
保育士資格を活かせる仕事28選!保育園以外のおすすめも一覧で紹介
この記事では、保育士資格を活かせる仕事28選を一覧で解説します。
保育園以外の一般企業や福祉施設のほか、ブランク・40代50代・男性・高収入などケース別の選び方も紹介するので、自分に合う転職先が見つかります。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
★【年度途中でも転職は可能!】★
年度途中での転職を検討する保育士は多いですが、残される子どもや職員の負担を考えて罪悪感を抱いてしまう人もいます。
ですが、年度途中で転職すること自体は可能ですし決して悪いことではないので、自分にとって転職が必要かどうかじっくり考えてみましょう。
保育士資格を活かせる仕事の一覧【全28選】
保育士資格を活かせる仕事は、保育施設だけでなく福祉施設や一般企業まで全部で28種類あります。
まずは3つの分野に分けた早見表で、全体像から確認していきましょう。
| 分野 | 主な仕事 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 保育・子供関連の一般企業(7種類) | 保育園運営会社・幼児教室・子供向け写真館など | 保育の経験を活かして年収を上げたい人 |
| 福祉施設(9種類) | 学童保育施設・児童発達支援センターなど | 子供への支援の幅を広げたい人 |
| 保育施設・認可外保育施設(12種類) | 認定こども園・病児保育施設・ベビーシッターなど | 環境を変えて保育の仕事を続けたい人 |
どの分野が合うかは、今の職場を離れたい理由から考えると選びやすいです。
職場選びの3つの基準
子供と直接関わる仕事を続けたいか
収入を今より上げたいか
体力や勤務時間の負担を減らしたいか

転職の相談では、園を離れたい理由を先に言葉にできる人ほど職場選びがスムーズです。
収入・体力・子供との関わり方のどれを変えたいかを、紙に書き出してみてください。
【ケース別】保育士資格を活かせる仕事の選び方
自分の状況に合う転職先から知りたい人向けに、4つのケース別で向いている仕事を紹介します。
当てはまるケースがあれば、ここから読んでみてください。
ブランクから復帰したい場合
ブランクがある場合は、保育士への復帰から検討してみてください。
保育士は、ブランクがある人へのフォローが手厚い仕事だからです。
行政や民間企業がブランクのある保育士向けの復職支援研修を実施していて、不安や悩みを相談できる機会もあります。
2026年7月時点のjobtagによると、保育士の有効求人倍率は3.16倍です。求人自体が多いので、復帰先は選びやすい状況です。
出典:厚生労働省「jobtag」(2026年7月時点)
復帰前に確認したいこと
ブランク期間をどう過ごしたか話せるようにする
復職支援研修や見学会の日程を調べる
正社員かパートか、復帰時の働き方を決める

復帰の相談では、まずパートで体を慣らしてから正社員に切り替える人も多いですよ。
体力や家庭との両立が不安な人は、短時間勤務の求人から探すと続けやすいです。
40代・50代で転職したい場合
40代・50代の保育士には、児童養護施設や放課後等デイサービスなどの福祉施設が向いています。
福祉施設では障害や家庭の事情のある子供に接するため、保育の難易度が高く、豊富な経験がそのまま強みになるからです。
体力の衰えや、若手の多い園での働きづらさに悩む人も、経験を評価してくれる福祉施設なら働きやすいです。
40代・50代の経験が評価される職場
児童養護施設
放課後等デイサービス
母子生活支援施設

40代・50代の保育士は、保育の現場で苦しい場面を乗り越えてきた経験があります。
その経験は福祉施設で重宝されるので、若手より不利になる心配はいりませんよ。
男性保育士の場合
男性保育士には、保育園や認定こども園で経験を積んで、主任や園長などの役職を目指す働き方が向いています。
役職に就けば、保育士のまま年収を上げていけるからです。
防犯対応や体を使った遊びで男性保育士を求める園もあり、自分の強みを活かせる園を選ぶと評価されやすいです。
男性保育士が経験を活かしやすい職場
保育園(役職を目指して長く勤める)
