保育士が転職失敗する原因&特徴は?成功させるコツも転職のプロが伝授
保育士が転職を失敗してしまう原因や特徴をはじめ、保育士が転職に失敗したと感じるときがどんなときなのか、について詳しく解説しています。
また、合わせて後悔しないように成功させるコツや、よくある質問なども紹介していきます。
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保育士が転職失敗したと感じるとき
保育士が転職を失敗したと感じるのがどんなときなのか、前もって知った上で転職するのかどうか考えたいという人もいると思います。
そこで、実際に転職をした保育士がどんなときに失敗したと感じたのか、以下に4パターン挙げてみました。
給料が上がらなかった、または下がった
現職よりも気になる転職先のほうが月収が高いから転職したものの、転職してみたら上がらなかった、または逆に下がってしまったという失敗例が挙げられますね。
また、求人票に記載されている年収例を参考にしてどのくらいの月収になるのか計算してみたら高かったのに、いざ雇用契約書に目を通してみたところ計算した月収額とは違ったというケースもあります。
もちろん、保育士として長年の経験やスキルがある人であれば、前職よりも給料が上がる可能性は十分にありますね。ただ、保育士経験が浅い場合は最低額の金額になることもあるので注意が必要です。
末永
保育方針や保育観が合わなかった
給与面や待遇面を重視して転職してしまったがために、保育方針や保育観が合わなかったと後悔・失敗してしまうパターンがあります。
さらに、求人票などに記載されている保育方針に魅力を感じて入社してみたら、実際の保育との差が大きく、保育園の方針や保育観が自分のやりたい保育とは異なっていたというケースも結構多く見られますね。
保育方針や保育観がミスマッチしてしまうと仕事に対してのモチベーションが下がり、子どもたちとどのように接するのが望ましいのか悩んでしまうなど、ストレスにも繋がります。
末永
保育園の方針や保育観がズレてしまうとやりがいを感じることも難しくなってしまうので、事前にきちんと確認しておきたいポイントだと言えますね。
再び人間関係の悩みを抱えてしまった
人間関係の悩みを解消したくて転職したはずなのに、新しい職場先で再び人間関係の悩みを抱えてしまって失敗したと感じるケースも実は結構多いです。
例えば、面接に行った際に主任保育士が快く対応してくれたにもかかわらず、いざ入社してみたらその主任保育士が保育園の権限を掌握しており、マイルールを押し付けてくる人だったという実例もあります。
他にも、園長が正規保育士とパート保育士で態度を変えて接してくることも実際にあったという保育士の体験談も見られます。
末永
さらに、正規保育士が自分の業務をパート保育士に押し付ける形で任せて、保護者対応のときだけ自分がこなしたかのように話されたと語る保育士も何人か見受けられましたね。
前職よりもブラックな職場だった
せっかく転職をしたのに前職よりもブラックな職場で失敗したと感じるケースも結構多くなっています。
給与はとても良くて文句はないものの、1日の労働時間が10時間を超えてしまっている、または業務があまりにも多忙であるため休憩時間がまともにとれないということもありますね。
実際に勤務時間内で業務を終わらせられなくて、自宅に仕事を持ち帰って片付けているという保育士も多くいるようです。中にはサービス残業することが常態化してしまっている保育園や企業もありますね。
もちろん繁忙期などで一時的に残業時間が増えてしまうのは仕方のないことですが、つねに残業するのが当たり前というのは健全ではありません。
末永
ブラックな職場に転職して失敗したくないという保育士の人は、自分の経験やスキルを考慮した上でぴったりの求人を紹介してもらえる転職エージェントの利用がおすすめです。
ブラック求人・企業を避けて自分が希望する条件に合致した求人を紹介してもらえるので、失敗せずに転職先を決めることができますよ。
末永
保育士の転職に強い保育士ワーカー・マイナビ保育士・保育士人材バンクといった転職エージェントなら、より手厚いサポートが受けられます。
転職に対して不安を抱えている、または異業種に転職を希望する保育士の人は、支援実績が豊富なリクルートエージェント・doda・マイナビエージェントに相談してみましょう。
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ブラック求人や企業を避けたい人は、見極め方や見抜くポイントについて詳しく解説している、こちらの記事も合わせてご覧ください!
