【必見】外資コンサルに転職!成功するための4つのポイント!
今回は外資系企業の中でもコンサルティング業界に焦点を当てていきます。
外資コンサルへの転職難易度をはじめ、コンサルティングファームの種類やポイント、有名外資系企業の平均年収も合わせてご紹介します!
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外資コンサルへの転職は難易度が高い
外資コンサルへの転職難易度は高いものの、不可能ではありません。
難易度が高い理由としては、コンサルは優秀で学歴やスキル、キャリアのある人でなければ採用されないことが挙げられます。加えて、外資系は日系と比較して実力主義な傾向が強いため、採用もそれだけシビアになっているというわけです。
有名な外資系コンサルは、学歴は早慶以上かつ、基本的に社会人経験1年目は不可にされているケースが多いです。3年目までなら何らかの営業経験、または管理部門経験がなければ厳しいと言えます。
ちなみに社会人経験3年以上の場合は、SEや経理管理会計の経験やその他特化した専門性を身につけていないと難しいですね。
難易度は高いが業界未経験でもチャレンジ可能
外資コンサルへの転職難易度は高いですが、業界未経験者でもチャレンジすることは可能なんです。
実際に、アクセンチュアやPwCなどの総合系コンサルティングファームは、基本業界未経験者が多くを占めています。ただし、20代であればという条件があります。
例えば、アクセンチュアの場合なら、20代で早慶以上の学歴があり、他社で3年〜5年ほどアクセンチュアが求めている実務経験を積めば、未経験でも転職できる可能性がありますね。
どんな実務経験なのか具体的に挙げるとしたら、「経営スキル」「ITスキル」の2つです。
経営スキル | ITスキル |
---|---|
・経営戦略 ・会計 ・人事 ・サプライチェーン(物流) ・CRMなど |
・セキュリティ ・ネットワーク ・サーバー ・デジタル領域 ・プロジェクトマネジメント力など |
ただし、30代以上の場合はよほど高いレベルの人物的素養や実績があるか、またはコンサル業界出身者に限られてきます。
以下の記事では、未経験からコンサル業界に転職する際のポイントを詳しく解説しています。
外資コンサルの種類
外資コンサルとひと言で言っても、何系のコンサルなのかさらに細かく分かれています。そこで具体的に何系のコンサルに分かれているのか、以下に挙げてみました。
上記に挙げた4つのコンサルについて、次でそれぞれ詳しくお話していきたいと思います。
戦略系コンサルティングファーム
1つ目は戦略系コンサルティングファームです。
戦略系コンサルティングファームは外資コンサルの代表とも言えるもので、企業の前者戦略をはじめ、M&Aにおける事業統合のサポートから企業が抱える問題解決を図るのが主な業務となっています。
戦略立案や新規事業開発などCxOと関わる案件が多くなっており、クライアント企業に入り込んで支援するケースが非常に多いですね。
戦略系コンサルティングファームは比較的に採用人数が少ないため、狭き門であるとも言えますね。その理由として、論理的思考力や表現力に対してシビアにチェックされることが挙げられます。
新卒でない場合は、ITコンサルやBPO・人事組織系から入り、キャリアステップを踏んでいくのが良いでしょう。
以下に代表的な外資系戦略コンサルティングファームを挙げているので、ぜひ参考にしてください。
外資系戦略コンサルティングファーム
- マッキンゼー・アンド・カンパニー
- ボストン コンサルティング グループ
- ベイン・アンド・カンパニー
- A.T. カーニー
さらに戦略系コンサルティングファームの転職難易度や種類、仕事内容など詳しく知りたい人は、こちらの記事も合わせて読んでみてください。
総合系コンサルティングファーム
2つ目は総合系コンサルティングファームです。
IT分野をメインにしたシステム導入をはじめ、経営・人事戦略からM&Aなどといったコンサルティングをおこなうのが大きな特徴だと言えますね。どの企業も大規模であり、提供するサービスの幅も非常に広くなっています。
近年では、アナリティクスやAI・IoTなど新しいキーワードも出てきているため、具体的にどのようなコンサルティングを提供しているのか複雑になってきていますね。
未経験者でも20代であれば、総合系コンサルティングファームはチャレンジしやすいと言えます。
