保育士から転職しやすいおすすめ異業種は?経験や資格を活かせる違う仕事
保育士から転職したい人向けに、おすすめの違う仕事やこれまでの経験や資格を活かせる異業種の職場を徹底解説します。
また、保育士から転職するメリット・デメリットや保育園以外の求人検索の方法も紹介します。残される子どもたちのことを考えて迷っている保育士は必見です。
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【年度途中でも転職は可能!
年度途中での転職を検討する保育士は多いですが、残される子どもや職員の負担を考えて罪悪感を抱いてしまう人もいます。
ですが、年度途中で転職すること自体は可能です。決して悪いことではないので、自分にとって必要なことかどうか情報収集しながらじっくり考えることをおすすめします。
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保育士から転職するのは可能
保育士からの転職には「保育士から保育士(同業種への転職)」と「保育士から異業種へのキャリアチェンジ(保育士から違う仕事)」の大きく2パターンに分けられます。

末永

どちらのパターンであっても転職は可能ですが、保育士から同じ保育士に転職する場合や、保育士の経験を活かせる育児・教育関連の仕事(企業内保育、児童指導員ベビーシッターなど)への転職は、比較的スムーズに進みます。
なぜなら、これまでの経験がそのまま活かせるため、即戦力として評価されやすいからです。
一方で、事務職・営業職・エンジニアなど、保育と直接関係のない異業種へ転職する場合、基本的には「未経験転職」となるため、難易度は高くなります。
しかし、保育士の経験が活かせる職種を選ぶ、事前に必要なスキルを学ぶなどの準備をすれば、成功の可能性は十分にありますよ。
ここからは、保育士からの転職について、パターンごとに転職難易度を詳しく解説します。
保育士から保育士への転職難易度
保育士から再度保育士として働き続ける場合の難易度は高くありません。
なぜなら、保育業界が慢性的な人手不足だからです。
たくさんの保育施設が積極的に採用活動をしているため、最低限のスキル・経験があれば十分に採用の可能性があります。
ここでは、保育士の人手不足事情を詳しく解説します。厚生労働省の「保育士の現状と主な取組(令和2年度)」によると、保育所で勤務する常勤の保育士は全体で32万8,696人なのに対して、離職者数は3万7,716人でした。
つまり、保育士全体の離職率は9.3%であり、中でも私立保育園の場合は10.8%です。

とはいえ、厚生労働省の令和5年雇用動向調査結果によると日本全体の平均離職率は15.4%なので、保育士の離職率が顕著に高いわけではありません。
一方で、厚生労働省は令和6年度末までの4年間で約14万人分の保育の受け皿を整備する「新子育て安心プラン」を進めており、全国の保育施設では保育士の積極的な採用活動を継続しています。
つまり、保育士の需要増を背景とした人手不足だといえますね。
実際に、こども家庭庁の公開資料によると令和6年1月時点で保育士の有効求人倍率は3.54倍でした。これは、全国の全職種を対象とした平均有効求人倍率は1.35倍を大きく上回っており、保育士の保育士の求人は非常に多いことがわかります。
有効求人倍率とは
全国の公共職業安定所(ハローワーク)の求職・就職の状況をまとめ、厚生労働省が毎月公表している求人数の倍率のことです。

さらに女性の就業率と児童の保育所利用率が増加していることから、保育士に合わせて保育所の数も年々増える傾向にあります。そのため、保育士の積極採用は継続していくことが見込まれていますよ。

そのため、保育士として働いた経験があれば、これまでの経験を評価してもらえるので、異業種への転職と比べて保育士から保育士への転職難易度は低いと言えますね。
人手不足とはいえ、希望条件に合った職場に転職するにはしっかりとした準備が必要です。おすすめは保育士の転職に精通した転職エージェントを利用する方法です。

末永

保育士が転職する際の流れは、以下の記事で詳しく解説しているので、気になる人はこちらもご覧ください!
保育士から異業種への転職難易度
一般的に保育士から異業種へのキャリアチェンジは転職難易度が高めです。
保育士から異業種へ転職するのが難しい理由は大きく4つあります。
専門性の高さ
保育士では子どもの発達や教育に特化した専門的なスキルが求められるが、他の業界では直接的に活用しづらい
資格の特殊性
保育士資格は特定の職種に特化した資格であり、他の業界業種では評価されにくい
業務経験の転用が難しい
保育現場での経験はビジネスや他の業界で求められる経験とは異なることが多い
ビジネススキルが不足
保育現場ではPCスキルやビジネスマナー・文書作成など一般的なビジネススキルを習得する機会が少ない
ただし、すべての異業種転職が難しいわけではありません。
たとえば、子育て用品や乳幼児向け医療機器メーカー、幼児教育関連サービス企業など育児・教育関連の企業へ転職であれば保育士としての経験やスキルを活かすことができます。
しかし、これらの企業はそもそもの求人数自体が少なく、競争率も高いため転職難易度は高くなります。
また、まったく未経験の業界業種へキャリアチェンジする場合も、転職先の業界で求められるスキルを事前に学んだり、自身の強みを活かせる職種・職場を見つけたりと、熱意を効果的に伝えられないと転職活動はスムーズに進みません。
以下の保育士から異業種への難易難易度を具体例とともにまとめたので、参考にしてみてください。
転職難易度 | スキルの転用 | 求人の多さ | 準備期間 | 具体例 |
---|---|---|---|---|
低(転職しやすい) | 直接活かせる | 多い | 1〜3ヶ月 | 児童教育、ベビー用品メーカー、福祉業界 |
中(工夫次第で可能) | 間接的に活かせる | 普通 | 3〜6ヶ月 | 営業、カウンセリング、事務職 |
高(難易度が高い) | ほぼ活かせない | 少ない | 6ヶ月以上 | ITエンジニア、医療職、金融・コンサル |
実際に、厚生労働省の「保育士の現状と主な取組(令和2年度)」によると、現在の職場を退職し転職する場合、約3割は他業界に転職するという結果でした。
転職先 | 割合 |
---|---|
保育業界への転職 | 53.1% |
他業界への転職 | 30.0% |
他福祉業界の転職 | 16.9% |
参考:厚生労働省 保育士の現状と主な取組(令和2年度) |
保育士は保育士資格を有する必要のある施設に就職するだけの選択肢ではなく、営業職や販売職などへのキャリアチェンジも十分視野に入れられることが分かりますね。
異業種転職を成功させるポイント
自分の強みを活かせる職種を選ぶ(対人スキルが必要な営業・販売職、教育関連業界など)
事前に必要なスキルを学ぶ(パソコンスキル、ビジネスマナー、資格取得など)
転職エージェントを活用して効果的に転職活動を進める
しっかりと準備と対策を行えば、保育士から異業種への転職も十分可能です!
保育士以外へ転職したい人は、未経験向けの求人を多く保有するリクルートエージェント・dodaに相談するのがおすすめです。
保育士として培ってきた経験やスキルを活かしながら、希望する求人企業に合わせてしっかりと履歴書・職務経歴書から面接まで対策してもらえますよ。
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保育士から一般企業への転職を検討している人は、こちらの記事も合わせて参考にしてみてくださいね!
保育士から転職する前に確認すべきポイント
保育士から異業種への転職を希望する人は「本当に転職するのか」「保育士を止めてもいいのか」をしっかり検討することが重要です。
まず、転職を考える根本的な理由を明確にしましょう。単に現在の職場環境や待遇に不満があるだけなのか、それとも保育士という職業自体に向いていないと感じているのかを見極めます。
見極めポイント
職場環境や待遇への不満
→もし現在の保育園の労働環境や給与が不満なら、職場を変えるだけで解決する可能性があります。保育士の仕事自体が合わないと感じる
→保育の仕事そのものに違和感を感じている場合には、異業種への転職を考えるタイミングかもしれません。
転職を決める前に、今の職場で改善できることがないかを確認することも重要です。
上司や同僚に相談する
→業務負担の調整や待遇改善が可能かもしれません。別の保育施設への転職も視野に入れる
→保育方針や労働環境が合う職場なら、転職しなくても問題が解決することもあります。
現在抱えている不満や課題について、上司や同僚と率直に話し合ってみることも有効です。
待遇改善や業務内容の調整など、現職場内で解決できる可能性もあります。また、別の保育施設への転職という選択肢もありますね。
保育士の仕事には、子どもたちの成長を見守るやりがいや、直接的な感謝をもらえる喜びがあります。
他の職種では得られない経験やスキルを持っていることを再認識するのも大切です。
簡単に異業種への転職を決断する前に、自身のキャリアビジョンや人生の目標を考慮したうえで、保育士を続けることのメリットを改めて考えることが大切です。
転職は大きな決断です。十分な情報収集と熟考を重ねて、慎重に判断しましょう。
保育士から転職するメリット・デメリット
保育士から転職を目指す場合は、メリット・デメリットを正しく理解することが重要です。
特に保育士から異業種の場合は、まったく経験したことのない業界へチャレンジすることになります。
事前に転職のメリット・デメリットを両面で理解していれば、転職後のミスマッチを防ぎ、理想通りのキャリア形成を目指すことができるのでおすすめです。
ここからは、保育士から転職するメリット・デメリットをそれぞれ紹介します。とくに保育士から異業種への転職を詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
保育士から転職するメリット
保育士から転職するメリットは下記のようなメリットがあげられます。
保育士から転職するメリット
- 心身の負担・疲れが軽減される
- 人間関係をリセットしてスタートできる
- 給与アップにつながる可能性がある
- 新たな経験・スキルを習得できる
- ワークライフバランスが改善する可能性がある
- シフト制から固定制になることがある
保育士から異業種への転職は、新たな環境での再スタートと成長機会が大きなメリットです。現在の職場で肉体的・精神的に大きなストレスを抱えている場合も、働く環境を変えることで解消する可能性もあります。
例えば、子どもたちとの活動や保護者対応における心身の負担が軽減されたり、閉鎖的な職場環境ならではの人間関係の煩わしさが改善したりと、転職の利点は多いです。
また、保育士で培ったコミュニケーション能力や忍耐力・臨機応変な対応力は、多くの職種で高く評価されています。新しい知識やスキルを習得することで自己成長につながったり、高収入を目指すことも可能です。
身につくスキルの例
PCスキル(Excel・Word・データ入力)
ビジネスマナー・コミュニケーションスキル
営業力・マーケティング知識
ほかにも、シフト勤務から固定勤務やフレックス勤務になったり、働く場所を選べたりとワークライフバランスの改善も図れます。
保育士から異業種に転職したいものの失敗するのが怖いと感じる人もいると思います。そんなときは無料で利用できる転職エージェント(転職サイト)を活用してみましょう。
その中でもおすすめなのは求人数や転職支援実績が豊富なリクルートエージェント・doda・マイナビエージェントの3社です。
この3社なら初めて転職する人でもしっかりと手厚くサポートしてもらえますし、きちんとこれまでの経験やスキル、そして希望条件を考慮した上で求人を紹介してくれます。
転職するからには失敗や後悔せずに転職先を見つけたい人におすすめなので、ぜひ相談だけでもしてみてくださいね。
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保育士から転職する際に失敗したくない気持ちが強い人は、こちらの記事で対処法などを解説しているので、ぜひ読んでみてください!