保育士が転職を失敗する原因
転職して失敗したと感じる保育士の人も多くいますが、ではなぜ保育士が転職を失敗してしまうのか気になるところですよね。
ここでは保育士が転職を失敗してしまう5つの原因を挙げて、それぞれ詳しくお伝えしていきたいと思います。
魅力的な条件だけで決めてしまった
求人票に記載されている給与額や福利厚生など待遇面だけに注目して、そのまま転職してしまうと失敗する可能性が高くなります。なぜなら、実際に給与や待遇が良かったとしても、保育園の保育方針が合わなかったり、残業時間が毎日のようにあったり、別の部分で早期離職するケースもあるからです。
求人票によってはモデル年収や月収が記載されていますが、そこに記載されている金額はあくまで参考値でしかありません。つまり、必ず自分の年収や月収が記載通りの金額であるとは限らないということですね。
求人によっては月収の中に残業代や交通費などが含まれている場合もあります。だからこそ、月収が基本給のみの記載なのか、それとも諸々含んだ上での金額なのか確認することが大事になってきます。
末永
また、合わせて休日制度も「完全週休2日制」と「週休2日制」のどちらに該当するのかチェックしておくのも大切です。
ちなみに「完全週休2日制」は1週間のうち必ず2日休みがあり、一方「週休2日制」は1ヶ月に最低1回だけ2日休みの週があるという意味です。
転職目的と転職軸が定まっていなかった
転職目的と転職軸があいまいになってしまっていると、転職失敗してしまうリスクが高まってしまいます。なぜなら、目的や軸が定まっていなければ、どの求人が自分に合っているのか判断するのが難しくなるからです。
例えば「この求人はこの福利厚生が魅力だから応募しようかな」「こっちの求人は休日も月収も多いから応募しようかな」など、何のために転職するのか軸がブレてしまいます。
その結果、転職したのは良いものの自分の期待と現実のギャップが生じて、短期離職に繋がって失敗してしまう恐れがありますね。
末永
末永
異業種へ転職したいと考えている保育士の人なら、大手のリクルートエージェント・doda・マイナビエージェントに相談することで、保育士からの転職を成功させられる可能性を高めることができます。
別の保育園・保育施設へ転職したい場合は、より専門的な支援が受けられる保育士の転職に強みがある転職エージェントに頼ってみることをおすすめします。
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情報収集がきちんとできていなかった
情報収集が甘いと転職失敗するリスクが高まります。というのも、求人票に記載されている月収をそのまま鵜呑みにしてしまって、いざ入社してみたら額面が違ったということがあるからです。
とくに残業については、求人票に月10時間未満と記載されていても口コミサイトを見てみると、10時間を超えていて自宅に持ち帰っていると投稿されていることもあります。
実際に残業は少ない求人票には記載されていたにもかかわらず、いざ働いてみたら残業の頻度が多かったという保育士の体験談も結構多く見受けられました。
末永
別の保育園へ転職するとなった際には、土曜出勤の有無を確認するのも大事です。
交代制なのか毎週出勤するのか、さらに土曜出勤した際に代休はあるのかなど、事前に確認しておきましょう
末永
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焦って転職をしてしまった
保育士は1年サイクルで動いていくことになるため、年度末を狙って転職しようと動く人も結構多く見られます。しかし「年度途中で転職できないから何とか年度末に転職しなければ」と焦って転職してしまうと失敗してしまう恐れがあります。
また、中には早く退職してしまいたいという気持ちが強く、気になる転職先の情報をきちんとおこなわずに転職してしまう保育士も多く見られますね。
勢いや気持ちを優先して転職すると、新しい職場に入職した際に「イメージしていた働き方と違う」「こんなはずじゃなかった」とミスマッチを起こし後悔することにもなってしまいます。
末永
とくに同僚や先輩保育士が立て続けに退職していくときや、今の人間関係に限界を感じて一刻も早く転職したい、という保育士に多く見られるのがこのパターンですね。
