保育士におすすめの派遣会社ランキング10選!口コミやメリット・デメリットも解説
保育士向けにおすすめ派遣会社を評判や口コミをもとにランキング形式で紹介します。
希望する働き方や条件に合う人材派遣会社の選び方、派遣社員として働くメリット・デメリット、利用する際の注意点も解説します。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
自分に合う保育士に特化した派遣会社の選び方
派遣保育士として働くことを考えているなら、どの派遣会社を利用するかは非常に重要です。派遣会社によって福利厚生など働く条件やサポートの質が異なるため、希望の働き方や条件によって向き・不向きがあります。
ここでは自分に合う保育士を選ぶためのチェックリストを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
【良い派遣会社を見つけるためのチェックリスト】 | |
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保育士に専門特化しているか | |
規模は大きいか | |
利用者の評価は良いのか | |
希望するエリアの求人はあるか |
使いたいと思っている派遣会社がチェックリストの4つすべてに当てはまるなら、利用するのがおすすめです。
対して、1つも当てはまらないのであれば、利用後に使い勝手の悪さや不満を抱える恐れがあります。慎重に検討したほうが良いですね。
末永
そこで、保育士が自分の希望を叶えやすい派遣会社を選ぶ際のポイントを4つに分けて解説していきます。
保育士系専門の派遣会社を選ぶ
派遣会社によって得意な分野があるため、保育士系専門の派遣会社かを必ず確認するようにしてください。
さまざまな業界・職種の求人を扱う派遣会社もありますが、そういった派遣会社だと、担当者が保育業界に詳しくないこともあり、条件のマッチングが難しい可能性が高いです。
末永
そのため、保育士または保育系専門の派遣会社を選ぶのが良いですね。
保育業界の求人を多数扱っているので、派遣会社の担当者も内情に詳しく自分が希望する求人を見つけやすいですよ。
なお、この記事で紹介している派遣会社は全て保育士特化の派遣会社です。安心して利用してくださいね。
規模が大きい派遣会社を選ぶ
派遣保育士として案件を探すのなら、派遣会社は規模感の大きい会社を選ぶことが大切です。
というのも、大手の保育士派遣会社だと以下のメリットがあるからです。
大手派遣会社のメリット
- 支援実績が豊富
- サポートが丁寧
- 福利厚生が充実
末永
大手派遣会社は実績が豊富でノウハウが蓄積されています。
また、派遣社員のサポートをする従業員の数が多いのもポイントです。従業員数が多いということは、1人で担当する派遣社員の数が少ないことを意味しています。
そのため、サポートの丁寧さやレスポンスの速さ、トラブル対応の迅速さにも期待できます。
派遣会社の規模の確認方法
利用を検討しようと思っている保育士向け派遣会社の規模を判断するのなら、会社概要を見ると良いです。
会社概要の「資本金1,000万円以上」「従業員数20名以上」「設立10年以上」を満たしていると、規模が大きい派遣会社だと判断できます。
プライバシーマークと優良募集情報等提供事業者の有無を確認する
保育士が派遣会社に登録する際には、プライバシーマークを取得しているか確認が必須です。
派遣会社に登録する際は、「氏名・生年月日・住所・現在の勤務地」など、多くの個人情報を預けなければなりませんが、過去に人材派遣会社から個人情報が流出するニュースがありました。
末永
そのため安心して個人情報を預けられる派遣会社なのか事前に確認しておきたいですね。
その際の目安になるのがプライバシーマークの有無です。
プライバシーマークは、個人情報の適切な保護措置を講ずる体制を整備しているかを第三者機関が厳しく審査し、通過した企業のみに付与されるマークのことです。
プライバシーマークを取得しているか確認するには公式サイトもしくは「プライバシーマーク付与事業者検索」で調べてみましょう。
また、プライバシーマークと同じく「優良募集情報等提供事業者」の認証制度もあります。
優良募集情報等提供事業者は、求職者・求人者が安心して利用できるよう法令遵守、個人情報保護、募集情報等についての的確な表示、苦情相談対応などについて、一定の基準を満たしている事業者であることを示す認証制度です。
派遣会社を探す際は、プライバシーマークと併せて確認できると良いですね。
保育士派遣会社の評判・口コミを見る
人材派遣会社に登録する前に、利用しようと思っている保育士向け派遣会社の評判や口コミを見てみましょう。
実際にその派遣会社を利用した保育士が口コミを投稿しているので、利用するかどうかの判断基準にできます。
もし悪い評判や口コミが多いと感じた場合は、最低限の対応もしてもらえない可能性があるため利用は避けたほうが良いですね。
末永
保育士向け人材派遣会社の評判や口コミや記事やオリコン顧客満足度、Googleのクチコミから確認できます。
評判・口コミを確認する際は1つだけではなく、複数のサイトを見ることをおすすめします。1つだけでは意見が偏っている可能性もあるので注意してください。
保育士におすすめの派遣会社ランキング10選
保育士におすすめの派遣会社を求人数や実績、サービス品質などを元に厳選し、ランキング形式で紹介します。
末永
ここでは、10つの派遣会社を紹介していますが、先ほどのチェックリストを全て満たすのは「保育士ワーカー」だけでした。どこに登録するのか迷っている場合は、まず保育士ワーカーに登録するのがおすすめですよ。
下記の早見表は右にスクロールできます→
【1位】 保育士ワーカー |
【2位】 保育士バンク! |
【3位】 ヒトシア保育(旧:保育ひろば) |
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利用者満足度 | ★★★★☆ 4.0 |
★★★☆☆ 3.5 |
★★★☆☆ 3.7 |
区分 | 転職エージェント | 転職エージェント | 転職サイト |
求人数 | 22,250件 | 66,542件 | 5,128件 |
対応エリア | 全都道府県 | 全都道府県 | 全都道府県 |
ポイント | ・保育士の定番求人サイト ・悩み相談から選考 ・入職後のフォローまでトータルサポート |
・支援実績10年、累計40万人が利用した安心のサービス ・24時間LINEで相談可能 |
・正社員以外の求人が豊富 ・転職後のアフターフォロー充実 ・転職フェアを定期的に開催 |
2024年10月時点の求人数 |
4位〜10位までの保育士におすすめの派遣会社は「もっと見る」内で紹介しています。
【4位】ほいく畑 | 【5位】BRAVE保育士 | 【6位】ウィルオブの派遣保育 | 【7位】保育のお仕事 | 【8位】保育求人ガイド | 【9位】ほいくisお仕事探し | 【10位】ミラクス保育 | |
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区分 | 転職エージェント | 転職エージェント | 転職サイト | 転職エージェント | 転職サイト | 転職エージェント | 転職サイト |
