保育士から転職|異業種でおすすめの職種をプロが解説!

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保育士から転職|異業種でおすすめの職種をプロが解説!

    保育士から転職したい人に向けて、難易度やおすすめの職種、評価されるスキルなどについて解説します。

    また、最新の保育士の転職事情や異業種へ転職する際に評価されるポイントと注意点をご紹介します!

この記事を書いた人
末永

末永 雄大

新卒でリクルートキャリアに入社。数百を超える企業の中途採用支援を経験。
2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして年間数百人以上のキャリア相談に乗る。
Youtubeの総再生数は670万回以上、Yahooニュース・東洋経済オンラインでも情報発信。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック」
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保育士の転職事情

現状の保育士の転職事情がどうなっているのか気になりますよね。

結論からいうと、現在保育士は人手不足の状況です。

全国有効求人倍率 厚生労働省「保育士の現状と主な取組について」

厚生労働省「保育士の現状と主な取組について」によると、 保育士の転職率は保育士の離職率は約9%で有効求人倍率は令和2年5月時点で2.18倍と高く推移しています。

保育所推移 厚生労働省「保育士の現状と主な取組について」

また、保育所の数も年々増加傾向にあり、今後も人手不足が継続することが見込まれます。

保育士の転職理由と退職理由

他の保育士の方がどんな理由で転職や退職をしているのか気になりますよね。

現状の転職理由や退職理由の傾向から、保育士の仕事をしていた方は「子供が好きだから子供に関係する仕事を続けたい!」という方が多い傾向にあるようです。そして、今よりも労働環境がいい保育園や保育士の経験を活かして、他の業界に行きたいというニーズが高いようです。

以下それぞれ転職理由と退職理由について解説します。

転職理由

転職理由

厚生労働省調べの退職理由アンケート資料によると、全体で「現在の職場の方針が合わないため」が2割(20.0%)で最も多く、次いで「給与や福利厚生を改善したいから」(18.9%)、「人間関係がうまくいかなかったため」(11.6%)、「残業が多く、ワークライフバランスが実現できない」(8.41%)となっています。

退職理由

退職理由

保育士ワーカー調べの転職理由アンケートによると、全体で「転職(保育業界)」が3割強(33.4%)で最も多く、次いで「結婚」(30.1%)、「体調不良」(24.1%)、 「転職(他業界)」(18.9%)となっています。

転職者のうち、過半数(53.1%)が保育業界へ転職し、概ね3割(30.0%)が他業界へ転職しています。

保育士の資格を活かせる転職先

保育士の資格を活かせる転職先があったらどんな仕事があるか知りたいですよね。

転職難易度としては他の保育園に転職や子供に関係する仕事は、今までの保育士の資格や経験を活かせるので比較的簡単と言えます。

以下、それぞれ保育士の資格を活かせる転職先を難易度別に解説します。

難易度
他の保育園 ★ ☆ ☆

保育士の資格があり、実務経験もあるなら少子化問題があるなかでも、求人数は減っていない状況のため比較的簡単に転職ができます。また、転職する場合は保育士向けの転職エージェントや転職サイト、ハローワークを利用しましょう。

託児所 ★ ☆ ☆

大きな行事やイベントがないため、残業が少なく保育園の勤務よりも負担が少ないです。託児所勤務で必要な資格はありませんが、保育士の資格があると就職が優遇されます。求人数も多く就職難易度は低めです。

ベビーホテル ★ ☆ ☆

食事や遊びのサポートだけではなく、入浴や子供の寝かしつけなどが業務となります。

保育士の一般的な仕事と違い夜間勤務があることです。そのため、深夜手当が付きますが、務業務時間が不規則になるため注意が必要です。ただ、ベビーホテルに必要な資格はありませんが、保育士の資格を持つ肩を優先して求人を募集しているため、就職難易度は低めです。

子育て広場 ★ ☆ ☆

子育て中の家庭を地域で支援するための施設で育児相談や絵本の読み聞かせ、動物のふれあいのイベントなどの業務があります。

保育士の資格を持っていると就職が優遇されて、保育士の資格がが取得条件となる「放課後児童支援員」をもっていると資格手当がもらえます。また、求人も多く就職難易度は低めです。

