【ケース別】保育士を辞めて良かった理由を紹介!後悔しないコツも伝授
この記事では、保育士が辞めて良かったと感じる理由を年齢・雇用形態・役職・施設別に細かく分けて紹介します。
また、保育士を退職した後の選択肢をはじめ、後悔しないための大切なポイントやよくある質問も解説します。
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保育士の離職率は高い
保育士から離れて異業種へ転職している人も多くいますが、そもそも保育士の離職率自体が高い数字を出しています。
実際に厚生労働省の「保育士の現状と主な取組み(令和2年度)」の情報を参考に、以下にわかりやすく表にまとめてみました。
勤務者 | 退職者 | 離職率 | |
---|---|---|---|
全体 | 407,287人 | 37,716人 | 9.3% |
公立 | 118,481人 | 6,941人 | 5.9% |
私立 | 288,806人 | 30,775人 | 10.7% |
保育士の離職率は公立と私立で変わってきます。上記の表を見ていただくとわかる通り、公立保育園よりも私立保育園のほうが保育士の離職率が高くなっています。
私立保育園のほうの離職率が高くなっているのは、雇用条件や待遇に違いが生じることが理由として考えられますね。公立保育園は基本的に自治体が運営しているため、雇用条件が安定しているのが特徴として挙げられます。
末永
保育士が辞めた理由
保育士だけで見ると離職率は高いと伝えましたが、実際にどのような理由から辞めたのか気になるところですよね。
そこで厚生労働省の「保育士の現状と主な取組み(令和2年度)」の情報によると、以下のような結果になっていました。
全体でもっとも高くなっているのが「職場の人間関係」の33.5%、となっており、次いで「給料が安い」が29.2%となっているのがわかります。
中でも「職場の人間関係」「給料が安い」「仕事量が多い」の3つにおいては、配偶者無・子ども無の保育士の離職割合が高まっています。
末永
では、実際に保育士を辞めて良かった理由をケース別に分けて、次で順番に紹介していきたいと思います。
保育士が辞めたいと思う理由ランキングや抱える悩みなどについては、こちらの記事で紹介しています。気になる人は合わせてご覧ください!
【年齢別】保育士を辞めて良かった理由
保育士が辞めて良かったと感じる理由はその立場によって変わってくるものだと思いますので、ここでは年齢別に分けて紹介していきますね。
20代保育士の場合
20代保育士の離職率について調べたところデータが見つからなかったので、20代全体の離職率がどうなっているのか紹介しますね。下記の数字は一般労働者(女性)のデータを記載してあります。
離職率 | |
---|---|
20〜24歳 | 11.9% |
25〜29歳 | 15.9% |
厚生労働省の「年齢階級別転職入職率」を見てみると、20〜24歳が11.9%、25〜29歳が15.9%となっているのがわかります。
そんな20代保育士が辞めて良かったと感じる理由は、以下に挙げたものとなっています。
20代保育士が辞めて良かった理由
- 研修制度が充実している職場に転職できた
- 精神的につらかった職場の人間関係から解放された
- 残業代をきちんと支給される職場に転職できた
- 副主任保育士になれた
20代はまだ若く転職市場でも売り手市場になるので、今後のキャリアを見通して転職し、土台を固めようとする保育士が多いですね。そのことから、実際に保育士を辞めて良かったと考える20代保育士が多い傾向が見られます。
ただし、転職する際には結婚や出産する予定がないことをきちんとアピールする必要があります。なぜなら、保育園側としては長期的に活躍してくれる人を採用したいと考えているからなんですね。
末永
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30代保育士の場合
30代保育士の離職率について調べたところデータが見つからなかったので、30代全体の離職率がどうなっているのか紹介しますね。下記の数字は一般労働者(女性)のデータを記載してあります。
離職率 | |
---|---|
30〜34歳 | 11.7% |
35〜39歳 | 8.6% |
厚生労働省の「年齢階級別転職入職率」を見てみると、30〜34歳が11.7%、35〜39歳が8.6%となっているのがわかります。
そんな30代保育士が辞めて良かったと感じる理由は、以下に挙げたものとなっています。
30代保育士が辞めて良かった理由
- 家庭と両立できるようになった
- 体力的な負担が大幅に軽減した
- 異業種転職して新たなスキルを習得した
- 保育士経験を活かして転職し、給料が前職よりも上がった
30代になるとライフステージもまた大きく変化してくる年代です。そのため、保育士としてのキャリアを積み上げられているなら、将来を見越して早い段階で転職するのがベストだと言えるでしょう。
また、30代の場合は一般的に転職難易度も上がる傾向にあるので、異業種への転職を検討しているならできるだけ早く行動を起こしたほうが良いですね。
末永
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30代保育士からの転職については、以下の記事でさらに詳しく解説しているので、合わせて参考にしてみてください!