求人数 | 3,795件 | 9,524件 | 11,788件 | 50,103件 | 31,667件 | 90,000件超 | 37,682件 |
対応エリア | 全都道府県 | 全都道府県 | 全都道府県 | 全都道府県 | 全都道府県 | 全都道府県 | 全都道府県 |
ポイント | ・ブランクがある人、未経験の人向けの求人多数 | ・給料前払い福利厚生速払いサービスなどの福利厚生が充実 | ・保育以外の業種の求人も保有 | ・便利な駅・地域検索機能 ・施設のインタビュー動画あり |
・全国20ヶ所のカフェブースでの相談可能 | ・全国60,000園以上の口コミの閲覧が可能 | ・求人の更新頻度が多い |
2024年10月時点の求人数 |
1位:保育士ワーカー
★保育士ワーカーのおすすめポイント★
●利用者数も多い保育士定番のサイト
●正職員での雇用にも対応できる
●「オーダーメイド型転職サポート」で自分に合ったサポートを受けられる
保育士向けの派遣会社ランキングで1位なのは、株式会社トライトキャリアが運営している保育士ワーカーです。保育士ワーカーは2024年10月時点で年間3万人以上の保育士が利用しています。
運営会社 公式サイト |
株式会社トライトキャリア https://tryt-worker.jp/hoikushi/ |
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求人数 | 全体:22,250件 派遣のみ:7,395件 |
対応エリア 拠点 |
全国 札幌・仙台・新潟・東京・横浜・大宮・名古屋・静岡・大阪・京都・神戸・高松・広島・福岡・熊本 |
2024年10月時点の求人数 |
末永
保育士ワーカーは、保育士領域トップクラスの支援実績や保育園への人材紹介の実績を誇り、保育園からの信頼が大きいからこそ細かな情報収集ができるのがおすすめポイントですね。
保育士ワーカーは知名度が高いだけではなく、スタッフのサポート・フォローが手厚いと評価されており、良い口コミも多く投稿されています。
全国各地で利用することができますし求人数も豊富なので、色々な求人を比較して決めたいという保育士の人には最もおすすめなサイトです。
保育士ワーカーの評判・口コミ
40代・女性
満足度:★★★★☆(4点)
保育士ワーカーはとにかく案件が豊富、紹介会社の中でも知名度が高く勢いのある印象が良かったです。
求人の詳細(どんな人物が求められるのか)等、直接先方に聞きづらい話も担当者へ気軽に相談しながら面接に挑めたことは心強かったです。
20代・女性
満足度:★★★★★(5点)
初めて保育士求人サイトを利用し、知名度が高そうだった保育士ワーカーを選びました。
色々な質問をされ戸惑いもありましたが、当日中に求人を3つほど紹介していただき、迅速な対応だと感じました。
20代・女性
満足度:★★★★☆(4点)
保育士ワーカーのサポートでは、こまめに面談や履歴書添削があったので安心できました。
就職後も面談が数回あり、仕事の事などを聞いてくれたのでよかったです。私自身の条件も条件全てにそって保育園を探してもらえたので良かったです。
30代・女性
満足度:★★☆☆☆(2点)
保育士ワーカーは面接対応についてはリモートでおこない、アドバイス等もしてもらえたので良かった。
よく質問される具体的な質問例を教えてくれたり、それについてどのような解答が好ましいかも教えてもらえたことは今後も役に立つと感じた。
保育士ワーカーの評判について詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。
2位:保育士バンク!
★保育士バンクのおすすめポイント
●支援実績10年・累計40万人が利用した安心のサービス
●独自の園情報から良質な保育園に出会える
●電話ではなくLINEでいつでも相談できる
株式会社ネクストビートが運営している保育士バンクは、転職エージェントと一体型になっている保育士向けの転職サイトです。派遣会社として派遣案件をメインに提案しているわけではありませんが、希望すれば提案をしてもらえます。
運営会社 公式サイト |
株式会社ネクストビート https://www.hoikushibank.com/ |
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求人数 | 66,542件 |
対応エリア | 全国 |
2024年10月時点の求人数 |
末永
保育士バンクは派遣案件が少ない可能性があります。その場合は、比較的求人数も多い保育士ワーカーも一緒に登録することをおすすめします。
保育士バンクの評判・口コミ
20代・男性
満足度:★★★★★(5点)
保育士バンクは専任のキャリアアドバイザーのサポートが手厚く安心出来る点が良かったです。
レジュメや自己PRの書き方から面接での対応まで、幅広くサポートしてくれました。
初めての転職で不安な自分に、自信が持てるまで直接話を聞いてくれながら、情報連携や面接練習をしてくれました。
また、毎日必ず2回は困り事がないかと声かけ連絡を下さりましたし、何かあればすぐに電話やチャットでも対応してくれるので、担当者との連絡手段が豊富な点も良かったです。
>20代・女性
満足度:★★★☆☆(3点)
保育士バンクは自分が希望するエリアや勤務形態を入力するだけで簡単に求人情報を検索することができる。
求人が出ると担当の方が電話で教えてくれるのが大きな魅力。
保育士バンク!の評判について詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。
3位:ヒトシア保育(旧:保育ひろば)
★ヒトシア保育のおすすめポイント★
●時給1,500円以上の高時給求人がある
●正社員雇用も対応している
●就職・転職フェアでも情報収集できる
保育士や幼稚園教諭の求人を多数保有しているヒトシア保育(旧:保育ひろば)は、小規模保育やオープニング求人など人気の案件を扱う転職サイトです。
ヒトシア保育は正社員・契約社員・パートの求人が検索できる転職サイトとは別に無料の派遣紹介サービスも提供しています。
運営会社 公式サイト |
株式会社ネオキャリア(NEO CAREER CO.,LTD.) https://www.neo-career.co.jp/ |
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求人数 | 5,128件 |
対応エリア | 全国 |
2024年10月時点の求人数 |
末永
保育士におすすめの転職サイト
ヒトシア保育の評判・口コミ
30代・男性
満足度:★★★★★(5点)
ヒトシア保育は対応している雇用形態が多岐に渡っています。
正社員は当然ですが、他にパートやアルバイト、契約社員、派遣社員もあります。さらに紹介予定派遣や非常勤もあって、雇用形態の種類は豊富です。
自分は正社員として安定して働きたいと思っていますが、柔軟な働き方をしたいと考えている人向けの求人も充実しています。ヒトシア保育はさまざまなキャリアプランに寄り添った転職活動が可能だと思います。