ベビーシッター ★ ☆ ☆

需要が高まっており、比較的簡単に就職先を見つけやすいです。また、ベビーシッターに資格は必要ありませんが、保育士の資格を持っていると資格手当が給与に加算されるため保育士の資格を持っている方は需要が高い傾向です。

保育ママ ★ ★ ★

保育ママは、ベビーシッターと違い職場が自宅となり個人事業主として経営をすることになります。 また、保育ママは誰でもなれるわけではなく、育児経験がある、自宅にペットを飼っていない、6畳以上の部屋がある、など様々な条件があります。 また、事務や運営などすべて自分でやることになるため難易度は高いです。

幼児教室の先生 ★ ☆ ☆

人手不足のためよく求人が出ている状況で、もし求人募集がなくても電話などでお問い合わせをすれば面談をしてくれることもあるようです。

授業の準備が必要で、アシスタントから始まり初期は給与が低いですが、信頼や実績を積むことによりメイン講師となると給与を上げることもできます。

保育士の資格を保有していると就職も有利になるので比較的転職しやすい業種と言えますね。

企業学童保育施設 ★ ★ ☆

企業学童保育施設で働く場合、必要な資格はありません。ですが、保育士資格を持っていると就職が優遇されます。さらに「放課後児童支援員」を持っていると就職を優位に進めることができます。

その他にも、企業学童保育施設は国や自治体から補助金が出ているので運用が安定しており、そこで働く従業員は比較的高い給与や福利厚生がある場合が多いです。そのため、保育士の転職先として人気ですね。

学童保育 ★ ☆ ☆

企業学童保育施設と同様に保育士の資格をもっているため就職が優遇されます。また「放課後児童支援員」の資格を持っていると就職に非常に有利です。資格によっても給与が変わるので求人票の給与面を面談時に確認すると良いですね。

異業種へ転職する場合のおすすめ職種

保育士から異業種へ転職する際におすすめの職種は以下となります。

難易度
介護職 ★ ☆ ☆

介護職は、ケアする対象が違いますが、行動としては似ているので、保育士の経験を活かせると言えます。

また、人手不足の業界なので、この中では一番難易度は低いです。

ただ、保育士から転職するときの転職理由が払拭されない可能性もあるので労働条件などを確認することが大切です。

販売職 ★ ★ ☆

販売職は飲食店やスーパーマーケット、ホテル、塾長や工場のライン工など様々な選択肢があり、免許があればデリバリーや配送の仕事、配送倉庫での仕分けや管理作業と仕事の選択肢の幅を広げることができます。

また、高額商品の提案販売より、比較的安価な商品からの方が仕事の難易度は下がるので未経験の場合はそのような仕事を探すと良いと言えますね。

事務職 ★ ★ ★

事務職は、タスク処理力やPC操作の速さや専門性が必要な上に、求人が非常に少なく、有効求人倍率がとても低いです。

そのため、競争率が高く就職難易度は高めと言えますね。

営業職 ★ ★ ★

営業は、目標達成意欲、コミュニケーション力などが特に重要ですが、幼児や子供が相手だとそのスキルは仕事では基本使わないので親和性が低くなります。そのため就職難易度は高いです。

エンジニア ★ ★ ★

エンジニアの就職難易度は高いです。また、完全未経験の人にいちから教えてくれるような会社は少なく、未経験でも自己学習や理系の素養があるかを少なくとも見られますし、強い意欲が必要です。

保育士から異業種への初めての転職だとわからないことが多く不安だったりしますよね。その場合は、転職エージェントを活用しましょう。

なぜなら、転職エージェントは履歴書・職務経歴書の書き方や面接対策など転職に関わるあらゆることをサポートしてくれるため、何をどうしたら良いのか分からない初めての転職では非常に心強い存在になってくれます。

