保育士を辞めたいけど迷う人へ|よくある退職理由や判断基準を解説
保育士を辞めたい人が気になるよくある退職理由や保育士を辞めるべきかの判断基準を紹介します。
また、辞めたいと感じた際のケース別の対処法、円満な退職方法や退職後の仕事の選択肢についても徹底解説します!
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★【年度途中でも転職は可能!】★
年度途中での転職を検討する保育士は多いですが、残される子どもや職員の負担を考えて罪悪感を抱いてしまう人もいます。
ですが、年度途中で転職することは可能ですし決して悪いことではないので、しっかりと自分の気持ちに向き合った上で転職を検討してみましょう。
独自ランキング|保育士を辞めたい理由
本項では、厚生労働省の「保育士の現状と主な取組」と独自アンケートの結果を加味して保育士を辞めたい理由にランキングを付けてみました。
また、独自アンケートの中で保育士経験者が回答してくれた、それぞれの退職理由に対するコメントも紹介していくので、参考にしてみてください。
1位|人間関係に関する悩み
保育園の人間関係は女性社会で閉鎖的になりやすいこともあり、園長や主任、先輩や同僚の保育士とのコミュニケーションが上手くいかずに、ストレスを感じている人は多いです。
保育士は職員同士の連携が大切な仕事であるため、人間関係が悪いために仕事に支障が出ているとうんざりしてしまうでしょう。
中には「上司からパワハラまがいな行為を受けた」「先輩や同僚から嫌がらせを受けている」といった問題が発生している現場もあるようで、保育士の仕事は嫌いではないけど、今の環境から抜け出すために辞めようと考えた人もいるようですね。
評判・口コミ
保育士 40代 女性
今の職場では保育職員の中で派閥があって、フリーでいろいろなクラスに入る度に、他の保育士に対する悪口を聞かされてうんざりしています。
それに、悪口に対して同意を求められるようなこともあったので、その場では流していますが正直面倒くさいです。
保育士 20代 女性
職場の人間関係が悪くて、全員が全員の悪口を毎日言っています。
職場全体の雰囲気も悪いし、自分の悪口も言われていると思うと誰のことも信用できなくて働くのがしんどかったです。
保育士 30代 女性
暗黙の了解か知りませんが、上司の偏った考え方にも合わせなきゃいけない雰囲気がありました。
また、長年働いている人が威張っているし、雑務などの面倒な仕事は自分ではやらずに立場の弱い人や気に入らない人にやらせている時もありました。
2位|職場の給料に関する不満
保育士として働いている人の中には「給料が低い」と感じている人も多く、仕事の責任や仕事量に対して給料が低すぎて見合わないと感じたことが理由で保育士を辞めてしまう人もいるようです。
厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」では、保育士の平均年収は391万円となっていて、処遇改善加算のおかげで保育士平均年収は年々増加傾向にあります。
しかし、実態としては施設規模や認可保育施設かどうかで大きな差が出ているようですね。
評判・口コミ
保育士 30代 女性
遅番の翌日に早番のシフトが入っていたり、急な残業が発生することもあって体力的にもしんどいのに給料は少ないです。
他の保育士も同じように給料が低すぎると言っている人もいますし、正直に言って任せられている仕事に対して給料は見合わないです。
保育士 20代 女性
休憩もまともに取れないし、普段から残業も発生しているのに給料は新入社員と変わらないですし、昇給もほとんどないので不満に感じることも多かったです。
子供の命を預かっている仕事で資格が必要な仕事なのに、時給に換算すると近くのコンビニやスーパーのアルバイトと金額が変わらないのも納得できないですね。
保育士 30代 女性
派遣やアルバイトで働いている友人よりも、給料が少ないことを知って衝撃を受けました。
ボーナスがあるとはいっても、特別な資格も必要なくて、残業なし土日休みの人よりも数万単位で給料が安かったので、それを聞いてから仕事に対するモチベーションが上がらなくなりました。
保育士の年収の詳細や推移について詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてみてください。
3位|職場の労働環境に対する不満
「仕事量が多くて残業や持ち帰り仕事があること」も保育士が辞めたいと感じる理由としては多く、保育士経験のある人の話を聞くと労働環境が良くない職場も多いです。
もちろん、保育士が働きやすいように労働環境を整えている保育施設も増えていますが、労働環境は施設によって差が出やすいため、仕事量が多くてしんどいと感じている保育士は多いようです。
全国保育協議会の「会員の実態調査2021」によると、正社員の実働時間は「週40時間~50時間未満(61.3%)」「週50時間~60時間未満(1.3%)」「週60時間以上(0.2%)」となっています。
しかし、サービス残業や持ち帰り仕事をしている保育園もあることを考えると、実態はより深刻な状態にあるようですね。
評判・口コミ
保育士 20代 女性
定時で帰れることは滅多になくて、毎日2時間から3時間残業しています。
特に、行事があるときには準備のために持ち帰って仕事をすることもありますし、行事が終わっても次の行事の準備があったり、毎月の書類作成の仕事も大量にあっていつまで経っても仕事が終わりません。
保育士 40代 男性
指導案やおたよりの作成、壁面製作や行事準備など、とにかくやることがたくさんあって、業務時間内に終わらないため基本的に残業や持ち帰りで仕事をしています。
職員の中で保育士業務を分担するなど、保育園全体で残業しないようにしていれば良いのですがやっぱり難しいようです。
保育士 20代 女性
私自身の作業効率が悪いのもありますが、なかなか書類仕事が終わらなくて残業や持ち帰りで仕事をすることもありました。
それに、行事前は持ち帰り仕事も増えますし、仕事を振られることも多くて深夜まで衣装作りをしていたこともあったので辞めたいとずっと思っていました。
4位|職場の待遇に関する不満
保育士として働いている人の中には「サービス残業がある」「残業手当や休日出勤手当が出ない」「有給が希望通りに取得できない」「忙し過ぎて自分の時間が確保できない」といった待遇に関する理由で保育士を辞めようと考えた人もいるようです。
評判・口コミ
保育士 30代 女性
仕事量が多くて毎日1〜2時間ほど残業しなければいけない職場だったのですが、残業代に関しては暗黙の了解でサービス残業として対応しなければいけなかったです。
また、休みや有休消化日も希望を出せずに勝手に決められてしまうので、自分の予定は入れられないし、休日でも急に出勤を求められることも多かったです。
保育士 30代 女性
持ち帰り仕事が多くて土日でも家で仕事していることが多くて、保育のための研修も土日に入れられることもあって、プライベートな時間を確保できませんでした。
それに、残業や休日出勤をしても手当はありませんし、持ち帰り仕事は残業扱いになりませんし、仕事量と給料が全く見合ってなかったです。
保育士 20代 女性
私の園では隔週での土曜出勤があったため、週6出勤になることも多かったです。