末永
ヒトシア保育(旧保育ひろば)では正社員以外の求人も取り扱っています。さらに保育教諭や幼稚園教諭、学童指導員、ベビーシッターなどの職種も対応しています。
保育士の資格や経験を活かし、他の保育関連職種にチャレンジしたい人にもおすすめです。
ヒトシア保育について詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてみてくださいね。
4位:ほいく畑
ほいく畑は株式会社ニッソーネットが運営している厚生労働大臣認可の保育士就職支援センターで、ブランクがある人や未経験から挑戦したい人向けの求人が多く集まっています。
正職員として本格的に働き始める前に派遣保育士として業務に慣れておきたい人向けですね。
運営会社 公式サイト |
株式会社ニッソーネット https://hoikubatake.jp/ |
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求人数 | 全体:3,795件 派遣:2,527件 |
対応エリア | 全国 |
2024年10月時点の求人数 |
末永
ほいく畑は未経験求人数を多数扱っているので、初めて派遣保育士を目指す人や復職を希望している人におすすめのサービスだと言えますね。
まずは相談だけしたいという保育士の人でも利用できるので、悩んでいる人は試しに不安や悩みを相談してみるのもアリですよ。
末永
ただ、ほいく畑には「保育士未経験のアドバイザーや保育業界の最新情報に詳しくないアドバイザーがいる」という評判があるので、保育園を利用中のママパパ、保育士経験者もキャリアアドバイザーとして在籍している保育士ワーカーも利用することをおすすめします。
保育士におすすめの転職サイト
5位:BRAVE保育士
BRAVE保育士は株式会社ブレイブが運営しており、保育士を中心とした転職や人材派遣を取り扱っている求人情報サイトです。
保育士や幼稚園教諭の求人を数多く保有していますし、施設形態も認可保育園をはじめ、事業所保育や院内保育所、認可外保育所の求人も多く揃っているのが魅力ですね。
運営会社 公式サイト |
株式会社ブレイブ https://www.braves.co.jp/ |
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求人数 | 全体:9,524件 派遣:9,245件 |
対応エリア | 全国 |
2024年10月時点の求人数 |
末永
BRAVE保育士は「給料前払い福利厚生速払いサービス」を提供しています。
働いた分の給料の一部を給料日まで待たずに受け取れる福利厚生サービスで、誰でも簡単に申し込んで利用することができます。
6位:ウィルオブの派遣保育
ウィルオブの派遣保育を運営するウィルオブワークは東証プライム市場に上場しているウィルグループの子会社です。
人材派遣会社としては保育士専門ではなく、事務系・コールセンター系・販売系・介護系・工場・倉庫内作業とさまざまな職種の案件を扱っています。
複数の職種の派遣案件を扱っているので、保育士以外の仕事も検討している人におすすめだと言えます。
運営会社 公式サイト |
株式会社ウィルオブ・ワーク https://willof.jp/works/jobtype/type_childcare/ |
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求人数 | 全体:11,788件 |
対応エリア | 全国(登録会場は50ヶ所) |
2024年10月時点の求人数 |
末永
保育士におすすめの転職サイト
7位:保育のお仕事
株式会社トライトは保育士ワーカーの他に保育のお仕事も運営しています。
保育のお仕事の特徴としては「好条件の非公開求人を多数保有」している点と「転職お役立ちガイドで情報収集」ができる点です。
運営会社 公式サイト |
株式会社トライト https://tryt-group.co.jp/ |
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求人数 | 全体:50,103件
派遣:734件 |
対応エリア | 全国 |
2024年10月時点の求人数 |
末永
トライトが運営する転職支援サービスを利用するのなら保育士ワーカーのほうがおすすめです。
保育士ワーカーの方がサポート実績と情報量豊富であることに加え、正社員やパート以外に派遣保育士の相談をすることも可能です。
8位:保育求人ガイド
保育求人ガイドは、株式会社アスカが運営している保育士向けの転職サイトです。
公開求人数は20,000件以上と求人数は多く、また全国に展開しています。
運営会社 公式サイト |
株式会社アスカ https://www.asuka-hu.co.jp/ |
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求人数 | 全体:31,667件 派遣:8,246件 |
対応エリア | 全国 |
2024年10月時点の求人数 |
公開求人数は30,000件以上と求人数は多く、また全国に展開していますが、口コミを見てみると地方求人の数が少ないという意見も寄せられていました。
より多くの求人を比較してみたい場合は、求人数が豊富でサポートも手厚いことで定評がある保育士ワーカーも一緒に登録するのがおすすめです。
保育士におすすめの転職サイト
9位:ほいくisお仕事探し
ほいくisお仕事探しは全国の保育士求人を多数取り扱っており、雇用形態に関しても幅広く対応しているので、自分にぴったりの求人を見つけることができます。
またほいくisお仕事探しでは、求人サイトに会員登録をして口コミを登録すると、全国60,000園以上の口コミが閲覧できます。
運営会社 公式サイト |
株式会社e-CHANNEL https://e-channel.co.jp/ |
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求人数 | 全体:90,000件超 派遣:14,252件 |
対応エリア | 全国 |
求人数は2024年10月時点 |
末永
保育園の評判や口コミも大事ですが、求人先の内部情報についてはもう少し詳しく知りたいという人も多いと思います。
ですので、ミスマッチを防ぐためにも求人情報だけでは得られない内部情報まで細かく教えてもらえる転職サイトと併用するのがおすすめです。
末永
保育士におすすめの転職サイト
10位:ミラクス保育
ミラクス保育は保育士・幼稚園教諭向けに北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・九州の7つのエリアを中心に全国の保育士・幼稚園教諭の求人を保有しています。
求人は毎日更新されており、求人検索もこだわり条件を入力してより自分の希望に近い求人が探せるようになっていますよ。経験豊富なコンサルタントが内定までフォローしてくれるのも嬉しいポイントだと言えますね。
運営会社 公式サイト |
株式会社ミラクス https://miraxs.co.jp/ |
