保育士の仕事内容の書き方!職務経歴書で使える例文やテンプレートも紹介
保育士の仕事内容の書き方について、現役転職エージェントが徹底解説します。職務経歴書の作成で使える例文やテンプレートも紹介します。
さらに応募書類を考える際に悩む人が多い志望動機・自己PRの考え方も説明します。
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保育士の職務経歴書での仕事内容の書き方
職務経歴書とはこれまでの業務経験と身につけてきたスキルを記載した書類で、保育士が転職活動をする際に必ず作成しなければなりません。
採用担当者に過去の仕事内容(職務内容)を伝えられるように「応募者がこれまでにどのような仕事を担当し」「どのような経験や技能を得たのか」「それをどう活かすことができるか」を記載しましょう。
職務経歴書の書き方やフォーマットに決まりはありませんが、以下のようなポイントに留意しながら、A4用紙1~2枚程度で作成します。
- 保育園や事業所名は略さずに正式名称を記載する
- 西暦と和暦はどちらかに統一する
- 役割+具体的な仕事内容+実績の構成で記載する
- 箇条書きで簡潔に書く
- 異業界からの転職・異業界への転職は専門用語を使わない
- アピールする業務や実績は応募先企業や施設に合わせる
- 履歴書の志望動機や自己PRと一貫性を持たせる
- 文字のフォントや大きさ、文章量など見やすいレイアウトを意識する
末永
ここからは保育士の転職で実際に使える仕事内容の書き方を、例文を用いながら、NG例・OK例をそれぞれ解説します。
NGな仕事内容の書き方
保育士の仕事内容(職務経歴)を書くだけなら簡単だと思われがちですが、中には採用担当者の印象が悪くなる書き方もあります。
これまでの経歴がどんなに素晴らしかったとしても、仕事内容で伝えきれなければ意味がありません。下記でNGな仕事内容の書き方を紹介します。
例文(NGな仕事内容)
○○保育園にて4歳クラスの主担任として勤務しました。主な業務内容としては日々のクラス運営や行事の運営・企画などで、子どもたちの成長を間近で感じられることに常にやりがいや喜びを感じています。
具体的にNGポイントをあげるとすると、
- 経験企業の正式名称を書いていない
- 文章の羅列だけでまとまりがない
- 文章が短すぎる
- 具体的な数値がない
- 職務経歴以外の内容も記載されている など
この仕事内容では読みにくいだけでなく、採用担当者が応募者の経歴やスキルを正しく理解できない可能性もあります。
末永
というのも書類選考において、採用担当者は職務経歴書の経歴・実績を見て、応募者が入社後活躍できる人材かどうかを判断しています。
書き方を間違えるとせっかくの経歴・スキルが正しく伝わらず、書類選考で不採用となってしまう恐れもあるので、十分に注意して職務経歴書を作成することが大切です。
OKな仕事内容の書き方
採用担当者の目に留まるOKな仕事内容の書き方ですが、担当者が理解しやすく、伝わりやすいように簡潔に書くと良いです。
下記で、先ほどNG例で紹介した仕事内容をわかりやすいように調整した例文を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
例文(OKな仕事内容)
■2021年4月〜2024年6月(3年2ヶ月)
社会福祉法人◯◯ ◯◯保育園
■雇用形態:正社員
■園児数:130名 職員数:30名
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■職務内容
4歳児クラス(32人)の主担任として3年間勤務。2023年から1年間は並行して新人保育士の教育担当として後進育成に携わりました。
≪取り組み・実績≫
・クラス運営
・行事の運営、企画
・教材準備、実践
・ピアノ演奏
・野菜栽培など食育活動
・保護者面談(半年に1回)、保育相談(随時0
・クラスだよりや掲示物作成
・年間計画や月案、週案、日案などの指導計画作成
・新人保育士2名の指導、書類の添削
修正ポイントは、「今までの経験やスキルを具体的に記載する」「箇条書きを用いて分かりやすいレイアウトを意識する」で、採用担当者が応募者の経歴をイメージしやすいようにしています。
たとえば、「4歳児クラスで勤務」ではなく、クラス規模や勤務年数・役割を添えて4歳児クラス(32人)の主担任として3年間勤務」と記載すると、より具体性が増します。