40代保育士の場合
40代保育士の離職率について調べたところデータが見つからなかったので、40代全体の離職率がどうなっているのか紹介しますね。下記の数字は一般労働者(女性)のデータを記載してあります。
離職率 | |
---|---|
40〜44歳 | 9.9% |
45〜49歳 | 7.7% |
厚生労働省の「年齢階級別転職入職率」を見てみると、40〜44歳が9.9%、45〜49歳が7.7%となっているのがわかります。
そんな40代保育士が辞めて良かったと感じる理由は、以下に挙げたものとなっています。
40代保育士が辞めて良かった理由
- 体力面での負担が減り体調が改善した
- フルタイムからパートに変更したら体調が良くなった
- 中間管理職のようなポジションから解放された
- 介護と両立できるようになった
40代を迎えると早い人では介護の問題が出てくるので、両立させられずに保育士を辞めるという選択をする人も多くなる傾向が見られます。
さらに保育士は体力仕事になりがちなため、この先50代になっても働き続けられる自信がないと考えて、一般職に転職したり体力仕事の少ない保育施設へ転職したりする人が多くなりますね。
ただ、40代保育士の中には「40代だと転職するのも難しいのでは…」なんて不安に感じて無理して現職で頑張り続けてしまう人も多いと思います。
末永
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40代保育士の転職についてさらに詳しく知りたい人は、こちらの記事も合わせて参考にしてみてくださいね!
50代保育士の場合
50代保育士の離職率について調べたところデータが見つからなかったので、50代全体の離職率がどうなっているのか紹介しますね。下記の数字は一般労働者(女性)のデータを記載してあります。
離職率 | |
---|---|
50〜54歳 | 5.1% |
55〜59歳 | 4.3% |
厚生労働省の「年齢階級別転職入職率」を見てみると、50〜54歳が5.1%、55〜59歳が4.3%となっているのがわかります。
そんな50代保育士が辞めて良かったと感じる理由は、以下に挙げたものとなっています。
50代保育士が辞めて良かった理由
- 体力的な負担から解放された
- 前職よりも大きく給料が上がった
- 人間関係が良好な職場に転職できた
- 派遣保育士として無理なく働けるようになった
50代になると体調や精神的な不調が出やすくなる傾向にあるからこそ、保育士から転職するという選択をとる人が多い傾向が見受けられますね。
もし保育士の経験を活かして転職したいと考えている50代保育士の場合は、業務負担が軽減され、家事と両立できる保育補助や派遣保育士として活躍するのがおすすめです。
末永
異業種への転職なら50代でも活躍できる求人を紹介してもらえる大手リクルートエージェント・dodaに頼るのがおすすめですね。
親身になってヒアリングをした上で求人提案から面接対策などをしてもらえるから、初めて転職する50代の人でも安心できるのが魅力です。
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50代保育士で辞めようか悩んでいる人は、ぜひこちらの記事も合わせて参考にした上で考えてみてくださいね!