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求人数 | 全体:37,682件 派遣:1,060件 |
対応エリア | 全国 |
2024年10月時点の求人数 |
末永
保育士におすすめの転職サイト
地域別でおすすめの保育士派遣会社
地方での就職を希望している保育士は、大手派遣会社だけでなく特定の地域に強い派遣会社を併用すると、より多くの求人に出会うことができます。
ここでは、地域別でおすすめの保育士派遣会社を紹介します。
東京の案件が多い派遣会社
東京都は全国でもっとも多くの派遣求人が集まる地域です。保育士はもちろんのこと他の職種であったとしても、どの派遣会社も多くの求人を保有しています。
公立保育や私立保育園はもちろん、幼稚園や認定こども園、院内・企業内保育園、託児所などさまざまな勤務先があるので、希望条件に合った求人を探しやすいのが特徴です。
中でも東京都の保有求人数が多い派遣会社は以下3社でした。
派遣会社 | 求人数 |
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保育士ワーカー | 7,536件 |
BRAVE保育士 | 3,045件 |
ほいく畑 | 497件 |
求人数は2024年10月時点 |
東京での保育士の働き方について、さらに詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてください。
大阪の案件が多い派遣会社
大阪府も東京都に並んで、派遣保育士向けの求人数が多い地域です。
大規模保育所や小規模保育所といった保育施設が全国トップクラスで多く、派遣以外にもさまざまな雇用形態で募集されていました。
中でも派遣保育士の求人を多く保有していたのは以下3社です。
派遣会社 | 求人数 |
---|---|
保育士ワーカー | 773件 |
BRAVE保育士 | 512件 |
ほいく畑 | 411件 |
求人数は2024年10月時点 |
大阪での保育士の働き方について、さらに詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてください。
福岡の案件が多い派遣会社
福岡県は九州の中でも人口が多く、保育園の数もエリアの中でもっとも多く、求人倍率も高めなので保育士が就職しやすい地域です。
各派遣会社とも多くの派遣求人を多く保有していました。
派遣会社 | 求人数 |
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保育士ワーカー | 2,095件 |
BRAVE保育士 | 783件 |
ほいく畑 | 133件 |
求人数は2024年10月時点 |
福岡での保育士の働き方について、さらに詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてください。
派遣保育士として働くメリット
派遣保育士として働くメリットはさまざまですが、自分のライフスタイルに合わせた働き方ができること、派遣先ごとに経験の幅を広げられることなどが大きなメリットとなります。
仕事とプライベートの両立を目指したい人、将来的にやりたい仕事を見つけたい人にとってはおすすめの働き方だといえますね。
ここでは派遣保育士として働く代表的な3つのメリットを詳しく解説します。
残業が少ない
派遣保育士になる1つ目のメリットは「残業が少ない」「持ち帰り業務がない」ところです。
派遣保育士は、通常の保育施設や幼稚園で働く正規社員とは異なり、厳密な業務時間やシフトが定められていることが少ない傾向にあります。
そのため、定められた業務時間内で業務に専念できるのが嬉しい点ですし、家庭と仕事を両立させたい保育士の人におすすめですね。
末永
自由な働き方をしたい人だけではなく、やむをえず業務を調節しながら働かなければならない場合でも、派遣保育士は働きやすいと言えます。
柔軟性のある働き方ができる
派遣保育士になる2つ目のメリットは「柔軟性のある働き方ができる」ことがあげられます。
派遣保育士は短期での契約や臨時での契約など、様々な求人が出回っているので、自分の理想の働き方に近い求人に出会う確率も高まります。
柔軟性のある働き方を実現したい保育士の人に適していますね。
末永
また、異なる施設においても派遣保育士の求人が出ている場合があるので、環境を変えた働き方が実現できるのも大きなメリットですね。
スキルが向上する
派遣保育士になる3つ目のメリットは「スキルが向上する」ことです。
派遣保育士は様々な施設や状況で働くことになるからこそ、幅広いスキルを身につけられる機会があります。
個々の保育園による方法や異なる年齢層の子供たちとの接し方など、多彩な経験を通じてスキルを磨くことができるのが大きな魅力ですね。
末永
さらに、保育園には保育士以外にもさまざまなスタッフが働いています。看護師や栄養士・調理師、事務員など多様なスタッフと協力しながら働くことで、コミュニケーションスキルや協調性も向上させることができますよ。
末永
保育士におすすめの転職サイト
派遣保育士として働くデメリット
派遣保育士はメリットがある反面、注意すべきデメリットもあります。
もちろん、個人の価値観や生活スタイルによって感じ方は異なるので、人によってはデメリットといえないものもありますが、メリット・デメリットの両面を理解することで自分の希望に合わせた働き方が選べるようになりますよ。
ここでは代表的なデメリットを3つ解説します。
雇用と給与が不安定
派遣保育士になる1つ目のデメリットは「雇用と給与が不安定」であることが挙げられます。
派遣保育士は、急きょ人数補填で求人掲載がおこなわれる場合が多く、契約期間もありますよね。
そのため、もし長期的に働き続けたいと考えても契約期間後に再契約が難しい場合もあります。さらに契約期間が終わった後に、再度別の会社にすんなり転職できない可能性もあるので、雇用が不安定な側面があるので注意が必要です。
末永
また、それに伴い収入が入らない月が出てしまうと給与面でも不安定になってしまうのも、派遣保育士のデメリットの1つだと言えます。
保育士の給料・年収・手取りについては下記の記事も参考にしてみてください。
環境変化がストレスになる可能性がある
派遣保育士になる2つ目のデメリットは「環境変化がストレスになる可能性がある」ことがあげられます。
先述したように、派遣保育士という働き方の性質上、同じ職場に長く働き続けるわけではないので、その分環境の変化も多くあります。
その変化を楽しむことができる人であれば、派遣保育士は適職ですが、環境が頻繁に変わることに懸念がある場合は、シフト制の保育士などを検討するのがおすすめです。
キャリアアップが難しい可能性がある
派遣保育士になる3つ目のデメリットは「キャリアアップが難しい可能性がある」ことですね。
派遣保育士は同じ保育園で継続的に働くわけではないので、いわゆる主任や副園長、園長を目指すといったキャリアを縦に伸ばすことは難しくなります。
ただ、色々な保育園で派遣保育士として経験を積んでいくことで、今後のキャリアアップに繋げていくことが可能です。