また、毎日1時間ぐらい残業をしていましたし、ピアノの練習もしていたので、寝る時間や自分の時間が確保できなくて大変でした。
末永
保育士におすすめの転職サイト
5位|家庭の都合による理由
保育士は女性も多いので子育てをしながら仕事をしている人も多いですが、やはり仕事が忙しくて育児と仕事を両立できないことが理由で保育士を辞めてしまう人もいます。
また、なんとか仕事と育児を両立していても、子供のために時間を確保できないことがストレスになって、結果的に保育士を辞めて育児に専念する選択をした人もいるようですね。
評判・口コミ
保育士 30代 女性
子供の病気で欠勤しなければいけない時に同じクラスの保育士が休みだと代わりを頼みづらかったり、自分が休むせいで他の保育士に迷惑をかけてしまっていると考えたら仕方ない理由だとしても申し訳ない気持ちになります。
生活のこともあるので仕事はしなければいけないのですが、やっぱり子育てと保育士の仕事を両立するためには正職員だと厳しいと感じて今はパートで働いています。
保育士 30代 女性
産休と育休後に復帰をして2年間時短勤務で働いていたのですが、短時間勤務で働いている時も周りの保育士に負担をかけてしまっていることに罪悪感がありました。
また、あと1日休めていれば体調が回復するのにと感じたり、子供の情緒が不安定なときにもう少し一緒にいてあげられたらと思うことが何度もあったので、時短が切れるタイミングで退職をしました。
保育士 30代 女性
職場が激務だったこともあって、自分の子供のために時間を使いたくても職場にいる時間の方が長くなってしまうこともあり、子育てと仕事を両立していくのが難しくて保育士を辞めました。
他にも、親の介護が必要になったことで、今の働き方だと仕事と介護の両立が難しくなり、時間の都合がつけやすいパートとして働いている人もいるようです。
6位|体調不良や健康上の理由
保育士は残業や持ち帰り仕事も多くて、忙しい時だとまともに休憩が取れない状態の施設もあるため、どうしても体調を崩してしまう人もいます。
また、職場でハラスメント行為が発生していて精神的に追い詰められてしまう人や仕事が忙しくて体調を崩して保育士を辞めてしまう人もいるようです。
体調を崩してしまうと復帰までに時間がかかってしまうので、本当につらいと感じている時には無理をしないことが大切です。
評判・口コミ
保育士 30代 女性
残業や持ち帰り仕事も多くて体力的にしんどいと感じていたこともあって、将来を考えたときに今の仕事を続けることが考えられなかったので保育士を辞めました。
保育士 20代 女性
職場の人間関係が悪くて普段から保育士同士で悪口を言っている環境だったのですが、指導をしてくれる先輩の口が悪くて、何かするたびに嫌味を言われていました。
最初の方は仕事が上手くできないのが仕方ないと我慢していたのですが、ずっとそんな環境で仕事をしていたので心がしんどくなって辞めてしまいました。
保育士 20代 女性
結婚したことをきっかけに退職する予定だったのですが、上の先生から強く引き止められて出産前まで働いていました。
ですが、出産後に育児と仕事を両立することが難しくて、精神的にも体力的にも追い詰められていたので退職しました。
7位|他の職種への興味関心
保育士の中には他の職種に興味を持つ人も多いですが、保育士として働く中で他の職種に興味を持ったり、給料や待遇に対して不満を感じたりしたことがきっかけで他の職種に転職した人もいるようです。
評判・口コミ
保育士 30代 女性
保育士は残業や持ち帰り仕事も多いし、給料も他の仕事に比べて低かったので働き続けるイメージが湧きませんでした。
また、一般企業のデスクワークの仕事に興味があったので、思い切って未経験から働ける仕事を探して転職しました。
保育士 40代 女性
保育の仕事に興味があって保育士になったのですが、実際に働いてみたら思っていた以上に大変でした。
保育士になる前はIT業界のデスクワークで働いていたのですが、その時と比較しても仕事量に対して給料が見合わないと感じたので、今は転職をしてデスクワークの仕事をしています。
保育士 30代 男性
保育士の仕事を続けるのがしんどいと思っていたこともあって、疲弊した心身を一旦リセットしてやり直したかったですし、視野を広げるために他の仕事に挑戦してみたいと思っていたので転職しました。
末永
保育士から転職する場合には様々な選択肢がありますが、未経験の職種に転職をするなら転職エージェントを活用して求人を探すことをおすすめします。
特に、以下の転職エージェントでは、幅広い業界の求人や未経験者向けの求人も取り扱っているので、他職種への転職を検討している人は活用してみてください。
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8位|保育士への適性に対する不安
保育士として働いていると「保育士に向いていないかも」と不安に感じてしまう人もいますが、実際に保育士として働いている人はどのようなことで「保育士に向いていない」と感じるのでしょうか?
評判・口コミ
保育士 20代 女性
フリーの先生をやっていた時に、担任の先生よりも嫌がられたり泣かれたりすることが多く、メンタル的にやられていました。
なんとか関係を築こうと努力したものの上手くいかないことも多くて、保育士に向いていないから辞めてしまおうかなと考えることも多かったです。
保育士 30代 女性
園長や主任、保護者の求めることに応えないといけないと思い過ぎて、子供が思うように動いてくれないと、焦ったりイライラしてしまうことがあって、保育士には向いていないのかなと感じました。
それに、私自身が感情の起伏が激しい性格をしているので、どんな時も優しく接している保育士を見ていると、やっぱり保育士の仕事には向いていないんだなと思ってしまうこともありますね。
保育士 20代 女性
保育士の仕事にはやりがいを感じているのですが、他の職種のように努力を重ねたりスキルアップしても、給料が全然上がらないことに不満を感じていました。
私としては努力した分は給料に反映されて欲しいという考えが強くて、やりがいよりも給料への不満が大きくなってしまっていることもあって、子供が好きでも保育士の仕事は合わないのかなと感じました。
末永
保育士に向いているかは働き続けないとわからないことも多いですが、上手くいかないことがあると自信を無くして「向いていない」と感じる人も多いです。
また、保育士の仕事は忙しくて残業や持ち帰り仕事も多くなりがちで、給料も上がりづらい状況の保育園も多いため、合わないと感じてしまう人もいるようですね。
その中でも療育施設に勤務しているけど自分には向いていないのではないか、と感じて辞めたいと思う保育士が多い傾向にあります。そんな療育保育士に関する記事も合わせてチェックしてみてくださいね。
9位|保護者対応によるストレス
保育士の仕事において保護者対応は保護者と信頼関係を築いていくためにも重要な仕事ですが、保護者の中には理不尽なクレームをつけてくる人もいてストレスを溜めてしまう保育士も多いです。
保護者と保育士によって保育園の役割の認識が異なるため、人によっては役割以上のことを要求してきたり、保護者の都合で無理難題を言ってくるケースもあるようです。
また、割合が少ない男性保育士への理解が進んでおらず、保育のプロとして仕事をしていても保護者の価値観で心無いことを言われてしまったこともあるようです。
