2019.08.13

コンサルティングファームから異業種に転職するには?

この記事を書いた人

アクシス株式会社 代表取締役

末永雄大

Suenaga Yuta

Profile 新卒でリクルートキャリア入社。その後、サイバーエージェントにて集客支援を行う。
2012年転職エージェントとしてアクシス株式会社を設立。
Yahoo!ニュース(個人)・オールアバウトガイドなどのメディアに転職のプロとして記事を寄稿している

コンサルティング業界といえばトップクラスの会社は平均年収1000万以上と非常に高給取りの業界です。

しかし、その一方で退職希望者も非常に多い業界であることも事実です。

今回はコンサルティングファーム出身者によくある転職理由とオススメの転職先についてお話しいたします。

よくある転職理由

コンサルティング業界といえばトップクラスの会社は平均年収1000万以上と非常に高給取りの業界です。

しかし、その一方で退職希望者も非常に多い業界であることも事実です。

では、なぜコンサルティングファームから転職を希望される方が多いのでしょう。

まずはコンサル業界からどのような理由で転職している人が多いのかご紹介したいと思います。

① ビジネス上の意思決定を自分の責任で行いたい

結局コンサルというのは、事業会社からすれば「第三者」で、最終決定ができる立場にはありません。

そのため、「第三者」としてではなく、自分の所属会社でかつ最終決定権をもつ事業会社の立場からビジネスに携わりたいと考えるようになる人が多く、ある程度経験を付けたのちに転職をするというケースは非常に多いです。

②施策の効果検証を行いたい

施策の実行フェーズも支援するというファームは増えているが、施策が実行された後まで同じプロジェクトに携わることができるというケースは少ないのが現状です。

すなわち、「やって終わり」ということになるケースが非常に多いのです。

人材価値を高めるために、また「自分が導入した施策の効果を見極め、クライアントからフィードバックを受けたい」という想いから転職する人も多いです。

③ワークライフバランスを確保したい

コンサルの仕事というのは非常にハードです。

午前様で仕事をすることも珍しくはありません。

そのため、女性であれば結婚や出産をきっかけにワークライフバランスを見直したいという人が多いですし、そのようなイベントがなかったとしても体力的に不安を感じる方も少なくありません。

働き方を見直したいという方というのもコンサル業界から転職を行う理由となっています。

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コンサルティング業界の人材のアピールポイント

では、コンサルティング業界で経験した中で、どのようなスキルが評価されるのでしょうか。

実は、評価されるポイントは非常に多く、長時間労働やクライアントからのプレッシャーに耐えられる精神力や業界の玄人ともやりあうコミュニケーション能力など、様々な観点が評価されるのですが、その中でも特に注目される点は「問題解決能力」と「リーダーシップ」です。

では、どう評価されるのかそれぞれもう少し詳しく見てみましょう

問題解決能力

コンサル業界に在籍していると、業界や企業を問わずあらゆる経営課題に向き合ってきているため、業界を超えて活用することができる「問題解決能力」を身につけているといった評価をされます。

リーダーシップ

以前は「完璧な計画ときれいな資料を作るだけ」と揶揄されるようなスタイルを取っていたコンサルティングファームが多かったのですが、最近施策の実行支援まで踏み込んでクライアントと付き合うファームが増えてきています。

そのため、クライアント企業はもちろん、その他のステークホルダーも巻き込んでプロジェクトを推進していくことが求められ、それをこなしてきている点からリーダーシップをもつ人材だと評価されます。

ではコンサル出身者にとってどのような転職先がフィットしているのかという点についてお話します。

よくある転職先

ではコンサル出身者にとってどのような転職先がフィットしているのかという点についてお話します。

コンサルと一口に言っても、戦略コンサル経験者(戦略系・総合系コンサルティングファーム、大手シンクタンク)と特化型コンサル経験者(財務、会計、人事、IT)で異なります。

ではそれぞれのよくある転職先についてお話をしたいと思います。

戦略コンサル経験者の転職先

・同業他社

戦略系の中での移動はもちろんのこと、人事や財務など専門領域へ特化したコンサルティング会社への転職をするケースが一般的には多くあります。

・事業会社

コンサルティングファームに在籍している人は経営戦略や事業戦略、組織変革など幅広いプロジェクトを経験している分、特定分野の知識は浅くなる傾向にあります。

そのため、業界を問わず、事業会社の経営幹部(CEOやCOO、事業責任者など)、経営企画部門、マーケティング部門、M&A部門へ転職するケースも多くあります。

・PEファンド・投資銀行

PEファンドとはプライベート・エクイティ・ファンドの略で、資家から資金を募り、主に未上場企業(または事業)への投資を行い、企業の成長又は再生を支援する組織です。

幅広い業界に精通している戦略コンサルの方は、今まで企業の課題解決そのものに対し支援をしていましたが、その切り口をお金に変えるというやりかたで転職を成功させるケースもあります。