末永
安定的に働けるようになったタイミングで正規の保育士に応募する際に、キャリアアップを狙える場合がありますよ。
保育士ワーカーは求人数も多くキャリアアップできる求人も多く存在します。
保育士ワーカーの運営会社であるトライトキャリアは7つの人材紹介事業を運営しており、1500人ものキャリアアドバイザーが積み上げてきたノウハウがあります。
そのため、求人紹介だけでなく、その後の選考対策もしっかりとサポートしてくれますよ。
保育士におすすめの転職サイト
保育士派遣会社を利用する際の流れ
ここでは、保育士・保育専門の求人を扱う人材派遣会社の使い方や登録する流れについて解説していきますね。派遣会社によって登録の仕方が若干異なってきますが、基本的には以下のような形で進んでいきます。
登録方法の選択・派遣登録会への予約
まず初めに派遣登録会に登録するために予約をします。
派遣登録は「来社登録」「電話登録」「Web登録」の3種類に大きく分かれており、その後派遣登録会の予約へと進んでいきます。
来社登録であれば、担当者に直接要望などを伝えることができるので求人とのマッチングの質が高くなりますが、電話登録やWeb登録は求人とのマッチングの質が落ちる可能性があります。
じっくりと丁寧に面談をしたいのか、時間をかけずに登録したいのかなど自分の都合や希望に合わせて選ぶと良いですね。
派遣登録会への参加
派遣登録会では働き方やルールについての説明や、希望条件や職種など個人情報の登録、パソコン操作や基礎知識のスキルチェックがおこなわれます。
ここでのポイントは、質問には素直に答えることと、経歴で嘘をつかないことです。質問に素直に答えなかったことで、思っていた仕事とは違った求人を紹介されてしまうことがあるのでミスマッチの原因になってしまいます。
末永
登録後に自分の希望にマッチする仕事をコディネーター(スタッフ)から紹介してもらえます。
自分の条件と合致すれば、登録会当日に求人を紹介してもらうことも可能です。
仕事の紹介
派遣登録会での登録が終了したら、回答した内容や経歴をもとに担当者から本格的に仕事の紹介がやってきます。
この時のポイントは、紹介とは別に、自分でも気になる求人に応募してみることです。
派遣会社によっては登録してから紹介まで少し時間が空いてしまう場合があるので、いい求人により早く出会うためにも自分から求人を探すことも大切ですよ。
派遣先の企業との間で、合意が取れれば就業開始になります。
就職
派遣先での勤務が無事にスタートした後も、派遣会社とのお付き合いは続きます。
まず給与については派遣先ではなく派遣会社から支給されます。
振込スケジュールは派遣会社によって異なりますが、一般的に毎月月末締めで翌月の指定日が振込日となることが多いです。また、前払いや日払い・週払いといった給与受け取り方法も選べる場合もあります。
手続きに関して不明点があると、後々のトラブルになります。派遣登録の際に不安なこと、分からない点はよく確認しておくことが重要です。
次にお休みについてです。派遣社員の保育士が休暇を取得したい場合は派遣会社に対して申請が必要です。
ただし、派遣会社の休暇取得によって派遣先の業務に影響が生じる可能性があるため、派遣先にも事前に確認しましょう。特に長期の休暇の場合は、派遣先に伝える前に派遣元の担当者に連絡すると良いですね。
最後に、派遣契約の終了時についてです。派遣社員は最大3年間の契約期間が決められており、契約満了前に更新の手続きをすることで引き続き就業する場合と契約最終日をもって契約終了となる場合があります。
どちらの場合も派遣会社と派遣社員である保育士の双方の合意が必要となりますので、よく確認しましょう。契約終了となる場合は、派遣会社に新しいお仕事を紹介してもらう流れになります。
︎保育士が派遣会社を利用する際の注意点
人材派遣会社のすべてが求職者のために仕事を紹介をしているとは限りません。残念ながら、中には自分たちの利益のために紹介をしている会社も存在するのが事実です。
だからこそ、事前に人材派遣会社を利用する際の注意点を押さえておくことが大切なポイントになってきます。保育士が派遣会社を探す際には、下記に挙げた5つを確認してみましょう。
社会保険加入ができるか確認する
まず確認しておきたいのは「社会保険加入ができるかを確認する」ことですね。これは、安全な派遣会社であるかどうか判断するポイントの1つです。
従業員の社会保険加入は会社の義務であり、加入には明確な条件が定められています。そのため、派遣社員でも一定の条件を満たしているなら、社会保険への加入が必要になります。
当然条件を満たしているにも関わらず加入を怠れば、罰則があります。残念なことに、人材派遣会社の中には様々な理由をつけて、従業員を社会保険に加入させないケースがあるため注意が必要です。
末永
だからこそ、まずは社会保険への加入が可能なのか調べた上で、派遣保育士として働くかどうか決めましょう。
社会保険の一覧を下記にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
表は→にスクロールできます。
内容 | |
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健康保険 | 健康保険料は従業員と会社が折半して負担するため2分の1ずつ支払う。 会社が保険料の2分の1を負担する。会社員が加入する健康保険は「組合健保」と「全国健康保険協会(協会けんぽ)」の2種類に分けられる。 |
厚生年金保険 | 厚生年金保険料も従業員と会社が折半して負担するため2分の1ずつ支払う。 会社員や公務員が加入する公的年金制度の1つ。加入者や加入していたことのある人が老齢になった場合や一定の障害状態になった場合、遺族になった場合に老齢厚生年金・障害厚生年金・遺族厚生年金の保険給付がおこなわれる。 |
雇用保険 | 雇用保険料は、保険給付事業分は労使折半となるが、雇用にかかる事業分は使用者が全額負担する。 雇用保険は労働者の生活と雇用の安定を目的とした公的保険制度。 |
労災保険 | 火災保険料は従業員に負担義務が生じないため、会社のみが全額負担する。 労災事故があった場合に被災した労働者に対して必要な給付をおこなう公的保険制度。ただし、労災保険の給付対象者は労働基準法の規定による労働者に限られている。 |
介護保険 | 介護保険料は従業員と会社が折半して負担するため2分の1ずつ支払う。 高齢者に必要な介護を提供するために2000年に創設された制度。高齢化が進んでいく中で増えていく家族の負担を減らし、社会全体で介護を支えるために設けられたもの。 40歳を迎えると介護保険に第2号被保険者として加入し、保険料負担の義務が生じる。 |
末永
ちなみに、社会保険の加入条件は「週の労働時間が20時間以上、月額賃金が8万8千円以上、勤務期間が1年以上」と定められています。
福利厚生・産休育休・研修制度を利用できるか確認する
派遣社員の場合は、福利厚生や産休・育休制度、教育研修制度などは派遣先の保育園ではなく、派遣会社の制度を利用することになります。
派遣社員が利用できる福利厚生・各種支援制度例
- 社会保険
- 有給休暇
- 健康診断の受診
