保育士から転職しやすいおすすめ異業種は?経験や資格を活かせる仕事!

保育士から転職しやすいおすすめ異業種!経験や資格を活かせる仕事

    保育士から違う仕事・異業種へ転職したい人向けに、これまでの経験や資格を活かせるおすすめの職場を徹底解説します。

    また、気になる保育士の転職難易度や求人検索に役立つ転職サイトも厳選紹介していきます!

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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保育士からの転職は難しくない

保育士から転職する場合、転職先によって難易度は変わりますが、これまでの経験や資格を活かせるのなら難しくはありません。

とくに営業職や事務職といった異業種へ転職するケースだと「保育士の経験しかないから苦労するんじゃないか」と不安になる人もいると思います。

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しかし、保育士から異業種への転職を成功させたケースはあります。しっかり準備と対策をすれば保育士から異業種への転職も難しくはありませんよ。

ここでは保育士から再度保育士を目指す場合と、保育士から違う仕事への転職を目指す場合の難易度を紹介します。

保育士から異業種を目指す際の転職難易度

保育士から異業種への転職を目指す際の難易度は、きちんと準備をすれば問題ありません

では、保育士資格を持つ人の就業先について、厚生労働省の「保育士の現状と主な取組(令和2年度)」を参考に見てみましょう。

就業者全体 うち一般職就職者 割合
39,909人 6,154人 15.4%
平成30年度のデータ

2020年に厚生労働省から発表された「保育士の現状と主な取組(令和2年度)」の「指定保育士養成施設卒業者の就職先の近年の状況」を見ると、保育施設や社会福祉施設ではない一般職に就職している人の割合は全体の15%にも及ぶことがわかります。

保育士は保育所等の保育士資格を有する必要のある施設に就職するだけの選択肢ではなく、その他営業職などのキャリアチェンジも視野に入ることがわかりますね。

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保育士以外へ転職したい人は、未経験向けの求人を多く保有するリクルートエージェントdodaに相談するのがおすすめです。


保育士として培ってきた経験やスキルを活かしながら、希望する求人企業に合わせてしっかりと履歴書・職務経歴書から面接まで対策してもらえますよ。

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保育士から一般企業への転職を検討している人は、こちらの記事も合わせて参考にしてみてくださいね!

保育士を継続する際の転職難易度

保育士から再度保育士として働き続ける場合の難易度も高くありません。なぜなら、保育士はつねに人手不足の状況に陥っており人材難であることが理由として挙げられます。

厚生労働省の「保育士の現状と主な取組(令和2年度)」によると、保育所で勤務する常勤の保育士は全体で32万8,696人となっており、離職者数は3万7,716人と公表されています。つまり全体の離職率は9.3%ということになりますね。

保育士の経験年数と離職率の画像 厚生労働省「保育士の現状と主な取組(令和2年度)」

一方、有効求人倍率は令和2年5月時点で2.18倍と高く推移しています。また合わせて保育所の数も年々増加傾向にあるため、今後も人手不足が継続していくことが見込まれます。

保育所の数が年々増加傾向にある理由としては、女性の就業率と児童の保育所利用率が増加していることが挙げられますね。

保育士の有効求人倍率の推移の画像 厚生労働省「保育士の現状と主な取組(令和2年度)」
保育所等数の推移の画像 厚生労働省「保育士の現状と主な取組(令和2年度)」

私立保育園から認定こども園や企業内保育所といったような保育士から保育士への転職は、これまでの経験を評価してもらえるので、異業種への転職と比べて難易度は低いです。

ただ、希望する施設へ転職するためにはしっかり準備をする必要があります。おすすめは保育士の転職に精通した転職サイトを利用する方法です。

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転職サイトでは公立保育園・院内保育・小規模保育など、さまざまな施設の求人を取り扱っているので、働きたいエリアの希望条件にマッチした求人を紹介してもらえます。


さらに求人の紹介だけでなく、応募書類の書き方や面接対策もサポートしてもらえるので万全の状態で転職活動が進められますよ。

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再度保育士として転職を目指す際は、全国各地の求人を多数保有する保育士ワーカー、過去の紹介実績から保育園の口コミも教えてくれる保育士人材バンクの利用がおすすめですね。

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保育士が転職する際の流れは、以下の記事で詳しく解説しているので、気になる人はこちらもご覧ください!

保育士転職でおすすめの職場ランキング

保育士から転職を考えたときに気になるのは、やはり転職で有利になる部分や転職しやすい職場についてですよね。

保育士としての経験や資格を活かせる保育業界への転職難易度は低めです。他の保育園や放課後等デイサービス・児童養護施設といった子どもと関わる仕事は、保育士の経験を評価してもらえるので内定を獲得しやすいです。

そこで、それぞれ保育士の資格や経験を活かせる転職先を難易度別にランキング形式で解説していきます。

別職種や異業種への転職をお考えの人は以下をクリックの上、ご覧ください。

1位:他の保育園

難易度

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私立保育園から公立保育園や認定こども園など、他の保育園への転職難易度は高くありません。というのも、少子化問題がある中でも求人数は減少していない状況だからです。

保育士の資格や実務経験があり、その保育園が求めている人材を見極めてしっかりと経験をアピールすることができれば、それだけ採用率を高められますよ。

保育園によって仕事内容の増減はありますが、基本的な業務内容は同じです。以下にざっくりと業務内容をまとめてみたので、参考にしてみて下さいね。

業務内容の詳細

  • 身の回りのお世話・生活習慣の育成
  • 子どもの健康管理
  • 知識や能力・社会性の育成
  • 子どもの保育以外の業務
  • 事務作業など

他の保育園に転職することのメリットは、その保育園にもよりますが給料が上がることです。世間では保育士の給料が安いと言われているものの、質の高い保育士を採用するべく給料を高く設定しているケースもあります。

また、市区町村が運営する公立保育園で働く正職員は公務員と同じ扱いなので、高待遇で働けます。他にも完全週休2日制の導入や休日出勤がある際に代休が保証されている場合は、プライベートとの両立も可能です。

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ただ、新しい保育園の方針を理解して慣れていかなければなりません。また自分の年齢によっては年下の保育士が先輩になるケースもあるので注意が必要です。


そういった部分も含めて他の保育園へ転職する場合は、保育士向けの転職エージェントや転職サイト、ハローワークを利用するのが良いですよ。

保育士におすすめの転職サイト

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他の保育士に転職する際に派遣保育士や保育補助としての働き方が気になる人は以下の記事もご覧ください。

2位:託児所

難易度

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保育士から託児所への転職難易度も高くはありません。なぜなら、託児所で働く上で必須となっている資格がなく、求人数も多くあるからです。保育士の資格があると優遇されるため、転職難易度も低めだと言えるでしょう。

大きなイベントや行事がなく残業も少ない傾向にあるので、保育園勤務よりも負担が少ないのが特徴ですね。その託児所によって業務内容に若干差異が生じるものの、基本的には子どもとの接し方は保育園と変わりません。

そんな託児所の業務内容は以下に挙げた通りとなっています。

業務内容の詳細

  • おむつ交換・トイレ
  • 食事やミルク・おやつ
  • お昼寝・お散歩
  • 子どもと一緒に遊ぶ

託児所へ転職するメリットは、大きな行事やイベントがないため業務負担が少ない傾向にあることや、施設の保育スタイルや方針を選べることが挙げられますね。体力的な負担も少ないので、余裕を持った保育業務ができます。

また、託児所は年々増加傾向にあり保育士の求人も増加しています。託児所のニーズは今後さらに高まっていくので、託児所への転職を検討している人はできるだけ多くの求人を確認して、自分が希望する働き方に合った職場を見つけてみましょう。

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託児所で働く際の注意点としては、預かる子どもの数や年齢の幅も広く変動するので、それぞれの子どもに合わせた臨機応変な対応が求められることですね。


他にも子ども同士のトラブルをはじめ、衛生面や安全面の管理も重要になってきます。

3位:ベビーホテル

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保育士からベビーホテルへの転職難易度も低めです。なぜなら、必要な資格がないことに合わせて、保育士の資格を持つ人を優先的に募集しているからです。