評判・口コミ
保育士 30代 女性
各家庭で育児方針があるのは仕方ないですが、特定の保護者から頻繁に保育方針に関するクレームが入って対応に追われることもあります。
また、保護者の中には気に入らないという理由で有る事無い事を言いふらすような人もいたので、保護者のせいで保育の仕事が嫌になることもありました。
保育士 30代 女性
保育士はサービス業だと勘違いしているのかわかりませんが、保護者からの理不尽なクレームや要求が多過ぎます。
「子供が嫌いなものは出さないで欲しい」「遅れたのは自分のせいじゃないから延長保育料は払わない」と言われた時は正直うんざりしました。
保育士 30代 男性
保護者から「娘をあの保育士に触らせないで」「着替えやおむつ交換はさせないで」などとクレームが入ることがあると、男性保育士に対する保護者の理解が進んでないのだなと残念に思います。
保護者の考えも理解できるのですが、私が細心の注意を払って接していてもどうしようもないこともあるので、男性保育士だからという理由で理不尽なクレームをつけてくる人もいるので働きづらかったです。
保育士を辞めたいけれど迷う理由
ここまで、よくある退職理由を紹介してきましたが、ここからは保育士を辞めたいけれど迷ってしまう理由について紹介します。
次の仕事、将来への不安
次の仕事や将来への不安によって転職を迷ってしまう人は多いです。
具体的には、違う園に転職をしても職場になじむことができるかどうかや、保育士以外の仕事に就くことができるのかといった不安があげられます。
これらの不安を解消するためには転職エージェントに相談してみることをおすすめします。
保育士特化の転職エージェントでは、園の詳しい情報を聞くことができたり、豊富な求人から希望条件にあった園を提案してもらえるためミスマッチが起こりにくいでしょう。
また、転職エージェントでは選考対策もおこなってもらえるため未経験の業界への転職活動において心強い味方となってくれます。
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辞めたいと伝えた際の周りからの反応が気になる
仕事を辞めたいことを伝えた際の職場の上司や同僚からの反応が気になり、辞める決心がつかないという場合もあります。
辞めたいと伝えることで人間関係が悪くなってしまうのではないか、怒られてしまうのではないかといった不安が多いでしょう。
しかし、一時的に仲が悪くなってしまったとしても転職後に前職の人たちと関わることはほとんどありません。
長期的に自分の将来を考え、自分自身が納得のいく決断をしましょう。
辞めたい理由が適切かわからない
自分が仕事を辞めたい理由が適切かわからず、辞めるべきか迷ってしまう場合もあります。
私は今の園での仕事がつらく感じているけれど、他の園も同じで皆頑張っているのではないか、自分の退職理由は甘えだと言われないかと考えてしまう人は多いでしょう。
このような時には、客観的な意見を得るため別の園で働いている保育士の友人がいる場合は友人に相談したり、他の人の退職理由や体験談を調べたりしてみましょう。
また、この記事では保育士を辞めるべきかどうかの判断基準も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
保育士を辞めたいと感じた際にするべきこと
ここからは、保育士を辞めたいと感じた際にするべきことを紹介します。
どうして辞めたいのかを整理する
保育士を辞めたいと感じた際には、どうして辞めたいのかをしっかりと整理するようにしましょう。
感情的になり、辞めたい理由が明確でないままに辞めてしまうとあとから辞めなくてもよかったのではないかと後悔してしまうかもしれません。
また、辞めたい理由によって「今の園のままでも改善できる可能性がある場合」「違う園に転職することで解決する場合」「保育士という職業を辞めることで解決する場合」があります。
どうして自分が今の職場を辞めたいのかしっかりと整理することで自分の決断に納得感を持てるようになるとともに、自分が次にとるべき行動がわかりやすくなります。
辞めた際のメリット・デメリットを考える
保育士を辞めたいと感じた際には、辞めることによるメリット・デメリットも考えるようにしましょう。
なぜなら、メリット・デメリットをどちらも考えよく比較することで客観的に判断を下すことができ、後悔することが少なくなるためです。
以下に保育士を辞めることによるメリット・デメリットの例を紹介します。
メリット
- 精神的なつらさが少なくなる
- 自由な時間が増える
- 体力的な負担が減る
デメリット
- 転職先でも同じような不満を感じる場合がある
- 転職先が見つからない
- 給料が下がる可能性がある
末永
退職後に転職先が見つからないことを防ぐために、退職前に次の転職先を決めておくようにしましょう。
保育士を辞めるべきかどうかの判断基準
これまで、よくある退職理由や辞めたいと感じた際にするべきことなどを紹介してきましたが、辞めるかどうか自分で判断するのが難しいという人もいると思います。
そこで、「今の職場から転職するべきかどうかの判断基準」「保育士を辞めるべきかどうかの判断基準」についてまとめたので、保育士を辞めるか悩んでいる人は参考にしてみてください。
今の職場から転職するべきかどうかの判断基準
まずは、保育士として働いていて、今の職場から転職するか迷っている人に向けて「今の職場から転職した方が良い人」「今の職場から転職しない方が良い人」の特徴について紹介していきます。
今の職場から転職した方が良い人の特徴
今の職場に何かしらの不満を感じている保育士の中には、転職を検討している人もいると思いますが、他の職場に転職をした方が良いケースとしては以下のものが挙げられます。
他の職場へ転職した方が良い人の特徴
- 希望する働き方の実現が難しい
- 希望するキャリアの実現が難しい
- サービス残業や無給の休日出勤が多い
- 職場でハラスメント行為を受けている
- 精神的・体力的に限界を感じている
- 体調を崩しがちで仕事に影響が出ている
保育士として3年以上働いていれば、今の職場で希望する働き方やキャリアの実現が難しいと感じた場合には、転職を検討しても問題ありません。
また、サービス残業や無給の休日出勤がある場合には、労働基準法に違反している状態で正常な労働環境ではないため、働き続けるよりも転職して労働環境が整っている職場で働いた方が良いですね。
そして、職場でハラスメント行為が横行していて、精神的につらいと感じていたり、残業や持ち帰り仕事が多すぎて体力的に限界を感じている人、体調を崩しがちで仕事に影響が出ている人は無理をせずに転職も検討しましょう。
今の職場から転職しない方が良い人の特徴
逆に、以下の理由で転職を考えている人は、すぐには転職をしない方が良いため、本当に転職をする必要があるのかを考えた上で判断しましょう。
今の職場から転職しない方が良い人の特徴
- 人間関係が理由で転職を考えている
- 1年目や2年目で保育士経験が浅い
- 仕事内容や待遇に不満を感じている
- 他の施設よりも年収の水準が高い
- 転職したい理由が曖昧な状態
保育士は女性社会で閉鎖的な空間なこともあり、人間関係が理由で転職する人も多いですが、人間関係の問題はどこの職場でもあるので、特にハラスメント行為を受けている状態でなければ、転職するかどうかは慎重に考えた方が良いです。