- 産休・育休
- 各種休暇制度(介護休暇、看護休暇、忌引き休暇など)
- 各種手当の支給(通勤手当、精勤手当、出張手当、通信費など)
- ストレスチェック
- ハラスメントホットラインなど相談窓口
- スキルアップ関連(通信講座・セミナー受講、提携スクール通学、資格取得支援など)
- 社員寮
- 保養施設やスポーツジムなどの施設利用割引
どのような制度が利用できるかは派遣会社の規定や方針をよく確認することが大切です。
なお、派遣先企業の社員向けに用意された福利厚生も一部利用できることがあります。たとえば、派遣先保育園・企業の更衣室や社員食堂、休憩室が派遣社員でも利用できたり、教育訓練を受けられたりなどがあげられますね。
釣り求人には注意する
人材派遣会社を選ぶ際には「釣り求人」「空求人」に注意することが大事なポイントです。というのも、釣り求人や空求人を掲載している派遣会社は、求職者のことをサポートする意思が薄い可能性があるからです。
釣り求人や空求人は求職者の興味を惹くことに利用して、その後派遣会社が紹介した職場を紹介するケースが多い傾向にあります。つまり、興味を持った仕事でなく不人気な仕事を紹介するような流れになる、ということですね。
釣り求人には下記に挙げたような特徴があるので、不安な場合はぜひチェックしてみてください。
釣り求人の特徴
- 年収や時給の下限と上限の差が大きい
- 業務の難易度と給与が釣り合っていない
- 派遣後に条件の変更がある
- 長期間同じ求人が掲載されている
すべての人材派遣会社が釣り求人や空求人を掲載しているというわけではないので、その点は安心して大丈夫ですよ。
しかし、実際に釣り求人に応募をしてしまい自分が希望していた仕事とはまったく違う仕事を紹介されたというケースも少なくありません。
末永
釣り求人や空求人に引っかからないようにするためには、電話で問い合わせたり口コミを確認したりするのがおすすめです。
そうすることで心配や不安を解消できるので、事前にしっかりと下調べすることが大切ですね。
求人紹介や担当者の質を確認する
人材派遣会社を利用する際には、紹介してくれる求人の質やサポートをしてくれる担当者の質を確認することが重要になってきます。
なぜなら、自分と合わない担当者の場合は「なかなか納得がいく職場に出会えない」「職場の決定に時間がかかる」といった弊害が起こることがあるからです。
また、紹介される求人の条件がどれも悪く、不人気な求人しか紹介してもらえない状況では、自分の理想通りの働き方をするのが難しくなります。
末永
担当者と合っているかどうかを見極めるポイントは、連絡の頻度やタイミング、対応が誠実で丁寧か、サポートは充実しているかという点ですね。
とはいえ、人材派遣会社によって求人やサポートの質に違いがあります。また、自分が希望する求人と出会える確率を高めるためにも、2〜3社複数登録することをおすすめしています。
保育士におすすめの転職サイト
口コミを確認する
実際に派遣会社を利用した人の口コミを確認することで、リアルな情報を入手でき、その結果安全な派遣会社を選ぶことができます。体験した人が書いた口コミは、求人には載っていない会社のリアルな情報を把握できる重要なポイントになります。
口コミを調べるときには、下記に挙げた3つに注意しながら確認するのがおすすめですよ。
口コミを調べるときの注意点
- 情報がネガティブに偏ることを理解する
- 口コミは鮮度が大切である
- 口コミが誰によって書かれたか調べる
口コミは人材派遣会社を使ったすべての人が書いているわけではありません。退職者や嫌な思いをした人が書くことが多いので、あくまでも一例として参考程度に捉えましょう。
また、誰がいつ書いた口コミなのかという点も重要です。なぜなら、口コミは誰でも記入することが可能で、サクラが高い評価をしている可能性があるからです。
末永
さらに、古い情報だと企業側が改善している可能性もあります。古い口コミを鵜呑みにしてしまうと正しい判断ができないので、あくまでも参考にするのが良いですね。
口コミを参考にする場合は、内容だけではなく書かれた時期も確認し、1年以内に書かれたものを目安にするのが無難ですね。
派遣保育士とは・派遣形態
派遣保育士は人材派遣会社を通じて保育施設で働く保育士のことを指します。通常の正社員や契約社員の保育士とは異なり、派遣保育士は派遣会社に雇用されながら、様々な保育施設で短期から長期まで柔軟に勤務することができます。
業務内容は派遣先保育園の保育士の業務をサポートする「保育補助」となることが多く、主に以下のような業務を担います。
派遣保育士の業務内容
- 保育室・教室の片付けや掃除
- 食事やおやつの準備、手助け・片付け
- 保育日誌の記入
- 子どもの遊びを見守る、一緒に遊ぶ
- おむつ替えや排泄の介助
- お昼寝の準備と寝かしつけ など
末永
保育補助は保育士のサポートをする役割です。
基本的にはパートやアルバイトと同等の仕事が多いですが、紹介予定派遣だと担任業務や保育計画の作成など責任のある仕事を任されることもあります。
ちなみに派遣保育士の派遣形態は、「紹介予定派遣」「登録型派遣」「無期雇用派遣」の3種類あります。
どの雇用形態を選ぶかによって働き方や仕事内容、その後のキャリアが異なるので、「こんなはずじゃなかった」と思うことがないように違いを理解しておきましょう。
ここからは、それぞれの派遣形態の概要や特徴、向いている人を解説していきます。
登録型派遣
登録型派遣は派遣を希望する保育士(求職者)があらかじめ保育士人材派遣会社(派遣元)に登録しておき、派遣先の保育園が決まったら派遣元と有期雇用契約を結ぶ派遣形態です。
「派遣保育士」と呼ばれる人のほとんどがこの「登録型派遣」に該当します。
末永
「有期雇用契約」は派遣期間が終わると、派遣会社との雇用契約も同時に終了します。
そのため次の仕事が見つかるまで時間がかかったり、最長で3年の契約期間になるので、1つの保育園で長く働けないといったデメリットがあります。
登録型派遣は、育児や介護などで固定的な勤務が難しい人、複数の保育施設で経験を積みたい人、または副業として保育の仕事をしたい人に向いています。また、将来のキャリアを模索中の人にも適していますね。
一方で、安定した収入や長期的なキャリア形成を求める人、同じ環境で継続的に子どもと関わりたい人には不向きかもしれません。収入の変動や雇用の不安定さにストレスを感じやすい人も、この形態は避けた方が無難です。
無期雇用派遣
無期雇用派遣は有期雇用とは違い、保育士派遣会社との契約期間に期限がない派遣形態です。
登録型派遣と違うのは、派遣先の保育園での派遣期間が終了しても派遣元との契約は継続する点です。
末永
無期雇用派遣だと派遣先が決まっていない期間も人材派遣会社から給料が支払われるメリットがあります。
一方で、一般的な派遣のように自由な働き方ができないデメリットがあります。というのも、正社員同様常に雇用されている状況ですし、働く職場も派遣会社が決めるので働き方も調整しづらいです。
無期雇用派遣は、長期的なキャリア形成を目指す人、安定した収入を求める人、さらに派遣の柔軟性と正社員の安定性の両方を求める人に適しています。また、様々な保育現場で経験を積みたいが、雇用の安定も欲しい人にも向いていますね。