ベビーホテルの業務内容は基本的に保育施設と同じですね。食事が上手にできない子どもに指導やサポートをしたり、睡眠や排泄の介助をしたりなど、子どもたちが健康的な生活を送れるようサポートするのがメイン業務となります。

そんなベビーホテルの業務内容は以下に挙げた通りとなっています。沐浴・入浴や寝かしつけはベビーホテルならではの業務なので、転職を希望する人は事前に沐浴・入浴方法を学んでおくと良いでしょう。

業務内容の詳細

  • 食事サポート・おやつ・指導
  • 自由遊び・お散歩
  • お昼寝
  • 沐浴・入浴
  • 寝かしつけ

ベビーホテルに転職するメリットは、比較的給与が高い傾向にあることが挙げられます。というのも、ベビーホテルは夜間・早朝勤務があるため深夜手当がつくからなんですね。

他にもベビーホテルでは沐浴・入浴、寝かしつけなど通常の保育園とは異なる業務を担い、幅広い年齢の子どもたちの保育に携われます。そのため、保育士としての視野を広げながらスキルアップに繋げていくことが可能ですよ。

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ただし、ベビーホテルはシフト制であることが多いので、勤務時間が不規則になりやすいというのがデメリットとして挙げられます。


さらに夜勤があるベビーホテルへの転職を希望する場合は、深夜・残業手当の支給が正しく設定されているかどうか、しっかりと確認しておくことをおすすめします。

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自分で調べるのが難しい場合は、保育士向け転職エージェント(転職サイト)に頼ってみましょう。


その中でも保育士ワーカー保育士人材バンクの2社は保有している保育求人の詳細情報を把握しており、応募する前にしっかりと勤務体制などについて教えてもらえるので、ミスマッチも避けられるのが魅力です。

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4位:子育て広場

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子育て広場への転職難易度も高くありません。なぜなら、保育士の資格を持っていることで優遇されるからなんですね。また保育士資格が取得条件となっている「放課後児童支援員」を持っていると資格手当がもらえますよ。

子育て広場で勤務する際には、育児中の保護者に寄り添ったサポートを担うことになります。というのも、子育て広場は保護者が日々育児をする中で抱える悩みや不安を打ち明けたり、企画やイベントを通して人々と交流したりする場だからなんですね。

そんな子育て広場の業務内容は以下に挙げた通りとなっています。

業務内容の詳細

  • 子育てに関する保護者の支援
  • 企画やイベントの運営
  • 地域の子育て情報の収集・掲示

子育て広場へ転職することのメリットは、基本的に時間外労働(残業)がないため、保育士よりも業務負担が少ないことですね。それだけではなく、働き方に融通がきく求人募集も多い傾向にあるので、自分の勤務時間の希望を伝えやすいというのも魅力です。

現在子育て中だという人や保育士以外の資格取得のための時間を確保したい人などにとっては、プライベートと両立させやすいため余裕を持って働けるのが嬉しいところですね。

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ここで注意したいのは、クラス全体をまとめて進行するような業務は基本的に保育士が担うことになるという点です。


そのため、子どもたちと関われる時間が少ないのでやりがいを感じにくい可能性があります。

5位:ベビーシッター

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保育士からベビーシッターへの転職難易度も高くありません。ベビーシッターの需要が高まっていて比較的容易に転職先を見つけやすいことが理由として挙げられます。

また、保育士の資格を持っていると資格手当が給与に加算されるので、保育士の資格を負っている人は需要が高い傾向にありますね。

ベビーシッターは依頼者の自宅や指定された場所で子どもの保育をおこなう仕事ですが、子どもを預かり保育をするという点においては同じです。ただ、ベビーシッターの勤務先は固定されていないので、その都度移動する必要がありますね。

そんなベビーシッターの業務内容は以下に挙げた通りとなっています。

業務内容の詳細

  • 日常のサポート
  • 子どもたちとの遊び
  • しつけ・見守り
  • 家事代行

保育士からベビーシッターに転職するメリットは、働き方によっては高収入を目指せることや、依頼者の希望を確認した上で働くことから自分で働く時間を決めることができることが挙げられますね。

他にも保育園とは違ってイベントや行事がないため、残業が発生しにくいことから体力面での負担もあまりないことも魅力の1つです。

さらに、ベビーシッターは今後待機児童問題の解消の取り組みに向けて、需要が増加していくことが考えられるため、将来性もあると言えるでしょう。

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ベビーシッターは正社員での求人募集が少ない傾向にあるからこそ収入が不安定になりやすく、保護者の都合で依頼されることが多いです。


不安定な働き方になるので保育園とのギャップが大きく慣れるまで大変だと言えますね。

6位:保育ママ

難易度

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保育士から保育ママへの転職難易度は高いです。なぜなら、保育ママは誰でも慣れるわけではなく育児経験があることや自宅にペットを飼っていない、未就学児の子どもがいないなど、さまざまな条件があるからなんです。他にも事務や運営などもすべて自分でやる必要がありますね。

保育ママ制度は2010年の児童福祉法の改正によって家庭的保育事業として始まり、保育者の居宅やその他施設で子どもを預かって保育をおこなうのが仕事です。

保育ママは自治体の認定を受けているので「家庭福祉員」「家庭的保育者」とも呼ばれていますね。そんな保育ママの業務内容は以下に挙げた通りとなっています。

業務内容の詳細

  • 発育・発達のサポートなど

保育士から保育ママに転職するメリットは、子どもたち1人1人に向き合って保育ができることをはじめ、保護者との信頼関係が構築しやすいことが挙げられますね。

保育ママは公的な制度であるため、ほとんどの自治体から補助金が受けられます。地域によっては自宅で保育ママをスタートさせるための工事代などの補助もありますよ。

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保育ママとしてスタートする場合、まず自治体の認可を受けるために自ら色々な手続きをおこなう手間が生じます。


また、自治体の中には家庭的保育を共におこなう「家庭的保育補助員」を配置しなければならないケースもあるため注意が必要です。

7位:幼児教室の先生

難易度

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幼児教室の先生への転職難易度は高くありません。というのも、保育士の資格を保有していると転職が有利になり、比較的転職しやすいからなんですね。

人手不足により求人が多く出されている状況なので、もし求人募集がなくても電話などで問い合わせしたら面談をしてもらえることもあります。

幼児教室の先生はカリキュラムに則り、幼児に指導するのがメイン業務となります。主に遊びを通したレッスンが多いですね。幼児と接している時間が多いものの、ずっとつきっきりというわけではなく、事前準備やスケジュール調整などもおこないますよ。

そんな幼児教室の先生の業務内容は以下に挙げた通りとなっています。

業務内容の詳細

  • 子ども向けのレッスン
  • カリキュラム作成
  • 保護者対応
  • 教材準備

幼児教室の先生として働くメリットですが、預かる子どもの人数にゆとりがあるため保育園よりも、より細かな保育がおこなえることが挙げられますね。業務を通じて幼児の性格や思考力などをあらためて学べるという点も魅力的なポイントです。

はじめはアシスタントから始まるので初期はどうしても給与が低くなりがちですが、信頼や実績を積んでいくことによってメイン講師になれれば、給与を上げることも十分可能ですよ。

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注意したいのは、土日祝日に出勤するケースが多いことや保護者からの要望が多く、時には理不尽な要求や言動をとられる可能性もあることですね。

8位:企業学童保育施設

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保育士から企業学童保育施設への転職難易度は、やや低めだと言えますね。なぜなら、必要な資格はないものの保育士資格を持っていると転職しやすい傾向にあるからなんです。さらに「放課後児童支援員」を持っていると優位に進められますよ。

保育士との働き方の違いは、対象者が小学生になるため基本的に平日の正午から夕方ごろまでの勤務となる点ですね。子どもたちが夏休みを迎える時期は、それに合わせて朝から勤務することになります。

そんな企業学童保育施設の業務内容は以下に挙げた通りとなっています。

業務内容の詳細

  • 子どもに適切な遊び・活動を提供
  • おやつ・宿題などの自主学習の場の提供
  • 連絡帳の記入作業

企業学童保育施設へ転職するメリットですが、社員と同等の福利厚生が受けられるという点が大きな部分ですね。子どもたち1人1人とじっくり向き合えることや、保育園などと比較すると業務負担が少ないのも嬉しいポイントです。