認定こども園
児童養護施設や放課後等デイサービス
高収入を狙いたい場合
保育士の経験を活かして高収入を狙うなら、一般企業への転職が選択肢になります。
2026年7月時点のjobtagによると、保育士の平均年収は427.6万円です。調査は異なるため目安ですが、給与所得者全体の平均給与478万円より約50万円低い金額です。
| 対象 | 平均年収 |
|---|---|
| 保育士(job tag掲載の賃金・年収) | 427.6万円 |
| 給与所得者全体(1年を通じて勤務した人の平均給与) | 478万円 |
出典:厚生労働省「jobtag」(2026年7月時点)、国税庁「令和6年分民間給与実態統計調査」
基本給や賞与の水準を考えると、一般企業のほうが年収を伸ばしやすいです。
保育・子供向け用具の商材メーカーや、子供向けアミューズメント施設の運営会社なら、保育士の経験も評価されます。
もし保育以外の職種で年収を上げたいなら、一般企業の求人が多い大手の転職エージェントで、応募できる求人を確かめてみてください。
| エージェント▼ | ポイント▼ | 公式サイト▼ |
|---|---|---|
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保育士資格を活かせる仕事|保育・子供関連の一般企業7選
保育士の資格や経験は、保育関連や子供向けのサービスを提供している一般企業で活かせます。
主な業態や職場を7つ挙げるので、気になるところをチェックしてみてくださいね。
保育園運営会社
保育園の運営会社には、総合保育士・スーパーバイザー・総合職といった職種があり、それぞれ以下の役割を担います。
| 職種 | 役割 |
|---|---|
| 総合保育士 | 運営する園で保育を担当し、経験を積んで主任・園長か本部の運営スタッフを選べる |
| スーパーバイザー | 園運営のサポート・新規園の開園準備・行政対応・保育士の採用面接を担当 |
| 総合職 | 営業・事務・人事・広報・運営管理など、役割に分かれて働く |
保育園を運営する立場なので、現場を理解していると連携がとりやすく、とても有利です。
現場の目線だからこそ気づける課題を、運営に反映させることもできますね。

保育園の運営会社へ転職する場合は、総合保育士からスーパーバイザーになるか、初めから総合職として入るかのどちらかになります。
総合職はExcelやWordを使う基本的なPCスキルが必要になる点に注意してください。
保育・子供向け用具の商材メーカー
保育・子供向け用具は保育現場でも使われているので、利用者のニーズを理解しやすいのが強みです。
商品の販売や開発に、保育士ならではの視点を反映させられます。
販売職・営業職・事務職は、未経験からでも比較的転職しやすい職種です。
商材メーカーで保育士経験が活きる場面
- 商品の使い勝手を現場の目線で説明できる
- 保護者や園のニーズを営業の提案に反映できる
- 商品開発に保育の実体験を伝えられる
子供向けアミューズメント・テーマパーク施設運営会社
子供の知的好奇心を刺激して、教育や学習につなげるミュージアムや体験スポットなら、スタッフとして子供の成長に関われます。
子供が怪我や事故なく安全に遊べる環境づくりが必要なので、保育士の経験で身につけたリスクマネジメント能力も活かせますよ。
アミューズメント施設で活かせる経験
子供の安全を守るリスクマネジメント
年齢に合わせた遊びの提案
保護者への声かけや案内
保育士向け人材派遣・紹介会社
保育士向けの人材派遣や人材紹介の会社で、人材コーディネーターやキャリアアドバイザーとして働く人もいます。
顧客となる保育士の経験があれば、転職の際に気になるポイントがすぐ理解できるので、より相手の目線で転職支援ができます。
人材会社での主な仕事
求職者との面談と求人の紹介
保育施設への提案や条件の調整
面接日程や入社までのサポート
幼児教室
幼児教室は、協調性や社会性を育てたり、様々な経験から子供の興味を見つけたりと、保育士とは違う形で子供の成長に関われる仕事です。
対象は6歳までの子供で、教室は大きく2種類に分かれます。
| 種類 | 内容 |
|---|---|