保育士から転職するデメリット
異業種への転職は新しい挑戦ですが、慎重に考えるべきデメリットもあります。
事前に理解しておくことで、転職後のギャップを減らし、後悔のない選択ができますよ。
保育士から転職するデメリット
- 新たな業務知識やスキル習得に時間がかかる
- 新たな環境や企業文化に慣れるまで大変に感じる
- 新しい悩みや不満が出てくる可能性もある
- 年収ダウンにつながる可能性もある
- 以前よりもやりがいを感じられなくなる
- 職種によって採用が難しいことがある
- 年齢が上がるにつれて採用されにくくなる
異業種への転職は、まったく新しい業界・職種にチャレンジすることになるため、スキル取得が必須です。新しい業務に慣れるまでは時間がかかるため、勉強しながら働く覚悟が必要です。
事務職
→PCスキルやビジネスマナーの習得が必要エンジニア
→プログラミングやシステム開発の知識を学ぶ必要がある営業職
→商談スキルやプレゼン能力を磨く必要がある
また、保育士の職場は女性中心でチームワークを重視する文化が特徴的ですが、企業によっては環境が大きく異なります。特に、体育会系の営業職や、個人のスキルが求められるエンジニア職などは、働き方や価値観の違いに戸惑うこともあります。
そして、「保育士を辞めたい」と思って転職したものの、新しい職場にも別の悩みがあることに気づくケースもあります。転職の理由を明確にし、何を最優先したいのかを整理しておくことが大切です。
未経験の業界・職種に転職する場合には、最初の給与は低めに設定されることが多いです。特に、事務職や販売職などの未経験者歓迎の職種では、保育士時代よりも年収が下がるケースが多いため、将来的なキャリアプランを考えることが重要です。
他にも、保育士からの転職は即戦力として評価されにくいため、職種によっては採用ハードルが高い場合があります。特に、専門性の高い職種では事前に資格取得やスキル取得が必要となるため、転職までの準備期間を確保することが重要です。
異業種への転職はデメリットもある反面、転職に成功し理想のキャリアを実現している人が多くいるのも事実です。
異業種への転職に対する不安を解消したい、納得できる転職先を見つけたいと考えている人は、転職のプロである転職エージェントの利用がおすすめです。
転職エージェントは求人保有数・転職支援実績が豊富な大手総合型転職エージェントがおすすめです。
とくにリクルートエージェント・doda・マイナビエージェントなら、抱えている悩みや不満に寄り添い、丁寧にアドバイス・転職支援が受けられますよ。
キャリアアドバイザーに自分が抱えている悩みや不満、そしてその上でどのような職場でどんなふうに働きたいのか伝えて、自分にぴったりの求人を紹介してもらいましょう。
保育士から転職する際に怖いと感じている人もいると思うので、ぜひこちらの記事も合わせてご覧になってみてくださいね!
【ケース別】保育士の転職におすすめの異業種
保育士から保育士以外の異業種へ転職したい人におすすめの職種・職業を紹介します。
なお、保育士から異業種への転職難易度は年代ごとに異なります。個人の能力や経験、希望の求人、準備の有無などの要素で難易度は変動しますが、一般的には年代ごとの転職難易度は以下のようになることが多いです。
年代 | 転職難易度 | 特徴 |
---|---|---|
20代 | 低~やや低い | 柔軟性があり、新しいスキルを習得しやすい。ポテンシャル採用(未経験歓迎)も多く、キャリアチェンジしやすい。 特に20代前半は転職がスムーズにできる。 |
30代 | 中~やや高い | 求人数は減少するが、リーダーシップやマネジメント経験があると評価されやすい。未経験転職は計画的に進める必要がある。 |
40代以上 | 高い | 年齢による採用ハードルが高く、転用可能なスキル・経験がないと転職は難しい。 転職できたとしても新しいスキル習得に時間がかかったり、長年のキャリアを捨てる心理的抵抗は大きい。 |
異業種への転職を目指す場合は、できるだけ早く転職活動をスタートするのがおすすめです。
特に30代以降のキャリアチェンジは難易度が上がるため、スキルを磨いたり、段階的な転職を考えることが重要です。
また、30代以上で異業種への転職を目指す場合、いきなり希望の職種に転職するのではなく、転職難易度の低い業界・職種を経由したり、パートや派遣などの働き方からスタートするのも選択肢の一つです。
ここでは、保育士から異業種に転職する際におすすめの職種を5つ紹介します。
事務職
4
おすすめポイント
記録業務や文章作成で培ったパソコンスキルを活かせる
子どもや保護者との対応で身についたコミュニケーション能力が役立つ
定時退社が可能な職場が多く、ワークライフバランスが改善しやすい
保育士からの異業種転職は「事務職」がおすすめです。
事務職では、保育士の記録業務や文章作成などで培った基本的なパソコンスキルを活かせるのと、子どもや保護者とのコミュニケーション能力は、職場での人間関係構築に役立ちますね。
事務職への転職では「働き方」が改善することも多いです。事務職は定時退社が可能な職場が多く、ワークライフバランスの向上が期待できますよ。
家庭や育児に影響を与えることもなく、職場によっては人員も多く産休・育休の取得や急な欠勤などにも柔軟に対応してくれる場合が多いです。
事務職の業務内容例
- データ入力・電話対応
- 見積書・申込書の作成
- マニュアル・メールの作成
- ファイリング・書類の整理
- 問い合わせ・来客対応
参考として、dodaの2024年版平均年収ランキングによると、事務職の平均年収は352万円でした。
事務職は安定した働き方ができる反面、人事・総務・経理などの専門知識がないとキャリアアップが難しく、仕事の成果を数字で表しにくいため、大幅に年収をあげることが難しい職種です。
継続して年収を上げていきたい人は、営業職など自分の成果が給料に反映されやすい仕事のほうがおすすめです。
なお、事務職は人気が高いうえに、募集枠自体が少ないので、事務職未経験な保育士の転職難易度は非常に高いです。
メリット
- 安定した働き方ができる(残業が少なく、定時退社しやすい)
- 産休・育休の取得がしやすい(職場によっては柔軟に対応可能)
- 体力的な負担が少ない(立ち仕事がなく、長く続けやすい)
デメリット
- キャリアアップが難しい(人事・総務・経理などの専門知識がないと昇給しにくい)
- 仕事の成果を数字で示しにくい(営業職などに比べて評価基準が曖昧)
- 未経験者の転職難易度が高い(人気職種のため、経験者が優遇されやすい)
それでも事務職を目指したい人は、より高度なパソコンスキルを身につけるのと同時に、選考対策を入念におこないましょう。
とくに事務職は人気職種なので経験者が優位です。選考対策をしっかりおこなわないと面接にも進めない可能性もあります。
事務職に挑戦したいけど、応募書類や面接のコツを知らずに選考を通過できないのはもったいないですよね。
そうならないためにも、転職のプロである転職エージェントに事前準備の仕方を相談して万全な状態で転職活動に臨んでいきましょう。
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事務職の転職について詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。
介護職
3
おすすめポイント
高齢者のケアは子どものケアと共通点が多い(観察力・コミュニケーション能力が活かせる)
レクリエーションの企画・実施など、保育現場の経験が活かせる
未経験でも転職しやすい業界で、即戦力として評価されやすい
保育士の経験を活かすことができる点で「介護職」もおすすめです。
高齢者のケアは子どものケアと共通点が多く、コミュニケーション能力や観察力が重要となります。また、レクリエーションの企画・実施など、保育現場での経験が活きる場面も多いので、即戦力として活躍できますよ。
介護職は日勤のみだけでなく、夜勤や短時間勤務など、自分のライフスタイルに合わせた働き方を選択できることが多いです。
柔軟な働き方を求める人にも介護職はおすすめできますね。
また「年収」面では、夜勤手当などにより保育士よりも高収入を得られる可能性があります。さらに、介護福祉士や介護支援専門員(ケアマネージャー)などの資格取得により「キャリアアップ」も可能です。
dodaの2024年版平均年収ランキングによると、介護士の平均年収は342万円でした。
介護職の業務内容例
- 食事・排泄の介助
- 入浴・就寝の介助
- 口腔ケア
- 掃除・洗濯
- レクリエーション・介護記録の作成
また、介護職は保育士と同様に慢性的な人手不足により採用に積極的な企業・施設が多い業界です。
求人数も多く、介護職未経験であっても業務内容の親和性の高さから保育士の業務経験・スキルは評価されやすいので、希望通りの転職を実現できる可能性は高いですよ。
介護職に興味がある人は介護職専門の転職サイトで求人を見ながら業務理解を深めていきましょう。
メリット
- 保育士の経験を活かせる(利用者とのコミュニケーションやレクリエーションスキルが活きる)
- 柔軟な働き方が可能(日勤・夜勤・短時間勤務などライフスタイルに合わせやすい)
- キャリアアップの選択肢が広い(介護福祉士やケアマネージャーの資格取得で昇格が期待できる)
- 人手不足のため転職しやすい(未経験でも採用されやすい)
デメリット
- 体力的な負担が大きい(入浴介助や移乗介助など、身体を使う作業が多い)
- 夜勤がある施設も多い(夜勤手当がつくが、生活リズムが不規則になる可能性もある)
- 資格がないとキャリアアップに時間がかかる(無資格でも働けるが、収入アップには資格取得が必要)
また、以下の転職サイトから転職エージェントに介護士の働き方やどんな施設を選ぶと良いのかなど、アドバイスをもらうのもおすすめですよ。
介護職の安心転職に!おすすめ転職サイト
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レバウェル介護(旧:きらケア)
介護職の転職サービス口コミ総合評価No.1!入職後も寄り添いサポートで安心 -
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マイナビ介護職
人材大手のマイナビが運営する介護福祉士特化の転職支援サービス!介護士の悩みをマンツーマンで解消
販売職
3
おすすめポイント
子どもや保護者とのコミュニケーション経験が顧客対応に役立つ
保育現場での行事企画の経験が、売り場づくりや販促企画に活かせる