その他にも、企業学童保育施設は国や自治体から補助金を出してもらえるので、運用が安定しているため比較的給与も高いケースがあります。だからこそ、保育士の転職先としても人気が高まっていますよ。

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企業学童保育施設は保育士の転職先として人気があるため、それだけ競争率や倍率も高くなりがちです。


すぐに応募が殺到してしまうので、実務経験が豊富な人のほうが採用されやすい傾向にありますね。

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少しでもこのような求人と出会いたい人や採用率を高めたい人は、企業への応募から面接対策まで細かなサポートが受けられる転職エージェント(転職サイト)の利用がおすすめですよ。


とくに保育士ワーカー保育士人材バンクなら気になる求人企業に合わせた対策を丁寧にしてもらえるので、自分1人で転職するよりも採用率を高めることができますよ。

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9位:学童保育

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保育士から学童保育への転職難易度は低いと言えますね。というのも、やはり保育士の資格を持っていると転職する際に優遇してもらえる可能性が高いからなんです。

こちらも「放課後児童支援員」を持っていると、さらに有利になりますよ。そんな学童保育の業務内容は以下に挙げた通りとなっています。

基本的には子どもたちと一緒に遊んだり宿題するのを見守ったりするのがメインとなりますが、勉強の指導をおこなうことはほぼありません。

業務内容の詳細

  • 子どもに適切な遊び・活動を提供
  • おやつ・宿題の見守り
  • 季節に合わせたイベント準備など

学童保育へ転職するメリットとしては、勤務時間が固定されているので生活リズムが崩れにくいという点が挙げられますね。他にも、学童保育の対象者が小学生のため、来園するまでの時間を事務作業などに充てられるという部分が挙げられます。

とくに保育士としての経験がある人の場合は、保育園でおこなっていたサポートとは違うアプローチで保育することになるので、より幅広い知識やスキルを習得できますよ。

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学童保育は保育園とは違い身の回りのお世話をする必要がないため、それほど大きな負担はありません。


とはいえ、子どもひとりひとりの気持ちに寄り添い、柔軟に対応する力が求められます。

保育士のおすすめ転職先ランキング、資格を活かせる仕事は下記の記事で詳しく解説しています。

保育士が転職しやすいおすすめの別職種

保育士から違う仕事への転職を希望する、または検討しているという人もいますよね。異業種への転職難易度はその業種にもよりますがやや高めです。

そこで、保育士から異業種へ転職する際におすすめの職種を難易度別に解説していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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保育士から異業種への転職は基本的に未経験からのチャレンジになります。


そのため、さまざまな業界・職種の未経験歓迎求人を保有しているリクルートエージェントdodaを活用して転職活動するのがおすすめですね。

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介護職

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保育士から介護職への転職難易度ですが、高くはありません。なぜなら、介護職はケアする対象者が異なるものの、業務内容は近しいものがあり保育士の経験を活かすことができるからなんですね。合わせて、介護職は人手不足の業界という事もあるため、異業種の中でもとくに難易度が低めです。

介護職のやりがいとして挙げられるのは「感謝の言葉をもらえること」「段階的なキャリアアップができること」などですね。利用者のケアをすることで少しずつ信頼関係が構築されていくので、やりがいを感じられるでしょう。

そんな介護職の業務内容は以下に挙げた通りとなっています。ただし、介護施設や介護サービスによって業務内容に違いが生じるため、事前に確認しておくことをおすすめします。

業務内容の詳細

  • 食事・排泄の介助
  • 入浴・就寝の介助
  • 口腔ケア
  • 掃除・選択
  • レクリエーション・介護記録の作成

介護職へ転職するメリットは、介護の経験やスキルをしっかり積めることが挙げられますね。とくに正社員として働くようになると施設内研修や外部研修を受けられる機会が増えるからです。

また、安定した収入を得られるのでライフプランが立てやすくなることや、定期昇給や福利厚生などを受けられるのもメリットの1つですね。未経験からでも資格取得しやすいため、保育士から挑戦しやすいでしょう。

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注意したいのは介護施設によっては夜勤や残業がある場合もあるため、事前にしっかりと調べておく必要があるという点ですね。


家庭の事情で夜勤などが難しい場合は、夜勤がない訪問介護やデイサービスを選ぶのが良いですよ。

他の販売職

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保育士から他の販売職への転職難易度ですが、やや低めだと言えるでしょう。というのも、販売職は専門知識やスキルが必要なく求人数も多いので未経験からスタートしやすいからなんですね。

販売職と言っても小売店での販売員やアパレルショップのスタッフなどさまざまな職種に分かれています。しかし、保育園で培ってきたコミュニケーション能力を活かせるので、保育士からの転職先としておすすめだと言えるでしょう。

そんな販売職の業務内容は以下に挙げた通りとなっています。

業務内容の詳細

  • 接客・レジ打ち
  • 商品の品出し・在庫管理
  • レイアウト決め

保育士から販売職へ転職する際のメリットは、給料が増える可能性があることや休日が増えるという点ですね。実際に待遇の改善や給料アップを狙って保育士から販売職へ転職している人も多数見受けられます。

さらにキャリアアップを目指したい保育士にも販売職はおすすめです。業務をこなしてスキルや経験を積んでいくことで、主任や店長、マネージャーなどといった役職を目指せます。

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とはいえ、販売系のサービス業は出世や勤続年数に伴う年収アップがしにくい傾向が見られます。


ですので、仕事に対するモチベーションを収入に見出したい人にとっては厳しいかもしれません。

事務職

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保育士から事務職への転職難易度ですが、非常に高いです。なぜなら、事務職はタスク処理力・PC操作の速さや専門性が求められる上に、有効求人倍率がとても低いからです。そのため、競争率が高くなるので難易度は高めと言えますね。

事務職でも保育士の経験やスキルを活かせます。保育士でもPCを使う機会があるので基本的な操作は問題なくできますし、書類作成にも慣れているため、スムーズにこなせます。

そんな事務職の業務内容は以下に挙げた通りとなっています。ただ、事務職と言っても一般事務なのか営業事務なのかによって、業務内容がまったく異なってくるので、事前にきちんと確認しておくようにしましょう。

業務内容の詳細

  • データ入力・電話対応
  • 見積書・申込書の作成
  • マニュアル・メールの作成
  • ファイリング・書類の整理
  • 問い合わせ・来客対応

保育士から事務職へ転職するメリットですが、肉体労働が少ないことという部分が大きな点ですね。基本的にデスクワークなので肉体的な負担が少ないので、体力的に余裕が持てます。

また、保育園での業務とは異なり持ち帰り仕事がないのも魅力の1つとして挙げられますね。企業によっては残業を禁止している場合もあるので、ワーク・ライフ・バランスとの両立もできますよ。

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ただ事務職で注意したいのは、企業によっては理不尽な業務を頼まれたり人間関係のトラブルが起きやすかったりするという点ですね。


そのため、決して「楽な仕事」だとは思わないようにすることが大切です。

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事務職は人気のある職種です。限られた求人と1件でも多く出会うためには、複数の転職エージェント(転職サイト)に登録し、募集が出たらすぐに応募できるようにするのが重要です。


中でもおすすめなのは、これまで数多くの転職者を支援してきた実績を誇っているリクルートエージェントdodaのような大手転職エージェントですね。

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事務職に強い転職エージェントや転職サイトについては、以下の記事でさらに詳しく解説しているので、参考にしてみてください!