| 知育教室 | 英語・音楽・スポーツ・勉強・工作などを通して学習する |
| お受験用の教室 | 集団行動・ペーパーテスト・面接対策をおこなう |
子供向け音楽教室
音楽の分野に特化して働きたい人には、ピアノ教室の先生やリトミック講師が合っています。
ただ、音楽教室の先生やリトミック講師には資格やスキルが必要です。
ソルフェージュ・リトミックの知識や関連資格を取ってから、キャリアチェンジするのが安心ですよ。
転職前に準備したいこと
ソルフェージュやリトミックの知識を学ぶ
関連資格の取得を検討する
教室ごとの指導方針を調べる
本格的に目指す場合は、専門学校で音楽の知識とスキルを身につける方法もあります。
子供向け写真館
子供向け写真館では、泣いている子供をあやしたり笑顔を引き出したりする場面が多く、子供への対応に慣れている保育士は歓迎されます。
仕事は撮影だけでなく、衣装の案内やヘアメイクまで幅広いです。
子供向け写真館の主な仕事
撮影の打ち合わせと衣装の案内
ヘアセット・メイク・着付け
子供をあやしながらの撮影
そのため、転職の際は写真撮影やヘアメイクの基本の知識も必要です。
一般企業への転職も視野に入れる人は、全業界の求人がそろうリクルートエージェントとdodaで、どんな求人があるか見てみるのが早いです。

大手の転職エージェントは、あらゆる業界・職種の求人を扱っていて、未経験の転職を支援した実績も豊富です。
保育園以外の求人も候補に入れたい人は、早めに登録して求人を眺めておくと判断しやすいですよ。
保育士から一般企業への転職については、以下の記事で詳しく解説しています。
保育士資格を活かせる仕事|福祉施設9選
保育士資格や経験が活かせる仕事には、福祉施設もあります。
障害や家庭の事情のある子供と関わる仕事が中心で、保育施設とは違う経験を積めるので、支援の幅を広げたい人は候補に入れてみてください。
学童保育施設
学童保育施設は、放課後に小学生を預かって、遊びや宿題を見守る施設です。学童クラブや放課後児童クラブとも呼ばれます。
対象は小学生ですが、保育士資格を持っていると転職しやすい職場です。
放課後児童支援員の資格も取れば、保育士の経験だけでも転職は十分にできます。
学童保育施設で働くメリット
- 勤務は平日の正午から夕方が中心
- 保育園と比べて業務負担が少ない
- 保育士資格が採用で評価される
児童館
児童館は、18歳未満の子供が自由に利用できる児童福祉施設です。
職員は子供たちに遊びを教えたり、保護者の子育て相談に乗ったりします。遊びを通して成長を見守る場なので、保育士の仕事との関連も深いですね。
児童館で働ける主な資格
保育士
社会福祉士
小中高いずれかの教諭免許
児童養護施設
児童養護施設は、虐待や育児放棄などの事情で親と暮らせない、原則1歳以上18歳未満の子供の自立を支援する施設です。
職員は食事・入浴・排せつなど基本的な生活のサポートをしますが、保護者の代わりとして一から関わる点が保育士と違います。
児童養護施設で意識したいこと
保育ではなく子育てをする意識を持つ
子供との信頼関係づくりに時間をかける
家庭の事情に配慮した対応をする
児童発達支援センター
児童発達支援センターでは、障害のある子供が集団生活に慣れるための機能訓練や、一人一人に合わせた日常生活の指導をおこないます。
歩行・食事・更衣などの基本動作の指導に加えて、保護者への支援も仕事のうちです。
似た名前の児童発達支援事業所とは、以下の違いがあります。
| 施設 | 役割 |
|---|---|
| 児童発達支援センター | 地域の障害児支援の中心として、療育と家族への相談支援を担う |
| 児童発達支援事業所 | 身近な療育の場として、基本動作や集団生活の訓練をおこなう |
放課後等デイサービス
放課後等デイサービスは、障害のある子供のうち、支援が必要な子供に福祉サービスを提供する施設です。
一人一人の個別支援計画に沿って、集団生活や社会に慣れるための訓練や学習指導をおこないます。
児童発達支援センターとはサービス内容が似ていますが、対象となる子供の年齢が違います。
| 施設 | 対象 |
|---|---|
| 児童発達支援センター | 障害のある未就学児を対象に、日常生活や集団生活の訓練をおこなう |