シフト制のため、自分のライフスタイルに合わせた働き方が可能
販売職も保育士の対人スキルが大いに活かせる職種です。
子どもや保護者とのコミュニケーション経験は、顧客対応に直接役立ちます。また、保育現場での行事企画などの経験は、売り場づくりや販促企画にも活用できますね。
販売職の業務内容例
- 接客・レジ打ち
- 商品の品出し・在庫管理
- レイアウト決め
販売職の平均年収は、dodaの2024年版平均年収ランキングより338万円でした。
販売職への転職は働き方の柔軟性を求める人におすすめです。シフト制で働く店舗が多いため、自分のライフスタイルに合わせた労働時間を選べる可能性がありますよ。
また、販売実績に応じた歩合給で高収入を目指せたり、マネージャーやバイヤーなどへの登用といったキャリアアップの機会が得られたりと、メリットも多くあります。
メリット
- 未経験でも挑戦しやすい(研修制度が整っている企業が多い)
- 実績次第で高収入を狙える(歩合給がある企業もある)
- キャリアアップの機会が豊富(店長やバイヤーへの昇進が可能)
- シフト制で働き方の自由度が高い(昇給制度や評価基準が不透明な場合もある)
デメリット
- 立ち仕事が多く、体力を使う(長時間の接客が負担になることも)
- 売上ノルマがある場合もある(プレッシャーを感じることがある)
- 年収アップの難易度が職場によって異なる(昇給制度や評価基準が不透明な場合もある)
- 希望通りのシフトが組めないこともある(繁忙期は希望休が取りにくい)
販売職は未経験で挑戦しやすい職種ではありますが、立ち仕事で体力を使うため長く勤められないと感じる人もいます。
また、成績次第で年収が上がりづらかったり、希望通りのシフトが選べなかったりと職場や扱う商品・サービスによって特徴・働きやすさは異なります。
そのため、自身のキャリア観や希望条件をしっかりと考えた上で選択するようにしましょう。
営業職
4
おすすめポイント
保護者対応で培った説明力や信頼関係の構築能力が役立つ
子どもの行動を観察し、適切なサポートをしてきた経験が、顧客ニーズ把握に活かせる
成果を出せば収入やキャリアアップのチャンスが多い
営業職も保育士の業務との親和性の高さからおすすめできます。
営業職は対人スキルやコミュニケーション能力が大きな強みとなる職種です。保護者対応で培った説明力や信頼関係構築能力は、顧客との良好な関係づくりに直結します。
また、うまく言葉で表現できない子どもを観察し、適切なサポートを提供してきた経験は顧客のニーズを理解し、最適な提案をおこなう営業職の業務にも役立ちます。
営業職の業務内容例
- 自社サービス・商品の提供
- 顧客のニーズをヒアリング
- 顧客が抱える課題の解消
営業職は基本給に加え、成果に応じた歩合給やボーナスが支給されることが多く、高収入が得られるチャンスがあります。
dodaの2024年版平均年収ランキングによると、営業職の平均年収は469万円とここまで紹介してきた業種の中で最も高くなっています。
さらに成果を出せれば働く場所や時間など自己裁量も大きく、柔軟な働き方が可能なこと、トップセールスや管理職への道も開いており、キャリアアップが目指しやすいのもメリットですね。
なお、営業職と一口に言っても新規営業、ルート営業、反響営業、代理店営業、ソリューション(コンサルティング)営業などさまざまで、扱う商材によって業務内容や特色は異なります。
だからこそ、どのような働き方が良いのか、自分のスキルが活かせるかどうかなどで職場・職種をしっかりと見極めることが重要です。
求人数の多さ・競争率の高さなどを考えると、保険や不動産、ウォーターサーバー、オール電化など個人を対象とする「個人営業」や人材紹介業など「無形商材の営業職」は転職難易度が低めです。
未経験でも転職はスムーズなので、別の営業職を目指している場合も個人営業からチャレンジし、段階的に営業職を経験しながらスキル・経験を積み重ねることで、キャリアアップしていくのが良いですよ。
メリット
- 未経験からでも挑戦しやすい(コミュニケーション能力を活かせる)
- 成果次第で高収入が得られる(歩合給やボーナス制度がある)
- キャリアアップの幅が広い(営業経験を活かして他職種への転向も可能)
- 自己裁量の大きい働き方ができる(成果を出せば時間や働く場所の自由度が高まる)
デメリット
- 成果を求められるプレッシャーがある(売上目標を達成しないと評価されにくい)
- 成績次第で収入に差が出る(固定給+歩合のため、安定した収入が得られないこともある)
- 異業種からの転職では最初は苦労する(保育士とは求められる思考や働き方が大きく異なる)
営業職は保育士とは違い、利益を出すことを強く求められる点で大きなギャップを感じる保育士も多いです。そのため、働き方・考え方を大きく変えないといけないので、最初は大変かもしれません。
ただ、営業職はトップセールスとしてキャリアアップする道や、営業職のスキル・経験を活かして人事や営業企画、マーケティングなどキャリアの幅を広げる道もあります。
未経験からでも挑戦しやすい職種なので、保育士から異業種の転職では営業職がおすすめですよ。
未経験から営業職への転職についてより詳しく解説しているこちらの記事や動画も参考にしてみてくださいね。
エンジニア
3
おすすめポイント
理論的思考力と問題解決能力を活かせる
子どもの成長に合わせた教育方法の工夫が、ユーザーに優しいUI設計などに役立つ
IT業界は人材不足のため、未経験からのキャリアチェンジがしやすい
エンジニアは、一見すると保育士とは距離がある職種に思えますが、意外にも親和性があります。
保育現場で発揮してきた創造力や問題解決能力は、プログラミングやシステム開発にも活かせます。
また、子どもの成長に合わせて教育方法を工夫する経験やニーズをくみ取って適切な支援を提供した経験は、ユーザーに分かりやすいユーザーインターフェースの設計などに役立ちますね。
エンジニアの業務内容例
- システム開発・企画
- 提案・設計・開発・テスト
- プログラミング
IT業界は慢性的な人材不足で、未経験からのキャリアチェンジを積極的に受け入れる傾向にあります。
リモートワークやフレックスタイム制を導入している企業も多く、柔軟な勤務形態が選べることや、スキルアップによりキャリアアップの機会が多いこともメリットです。
メリット
- 未経験からでも挑戦しやすい(プログラミングスクールや独学で学習できる)
- リモートワークやフレックスタイムが可能な企業が多い(柔軟な働き方ができる)
- スキル次第で年収アップが狙える(市場価値が高い職種)
- 将来のキャリアの選択が広がる(ITコンサルタントやフリーランスにもなれる)
デメリット
- スキル習得に時間がかかる(他職種よりも学習期間が必要)
- 即戦力が求められるため、転職成功までの準備が大変
- 独学や研修など、自己学習が必須(学び続ける姿勢が重要)
- 未経験からの転職では最初の年収が低くなることも(スキルが身につくまで評価されにくい)
未経験転職を積極的に受け入れているとはいえ、保育士とは異なる専門的な技術スキルが必要となるため、転職までの準備期間やスキル習得の期間は他の職種より長くなる可能性があります。
また、エンジニアとして活躍していくためには業務外で研修に参加したり、独学で勉強したりと、スキルを磨かないと年収を上げられない現状もありますね。
実際に、エンジニア職の年収が気になる人もいると思うのですが、dodaの2024年版平均年収ランキングによると、エンジニアの平均年収は425万円でした。
ここまで保育士からの転職でおすすめの職種を紹介しましたが、全くの未経験職種に挑戦するとなると本当に自分にできるのか不安になりますよね。そんなときは転職エージェントに相談してみましょう。
転職エージェントは転職理由やあなたの性格からマッチした仕事を紹介してくれるのはもちろん、選考対策や条件交渉までサポートしてもらうことができます。
異業種転職によるミスマッチを防ぐためにも、転職エージェントを有効活用するのがおすすめです。
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保育士から転職するのにおすすめの仕事
保育士からの転職でおすすめは、やはり経験を活かせる同業種である保育士への転職です。
保育士としての経験や資格を活かせる保育業界への転職難易度は低めで、他の保育園や放課後等デイサービス・児童養護施設といった子どもと関わる仕事は、保育士資格が活かせる職場は多く、即戦力としてスキルや経験を評価してもらえます。
現在の職場環境や働き方に不満や悩みがあるものの、子どもたちの毎日の成長や笑顔にやりがいを感じられる人や、保育士の仕事に誇りを持っている人は、引き続き保育士として転職をするのがおすすめですよ。
ここからは、保育士の資格や経験を活かせる転職先を、難易度別に解説していきます。
難易度 | メリット | デメリット | |
---|---|---|---|
他の保育園 | 低い | ・経験やスキルを直接活かせる ・求人が多く、転職しやすい ・地域によっては待遇改善や働きやすい環境を適用する園が増加している |
・人気の高い保育園は競争率が高い ・都市部では待機児童問題により業務量が多い可能性がある |
ベビーホテル | 低い | ・柔軟な勤務時間で働ける ・都市部では需要が高く、安定した仕事が期待できる |
・不規則な勤務時間によるワークライフバランスの難しさ ・地方では需要が少ない可能性がある |
子育て広場(子育て支援センター) | 低い | ・地域に密着した支援ができる ・保護者との関わりが多い |
・常勤の求人が少ない可能性がある ・地域によっては予算が限られ、待遇面で不利な場合がある |
幼児教室の先生 | 低い | ・教育に特化した指導ができる ・都市部では競争が激しく、高いスキルを身につけられる |
・地方では需要が限られる可能性がある ・保護者からの期待が高く、プレッシャーを感じることがある |
企業学童保育施設 | 低〜やや低い | ・企業との連携により、安定した雇用が期待できる ・都市部では需要が高まっている |
・地方では施設数が限られる ・企業の方針変更により雇用が不安定になる可能性がある |
託児所 | 低い | ・保育士資格がなくても働ける場合がある ・パート勤務など柔軟な働き方ができる |
・正社員としての雇用が限られる可能性がある ・地域によっては需要の変動が大きい |
ベビーシッター | 低い | ・子どもとの深い関わりが持てる ・都市部では高収入が期待できる |