営業職

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保育士から営業職への転職難易度は、若干高めとなっています。というのも、営業は目標達成意欲やコミュニケーション力などがとくに必要になるからです。

営業職はさまざまな種類に分かれていますが、共通して求められるのはコミュニケーション力や課題解決力です。保育士をしていたからこそ接客スキルを活かして働けるため、アピールポイントの1つとして伝えるのが良いでしょう。

そんな営業職の業務内容は以下に挙げた通りとなっています。営業職も法人・個人、新規開拓営業・ルート営業などによって業務内容が異なるので、事前によくチェックしておく必要がありますね。

業務内容の詳細

  • 自社サービス・商品の提供
  • 顧客のニーズをヒアリング
  • 顧客が抱える課題の解消

保育士から営業職へ転職するメリットは、どの業界でも通用するスキルを習得できることですね。営業職を通じて顧客へのアポイント取りや市場のリサーチなどを学ぶことができます。

さらに営業職は自分の営業成績に応じてインセンティブ制度を設けている企業もあるので、成果を上げれば上げるほど給与に反映させられますよ。

他の職種よりも評価基準が明確になりやすいので、実績をきちんと評価してもらい売り上げ目標を達成することで、キャリアアップに繋げることも十分可能ですね。

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ただし、営業職の多くは目標やノルマが課せられているケースが多く、結果が重視されやすい傾向にあります。


だからこそ、つねに数字に追われてしまうこともありますし、営業方法によっては精神的につらく感じてしまうこともあります。

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保育士とはまた違って大変なことが多い仕事ですが、キャリアアップのしやすい職種でもあります。


将来的に人事やマーケティングへ進める可能性があるので、未経験からチャレンジできる職種の中では1番おすすめです。


保育士の経験を活かせる営業職を紹介してもらいたい人は転職エージェント(転職サイト)にぜひ相談してみてください。

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営業職に強いおすすめの転職エージェント・転職サイトをはじめ、営業職の種類について詳しく解説しているこちらの記事もご覧ください!

エンジニア

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保育士からエンジニアへの転職難易度は高いと言えます。なぜなら、完全未経験の人にイチから教えてくれるような会社が少ないからなんですね。未経験でも自己学習や理系の素養があるかどうかを見られますし、強い意欲が必要になることも難易度が高い理由の1つです。

正直なところ保育士の経験を直接活かすことは難しいものの、保育関連サービスを提供するIT企業に転職すれば保育士の経験を活かすことが可能です。実際に保育士からエンジニアやプログラマーを目指す人も増えてきていますね。

そんなエンジニアの業務内容は以下に挙げた通りとなっています。一口にエンジニアと言っても、さまざまな種類の職種に分かれており、求められるスキルも大きく変わってきます。

業務内容の詳細

  • システム開発・企画
  • 提案・設計・開発・テスト
  • プログラミング

エンジニアに転職するメリットですが、働き方が自由なことが多く収入源を増やしやすいことが挙げられます。例えば、出勤時間が自由に選択できるフレックスタイム制度や、自由な場所で働けるリモートワークなどですね。

エンジニアは業務のために専門的な技術やスキルを習得しなければなりませんが、そのスキルや技術を仕事に活かせた際には大きなやりがいに繋がります。また、自分で作ったものが形になるので完成したときの喜びも大きく、チームで作り上げる喜びも感じられるでしょう。

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エンジニアは未経験からでもスタートできますが、完全未経験では採用してもらうのが厳しいので、まずはスクールに通ったり独学で知識やスキルを習得する必要があります。


さらに、IT業界はつねに進化を遂げていくため毎日のように勉強しなければなりません。納期も意識しながら作業していく必要があるので、プレッシャーに弱い人は不向きかもしれませんね。

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保育士からエンジニアへ転職する場合は未経験歓迎の求人を多く保有するリクルートエージェントdodaに相談するのがおすすめです。


気になるエンジニア求人に関する情報を事前に教えてもらった上で応募するかどうかの判断もできるので、自分1人で転職するよりもスムーズに進められるのが魅力ですね。

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IT・エンジニアに強みを持つ転職エージェント(転職サイト)や、保育士から一般企業へ転職する方法については、こちらの記事でより詳しくご紹介しています。合わせてご覧ください!

【ケース別】保育士におすすめの異業種

保育士として従事している人の中で、転職を考えている人の中には待遇を改善したい人やキャリアアップしたい人も多くいると思います。そういった人向けにおすすめの異業種をご紹介します。

待遇を改善したい保育士におすすめの異業種

保育士が転職を考えるとき、職場の人間関係や待遇、教育方針の不一致などが主な転職理由です。

次の転職ではそのようなストレスやトラブルをなるべく回避したいと考える人におすすめの異業種は、事務職です。保育士から事務職への転職難易度は以下のようになっています。

難易度

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事務職の中でもとくに、一般職での事務職をおすすめします。一般職での事務職の場合、総合職と違って残業0と規定されている場合が多いです。

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定時内で業務をこなすのが基本のため家庭や育児に影響を与えることもなく、人員も多く産休や突然のお休みなどにも柔軟に対応してくれる場合が多いです。

人間関係についても、あくまで事務的に作業をするのが中心のため、最初に仕事を習う以外は必要以上にコミュニケーションをとる必要もありません。

給与面は総合職よりは落ちますが、dodaの「職種のトリセツ:事務職」によると事務職の平均年収は約330万のため、保育士経験1〜4年程度の年収・日本女性の平均年収程度は維持できます。

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事務職は人気職種なので、未経験転職をする際にはしっかり準備をすることが大切です。


他の事務経験者と比較されるため、転職のプロに頼ったほうが転職を成功させやすいです。

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とくに下記の転職エージェント(転職サイト)は未経験向けの事務職案件を豊富に扱っているのでおすすめです。

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保育士の年収や年収アップの方法、福利厚生のチェックの仕方をはじめ、事務職への転職を考えている人は以下の記事を読んでみてくださいね。

キャリアアップしたい保育士におすすめの異業種

保育士として勤めてきたものの、保育士の狭い女社会に疲れてしまった、育児が落ち着いてきたのでキャリアアップの方向にシフトしたいなど、キャリアアップ目的で転職を考える保育士も多いですよね。

その際におすすめできる職種が営業職とカスタマーサクセス(CS)職です。保育士から営業職・カスタマーサクセス(CS)職への転職難易度は以下のようになっています。

難易度

3

営業職やCS職はクライアントやユーザーの要望や課題に対して共感したり、丁寧にヒアリングしたりする力が求められます。

細かな気配りや目配りができるというその保育士で培った経験は、営業職やカスタマーサクセスで活かすことができます。

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私がとくにおすすめするのが、無形商材の法人営業です。

無形商材の法人営業とは?

  • 無形商材
    人材紹介業など、物体ではなく個人のスキルで価値提供するサービスのこと。
    商品自体の性能や価値に頼れないため、自分の提案やクライアントへのコミット力などがそのままサービスの質に直結する。

  • 法人営業
    得意先への提案から受注、アフターフォローまでを一貫して担当する。

無形商材は商品ではなく、売り手となる営業担当者の努力がそのまま成果や評価に直結するため、人材としてのスキルが高いと判断され、キャリアアップしやすい職種です。

自分自身の評価も実感しながらやりがいを感じやすい側面でもあります。

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ただ、未経験から異業種に転職するのは30代までがリミットと考えましょう。


30代以降の人材の採用基準は「即戦力」なので、保育士のキャリアしかない場合は戦力と見なされず、他の営業経験のある候補者と戦えません。

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保育士でなくても、絵本の出版社や知育玩具メーカーなど、子どもや保育に間接的に携われる企業は多くあります。


大手エージェントは豊富な求人から求職者の新しいキャリアの選択肢を提案してくれます。


気になる人は大手エージェントも併せて会員登録をして、求人紹介や転職サポートを受けて転職活動を進めてみましょう。

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30代が保育士から転職を目指す場合のやり方などについては、以下の記事を読んで参考にしてみてくださいね。

保育士が転職を考えるきっかけ

保育士がどのような理由や悩みを抱えて転職や退職をしているのか、自分ではなかなか知ることができませんよね。

そこで厚生労働省の「保育士の現状と主な取組(令和2年度)」を参考に、保育士の転職理由・退職理由のグラフとランキングをご用意しましたので参考にしてみてくださいね。

保育士の転職理由

保育士の転職理由ですが、保育士ワーカー調べの「保育士さんの転職理由ランキング」によれば、全体で「現在の職場の方針が合わないため」という理由が2割(20.0%)ともっとも多くなっています。

次いで「給与や福利厚生を改善したいから(18.9%)」「人間関係がうまくいかなかったため(11.6%)」と続いているのがわかります。

下記に挙げたのは保育士の転職理由3位までですが、3位以下の転職理由はグラフ下のランキングの通りとなっています。

保育士の転職理由グラフの画像
1位 職場の方針が合わない(20.0%)
2位 給与・福利厚生(18.9%)
3位 職場の人間関係(11.6%)
4位 残業の多さ(8.5%)
5位 通勤時間(7.4%)