【雇用形態別】保育士を辞めて良かった理由
次は雇用形態別に保育士を辞めて良かったと思える理由を紹介していきたいと思います。
どのような意見があるのかチェックしたい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
正社員保育士の場合
保育士の仕事や子どもは好きだけど、大きすぎる責任感や業務量に給料が見合っていないと感じる正社員保育士が多く見受けられます。
そんな正社員保育士が辞めて良かったと感じる理由は、主に以下に挙げたものとなっています。
正社員保育士が辞めて良かった理由
- 業務量に見合った給料がもらえるようになった
- 残業が少なくなり負担が軽減された
- 前職よりも休暇をとりやすくなった
- 煩わしい人間関係が解消された
正社員保育士の場合は業務負担が大きいだけではなく責任も重たいため、転職して解決しようと考える人が多い傾向にありますね。業務の効率化や業務負担に偏りはないかなど自分にできることをしても改善が見られない場合は、転職するのがベストだと言えるでしょう。
中には「正社員という働き方が自分に合っていないのでは…」と悩んでいる人もいると思いますが、そんなことはなく「今の保育園での働き方が合っていない」という可能性もあります。
末永
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派遣保育士の場合
派遣保育士の場合は、保育補助のような業務しか任せてもらえないという不満が多い傾向にあります。さらに業務の幅を広げたり、子どもたちと関われる機会を増やしたりするために転職を決意する傾向が強く見受けられますね。
そんな派遣保育士が辞めて良かったと感じる理由は、主に以下に挙げたものとなっています。
派遣保育士が辞めて良かった理由
- 保育補助以外の業務ができるようになった
- パート契約で働き業務の幅が増えた
- 他の派遣会社に変更したら待遇が良くなった
実際に派遣保育士からパート保育士に転職をして、子どもたちと関われたり、こなせる仕事が増えたりして、結果辞めて良かったと感じる派遣保育士も多いですね。
また、派遣保育士の中には自分は保育士に向いていなかったと実感して、一般職へ転職していきいきと仕事をこなしている人も多く見られます。
末永
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アルバイト・パート保育士の場合
アルバイト・パート保育士の場合は、あまりにも多忙すぎて「自分のことしか考えられていない、そんな自分は保育士としてダメなのではないか」と悩む人が多く見受けられます。
そんなアルバイト・パート保育士が辞めて良かったと感じる理由は、主に以下に挙げたものとなっています。
アルバイト・パート保育士が辞めて良かった理由
- 常勤保育士との人間関係から解放された
- 保育士という仕事を嫌いにならずに済んだ
- 前職よりも子どもと関われるようになった
- 家庭と仕事を両立できるようになった
アルバイト・パート保育士の場合は、常勤保育士の指示に従って仕事をこなしていくので、常勤保育士の態度が良くないとストレスが溜まってしまう傾向にあります。
ご機嫌取りをしながら仕事をしたくない、または子どもが好きだからこそ保育士という仕事を嫌いにならないように、転職を決意するアルバイト・パート保育士も実は結構多くいます。
末永
保育士という仕事自体が好きなら別の保育施設に転職するというのもアリですよ。また、一度保育士という仕事から離れるという選択肢もアリです。
正解がないからこそ、この先自分がどうなりたいのかよく考えた上で、転職先を見つけるのがベストですね。
新卒保育士の場合
新卒保育士は知識や経験が浅いからこそ、覚えることが多くなり先輩から指導や注意されることも多いですよね。
そんな新卒保育士が辞めて良かったと感じる理由は、主に以下に挙げたものとなっています。
新卒保育士が辞めて良かった理由
- 研修制度が充実している職場に転職した
- 自分の保育方針と合致している
- 子どもひとりひとりに向き合った保育ができるようになった
- サービス残業が禁止の職場に転職した
