【保育士の転職セミナー完全ガイド】おすすめのセミナー・選び方を紹介
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保育士の転職セミナー・フェアとは?
保育士の転職セミナーやフェアは、「リアルな情報」や「専門的なサポート」などが得られる貴重なイベントです。
現場の採用担当者や転職活動を熟知したプロから直接話を聞くことで、求人情報だけではわからない本質的な情報を得られます。
転職活動の第一歩は、正しい情報を得ることから始まります。
まずは転職セミナーやフェアがどのようなものかを知ることで、転職活動を具体的で確実なものにしましょう。
転職セミナーと転職フェアの違い
転職活動を有利に進めるためには、混同されがちな「セミナー」と「フェア」の違いを明確に把握し、目的や状況に合わせて最適なイベントを選ぶことが大切です。
ここでは、それぞれの特徴と違いについて解説します。
セミナー|「情報収集&個別相談」が中心
転職セミナーは、転職のノウハウを「学ぶ」ことや、キャリアアドバイザーなどの専門家に「相談する」ことに特化したイベントです。
比較的少人数の講座形式が多く、講師やアドバイザーとの距離が近いのが特徴です。
専門知識の習得や個別の悩み解決が目的でもあるため、テーマを深く掘り下げるプログラムが中心となっており、参加者一人ひとりの疑問に答えやすい環境が整っています。
フェア|「複数企業と出会うチャンス」が多い
転職フェアは、一度に多くの保育園や法人と直接出会い、リアルな情報を比較検討できる絶好の場です。
転職フェアはひとつの大きな会場に、多くの保育園や法人がブースを出展する形式になっています。
そのため、たくさんの園の情報を効率的に収集でき、自分に合う園を見つけやすいのが魅力です。
パンフレットを読むだけでは伝わらない、園の保育方針や理念、職場の雰囲気を肌で感じることができます。
転職フェアは、さまざまな園の採用担当者から直接話を聞き、情報を比較検討するのに適しています。
転職活動の初期段階で、広く浅く情報を集めたい場合に有効です。
求職活動実績になるかどうかの判断基準が異なる
転職セミナーと転職フェアでは、失業保険や住宅確保給付金の受給に必要な「求職活動実績」として認められるための条件が異なります。

末永

求職活動実績とは、求職中の仕事探しの行動が、客観的に確認できる実績のことをいいます。
失業保険や住宅確保給付金などを受給するには、ハローワークが定める「求職活動」をおこなった実績の証明が必要です。
転職フェアの場合は、ただ会場にいくだけでは「求職活動実績」になりません。
「求職活動実績」にするためには、企業のブースでの採用担当者との「個別相談」が必須条件となります。
一方で転職セミナーは、参加するだけで、「求職活動実績」として認められるケースがほとんどです。
とくにオンラインで開催されるセミナーなら、自宅にいながら参加するだけで実績になるので効率的です。
なお、保育士ワーカー・保育士人材バンク・保育士バンク!・マイナビ保育士といった大手エージェントが開催するセミナーやフェアは、内容が充実しているだけでなく、「求職活動実績」にもなりやすいというメリットがあります。
転職活動を有利に進めるためにも、信頼できるエージェントのイベント情報をチェックしてみてくださいね。
保育士におすすめの転職サイト
保育士が転職セミナーに参加するメリット
転職セミナーへ参加することで、転職活動を後押ししてくれる、さまざまなメリットが得られます。
セミナーに参加するだけでなく、意欲を持って臨み、効果的に活用するのがポイントです。
ここでは、保育士が転職セミナーに参加するメリットを紹介します。
参加するだけで求職活動実績になる
転職エージェントが主催するセミナーの多くは、参加するだけで失業保険や住宅確保給付金などの受給に必要な「求職活動実績」として認められます。
転職エージェントによるセミナーが、ハローワークの定める「職業相談」や「職業指導」の一環と見なされるためです。
転職の情報収集と実績作りを同時に進められるため、心に余裕を持って次のステップに進むことができます。
まずは、気軽に参加できるオンラインセミナーから探してみてください。