| 放課後等デイサービス | 障害のある小学生から高校生を対象に、放課後や休日に支援する |

福祉施設の求人は、資格の要件や職員の配置が保育園より複雑です。
求人票だけでなく、配属先の子供の年齢や人数まで確認すると、働き方を想像しやすいですよ。
乳児院
乳児院は、保護者の病気・虐待・就労などの理由で養育を受けられない乳幼児を養育する施設です。
保育士資格があれば働けますが、乳児とのコミュニケーションは想像以上に難しいと感じる人も多いです。
雰囲気を知るために、まずボランティアで参加してみるのも良いですよ。
乳児院の特徴
- 対象は乳幼児(主に0〜2歳ごろ)
- 保育士資格で働ける
- 夜間を含む交代勤務が中心
母子生活支援施設
母子生活支援施設は、配偶者がいない女性やDVから避難する母子を保護する施設です。
仕事は保育だけでなく、母子の生活全体の支援です。保育士の経験に加えて、子育ての経験も活かしやすい職場ですね。
母子生活支援施設の主な仕事
緊急時の一時保護
保育サービスの提供
母親の就労支援
助産施設
助産施設は、経済的な理由で入院助産を受けるのが難しい妊産婦が入院し、助産を受けられる施設です。
保育士は乳児の世話を中心に、保護者への育児指導も担当します。0歳児の保育経験がそのまま活きる職場です。
助産施設の主な仕事
乳児の世話
保護者への育児指導
医療行為に当たらない範囲の助産補助
子育て支援センター・子育て広場
子育て支援センターや子育て広場は、地域の子育て家庭を支援するための施設です。
親子が自由に交流できる場の提供や育児相談のほか、一時保育のサービスもあります。
呼び方は自治体ごとに違いますが、設置場所や役割には以下の違いがあります。
| 設置場所 | 役割 |
|---|---|
| 保育園や公共施設の常設拠点 | 親子の交流の場や子育て情報を提供する |
| 児童館などの児童福祉施設 | 親子が集まる場を設け、育児相談や講習をおこなう |
求人は転職サイトや各センターの公式ホームページで探せます。正社員だけでなく、契約社員の募集をしている施設もありますよ。
施設ごとの雰囲気や労働条件は、求人票だけではわかりません。保育業界に詳しいアドバイザーに内部事情を聞きながら選ぶと、入社後のミスマッチを防げます。
保育士資格を活かせる仕事|保育施設・認可外保育施設12選
保育士資格や経験を最も活かせる職場は、やはり保育施設です。ただ、保育施設と一口に言っても種類は12あります。
保育業界で働き続けたい人は、どのような選択肢があるのかを確認していきましょう。
認可保育園・保育所
保育士として安定して年収やキャリアを伸ばしたい人には、認可保育園や保育所が合っています。
認可保育園は都道府県から認可を受けて運営されていて、補助金の対象になるからです。
認可保育園で働くメリット
- 補助金の対象で給与が安定しやすい
- 国の処遇改善の仕組みで手当が上がる
- 園数が多く求人を選びやすい
保育士の給料や処遇改善の内容は、以下の記事にまとめています。
公立保育園・保育所
ワークライフバランスを大切にしたい人や、子育てをしながら長く勤めたい人には、公立保育園が向いています。
公立保育園で働く保育士は地方公務員です。勤続年数に応じて昇給し、残業も比較的少なく、福利厚生も充実しています。
公務員保育士の特徴
勤続年数に応じて昇給する
残業が比較的少ない
採用には地方公務員試験の合格が必要

公務員保育士になるには、自治体の採用試験に合格する必要があります。
合格しても園に空きが出るまで採用されず、1年たつと資格が取り消されて再受験になる自治体もあるので注意してください。
公務員保育士の働き方は、以下の記事で詳しく紹介しています。
幼稚園
幼稚園教諭の免許も持っていて、保育よりも教育の分野に興味がある人は、幼稚園も候補になります。
保育園が生活の場なのに対して、幼稚園は教育の場です。幼稚園教諭は、工作・音楽・遊戯を通して子供達の感性や人間性を育てます。
| 施設 | 役割 |
|---|---|
| 保育園 | 生活の場として、生活習慣を身につけるサポートをする |
| 幼稚園 | 教育の場として、工作・音楽・遊戯で感性や人間性を育てる |