園児数が100名を超える大規模保育園への転職を考えている場合、前職も同規模の保育園に勤務していたこと、即戦力として活躍できることなど、具体的な数値を出すことで採用担当者がイメージしやすくなるので、経歴やスキルがアピールしやすくなりますね。
末永
職務経歴書は「採用担当者が読みやすく、自分の魅力を端的に伝えられる」ことが重要です。初めての転職で上手く仕事内容がまとめられない、効果的にアピールできるようにアドバイス・添削してほしいという場合は、「転職のプロ」である転職エージェントを活用するのがおすすめです。
履歴書や職務経歴書などの応募書類の添削やアドバイスはもちろん、面接・内定までの一貫した選考対策が可能で、求職者の転職活動を強力にバックアップしてもらうことができますよ。
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保育士の仕事内容で採用担当者が見ているポイント
保育士の転職で、採用担当者が仕事内容を通して確認しているポイントは以下のような項目です。
採用担当が職務経歴書で見ているポイント
- 応募条件や選考基準を満たしているか
- 経歴や文章を見る限りで問題がないか
- どのような経験をしてきたのか
- どのような貢献をしてくれるのか
- 採用するメリットがありそうか
- 求める人物像にマッチしているか
- 求職者の応募意欲はどれくらいなのか
- 経歴を見て興味を持てるかどうか
末永
職務経歴書の仕事内容(職務内容)の中でこれらの要素を上手く盛り込みながら、良い印象が与えられるように記載することが重要です。
ここでは、保育士の転職で採用担当者が仕事内容を通してとくに気にしている「転職回数と在籍期間」「求める人物像とマッチしているか」をピックアップし、詳しく解説します。
転職回数と在籍期間
保育士の転職において、採用担当者が職務経歴書の仕事内容で重視するのが転職回数と在籍期間です。
頻繁に転職を繰り返していたり、短期間での退職が続いている場合は、「入社後にすぐに辞めてしまうのでは?」「何かトラブルを抱えているのでは?」と採用担当者が応募書の安定性や継続性にネガティブな印象を与える恐れがあります。
末永
実態として、身体的・肉体的な負担の大きい保育士は離職率も高く、近年は転職も当たり前と認識される傾向はあります。
ただ、選考を有利に進めるためには、各職場で最低2~3年の在籍期間があること、過去の転職回数は2~3回程度であることが理想的ですね。
上記の範囲内であれば過度に心配する必要はありませんが、短期間での離職、4回以上の転職がある場合は、職務経歴書で退職理由を丁寧に説明すると、採用担当者の不安を軽減することができますよ。
なお、転職理由が明確で合理的であれば、必ずしもマイナス評価にはなりません。たとえば、スキルアップや家庭の事情など、ポジティブな理由や、やむを得ない事情の場合は考慮してもらえるので、職務経歴書で退職理由を明記すると良いです。
求める人物像とマッチしているか
採用担当者は職務経歴書の仕事内容を通して、応募者が園の求める人物像や保育理念、価値観にマッチしているかを慎重に見極めています。
たとえば、子どもの自主性を尊重する園であれば、管理・干渉的な保育思想、「保育はこうあるべき」というイメージにとらわれ過ぎている保育士は敬遠される傾向にあります。
また、チームワークを重視する園では、多くの保育士と協力しながら業務遂行した経験や、協調性やコミュニケーション能力が高く評価されます。
職務経歴書では、これまでの経験を通じて培ったスキルや、保育に対する姿勢を具体的に記述することが重要です。園の特色や方針を入念に調査し、自身の強みがどのように貢献できるかを明確に示すことで、マッチング度の高さをアピールすると良いです。
保育士が職務経歴書の仕事内容を書く際の注意点
保育士としての職歴は申し分ないのに、仕事内容の書き方が悪くて不採用となってしまうケースは少なくありません。
希望する職場への内定をスムーズに獲得するためにも、仕事内容を書く上で気を付けたいポイントを4つ紹介します。
仕事内容はすべて書く
職務経歴書では、これまで経験してきた仕事内容をすべて記載することが重要です。
保育士の仕事は多岐にわたるため、日々の保育業務はもちろん、行事の企画運営、保護者対応、園内での役割など、細かな業務まで漏らさず記載するようにしてください。
とくに、自分自身の強みや特殊なスキルを活かした業務、他の保育士との差別化ポイントとなる経験は必ず含めると良いです。
たとえば、特別支援が必要な子どもへの対応経験や、英語教育の導入、ICTを活用した保育記録の効率化など、具体的な取り組みを記述することで、職務範囲の広さと専門性をアピールできます。