以下で、求職活動実績を作るための裏技や求職活動実績が足りない場合の対処法などについて解説しているので、チェックしてみてください。
求人票ではわからない「リアルな情報」を得られる
セミナーやフェアでは、求人票だけではわかりにくい、職場の「リアルな情報」に触れることができます。
他の参加者の質問を聞くことで、自分では気づかなかった新たな視点や情報を得られることは、フェアならではのメリットです。
また、採用担当者や現場の保育士と直接対話する機会があり、職場の人間関係や保育士の年齢層、実際の残業時間、有給消化率など、入職後の働きやすさに直結する情報を得ることができます。
入職後の「こんなはずじゃなかった…」というミスマッチを防ぐためにも、積極的に質問して園のリアルな情報を引き出しましょう。
転職のプロに無料でキャリア相談ができる
特定の転職セミナーでは、保育士業界を専門とするキャリアアドバイザーに、無料でキャリア相談を受けることが可能です。
履歴書の書き方や面接でのアピール方法など、具体的な悩みに対して、転職のプロが専門的な視点からアドバイスをくれます。
自分の経歴やスキルが、転職市場でどう評価されるのかを知ることで、自信を持って活動を進められるようになります。
無料相談の機会を逃さず、積極的に活用して転職活動の質を高めることが大切です。
保育士からの転職でおすすめの職種や転職のコツ、地方転職のポイントについて知りたい人は、以下の記事をチェックしてみてください。
自分の強みや転職の「軸」を再確認できる
転職セミナーへの参加は、自己分析ワークショップなどを通じて、自分自身のキャリアを客観的に振り返り、強みや転職の「軸」を再確認する機会になります。
毎日忙しく働いていると、自分を客観的に見つめ直す時間はなかなか取れないものです。
セミナーでプロの話を聞いたり、ワークに取り組んだりすることで、思考が整理され、新たな気づきが生まれる可能性もあります。
転職の軸が定まれば、転職先に求める「譲れない条件」が明確になり、園選びでの迷いを減らせます。
この機会に、じっくり自分と向き合ってみましょう。
保育士が転職セミナーに参加するデメリット
転職セミナーに参加する際は、メリットだけでなく、デメリットを理解しておくことも大切です。
ここでは、転職セミナーに参加するデメリットを紹介します。
休日に時間を拘束される
会場で開催される対面式のセミナーは土日開催が多いため、多忙な保育士の貴重な休日が潰れてしまうデメリットがあります。
行事準備や日々の疲れをとるために使いたい休日が、セミナー参加で一日がかりになってしまうのは負担が大きいです。
会場が遠い場合は、移動時間も含めるとさらに時間を拘束されます。
忙しくてセミナーに出向く時間が取れない場合は、転職エージェントのオンラインセミナーから試してみるのがおすすめです。
平日の夜や1~2時間といった短時間で参加でき、効率よく情報収集できますよ。
とくにリクルートエージェントでは、 「面接対策」「職務経歴書の書き方」「転職市場の最新動向」など、実践的な内容を扱ったオンラインセミナーを多数開催中です。業界最大手ならではの豊富な事例とノウハウが学べると評判です。
まずは、気になるテーマのセミナーに、スマホやPCから気軽に参加してみてください。
おすすめの大手総合型転職エージェント
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リクルートエージェント
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顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番エージェント -
マイナビエージェント
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期待した情報を得られない可能性がある
せっかく時間を作って参加したのに、セミナーの内容が期待外れに終わり、「時間を無駄にしてしまった」と感じてしまう可能性もゼロではありません。
セミナーの内容が一般的な転職ノウハウに終始し、自分が本当に知りたかった個別の園の具体的な情報が得られないケースや、「ネットで調べればわかる内容だった」というケースもあるでしょう。
