療育保育士を辞めたい理由とは?おすすめの転職先や選択肢も解説!
この記事では、療育保育士が辞めたいと感じる理由をはじめ、辞めたいときの選択肢やおすすめの転職先について解説します。
また、別の療育施設に転職する際のポイントや向いている人の特徴も合わせて紹介します。
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療育保育士が辞めたい理由
療育保育士は障がいを持つ子どもたちが社会的に自立した生活を送れるように、ひとりひとりに合わせた支援をおこなうのが役目です。だからこそ、責任が大きく、専門知識も求められて大変に感じる人も多いですよね。
そんな療育保育士が辞めたいと思う理由を以下にまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
保育士を辞めたい理由について詳しく知りたい人は、以下の記事で詳しく解説しているので、合わせてご覧ください!
上司や先輩のやり方に不満がある
療育保育士が辞めたい理由の1つ目は「上司や先輩のやり方に不満がある」ことが挙げられます。
例えば、子どもたちを力で抑えつけている部分が大きい、先生に怒られるのが怖いから大人しくしているなど、療育のやり方に不満を感じている保育士も結構多く見受けられますね。中には、威圧的な態度で子どもに接している上司や先輩がいるという声もありました。
子どもたちがかわいそう、抑えつける保育や療育ではなくもっと個人のペースに合わせられる職場に転職したい、そう考えて辞める療育保育士も非常に多いですね。
末永
給料が業務量に見合っていない
療育保育士が辞めたい理由の2つ目は「給料が業務量に見合っていない」ことですね。
療育保育士は一般的な保育と比較をして高い専門性が求められるにも関わらず、給料が一般的な保育士よりも低いというケースもあります。
子どもたちの対応だけではなく保護者への対応など、忙しい業務でありながら給与が少ないため、離職してしまう療育保育士も結構多く見受けられますね。
末永
また、療育保育士の場合は一般保育士に比べて責任感が大きいですが、特別手当がつけられるというわけでもありません。
それなら療育保育士としての経験やスキルを活かせる保育施設に転職をしてスキルアップをする、という選択肢をとる保育士が多いですね。
子どもとの関わりが負担になっている
療育保育士が辞めたい理由の3つ目は「子どもとの関わりが負担になっている」ことが挙げられます。
療育施設に通う子どもたちの中にはコミュニケーションが難しく意思疎通ができなかったり、警戒心が強く不安な気持ちを抱えていたりさまざまです。
だからこそ、保育士から子どもたちへ伝えても理解してもらえないこともありますし、逆に子どもたちが何を伝えたいのか分からず噛み合わないという問題が出てくることもあります。
そのことから、子どもたちと関わることに対してストレスを感じてしまったり負担になってしまったりする療育保育士も多く見られますね。
末永
また、子どもたちが抱えている問題により、心理的なサポートやストレスマネジメントが求められるので、精神的につらく感じてしまう療育保育士も多い傾向にあります。
療育施設によっては保育士のメンタルケアまで行き届いていないところも多く、メンタルをやられてしまって退職する療育保育士も多いのが現状のようですね。
保護者対応にストレスを感じている
療育保育士が辞めたい理由の4つ目は「保護者対応にストレスを感じている」ことですね。
保護者の中には、療育をすれば子どもの病気や障がいが必ず治るなんて思い込んでいる人もいます。そのことが原因で、思ったような結果が得られないとクレームを入れてくる保護者も多くいます。
実際に、療育保育士として臨機応変に指導の仕方を変更してもスムーズにいかず、保護者からも通園させている意味がないと言われてしまったという口コミも見られました。
末永
そもそも療育施設は病気や障がいを治すのが目的ではなく、ひとりひとりに合った細かな支援をして、日常生活を送れるようにサポートするのが目的ですよね。
それにもかかわらず、保護者の中には自分の要求を強引に押し通そうとする人もいるため、それをストレスに感じて退職してしまう療育保育士が非常に多いです。
つねに危機感を持たなければならない
療育保育士が辞めたい理由の5つ目は「つねに危機感を持たなければならない」ことが挙げられますね。
療育施設に通う子どもの中には多動で落ち着きのない子もいて、予期せぬ行動を起こしたり突然走り出したりすることもあります。保育士の言うことが聞けない子もいれば、意思疎通が難しい子もいるからこそ、怪我や事故がないよう、つねに危機感を持たなければなりません。
