であれば、ブランド思考傾向にあるため、しっかりと見られていますね。
逆にベンチャー企業であれば、地頭の良さを確認する意味で出身大学・学歴を見ますが、それよりも前職でどのようなスキルや実績を身につけたかを重視しているので、そこまで不安に思うことはありません。
学歴や資格について、さらに詳しく知りたい人は以下の記事も参考にしてください。
第二新卒で転職を考えているならなぜ転職したいのかをよく考えるべき
第二新卒で転職を考えているなら、なぜ転職したいのかをよく考えてから転職活動を始めてください。現職への不満を別の企業に求めてしまい転職活動をしてしまうと、転職先企業の企業でまた別の不満が出てきた際に転職を繰り返してしまう可能性があります。
転職するのベストな理由は、自分の将来ありたい姿など目指す将来像のためなど、自分のための転職です。
職場への不満というのは、新たしい職場になっても何かしら出てきてしまうものです。自分にとって完璧な職場は存在しないということを踏まえ、それでも現在の職場から転職するかどうかを考えましょう。
第二新卒の転職は転職エージェントに頼るべし!
転職エージェントの利用をおすすめすると、ボジショントークかよ!と思われるかもしれませんが、転職は人生に大きな影響を与える重要な意思決定です。
募集していたから、内定をもらえたから、といった理由で、将来のことを考えずになんとなくで入社をした人ほど、短期で離職をしてしまうことが多いです。
短期離職を繰り返してしまうと、「この人は採用したとしても、同じようにすぐに辞めてしまうのでは?」と懸念を抱かれてしまいます。
だからこそ、転職先でまたミスマッチをしないためにも、第二新卒には転職エージェントの利用をおすすめしています。
ただ、担当になるキャリアアドバイザーのスキルや経験によってサポートの質が異なるので、大手転職エージェントの中から2〜3社、特化型転職エージェントの中から1社程度、複数登録することをおすすめします。
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今までは特に将来のビジョンとか深く考えてこなかったんですよね。だけど、キャリアアドバイザーに将来のビジョンを明確にしたほうが良いと言われ、必死に考えました。
自分は前職で営業をしていたのですが、別に営業の仕事が嫌で転職しようと考えていたわけじゃなかったので、転職後も営業で考えてました。
その中で、キャリアアドバイザーの人と相談しながら自分がどうなりたいか想像した時に、将来なりたい自分が分かってきたんです。
私は営業という仕事を通してお客様に満足していただけるサービスを提供して、将来的には会社単位よりも私だから一緒に仕事をしたいと思ってもらえるような営業パーソンになりたいと思いました。
キャリアアドバイザーにも良いじゃないですかって言ってもらえたので、自信を持って面接で伝えることができました。その結果、見事に希望通りの企業に転職することができました。