一方で、勤務先や職務内容の変更に柔軟に対応できない人、1つの保育施設に長期的に関わりたい人には不向きかもしれません。また、完全な正社員としての待遇や、特定の保育施設での直接雇用を希望する人にもそぐわない可能性があります。
紹介予定派遣
紹介予定派遣とは、派遣先の保育園での正社員雇用を前提として、最大6ヶ月間派遣保育士として働く雇用形態です。
派遣保育士として働く期間の雇用主は人材派遣会社になり、派遣会社と保育園側が協議して正社員として雇用されると、保育園が雇用主になります。
末永
もちろん100%正社員になれるわけではないですが、これから保育士になりたい人には正社員同等の仕事ができる点はメリットになります。
ただ、採用までに時間がかかるため長期的に働いてくれる人材を早く確保したい保育園側からするとメリットが少なく、そもそも紹介予定派遣の募集が少ないというデメリットがあります。
紹介予定派遣は、正社員を目指しているが、いきなり正社員として就職することに不安がある人に適しています。また、保育施設側の雰囲気や仕事内容を実際に体験してから決めたい人、キャリアチェンジを考えている人にも向いていますね。
ただし、すぐに安定した雇用形態を求める人や、派遣期間中の待遇面での不利さを受け入れられない人には不向きかもしれません。また、短期間で判断を迫られることにストレスを感じる人や、最初から正社員としての待遇を求める人にもそぐわない可能性がありますよ。
派遣保育士の仕事内容について詳しく知りたい人は以下の記事も参考にしてみてくださいね。
派遣保育士の平均時給
求人ボックスの「給料ナビ」によると、2024年10月時点で派遣保育士の平均時給は1,442円でした。
アルバイト・パートの場合は1,087円のため、派遣保育士だとアルバイトやパートよりも約350円高くなっています。
地域 | 派遣 | アルバイト |
---|---|---|
東京都 | 1,548円 | 1,095円 |
神奈川県 | 1,552円 | 1,200円 |
千葉県 | 1,595円 | 1,147円 |
北海道 | 1,247円 | 996円 |
宮城県 | 1,248円 | 996円 |
福島県 | 1,253円 | 997円 |
長野県 | 1,357円 | 999円 |
静岡県 | 1,323円 | 1,012円 |
愛知県 | 1,374円 | 1,089円 |
大阪府 | 1,356円 | 1,089円 |
京都府 | 1,299円 | 1,042円 |
広島県 | 1,349円 | 1,020円 |
高知県 | 1,225円 | 1,000円 |
福岡県 | 1,353円 | 994円 |
沖縄県 | 1,304円 | 999円 |
求人数は2024年10月時点 |
ちなみにリクナビ派遣によると、2024年10月時点で関東の保育補助の平均時給は1,592円でした。
末永
地域によって平均時給が異なるため、平均よりも低いから時給が安いわけではない可能性もあります。
できるだけ高い時給で働きたい場合は、自分の働きたい地域の求人を複数見て相場観を把握してから目安の時給を決めると良いですよ。
︎派遣保育士の正社員・パートとの違い
派遣保育士とは、保育園や幼稚園などと直接契約はせずに派遣会社と雇用契約を結んで、派遣会社から紹介してもらった勤務先で保育士として働く勤務形態のことを指します。
正社員やパートと違うのは雇用主が保育施設ではなく派遣会社になる点と、契約期間が3年までと決められている点です。
末永
派遣保育士の契約期間は更新できませんが、派遣元から派遣期間終了までに新しい勤務先を提案してもらえます。
とはいえ、契約期限が迫ってくる度に次はどうなるのかと不安になるのは避けたいですよね。
そうならないためには、正社員として働くことをおすすめします。
末永
正社員のほうが雇用は安定しますし、保育園によって働き方も異なるため、正社員であっても今の不満が解消される可能性があります。
もし正社員として保育園を探すなら、保育士ワーカーで探すのがおすすめです。保育士ワーカーは派遣の案件も保有しているので、比較しながら転職を検討することができますよ。
保育士におすすめの転職サイト
派遣保育士を選ぶ理由とおすすめの人
これから派遣保育士として働くことを検討している人の中には、本当に派遣保育士になって大丈夫か不安な人もいると思います。
ここでは保育士が派遣を選ぶ理由を紹介します。他の人がどんな理由で派遣保育士を選んだのか参考にしてみてくださいね。
保育士が派遣を選ぶ理由
- 勤務条件が柔軟に選べる
- 自分に合った職場を見つけられる
1つ目の「勤務条件が柔軟に選べる」は、育児やWワークなど保育士の仕事以外に両立したいことがある人に多い理由です。
末永
正社員だと拘束時間が長く、残業や持ち帰り仕事などもあって柔軟な働き方をするのが難しいです。
その点、派遣保育士は勤務日や勤務時間(フルタイム/時短など)を調整できたり、残業や持ち帰りがなく希望に合わせた働き方ができます。
2つ目の「自分に合った職場を見つけられる」は、ブランクがあって復職する人や前職の職場環境が合わなかった人などに多い理由です。
末永
ブランクが長いといきなり正社員になるのが不安だったり、前職の人間関係で一度辞めると別の保育園だとしてもトラウマになる人もいます。
そのためリハビリとして派遣を利用して、働き方や保育園の雰囲気が合ったら正社員雇用を目指すという人が多いんですね。
今回紹介した派遣保育士を選ぶ理由に当てはまらないけど、「今の園にはいたくない!」という人は転職を検討するのも選択肢の1つです。
というのも、辞めたいと思う要因が正社員であることではなく、その保育園の環境や運営の仕方が要因の可能性もあるからです。
末永
派遣保育士だと業務内容も限定的なので保育士の経験として物足りなく感じる人も多いです。
そのため、まずは冷静に辞めたい理由を考えてみましょう。とはいえ、自分一人だと冷静になるのが難しい人は転職エージェントを利用するのがおすすめです。
転職エージェントは厚生労働省が認定する有料職業紹介事業者のことで、求職者の転職活動を支援し、職業を斡旋する際に成功した成功報酬をとる転職サービス事業者のことです。
末永
苦労して取った保育士資格を無駄にせず自分に合った働き方を実現するためにも、まずは転職エージェントに相談してみましょう。
担当者との相性もあるので、まずは以下の転職サイトから複数登録して相性の良いエージェントにサポートしてもらうのがおすすめです。
保育士におすすめの転職サイト
派遣保育士がおすすめの人
派遣保育士の働き方を選ぶ理由を踏まえると、派遣保育士がおすすめの人は以下の人と言えます。
派遣保育士がおすすめの人
- 時間の融通を利かせたい人
- 業務の負担を減らしたい人
- これから正規の保育士になりたい人
- 職場が変わることに抵抗がない人
子育て中の人や仕事以外に時間を使いたいことがある人にとっては、派遣保育士の働き方は時間的な余裕や業務負担を減らせる点でおすすめです。
またこれから正規の保育士になりたいけど、未経験でいきなり正社員は不安という人には、派遣保育士だと資格なしで働ける現場で、保育士の働き方を学べるのでおすすめです。