ただし、現職での守秘義務に抵触する内容や、専門用語は避け、一般的な表現に留めることを忘れないようにしましょう。
箇条書きで簡素に書く
職務経歴書の仕事内容は、箇条書きで簡素に記載すると効果的です。
採用担当者は多くの応募書類をチェックするため、長文や複雑な文章は避け、一目で内容が把握できるよう工夫しましょう。各項目は要素を要約した上で、短く簡潔な文章や単語で表現し、分かりやすく・伝わりやすい形式にします。
たとえば、「3歳児クラスの副担任」「行事企画・運営(運動会、発表会など)」「保護者面談の実施」など、仕事内容を簡潔にまとめ箇条書きで記載すると良いです。
実績は数値を使って伝える
職務経歴書の仕事内容に実績を記載する際は、できる限り具体的な数値を用いて記載しましょう。数値化することで、応募者の働きぶりやスキル・保育技術が客観的に伝わりやすくなるので、採用担当者に良い印象を与えることができます。
具体的には、「20名のクラス運営を3年間担当」「保護者満足度調査で95%の高評価を獲得」「園児の午睡時間を平均15分短縮し、活動時間を確保」といった具体的な数字を使用すると良いです。
また、「年間10回の園内研修を企画・実施し、スタッフのスキル向上に貢献」「食育活動を導入し、野菜嫌いの園児が30%減少」など、自身の取り組みによる成果も数値で示せると良いですね。
フォーマットは自分に合った形式を選ぶ
保育士の職務経歴書に決まったフォーマットはありませんが、一般的に以下3種類のフォーマットから書きやすいフォーマットを選択します。
特徴 | |
---|---|
編年体式 | 古い経歴から新しい経歴の順番に業務内容やその実績を書く形式。キャリアの成長過程が分かりやすく、ベテラン保育士など経験が豊富な場合に適しています。 |
逆編年体式 | 現在から過去にさかのぼりながら業務内容やその実績を書く形式。記載しやすく、一般的によく用いられるフォーマットなので、迷った場合はこのフォーマットを選択するのがおすすめです。 |
キャリア式 | 職務経歴を業務内容やプロジェクトごとに書く形式。特定の職務や専門スキルに焦点を当てたい場合に効果的で、乳児保育、特別支援、食育などの分野ごとにまとめることで、専門性の高さをアピールできます。 |
必要に応じて複数のバージョンを用意するなど、自身の強みが最も効果的に伝わる形式を選びましょう。
採用担当者の目に留まる保育士の仕事内容【例文】
採用担当者の目を引きやすく、伝わりやすい保育士の仕事内容の書き方を例文付きで紹介します。
職務履歴書のフォーマットとして用いられる「編年体式」「逆編年体式」「キャリア式」の3パターンでそれぞれ解説するので、参考にしてください。
編年体式版仕事内容の例文
編年体は古い経歴から新しい経歴の順番に業務内容やその実績を書く形式です。
保育士の編年体式版の仕事内容の書き方については下記で紹介します。
例文(編年体式版の仕事内容)
2018年4月 - 2021年3月:一般社団法人○○ ○○保育園
・3歳児クラス担任(園児20名)を3年間担当
・年間行事(運動会、発表会など)の企画・運営
・保護者対応(連絡帳記入、個人面談実施)
・特別支援が必要な園児2名の個別指導計画作成と実施
2021年4月 - 現在:△△市 △△保育園
・1歳児クラス担任(園児15名)を担当
・園内研修の企画・実施(年間10回)
・ICTを活用した保育記録システムの導入・運用
・食育活動の推進(野菜栽培活動の立ち上げ)
編年体式ではキャリアの成長過程が分かりやすく、経験の積み重ねや、一貫したキャリアパスを表現するのに適しています。
各職場での具体的な役割や業務内容を簡潔に箇条書きで記載することで、職務内容が明確になりますね。
逆編年体式版仕事内容の例文
逆編年体式は現在から過去にさかのぼりながら業務内容やその実績を書く形式です。
例文がイメージしやすいように、具体的な数字を入れて成果をアピールできるようにしています。
例文(逆編年体式版の仕事内容)
2021年4月 - 現在:△△市 △△保育園
・1歳児クラス担任として15名の園児の成長をサポート
・園内研修を年間10回企画・実施し、保育士のスキル向上に貢献
・ICTシステム導入により保育記録の作成時間を30%削減
・食育活動の一環として野菜栽培活動を立ち上げ、園児の野菜嫌いが20%減少
2018年4月 - 2021年3月:一般社団法人○○ ○○保育園
・3歳児クラス(20名)の担任を3年間継続して担当
・運動会や発表会などの年間行事を企画・運営し、保護者満足度95%を達成