・地方では需要が限られている ・不規則な勤務時間や移動の多さによる負担 |
保育ママ | 中〜やや高い | ・自宅で働けるため、ワークライフバランスを取りやすい ・少人数保育のため、きめ細かい対応ができる |
・初期費用がかかる可能性がある ・収入が不安定な場合がある |
学童保育 | 低い | ・放課後の時間帯が中心で、比較的規則正しい勤務が可能 ・全国的に需要が増加している |
・長期休暇中は業務量が増える ・地域によっては待遇面で不利な場合がある |
以下で、それぞれ詳しく解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
他の保育園
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他の保育園への転職は「保育士の仕事は好きだけど、今の保育園を離れたい」という人におすすめです。
転職したい理由が仕事内容ではなく、保育園での人間関係や待遇に関するものであれば他の保育園に転職することで不満が解消されるケースが多いです。
保育園ニーズの高まりから保育士求人は依然として多く、現職のスキルや経験がそのまま活かせるので転職難易度は低めといえるでしょう。
今の職場で培った経験やスキルをそのまま活かせるため、異業種転職のようにゼロから学び直す必要がなく、比較的スムーズに転職しやすいのもメリットです。
ただ、他の保育園への転職難易度は希望する保育園の人気度にもよります。職員を大切にする施設ほど保育士から人気なので、選考を受ける際には事前準備が欠かせません。
せっかく転職するなら、自分の希望に合った保育園を選びたいですよね。
そのためには、「なぜ転職したいのか」「次の職場に求める条件は何か」を明確にしておくことが大切です。
以下のようなポイントを整理し、自分に合った保育園の特徴と照らし合わせながら転職活動を進めると、より満足度の高い転職が実現しやすくなります。
人間関係の良い職場を求めているのか
給与や待遇の改善を優先したいのか
勤務時間やシフトの調整がしやすい職場が良いのか
自分に合った保育園から内定をもらうためには、転職理由を明確にして転職先に求める条件が整理できていることと、希望する保育園の情報収集が大事です。
とはいえ、忙しい中だと全部こなすのが大変ですし、自分1人でこれで合っていると判断するのも難しいですよね。そんなときは転職エージェントを活用しましょう。
転職エージェントは転職理由を丁寧にヒアリングして自分に合った保育園を探してくれる上に、選考対策までおこなってくれます。
これだと思う保育園を見つけても選考対策が万全でなくて入れないといったことがないように転職のプロにサポートしてもらいましょう。
ベビーホテル
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ベビーホテルへの転職は、給与を上げたい、保育士としてスキルアップしたい人におすすめです。
ベビーホテルは夜間・早朝保育を提供する施設であり、深夜手当や休日手当が支給されるため、通常の保育園より給与が高くなる傾向があります。
さらに、ベビーホテルへの転職は保育士の資格を持つ人を優先的に募集しているため、保育士から転職を目指す場合は転職難易度が低く、おすすめの転職先です。
ベビーホテルの業務内容の詳細
- 食事サポート・おやつ・指導
- 自由遊び・お散歩
- お昼寝
- 沐浴・入浴
- 寝かしつけ
ほかにも、ベビーホテルでは沐浴・入浴などの業務や、幅広い年齢の子どもたちの保育に携わることができます。保育士としてスキルや経験の幅を広げられるのもメリットですね。
ただ、ベビーホテルはシフト制であることが多く、勤務時間が不規則になりやすいです。
特に夜勤があるベビーホテルへの転職を希望する場合は、深夜・休日・残業手当の支給が正しく設定されているかどうか、しっかりと確認しておくことが大切です。
子育て広場(子育て支援センター)
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子育て広場への転職は、プライベートとの両立を優先したい人や育児支援をしたい人におすすめです。
子育て広場は基本的に時間外労働(残業)がなく、働き方に融通がきく求人が多い傾向にあります。また、保育士資格があれば採用時に優先されるので、転職難易度は低めです。
子育て広場(子育て支援センター)の業務内容の詳細
- 子育てに関する保護者の支援
- 企画やイベントの運営
- 地域の子育て情報の収集・掲示
保育園とは異なり、子どもより保護者のサポートがメインとなる仕事です。そのため、保育士としての経験を活かしつつ、新たな視点で育児支援に関われるのが大きな魅力ですね。
ここで注意したいのは、子育て支援センター内で保育施設がないケースもあるということです。
子どもたちと日常的に関わることができず、物足りなさを感じるかもしれません。
勤務する支援センターに保育施設が併設されているかどうかを確認する
「子どもと関わる仕事がしたい」のか、「保護者支援に重点を置きたいのか」を考えておく
もし「もっと子どもと関わる時間を持ちたい」と感じる場合は、保育業務を兼ねている施設を探すのも良い選択肢ですね。
幼児教室の先生
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幼児教室の先生は幼児の個性や能力を引き出したり伸ばしたりすることに興味がある人におすすめです。
資格が無くても就職することは可能ですが、保育士の資格保有者は優先して採用される傾向にあります。子どもの扱いに慣れていたり、万が一の場合も安心して子どもを任せられるため、保育士は転職活動を有利に進められますよ。
また、少子化や共働き世帯の増加、幼児教育の無償化の影響などにより幼児教室の市場は、近年人気が高まっています。求人数も多いので、保育士からの転職先としておすすめです。
幼児教室の先生の業務内容の詳細
- 子ども向けのレッスン
- カリキュラム作成
- 保護者対応
- 教材準備
幼児教室は遊びやコミュニケーションを通じて子どもの自主性を養う場です。幼児教室の先生は、基本的生活習慣の獲得や集団生活への順応など「保育」とは違う形で子どもの成長をサポートできる仕事といえますね。
幼児教育の先生は子どもと接する時間が多い一方で、事前準備やスケジュール調整などの事務作業も発生する点には注意が必要です。
また、土日祝日の出勤や保護者とのコミュニケーションが多いなど、保育士を辞めたい要因が含まれていないか注意しましょう。
レッスン内容の準備や事務作業が多いことを理解しておく
土日祝日の勤務が必要か、休日の取りやすさを確認する
とはいえ、具体的な仕事内容や働く環境がどのようなものかがわからないと挑戦するかどうかも決められないですよね。
幼児教室での働き方を知って自分に合っているか検討するには、転職エージェントを活用するのがおすすめです。
転職エージェントならヒアリングを通してあなたに合った仕事や具体的な求人も提示してくれます。
転職エージェントなら本当に自分に合っているのか、どんな生活になるのかといった不安にも相談に乗ってくれるので、幼児教室の仕事が気になる人はぜひ1度相談してみましょう。
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企業学童保育施設
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企業学童保育施設へ転職は、福利厚生などの待遇の良さを求める人や子どもたち1人1人とじっくり向き合いたい人におすすめです。
企業学童保育施設とは、企業が従業員の子供たちを預かるために設置する学童保育施設のことで、首都圏や関西圏の大手企業を中心に需要が高まっています。
利用者は設置先の企業社員の子どもになるので少人数であることが多く、1人1人とコミュニケーションが取りやすいこと、設置先企業の社員と同等の手厚い福利厚生を受けられることなどがメリットです。
企業学童保育施設の業務内容の詳細
- 子どもに適切な遊び・活動を提供
- おやつ・宿題などの自主学習の場の提供
- 連絡帳の記入作業
保育士との働き方の違いは、対象者が小学生になるため基本的に平日の正午から夕方頃までの勤務となる点です。
ただし、子どもたちが夏休みを迎える時期は、朝から勤務することになるので、ライフスタイルに合わせた働き方を考えることが大切ですね。
ただし、保育士から企業学童保育施設への転職難易度は、やや高めです。
保育士資格が転職に有利に働くものの、人気の職業ゆえに競争率・倍率が高くなりやすく、内定を得るにはいち早く求人情報を入手し、徹底した選考対策が求められます。
保育士資格は転職に有利に働くが、それだけで採用されるとは限らない
求人の数が限られており、非公開求人として扱われることも多い
人気求人のため、早めの情報収集と選考対策が必要
特に、待遇が良い求人はすぐに募集が締め切られることが多いため、いち早く求人情報を入手することが重要になります。
企業学童保育施設への採用率を高めたい人は、転職エージェント(転職サイト)の利用がおすすめです。
人気求人は非公開求人として転職エージェントに採用を依頼されていることも多く、これらの求人を閲覧・応募するためには会員登録が不可欠です。
託児所
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託児所への転職は、業務負担を減らしたい人におすすめです。
託児所は大きな行事やイベントがなく持ち帰り仕事が発生しづらいため、ワークライフバランスを実現したい人には向いている職場だといえますね。
保育士資格保有者は選考時に優先される傾向にあることや、求人数も多いことから転職難易度は低く、特に働きやすさを求める人におすすめできます。
託児所の業務内容の詳細
- おむつ交換・トイレ
- 食事やミルク・おやつ
- お昼寝・お散歩
- 子どもと一緒に遊ぶ
託児所は保育園と異なり、短時間だけ子どもを預かるケースが多いため、基本的な保育業務に集中しやすいのが特徴です。
託児所で働く際は、預かる子どもの数や年齢の幅は都度変動するので、それぞれの子どもに合わせた臨機応変な対応が求められます。
他にも子ども同士のトラブルをはじめ、衛生面や安全面の管理も必要となるので、保育士としての経験やスキルを活かす場面は多いですよ。
「保育の仕事は続けたいけれど、業務負担を軽くしたい」という人にとって、託児所は魅力的な選択肢の一つです。
ワークライフバランスを重視しながら、子どもとしっかり関われる職場を探している人は、ぜひ転職先の候補に入れてみましょう!