朝早くから出勤して夜遅くまで残業があり、プライベートと両立できないことや、ハードな業務内容でありながらも給料が安いことに対しての不満が目立ちますね。

職場の人間関係に対しては先輩保育士との付き合い方に悩む人が多い傾向がみられます。一方、男性保育士の場合は力仕事ばかり任されることや、女性ばかりでつねに気をつかわなければならない、という点が転職するきっかけとして挙げられますね。

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保育士から転職することを検討している人や悩んでいる人は、転職エージェント(転職サイト)に相談してみてください。


とくにリクルートエージェントdodaの2社は、あらゆる業界・職種の求人をトップで網羅しており、業界知識や未経験転職を目指す求職者のサポート実績も豊富です。

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そのため、保育士に限らず他の職種に転職する際の意思決定のサポートは大手エージェントがもっとも信頼できるでしょう。

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保育士の退職理由

一方、保育士の退職理由については厚生労働省の「保育士の現状と主な取組(令和2年度)」を見てみると、全体でもっとも多かったのは「職場の人間関係」で3割(33.5%)となっています。

次いで「給料が安い(29.2%)」「仕事量が多い(27.7%)」と続いているのがわかりますよね。

下記に挙げたのは、過去に保育士として就業した人が退職した理由となっています。ちなみに、3位以下の退職理由は下記のグラフ下のランキングの通りとなっています。

保育士の退職理由グラフの画像
1位 職場の人間関係(33.5%)
2位 給料が安い(29.2%)
3位 仕事量が多い(27.7%)
4位 労働時間が長い(24.9%)
5位 妊娠・出産(22.3%)

子どもの命を預かるという責任があるにもかかわらず、給料が見合っていないという不満が目立ちますね。職場によっては昇給や査定評価などの基準が曖昧であるケースもあり、退職を決める保育士が多い傾向が見られます。

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保育士からの転職を考えている人の中には、退職理由をどのように伝えたら良いのかわからない人もいますよね。


そんなときには、一緒に退職理由を考えてもらえる転職エージェント(転職サイト)の利用がおすすめです。

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退職理由だけではなく、面接で伝える志望動機なども一緒に考えてもらえるので、初めて保育士から転職する人でも大きな安心感がありますよ。

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保育士を辞めたい理由について、さらに詳しく知りたい人は下記の記事もチェックしてみてくださいね。

保育士から異業種転職のメリット・デメリット

保育士から異業種へ転職する際には事前にどのようなメリットやデメリットがあるのか把握しておきたいところですよね。

ここでは、どんなメリット・デメリットがあるのかについて、お伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

保育士から異業種へ転職するメリット

まず、保育士から異業種へ転職するメリットですが、主に下記に挙げたようなものがありますね。

  • シフト制から固定制になることがある
  • 心身の負担が軽減される
  • 人間関係をリセットしてスタートできる
  • 給与が上がる可能性がある
  • 新たな経験・スキルを習得できる

保育士から異業種に転職をすることで、勤務体制が早番・中番・遅番というシフト制勤務から固定勤務になりますし、販売職以外の職種に転職をすれば休日出勤もありません

また、保育士は子どもたちをおんぶしたり抱っこしたり、保護者の対応をしたりすることもなくなるので、心身の負担が軽減されるのも嬉しいポイントですね。とくに事務職などへ転職すればデスクワークがメインになるので、肉体的な負担を大きく軽減させられますよ。

さらに、保育士から異業種へ転職することによって給与が上がる可能性も大いにあります。もちろん、その職種により変わってきますが、転職エージェントをうまく活用して年収アップできたという保育士もいますよ。

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保育士から異業種に転職したいものの失敗するのが怖いと感じる人もいると思います。そんなときは無料で利用できる転職エージェント(転職サイト)を活用してみましょう。


その中でもおすすめなのは求人数や転職支援実績が豊富なリクルートエージェントdodaマイナビエージェントの3社です。

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この3社なら初めて転職する人でもしっかりと手厚くサポートしてもらえますし、きちんとこれまでの経験やスキル、そして希望条件を考慮した上で求人を紹介してくれます。


転職するからには失敗や後悔せずに転職先を見つけたい人におすすめなので、ぜひ相談だけでもしてみてくださいね。

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保育士から転職する際に失敗したくない気持ちが強い人は、こちらの記事で対処法などを解説しているので、ぜひ読んでみてください!

保育士から異業種へ転職するデメリット

続いては、保育士から異業種へ転職するデメリットですが、主に下記にまとめたものが挙げられますね。

  • 以前よりもやりがいを感じられなくなる
  • 職種によって採用が難しいことがある
  • 年齢が上がるにつれて採用されにくくなる
  • 新たな環境に慣れるまで大変に感じる
  • 新しい悩みや不満が出てくる可能性もある

保育士から異業種へ転職することの最大のデメリットは、保育士特有のやりがいを得られなくなってしまうことです。子どもたちの成長を見ることができなくなるので、人によっては物足りなさを感じる可能性がありますね。

また、職種によっては採用が難しかったり、年齢が高くなると採用されにくくなったりするのもネックとして挙げられます。とはいえ、転職できないというわけではないので、その点はそこまで不安にならなくて大丈夫ですよ。

他にも現状抱えている悩みや不満は解消することができても、新しい職場環境で別の悩みや不満を抱えてしまう恐れもありますね。

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転職先で新たな悩みや不満を抱えるリスクを少しでも下げたい、納得できる転職先を見つけたいと考えている人にも、転職エージェントの利用がおすすめです。

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転職エージェントの中でも大手のリクルートエージェントdodaマイナビエージェントなら、親身になって抱えている悩みや不満に耳を傾けてもらえるので、まずは相談だけしてみるのもアリですよ。


キャリアアドバイザーに自分が抱えている悩みや不満、そしてその上でどのような職場でどんなふうに働きたいのか伝えて、自分にぴったりの求人を紹介してもらいましょう。

保育士から転職する際に怖いと感じている人もいると思うので、ぜひこちらの記事も合わせてご覧になってみてくださいね!

保育士が異業種へ転職する際の注意点

保育士から異業種に転職する際には、いくつか注意点があります。ここを意識するだけで、転職後のミスマッチや「なにか違う」という違和感をなくすことにも繋がっていきます。

周囲にペースを合わせないで転職活動をする

まず、意識して欲しいのは周囲にペースを合わせないで転職活動をすることです。

保育士は、そのハードな仕事から、周囲の人が連続して退職してしまうこともあり得ると思います。

そんな中で「自分も早く転職しないと」といった焦りの気持ちで転職をしてしまうと早期離職やミスマッチになりかねません。

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必ず、自分のペースで転職活動を行いましょう。その際に、どういったペースでやれば良いのかわからない人は、転職エージェントのサポートを受けてみるのをおすすめします。


転職エージェントでは、応募企業の選出から面接対策、退職フォローまで行ってくれます。よりスムーズに活動を行うことができますよ。

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プラスの面だけを見ずに懸念点も考える

次に意識して欲しいのは、「プラスの面だけを見ずに懸念点も考える」ことです。

転職は、現職の悩みを解決するための手段になることが多いです。その悩みが解決できることだけを考えると転職先で新しい悩みが生まれてしまう可能性があります。

ちゃんと現職で満足している点も洗い出すことで、より網羅的に自分がどんな環境を求めているのかの答えを出すことができます。

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もし、どういった点に不満を持っていて、どこに満足しているかが曖昧という人は、転職エージェントに相談してみましょう。


過去に支援した人の例からあなたに合った環境の提案を受けることができます。無料で相談できるので、初回面談だけでもおすすめです。

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保育士が異業種で活かせる強み

保育士が異業種へ転職する際に、どんなポイントを評価してもらえるのか気になる人も多いのではないでしょうか。

保育士から異業種へ転職する際に評価してもらえるポイントですが、それは以下に挙げた4つとなっています。

  • コミュニケーション能力
  • 細かな気配り・目配り
  • マルチタスク能力
  • 売上・経費の管理・運営力

保育士は業務をおこなう上で危機管理能力が必要になりますし、保護者とのやりとりをはじめ、難しい交渉などもおこないますよね。他にも、細かな気配りや目配りができるなど、保育士で培った経験は営業職や販売業務に活かすことができるので評価してもらえます。