新卒保育士が前職を辞めて良かったと感じている理由の中でももっとも多くなっているのは「給料の低さ」が目立ち、他にも「残業や持ち帰り仕事が多い」ことに対する不満も多く見受けられます。
また、期待と実際の仕事とのギャップが大きいことに対する不満もありますね。
そのことから、新卒保育士は自分が求める教育方針を掲げている保育園へ転職したり、経験が浅いからこそ研修体制がしっかりしている職場への転職をしたりする傾向が強いですね。
末永
とはいえ、新卒保育士の場合は転職する際にきちんとした転職理由や理由がなければ、お見送りされてしまうこともあります。
売り手市場でも対策すべき部分を対策しなければ内定がもらえないからこそ、転職エージェントに頼るのがおすすめですね。
末永
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【役職別】保育士を辞めて良かった理由
さらに役職別に保育士を辞めて良かったと思える理由を紹介していきたいと思います。
具体的にどんな良かった理由があるのか確認した上で、転職するかどうかよく吟味してみてくださいね。
園長先生の場合
園長先生は組織全体の運営や管理を担うポジションだからこそ、こなすべき業務の量も多いです。つねに緊張感を持って仕事に向き合わなければならないため、ストレスを感じやすく転職を検討する傾向が見られますね。
そんな園長先生が辞めて良かったと感じる理由は、主に以下に挙げたものとなっています。
園長先生が辞めて良かった理由
- プライベートを犠牲にしなくて良くなった
- 人間関係が良好になった
- もっと子どもたちと関われるようになった
- 保護者対応をしなくてよくなった
園長先生は業務などの負担が大きく残業が当たり前のようになってしまっているケースが多く見られます。そうなると、プライベートの時間が確保できず、家族仲がぎこちなくなるリスクも出てきますよね。
そのことから転職をして、プライベートな時間を確保できたり、家族や友人との交流を深められたりできるようになったという人も実際に多くいます。
末永
中でも園長を辞めて良かったという理由で目立っていたのは「直接子どもたちと関われる機会が増えた」ことでした。
キャリアアップをして園長まで上り詰めたものの、やっぱり保育の現場で保育士として子どもたちと関わりたいと考える人が多いようですね。
主任保育士の場合
主任保育士は現場で実績を積まなければなれないポジションです。保育現場の中で1番上の立場だからこそ、責任が重たく保育士の指導や注意もしなければなりません。
そんな主任保育士が辞めて良かったと感じる理由は、主に以下に挙げたものとなっています。
主任保育士が辞めて良かった理由
- 相性の良い園長がいる職場に転職できた
- 主任保育士から外れることになった
- 福利厚生が充実している職場に転職できた
- ワークライフバランスが取れるようになった
主任保育士の中には、やりたくなかったけど経験豊富な保育士が少なく、主任保育士をやることになってしまったという人も結構多くいます。
だからこそ、転職して主任保育士から離れることができたから辞めて良かったと感じる人の声も多く見られました。
末永
主任保育士は業務量がとにかく多いので、事務作業など他の人でもこなせる業務であれば任せてしまって大丈夫です。
ただ、性格上なかなかそうできない主任保育士も多いと思いますので、転職して環境を変えて働くのもアリですよ。
副主任保育士の場合
副主任保育士も主任保育士と同じく、こなさなければならない業務量が多い傾向にあります。その結果、パンクしてしまって保育士を辞めることが頭によぎるなんて人も多いです。
そんな副主任保育士が辞めて良かったと感じる理由は、主に以下に挙げたものとなっています。
副主任保育士が辞めて良かった理由
- 多忙な業務量から解放された
- 他人と比較して落ち込まなくなった
- 主任保育士のパワハラから解放された
- 研修に参加しなくてもよくなった
副主任保育士の中には「自分よりも後輩の保育士のほうが仕事もできるし手際も良い」なんて比較をして落ち込んでしまう人も多く見受けられます。
中には、主任保育士や園長に相談をして副主任から外れる人もいますし、転職して一般保育士として活躍している人などさまざまです。