というのも、コンサルタントとは基本的に専門職種・専門スキルよりは、論理的志向力や交渉力、プレゼンテーションスキル、ビジネス知識といった汎用スキルを重視される仕事だからです。
以下に代表的な外資系総合コンサルティングファームを挙げているので、ぜひ参考にしてください。
総合系コンサルティングファーム
- アクセンチュア
- PwC
- EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)
- KPMGコンサルティング
特化系コンサルティングファーム
3つ目は特化系コンサルティングファームです。
ある特定の業界やテーマに特化しており、人事コンサルやブランド戦略、業務改善などをおこなうのが特徴です。他にもブランド戦略や企業再生をおこなったり、時と場合によってはシステム導入をしたりすることもありますね。
具体的には、製薬・医療機器業界特化やエネルギー業界特化・農業分野特化などの業界に特化したコンサルティングファームがあります。中には、リスクマネジメントやコスト削減支援といった領域に特化しているコンサルティングファームも存在します。
以下に代表的な外資系特化コンサルティングファームを挙げているので、ぜひ参考にしてください。
特化系コンサルティングファーム
- カート・サーモン(小売・消費財)
- L.E.Kコンサルティング(M&A)
- ZSアソシエイツ(製薬)
IT系コンサルティングファーム
4つ目はIT系コンサルティングファームです。
IT系コンサルティングファームは、大きく「システム開発のIT系コンサル」と「インターネット系のIT系コンサル」の2つに分かれています。
どちらもシステム開発業務があり、要件定義→基本設計→詳細設計→製造開発→テスト・運用保守の流れで業務を進めていきます。
中でも要件定義をはじめ、そもそもの経営や事業、業務課題のリサーチや洗い出しから入り込んで提案していく点がIT系コンサルティングファームの強みだと言えますね。
以下に代表的な外資系ITコンサルティングファームを挙げているので、ぜひ参考にしてください。
IT系コンサルティングファーム
- IBM
- ガートナージャパン
以下の記事では、ITコンサルタントへの転職で求められるポイントをはじめ、事前準備や面接を突破するコツなど、さらに詳しく解説しています。
外資コンサルの平均年収
外資コンサルがどのくらいの年収であるのか、やはり気になる部分ですよね。
そこで今回はJobQが公表している「【外資系人気ランキング29選】就職・転職を考えている方向け」のランキング上位から、外資系コンサル企業をピックアップしてみました。
2021年6月時点の転職口コミサイト「ライトハウス」の情報を参考に、それぞれの平均年収を以下の表にまとめています。
企業名 | 平均年収 |
---|---|
ベイン・アンド・カンパニー ジャパン・インコーポレイテッド |
約-万円 |
マッキンゼー・アンド・カンパニー 日本支社 |
886万円 |
株式会社ボストン コンサルティング・グループ |
975万円 |
KPMGコンサルティング株式会社 | 948万円 |
アクセンチュア株式会社 | 776万円 |
PwCコンサルティング合同会社 | 858万円 |
上記に挙げた外資系企業の平均年収は回答者数や業種・業態によって変わってくるものなので、あくまでも参考程度に見て頂けたら幸いです。
外資コンサルの平均年収は比較的高めですが、基本的に転職時の年収は前職の年収ベースになるケースが多いです。
年収交渉をしたいと考えている場合、自ら交渉するのは気が引けてしまうと思いますので、代わりに企業に年収交渉をおこなってくれる転職エージェントに頼ることをおすすめします。
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-
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外資コンサルへ転職するための4つのポイント
外資コンサルは狭き門と言われており、難易度が高くなっています。
だからこそ、外資コンサルへの転職を検討する前に、まず確認しておきたいポイントを押さえておく必要があります。事前に確認しておきたいポイントは以下の4つが挙げられます。
上記に挙げた4つのポイントについて、次でそれぞれ詳しくお伝えしていきますね。
⒈学歴
1つ目のポイントは学歴です。冒頭でもお伝えした通り、外資系コンサル企業は学歴を重視します。