どんなときでも高い集中力を維持しながら子どもたちを見なければならないからこそ、大変に感じている療育保育士が多いですね。実際に、見守っていても対応が間に合わず子どもが怪我してしまうというケースも多く、ひどい自責に駆られて辞めたいと思ってしまう療育保育士が多く見受けられます。
末永
チームで子どもを見る場合はすべてが個人の責任とはなりませんが、1人のスタッフに責任を押し付けるようなところも実際にはあるようですね。
そうなると精神的に立ち直ることができず、退職して別の保育施設または異業種へ転職するという選択肢をとったという療育保育士もいます。
療育のスキルや専門知識が求められる
療育保育士が辞めたい理由の6つ目は「療育のスキルや専門知識が求められる」ことですね。
療育保育士の場合は、一般保育士よりも高い専門知識が求められるため、つねに勉強して知識を習得していかなければなりません。というのも、ひとりひとりに合わせたきめ細やかな支援が必要になるからこそ、その都度情報収集して知識を深めて更新していくことが求められるからです。
発達障がいにはさまざまな種類があるので、それぞれに適した対応や対処するための知識とスキルが必須です。
末永
とはいえ、帰宅後や休日といった勤務時間外に勉強するのが負担になり、疲労困憊してしまうことから転職する療育保育士も多く見受けられますね。
自分の専門知識のなさ、知識不足であることを責めて転職を検討しているという療育保育士も多い傾向が見られます。
療育保育士が辞めたいときの選択肢
療育保育士が辞めたいと思う理由について上記で解説しましたが、辞めたいと考えている保育士の中には踏ん切りがついていない人もいると思います。
ここでは、療育保育士を辞めたいと思ったときの選択肢について、いくつか紹介していきますので、参考にした上で判断してみてくださいね。
上司や同僚に相談する
療育保育士が辞めたいときの選択肢1つ目は「上司や先輩に相談する」ことですね。これは職場のスタッフ同士の関係が良好な場合の選択肢になります。
信頼できる上司や先輩がいるのであれば、自分が抱えている不安や不満を相談してアドバイスしてもらうのがおすすめです。なぜなら、自分1人だけで悩みを抱えていると視野が狭くなり、判断力が鈍ってしまうからです。
また、上司や先輩といった第三者に相談することで、自分では見つけられなかった解決法や良いアドバイスをもらえるかもしれません。場合によっては、療育方針や働き方を見直してもらえるケースもありますね。
末永
さらに悩みや不満を相談することで、実は先輩も同じことを考えていたと知ることができ、現状を変えられる可能性もあります。
信頼できる上司や先輩に打ち明けるだけでも気持ちが楽になり、精神的な負担も軽減できると思うので、臆せず勇気を出して相談してみましょう。
しばらく休職する
療育保育士が辞めたいときの選択肢2つ目は「しばらく休職する」ことが挙げられます。例えば、業務に疲れ果ててしまって体調を崩してしまっている場合は、思い切ってしばらくの間休職するというのもアリですよ。
心身を壊してしまったら元も子もないので、体調不良が続いている場合は自分の身体を第一優先に考えましょう。
「休職しにくい」「職場に迷惑をかけてしまう」と不安に感じる療育保育士もいると思いますが、きちんと上司や職場のスタッフに事情を説明すれば大丈夫ですよ。もし、そのことで責められるようであれば、休職ではなく転職するという選択肢もあります。
末永
末永
保育業界から離れたい場合は、さまざまな業界・職種の求人を豊富に取り扱っていて手厚くサポートしてもらえる大手転職エージェントに頼ってみましょう。
中でもおすすめなのは、転職支援実績が豊富で内定まで徹底サポートしてもらえるリクルートエージェント・doda・マイナビエージェントの3社ですね。
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働き方を変えてみる
療育保育士が辞めたいときの選択肢3つ目は「働き方を変えてみる」ことですね。
療育保育士の中には「自分は療育に向いていない…」と感じている人が多く見受けられます。ですが、もしかしたら働き方を変えるだけで、その不満や悩みを解決できるかもしれません。
例えば、正社員として働いているけどパートに雇用形態を変更したら業務負担が軽減されて、心に少し余裕が持てるようになったというケースがあります。
末永