幼稚園教諭免許には、保育士資格があると取得しやすくなる特例制度があります。取得を考えている人は、特例制度が使える条件を確認してみてください。
認定こども園
認定こども園は、幼稚園と保育園の両方の役割を担う施設で、子供の保育から教育まで対応します。
幼保連携型で働くには、保育士資格と幼稚園教諭免許の両方が必要です(こども家庭庁の認定こども園概要)。
その他の認定こども園では満3歳未満の保育に保育士資格が必要とされ、保育と教育の両方に関わりたい人に向いています。
認定こども園は成り立ちによって4つの種類に分けられ、施設ごとに保育と教育のバランスが違います。
| 種類 | 詳細 |
|---|---|
| 幼保連携型 | 幼稚園と保育所の機能を一体でおこない、保育士資格と幼稚園教諭免許の両方が必要 |
| 幼稚園型 | 幼稚園がもとの施設で、保育が必要な子供向けに保育時間を確保している |
| 保育所型 | 保育所がもとの施設で、保育が必要な子供以外も受け入れる |
| 地方裁量型 | 認可外がもとの施設で、開園時間を地域の状況に合わせられる |
プリスクール・インターナショナルプリスクール
保育や教育に加えて語学力も活かしたい人には、プリスクールやインターナショナルプリスクールが合います。
2つの施設の違いは、以下のとおりです。
| 施設 | 特徴 |
|---|---|
| プリスクール | 日本語を母語とする子供に英語教育をおこなう施設 |
| インターナショナルプリスクール | 英語だけの環境で保育・教育をおこなう施設 |

英語のレベルは求人票に書かれていないことが多いですが、どちらの施設でも日常会話レベル以上の英語力が必要です。
求人によってはTOEIC600点前後を目安にする施設もあります。試験対策だけでなく会話の練習もしておきたいですね。
病児・病後児保育施設
病児・病後児保育施設は、病気やその回復期にある子供のうち、集団保育が難しい子供を預かって保育する施設です。
施設は設置場所によって3つに分かれ、それぞれ以下の形で保育をおこないます。
| 設置場所 | 詳細 |
|---|---|
| 病院の中 | 院内のスペースで病児を保育し、体調の異変時は医師や看護師と連携する |
| 保育園に併設 | 専用スペースや医務室で、回復期の子供などを保育する |
| 単独の保育室 | NPO法人などが病児保育室を設けて専門的に保育する |
軽い病気なら保護者と相談しながら対応を決めますが、通院中の子供は医師や看護師と連携する場面も多いです。
保育ママ(家庭的保育事業)
保育ママは、自分の裁量で保育の仕事をしたい人に向いています。
保育ママ(家庭的保育事業)とは、自治体の認可を受けた保育士などが、自宅や事業所で子供を預かる仕事です。対象年齢・定員・保育場所などの基準は自治体ごとに違います。
保育ママになるには、以下のような自治体の要件を満たす必要があります。
保育ママの要件例(自治体により異なる)
- 育児経験のある人、または保育士・幼稚園教諭・看護師などの資格を持つ人
- 自治体が定める曜日・時間帯(例:平日昼間)に保育できる
- 自治体が定める広さの保育室を確保できる
- 未就学児童がいない、ペットを飼っていない
保育ママは基本的に個人事業主なので、保険や確定申告の手続きは自分でおこないます。その分、仕事量やスケジュールは柔軟に調整できます。

保育ママは利用者を集める営業活動も必要で、何かあれば個人で責任を負う、楽ではない仕事です。
裁量が欲しいわけではないなら、別の保育園で働き方を変える方法も検討してみてください。
ベビーシッター(訪問保育)
ベビーシッターは、保育園の名前ではなく、自分の実績や経験で評価されたい人に合う仕事です。
依頼者の自宅や指定された場所で保育をおこなう仕事で、訪問保育とも呼ばれます。
保育ママと混同されやすいですが、対象年齢や働き方が違います。
| 働き方 | 特徴 |
|---|---|
| 保育ママ | 保育者の自宅で0〜2歳児を預かり、個人事業主として働く |
| ベビーシッター | 利用者の自宅などで0〜12歳を預かり、正社員・派遣・フリーランスで働く |
働き方は、施設への就職・派遣会社への登録・フリーランスの3つで、資格や経験は必須ではありません。