また、1年目・2年目の保育士は業務経験が浅く、3年未満の転職は短期離職扱いになって転職で不利になる可能性もありますし、仕事内容や待遇に不満がある場合にも改善する余地がある状態で転職するのはおすすめできません。
その他にも、今の職場の年収の水準が高いと転職で年収が下がることもありますし、転職したい理由が曖昧な人は転職活動が上手くいかない人も多いため、本当に転職するべきなのかを考えた上で判断した方が良いですね。
保育士を辞めるべきかどうかの判断基準
保育士として働いている人の中には「保育士に向いていない」「他の職種に興味がある」といった理由で辞めようか迷っている人もいると思います。
そこで、本項では「保育士を辞めた方が良い人」「保育士を辞めない方が良い人」の特徴について紹介していきます。
保育士を辞めた方が良い人の特徴
保育士として働いている中で、保育士の仕事を辞めたいと感じている人もいると思いますが、以下の特徴に当てはまる人は保育士を辞めた方が良い・辞めても問題はないと考えて良いです。
保育士を辞めた方が良い人の特徴
- 保育士として働き続けるのがしんどい人
- 保育の仕事に全く興味を持てない人
- 子供に対してストレスしか感じない人
- 保育の仕事が原因で体調を崩している人
- やりたいことや希望のキャリアが明確な人
保育士として働いていて「保育士として働き続けるのがしんどい」「保育の仕事に全く興味が持てない」という人は、他に興味のある仕事があるなら保育士として働き続けるよりも転職した方がキャリアにとってプラスになることもあります。
また、子供が好きで保育士になった人でも子供と接する中でストレスを感じることもありますが、何かしらの原因で子供が嫌いになったり、保育の仕事が原因で体調を崩してしまった人も保育士以外の仕事にキャリアチェンジした方が良いですね。
そして、保育士の仕事よりも興味を持てる仕事があり、やりたいことや希望のキャリアが明確な人も、未経験の仕事にキャリアチェンジするなら年齢が低い方が転職しやすいため、退職時期に配慮すれば転職しても問題ないですよ。
保育士を辞めない方が良い人の特徴
逆に、保育士を辞めたいと思っている人の中でも、以下の特徴に当てはまる人は、保育士を辞めるかどうかは慎重に判断した方が良いですね。
保育士を辞めない方が良い人の特徴
- 向いていないと感じて保育士を辞めたい人
- 人間関係が理由で保育士を辞めたい人
- 短期離職をした回数が2回以上ある人
- 希望するキャリアが曖昧な状態の人
保育士として働いている中で「保育士の仕事に向いていない」と感じてしまって辞めようとしている人もいますが、向いていないと思う理由が上手くいかないことが多くて自信を無くしているだけなら、転職するかどうかは慎重に判断しましょう。
また、保育園の職場環境や人間関係が理由で保育士を辞めたいと考えている人も、職場を変えることで問題が解決する可能性もあるため、保育士を辞めるのではなく他の職場に転職することで解決できないか考えた方が良いですね。
そして、1年〜2年で転職している人は短期離職者として認識されますが、短期離職の回数が多いと転職でも不利になるため、最低でも3年以上は仕事を続けた方が良いですし、希望のキャリアが曖昧なままだと転職後にミスマッチが起こってしまう可能性もあるので慎重に判断することが大切です。
末永
今の職場から転職をするべきか、保育士を辞めるべきか迷っている人は、転職のプロに相談してみるのもおすすめです。
特に、保育士向け転職エージェントであれば、保育士経験のあるキャリアアドバイザーも在籍しているので、具体的なアドバイスをもらえますよ。
保育士におすすめの転職サイト
ケース別|保育士を辞めたい時の対処法
ここまで、保育士を辞めたいと考える理由や保育士を辞めるかどうかの判断基準について紹介してきましたが、ここからは保育士を辞めたいと思った時の対処法をケース別に紹介していきます。
保育士として働いている人の中には、転職をせずに不満や悩みを解消できならその方が良いと考えている人も多いと思うので、保育士を辞めるかどうか判断する前に不満や悩みを解消できるならしたいと考えている人は参考にしてみてください。
人間関係に関する悩みで辞めたい場合
職場の人間関係に悩んでいて保育士を辞めたいと考えている人は、まず現在の状況について整理した上で辞めるメリットとデメリットを明確にしておくことが大切です。
というのも、人間関係の悩みで転職している人は多いですが、人間関係の悩みはどこの職場でも起こり得るため、転職市場において人間関係の悩みで辞めてしまう人に対する印象はあまり良くありません。
もちろん、ハラスメント行為を受けている場合は、早めに今の職場を辞めた方が良いですし、職場で派閥が形成されていることが原因で仕事に支障が出ているのであれば転職をしても問題はありません。
ですが、前提として人間関係で転職する人への印象はあまり良くないので、今の職場を辞めたいと感じているのであれば、転職を決断する前に辞めた方が良いのか転職のプロに相談することも大切です。
給料に関する不満で辞めたい場合
保育士は「年収が低い」と言われている職種で、実際に施設によっては年収が低くて生活が厳しいと悩んでいる人もいますが、辞めるかどうかはしっかりと情報収集してから判断した方が良いです。
というのも、仕事量に対して給料が見合わないと思われている職場は他にもたくさんありますし、今の職場が他の職場よりも年収の水準が高いケースもあるため、情報収集をして慎重に判断しないと転職したことを後悔してしまう可能性もあります。
そのため、自分の経験年数と施設の平均年収を確認した上で、転職エージェントに相談して、転職で年収アップが期待できるのであれば転職を検討する流れで対応していくのがおすすめですね。
また、公立保育園と私立保育園、認可保育施設か認可外保育施設かでも年収の水準は大きく変わってくるので、給料に対する不満で辞めたいと考えている人は転職する前に情報収集をした上で判断していくことが大切です。
労働環境に対する不満で辞めたい場合
「仕事量が多すぎて残業や持ち帰り仕事が多い」「やることが多くてプライベートの時間が取れない」といった理由で辞めようと考えている場合には、一度現在の労働環境についてまとめた上で、辞めた方が良いか判断していきましょう。
具体的には「月の残業時間」「持ち帰り仕事の頻度と具体的な時間」「それ以外の仕事のために使っている時間」を整理することで、ある程度今の労働環境が正常かどうかはわかります。
また、労働環境が悪い職場で働いている場合には、働きすぎや仕事のストレスで体調を崩す可能性もありますし、他にもっと働きやすい環境の職場はたくさんあるので、転職する目処が立ったら無理をして体調を崩す前に転職することも大切です。
そして、転職をする際には転職エージェントを活用して、残業時間や労働環境の希望をキャリアアドバイザーに相談しながら求人を探せば、働きやすい環境が整っている職場を見つけることもできますよ。
末永
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待遇に関する不満で辞めたい場合
保育施設によっては「サービス残業が発生している」「残業や休日出勤の手当がない」「昇給がほとんどなくて給料が全然上がらない」といった状況に置かれている職場もあります。