とくに正社員は責任が大きくプレッシャーもあるので、余裕がなくなって体調を崩してしまうことも少なくありません。
だからこそ、自分に合った雇用形態に変更をして勤務してみて、それでも解決できないのであれば転職するのがベストだと言えるでしょう。
転職する
療育保育士が辞めたいときの選択肢4つ目は「転職する」ことが挙げられますね。
自分にできることをしても不安や悩み、不満を解消することができないなら転職して新しい環境で頑張るのが良いでしょう。療育方針が合わない環境やスタッフ同士の関係が悪い環境で働き続けてしまうと、ストレスが蓄積されて身体を壊してしまいます。
療育に関する専門知識を習得したいと考えているのなら、研修体制が整備されている職場に転職するのがおすすめですよ。
末永
末永
一旦保育業界から離れたい場合は、未経験でも挑戦できる求人を多数保有しているリクルートエージェント・doda・マイナビエージェントに頼るのがおすすめです。
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療育保育士におすすめの転職先
療育保育士を辞めたい・転職したいとなった場合、どのような職場で働けば良いのか悩んでしまう人も多いと思います。
そこで、療育保育士におすすめの転職先を以下に4つ挙げたので、転職先を探す際の参考にしてみてくださいね。
保育園・保育所
療育保育士におすすめの転職先1つ目は「保育園・保育所」ですね。0歳〜6歳までの子どもを対象とした保育施設で、厚生労働省の管轄となっています。子どもたちの成長を保護者とともに見守りながら支援していくのが仕事ですね。
その保育園・保育所によって変わってきますが、主に「開園〜お昼」「お昼〜夕方」「夕方〜閉園」の3つに分かれており、保育士がもっとも忙しくて大変になるのは「お昼〜夕方」です。
担当するクラスによって業務内容も変わってくるので、転職する際には事前に業務内容や働き方などについて、きちんと確認しておくのが望ましいですね。
末永
保育士におすすめの転職サイト
学童保育施設
療育保育士におすすめの転職先2つ目は「学童保育施設」が挙げられます。対象となっているのは小学校1年生〜3年生までの児童となっており、保護者が迎えにくるまでの時間預かります。
放課後クラブと呼ばれることもありますし、児童館などに設置されているケースもありますね。学童保育施設での業務は子どもたちのおやつを準備したり一緒に宿題をしたり、遊んだりすることがメインになります。
末永
学童保育施設に勤務する人を「学童保育指導員」と呼び、必要な資格はとくにありません。
一方「放課後児童指導員」は有資格で研修を受けたものと規定されており、一般の学童保育士よりも給料が高い傾向にありますね。
ちなみに男性保育士にとって学童保育施設は働きやすいと言えるでしょう。なぜなら、一緒に遊ぶには体力が求められるからです。
また、合わせて生活介助もないからこそ男性保育士からも人気となっており、活躍しやすい職場となっています。
末永
保育士におすすめの転職サイト
企業内保育所
療育保育士におすすめの転職先3つ目は「企業内保育所」です。企業内保育所は企業内に設けられており、従業員の子どもを預かり保育するための施設ですね。
企業内保育所は主に「事業所内保育所(認可保育所)」「企業主導型保育所」「認可外保育所」「託児所」の4種類に分かれ、それぞれ分類や対象年齢が異なります。
末永
企業の営業時間のみ保育をおこなうため、肉体的な負担は少ない傾向にあります。
ただし、月曜〜日曜まで24時間勤務でシフト制にされているケースもあるので、事前に企業の営業時間を確認しておくのが無難ですね。
そんな企業内保育所の業務は小規模保育に似ており、おむつ替えなどの身の回りのお手伝いや個別に遊びの提供をする、基本的な生活習慣を身につけさせるといったことです。
企業主導型(大企業)の場合は、保育士も一般職と同じような給料や福利厚生が用意されているので、保育士にとって働きやすい環境が整備されていることがほとんどです。近年では企業内保育所が増加していることから求人数も多くなってきていますよ。
末永
保育士におすすめの転職サイト
こども園
療育保育士におすすめの転職先4つ目は「こども園」が挙げられますね。こども園は文部科学省が管轄の幼稚園と、厚生労働省が管轄の保育園を一体化させた施設です。
教育と保育を掛け合わせており、さらに「幼稚園型」「保育園型」の2種類に分かれているのが特徴ですね。
末永
ただし、こども園は保育士資格だけではなく幼稚園教諭免許も必須となっているため注意しましょう。