参加後の期待外れを防ぐには、参加前に公式サイトでプログラム内容をしっかり確認することが大切です。
自分の目的に合っているかを見極め、納得した上で申し込みましょう。
転職サービスへの誘導が目的の場合がある
セミナーは、転職エージェントが自社サービスへの登録をうながす目的で開催している場合もあり、営業色が強いと感じることがあります。
セミナーは、エージェントにとって自社の魅力を伝え、求職者に登録してもらうための重要な機会です。
そのため、セミナー後などに登録をうながす連絡が来る可能性を念頭に置いておく必要があります。
登録をうながされても「一度持ち帰って検討します」と伝えて、サービス内容が自分に合っているか、冷静に判断することが大切です。
複数のエージェントを比較検討して、安易に決めるのは避けましょう。
希望と合わない求人を紹介されることもある
個別相談の場で、自分の希望条件と完全には一致しない求人を紹介される可能性があります。
転職の軸がアドバイザーに上手く伝わっていなかったり、アドバイザーが良かれと思って「まずは視野を広げてみては?」という意図で提案したりする場合があるためです。
転職の軸が曖昧だと、エージェントのペースで話が進んでしまうリスクがあるため、注意する必要があります。
ミスマッチを防ぐには、自分の中での「譲れない条件」と「妥協できる条件」を明確にしておくことが重要です。
その上で、自分の意思をしっかりエージェントに伝えましょう。
保育士向け転職セミナー・フェアを選ぶ方法
数多く開催されるセミナーやフェアの中から、「参加して良かった」と思えるものを選び抜くためには、自分の中で具体的な判断基準を持つことが大切です。
転職セミナーやフェアに「なんとなく参加する」のではなく、「目的意識を持って最適なセミナーを選ぶ」ための4つの方法を紹介します。
自分の「目的」に合っているかで選ぶ
転職セミナーやフェアを選ぶ際に最も大切なのは、セミナーやフェアに参加する「目的」を明確にすることです。
目的が曖昧なまま参加すると、どの情報に耳を傾けるべきかわからず、ただ時間だけが過ぎてしまいます。
参加の「目的」がはっきりしていれば、目的に応じたセミナーを選ぶことができ、参加後の満足度も高くなります。
今が情報収集フェーズなら、面接対策や自己分析といったノウハウを学べる、研修色の強いセミナーが最適です。
応募フェーズであれば、多くの園が集まるフェアが適しています。
転職活動のフェーズによって、選ぶべきセミナー・フェアは異なるため、現状の目的を明確にしてから、見合ったイベントを選ぶことが大切です。
参加しやすい「開催形式」で選ぶ
セミナーやフェアには「対面形式」と「オンライン形式」があります。
自身のライフスタイルや性格に合わせて、無理なく参加できる開催形式を選びましょう。
それぞれの形式のポイントは、以下の通りです。
開催形式のポイント
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オンライン形式
自宅から気軽に参加でき、移動時間や交通費がかからないのがメリット。仕事で忙しい人や地方の人におすすめ。 -
対面形式
会場の熱気を感じながら、採用担当者と直接顔を合わせてコミュニケーションが取れる。園のリアルな雰囲気を肌で感じたい人におすすめ。
「手軽なオンラインのセミナーに参加してみて、必要に応じて対面のフェアにも足を運ぶ」といった活用方法も賢い選択です。
オンラインセミナーで求職活動実績を作りたいと思っている人は、以下の記事もあわせて読んでみてくださいね。
「主催会社」の信頼性や実績で選ぶ
安心して質の高い情報を得るためには、セミナーやフェアを「どこが主催しているか」という視点を持つことも重要です。
主催する会社の信頼性や実績が高ければ、より有益な情報が得られます。
信頼性や実績を判断するためには、参加者の口コミや評判を見て、事前にリサーチするのも有効な手段です。
大手エージェント主催のセミナーは保有している求人数が多く、転職サポートのノウハウも豊富なためおすすめです。
具体的には、保育士ワーカー・保育士人材バンク・保育士バンク!・マイナビ保育士といった、保育士の転職支援で有名な大手エージェントが主催するセミナーは、サポート体制も整っており安心感があります。