末永
転職をして一般保育士になったことで、リーダーシップ研修やマネジメント研修などに参加する必要がなくなったから、副主任保育士を辞めて良かったと口にする人もいます。
責任感のある立場が苦手な人やうまく立ち回れず空回りしてしまいやすい人ほど、副主任保育士を辞めて良かったと感じる人が多い傾向が見られますね。
中堅保育士の場合
中堅保育士の中には真面目に一生懸命取り組んでも自分の成長に繋がらないという現実にぶち当たり、転職してキャリアを築いていく人も多く見受けられますね。
そんな中堅保育士が辞めて良かったと感じる理由は、主に以下に挙げたものとなっています。
中堅保育士が辞めて良かった理由
- スキルアップできる職場に転職できた
- 大きな責任やプレッシャーから解放された
- 長時間労働ではなくなり休日も増えた
- 前職よりも給料が上がった
中堅保育士の中には「保育の仕方に正解がなく、相談できるような同僚も限られるし、話し合う時間も確保できない」という悩みを抱える人もいます。
中堅保育士にもなると、上司や先輩との関係はもちろんのこと、同僚との関係や後輩との関係、そして保護者などさまざまな立場の人との関わりが増えるため、負担やストレスを感じがちです。
末永
また、長期的に働き続けてもスキルアップがしにくい、ポストが空いていないがために主任保育士になりにくいことから、転職するに至る人が多いですね。
転職をして主任保育士になったりスキルアップできたりして、結果的に辞めて良かったと感じる中堅保育士が多い傾向にあります。
中途の保育士の場合
中途の保育士は前職の保育園でのやり方が今の保育園では違うからこそ、慣れるまでに苦労したり、変わらず残業時間が多かったりとさまざまな悩みや不満を抱えがちです。
そんな中途の保育士が辞めて良かったと感じる理由は、主に以下に挙げたものとなっています。
中途の保育士が辞めて良かった理由
- サービス残業がなくなった
- 心に余裕が持てるようになった
- 良好な人間関係が築けている
- 保護者とのトラブルが大分少なくなった
中途の一般保育士が辞めて良かったと答える理由で多かったのは「サービス残業がなくなった」ことでした。保育園の中には方針でサービス残業をさせない、多すぎる業務を任せないと決めているところもあります。
実際に、連絡帳などの記入をすべてタブレットで済ませるようにし、事務処理の手間を軽減させる保育園に転職をしたことで、業務量を減らせたという保育士もいました。
末永
また、アットホームな保育園に転職できたことで人間関係が良好になったという保育士も多数見受けられました。
保護者対応に悩んでいる保育士も数多く見られますが、そのような保育士は保護者とうまくコミュニケーションが取れている保育園を探して、転職している傾向が見られますね。
男性保育士の場合
保育現場はまだまだ女性社会である傾向が強いため、男性保育士ならではの悩みや不満を抱えてしまいがちです。
そんな男性保育士が辞めて良かったと感じる理由は、主に以下に挙げたものとなっています。
男性保育士が辞めて良かった理由
- 女性同士の人間関係から解放された
- 給料が前職よりも上がった
- 力仕事ばかりせずによくなった
- 保護者からクレームを受けなくなった
男性保育士が辞めて良かったと思う理由でもっとも多かったのは「女性同士の人間関係から解放された」ことが挙げられます。というのも、保育の現場はまだ女性のほうが多い傾向にあるため、男性には関係ない派閥争いやマウント合戦がある保育園もあるからです。
女性社会でうまく立ち回る必要がなくなった結果、辞めて良かったと感じる男性保育士は結構多いですね。また、男性保育士ということで力仕事ばかり任せられて嫌だったと口にする男性保育士も多く見られました。
末永
さらに男性保育士だからという理由で「娘を抱っこしないでほしい」なんて理不尽なクレームを入れられてしまうケースもあります。
一生懸命仕事をしているにも関わらず、そのようなことを言われて一般職へ転職をしてしまう男性保育士が結構多い傾向にあるようですね。
【施設別】保育士を辞めて良かった理由
最後は施設別に保育士を辞めて良かったと思える理由を紹介していきたいと思います。