とくに「幼保一体型」のこども園では、両方の資格を保有していることが必須とされています。
こども園は幅広い子どもたちと関わることができますし、保育の他に教育という観点からも指導することになるので、保育士としてさらにスキルアップが図れるというのが大きなメリットですね。
末永
幼稚園教諭免許を保有していない場合は、令和6年まで「3年かつ4,320時間の勤務経験」があれば、幼稚園教諭免許を取得できるという特例措置があるので、うまく活用して幼稚園教諭免許を取得すると良いでしょう。
療育保育士を辞めたいなら転職エージェントに相談
療育保育士の中には「自分に療育は向いていない」「療育の適当さに不満がある」と感じている人も多いと思います。しかし、保育士という仕事自体は好きだから、同じ保育業界に転職したいと考えている保育士の人も多いのではないでしょうか。
もし同じ保育業界への転職を検討している場合は、保育業界に特化しており保育求人数が豊富な転職エージェントを利用することをおすすめします。保育業界に精通している転職エージェントを活用することで、自分の経験やスキル、希望条件を考慮した上で適した求人を紹介してもらえますよ。
それだけではなく、気になる保育求人の詳細情報まで包み隠さず教えてもらえるからこそ「こんなはずじゃなかった」「転職しなければ良かった」なんて後悔することを避けられるのも魅力です。
末永
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療育保育士を辞めたい人に関するよくある質問
療育保育士を辞めたいと思ったときに出てくる不安や悩みをいくつかまとめてみました。
療育保育士を辞めたいと考えている人は、ぜひ気になる質問をチェックして転職するかどうかの判断材料にしてみてくださいね!
療育保育士に向いている人の特徴
転職者
自分が療育保育士に向いていないのでは…と思うのですが、どんな人が療育保育士に向いていますか?
末永
療育保育士に向いているのは、前提として子どもに接するのが好きな人が挙げられますね。
さまざまな問題を抱えて心が繊細な子どもが多いので、心から愛情を持って接して安心感を与えてあげられることが大事です。
末永
また、体力に自信がある人も療育保育士に向いていると言えますね。というのも、療育保育士は長時間子どもたちを相手にしなければならないからです。
とくに児童福祉施設の場合は複数人の子どもと接することが基本になるので、負担もそれだけ大きくなりますね。
別の療育施設に転職する際のコツ
転職者
別の療育施設に転職を検討しているのですが、選ぶ際のポイントやコツがあれば教えて欲しいです。
末永
療育機関は職場によって働き方が大きく変わってくるので、きっちり見極める必要があります。
その際に確認しておきたいのは、応募しようか検討している児童発達支援の公式ホームページにある「保護者からの評価・自己評価」をチェックすることですね。
厚生労働省「事業者向け 児童発達支援自己評価表(案)」
末永
保護者からの評価が高い療育機関であれば、職場環境が良い可能性が高いですね。逆に評価が低い場合は、働きにくかったり苦労して大変に感じたりする可能性が考えられます。
療育保育士として別の療育施設へ転職するなら、比較的に業務負担が少ない児童発達支援センターがおすすめですよ。
療育保育に自信がない場合の対処法
転職者
自分の療育保育の仕方に自信がなくて、続けるか転職するか悩んでいます。
末永
療育保育士として自分の指導に自信がないのも無理はありません。というのも療育保育に正解がないからです。
自信がないときは、先輩の指導員から多くのことを教えてもらって吸収しながら、日々の業務に向き合ってみましょう。
末永
先輩にこれまで子どもたちがどのような成長を遂げてきたのか、どんな指導をしてきたのか話を聞いて参考にするというのもアリですよ。
1年ほど頑張ってそれでも自分の不安や悩みが拭えない場合は、別の保育施設に転職をして土台を固めて、スキルアップを目指すという方法もあります。
保育士のお仕事・転職に役立つ関連記事
療育保育士を辞めることを検討している人や保育士の仕事にまつわる記事を集めました。
保育士を続ける転職をする人も、保育士から違う仕事へ異業種転職を目指す人も、気になる記事を読んでみてください。
だからと言って上司や先輩に療育のやり方に対して意見することはできず、意見したとしても取り入れてもらえないことも多いようです。
そのことから、一緒に働くスタッフ同士のチームワークがうまく機能しなくなり、それがストレスとなって不満へと繋がるケースがよく見られますね。