保育士におすすめの転職サイト
学びたい「プログラム内容」が含まれているかで選ぶ
自分の目的と照らし合わせ、セミナーで提供される「プログラム」が、自分が求めている内容かどうかを確認しましょう。
自分の課題解決に直結するプログラムを選べば、参加の価値を最大限に高められ、「期待外れだった」という事態を防ぐことが可能です。
悩みに応じたセミナーの選び方は、以下の通りです。
悩みに応じたセミナーの選び方
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「書類選考で落ちてしまう」場合
「履歴書・職務経歴書の添削」が含まれるセミナー -
「面接でうまく話せない」場合
「模擬面接」のあるセミナー -
「アピールポイントがわからない」場合
「自己分析ワークショップ」があるセミナー
主催者の公式サイトで、セミナーのタイムスケジュールや各プログラムのテーマを事前に詳しくチェックすることが、参加後の満足度を高めるコツです。
おすすめの保育士向け転職セミナー2選
数あるサービスのなかでも、とくに保育士から定評のあるおすすめの転職セミナーを2つ紹介します。
それぞれのサービスの特徴を比較検討し、自分に合ったセミナーを見つける上での参考にしてください。
保育士ワーカー|手厚いサポートと個別相談が魅力

保育士ワーカーのセミナーは、専任アドバイザーによるマンツーマンに近い、きめ細やかで手厚いサポート体制に定評があります。
一人ひとりの状況や悩みに深く寄り添うことを重視しており、転職活動に不安を感じている人へのフォロー体制が充実している点が魅力です。
セミナーでは、履歴書添削や面接対策など、参加者一人ひとりの課題に合わせた実践的な内容が組まれていることが多く、個別相談の時間も十分に確保されています。
また、地方の求人にも強いため、Uターン・Iターン転職を考えている人にもおすすめです。
「一人での転職活動は不安…」「プロにじっくり相談しながら進めたい」という人は、保育士ワーカーのセミナーが最適です。
公式サイトで、自分の悩みを解決してくれそうなセミナーがないかチェックしてみましょう。
以下の記事で保育士ワーカーの評判について解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
マイナビ保育士|大手ならではの豊富なノウハウと情報量

マイナビ保育士は、人材業界大手としての豊富な実績をもとに、保育業界に関する豊富なノウハウと圧倒的な情報量が特徴です。
その特徴と全国規模のネットワークを活かし、転職市場の最新動向や質の高い情報を参加者に提供しています。
特筆すべきはオンラインセミナーの種類の豊富さで、東京や大阪といった都市部はもとより、全国どこからでも気軽に参加できる機会が多いのも魅力です。
「信頼できる大手のエージェントがいい」「最新の業界情報や専門的な知識を学びたい」という人は、マイナビ保育士のセミナーがおすすめです。
豊富なラインナップの中から、興味を引くテーマのセミナーに参加してみてください。
マイナビ保育士の評判が気になる人は、以下の記事を参考にしてみてください。
おすすめの保育士向け転職フェア2選
一度に多くの園と直接出会える転職フェアは、転職活動を加速させるチャンスです。
ここでは、とくにおすすめのサービスを2つご紹介します。フェアならではのメリットを活かし、理想の職場を見つけましょう。
保育士バンク!|全国で開催!日本最大級の就職・転職フェア

保育士バンク!は、全国の主要都市で大規模な就職・転職フェアを頻繁に開催しており、その規模は日本最大級を誇ります。
全国規模での開催に力を入れているため、地方にお住まいの人でも参加しやすいのが特徴です。
出展する法人数も多く、さまざまなタイプの園を一日で効率よく比較検討できます。
「とにかくたくさんの園を自分の目で見て比較したい」「地方で転職を考えている」という人は、近くで開催される保育士バンク!のフェア情報をチェックしてみるのがおすすめです。
マイナビ保育士|エリア特化で地域の優良園と出会える

マイナビ保育士の転職フェアは、東京・大阪・名古屋など各エリアに特化したフェアを開催しており、地域に根差した転職活動に強みがあります。