末永
一方で、派遣保育士は契約期間が長くても3年と決まっており、保育園の都合で職場が頻繁に変わる可能性が高いです。
そのため職場環境の変化がストレスにならない人におすすめの働き方でもあります。
保育士が派遣会社の利用で失敗しないコツ
派遣保育士として働きたい場合、派遣会社の選び方を間違えるとトラブルになったり、希望するキャリアが描けなかったりという恐れもあります。
ここでは派遣会社の利用に失敗しないために特に気を付けたいコツを2つ紹介します。
派遣会社に複数登録して比較する
派遣会社に登録する際は1つに絞らず、複数登録して比較するのが失敗しないためのコツです。
というのも、派遣会社によってサービス内容や福利厚生が異なったり、入職までサポートとしてくれる派遣コーディネーターとの相性もあるからです。
末永
派遣会社によって時給や福利厚生などの条件面が異なることはもちろん、コーディネーターのフォロースタイルも違いがあります。
条件やコーディネーターの質が良い派遣会社を見つけるためにも、複数登録して自分との相性を確かめてみましょう。
複数登録するなら、保育士ワーカーはまず登録しておくと良い派遣会社です。
保育士ワーカーは業界最大手で派遣だけでなく転職支援の実績も豊富なので手厚いサポートが期待できますよ。
保育士におすすめの転職サイト
派遣だけでなく正社員も検討する
派遣保育士にはじめから絞り込むのではなく、正社員として働くことを検討するのが失敗しないためにも重要です。
その理由は以下の2点が挙げられます。
- 派遣社員は市場価値が低く、将来的に不利になりやすい
- 給料が正社員と比較して100万近く低くなる
一般的に派遣社員は特定の職場や業務に長期的にコミットしていないという認識から、体系的・専門的なスキルが不足しているのではと懸念を持たれやすい傾向にあります。
そのため、派遣社員には重要な仕事を任せられないと考える企業が多かったり、実際に簡単な仕事ばかり任されたりといった事態につながりかねません。
末永
そのため十分な経験・スキルを身に付けることができず、転職市場における市場価値が低くなってしまうため、将来的なキャリアアップや転職時に不利になる恐れがあります。
また、派遣保育士は給料面でのデメリットが大きい点も注意が必要です。
派遣の場合、賞与や各種手当の有無、昇給の仕組みの違いなどから、正社員と比較して年収に100万以上もの差が出てくるケースもありえます。
末永
20代・30代の若いうちは派遣でも生活はできますが、40代以降になると長期で働ける案件も少なくなり、日雇いで苦労している話もよく耳にしますね。
派遣社員から正社員として転職するには難易度も高いですし、派遣社員は給料面で不安定な部分もあります。
末永
保育士におすすめの転職サイト
それぞれの転職サイトの評判については以下の記事を参考にしてみてくださいね。
派遣保育士の働き方に関するよくある質問
派遣保育士になりたいと考えている人によくある悩みや不安、疑問などを以下にピックアップしました。
それぞれ詳しくお答えしていきますので、派遣保育士を目指したい人はぜひ参考にしてみてくださいね!
派遣保育士によくある質問
派遣保育士ならではの悩みはあるか
相談者
派遣保育士ならではの悩みはありますか?
末永
派遣保育士ならではの悩みでよくあるのは、雑用ばかりで保育に携われないということです。
派遣保育士は保育士のサポートをする役割なので、子供たちの身の回りのお世話をしたり、環境整備したりといった仕事を求められます。
そのため正規の保育士と比べて子どもと接する機会が少なく、「雑用を押し付けられている」と感じてしまうようです。
保育にしっかり関わりたい人は、派遣の中でも紹介予定派遣だと担任を任せてもらえるケースもあるのでおすすめですよ。
派遣保育士の時給が高い理由は何か
相談者
派遣保育士の時給が高いのはなぜですか?
末永
派遣保育士の時給が高いのは、保育士の人材不足と採用コストなどの人を雇うのに必要なコストがかからないこと、給料にボーナスが含まれていることが要因として考えられます。
無資格でも保育士の派遣会社を利用できるのか
相談者
無資格でも保育士の派遣会社を利用できますか?
末永
はい。無資格でも保育士の派遣会社を利用することは可能です。
派遣保育士の場合、保育補助という形で無資格や未経験でも働くことは可能です。
しかし求人はそんなに多くないので、資格取得の勉強は求人を探すのと同時並行で進めることをおすすめします。
末永
また、保育士資格とのダブルライセンスでより求人の幅を広げることも可能です。
たとえば、幼稚園教諭の資格は幼稚園や認定こども園での勤務、放課後児童支援員の資格は児童福祉施設である学童保育での勤務、介護士資格は介護施設や病院、障がい者施設での勤務ができるなど、希望に近い派遣先を探しやすくなりますよ。
派遣保育士からそのまま正社員になれるのか
相談者
派遣保育士からそのまま正社員になれますか?
末永
100%ではありませんが、紹介予定派遣の場合は可能です。
紹介予定派遣の場合、最大6ヶ月の派遣期間のうちに人材派遣会社と保育園が双方同意したら正社員登用されます。
紹介予定派遣だと自分の意思だけでは正社員登用されないのがデメリットです。
もし正社員を目指すなら派遣保育士で経験を積みつつ、保育士向けの転職エージェントを活用して求人を探すのがおすすめですよ。
保育士におすすめの転職サイト
保育士をしていてつらいことは何か
転職者
保育士をしていてつらいことは何ですか?
末永
保育士をしていてつらいと感じることは、「職場の人間関係の悪さ」「残業の多さ」「給料の低さ」「保護者や子どもとのコミュニケーションの難しさ」などが多いです。
保育園によって職場の雰囲気や働き方が違うため、保育士だからつらいというものでもないことも含まれます。
末永
そのため参考程度に知っておくと心づもりができていいと思います。
保育士の仕事で大変なことやつらいことについて詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてみてくださいね。
保育士を辞めた人はどんな仕事に就くのか
転職者
保育士を辞めた人はどんな仕事に就くのでしょうか?
末永
人それぞれですが、未経験で挑戦しやすい販売職や営業職、一般事務職が多いですね。
ただ未経験の業種だと働くイメージがつかず、転職に踏み出すのが不安という人もいると思います。その不安は保育士の仕事とどんな違いがあるのかを知ることで解消できることもあるため、その仕事に詳しい転職エージェントに求人を紹介してもらうのがおすすめです。
転職エージェントは志向性に合わせた求人の紹介から書類添削、面接対策など転職活動全般を無料でサポートしてくれます。
キャリアチェンジの機会を逃さないためにも、保育士以外の選択肢が気になる人は未経験転職に強い以下の転職エージェントへ気軽に相談してみましょう。
正社員経験が少ない人におすすめエージェント
保育士以外に具体的にどんな転職先があるのか知りたい人は以下の記事も参考にしてくださいね。
自分の希望に合った園を見つけるためにも、あなたのことを思ってサポートしてくれる派遣会社を探したいですよね。