保育士の待遇に関しては、サービス残業が当たり前になっていたり、残業はさせずに持ち帰りで仕事をさせる職場もあるため、今の働き方や待遇に違和感を感じる人もいると思います。
ですが、みなし残業となっている場合には残業手当を払う必要はありませんし、週休2日制であれば1ヶ月に1度週2日休みの週があれば法律上は問題ないため、今の職場の待遇に違和感を感じている人は、まず雇用契約書を確認することが大切です。
そして、雇用契約を確認した上で今の働き方を続けることが厳しい、労働環境や待遇が明らかにおかしいと感じた場合には、まずは相談窓口や転職エージェントで相談した上で転職するかどうかの判断をしていきましょう。
末永
雇用契約に関しては転職時に本人が確認を怠ったことにも問題はありますが、働き続けることが厳しい場合には転職を検討することも大切です。
ですが、保育園の性質的に転職しても変わらないこともあるので、転職する際の条件はキャリアアドバイザーと相談して決めていくと良いですよ。
家庭の都合による理由で辞めたい場合
保育士として働く中で、結婚・育児・介護などの理由で「辞めたい」と考えている人もいるかもしれませんが、家庭の都合で辞めたいと考えている人は具体的な理由によって対応方法は変わります。
例えば、結婚や親の介護のために引っ越す必要があって今の職場で働き続けることが難しい場合は仕方ないですが、結婚をして家庭に入るために辞めるなら退職時期を考慮した方が良いです。
また、仕事と育児・介護を両立できないことが理由で退職する場合には、体調を崩すことが増えているのであればできる限り早めに退職した方が良いですが、業務時間や仕事量が問題になっているのであれば、まずは上司に相談することが大切です。
職場によっては時短勤務でも業務量が変わらなかったり、他の人も同じだから優遇はできないと言われることもありますが、もし相談しても現状の改善が難しければ、転職エージェントに相談した上で転職を検討しましょう。
体調不良や健康上の理由で辞めたい場合
今の職場が激務で体調を崩しがちな人や精神的に追い詰められている人は、限界を迎える前に上司に相談して対処してもらうか転職も検討しましょう。
というのも、自律神経失調症やうつ病になった場合には、寛解させるためには中長期的に休養を取る必要がありますし、ストレスを溜めすぎてパニック障害になってしまうと仕事どころではなくなります。
一度体調を崩してしまうと休養期間でブランクが発生してキャリアに影響が出ることもあるため、今の職場で働くことに限界を感じている場合には、早いうちに相談するか退職して休養をとってから新しい職場に転職することも大切です。
特に、普段から頑張り過ぎてしまう人や無理をしてストレスを溜めてしまう人、真面目で周りに迷惑をかけたくないという考えが強い人は、体調不良の兆候が見えたらしっかりと休むようにしましょう。
また、仕事に真剣に取り組んでいるからこそ、自分の職場が激務であることを理解していないまま頑張り続けている人も存在します。
自分の職場が激務かどうか気になる人は一度以下の記事も読んでみることをおすすめします。
他の職種への興味関心で辞めたい場合
保育士として働いていると他の仕事に興味を持つ人もいますが、もし保育士以外の仕事をしてみたいと感じた場合には、まずは気になる仕事について詳しく調べてみましょう。
そして、保育士を辞めるかどうか判断する際には、保育士を辞めるメリット・デメリットを整理した上で、希望する職種への転職難易度や具体的な転職方法について調べた上で計画的に転職活動を進めていくことが大切です。
また、興味関心がある仕事に転職したいと思っても、転職する際には転職後のミスマッチが起きないように、希望するキャリアを明確にして、保育士を辞めて後悔しないかどうかも考えた上で転職するかを判断していきましょう。
希望する職種次第では未経験から転職しやすい職種もあれば、転職のためにスキル習得や資格取得が必要なものもあるので、転職する際に気になったことがあれば、まずは転職エージェントで相談してみるのがおすすめですよ。
末永
保育士を辞めて転職する場合には、転職エージェントで希望する職種に転職できるのか、どのように転職活動を進めていけばいいのか相談することが大切です。
そして、異業種への転職に関する相談をするのであれば、全業界・全業種の求人を取り扱っている大手転職エージェントを活用していくのがおすすめです。
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保育士への適性に対する不安で辞めたい場合
保育士として働いていると「子供と信頼関係を築けない」「他の人よりも仕事が遅い」「ピアノが上手く弾けない」といった理由で「保育士に向いていないのではないか」と感じて辞めようと考えてしまう人もいます。
ですが、職業適性に関する不安を感じている場合には、まず自分が感じている不安や課題となる要素を洗い出した上で、努力で改善できる可能性があるのであれば、もう少し頑張ってみましょう。
というのも、子供と信頼関係が築けないのは経験が少ないだけかもしれませんし、仕事が遅いのも工夫や慣れで改善される可能性も高く、ピアノが上手く弾けないのも練習によって上手くなる可能性もあるのでその理由で辞めてしまうのは勿体無いです。
また、保護者対応や職場の労働環境に不満を感じて、子供が好きでも保育士の仕事を続けるイメージができないと感じている人もいますが、そのような人は転職エージェントに相談すると解決の糸口を見つけられるかもしれませんよ。
末永
保育士の中には「最初は子供と上手く信頼関係が築けなかったけど、根気強く関わっていったら子供が心を開いてくれた」という経験をした人もいます。
そのため、保育士に向いていないと感じた時は先輩に相談したり、自分なりに試行錯誤をすることから始めてみてくださいね。
ピアノが弾けないことから保育士を辞める検討をしている人は、以下の記事も読んでみてください。
保護者対応によるストレスで辞めたい場合
保育士の中には保護者対応に苦手意識を持っている人もいますが、保護者対応が原因でストレスがかかっていて保育士で辞めたいと考えている場合には、まずは園長や主任に相談することが大切です。
園長や主任に相談することで複数担任で保育をしている場合には、担当を代わってもらえる可能性もありますし、理不尽なクレームであれば代わりに対応してもらって解決できる可能性もあります。
また、対処法に関するアドバイスをもらって上手く対処できれば自身の成長にもつながりますし、クレームに適切な対応をすることで、保護者から信用してもらえるようになったり、保護者と真摯に向き合うことで態度が軟化することもあります。
そのため、保護者対応に苦手意識を持っている人は、保護者対応は保育士として働く上で切り離せないものと割り切って、苦手意識を解消できるように真摯に向き合っていくことも大切です。
保育士から転職する場合の選択肢
保育士を辞めて転職する際にはいくつか選択肢があります。
そこで、本項では保育士から転職する場合の選択肢と具体的な転職先について紹介するので、希望に合う仕事を探したい人は参考にしてみてくださいね。
保育士として他の保育施設に転職する場合の選択肢
保育士が他の保育施設に転職する場合の選択肢には、主に以下のような施設が挙げられます。
- 公立保育園
- 私立保育園
- プリスクール