さらに子どもに気を配りながらさまざまな業務をこなしていくためにマルチタスク能力も身についています。

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例えば、複数のタスクを同時にこなす能力をアピールすることができるので、事務系の仕事なら経費削減や生産性向上などと結びつけてアピールすることも可能ですよ。

また、保育園の運営などの業務に携わっていた人の場合は、売上と経費の管理・運営力などが評価されるため、大きなアピールポイントになります。

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保育士が違う仕事を目指すとき、これまでの経験から活かせる強みが何なのか、自分で見つけるのは難しいと思います。


そんなときにおすすめなのが、大手転職エージェント(転職サイト)の利用です。とくに下記で紹介する大手エージェントは転職支援実績がトップクラスです。

求職者のこれまでの経験や実績を丁寧に棚卸しして、異業種でも活かせるポイントを教えてくれますし、一見保育士の専門スキルのような内容も他の職種で評価されやすいように言い換えて選考対策してくれます。

保育士としての経験と自分1人の転職だけでは不安な人は、無料でマンツーマンのサポートをしてくれる大手転職エージェント(転職サイト)に相談してみましょう。

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保育士が異職種転職をする際の転職理由・志望動機【例文付き】

保育士に限らず異職種転職をする際には、面接官に「この人がうちの会社で働いているイメージができる」と感じられるようにしなければいけません。

そのためには「なぜその職種で働きたいのか」「前職での経験をどう活かすことができるか」を伝えて、面接官に納得してもらう必要があります。

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今回は、事務職と販売職を希望する際の例文をご紹介したいと思います。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

保育士から事務職に転職する場合

保育士から事務職に転職する場合は、事務作業やパソコン操作に関する知識や経験をしっかりアピールすることが大切なポイントになります。

保育園でICTシステム(保育業務支援システム)が導入されて使用していたなら、ICTを使用して指導計画や保育日誌などの必要書類を効率良く作成していたことをアピールするのがおすすめです。

下記に保育士から事務職へ転職する際の志望動機の例文を用意しましたので、自分の言葉に置き換えてオリジナルの志望動機を考えてみてくださいね。

事務職の志望動機の例文

前職では、保育士をやっておりました。保育園では、子どものお世話の他にICTシステムを使用して日々のスケジュールの管理や、イベントの資料作成などをおこなっていました。


ミスなく業務をこなす中で、経理事務業務のリーダーにも抜擢されました。


こういった業務をおこなう中で、より大きな組織で事務業務に携わりたいと考え貴社を志望しております。


貴社ではこれまでの経験を活かし、資料作成や決算業務などを正確にこなしていきたいと考えております。

もし、マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)や簿記など事務に関する資格を保有している場合は、未経験でもしっかりと評価してもらえるのでアピールしましょう。

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今回は事務職の中でも経理事務職を想定しての志望動機の例文を用意しました。


ですが、保育園で採用業務に携わっていた場合は、人事事務職に応募することで面接官に働いているイメージをしてもらいやすくなるでしょう。

保育士から販売職に転職する場合

保育士から販売職に転職する場合は、保育士として培ってきた経験やスキルを交えながら「なぜ販売職を希望するのか」を伝えるのがポイントです。

販売職の中でもとくにおすすめなのは、子ども服を扱うショップや子ども向けの雑貨店ですね。というのも、保育園で多くの子どもたちと関わってきたことで、子どもの好みや適した雑貨を選ぶことができるからです。

そこで、下記に保育士から販売職へ転職する際の志望動機の例文も用意しました。こちらも例文を参考にしながら、自分の言葉に置き換えて考えてみてくださいね。

販売職の志望動機の例文

私はこれまで保育士として従事してまいりました。


子どもたちのケアやサポートはもちろんのこと、保護者さまにお渡しする連絡帳にお子さまの成長をわかりやすく書いたり、積極的にコミュニケーションをとったりしていたことで、信頼関係を築き感謝の言葉を頂けることが多くありました。


保育士という仕事を通して、もっとお子さまやそのご家族さまと距離の近い仕事、直接価値提供できる仕事をしたいと考えるようになりました。


保育士として培ってきたコミュニケーション能力や子どもの成長・発達や育児の知識を最大限に活かすことができると思います。


また、何よりも貴社の素晴らしい商品をより多くの人に届けたい、そしてお客さまに快適で居心地の良い買い物体験を提供したいという強い気持ちがあり、貴社を志望いたしました。

子ども服やベビー用品、育児グッズを取り扱う販売職であれば、保育士で培ってきた経験やスキル、知識などを存分に活かせるので志望動機も考えやすくなります。

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店舗がある場合は、どのような雰囲気なのか、どんな商品を揃えて扱っているのか、実際に足を運んで確認すると具体的に志望動機を考えられるのでおすすめですよ。

保育士が転職を成功させるためにやること

保育士から転職する際、何をやるべきなのか悩むところですよね。

そこで、ここでは保育士から転職を目指す際にやるべきことや注意すべき点を解説します。

自己分析をしっかりやる

大事なのはまず自己分析をしっかりおこなうことですね。

なぜなら、転職する理由を明確にして今の仕事に対してどんな不満があるのか知ることで、転職先を選びやすくなるからなんですね。

例えば、給料が低いから仕事に見合った給料をもらいたい、業務量が多いからもう少し余裕を持って働きたいなど、明確にすることで転職軸をしっかり捉えられるようになります。

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しっかり自己分析をせずに、単純に今の保育園よりも求人先のほうが給料が高いから転職するなど、プラスの面ばかり見て転職してしまうとミスマッチが生じる可能性があります。

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失敗しないためにも自己分析は大切なので、以下に挙げた4つを言語化するようにしましょう。


この4つを明確にすると自分の転職軸が整理されて、どんな転職をすべきなのかはっきりと見えてきますよ。

  • 自分の強みと弱み
  • 転職目的の明確化
  • 将来のありたい姿・やりたいこと
  • 保育士を辞めようと思っている理由

上記に挙げた4つが十分に深掘りできていないと、手段と目的が逆になってしまいますし、採用側の立場で物事を考えられず、結果としてお見送りされてしまいます。

だからこそ「転職先に何を求めているのか」「譲れない条件は何か」という部分を書き出して優先順位をつけてみてください。

保育士のときよりも収入アップさせるのが目的なのか、それとも保育士としての経験やスキルを活かして活躍できることが大事なのか、妥協できる部分はどこなのか考えてみましょう。

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自己分析を自分でうまくできる気がしない、または自信がないという場合は、転職エージェント(転職サイト)を利用して明確化するのが良いですよ。


その中でもリクルートエージェントdodaの2社なら自己分析のやり方を教えてもらいながら、一緒にスキルの棚卸しなどをしてもらえるので大きな安心感がありますよ。

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以下の記事では、初めての転職活動でやるべきことや自己分析のやり方などについて解説しています。ぜひ合わせて参考にしてみてくださいね!