辞めて良かった理由を把握した上で現職に留まるかどうか判断したい人は、ぜひ参考にしてくださいね。
幼稚園の場合
幼稚園で勤務をする保育士は、主にクラス担任のサポートをする役回りがメインとなります。しかし、一緒にクラスを受け持っているとその分業務量も増えるのが悩みの種でもありますよね。
保育士が幼稚園を辞めて良かったと感じる理由は、主に以下に挙げたものとなっています。
幼稚園を辞めて良かった理由
- 業務の負担が軽減された
- イベントごとの準備が少なくなった
- 休憩時間が取れるようになった
- 長時間の残業をしなくてよくなった
幼稚園で勤務する保育士の中には、事務作業や準備作業などが多くなかなか休憩時間が取れないケースもあります。転職することでしっかり休憩時間を確保できるようになったから辞めて良かったと感じている保育士も実際には多く見られますね。
また、残業時間がなく自宅でも準備などをしなければならず、疲労を溜め込んでしまっていた保育士の中には、転職してその不満を解消できたから辞めて良かったと口にする人も多く見受けられました。
希望条件に合わせて別の幼稚園へ転職する人もいれば、保育士として働きたいけど無理したくないから施設形態を変えて転職するという人など、転職先はさまざまとなっています。
末永
現職の幼稚園よりも条件の良い幼稚園を探したい場合は、より保育業界の転職に精通している保育士ワーカー・マイナビ保育士・保育士人材バンクに頼るのがおすすめです。
保育業界を離れて一般職への転職を希望するなら、さまざまな求人を豊富に保有しているリクルートエージェント・doda・マイナビエージェントに相談するのが良いでしょう。
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公立保育園の場合
公立保育士は保育士の中で1番給料が安定しており、高待遇で人気の高い職種となっています。そのため、競争率や倍率も高くなっているのが特徴ですね。
保育士が公立保育園を辞めて良かったと感じる理由は、主に以下に挙げたものとなっています。
公立保育園を辞めて良かった理由
- ベテラン保育士と揉める必要がなくなった
- 異動によるストレスから解放された
公立保育園は待遇面がとても良いことから、長期間勤めている先輩保育士が多くいるのが特徴として挙げられます。だからこそ、新しいやり方や意見が通りにくく、やりづらいと感じる公立保育士も結構多いですね。
もっと働きやすい環境で活躍したいと考えて、公立保育園ではない保育施設へ転職する保育士も増えています。公立保育園はおよそ3年に1回異動があるため、園長や周囲の保育士の入れ替わりが生じます。
末永
園長が変われば保育方針だけではなく保育園の雰囲気も変わりますし、保育士が異動することでまた一から信頼関係を築かなければなりません。
異動のたびに辞めようか悩む公立保育士は結構多い傾向にあるからこそ、思い切って転職した公立保育士は辞めて良かったと強く感じるようですね。
私立保育園の場合
私立保育園は運営している企業によって、働き方や福利厚生、給料などに大きな差が生じるのが特徴として挙げられます。
保育士が私立保育園を辞めて良かったと感じる理由は、主に以下に挙げたものとなっています。
私立保育園を辞めて良かった理由
- 前職よりも給料が上がった
- 残業時間を大幅に軽減できた
- 自分に合った方針・保育内容で働きやすい
- 福利厚生が充実している園に転職できた
私立保育園はその園によって特色や保育方針が大きく異なるため、自分に合った保育園を見つけることが大事になってきます。給料も公立保育士と比較して低い傾向にあるので、転職して前職よりも給料を上げている保育士も多くいますね。
また、私立保育園は長時間勤務になりやすく、持ち帰り仕事も多いことが問題視されています。
しかし、私立保育士の中には同じ私立保育園でも残業時間が少ないところや、福利厚生が充実しているところに転職をしている人も多いようですね。
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保育士が転職する際にチェックしておきたい福利厚生はどのようなものがあるのか、こちらの記事で解説していますので、目を通してみてくださいね!