- インターナショナルプリスクール
- 病児・病後児保育施設
- ベビーホテル
- 企業内託児所
- 院内託児所
保育施設の中には、公立保育園や私立保育園だけではなく、認可保育施設と認可外保育施設があり、それぞれ働き方の特徴や年収には違いがあります。
特に、認可外保育施設の中にはプリスクールやインターナショナルプリスクール、ベビーホテルや企業内託児所、院内託児所もあり、提供している保育サービスもそれぞれ違いがあります。
また、施設によっては労働時間や行事の内容にも違いがあるため、他の保育施設に転職する際には、施設の特徴や働き方についてしっかりと確認した上で希望にマッチした施設へ転職することが大切です。
保育士経験を活かせる福祉施設へ転職する場合の選択肢
保育士経験が活かせる施設には福祉施設もありますが、具体的には以下のような施設へ転職できるので参考にしてみてください。
- 学童保育施設
- 児童館
- 児童発達支援センター
- 放課後等デイサービス
- 乳児院
- 児童養護施設
- 母子生活支援施設
- 子育て支援センター
子供向けの福祉施設にもいくつか種類がありますが、大きく分けると「児童向け福祉施設」「障害児向け福祉施設」「乳児・児童向け養護施設」「母子家庭・親子向け相談支援施設」に分けられます。
福祉施設では障害を抱えていることもや心に傷を負っている子供の支援をすることもあるため、保育士としての経験だけではなく、関連業務に関する知識も求められるのが特徴です。
そのため、障害児向け福祉施設や乳児・児童向け擁護施設で働こうと考えている場合には、事前に関連知識の勉強をしたり、ボランティアで現場の様子を見てから転職をするか判断することも大切です。
保育士経験を活かせる関連職へ転職する場合の選択肢
保育士経験が活かせる仕事には、福祉施設以外にも以下のような関連職種があるため、保育士以外の働き方を検討している人は参考にしてみてください。
- 保育ママ
- ベビーシッター
- 幼稚園の幼稚園教諭
- 認定こども園の保育教諭
- 保育園のスーパーバイザー
- 子供向けアミューズメント施設のスタッフ
- 幼児教室スタッフ
- 保育士向け人材派遣・人材紹介
保育ママやベビーシッターは保育関連職で保育士経験が求められますが、保育ママは個人事業主として働きますし、ベビーシッターも未就学児よりも高い年齢の子供の世話をすることもある仕事です。
また、幼稚園の幼稚園教諭や認定こども園の保育教諭は、幼稚園教諭の資格も必要になるため、転職する際には幼稚園教諭の資格取得が必要になる点には注意しましょう。
そして、保育士経験が活かせる関連職種で働くなら、子供向けアミューズメント施設のスタッフや幼児教室のスタッフ、保育士向け人材派遣会社の人材コーディネーターや人材紹介会社のキャリアアドバイザーとして働く選択肢もありますね。
末永
他の保育施設や保育士経験を活かせる仕事の特徴や具体的な仕事内容に関しては、以下の記事で紹介しているので、興味がある人は参考にしてみてくださいね。
保育士以外の未経験の職種に転職する場合の選択肢
保育士から異業種の未経験の職種に転職したいと考えている人は、以下の職種へ転職してみるのもおすすめですよ。
-
販売職
保育/子供向け食品・食品販売店
美容品販売店 -
介護職
介護士・ホームヘルパー
介護事務・介護補助 -
営業職(一般企業)
保育/子供向けメーカー営業
IT営業・人材営業 -
事務職(一般企業)
一般事務・営業事務・総務 -
IT関連職
Webデザイナー・Webライター
プログラマー
保育士から未経験の職種にキャリアチェンジする場合には「未経験からでも転職がしやすい職種」か「専門職で長く働いていける仕事」を選ぶのがおすすめです。
特に、販売職や介護職は未経験からでも転職しやすい仕事も多いですし、営業職や事務職も未経験から転職して活躍している人も多いので、未経験からの転職におすすめの職種として挙げられます。
また、IT関連職は専門知識やスキルが必要になることも多く、転職するためには特定のスキルを身につけるために勉強する必要がありますが、しっかりと経験を積むことで長く働き続けることができますし、高年収も目指せるのでおすすめですよ。
末永
保育士から異業種に転職するのにおすすめの仕事や女性が長く続けられる仕事に関しては、以下の記事で詳しく紹介しているので、保育士を辞めてキャリアチェンジしたい人は参考にしてみてください。
保育士が転職先を探す際の流れ
本項では、転職先を探す際の流れを「保育士として他の職場に転職する場合」「保育士を辞めて他の職種に転職する場合」の2パターンに分けて紹介していきます。
基本的な転職の流れは大きく変わりませんが、ポイントや注意点にそれぞれ違いがあるため、ぜひチェックしてみてくださいね。
保育士として他の職場に転職する場合
保育士として他の職場に転職する場合には、基本的に以下の流れで転職活動を進めていきます。
保育士として他の職場に転職する場合の流れ
- 職務経歴・スキル・実績の棚卸しをする
- 自己分析で強みやアピールポイントを整理
- 希望するキャリアの方向性を決める
- 気になる職場に関する情報収集を行う
- 履歴書と職務経歴書を作成する
- 保育士向け転職エージェントに登録
- 転職エージェントでキャリア相談を実施
- キャリアアドバイザーに求人を紹介してもらう
- 求人に応募して選考を進めていく
- 内定交渉をして入職日を決める
保育士として転職する場合には、基本的に上記の流れで転職活動を進めていきますが、保育士として転職する場合には「自己分析をしてキャリアの希望を明確にすること」「情報収集と転職準備をしっかりと行うこと」が重要なポイントになります。
また、転職する際には保育士向けの転職エージェントを活用することで、希望にマッチした求人を探しやすくなるので、積極的に保育向けの転職エージェントを活用していきましょう。
そして、次の職場へ転職する際には「転職するメリットやデメリットを明確にすること」「希望条件が適切なのかどうか確認すること」「転職理由に妥当性があるのか確認しておくこと」も大切です。
特に、転職するメリットやデメリットは客観的に情報を整理することで、転職後にミスマッチが発生して後悔するリスクを減らすことにつながるので、しっかりと整理していきましょう。
末永
保育士におすすめの転職サイト
また、保育士として他の職場に転職する際に役立つ関連記事もまとめて紹介するので、併せてチェックしてみてくださいね。
保育士を辞めて他の職種に転職する場合
保育士を辞めて他の職種に転職する場合の転職活動の流れは以下の形で進めていきましょう。
保育士を辞めて他の職種に転職する場合の流れ
- 職務経歴・スキル・実績の棚卸しをする
- 自己分析をしてキャリアプランを明確にする
- 気になる職種に関する情報収集を行う
- 必要に応じて勉強やスキルの習得をする
- 履歴書と職務経歴書を作成する
- 大手/未経験者向けの転職エージェントに登録
- 転職エージェントでキャリア相談を実施
- キャリアアドバイザーに求人を紹介してもらう
- 求人に応募して選考を進めていく
- 内定交渉をして入職日を決める
保育士を辞めて他の職種に転職する場合には「自己分析をしてキャリアプランまで立てておくこと」「気になる職種に関する情報収集を行うこと」「必要に応じて勉強やスキルの習得をすること」が転職成功のためのポイントとなります。