ただ、シッターとして仕事を得て年収を上げるには、保育士資格や保育の実績を見られることが多いです。
経験が浅いうちは仕事の獲得に苦労しやすいので、収入が一時的に下がっても大丈夫な準備をしてから始めるのが安心です。
ベビーホテル
ベビーホテルとは、夜間や宿泊を伴う保育に対応する認可外保育施設のことです。おおむね以下のいずれかに当てはまります。
ベビーホテルの要件
- 宿泊を伴う保育サービスを提供している
- 利用児童の半分以上が一時預かりの児童
- 夜間の保育をおこなっている
宿泊専用の施設ではなく、通常の保育施設が深夜の保育まで受け持っている形です。
主な仕事は、夕食の提供、食事・入浴・排せつの介助、寝かしつけです。保護者への保育指導もあるため、保育士資格があると転職で有利になります。
ただし勤務は深夜・早朝・休日が中心のシフト制です。働く時間帯が不規則になるので、生活リズムが崩れると体調を崩しやすい人は注意してください。
企業内託児所
企業内託児所は、残業や行事の負担を減らしたい人や、子供とゆっくり接したい人にちょうど良い職場です。
企業内託児所には、自治体の認可を受ける事業所内保育や、企業が従業員向けに設ける認可外の保育施設があります。預かるのは主に社員の子供で、少人数の保育になります。
企業内託児所で働くメリット
- 行事やイベントがほとんどない
- 少人数でゆとりを持って保育できる
- 日常生活のサポートが仕事の中心
一方で、年齢別のクラス分けがないことが多く、幅広い年齢の子供への臨機応変な対応が必要です。
院内託児所(院内保育所)
院内託児所は、病院や医療施設で働く人向けの託児所です。
預かるのは病院で働くスタッフの子供だけなので少人数保育になり、行事も少ないため、通常の保育園より業務負担は軽めです。
病院によっては24時間のシフト体制で子供を預かります。登園時間も一定ではないため、転職前に以下の点を確認しておくと安心ですよ。
院内託児所で確認したいこと
夜間保育の有無とシフトの組み方
登園時間の幅(医師や看護師の勤務に合わせる)
24時間体制かどうか
託児所を併設している施設
社員用の託児所以外にも、お客様へのサービスの一環として託児所を設けている施設はたくさんあります。
託児所を併設している施設の例
- 介護施設
- 美容室・ネイルサロン
- 結婚式会場
- 商業施設・宿泊施設
美容室や商業施設では、サービスの間だけお客様の子供を一時的に預かるケースが多いです。
お客様が安心して子供を預けられるように、保育士資格や保育経験があれば優遇されやすいです。
保育士に人気の転職先は、以下の記事でランキング形式で紹介しています。
保育士資格を活かせる仕事に転職する4ステップ
保育士資格を活かせる仕事への転職は、以下の4ステップで進めると、ミスマッチを防ぎながら求人を探せます。
STEP1|興味と希望の条件を書き出す
まず、どのような仕事に興味があるのかをはっきりさせましょう。
どんな保育に力を入れている施設に興味があるか、障害のある子供や就学児の支援をしたいか、といった観点で仕事を選んでいきます。
あわせて、キャリアや働き方の希望も書き出しておくと、転職先に求める条件が明確になって仕事を選びやすくなります。
書き出しておきたい項目
興味のある分野や子供の年齢層
理想の働き方(勤務時間・休日・雇用形態)
年収や通勤時間などの希望条件
自己分析やキャリアの棚卸しのやり方は、以下の記事が参考になります。
STEP2|希望を実現できる仕事を選ぶ
興味と希望の条件が決まったら、それを実現できる仕事を探します。
希望に優先順位を付けて選ぶ基準を決めておくと、候補を絞りやすいです。この段階では、候補を3〜5つ程度に絞っておきます。
候補の仕事は、それぞれ以下の項目を調べてから選ぶと失敗が減りますよ。
候補の仕事で調べたい項目
仕事内容と働き方の特徴
年収の水準と未経験者の採用実績
必要な資格・経験と転職の難易度
情報収集のやり方は、以下の記事で詳しく解説しています。
STEP3|希望条件を決めて応募書類を作る
転職したい仕事が決まったら、希望条件を最終決定して、履歴書や職務経歴書を作ります。
仕事内容・年収・待遇・福利厚生のうち、譲れない条件に優先順位を付けておくと、求人探しがスムーズです。