転職した回数が多い
保育士の中には転職しても新しい職場に馴染めなかったり、ブラックな職場だったりしてさらに転職して回数を増やしてしまっている人も多いです。しかし、転職回数が多くなってしまうと選考で不利になるケースがあるので注意が必要です。
なぜなら、転職回数が多いと「長期間での人間関係が築けない」「目先の感情に動かされ衝動的に行動してしまう」という印象を持たれてしまうことがあるからです。
また、うまく退職理由を伝えることができないと「またすぐに辞めるのでは?」と懸念され、お見送りされてしまう可能性も考えられます。
末永
転職回数が多いことに不安を抱えている人や、自分に合う企業が見つからずに何度も転職を繰り返している人は、転職エージェントに相談してみましょう。
転職回数が多い理由についてフォローしてもらえますし、手厚いサポートも受けられるので、安心してスムーズに転職活動がおこなえますよ。
末永
ただ、転職回数の多さによってはキャリアアドバイザーからサポートをしてもらえない可能性もあるので、2〜3社複数登録しておくのが良いでしょう。
リクルートエージェント・dodaなど大手人材紹介会社と保育士の転職の長けている転職エージェントをうまく組み合わせて利用すると、求人も網羅することができるのでおすすめです。
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以下の記事では、どの程度の転職回数になると不利なのか年代別に解説しているので、転職回数が多くて不安な保育士の人は、ぜひ参考に読んでみてくださいね。
転職に失敗する保育士の特徴
転職する際に失敗したくないから事前にどんな人が失敗しやすいのか把握しておきたい、そんなふうに考えている保育士の人もいると思います。
そこで、転職に失敗してしまう保育士の特徴を以下に4つ挙げてみました。それぞれ解説していきますね。
情報収集をしっかりしない人
転職をする上でもっとも重要だといっても過言ではないのが情報収集です。
気になる転職先の情報収集を怠ってしまうと、入社後に「イメージしていた働き方と違う」「どうして転職してしまったのだろう」と後悔する可能性が高くなります。
例えば「現職で抱えている不満が解消できるからここでいいや」などと決めてしまうと、新しい職場へ移ったときに自分がやりたい業務と異なっていたり、勤務時間が前職よりも長かったりと、別の不満を抱えてしまう恐れがあります。
末永
情報収集するのには時間がかかるため、どうしても面倒に感じてしまうものです。しかし、転職エージェントを活用することで求人企業について教えてもらうことができます。
キャリアアドバイザーはさまざまな業界・職種に精通しているからこそ、自分が気になる求人企業の詳細情報も詳細に教えてくれます。
末永
少しでも多くの求人と出会い選択肢の幅を広げたい人や異業種への転職を検討しているなら、全業界・職種の求人を豊富に保有しているリクルートエージェント・doda・マイナビエージェントを活用するのがおすすめです。
保育園や保育施設への転職を希望している場合は、保育業界の転職に長けている保育士ワーカー・マイナビ保育士・保育士人材バンクに頼りましょう。
どんな保育方針や理念を掲げているのかなどより詳細な情報をもらいながら転職活動を進めるのがおすすめですね。
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転職目的や軸を明確にできていない人
転職目的や転職軸を明確にできていない人も失敗しやすいと言えるでしょう。なぜなら「どうして転職したいのか」という部分を明確にしておかなければ、自分の希望する条件に合った転職先を選択できないからです。
また、転職目的や転職軸を定めていないと、入社後に「転職しなければ良かった」などと後悔してしまう可能性も高くなります。
だからこそ「転職先に入社して何をしたいのか、どうなりたいのか」ということをよく考えてはっきりさせるのが望ましいですね。そのためにも、まずは自己分析をおこなって自分のありたい姿や大事にしたい価値観を明確にしましょう。
末永
自己分析のやり方がわからない人は、無料で利用できて自己分析のやり方を教えてくれる転職エージェントに頼るのがおすすめです。