特に、職種によっては転職にスキルや資格取得が必要なものもあるため、未経験の職種に転職する際には「自己分析をしてキャリアプランを立てること」「気になる職種に関する情報収集を行うこと」が転職を成功させるためにも重要です。
また、保育士を辞めて他の職種に転職する場合には、中長期的な計画を立てて転職活動を進めていく必要があるため、転職する際には働きながら転職活動を進めることをおすすめします。
他にも、未経験の職種へ転職する際には大手転職エージェントや未経験者向けの転職エージェントの活用は必須なので、未経験の職種へ転職する場合には希望する業界・職種の転職に精通したプロに相談しながら転職活動を進めていきましょう。
末永
保育士を辞めて他の職種に転職する場合には、幅広い業界の求人を取り扱っている大手転職エージェントか未経験者向けの求人を取り扱っている転職エージェントを活用していきましょう。
転職エージェントは希望の求人を取り扱っているサービスを利用した方が良いので気になるサービスがあれば、複数のエージェントを併用するのがおすすめですよ。
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また、保育士を辞めて他の職種に転職する際に役立つ関連記事も紹介するので、気になる記事があればぜひチェックしてみてくださいね。
今の職場から円満退職するためのポイント
保育士を辞めたいと考えている人の中には「辞めるとしても、できるなら円満に退職したい」と考えている人も多いと思います。
そこで、本項では今の職場から円満に退職するためのポイントについて紹介していくので、参考にしてみてください。
退職時のマナーを守って手続きを進める
今の職場から円満に退職するには、退職時のマナーを守って手続きを進めることが非常に重要です。
退職する際には上司に退職の相談をする際に退職願を提出して、退職の意向が受理されたら正式に退職届を提出していくのが一般的な流れとなるので、いきなり退職届を提出すると非常識と思われて円満退職が難しくなる可能性もあります。
また、退職の相談をする時期に関しても「就業規則の退職に関する項目」に退職の意思を伝える時期に関する記載があれば、その内容に則って退職相談を進めていく必要があります。
原則としては退職届を提出すれば2週間後に退職できますが、退職時には引き継ぎ義務が発生することも多いので、自分の希望だけではなく職場の状況にも配慮して退職相談を進めていくことが大切です。
退職時期を考慮して早めに伝える
今の職場を円満に退職するためには、保育園の都合も考慮して退職の意向や退職時期を早めに伝えることが大切です。
というのも、保育園は年度別で担当する保育士を決めるため年度の途中で退職してしまうと周りに迷惑がかかりますし、クラス担任が途中で交代になると子供に余計な不安を与えてしまう可能性もあります。
また、緊急度の高い正当な理由でない限り、早く退職したいからといって年度の途中に退職をする前提で話を進めるのは、他の保育士からの印象も悪くなるため、円満に退職したいのであればあまりおすすめはできません。
そのため、保育士が今の職場を円満に退職したい場合には、基本的には年度の区切りとなる3月末に退職して4月に新しい職場で働けるように、転職時期と退職時期の調整をしていきましょう。
最後までしっかりと仕事に向き合う
今の職場を退職することが決まったからといって、仕事に手を抜き始める人もいますが、円満に退職したいのであれば、最後までしっかりと仕事に向き合っていくことが大切です。
というのも、円満退職のためには職場への配慮が必要となりますが、円満退職できるかどうかは職場の人にどのような印象を与えるかが重要な要素となるため、仕事で手を抜いていると印象が悪くなって円満に退職できなくなる可能性もあります。
特に、退職時には引き継ぎ業務を行いますが、引き継ぎは退職後に職場に迷惑をかけないために重要な仕事ですし、引き継ぎが甘くて問題が発生してしまうと、退職後に印象が悪くなってしまいます。
そのため、退職することが決まっても引き継ぎ業務は丁寧に行い、引き継ぎ後も後任が問題なく対応できているかを確認して、自分自身も退職するまでは真摯になって仕事に向き合っていきましょう。
保育士を辞められない場合の対処法
保育士を辞めたいと思っているのに何かしらの理由で辞められない人もいると思います。
そこで、本項では保育士を辞めたいのに辞められない場合の対処法について紹介していくので参考にしてみてくださいね。
人手不足で辞められない場合
働いている職場が人手不足の状態で、自分が辞めると周りに迷惑がかかってしまうことが理由で辞められない場合でも、本当に辞めたいのであれば退職時期さえ考慮すれば辞めても問題ありません。
もちろん、短期離職になる場合は考えた方が良いですが、ある程度経験を積んだ上で明確な理由がある場合には、職場の状況だけではなく自分の希望を優先することもキャリア形成においては大切です。
そのため、人手不足の場合には余裕を持って期間を決めて退職したい旨を伝えること、退職時期は年度途中ではなくて年度が切り替わるタイミングに合わせて相談する配慮をすれば問題はないですよ。
上司が取り合ってくれない場合
保育士としてクラス担任や役職に就いている人の場合には、辞めたくても上司に引き止められたり、取り合ってもらえなくて辞められない状況にある人もいると思います。
その場合には、上司が引き止める理由や取り合ってくれない要因を整理して、明らかに上司や職場の都合で辞めさせてもらえない場合は、何度か相談を持ちかけた上で、それでも対応してくれなかったら内容証明で退職届を提出する方法もあります。
もちろん、退職届を提出してもすぐに退職できるとは限りませんが、誠意を持って対応しても取り合ってくれない場合には、退職の意思を示して交渉できる状況にするための手段を取ることも必要です。
末永
内容証明で退職届を提出すれば原則2週間後には退職できますが、年度の途中での退職は正当な理由がないと印象が悪くなる可能性があるためおすすめはできません。
また、内容証明で退職届を提出する方法だと円満に退職できる可能性は低いので、円満に退職したい人は職場状況を考慮して辛抱強く交渉することも大切です。
末永
また、今の職場を辞められない場合には、転職のプロに相談して意見を仰ぐことも大切です。
そして、保育士が相談するなら保育士経験のあるキャリアアドバイザーが在籍している転職エージェントがおすすめなので、退職について相談したい人は以下の転職エージェントを活用しましょう。
保育士におすすめの転職サイト
保育士の離職率は平均より低い
ここでは、保育士の離職率について紹介します。
厚生労働省の「雇用動向調査結果の概況」によると、日本全体の離職率は令和4年は15%で、保育士の離職率は9%程度です。
そのため保育士の離職率は平均と比べると低い傾向にありますが、保育士の中でも今の職場の給料や待遇に不満を感じていたり、職場の人間関係にストレスを感じたり、新しい職場や他の職種の仕事に興味があって転職を考えている人もいます。
保育士全体の離職率
厚生労働省が令和2年8月に公開した「保育士の現状と主な取組 保育士の経験年数、採用・離職の状況」を参考にすると、保育士全体の離職率は以下のようになっています。
勤務者 | 退職者 | 離職率 | |
---|---|---|---|