ベビーシッター
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保育士からベビーシッターへの転職は、高収入を目指したい人や働く時間を自分で決めたい人におすすめです。
ベビーシッターは安定して仕事を得られるようになるまでが大変ですが、仕事の量も時間も自分でコントロールできる点が魅力です。
また、保育士や幼稚園教諭・看護師の資格を持っていると利用者からの信頼が得やすく、資格手当が給与に加算されることもあるので、高年収を目指しやすい仕事でもあります。
共働き世帯の増加や核家族化などを背景にベビーシッターの需要が高まっており、比較的容易に転職先を見つけやすいため、保育士からの転職先としてベビーシッターはおすすめですよ。
ベビーシッターの業務内容の詳細
- 日常のサポート
- 子どもたちとの遊び
- しつけ・見守り
- 家事代行
保育園のような集団保育ではなく、家庭内での個別保育が中心になるため、子ども一人ひとりとじっくり関われるのが特徴です。
ベビーシッターは自由度の高い働き方ができる反面、業務の都度移動が必要になったり、単発の依頼が多かったりするため、安定した収入を得るのが難しいという側面もあります。
依頼者の自宅や指定された場所に移動する必要がある
正社員求人が少なく、収入が不安定になりやすい
そのため、安定した働き方を求める人には不向きな面もあるため、働き方のスタイルが合うか事前にしっかり検討することが大切ですね。
「収入を増やしたいけれど、時間や働き方の自由も大切にしたい」という人にとって、ベビーシッターは魅力的な選択肢です。
自由な働き方を求めつつ、しっかりとしたキャリアを築きたい人は、ぜひ検討してみてください!
保育ママ
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保育士から保育ママへの転職は、子ども1人1人に向き合った保育をしたい人におすすめです。
保育ママは自宅や指定施設で、少人数の子どもを預かるスタイルで、保育ママ1人の場合は子ども3人、保育補助者がいる場合は子ども5人までの子ども預かり保育をおこないます。
保育園よりもよりきめ細やかに子どもに寄り添えるのが魅力ですね。
ただ、保育ママは誰でもなれるわけではなく、いくつかの条件をクリアする必要があります。
保育ママになるための主な条件
育児経験があること(自治体によって異なる)
自宅での開業の場合、ペットがいないこと
未就学児の子どもがいないこと(自治体のルールによる)
自治体の認可を受けること
自治体から補助金を受けられることが多いですが、自宅で預かる場合の工事が必要になることもあります。
また、事務作業や運営などもすべて自分で行わなければならず、保育ママとしてスタートするハードルは高めですね。
保育ママとしてスタートする場合、まず自治体の認可を受けるために、さまざまな手続きが必要です。
自治体の中には家庭的保育を共におこなう「家庭的保育補助員」を配置しなければならないケースもあるため、各自治体のルールをしっかりと確認しておくことが重要ですよ。
「子ども一人ひとりにじっくり向き合いたい」という人にとって、保育ママはやりがいのある仕事ですが、開業までのハードルが高いため、慎重な計画が必要です。
自治体によって条件が異なるため、まずは自治体の制度をしっかりと確認し、開業に向けた準備を整えましょう!
学童保育
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学童保育への転職は、子どもとのコミュニケーションを大切にしたい人や生活リズムを整えたい人におすすめです。
学童保育の対象は小学生です。保育園の子どもたちよりも言葉で意思疎通しやすい年齢の子どもたちを相手にするので、コミュニケーションはより活発になります。
また、子どもたちが来園するまでの時間を事務作業に充てられるので、夜間の残業が発生しづらいのがメリットですね。
学童指導員は保育士資格があると転職の際に優遇される可能性が高いので、転職難易度は低めです。さらに「放課後児童支援員」「児童指導員」の資格を持っていると、さらに転職が有利になります。
学童指導員の業務内容の詳細
- 子どもに適切な遊び・活動を提供
- おやつ・宿題の見守り
- 季節に合わせたイベント準備など
学童保育は保育園とは違い身の回りのお世話をする必要がないため、体力的な負担は保育士よりも少なくなります。
一方で、周りの子どもや先生との関わりの中で精神的により成長する時期でもあるので、複雑な子どもたちの心境に寄り添い、柔軟に対応する力が求められます。
子どもたちは、友達との関わりや先生とのやりとりの中で精神的にも成長していく時期なので、保育とは違う面でのサポートが必要になりますね。
保育士のおすすめ転職先ランキング、資格を活かせる仕事は下記の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にご覧ください。
保育士から転職する際の注意点
保育士から異業種に転職する際には、いくつか注意点があります。
ここで紹介する内容を意識するだけで、転職後のミスマッチや違和感をなくすことも可能です。ぜひ参考にしてください。
年代別でおすすめの転職先は参考にしない
転職サイトや転職に関するメディアコンテンツでは、年代別のおすすめ転職先が紹介されることが多くあります。しかし、これらの情報を鵜呑みにするのは禁物です。
個人のスキル、経験、興味、価値観は年齢だけでは決まるものではなく、同じ年代でも多様なキャリアパスがあるからです。
労働市場や業界構造は常に変化しており、汎用的な年代別のおすすめが必ずしも最新の状況を反映しているとは限りません。さらに、地域によっても求人状況や給与水準は大きく異なります。
重要なのは自分自身のキャリア像、スキル、興味に基づいて転職先を選ぶことです。年齢にとらわれず、自己分析と市場調査を丁寧におこない、自分に最適な選択をすることが成功への近道となりますよ。
周囲にペースを合わせないで転職活動をする
転職活動において、周囲の転職動向や意見に影響されすぎないことが重要です。
同僚の転職成功談を聞いて焦ったり、逆に失敗談を聞いて不安になったりすることはよくあることですが、「自分も早く転職しないと」と焦って決めてしまうと、早期離職やミスマッチにつながる可能性があります。
転職は、自分のキャリアや働き方を大きく左右する選択です。他人の状況に流されず、自分のペースで慎重に転職活動を進めることが大切です。
十分な準備期間を設け、自己分析や業界研究を丁寧におこないながら、自分に合った職場を見つけることに注力してみてください。
焦って判断を誤るよりも、時間をかけてでも適切な選択をすることが長期的には有益ですよ。
転職活動を自分のペースで進めたい、失敗しないように慎重に進めたいなら、転職のプロである転職エージェントを活用するのがおすすめです。
転職エージェントでは、応募企業の選出から面接対策、退職フォローまでおこなってくれます。求職者に寄り添って転職活動を強力にサポートしてもらえるので、前向きに利用しましょう。
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転職活動の進め方については、こちらの記事で詳しく解説しているので、気になる人は合わせてご覧ください!
プラスの面だけを見ずに懸念点も考える
転職を考えるとき、新しい職場や職種の魅力的な側面にばかり目を向けがちですが、転職によるデメリットや懸念点も同時に検討することが重要です。
たとえば、給与アップや柔軟な勤務形態といったメリットの裏に、責任の増大やストレス・疲れの増加というデメリットが隠れていることもあります。
転職は現職の悩みを解決するための手段にはなりますが、転職先で新しい悩みや不満が生まれる可能性があります。また、新しい環境での適応力や、必要なスキルの習得にかかる時間と労力も慎重に考慮すべきです。
きちんと現職で満足している点も洗い出すことで、より網羅的に自分がどんな環境を求めているのか見極めることが重要です。
転職を考える際に確認すべきポイント
現職で満足している点は何か?(人間関係・仕事内容・待遇など)
転職で解決したい課題は本当に転職しないと解決できないのか?
転職後に適応するために必要なスキルや準備は何か?
このようにプラスの面とマイナスの面を冷静に比較検討し、長期的な視点で自分のキャリアにとって本当に良い選択かどうかを見極めることが大切です。
懸念点を事前に認識し、対策を準備しておくことで、転職後のミスマッチや後悔を最小限に抑えることができます。
転職の不安を最小限にしたい、成功確率を高めたいなら、転職エージェントの活用がおすすめです。
経験豊富なキャリアアドバイザーが1人ひとりの事情を丁寧にヒアリングした上で適切なアドバイス・転職支援サービスをしてもらえますよ。
求職者は全て無料で利用できるので、初回面談だけでもおすすめです。
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異業種へのキャリアチェンジは年収が下がる
保育士から全く異なる業種へのキャリアチェンジをする場合は、年収が一時的に下がる可能性が高いことを考慮する必要があります。
保育士は年収に手当が加算されることで、若手でも一定程度の収入を得ることができますが、異業種では経験やスキルが初心者レベルとみなされるため、初年度の年収が低めに設定されるケースが多いです。
ただし、この年収の減少は一時的なものである可能性もあります。
新しい業界でスキルを磨き、経験を積むことで徐々に年収が上がる
努力次第では、保育士時代の年収を超えることも可能
特に、営業職やITエンジニアなどの成果が収入に反映されやすい職種では、キャリアアップを重ねることで、大幅な収入増を実現する人もいます。
重要なのは、短期的な年収の低下を受け入れられるかどうかを事前に十分検討することです。生活設計や家計の見直しをおこない、一時的な収入減少に耐えられるかを確認しましょう。
また、新しいスキルを効率的に習得する方法を考え、転職後のキャリアアップの道筋を明確にすることで、将来の年収アップにつなげることができますよ。
転職に時間がかかる
保育士から他の職種への転職は、想像以上に時間がかかる場合があります。
特に異業種への転職では、適切な求人を見つけ、応募、面接、最終決定までのプロセスに時間がかかることが多く、スムーズに進むとは限りません。
潜在的な伸びしろ・ポテンシャルを評価してもらえる20代は未経験でも比較的に転職しやすい傾向にあります。
しかし、30代以降では即戦力が求められることが多く、応募できる求人が限られるため、採用してくれる企業を見つけるまでに時間がかかる点に注意が必要です。
そのため、転職を考える際は十分な時間的余裕を持って計画を立てることが重要です。焦らず、着実に準備を進め、自分に合った職場を見つけることに注力すると良いです。
また、転職活動が長引く可能性を考えると、内定が決まる前に退職するのはリスクが大きいです。
収入が途絶えてしまうと、経済的な不安から「早く決めなければ」という焦りが生まれ、希望度の低い求人を選んでしまう恐れもあります。
そのため、今の職場で働きながら転職活動を続け、内定が決まってから退職の手続きを進めるのがベストです。
転職には時間がかかるものだと理解し、焦らず着実に準備を進めながら、自分に合った職場を見つけていきましょう!