求人票や仕事内容をしっかり読みこむ

保育士から転職する場合は、これまで培ってきた経験やスキルとの親和性があまりないような業界・職種が多い傾向にあります。そのため、親和性のない求人を選んで応募してしまうと、それだけで対象外として選考で落とされてしまう可能性があります。

よって、保育士が異業種へ転職する場合は、求人票などを事前にしっかりと調べて、仕事内容から自分に足りない部分を見つけ出し、きちんとアピールできるように準備するのが望ましいと言えますね。

自分のやりたいことを明確にしながら、応募企業の仕事内容もしっかり理解することで、適切なマッチングを実現できますよ。

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とはいえ、求人票からその企業がどんな人材を求めているのか、どうやって自分に足りないものを補えば良いのか1人で考えるのは難しいですよね。


そんなときは、これまでのサポート実績から求人票内で重要なポイントの把握に長けている転職エージェント(転職サイト)に相談するのがおすすめですよ。

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とくにリクルートエージェントは年間40万名以上、dodaは通算700万名以上の利用者数を誇っています。


だからこそ、求人票のポイントを見つけつつ求職者に足りない部分や個性と結びつけて選考対策してもらえるので、初めての人でも信頼できる転職サービスですよ。

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保育士が転職する際に求人の探し方や確認しておきたいポイントなどについて、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてくださいね。

転職したほうがいい保育士とは

保育士から転職を考える人は「本当に転職してしまっていいのか」「異業種に転職して失敗したり後悔しないか」と不安な人も多いと思います。

そこで、保育士が保育職ではなく一般職に就くことを決めた理由とともに、転職したほうがいい保育士のポイントや環境について触れておきます。

保育士が一般職への転職を決めた理由のグラフ画像 厚生労働省「保育士の現状と主な取組(令和2年度)」

厚生労働省の「保育士の現状と主な取組(令和2年度)」の「養成校の学生が一般職に就くことを決めた理由」によると、転職者にも該当する内容で言えば「給与・福利厚生が充実しているから」「保育者同士の人間関係や園の雰囲気が良くなかった」という理由が目立ちます。

保育士の退職理由にも待遇面や人間関係の言及はあったので、保育士の悩みは大体同じようですね。

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保育士が転職したほうがいいか迷ったら、以下の基準で判断しましょう。

保育士から転職をおすすめするパターン

  • 心身に不調がある
  • 今の職場で待遇改善が難しい
  • 今の職場では希望や理想の実現が難しい

まず、原因が人間関係であれ待遇の悪さであれ、心身に悪影響が出ているなら迷わず転職しましょう。

加えて、保育士では実現できないキャリアの展望ができる、または給与や待遇など現在勤める保育園では実現不可能な事情があるなら、転職をおすすめします。

保育士を継続するにしろ保育や福祉領域を出て一般職を目指すにしろ、人間関係の問題や職場への不満で転職する場合には、状況次第では転職者自身に問題があると思われる可能性もあるため、転職するかどうかは慎重に判断しましょう。

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保育士を辞めても失敗しないで済むかどうか、自分で判断するのは難しいです。


保育士で働き続けたいなら保育士向け転職サイトのアドバイザーに相談し、保育士を辞めて異業種に転職したい人や迷っている人は様々なキャリアの視点からアドバイスをくれる大手エージェントへの相談をおすすめします。

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保育士として働き続けたい場合は、保育求人を多数保有しているだけではなく求人の詳細情報まで教えてもらえる保育士ワーカー保育士人材バンクがおすすめです。


保育士から異業種への転職を検討している人は、全業界や職種の求人数が豊富で手厚くサポートしてもらえるリクルートエージェントdodaに頼ってみましょう。

保育士におすすめの転職サイト

  • 保育士ワーカー
    保育士領域トップクラスの支援実績!保育士の転職といえばこのサイト
  • 保育士人材バンク
    保育士人材バンク限定の求人多数!働きやすさなど独自の情報で転職成功

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保育士の悩みのラインナップと対処法なども気になる人は、以下の記事も読んでみてくださいね。

保育士から転職する方法と流れ

保育士から違う仕事へ転職するための方法や流れをここで解説します。

保育士から転職する前にどのような方法や流れがあるのか、ぜひ参考にしてみてくださいね。

保育士から転職する方法

保育士から違う仕事へ転職する方法としては以下の3点が挙げられます。

保育士から転職する方法

  • フリーペーパーの求人誌で探す
  • ハローワークで探す
  • 転職エージェントに登録して探す

フリーペーパーは地域ごとに掲載求人が特化しているので、希望の地域の求人を探しやすいです。

ハローワークも地元求人が多く失業給付や職業訓練が受けられるところが魅力ですが、役所仕事で対応の悪い担当者もいるのが現状です。

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保育士から異業種へ転職でもっともおすすめの方法は、転職エージェントを利用することですね。


理由は以下の3つです。

●働きながらだと転職活動が大変だから

●転職のプロから転職支援をしてもらえるから︎︎

●希望のキャリアや働き方について相談できるから

働きながら転職活動をする保育士も多い中、自分1人で応募求人や保育園とのコンタクトを取るのは手間ですよね。そして何よりも魅力なのは、転職エージェント(転職サイト)は転職のプロのサポートが無料で受けられるという点です。

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今の自分の経歴からどんな職種・求人に応募できるかや理想の職場・求人の転職実現に必要な準備、書類・面接対策などもしっかり指導してくれるので、選考の通過率を確実にアップしてくれます。

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保育士が転職する方法や保育士におすすめの転職サイトは以下の記事を参考にしてください。

保育士から転職する流れ

保育士から転職する流れについてですが、一連の流れは以下のような形となります。

保育士から転職する流れ

  • 転職するスケジュールを立てる
  • 転職理由と目的を明確にする
  • 求人を探して応募する
  • 応募書類を用意する
  • 応募先の面接を受ける
  • 応募先から内定をもらう
  • 退職をする

まずは転職のスケジュールを立てることが大切です。求人は年度末の切り替えに合わせて1〜3月の時期に多くなる傾向にあるので、それに合わせて転職活動を開始するのもありです。

ただ、働きながら面接時間や選考対策などの時間を確保するのが難しいのと、保育士から異業種への未経験転職はハードルが高いため、転職活動は長引く前提で見積もると良いでしょう。

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保育士に限らず、転職する際には転職理由と目的意識を持つことが重要です。


自分の中で「この条件だけは譲れないけどこの条件は妥協できる」「理想の保育方針はこれ」など、きちんと整理しておきましょう。

先ほど転職エージェント(転職サイト)の利用をおすすめしましたが、転職の目的がはっきりしていない人はエージェントに相談から始めてもOKです。

選考辞退や現在勤める保育園への退職交渉などもエージェントに登録すればまるまる依頼できるので、ストレスや手間が少なくすみますよ。

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保育士から転職する際におすすめの転職サイト

保育士から転職する際に、異業種でも保育士を続けるのにも転職サイトで求人探しをするのがおすすめです。

そこでここでは保育士から転職するときに、おすすめしたい転職サイトをこちらにまとめました。

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保育士から転職することを検討している人の中には、どうやって転職活動を進めたら良いのかわからない人もいると思うので、必要に応じて登録してみましょう。


では、上記に挙げた2つに分けて、それぞれ次で詳しくお伝えしていきますね。

保育士から異業種への転職

保育士から異業種への転職に使える転職サービスを紹介します。

転職エージェント(転職サイト)を利用すればキャリアアドバイザーがあなたの希望・要望、これまでの経歴やスキルなどを丁寧にヒアリングして、あなたにぴったりの求人をいくつか提案してくれます。

志望動機や自己PRも一緒に考えてもらえますし「保育士だったからこそ、この経験をこうやって結びつけてPRしましょう」などアドバイスももらえますよ。

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転職エージェントの中でもとくにおすすめなのはリクルートエージェントdodaマイナビエージェントの3つです。


この3社は大手転職エージェントでサポート実績も豊富なので、保育士から転職する際に頼もしい存在になってくれます。

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また、20代の保育士なら業界未経験者の転職サポートに強みを持つUZUZハタラクティブの利用をおすすめします。


未経験でも選考通過を上げられるような履歴書・職務経歴書の書き方・添削をはじめ、悩んでしまいがちな志望動機も一緒に考えてもらえるので、大きな安心感がありますよ。

ただ、転職エージェント(転職サイト)の強みをはじめ、キャリアアドバイザーの質やサポート力には違いが生じます。ですので、大手転職エージェントの中から2〜3社複数登録をして相性が良い転職エージェントと一緒に進めていくのが良いでしょう。

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大手エージェントには、全業界・職種の求人が集まっています。さらに、大手企業や人気企業の求人を独占で持っていることも。
幅広い選択肢の中から求人を提案してもらいたい、大手企業や人気企業への転職を検討しているという方は登録しておきましょう。

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  1. リクルートと並ぶ、実績豊富な国内最大級の転職エージェント
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マイナビエージェント

20代の登録者数No.1!
20〜30代前半・第二新卒向けの非公開求人を多数保有

マイナビエージェント

おすすめポイント

  1. 新卒サイトNo.1のマイナビが運営。若手層を採用したい企業とのコネクションが豊富
  2. 営業、メーカー、金融、ITなどの転職支援に強み
  3. 20〜30代など若手層の転職サポート・アドバイスの手厚さに定評あり