なぜなら、努力を積み重ねて受験勉強を耐え抜き、結果を出した高学歴の人が「確率論で結果を出せる人」だと判断する傾向があるからなんです。
ですので、学歴に自信がない人は総合系ファームがおすすめです。総合系ファームで求められる経験やスキルを身につければ、学歴をカバーすることも可能になります。
⒉経歴
2つ目のポイントは経歴です。外資コンサルは大きく「業界軸」と「業務軸」で専門分野が分かれています。
業界軸もしくは業務軸のどちらか一貫した強みとなる経験やスキルを持って入れば、外資系企業に転職できるチャンスがあると言えますね。
そこでどんな業界軸・業務軸があるのか、具体的に以下の表でご紹介したいと思います。
業界軸
製造 | ・自動車 ・産業機械 ・食品 |
---|---|
金融 | ・銀行、証券 ・保険 ・不動産 |
社会インフラ | ・運輸、鉄道 ・エネルギー ・情報通信 |
業務軸
- 経営戦略
- 会計財務
- ITマネジメント&サービス
- 組織・人事
- クラウドマネジメント
上記の表に挙げた業界軸・業務軸はあくまでも一部のみご紹介していますので、ぜひ参考程度に見ていただけたら幸いです。
⒊年齢
3つ目のポイントは年齢です。経験にもよりますが、年齢は35歳が目安ですね。
なぜなら、外資コンサルは基本的に労働時間が長い傾向にある業界なので、深夜2時〜3時まで働くケースもあり、耐えられる体力が求められるからです。
また、業務に必要な手法やノウハウを取得するためには、吸収の早い20代のほうが良いと考える傾向が見られることも理由の1つとして挙げられますね。
30代を過ぎると成長に時間がかかってしまうので、35歳以上で未経験転職をするには上記でお伝えしたような経歴が必要になってきます。
⒋英語力
4つ目のポイントは英語力です。一般的に外資系企業を志望するならTOEIC700点以上あると望ましいと言われています。
その理由としては、社内公用語が英語にされていたり、プロジェクト内で英語が必要であったりすることが挙げられます。
もちろん、その企業によっても変わってきますが、海外とのやりとりが多い職種や本社と連絡を取り合うようなマネージャー的なポジションの場合は英語力が求められますね。
TOEICのスコアを持っていると有利に働く場合も多いので、目安のスコアを以下にまとめておきます。
初級 (TOEIC700点以下) |
・入社後に少々苦労してしまう可能性があるので、スクールなどに通い英語力を高めましょう。 |
---|---|
中級 (TOEIC700点〜850点) |
・ある程度、基礎ができているので、普段の業務内で英語力を鍛えていくのが良いでしょう。 |
上級 (TOEIC850点以上) |
・業務上の専門用語(契約・交渉)などの英語力を鍛えていくのが良いでしょう。 |
以下の記事では、転職で英語が重要なスキルや知識になる理由をはじめ、レベル別に英語を使う職種をご紹介しています。興味のある人はこちらも読んでみてくださいね。
外資コンサルの面接対策
外資コンサルは幅広く対応していく職種なので、あまり専門性は高くありません。
ただし、面接ではロジカルシンキングを見るためにケーススタディ(フェルミ推定)を出される傾向が多く見られます。
ケーススタディ(フェルミ推定)はしっかりと対策しておかなければ、質問された際に答えられなくなってしまうため、絶対に対策・勉強しておくことをおすすめします。
なお、その解答が正しいのかどうかよりも、論理プロセスのほうを重点的にチェックされます。また、過程を置きながら設計できるかどうかも合わせて見られますね。
だからこそ、思いつきやアイデアではなく、数学の公式のように工程を作り上げて定義づけながら説明していくのが大事だと言えます。なぜなら、コンサルは経営という正解がないものに対して応えていかなければいけないからです。
とはいえ、ケーススタディ(フェルミ推定)を自分1人で対策することは難しいと思いますので、転職エージェントを利用して対策するのがおすすめですよ。
外資コンサルに強い転職エージェント5選
改めて繰り返しますが、外資コンサルへの転職は難易度が高いです。
ですが、外資コンサルに特化した転職エージェントを利用して面接対策を万全におこなうことで、その難易度を下げることは可能です。
そこで以下で筆者のおすすめする転職エージェントを5社まとめましたので、ぜひ1度相談してみることをおすすめします。
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