保育士が転職する際に評価される経験・スキル
保育士から異業種に転職を目指す場合、過去の業務経験やスキルをどのように活用できるか、いかに適性があるかをアピールすることが重要です。
具体的には、子どもや保護者と信頼関係を構築するためのコミュニケーションスキルやきめ細やかな気配り、臨機応変な対応力など、どの職場でも活かせる「ポータブルスキル」とよばれるもので、保育士が異業種転職で活かせる強みになります。
保育士から異業種へ転職する際に評価してもらえるポイント
- コミュニケーション能力
- 細かな気配り・目配り
- マルチタスク能力
- 売上・経費の管理・運営力
保育士は業務をおこなう上で危機管理能力が必要になりますし、保護者とのやりとりをはじめ、難しい交渉などもおこないますよね。
他にも、細かな気配りや目配りができるなど、保育士で培った経験は営業職や販売業・接客業で高く評価してもらえます。
さらに、子どもに気を配りながらさまざまな業務をこなすためのマルチタスク能力も身についています。
例えば、事務系の仕事なら状況に合わせて優先順位を付けながら効率よく業務をこなせること、自身の工夫を組織活動に広げることで生産性向上や業務改善につなげられることなどを、アピールすることも可能ですよ。
また、保育園の運営やマネジメントなどの業務に携わっていた人の場合は、売上と経費の管理・運営力などが評価されるため、大きなアピールポイントになります。
保育士が異業種へ転職を目指す際、「どんなスキルが活かされるのか」自分で見つけるのは意外と難しいものです。
そんな時は、大手転職エージェントを活用し、これまでの経験を丁寧に棚卸ししてもらうのがおすすめです。
求職者のこれまでの経験や実績を丁寧に棚卸しして、異業種でも活かせるポイントを教えてくれますし、一見保育士の専門スキルのような内容も他の職種で評価されやすいように、アピールの仕方をアドバイスしてもらえます。
1人だけでの転職活動が不安な人は、無料でマンツーマンのサポートをしてくれる大手転職エージェント(転職サイト)に相談してみましょう。
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保育士から転職する方法
保育士から転職するには、転職サイト・転職エージェントを活用する方法のほか、直接応募やハローワーク経由での応募といった方法があります。
どの方法にもメリット・デメリットもありますが、基本的には転職エージェントを利用すると納得感のある転職を実現しやすいのでおすすめですよ。
ここでは、保育士から転職する方法を3つ、それぞれの特徴やメリット・デメリットを解説します。
転職エージェント経由で応募
保育士から異業種転職する方法の1つ目は転職エージェントを利用する方法です。
転職エージェントは企業と求職者のマッチングを支援するサービスで、求人紹介だけでなく選考対策、面接の日程調整、入社条件の交渉など、転職活動を全面的にサポートしてくれます。
さらに転職エージェントが企業と採用要件を細かくすり合わせているので、求職者の希望や業務経歴・スキルにマッチした求人を紹介してもらえるのも大きな特徴です。
第三者の視点から企業との相性・求める人材像を見極めて紹介された求人は、書類選考・面接の通過率が高く転職活動がスムーズに進んだり、入社後のミスマッチを防ぎ理想通りの転職を叶えられたりと、大きな利用メリットといえますね。
転職エージェントを利用するメリット
- 自分の経験やスキルに合った求人を紹介してもらえる
- 履歴書・職務経歴書の添削や面接対策をサポートしてもらえる
- 企業との入社条件の交渉を代行してくれる
- 書類選考・面接の通過率が上がり、転職がスムーズに進む
一方で転職エージェントを利用すると転職を急かされたり、選考の基準が高くなったりするといったデメリットもあります。
なぜならエージェントは求職者の入社が決まって初めて企業から報酬を得る仕組みになっているからです。
また、企業側も費用をかけて採用するため、エージェント経由の応募者に対しては選考を慎重に進めることが多いという点も覚えておきましょう。
そのため、転職エージェントは自分にどういう企業が合うのかわからなかったり、転職活動の進め方に不安がある人におすすめです。
行きたい企業が決まっている人も、非公開求人としてエージェント経由でしかその企業の求人に応募できないケースがあるため、エージェントにも相談してみるのがおすすめです。
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転職エージェントとは何か、おすすめの転職エージェントランキング、転職エージェントの評判については下記の記事で詳しく解説しています。
直接応募
保育士から異業種に転職する方法の2つ目は、企業の採用ページやリクナビNEXTなどの転職サイトから企業に自分で応募する方法です。
直接応募の場合は、企業の人事担当者と直接やりとりするため、間に人を介さない分連絡はスムーズなのが特徴です。
また、転職エージェントのように企業が採用後に外部に報酬を払うことがないため、選考基準が若干低くなる場合もあります。
直接応募のメリット
- 企業と直接やりとりできるため、スピーディーに進められる
- エージェントを通さない分、選考基準が少し緩くなることもある
- 転職エージェントの求人にはない「一般公開求人」に応募できる
特に、行きたい企業が明確に決まっている人にとっては、スムーズに応募ができる方法です。
一方で、直接応募にはいくつかデメリットもあります。
直接応募のデメリット
- 履歴書や職務経歴書の作成、面接対策をすべて自分で行う必要がある
- 面接の日程調整などの手続きも、企業と直接やりとりしなければならない
- 採用要件が分かりづらく、エージェント経由よりお見送りが増える可能性がある
また、大企業や優良求人など応募者が殺到するような求人は、直接応募ではなく非公開求人として転職エージェントに採用を一任している企業も多くあります。
企業の採用担当者が応募者の対応に追われるのを防ぐため、あらかじめエージェントにスクリーニングを任せ、適した人材のみを選考に進める仕組みをとっているケースもあります。
そのため、直接応募ではなかなか希望通りの求人を見つけられず、時間や手間がかかってしまう恐れもありますね。
直接応募は、行きたい企業が決まっていて書類や面接対策、面接の日程調整などが自分でできそうだという人におすすめです。
反対にどういう企業がいいか見当がつかない人や、書類・面接対策が不安な人は転職エージェントと併用して転職活動のポイントを教えてもらいながら進めましょう。
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ハローワーク経由で応募
保育士から異業種に転職する方法の3つ目はハローワークを利用する方法です。
ハローワークは地域密着型の求人が多いため、地方での転職を考えている人いは有力な選択肢です。
また、転職エージェントのように企業がハローワークに対して報酬を支払う仕組みではないので、直接応募と同じように選考基準が低くなる場合もあります。
ハローワークを利用するメリット
- 地方の求人が豊富で、地域に根ざした仕事を探しやすい
- 企業側のコスト負担が少ないため、選考基準が緩和されることがある
- 無料で職業相談や求人情報の提供を受けられる
特に、転職サイトやエージェントでは希望に合う求人が見つからなかった場合、ハローワークを活用することで新たな選択肢が広がる可能性があります。
一方でハローワークの職員はエージェントのように転職活動のサポートや入社時の条件を細かく確認してくれることはないので、直接応募と転職活動の進め方はほぼ変わりがありません。
ハローワークの注意点
- 書類作成や面接対策などを自分で進める必要がある
- 企業の採用要件や職場環境の詳細情報が得にくい
- 求人情報の更新が遅く、すでに募集が終了していることもある
転職エージェントのように入社時の条件交渉をしてくれるわけではないため、給与や待遇の確認は自分で慎重に行う必要があります。
ハローワークは、地方でリクナビNEXTなどの転職サイトや転職エージェントからの紹介で思うような求人が見つからない場合におすすめの転職方法と言えます。
ここまで3つの転職方法を紹介してきましたが、それぞれのデメリットを補うために、最初は転職エージェントともう1つの方法を並行して試すのがおすすめです。
転職エージェントの利用をおすすめするのは、異業種転職のコツを掴むためです。転職エージェントは転職のプロなので、希望する業界・職種の転職で抑えるべきポイントを的確に教えてくれます。
複数の方法を併用することで転職成功の確率が高まるので、コツを掴むまでは併用しながら転職活動を進めてみましょう。
ハローワークを使った転職の仕方や、そもそもの転職活動の進め方について詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてみてくださいね。
【例文】保育士から転職する際の履歴書・職務経歴書の書き方と伝え方
保育士から転職する場合、転職活動をスムーズに進めるためには選考対策は欠かせません。とくに保育士から異業種に転職する場合は、しっかりと選考対策をして効果的にアピールすることが重要です。
ここでは、履歴書や職務経歴書、面接でとくに重要視される「志望動機」「自己PR」「転職理由」について、気を付けたいポイントを例文とあわせて紹介します。
志望動機
保育士から転職する際に自分の応募意欲や考え方、キャリアの希望などを伝えられるのが「志望動機」「志望理由」です。
採用担当者は、志望動機を通して「その求人になぜ応募したのか」「その職場でなぜ働きたいと考えているのか」「応募意欲があるのか」を把握しようとしているので、しっかりと作り込むことで、応募意欲が高いことをアピールできます。
具体的には以下のようなステップで志望動機を作成していきましょう。いきなり書き始めるのではなく、情報収集、概要作成、詳細の作り込みと順番に進めると効率よく作成できますよ。
志望動機の作成ステップ
- 応募先の情報を徹底的に調べておく
- 応募先の募集背景や求める人物像を整理する
- 応募しようと思った理由や魅力に感じたことを整理
- 志望動機の中で1番効果的な内容を選ぶ
- 実際に志望動機を作成する
