外資系に転職したいけど英語ができない人にぴったりな職種を徹底解説

外資系に転職したいけど英語ができない人にぴったりな職種を徹底解説

    外資系に転職したいけど英語ができない!という人でも、諦めなくて大丈夫です。実際にどれくらいのレベルが求められるのか、英語力が必要ない業界職種をプロが解説します。

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末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は1,800万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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英語ができなくても外資系企業に転職できる

企業によりますが、英語ができなくても外資系企業に転職することは可能です。

外資系=英語が話せないとダメという印象を持つ人が多いかと思いますが、求められる英語力は様々で、日本語のみでも大丈夫という企業はあります。

とはいえ、外資系企業には何種類かあり、以下2つに当てはまる会社は、入社後に英語力を身につけないと出世をしていけない可能性があります。

  • 社内公用語が英語という会社
  • 業務上英語を使う必要がある会社

上記のような会社の場合、英語ができないと仕事の選択肢がなく、できることの幅が狭くなります。

外資系企業ではないですが、たとえば楽天の場合は英語ができないと条件に満たしていないので応募すらできず、応募したとしてもお見送りになるケースがあります。

外資系企業で一般的に求められる英語力

外資系企業で一般的に求められる英語力の基準は、TOEIC600〜700点くらいです。

ただ、TOEICを基準としている企業は、実務で英語を使わない前提で基準値を出しているケースが多いです。

高い英語スキルを求める場合は、求人票に「ビジネス英会話の実務経験がある人」と書かれています。

実務で英語を使う場合、TOEICの点数はそこまで重要ではなく、ビジネス英語を使った実務経験があるのかどうか?という点を重視されるからです。

また、日常会話がスラスラと話せる帰国子女だったとしても、ビジネス会話は話せない人が多いので、ビジネス英会話が求められる場合は、非常に高いレベルでの英語力が必要となります。

以下では、転職で有利になるTOEICの点数について解説しています。こちらも参考にしてくださいね。

英語力が必要・不要な外資系企業一覧

外資系企業で求められる英語力について早見表にしました。

英語力はそこまで必要ない ・アパレル系
・製薬メーカー
英語力が求められがち ・ITのソフトウェア系
・外資系金融
企業によっては英語力を求められる ・ヘッドハンティング会社
・人事研修などの人材系

ファストファッションのアパレル会社や、国内の病院へ営業をする製薬メーカーのMRであれば、英語力はそこまで求められません。

逆に、日本に支社を置いているITのソフトウェア系企業や、証券会社・投資銀行の外資系金融は基本的に英語力が必要となります。

とはいえ、企業やポジションによっても英語力がどれほど必要とされるかは変わってきます。

英語力に自信がなくても外資系企業に転職したいなら、転職エージェントを利用してみましょう。企業やポジションごとの採用要件の詳細を把握しているので、英語力を問われない外資系企業の求人を紹介してくれますよ。

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外資系企業でのキャリアアップは英語が必須

外資系企業でマネージャーなどを目指してキャリアアップしたい場合、英語力は必須となります。

業界・職種やどういう仕事をしていきたいのかによって、業務上英語が必須になるかどうかは変わってきますが、将来的にマネジメントをやっていきたいなら本国のマネージャーとやり取りをしなければいけないので、英語が話せないといけません。

たとえば、海外セールス・マーケティングなどの職種は英語必須となるので、英語ができないとそもそも内定を得ることが難しいです。

ただ、日系企業に対しての営業だった場合、英語を使うことはほとんどないので、英語ができなくても活躍することはできます。

英語力よりも経験によって年収が変わる

外資系企業で英語ができない=年収が下がると思われがちですが、実は英語力よりも経験によって年収が変わるんです

求人サイトのリクナビNEXTで調べたところ、外資系企業の年収例は以下のようになっています。

業界経験あり 約300万円~
業界経験なし 約360万円〜

上記でも解説しましたが、TOEICで高い点数を保有していたとしても、ビジネス英語が話せず実務経験がないという人もいます。

ですので、英語を使った実務経験のある人のほうが年収が高く、優遇されるというわけです。

外資系企業によっては英語面接がある

外資系企業で日常的に英語を使う会社によっては、英語で面接をおこなうケースがあります。

業界・職種で英語力が求められるかどうか、業務上ビジネス英語が求められるかどうかによって、英語面接かどうかが決まります。

なかには、面接だけでなく英語で書いた書類提出を求められることもあります。

ただ、外資だからといって日系企業の面接と大きく内容が異なるということはありません。転職理由や志望動機などはベーシックにしっかり準備しておくことが無難だと言えますね。

面接を切り抜けるポイント

外資系企業の面接を切り抜けるポイントは、以下のようになっています。

  • 論理的思考(ロジカルシンキング)
  • 成果に対してのスタンス

論理的思考(ロジカルシンキング)とは、結論に対し、理由や筋道が立っており矛盾がないことです。

また、外資系企業は日系企業とは違って人を育てて働くという文化があまりなく、経験・スキルに伴った成果がすべてとなります。

とくに外資系企業の金融やコンサルは実力主義なので、常に成果を上げて出世していかないと解雇されてしまうケースもあります。

外資系企業の転職面接については、以下の記事でも詳しく解説しているので、こちらもご覧ください。

英語ができなくても外資系企業を目指すなら

英語ができなくても外資系企業を目指したい人は、外資系企業に強い転職エージェントを利用することをおすすめします。

上記でもお伝えしましたが、転職エージェントは企業やポジションごとの採用要件の詳細を把握しているので、英語力を必要としない外資系企業の求人を紹介してくれるからです。

また、英語力だけではカバーできない志望動機などの面接対策も一緒におこなってくれるので、効率的に転職活動を進めることができますよ。

ただ、外資系企業の求人は全体的に少ないので網羅するためにも、転職サイトと転職エージェントの両方に登録しておくのがおすすめです。

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ハイクラス求人は全体的に少ないため網羅するためにも、転職サイトと転職エージェントは両方に登録しておくのがオススメです。

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