保育士を退職した後の選択肢
保育士を退職した後にどのような選択肢があるのか、より具体的に知っておきたい人もいると思います。
そこで、保育士が退職した後の選択肢にどんなものがあるのか、以下にまとめてみました。
異業種へ転職する
保育士を退職した後の1つ目の選択肢として「異業種へ転職する」ことが挙げられます。異業種への転職難易度としては正直、その業種によって変わってきますが、比較的に高いと言えるでしょう。
保育士から異業種に転職する際におすすめなのは以下に挙げた3つとなっています。
- 介護職
- 他の販売職
- 事務職
- 営業職
介護職は保育士の経験を活かすことができるので、転職難易度も高くありません。介護職も保育士と同じく人手不足の業界のため、異業種の中でも難易度が低めになっています。
また、販売職の難易度も低めだと言えますね。なぜなら、販売職は専門知識やスキルが必要ないことに加えて、求人数も多く未経験からチャレンジしやすいからです。
保育士で培ってきたコミュニケーション能力を活かせるので、転職先としておすすめだと言えるでしょう。
末永
ただ、自分にはどんな職種が適しているのかわからない人もいると思うから、その際にはこれまで多くの求職者を支援してきた実績のあるリクルートエージェント・doda・マイナビエージェントに相談するのがおすすめです。
末永
自分の希望条件をはじめ、これまでの保育士経験を活かせるような求人を紹介してもらえます。
それだけではなく、保育士として培ってきたスキルをどのようにアピールすれば良いのかについても、しっかりアドバイスしてもらえるので安心感がありますよ。
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別の保育施設へ転職する
保育士を退職した後の2つ目の選択肢として「別の保育施設へ転職する」という方法もあります。保育士としての仕事は好きだから業界は変えたくないという人も結構多いですよね。
そんな人には保育士経験を活かしながら活躍できる以下のような転職先がおすすめです。
- 託児所
- ベビーホテル
- 子育て広場
- ベビーシッター
- 企業内学童保育
上記に挙げた職場は基本的に転職難易度は高くありません。というのも、保育士経験や資格を活かすことのできる職場だからです。ただ、企業内学童保育は転職難易度が高めとなっています。
というのも、社員と同等の福利厚生が受けられることや、自治体から補助金を出してもらえることから運用が安定しており、比較的に給与が高いことが理由として挙げられます。
末永
また、保育士の転職先としても人気が高まっているため、競争率や倍率も高くなっているのが特徴ですね。
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求人提案はもちろんのこと、面接対策まできめ細やかなサポートが受けられるのが魅力ですね。
保育士におすすめの転職サイト
保育士の資格や経験を活かした職場で働きたいと考えている人は、以下の記事でさらに詳しく解説しているので、参考にしてみてくださいね!
雇用形態を変更して転職する
保育士を退職した後の3つ目の選択肢として「雇用形態を変更して転職する」ことが挙げられます。
例えば正社員保育士として勤務し続けてきたものの、残業や持ち帰り仕事が多くプライベートを犠牲にしてしまっている場合は、正社員ではなく派遣保育士やパート保育士に変更して転職先を探すというものですね。
もしかしたら雇用形態を変更するだけで悩みや不満を解決できるというケースもあるため、転職する際の選択肢に入れてみるのもアリですよ。
末永
今の職場自体には不満がないものの、働き方に不満があるという場合は、園長または主任保育士に相談をして雇用形態を変更させてもらうという方法もあります。
そのため、雇用形態を変更しようか悩んでいる場合は、まず現職の上司に相談してみるのが良いでしょう。相談した結果難しいようであれば、転職してしまってOKです。
保育士の離職後に後悔しないためのポイント
保育士を辞めて良かったと感じている保育士がいる一方で、中には転職しなければ良かったと後悔している保育士も実際にはいます。
そこで保育士が離職しても後悔しないようにするための大切なポイントをいかに挙げましたので、参考にしてみてくださいね。
転職理由と退職理由を明確にする
保育士が離職後に後悔しないようにするためには「なぜ転職したいのか」という転職理由や目的を、転職する前にきちんと明確にすることが重要です。
というのも、転職理由や目的を定めなければ、求人選定が曖昧になってしまったり、何のために転職するのか軸がブレてしまったりするからです。
だからこそ「保育士としてさらにキャリアアップしたいから研修が充実している保育園で働きたい」「今よりも給料を上げたいから福利厚生や手当が充実しているところに転職したい」など、何のために転職するのかしっかり明確にすることが大事だと言えるでしょう。
末永
面接で転職理由を伝える際には、過去の原体験を交えながら「なぜそう思うのか」という理由や根拠を伝えるのがおすすめですね。