地域に根差した転職活動をサポートすることに重点を置いており、地域ならではの優良法人や、特色ある保育園と深く話せる機会が豊富です。
大手から地域密着型の園まで、多様な選択肢の中からじっくりと自分に合った職場を探せます。
「自宅から通える範囲で良い園を見つけたい」「地域に密着した転職活動がしたい」という人は、マイナビ保育士フェアが最適です。
お住まいのエリアで開催されるタイミングを、チェックしてみてください。
マイナビ保育士の評判については、以下の記事をチェックしてみてください。
上記で紹介した、保育士ワーカー・保育士バンク!・マイナビ保育士は、いずれも保育士の転職支援に特化した信頼できるエージェントです。
フェアやセミナーに参加し、キャリア相談を通じて自分に合ったエージェントを見つけることが、転職を成功に導く重要な一歩になります。
保育士転職セミナー・フェアの準備と当日の流れ
転職セミナーやフェアへの参加効果を最大限に高めるためには、事前の準備と当日の流れを把握しておくことが大切です。
事前準備ができていれば、当日に慌てることなく、自信を持って有意義な時間を過ごせます。
ここでは、転職セミナーやフェアの準備と当日の流れについて解説します。
【事前準備】質問リストの準備、服装と持ち物の確認
セミナーやフェアに参加する前には、服装や持ち物の確認、質問リストの準備を済ませておきましょう。
転職セミナーやフェアに参加する際の服装や持ち物は、以下の通りです。
参加する際の服装や持ち物
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服装
清潔感のあるオフィスカジュアルが無難。スーツの必要はないが、Tシャツやジーンズなどのラフすぎる服装は避ける。 -
持ち物
筆記用具、メモ帳、A4サイズの資料が入るカバン、クリアファイルは必須。 -
質問リスト
「残業時間」「有給消化率」「先生たちの年齢構成」など、聞きたいことをリストアップしておく。 -
オンライン参加の場合
安定した通信環境の確認や、カメラに映る背景の整理。
とくに、質問リストの準備は重要です。
「聞き忘れ」を防いで深い情報を得るためにも、必ず準備しておきましょう。
【当日】受付から個別相談までの流れ
当日は時間に余裕を持って会場に到着し、計画的に行動することが大切です。
人気のフェア会場は多くの人で混雑することが予想されるため、計画的に動かないと、話を聞きたかったブースを回りきれない可能性があります。
当日の大まかな流れは以下の通りです。
当日の流れ
- 受付を済ませ、会場全体の配置図やタイムスケジュールを確認する。
- どの法人が出展しているかを把握し、話を聞きたいブースの優先順位をつける。
- 優先順位の高いブースから回り、準備した質問リストを元に採用担当者と話す。
会場に設置されているエージェントの相談ブースがあれば立ち寄り、キャリア相談や非公開求人の有無を確認するのがおすすめです。
限られた時間を有効活用するためにも、当日は受け身にならず、自ら積極的に情報を掴みに行く姿勢が大切です。
保育士転職セミナー・フェアの効果的な活用ポイント
転職セミナーやフェアへの参加を、単なるイベント参加で終わらせないことが大切です。
「転職成功」というゴールにつなげるためには、さらに一歩踏み込んだ活用ポイントを押さえて、他の求職者と差をつける必要があります。
ここでは、転職セミナーやフェアの効果的な活用ポイントを紹介します。
参加目的を明確にする
イベントに参加する際は、「今日はこれを達成する」という目標を設定して臨みましょう。
たとえば、「最低、3つの園の残業実態と人間関係について聞く」「転職エージェントのブースで、自分の市場価値について相談する」といったように、具体的な目標を立てることが大切です。
そうすることで、どのブースを優先的に回るべきか、誰に何を質問すべきかが自ずと決まってきます。
目標を持って臨むことで、漠然と参加するのに比べて、得られる情報の質と量が向上します。
「聞きにくい質問」で本音を引き出す
セミナーやフェアに参加する際は、「残業の有無」「有給消化率」「人間関係」「離職率」といった、普段は聞きにくい質問こそ、聞いてみる価値があります。
質問への回答や担当者の反応から、園の誠実さや風通しの良さといった本音の部分を、確認できるからです。
