転職で学歴はみられている？自信がない人向けにアドバイスも紹介

転職で学歴は見られている！

他の記事だと無責任に、転職では学歴を見られる場合もあります！と書かれていますが、ぶっちゃけると最終学歴はしっかりと確認されています。

とくに有名企業や昔からあるような大手企業、外資コンサルなどの難易度が高い職種は確実に見ています。

じゃあ、ベンチャー企業なら学歴を見ないのか？というと、実はそうではないです。ベンチャーでも有名な会社やWebマーケティングをやっているところは見ています。

とはいえ、上記であげたような企業ではなく、知名度が低い中小企業は学歴よりもスキルや実績を重視しているので、そこまで不安がる必要はありません。

選考で学歴が見られる理由

有名企業や大手企業が学歴を見る理由ですが、大きく分けて3つあります。

外資コンサルなどは、論理的思考力を駆使しながら業務にあたるため、仕事の難易度が高く、一定の地頭を求める傾向が強いです。

地頭の良さを知りたい場合、固定されたイメージで学歴を見ていることが多いです。

例えば、大卒といってもMARCH以上なのか。MARCHは明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学の頭文字を取った言葉で、一般的に頭の良い大学だと言われています。

この5つの大学、もしくはそれ以上の大学を卒業していれば「まあ、地頭は良いだろう」と判断されます。

また、人気企業や大手企業は転職したい人が多く、1つの求人に応募が殺到します。

人事も様々な仕事を抱えており、応募してきたすべての人と面接をするわけにもいきません。ある程度のラインで区切る必要があるため、学歴で足切りをしています。

最後のブランド主義は財閥系の企業や昔からある大手企業に多いです。財閥系の企業には、三菱・三井・住友・安田がこれにあたります。

何歳まで転職で学歴を見られている？

だいたい30歳まで学歴を見られています

30歳過ぎからは経歴や実績を見ていることが多いです。

ただ、先ほど紹介した財閥系の企業は、30歳を過ぎても学歴を見ています。ブランド主義なので、いつまでも学歴を見られていると思ったほうが良いでしょう。

中途と第二新卒で違いはない

中途採用よりも第二新卒のほうが学歴を見られているんでしょ？と思っている人が多いのですが、とくに違いはありません。中途も第二新卒も同じように学歴を見ています。

とはいえ、第二新卒の場合は経験が少ないため、中途者よりは学歴を見ている傾向です。

30歳を過ぎたら、学歴よりも経歴と実績が重視されるので、しっかりと語れる仕事の実績があることが重要です。

30代の転職について、もう少し詳しく知りたい人は以下の記事もぜひ読んでみてください。

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転職市場的に高卒・専門卒ってどう？

有名企業・人気企業への転職は狭き門、外資コンサルだと非常に厳しいです。

高卒・専門卒で学歴に自信がない人は、有名企業や人気企業にこだわらず、学歴不問の求人に応募したほうが良いです。

そのような企業を探すようにして、チャレンジしたほうが将来的なキャリアアップのためにも良いと思います。

ただ学歴不問といっても求人によっては業務内容から待遇までガラッと異なるため、この企業選びで選択を誤ってしまうと将来的なキャリアアップも望めなくなってしまいます。

そこで転職エージェントに相談することで、転職支援と将来的なキャリア設計についてのアドバイスをしてもらいましょう。

学歴が重視される業界・職種

どの業界・職種で学歴が重視されるのか、気になる人も多いと思うので、紹介します。

電通、博報堂、ANA、トヨタ、三菱商事、三井物産、伊藤忠など、誰もが名前を聞いたことがあるような有名企業・大手企業やメーカーは、先ほども説明した「地頭の良さ」「応募が殺到するから学歴で足切りをしたい」「ブランド主義」から学歴を見ています。

学歴よりもスキル・実績を重視する業界・職種

学歴に自信がなくても受け入れてくれる企業は多いです。実際に、学歴よりもスキルや実績、ポテンシャルから採用してくれる業界・職種を紹介します。

未経験からの転職であれば、人材業界、不動産業界、保険、教育、サービス業、飲食業、接客販売などがオススメです。

これらは常に人手が不足している業界・職種だったり、採用人数が多かったりするからです。

一方で、同業界・同業種への転職ならIT業界、ゲーム業界、エンターテイメント業界が良いですね。

学歴よりも即戦力として活躍できるかが判断されます。手に職という訳ではないのですが、スキルが物をいう業界・職種なら、学歴を気にすることはないです。

転職での学歴でよくあるQ＆A

現役の転職エージェントとして、今までたくさんの転職者をサポートしてきました。その中でよく相談される学歴にまつわるQ&Aをまとめてみました。

学歴に自信がない人は、絶対に1度は疑問に思ったことがある内容だと思います。

学歴で選考に落ちる可能性

学歴が年収に与える影響

応募条件に4年制大学がある場合

学歴以外のアピールする方法

学歴がいらない職種

学歴が求められない理由

履歴書で学歴の書き方

詳しい履歴書・職務経歴書の書き方について、詳しく説明している記事があるので、気になる人はぜひ読んでみてください。

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転職者(学歴に自信がない人)へ末永からのアドバイス

学歴によって、最初に選べる企業に差が出てきますが、その時に腐らずに、選べる企業でしっかり経験を積んで実力をつけていくことのほうが大事です。

そうすることで今は選べなくても、実力をつけていけば、次の転職でその企業を選べるようになっていることはよくあります。

RPGのゲームで説明すると、最初は冒険者しか職種を選べなかったのに、経験を重ねていけば賢者や剣士にジョブチェンジできるようになりますよね。

転職もRPGのジョブチェンジと一緒なんです。コツコツと経験を積み重ねず、一足飛びで転職することはできません。そのことを理解して、自分が将来やりたいことができる企業に転職して、そこで経験と実績を積んでいきましょう。

どこで経験を積めばいいのか分からない人は、転職エージェントに相談すれば、目指すキャリアに必要なスキルや経験が身につく企業を紹介してくれます。

その上、エージェントは企業ごとの面接の評価ポイントも熟知しているので、しっかりと面接対策ができます。

ただ、担当のキャリアアドバイザーによってサポートの質がバラつくので、利用する場合、下記で紹介する転職エージェントに2〜3社ほど登録してから比較検討することがオススメです。