・起業

どこかの会社に所属するというのではなく、自分で事業を展開し、自分自身で課題を解決する、もしくは自身が独立してコンサルティングを行うという方もいらっしゃいます。

また、上述にも記載させていただきましたが、コンサルはハードワーカーの集まりでかつ、頭脳明晰な方も多いため、成功例も多く目にします。

実際、DeNAの創業者である南場氏やオイシックス創業者の高島氏はマッキンゼー出身で、まさにこのケースで、該当します。

特化型コンサル経験者の転職先

・自らの専門領域の同業他社
上述の「戦略コンサル経験者の転職先」でお話したのと同様に、特化型から戦略コンサルへの転職もありますし、同業他社の特化型のコンサルに転職するケースもあります。

ただ、経理・会計系から人事などの別の特化型コンサルに行くというより、会計→会計など同業他社へ転職するケースのほうが圧倒的に多いです。

・事業会社

業界を問わず転職できますが、部門は会計系コンサルであれば財務部門、人事コンサルであれば人事部門、ITコンサルであればIT戦略部門などといったように、経験した領域に限られます。

・PEファンド・投資銀行

プライベート・エクイティ・ファンドでは、企業の財務諸表を読めるなど会計知識というのが非常に重要となります。
そのため、財務系のファーム出身者はPEファンドや投資銀行への転職も可能です。

・起業

戦略コンサル同様、ハードワーカーで頭脳明晰である方が多いため、起業して成功するパターンも存在します。

特にITコンサルのアクセンチュア出身者はIT・webを切り口とした事業を展開し、成功することが散見されます。

戦略系・特化系問わず、「入社直後から経営視点に立てる」ことと「コンサルティングファーム並の高収入」を両立できる企業は少ないため、どちらを優先したいかを考えた上で転職先を検討する必要があります。

オススメの転職先は?

では、実際オススメの転職先としてはどのようなお仕事がよいのでしょうか。

弊社アクシスでは無形商材の営業職をオススメしています。

ではなぜ無形商材の営業をオススメする理由は6つです。

  • 未経験でも積極的に採用する
  • 専門性を身につけやすい
  • 他社からの引き合い・選択肢を増やしやすい
  • やりがいを感じやすい
  • 中長期的に給与•年収を上げていきやすい
  • 物売り的な要素が少ない

無形商材の営業職については以下の記事で詳しく説明していますので、ぜひお読みください。

▶︎▶︎営業職に未経験で転職する際にオススメの4つの業界とは?

コンサルティングファーム出身の方には、特に「インターネット業界」の営業職をオススメしています。

なぜなら、インターネット業界は、業界全体が著しく成長していることを受けて、幹部ポジションの求人が増加しており、年収が高くなっています。

また、大手インターネット企業はM&Aを積極的に行なっているため、M&Aを担う人材や吸収した事業会社の経営を任せられる人材を求めています。

世界進出を視野に入れている企業も多いので、グローバル思考の人にもぴったりだと言えるでしょう。

転職するか迷った時はどうすればいい?

とはいっても、転職には勇気が必要です。

しかし、このまま同じ仕事をしていても閉塞感があるのは分かっているけど異業種転職する決意がつかない…という時は以下の3つの観点から考えてください。

① 今感じているやりがいは他の仕事では得られないのか

転職をためらう理由として、今の仕事のやりがいを思い出す方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、今の仕事のやりがいは、他の仕事でも見出すことはできるのではないでしょうか。

例えば、「課題解決力を生かした仕事」というのであればという理由であれば、事業会社の経営企画・事業企画でも良いですし、上述のような無形営業全般は基本的に企業側の課題を自社のサービスを使って解決するのが仕事となります。

このように自身のやりがいを感じられる仕事は今の仕事に限らず数多くある可能性があります。

「自分はコンサル以外で働くことが考えられない」と言い切れるような明確な理由が自分の中にあるのか、考えてみると良いでしょう。

② 10年後の自分の姿は想像できるか

今の職場で働き続けた10年後の自分の姿が自分のなりたい人間像から考えてどうでしょうか。

もし、遠いのであれば、怖いかもしれませんが、転職することが自分にとっての正解となるのかもしれません。

今の仕事を10年続けること、10年以上働いている先輩たちのようになりたいのかという観点で考えてみてください。

③ 抱えている不満は自分で解決できるのか

人間関係が問題であれば人事異動や業界内転職で解決することもあるかもしれません。

しかし「1:よくある転職理由」であげたような点はコンサル業界の特徴であり、それが理由で転職している同業界に在籍した先輩たちの歴史とも言えます。

そのため、自力での解決や業界内転職での解決は難しいと考える方が自然です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今コンサル業界から転職を考えている方にとって、重要なのは情報収集と決断です。

中途半端な思いのままで働いていても良い仕事はできないですし、転職したいと思っていても適正なタイミングで行わないと良いビジネスマンライフを歩めないでしょう。

そのため、しっかり情報を取り、自分にとって転職は必要なのか、いまではないが将来的に必要なのか、それとも不要なのかしっかり結論を出してください。

ただし、どうやって情報収集をするか、決断するためにどうすればわからないという方は、ぜひ転職エージェントを利用してみてください。

その行動があなたにとって明日以降のビジネスマンライフを変える第一歩になるでしょう。

弊社は特に「インターネット業界」へ深い理解を持っておりますので、IT・Web業界を転職先の選択肢に含めている方はぜひ弊社の転職エージェントサービスのご利用もご検討ください!

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