全体 | 407,287人 | 37,716人 | 9.3% |
公営 | 118,481人 | 6,941人 | 5.9% |
私営 | 288,806人 | 30,775人 | 10.7% |
上記の数値を見ると、保育士全体の離職率は9.3%となっており、公営(公立)保育園は5.9%、私営(私立)保育園は10.7%で公立保育園と私立保育園では離職率に4.8%の差があります。
というのも、公立保育園の保育士は公務員なので年収の水準は私立保育園の保育士よりも高く、私立保育園よりも公立保育園の方が労働環境や待遇も整っている施設が多いです。
特に、私立保育園には認可保育施設と認可外保育施設があり、施設によって年収の水準や待遇も変わりますが、認可外保育施設だと補助金の対象外となり環境整備が難しい施設もまだあるため離職率が高くなっているのでしょう。
保育士の勤続年数別の離職率
厚生労働省が令和2年8月に公開した「保育士の現状と主な取組 保育士の経験年数、採用・離職の状況」には、保育士の勤続年数別の離職率も公開されていたので紹介していきますね。
【勤続年数別】保育士の離職率 | |||
---|---|---|---|
勤続年数 | 保育士全体 | 公営(公立) | 私営(私立) |
2年未満 | 15.5% | 10.8% | 17.9% |
2〜4年未満 | 13.3% | 10.3% | 14.9% |
4〜6年未満 | 11.1% | 9.4% | 12.0% |
6〜8年未満 | 9.5% | 8.0% | 10.2% |
6〜10年未満 | 7.9% | 6.8% | 8.5% |
10〜12年未満 | 6.7% | 6.1% | 7.1% |
12〜14年未満 | 5.8% | 6.0% | 5.8% |
14年以上 | 30.1% | 42.70% | 23.6% |
保育所で勤務する保育士の経験年数(常勤のみ)のデータによると、保育士は勤続年数が低い層の離職率が高いです。1年目〜3年目で辞めてしまう保育士が28.8%となっています。
8年未満も含めると約半数の保育士が20代〜30代で退職してしまうことがわかります。つまり、20代〜30代の保育士の多くは何らかの理由で「辞めたい」と常に考えていることになります。
公立/私立で見ると、公立保育園の3年以内(4年未満)の離職率は21.1%とかなり低い数値となっていることからも、公立の保育士は待遇や労働環境が良くて働きやすい環境が整っていることがわかります。
ですが、私立保育園の3年以内(4年未満)の離職率は32.8%と公立保育園や職種全体の離職率よりも高いため、公立保育園と私立保育園では働きやすさにも大きな差があるようですね。
保育士を辞めたい人によくある質問
保育士を辞めたいと考えている人によくある質問をまとめたので、以下の質問で気になるものがあればチェックしてみてください。
保育士はどんな理由で辞めたいと思うのでしょうか
保育士
保育士はどんな理由で辞めたいと思うのでしょうか?
末永
保育士が辞めたいと感じる理由はたくさんありますが「職場の人間関係に問題」「給与に対する不満」「業務量や労働時間に対する不満」で辞めたいと思う人が多いようです。
保育士の離職率はどれくらいなのでしょうか
保育士
保育士の離職率はどれくらいなのでしょうか?
末永
厚生労働省の「保育士の現状と主な取組」で公開されている数値では、令和2年度の退職率は保育士全体で9.3%となっています。
ですが「令和4年 雇用動向調査結果の概況」では、職種全体の離職率が15%となっているので、保育士の離職率は職種全体の離職率に比べて低いことがわかります。
保育士を辞めるかどうかどうやって判断すればいいですか
保育士
保育士を辞めるかどうかどうやって判断すればいいですか?
末永
「労働環境が悪くて体調を崩している」「職場で嫌がらせやハラスメント行為を受けている」「保育士以外にやりたいことが明確にある」といった場合には保育士を辞めても問題ないですよ。
また、その他にも判断基準はあるので、詳しく知りたい人は本記事の「保育士を辞めるべきかどうかの判断基準」を参考にしてみてください。
今の職場を辞めたいのに辞められない場合はどうすればいいですか
保育士
今の職場を辞めたいのに辞められない場合はどうすればいいですか?
末永
辞められない理由によって対応は変わりますが、上司から強く引き止められていたり、相談しても取り合ってもらえない場合には一度転職エージェントに相談することも大切です。
また、最終手段としては内容証明で職場に退職届を提出する方法もありますが、円満に退職したい場合にはあまりおすすめはできないので、まずは転職のプロに相談することをおすすめします。
今の職場を新卒の段階で辞めてもいいですか
保育士
今の職場を新卒の段階で辞めてもいいですか?
末永
保育士1年目の新卒の段階で辞めてしまうことはできれば避けた方が良いです。
なぜなら、保育士1年目や2年目で辞めてしまうと短期離職となってしまい転職で不利になってしまう可能性があるからです。
仕事内容や待遇に改善の余地がないか考えてみましょう。
しかし、体力的・精神的に疲弊してしまっている場合無理は禁物であるため、自分にとってのメリット・デメリットをしっかりと考えたうえで判断しましょう。
保育士の転職におすすめの転職エージェントはありますか
保育士
保育士の転職におすすめの転職エージェントはありますか?
保育士におすすめの転職サイト
保育士から別の仕事に転職する際におすすめの転職エージェントは何ですか
保育士
保育士から別の仕事に転職する際におすすめの転職エージェントは何ですか?
末永
保育士から他の業種・職種へ転職したいのであれば、大手転職エージェントか未経験者向けの求人を取り扱う転職エージェントの活用がおすすめです。
特に、以下の転職エージェントは転職支援実績も豊富なので、未経験の職種への転職でも親身になって相談に乗ってくれますよ。
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保育士の仕事・転職に役立つ関連記事
最後に、保育士の仕事や転職に役立つ関連記事についてまとめたので、もし気になる記事があれば併せてチェックしてみてくださいね。
保育士に不安やネガティブな気持ちがある人向けの記事は下記がおすすめです。
保育士から異業種へ転職したい人は下記の記事も参考にしてみてください。
保育士の転職サイトや転職エージェントについて、さらに詳しく知りたい人は下記の記事もおすすめです。
地域別の転職事情については下記の記事も参考にしてみてください。
保育士を辞めたい人向けアンケート調査概要
調査目的 | 保育士を辞めたい・辞めた人の理由・満足度の調査 |
---|---|
実施者 | アクシス株式会社 |
調査実施期間 | 2024年1月 |
調査対象 | 保育士経験がある10代〜50代の男女 |
調査地域 | 全国 |
調査媒体 | クラウドワークス |
サービス残業や有給を勝手に決められることは労働基準法に違反しているのですが、その職場で働くためには我慢するしかなかった人もいるようです。
人手不足の職場ではお互いにフォローすることも大切ですが、状況によっては今の職場で働き続けると体調を崩すリスクもあります。
今の職場の労働環境がおかしいと思ったら、まずは転職のプロに相談することも大切です。