とくにおすすめな転職エージェントは、リクルートエージェントdodaマイナビエージェントです。

ただ、自分に合ったキャリアアドバイザーの相性を比較するために、大手転職エージェントの中から2〜3社、複数登録することをおすすめします。

支援実績が豊富な転職エージェント

保育士から転職する前にするべきこと

保育士から転職する前にするべきことがあったら知りたいですよね。

ただ、初めての転職だと最初に何をやるべきなのか悩むと思いますが、まず「自己分析」をおこないましょう

まず、転職する理由を明確にして今の自分の仕事のどこに不満があるのかを明確にすることで、次の転職先選びがしやすくなります。

転職エージェント末永 末永

あやふやな状態で転職活動をしないためにも、自己分析は大切なのです。

自己分析では以下の3つを言語化すると、自分の転職軸が整理され明確になるのでおすすめです。

  • 自分の強みと弱み
  • 将来のありたい姿・やりたいこと
  • 保育士を辞めようと思っている理由

自己分析が十分に深掘りができていないと、手段と目的が逆になってしまったり、採用側の立場で物事を考えられず、結果としてお見送りになってしまいやすいです。

内定をもらえたとしても「想像と違った」というミスマッチに繋がり、また転職を繰り返してしまいます。転職先に何を求めているのか、譲れない条件を書き出して優先順位をつけてみてください。

転職エージェント末永 末永

ただ、自己分析は自分だけだとわからないことも多く難しい方もいますよね。

自分以外の第三者を相手に壁打ちをおこなうことで、より精度の高い自己分析ができるようになります。

異業種へ転職する際に評価されるポイントと注意点

保育士が異業種へ転職する際に評価されるポイントと注意点があったら知りたいですよね。

以下でそれぞれ解説していきます。

異業種へ転職する際に評価されるポイント

保育士は様々な業務の中で危機管理力が必要です。 また、保護者とのやりとりや難しい交渉などをおこなうため、保育士の経験は営業や販売業務に生かせると言えますね。

また、細かな気配り目配りができるところは営業や販売の業務に活かせるスキルです。

その他にも、子供に気を配りながら様々な業務をするためにマルチタスクの能力が身についています。 例えば複数のタスクを同時にこなす能力をアピールすることができるため、事務系の仕事なら経費の削減や生産性の向上などをアピールできます。

また、保育園の運営などの業務をしていた場合は売上と経費の管理や運営力などが評価されるためアピールポイントになりますよ。

異業種へ転職する際に評価される注意点

保育士が転職する場合、これまでの経験の親和性があまりないような仕事が多い傾向にあります。

また、オフィスワークを希望する場合、その仕事のイメージが湧きにくいということもありますよね。

そのため、求人票などを調べて仕事内容から自分に足りない部分はしっかりアピールできるように事前準備が必要です。

ですので、仕事内容を調べて事前に勉強をして把握し面接に臨みましょう。

保育士から転職する方法

保育士から転職する方法を知りたいですよね。

以下で異業種への転職と保育系への転職の二つに分けて解説します。

では、以下でそれぞれを解説いたします。

異業種への転職

保育士から異業種への初めての転職だと「未経験だけど、どんな仕事が自分ならできるのかわからない」と不安だったりしますよね。ですが、転職エージェントはそのような相談にのってくれます。

とくにおすすめな転職エージェントは、リクルートエージェントdodaマイナビエージェントです。

また、20代の方は業界未経験の方の転職サポートの強みを持っているUZUZハタラクティブなどの転職エージェント転職がおすすめです。

ただ、キャリアアドバイザーの質やサポート力には違いが生じてしまうので、大手転職エージェントの中から2〜3社、複数登録することをおすすめします。

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保育系への転職

保育系の転職は転職エージェントや転職サイトを利用しましょう。

ただ、エージェントによるサポートにも違いがあるので2~3つほど登録するのがおすすめです。

また、保育士系の転職エージェントや転職サイトはどこを利用したら知りたいですよね。

下記に一覧でご紹介します。

保育士系の転職エージェント

  • 保育士ワーカー
  • ヒトシア保育
  • 保育士バンク!
  • マイナビ保育士
  • ほいく畑
  • 保育のお仕事
  • 保育エイド
  • ミラクス保育
  • ジョブデポ保育士

転職サイト

  • 保育士人材バンク
  • ジョブメドレー保育

ハローワーク

    全国のハローワークでも保育士の求人があります。そちらも利用するのも有効ですね。

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