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既卒・正社員経験が少ない人向けの転職エージェント

未経験OK、正社員経験ナシでもチャレンジできる求人を多数保有!20代で経歴に自信がない方向けに手厚い就職サポートを実施しています。
大手エージェントと合わせて登録しておきましょう。

UZUZ

多くのメディアに掲載されているUZUZが展開する
第二新卒・既卒・フリーターに特化した就職支援サービス

※サポートエリアが首都圏・関西圏に限られます。
愛知・福岡にお住いの人は、ニート/フリーター/既卒の求人を豊富に保有しているハタラクティブへの登録がおすすめです。

UZUZ

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  1. 既卒・早期離職経験のあるカウンセラーが同じ目線でアドバイス
  2. 平均20時間の丁寧なサポートで内定率UP!1年後の定着率は96.8%!
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※登録後、キャリアアドバイザーが電話にてご状況をヒアリングさせて頂きます

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ハタラクティブ

18〜20代未経験OKの求人数は業界トップクラス!
人材業界で多数サービスを展開するレバレジーズが運営!若手向け転職支援サービス

※対象エリアは東日本(渋谷、立川、秋葉原、池袋、千葉、横浜)と西日本(大阪、福岡、名古屋、神戸)となります

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転職エージェントとは何か、おすすめの転職エージェントランキング、転職エージェントの評判については下記の記事で詳しく解説しています。

保育士から保育系への転職

保育士から保育系への転職を検討している場合も、転職エージェント・転職サイトを利用するのがおすすめです。

なぜなら、転職エージェントであれば保育士として培ってきたこれまでの経験やスキルを存分にアピールできる志望動機や、自己PRをキャリアアドバイザーと一緒に考え、採用率を高められる可能性が大いにあるからです。

こちらも上記でお伝えしたのと同様、キャリアアドバイザーの質やサポート力に違いがあるため、2〜3社ほど登録しておくことをおすすめします。

一方、転職サイトも保育系の転職に特化している、または強みを持っているところを利用することで転職先の選択肢を広げられます。中には保育士の転職に関するコラムなどを掲載しているケースもあるので、自身の転職活動の参考にもできます。

転職エージェント末永 末永

また、保育士専門の転職エージェントでは年度途中での転職に関する悩みや不安も相談することができます。


4月以降の年度途中に転職したいけど負い目を感じて踏み出せないという人も、ぜひキャリアアドバイザーに相談してみることをおすすめします。

転職エージェント末永 末永

とはいえ、保育士系に特化・強みを持つ転職エージェントや転職サイトを自分で探して見つけるのは大変ですよね。


以下におすすめの保育士系転職サイトの一覧をまとめましたので、ぜひ参考にして、どのような求人を保有しているのかチェックしてみてくださいね!

保育士におすすめの転職サイト

保育士ワーカー

求人数・転職支援実績ともに保育士業界トップクラス!全国約1,500人のキャリアアドバイザーの徹底サポート体制

保育士ワーカー

おすすめポイント

  1. 保育士転職トップクラスの支援実績と信頼
  2. 他の転職サイトやハローワークにない非公開求人多数
  3. 「その人のためのオーダーメイド型転職サポート」で保育士の理想を実現

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保育士人材バンク

保育士人材バンク限定の求人多数!働きやすさなど独自の情報で転職成功

保育士人材バンク

おすすめポイント

  1. 東証プライム市場上場・厚生労働省認定の信頼
  2. 保育士人材バンクだけの独占求人多数!
  3. 保育観・働きやすさ・こんな方におすすめ、など他サイトにない情報も独自掲載

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ハローワーク

全国のハローワークでも保育士の求人がありますので、そちらを利用するのも有効だと言えるでしょう。

保育士の転職に関するよくある質問

保育士から転職しようか検討していたり、悩んだりしている人からのよくある悩みや質問を以下に複数ピックアップしてみました。

詳しくお答えしていきますので、ぜひ保育士から転職しようと考えている人は、参考にしてみてくださいね!

保育士から転職した人はどんな仕事に就いているんですか?

人物 相談者

保育士から転職した人は、どんな仕事に就いているのですか?

転職エージェント末永 末永

保育士から転職した人は保育園・幼稚園などに教材・備品を提案する営業職や事務職、ベビーシッターや介護職、プログラマーなどさまざまな職種に就いていますよ。

転職エージェント末永 末永

ただ、保育士から転職した人は「転職した今のほうが楽しく働けている」「1度退職したけれど保育士の良さに気づいて復職した」という2通りに大きく分かれている傾向が見られます。


だからこそ、転職を検討しているなら今1度よく考えてみることをおすすめします。

保育士の年収ってどのくらい低いんですか?

人物 相談者

保育士の年収は低いと言われますが、実際どのくらい低いのですか?

転職エージェント末永 末永

厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、保育士の平均年収は391万円となっていますね。


日本の平均年収の458万円と比較すると年収の水準は低くなっています。

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保育士の年収について詳しく知りたい人は、以下の記事も合わせて読んでみてくださいね。

以下の記事では、保育士の給料が今後上がるのかをはじめ、年収600〜1,000万円に少しでも近づける方法などについて詳しく紹介しています!

保育士の転職先のランキングってどんな感じですか?

人物 相談者

保育士の転職先のランキングも見てみたいです。

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保育士としての転職先の1位は公立保育園、保育士の経歴を活かして保育士以外に転職するなら保育園運営会社が1位にランクインしています。


今の保育園の方針や人間関係が合わないだけで保育士は続けたいのか…?など、転職の目的を明確にしてから転職先を選びましょう。

保育士からの転職に迷っているときにおすすめのサイトは?

人物 相談者

保育士から転職をしようか迷っているのですが、どの転職サイトがおすすめですか?

転職エージェント末永 末永

保育士から転職しようか迷っている場合は、保育士ワーカー保育士人材バンクに登録をしてアドバイザーに相談してみることをおすすめします。


登録したからといって必ずしも転職しなければいけないわけではなく、現状の不満や悩み・キャリア相談もできるので、話を聞いてもらった上で転職するかどうか決めてみてはどうでしょうか。

転職エージェント末永 末永

もちろん、無料で利用できますし転職するとなった場合でも、2社とも保育士のリアルな悩みや不安に寄り添ったサポートをしてもらえるので安心感がありますよ。


また、年度途中での転職に悩んでいる人もキャリアアドバイザーに相談することで、本当に転職するべきなのかどうか一緒に考えてもらえるので、ぜひ相談してみてくださいね。

保育士の面接対策や選考対策がわかりません

人物 相談者

保育士の経歴の面接対策や、志望動機自己PRなど履歴書職務経歴書の対策がわかりません。

転職エージェント末永 末永

保育士に限らず、履歴書や職務経歴書に書く内容・面接内容、それぞれで押さえるべきポイントは同じです。


よく問われるのは転職を決めたきっかけ、保育士じゃダメだった理由、異業種転職をした後にどんなキャリアを実現したいかなど、転職の目的を主旨とした内容です。

転職エージェント末永 末永

転職の目的と志望企業の仕事内容や方向性と絡めて文章を作りましょう。

自己PRや面接など、転職の選考については以下の記事を参考にして対策してみてくださいね。

面接時の逆質問に「とくにありません」と答えるのはNG?

人物 相談者

面接時に「質問はありますか?」と聞かれた際に「とくにありません」と答えるのは良くないのでしょうか?

転職エージェント末永 末永

結論から申しますとNGですね。


その理由はそう答えてしまうと採用側が「うちの企業に無関心なのか?」「意欲が足りないのでは?」という印象を与えてしまうからなんです。

転職エージェント末永 末永

マイナス印象を与えないためにも、事前に逆質問したい内容をきちんとまとめておくことで、やる気や意欲をアピールできます。


他にも逆質問をすることで、事前に確認した求人内容に記載されていたものと相違がないかどうか見極めることも可能です。


自分が希望する条件とマッチしているのかどうか再確認もできるため、逆質問はしたほうが良いと言えますね。

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