応募意欲が低い人を採用すると、早期離職してしまったり、職場にマイナスな影響を与えたりという恐れもあるため、よほどの人手不足でなければ採用を見送ることが多いです。
とくに人気の職場であるほど、たくさんの応募者の中から一緒に働きたいと思える人を選ぶことになるので、志望動機の内容が雑だと不採用になる可能性が高くなります。他の応募者と差をつけるためにも志望動機をしっかりと作り込むことが大切です。
【保育士から保育士】志望動機の例文
前職では3〜5歳児の保育に携わり、直近2年間はクラス担任として20名前後の子どもを受け持ちましたが、1人1人に十分な時間を割けず、個性や発達に寄り添えないことにもどかしさを感じていました。
少人数制保育を掲げていう貴園では、家庭的な雰囲気の中で、のびのびと成長を支援できると確信し、よりきめ細やかな対応ができる環境で、子どもたち1人1人の個性を大切にした保育を実践したいと考え、志望いたしました。
大規模保育園から小規模保育園への転職を希望する志望動機例を紹介しました。前職での豊富な経験をアピールするとともに、具体的な経験を通して感じた課題や限界および、転職を考えるに至った経緯を順に説明することで一貫性を持たせる構成にしています。
応募先ならではの魅力に触れながら「よりよい保育を実現するため」と前向きな志望動機をすることで意欲の高さを強調できますよ。
【保育士から異業種】志望動機の例文
保育士として7年間勤務する中で、子どもの成長支援だけでなく、保護者との信頼関係構築や子育て相談の重要性を強く実感しました。
とくに、近年は多様化する家庭環境や保護者のニーズに応える中で、より多くの保護者に支援を提供したいと感じています。御社の子育て支援アプリ事業は、まさにこの思いを実現できる場だと考え、志望いたしました。
保育現場で得た経験と知識を活かし、アプリを通じてより多くの保護者に寄り添い、子育ての悩みや不安の解消に貢献したいと考えています。また、保育士としての経験を基に、より使いやすく実用的なコンテンツの開発にも携わりたいと思います。
保育士から異業種であるシステムエンジニアに転職する際の志望動機を紹介しました。異業種への転職では、とくに志望動機が重要になります。
なぜ保育士の枠を超えて転職したいのか納得感のある説明ができるように、保育現場での経験を通じて得た気づきや想いと、志望する会社や職種がどのように合致しているかを具体的に示せると良いですね。
自己PR
自己PRは、選考時に採用担当者へ向けて「どのような強みや実績があるのか」「入社後にどう活躍できるのか」「具体的にどのような貢献ができるのか」「採用メリットがあるのか」をアピールする項目です。
人柄や考え方を知ってもらうだけでなく、内容を工夫すれば、面接で採用担当者からの聞いて欲しい質問を引き出すこともできるので、しっかりと作り込んでいくと良いですよ。
保育士から転職する際の自己PRは、以下のような順番に作成していくと効率よく作成することができます。
自己PRの作成ステップ
- 長所・強み・保育観を整理
- 洗い出した要素を整理する
- アピールしたい内容を精査する
- 実際に自己PRの文章を作成する
なお、自己PRの内容は応募先によって変えたほうが、選考の通過率も上がります。採用担当者目線で「会って話してみたい」と感じる要素を含められるように、自己PRの内容をカスタマイズしていくと良いですね。
【保育士から保育士】自己PRの例文
私の強みは、子ども1人1人の個性を尊重し、その子に合わせた丁寧な保育を行う能力です。前職では、発達障害のある子どもを含む混合クラスを担当し、個々の特性に応じた支援方法を工夫しました。
とくに、絵カードを使ったコミュニケーション支援を導入し、言葉の遅れがある子どもの自己表現を促すことに成功しました。この経験を活かし、貴園でも子どもたち1人1人の可能性を最大限に引き出す保育を実践したいと考えています。
保育士から保育士への転職における自己PRでは、具体的な経験に基づいた強みを説明しましょう。
自身の保育に対する姿勢や考え、具体的な取り組みと成果の順番に説明すると、採用担当者もイメージがしやすくなります。また、これらの経験や強みをどのように新しい職場で活かしたいかを補足することで、より効果的なアピールになりますね。
【保育士から異業種】自己PRの例文
私の強みは、さまざまなニーズを持つ人々に対する高いコミュニケーション能力と、臨機応変な対応力です。保育士として6年間勤務する中で、多様な性格・背景を持つ子どもたちや保護者と接し、1人1人に合わせたきめ細やかな対応を心がけてきました。
とくに、親子参加型イベントの企画・運営を任され、参加者の年齢や興味に合わせたプログラムを考案し、高い満足度を得ることができました。
この経験を活かし、御社の接客業務において、お客様1人1人のニーズを的確に把握し、満足度の高いサービスを提供することで、顧客満足度の向上に貢献したいと考えています。
保育士から接客業への転職を例に自己PRを紹介しました。保育士から異業種への転職では、保育士の業務内容に詳しくない採用担当者でも理解しやすいエピソードを上げながら応募先の仕事に直接活かせるスキルや強みを挙げましょう。
応募先企業や職種に合わせて、どのように貢献したいかを具体的に説明することで、意欲や熱意を伝えることも重要です。
転職理由
保育士からの転職で採用担当者が転職理由を聞くのは「前の職場と同じ転職理由で退職しないか」を確認するのが目的です。
採用担当者が知りたいこと
- 定着して働いてくれるか
- 同じ理由で離職、退職するリスクはないか
- 活躍できそうか
- 仕事への姿勢や考え方 など
転職理由ではマイナスな理由をそのまま伝えるのは禁物です。嘘をつく必要はありませんが、ネガティブな転職理由をポジティブな言葉に言い換えるようにしましょう。
たとえば、人間関係が悪くギスギスした雰囲気が嫌だった場合は、チームワークを発揮できる環境で働きたいなど、前向きな表現に変換しながら志望動機につなげられると、より納得感が出ますよ。
【保育士から保育士】転職理由の例文
保育士としての仕事にやりがいを感じていますが、現在の職場は勤務時間が長く、不規則な勤務体制が多いため、健康や家庭生活への影響を考慮して転職を決意しました。
貴園では勤務時間の調整が可能であることや、理念として従業員の働きやすさを重視されていると伺い、自分の経験とスキルを活かしつつ、健康を維持しながら長く働ける環境で貢献したいと考えています。
ワークライフバランスを実現するために転職を決意した場合の転職理由を紹介しました。
勤務時間の長さや超過勤務の多さによる影響を具体的に述べ、転職先での働きやすさや勤務条件に対する希望を明確に伝えると良いですね。
【保育士から異業種】転職理由の例文
これまで保育士として、子どもたちの成長を見守り、保護者と協力しながら多くの経験を積んできました。保育士の仕事には大きなやりがいを感じていますが、さらに幅広い形で子どもやその家族に貢献したいと思うようになりました。
とくに、保育士として培った子どもへの理解や保護者との信頼関係の構築力を活かして、御社の販売員として新たな環境で自分のスキルを発揮したいと考えています。
子どもたちやその家族に対して、質の高いサービスを提供し、商品を通じて子どもの成長をサポートするという新たなチャレンジに魅力を感じています。
人間関係に悩み保育士から販売員に転職するケースで転職理由を紹介しました。人間関係というネガティブな転職理由ですが「さらに幅広い形で貢献したい」といった前向きな理由に変えることで、好印象を与えられるようにしています。
転職理由から志望動機につなげ、保育士のスキルが活かせることや意欲や積極性を強調し、前向きな姿勢をアピールすると良いです。
保育士が転職を成功させるためにやること
保育士から転職する際、何をやるべきなのか悩むところですよね。
そこで、ここでは保育士から転職を目指す際にやるべきことを解説します。
自己分析をしっかりやる
保育士から転職する際に大事なのは、まず自己分析をしっかりおこなうことですね。
なぜなら、転職する理由を明確にして今の仕事に対してどんな不満があるのか知ることで、転職先を選びやすくなるからです。
たとえば、給料が低いから仕事に見合った給料をもらいたい、業務量が多いからもう少し余裕を持って働きたいなど、明確にすることで転職軸をしっかり捉えられるようになります。
しっかり自己分析をせずに、単純に今の保育園よりも求人先のほうが給料が高いから転職するなど、プラスの面ばかり見て転職してしまうとミスマッチが生じる可能性があります。
失敗しないためにも自己分析は大切なので、以下に挙げた4つを言語化するようにしましょう。
この4つを明確にすると自分の転職軸が整理されて、どんな転職をすべきなのかはっきりと見えてきますよ。
下記の4つが十分に深掘りできていないと、手段と目的が逆になってしまいますし、採用側の立場で物事を考えられず、結果としてお見送りされてしまいます。
- 自分の強みと弱み
- 転職目的の明確化
- 将来のありたい姿・やりたいこと
- 保育士を辞めようと思っている理由
だからこそ「転職先に何を求めているのか」「譲れない条件は何か」という部分を書き出して優先順位をつけてみてください。
保育士のときよりも収入アップさせるのが目的なのか、それとも保育士としての経験やスキルを活かして活躍できることが大事なのか、妥協できる部分はどこなのか考えてみましょう。
自己分析を自分でうまくできる気がしない、または自信がないという場合は、転職エージェント(転職サイト)を利用して明確化するのが良いですよ。
その中でもリクルートエージェント・dodaの2社なら自己分析のやり方を教えてもらいながら、一緒にスキルの棚卸しなどをしてもらえるので大きな安心感がありますよ。
おすすめの大手総合型転職エージェント
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リクルートエージェント
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顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番エージェント
以下の記事では、初めての転職活動でやるべきことや自己分析のやり方などについて解説しています。ぜひ合わせて参考にしてみてくださいね!