応募書類は、業務経験や実績を振り返ってアピールポイントを絞り込んでから作ると、選考を通過しやすくなります。
応募前に準備すること
譲れない希望条件の優先順位を決める
職務経歴と実績を書き出す
履歴書・職務経歴書を作成する
希望条件の考え方や応募書類の書き方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
STEP4|転職サイトや転職エージェントで求人を探す
転職の準備が終わったら、転職サイトや転職エージェントに登録して求人を探します。
転職サイトだけだと、求人探しから採用担当者とのやり取りまで全部自分でおこなうため、転職に慣れていない人には負担が大きいです。
プロに相談しながら進めたい人は、転職エージェントを活用しましょう。
転職エージェントのサポート内容
希望に合う求人の紹介
応募書類の添削と面接対策
企業とのやり取りや条件交渉の仲介

保育士として転職するなら保育業界特化の転職エージェント、一般企業への転職なら大手の転職エージェントに相談してみましょう。
どの転職エージェントが良いか迷う人は、以下の記事で比較してみてください。
企業への転職で保育士資格以外に評価されるポイント
資格がないと転職できないと考えている保育士さんもいますが、それは違います。
一般企業への転職では、資格よりも経験やスキルが評価されます。企業からすると、必要な資格は入社後に取得すればいいものだからです。
スキルには、後から習得するものと、元から持っているものの2種類があります。元から持っているスキルがポータブルスキルやマインドセットです。
- ポータブルスキル
どんな業界・職種でも使える強み。コミュニケーション力・計画力・課題解決力など - マインドセット
仕事に向かう姿勢や物事の捉え方。自責思考・失敗を恐れない姿勢など
保育と関係ない仕事への転職は難易度が上がりますが、自分の強みを具体的に伝えられれば、別の業種・職種にも幅を広げられます。
まずは、周りの人が苦労することでも自分には難なくできることは何か、と自問して強みを探すことから始めてみてください。

転職エージェントは、経験のヒアリングから強みや志向性を引き出して、それに合う業界・職種を提案してくれます。
保育現場のエピソードをどう伝えるか迷う人こそ、面接対策まで任せられるのは心強いですよ。
転職エージェントの仕組みや複数登録のコツは、以下の記事でチェックできます。
保育士資格を活かせる仕事に関するよくある質問
保育士資格を活かせる仕事について、よくある質問に答えます。
保育士資格を活かせる保育園以外の仕事には何がありますか?
学童保育施設や児童発達支援センターなどの福祉施設、幼児教室、保育用品メーカーの仕事があります。
資格が採用の条件になる職場と、資格が選考で評価される職場の2種類に分かれます。
保育士から一般企業への転職は難しいですか?
未経験の職種に応募する場合、保育士としての転職より難易度は上がります。
ただ、販売職・営業職・事務職は未経験でも入りやすい職種です。
子供向けサービスを扱う企業なら、保育の経験も評価されます。
ブランクがあっても保育士資格を活かして復帰できますか?
できます。
行政や民間企業が、ブランクのある保育士向けの復職支援研修を実施しています。
体力に不安がある人は、パートや時短勤務から始める方法もあります。
保育士資格がなくても子供と関わる仕事はありますか?
あります。
ベビーシッターや幼児教室、子供向け写真館は、資格がなくても働けます。
ただし、保育士資格があると採用で優遇されやすいです。
保育士資格を活かせる仕事への転職を進めよう
保育士資格を活かせる仕事は、保育施設だけでなく福祉施設や一般企業まで幅広くあります。
転職先を選ぶときは、収入・体力・子供との関わり方のうち、何を変えたいかを先にはっきりさせましょう。
保育士からの転職に迷いがある人は、あわせて以下の記事も参考にしてみてください。
保育業界での転職なら保育士ワーカーや保育士人材バンク、一般企業への転職ならリクルートエージェントに相談すると、希望に合う求人を紹介してもらえます。
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