もちろん、聞き方には配慮が必要です。
「差し支えなければ」といった丁寧な前置きをすることで、相手も答えやすくなります。
もし担当者が言葉を濁したり、不誠実な態度を取ったりした場合は、少し注意が必要です。
入職後のミスマッチを防ぐためにも、「聞きにくい質問から職場のリアルな姿を探る」という意識を持ってみてください。
複数のイベントを比較検討する
一つのセミナーやフェアで得た情報だけを鵜呑みにせず、複数のイベントに参加して情報を多角的に比較検討することが大切です。
主催する転職エージェントによって、紹介される求人の傾向や持っている情報の種類、アドバイザーとの相性は異なります。
たとえば、「A社のセミナーでは出会えなかった優良な非公開求人が、B社のフェアで見つかる」ことは珍しくありません。
また、「C社のセミナーではピンとこなかったアドバイスが、D社のセミナーでは腑に落ちる」ということもあります。
複数のサービスに触れることで、自分に合った最適なサポートや求人を見つけられる可能性が高まります。
面倒だと思わずに、いくつかのイベントに足を運んでみるのがおすすめです。
保育士転職を成功させるなら転職エージェントの活用がカギ!
転職セミナーやフェアは、転職の「きっかけ」を与えてくれる場です。
その先にある転職を成功させるためには、参加後の活動を具体的にサポートしてくれる、転職エージェントのようなプロのサービスの活用がポイントになります。
以下のような不安や疑問を抱いていませんか?
転職に関する不安
- 「もっと良い非公開求人はないのかな…」
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このような思いを抱えているなら、今こそ転職のプロの力を借りるときです。
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- 所属アドバイザーは保育士経験者か子育て中のママパパなので安心!
保育士転職セミナーに関するよくある質問
ここでは、保育士転職セミナーに関するよくある質問にお答えします。
保育士が転職するなら何月がベストですか?
現職に迷惑をかけにくく、引き継ぎがしやすい4月と10月です。
また、一般的に求人が増えるのは、年度末に向けて退職者が出る1月〜3月と、夏のボーナス後に退職を考える人が増える7月〜9月です。
以下の記事で、保育士のおすすめの転職時期について解説しているので、参考にしてみてください。
保育士から転職するならどこがおすすめですか?
保育士の経験や資格は、ベビーシッター、学童スタッフ、子ども向け教室の講師、企業の事業所内託児所など、さまざまな場所で活かすことが可能です。
以下の記事で、保育士の転職でおすすめの職種や転職のコツ、異業種への転職について解説しているので、あわせて読んでみてください。
保育士は何年目で辞める人が多いですか?
保育士の場合、1〜3年目の若手と、責任が増す5〜10年目の中堅で転職を考える人が多い傾向にあります。
厚生労働省の調査によると、2019年から2022年の3年以内に離職した保育士は全体の約24.9%、2017年からの5年間では42.2%にのぼるとのことです。
セミナーやフェアは参加費がかかりますか?
求職者向けのセミナーやフェアは、基本的に無料で参加できます。
主催者である転職エージェントや法人が費用を負担しているため、安心して参加してください。
セミナーやフェアに私服で参加してもいいですか?
はい、問題ありません。
ただし、採用担当者も見ている場なので、清潔感のあるオフィスカジュアルが推奨されます。
スーツの必要はありませんが、Tシャツにジーンズといったラフすぎる服装は避けたほうが無難です。
持ち物や質問リストについては、本記事の「【事前準備】質問リストの準備、服装と持ち物の確認」をチェックしてみてください。
転職を具体的に考えていなくても、セミナーやフェアに参加できますか?
もちろん参加できます。
「まずは情報収集だけしてみたい」「今後のキャリアの参考にしたい」という人も大歓迎です。
気軽に参加することで、新しい発見をできる可能性があります。
転職活動の「軸」をしっかり固めたいという人は、転職セミナーに参加して、専門的な知識をインプットすることから始めてみてください。