求人票や仕事内容をしっかり読みこむ
保育士から異業種に転職する場合は、求人票や仕事内容をしっかり理解することが重要です。自分のやりたいことを明確にしながら、応募企業の仕事内容もしっかり理解することで、希望通りの転職を実現できますよ。
また、これまで培ってきた経験やスキルとの親和性のない求人を選んで応募してしまうと、それだけで対象外として選考で落とされてしまう可能性があります。
保育士が異業種へ転職する場合は、求人票などを事前にしっかりと調べて、自分の経験・スキルがどう活かせるのかをアピールできるように準備しておきましょう。
とはいえ、求人票からその企業がどんな人材を求めているのか、どうやって自分に足りないものを補えば良いのか1人で考えるのは難しいですよね。
そんなときは、これまでのサポート実績から求人票内で重要なポイントの把握に長けている転職エージェント(転職サイト)に相談するのがおすすめですよ。
とくにリクルートエージェントは年間40万名以上、dodaは通算700万名以上の利用者数を誇っています。
だからこそ、求人票のポイントを見つけつつ求職者に足りない部分や個性と結びつけて選考対策してもらえるので、初めての人でも信頼できる転職サービスですよ。
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保育士が転職する際に求人の探し方や確認しておきたいポイントなどについて、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてくださいね。
プロに相談する
保育士から保育士、保育士から異業種のどちらの場合でも、転職活動を成功させるには転職エージェントを活用するのが近道です。
転職エージェントは「転職のプロ」であり、1人1人の求職者に寄り添いながら、適切な転職支援を提供しています。
転職エージェントのサポート内容例
- 求人の選定
- キャリア相談
- 履歴書・職務経歴書の書き方アドバイス、添削
- 面接対策
- 応募先施設との面接調整やフォロー
- 職場見学や面接の同行
- 給料や待遇などの条件交渉
- 転職後のアフターフォロー など
とくに初めての転職で何から始めたらいいか分からない人、忙しいなかで効率よく転職活動を進めたい人など、転職エージェントを活用するメリットは多くあります。
少しでも成功確率を上げて希望通りの転職を実現したい人は転職エージェントを活用し、万全の体制で転職活動を進めるのが良いですね。
転職エージェントはサービスごとに特徴や強みが異なります。
最初から1つのサービスに絞り込むのではなく、まずは2~3社のサービスに複数登録し、使い勝手を比較しながら最終的に相性の良いサービスを選択するのがおすすめです。
このとき、保育士から保育士に転職する場合は保育士転職に特化した転職エージェント、保育士から異業種への転職は多くの業界業種を幅広く扱う大手総合型転職エージェントを利用するのが良いですね。
有料のサービスはなく、いつでも退会はできるので、気軽に会員登録してみましょう。
保育士におすすめの転職サイト
求人数・転職支援実績ともに保育士業界トップクラス!全国約1,500人のキャリアアドバイザーの徹底サポート体制
おすすめポイント
- 保育士転職トップクラスの支援実績と信頼
- 他の転職サイトやハローワークにない非公開求人多数
- 「その人のためのオーダーメイド型転職サポート」で保育士の理想を実現
保育士人材バンク限定の求人多数!働きやすさなど独自の情報で転職成功
おすすめポイント
- 東証プライム市場上場・厚生労働省認定の信頼
- 保育士人材バンクだけの独占求人多数!
- 保育観・働きやすさ・こんな方におすすめ、など他サイトにない情報も独自掲載
大手や人気企業の求人を多数保有!大手エージェント
大手エージェントには、全業界・職種の求人が集まっています。さらに、大手企業や人気企業の求人を独占で持っていることも。
幅広い選択肢の中から求人を提案してもらいたい、大手企業や人気企業への転職を検討しているという方は登録しておきましょう。
業界No.1!転職者の8割が利用している
国内最大の定番エージェント
おすすめポイント
- 求人数が業界No.1!人気企業・大手企業の非公開求人を多数保有
- 数の強みを活かした幅広い業界・職種の提案が可能
- たくさんの求人の中から比較検討できる
CMでおなじみ!顧客満足度トップクラス!
豊富な求人数に加えて、専任アドバイザーの手厚いサポートが強み
おすすめポイント
- リクルートと並ぶ、実績豊富な国内最大級の転職エージェント
- 20万件以上(2023年3月時点、非公開求人を含む)の求人から、厳選して紹介をしてくれる数少ないエージェント
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20代の登録者数No.1!
20〜30代前半・第二新卒向けの非公開求人を多数保有
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- 20〜30代など若手層の転職サポート・アドバイスの手厚さに定評あり
保育士の転職に関するよくある質問
保育士から転職しようか検討していたり、悩んだりしている人からのよくある悩みや質問を以下に複数ピックアップしてみました。
詳しく回答していくので、ぜひ保育士から転職しようと考えている人は、参考にしてみてくださいね!
保育士から転職した人はどんな仕事に就いているんですか?
保育士から転職した人は、どんな仕事に就いているのですか?
保育士から転職した人は保育園・幼稚園などに教材・備品を提案する営業職や事務職、ベビーシッターや介護職、プログラマーなどさまざまな職種に就いていますよ。
ただ、保育士から転職した人は「転職した今のほうが楽しく働けている」「1度退職したけれど保育士の良さに気づいて復職した」という2通りに大きく分かれている傾向が見られます。
だからこそ、転職を検討しているなら今1度よく考えてみることをおすすめします。
保育士の年収ってどのくらい低いんですか?
保育士の年収は低いと言われますが、実際どのくらい低いのですか?
保育士の年収について詳しく知りたい人は、以下の記事も合わせて読んでみてくださいね。
以下の記事では、保育士の給料が今後上がるのかをはじめ、年収600〜1,000万円に少しでも近づける方法などについて詳しく紹介しています!
保育士の転職先のランキングってどんな感じですか?
保育士の転職先のランキングも見てみたいです。
保育士としての転職先の1位は公立保育園、保育士の経歴を活かして保育士以外に転職するなら保育園運営会社が1位にランクインしています。
今の保育園の方針や人間関係が合わないだけで保育士は続けたいのか…?など、転職の目的を明確にしてから転職先を選びましょう。
保育士からの転職に迷っているときにおすすめのサイトは?
保育士から転職をしようか迷っているのですが、どの転職サイトがおすすめですか?
もちろん、無料で利用できますし転職するとなった場合でも、2社とも保育士のリアルな悩みや不安に寄り添ったサポートをしてもらえるので安心感がありますよ。
また、年度途中での転職に悩んでいる人もキャリアアドバイザーに相談することで、本当に転職するべきなのかどうか一緒に考えてもらえるので、ぜひ相談してみてくださいね。
保育士の面接対策や選考対策がわかりません
保育士の経歴の面接対策や、志望動機自己PRなど履歴書職務経歴書の対策がわかりません。
保育士に限らず、履歴書や職務経歴書に書く内容・面接内容、それぞれで押さえるべきポイントは同じです。
よく問われるのは転職を決めたきっかけ、保育士じゃダメだった理由、異業種転職をした後にどんなキャリアを実現したいかなど、転職の目的を主旨とした内容です。
転職の目的と志望企業の仕事内容や方向性と絡めて文章を作りましょう。
自己PRや面接など、転職の選考については以下の記事を参考にして対策してみてくださいね。
面接時の逆質問に「とくにありません」と答えるのはNG?
面接時に「質問はありますか?」と聞かれた際に「とくにありません」と答えるのは良くないのでしょうか?
結論から申しますとNGですね。
その理由はそう答えてしまうと採用側が「うちの企業に無関心なのか?」「意欲が足りないのでは?」という印象を与えてしまうからなんです。
マイナス印象を与えないためにも、事前に逆質問したい内容をきちんとまとめておくことで、やる気や意欲をアピールできます。
他にも逆質問をすることで、事前に確認した求人内容に記載されていたものと相違がないかどうか見極めることも可能です。
自分が希望する条件とマッチしているのかどうか再確認もできるため、逆質問はしたほうが良いと言えますね。
保育士から転職を考えている人は転職エージェントがおすすめ
ここまで紹介してきたように、保育士から異業種・同業種に転職することは十分に可能ですが、転職のプロである転職エージェントを利用することで、転職成功率を上げることができます。
数多くある転職エージェントの中でも、保育士から保育士の転職に強い転職エージェントは、保育士ワーカー・マイナビ保育士・保育士人材バンクといった転職エージェントです。
保育士から異業種に転職を考えている場合には、総合型(幅広い業界に対応)であるリクルートエージェント・マイナビエージェント・dodaなどがおすすめです。
転職エージェントを利用することで、一般の求人情報には記載されていない労働環境や福利厚生などの情報を教えてもらえますし、その応募先に合わせた応募書類の添削や面接対策もしっかりとおこなってもらえますよ。
自分の経験やスキルをヒアリングしてもらった上でぴったりの求人を複数紹介してもらえるので、未経験業種に挑戦してもミスマッチを防げることも魅力の1つです。
ですので、保育士から転職を考えているけど不安に感じている人は、ぜひ一度転職エージェントに相談してみてください。
ただ、転職エージェントによってキャリアアドバイザーのサポートの質や得意分野が異なってくるので、2〜3社複数登録することがおすすめです!
保育士におすすめの転職サイト
求人数・転職支援実績ともに保育士業界トップクラス!全国約1,500人のキャリアアドバイザーの徹底サポート体制
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- 保育士転職トップクラスの支援実績と信頼
- 他の転職サイトやハローワークにない非公開求人多数
- 「その人のためのオーダーメイド型転職サポート」で保育士の理想を実現
保育士人材バンク限定の求人多数!働きやすさなど独自の情報で転職成功
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- 東証プライム市場上場・厚生労働省認定の信頼
- 保育士人材バンクだけの独占求人多数!
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大手や人気企業の求人を多数保有!大手エージェント
大手エージェントには、全業界・職種の求人が集まっています。さらに、大手企業や人気企業の求人を独占で持っていることも。
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20代の登録者数No.1!
20〜30代前半・第二新卒向けの非公開求人を多数保有
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- 営業、メーカー、金融、ITなどの転職支援に強み
- 20〜30代など若手層の転職サポート・アドバイスの手厚さに定評あり
しかし、保育士から異業種への転職を成功させたケースが存在するのは事実です。
しっかり準備と対策をすれば保育士から異業種への転職も難しくはありませんよ。