・特別支援が必要な園児2名の個別指導計画を作成・実行。基本的生活習慣の獲得に貢献
逆編年体式は、現在の職務や直近の実績を強調したい場合に適しています。
採用担当者が最新の経験やスキルに着目できるように、各職場での主要な役割と具体的な成果を中心に記載し、数値化できる実績を積極的に盛り込みましょう。
キャリア式版仕事内容の例文
キャリア式は職務経歴を業務内容やプロジェクトごとに書く形式です。
保育士の仕事内容に焦点を当てた書き方になります。
例文(キャリア式版の仕事内容)
クラス運営
・1歳児クラス(15名)、3歳児クラス(20名)の担任経験
・特別支援が必要な園児の個別指導計画作成と実施
・異年齢交流活動の企画・実施により社会性の向上を促進
行事企画・運営
・運動会、発表会、夏祭りなどの年間行事を主導的に計画・実行
・保護者参加型イベントの導入により、園と家庭の連携を強化
保育の質向上への取り組み
・ICTシステムを活用した保育記録の効率化(記録時間30%削減)
・園内研修の企画・実施(年間10回)によるスタッフのスキルアップ
・食育活動の推進(野菜栽培活動を企画・運営し、園児の野菜嫌い20%減少)
キャリア式は、職務内容や専門スキルごとにグループ化して記載します。特定分野での専門性や、一貫したスキル・キャリアをアピールしたい場合に効果的ですね。
この形式では、自身の強みや専門性が明確に伝わるように、グループやカテゴリを適切に設定することが重要です。各カテゴリー内で具体的な役割や成果を示し、具体的かつ数値化された実績を含めることで、より説得力のある内容になります。
末永
どのフォーマットを使えばいいかルールはないので、自分の使いやすいフォーマットを選択しましょう。
「自分に合ったフォーマットはどれ?」「各フォーマットごとに書き方を教えてほしい」という人は、転職エージェントに相談するのが近道です。経験豊富なキャリアアドバイザーが求職者一人ひとりの経歴をヒアリングした上で、的確なピール方法をアドバイスしてもらえますよ。
保育士におすすめの転職サイト
保育士が仕事内容と合わせて知りたい志望動機・自己PRの書き方
保育士が書類選考を突破するには、仕事内容(職務内容)だけでは不十分です。わかりやすい仕事内容を記載するのはもちろんですが、採用担当者が「この人に会いたい」と思うような志望動機・自己PRを用意し、熱意や意気込みも一緒にアピールすることが大切です。
ここでは保育士の書類選考で重要な要素となる「志望動機」「自己PR」について、書き方・ポイントを紹介します。
志望動機の書き方
志望動機は応募者が「なぜこの保育園を選んだのか」を明確に伝える重要な要素です。応募先施設を志望した理由、活かせる経験・スキル、入社後に実現したいことの構成で記載すると分かりやすくなります。
採用担当者は、応募者の価値観や熱意、園の方針との適合性を見極めようとしているので、「応募先施設ならでは」な、オリジナルの志望動機を作成できると良いですね。
以下のようなポイントを押さえて、効果的な志望動機を作成しましょう。
志望動機のポイント
- 園の理念や特色を事前に調査し、共感できる点を具体的に述べる
- 自身の経験や価値観と、園の方針がどのように一致しているかを説明する
- 園で実現したい具体的な目標や、貢献できる点を明確に示す
- 形式的な文章ではなく、自分の言葉で誠実に思いを伝える
- 保育に対する情熱や、子どもの成長に寄与したい思いを表現する
たとえば、「貴園の自然を活かした保育方針に共感し、私自身の野外活動の経験を活かして、子どもたちの感性と創造性を育みたいと考えています」といった具体的な表現を用いることで、志望理由がより明確になります。
また、「大規模園を中心に仕事をしてきましたが、他の保育士と協力しながら、子どもたちの個性に寄り添った保育を実践したいと考え、小規模園で子ども一人ひとりの自主性・主体性を尊重する貴園での保育を希望しています。」など、過去のキャリアから志望理由との関連性を示すことも効果的ですね。
自己PRの書き方
保育士の自己PRでは、応募者の強みや特性を簡潔かつ印象的に伝える機会です。
以下のようなポイントを押さえて、保育士としての専門性はもちろん、人間性や価値観も含めて、総合的に自分をアピールできるようにしましょう。
自己PRのポイント
- 保育士として最も活かせる強みや特性を2〜3点に絞って、具体的に説明する
- 抽象的な表現を避け、実際の経験や実績を交えて説明する
- 自身の性格や価値観が、保育士という職業にどのように適しているかを示す