とはいえ、自分1人で転職理由を明確にしたり面接でどのように伝えるべきか悩んでしまう人もいますよね。そんな人は、一緒に転職理由や軸を考えてくれる転職エージェントに頼ってみましょう。
末永
変わらず保育業界への転職を希望するなら企業求人の詳細情報を把握した上でアドバイスしてくれる保育士ワーカー・マイナビ保育士・保育士人材バンクに相談するのがおすすめです。
一方、異業種への転職も合わせて考えているなら、大手のリクルートエージェント・doda・マイナビエージェントも登録しておくのが良いでしょう。
保育士におすすめの転職サイト
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希望条件に優先順位をつける
保育士が離職後に後悔しないためには、自分が希望する条件に優先順位をつけることがおすすめです。そのためにも上で解説した「転職する理由を明確にする」ことが重要になってきます。
なぜなら、転職理由や目的を明確にすることができれば、自分がどんな条件を譲りたくないのか、どの条件なら妥協することができるのか、より優先順位をつけやすくなるからです。
そのため、転職後に多少のギャップが生じてしまったとしても「今回の転職ではこの悩みを解消できた」と考え、モチベーションを維持したまま働けます。
末永
また、自分の希望条件を整理するとともに、転職先で自分が希望する業務がおこなえるのかどうか、合わせて確認するのも大事なことですね。
転職エージェントを利用する
保育士の中には転職に踏み出せない人もいると思います。そんな人は無料で履歴書・職務経歴書の添削やアドバイスをはじめ、気になる企業に合わせた面接対策をしてもらえる転職エージェントに相談してみることをおすすめします。
転職エージェントにはキャリアアドバイザーが在籍しており、業界・職種に精通していることから、応募先の採用担当者に刺さりやすい応募書類の作成の仕方や面接での受け答えの仕方を教えてくれます。
また、近年では保育士の転職に強みを持つ保育士ワーカー・マイナビ保育士・保育士人材バンクなどの転職エージェントもあり、保育士ならではの悩みに親身になって聞いてもらえますよ。
末永
転職エージェントをうまく活用することで、転職の成功率を高めることができるのも魅力ですね。
また、異業種への転職を検討しているなら、丁寧なヒアリングや棚卸しをしてくれるリクルートエージェント・doda・マイナビエージェントに相談してみましょう。
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大手エージェントには、全業界・職種の求人が集まっています。さらに、大手企業や人気企業の求人を独占で持っていることも。
幅広い選択肢の中から求人を提案してもらいたい、大手企業や人気企業への転職を検討しているという方は登録しておきましょう。
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保育士を辞めることに関する質問
保育士を辞める際によくある質問をまとめましたので、以下の質問で気になるものがあれば、ぜひチェックしてみてくださいね!
保育士は年度途中で辞めても良いのか
転職者
保育士は年度途中で辞めても良いでしょうか?
末永
年度途中で辞めたい場合は辞めてしまっても大丈夫ですよ。ですが、その場合は「1〜3ヶ月前に退職の意思を伝える」のが大事になってきますね。
というのも、引き継ぎ作業などをしなければなりませんし、保育園側も年間計画を考え直したり求人募集をかけたりしなければならないからです。
末永
また、別の保育施設へ転職する際には「なぜ年度途中で退職したのか」と必ず質問されるので、納得させられる理由を伝える必要がある点に注意しましょう。
保育士が年度途中で辞める際の注意点などについて、以下の記事で解説しているので合わせてご覧ください!
引き留められた場合の対処法
転職者
保育士を辞めることを伝えた際に、引き止められた場合はどう対処したら良いのでしょうか?
末永
退職できないと言われたり拒否されたりした場合は、前向きな理由を伝えるようにするのが良いでしょう。
具体的には、家族の意向であることや出産や介護を控えているなど、保育園では対処することが難しい理由を明確に伝えるのがベストだと言えますね。
末永
また、中には「子どもたちのことを考えて年度末まで」と引き止められるケースもありますが、しっかりと自分の気持ちを伝えながら退職交渉するのが良いですよ。
この際に注意したいのは、退職理由を聞かれたときに不満やネガティブなことを伝えないようにすることですね。
保育士のお仕事・転職に役立つ関連記事
保育士を辞めることを検討している人や保育士の仕事にまつわる記事を集めました。
保育士を続ける転職をする人も、保育士から違う仕事へ異業種転職を目指す人も、気になる記事を読んでみてください。
とはいえ、同じく厚生労働省の「雇用動向調査結果の概況(令和4年)」によると、労働者全体の離職率が15%となっているので、全体的に見ると保育士の離職率としては低めだと言えるでしょう。