- 園が求める人材像や理念を意識し、それに沿った内容を心がける
- 成長意欲や学ぶ姿勢を示し、将来的な可能性もアピールする
たとえば、「子どもの個性を尊重し、一人ひとりに寄り添う保育を心がけています。前職では特別支援が必要な園児の対応を任され、個別指導計画の作成と実施を通じて、園児の社会性向上に貢献しました」といった具体的なエピソードを交えることで、強みや専門性の高さをより明確に示すことができますね。
また、「常に新しい保育技術や知識の習得に努め、昨年は5つの研修に参加しました。また、研修受講後も日々の保育で実践したり、他の保育士に共有することで園全体の「保育の質」を高められるよう努めています。」など、自己啓発への姿勢も重要なアピールポイントです。
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保育士として転職活動を始めたものの、経験やスキルを最大限に活かした職務経歴書の作成に不安を感じる声を多く耳にします。
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末永
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保育士におすすめの転職サイト
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保育士におすすめの転職エージェントランキングや評判について、さらに詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてみてください。
保育士が職務経歴書を書く際によくある質問
保育士の転職にあたって、職務経歴書の書き方に関する質問を集めました。
よくある質問と回答をまとめて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
業務内容と職務内容の違い
転職者
保育士の業務内容と職務内容の違いについて教えてください!
末永
業務内容は企業・組織が取り組むべき仕事を指すのに対して、職務内容は業務内容を細分化した概念で、各人が役割として与えられている仕事内容を指します。
保育士の場合は、業務内容が保育園として実施している保育業務全般であり、職務内容は各保育士が担当する仕事です。
手書きとパソコンならどちらのほうが良い?
転職者
保育士の職務経歴書は手書きとパソコン・PCならどちらのほうが良いですか?
末永
職務経歴書はパソコンの方が簡単に作成できて、メリットも多いですよ。
パソコンで1度作成した内容をデータとして保存して置けるので再利用が可能なのと、メールでの送付を求められる場合も迅速に対応できます。面接前の空き時間にもスマホで簡単に記載内容を見直すこともできますね。
とはいえ、どちらを使わないといけないというルールはないので、使いやすいほうを選択しましょう。
テンプレートをそのまま使っても良い?
転職者
職務経歴書はテンプレートをそのまま使っても良いのですか?
末永
一般的に転職サイトで公開されているテンプレートをダウンロードしてそのまま利用するのは可能ですが、利用規約を確認した上で利用しましょう。
テンプレートを使うことで分かりやすく、抜け漏れのない職務経歴書を簡単に作成できますよ。
ただ、テンプレートの例文をそのまま使うのはおすすめできません。日頃から応募書類を見ている採用担当者はすぐにテンプレートをそのまま使用したと思われてしまいます。
仕事内容はどこまで遡って書くの?
転職者
保育士ですが職を繰り返してて、職務経歴書に書く仕事内容が多いです。どこまで書けば良いですか?
末永
職務経歴書は原則として全ての職歴を記載することが望ましいので、まずは職歴を全て記載できないか工夫してみましょう。
たとえば、職歴の欄が多いテンプレートを使ったり、入社と退社年月を1行まとめたりすることで、スペースを作ることができます。
履歴書と職務経歴書の違い
転職者
保育士の転職に必要な履歴書と職務経歴書の違いについて教えてください!
末永
履歴書は氏名・連絡先・学歴といった応募者のプロフィールを確認するための書類なのに対して、職務経歴書は過去の業務経験やスキル・知識をチェックするための書類です。
どちらも応募・書類選考に必要な書類ですが、目的や利用用途は異なります。
思いつくままに記載してしまうと、まとまりがなく、採用担当者が読みづらい文章になってしまいます。過去の業務経歴を棚卸した上で、推敲を重ね、分かりやすく伝わる仕事内容に仕上げていくと良いです。