キャリアアドバイザーと一緒に自己分析をして自分のことをよく理解した上で、応募する企業の面接に臨むことができます。面接の受け答えがスムーズになるので、選考通過率を高められるのも魅力ですね。
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転職目的を定めたほうが良い理由や自己分析のやり方については、以下の記事でさらに詳しく解説しています。気になる人は合わせて読んでみてくださいね。
第三者の意見を聞かない人
家族や友人など第三者の話や意見を聞こうとしない人も転職に失敗しやすい傾向にありますね。というのも、自分だけの感情や主観で行動してしまい、判断材料が少なくなってしまうからです。
例えば「その企業は求人票ではアットホームと記載されているけど、実際は上下関係が厳しいらしい」と教えてもらったにもかかわらず、その声に耳を傾けないで自分の気持ちを優先して転職した結果、その助言の通りだったというケースも実際にあります。
第三者の意見を聞かずに転職失敗してしまったという保育士は実際に多くいるので、できれば周囲の意見やアドバイスにも耳を傾けるのが良いですね。
末永
ミスマッチが生じたり短期離職したりしないためにも、転職エージェントに相談をして、色々と情報収集しながら転職活動を進めるのがおすすめです。
異業種に転職する際にはどんな点に注意したら良いのか、気になる保育園はどんな特徴があるのかなど、キャリアアドバイザーの話に耳を傾けることで、ミスマッチを防ぐことができますよ。
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保育園選びの基準が定まっていない人
転職する際にどのような保育園で働きたいのか基準が定まっていない場合も、転職に失敗してしまう傾向が見られますね。なぜなら、自分の条件に合致する保育園がどこであるのか判断しにくいからです。
保育園を選ぶ際に、どの部分を重視・優先したいのかを定めていなければ、どの求人も魅力的に感じたり、逆にどれもピンとこなかったりと転職軸がブレてしまうことになります。
だからこそ、給与面や待遇を重視したいのか、それとも労働条件を重視したいのか、はっきりさせておくことが必要になってきます。
末永
基準を明確にしにくい場合は、自分が譲りたくない条件や妥協できる条件を書き出して、きちんと整理するのがおすすめですよ。
保育士の転職を失敗させないためのコツ
転職を失敗させたくないと考えている保育士の人が多いと思うので、ここでは失敗させないためのコツをいくつかピックアップしてお伝えしていきます。
以下に挙げた以外にも押さえておきたいポイントはありますが、その中でもとくに押さえておきたいのは、下記の6つとなっています。
転職する目的と軸を明確にする
これは保育士の転職に限られたことではなく全体的に共通する失敗しないためのコツですが、転職活動を始める前には「どうして転職をするのか」という目的をきちんと明確にすることが重要です。
というのも、転職目的がはっきりしていないと転職後に後悔することになってしまうからです。転職目的は「転職すること自体」ではなく「転職後の活躍や人生をどうしたのか」を考えることです。
転職目的と手段が逆転してしまわないように、転職する理由ではなく転職する目的を明確にさせましょう。もし、自分で明確にさせる自信がない人は、転職エージェントに相談するのがおすすめですよ。
末永
キャリアアドバイザーが抱えている悩みや不安などを丁寧にヒアリングした上で、的確なアドバイスをしてくれます。
保育士から異業種への転職を検討しているなら、丁寧なヒアリングを通して転職目的を明確にするお手伝いをしてもらえるリクルートエージェント・doda・マイナビエージェントの3社に頼ってみましょう。
末永
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詳細部分まで情報収集をおこなう
求人票に記載されている給与や賞与はもちろんのこと、福利厚生や各種手当などをしっかりと確認するのが大事ですね。それだけではなく、企業の公式HPに掲載されている保育理念や園長からのメッセージなども合わせて見ておくのがベストでしょう。
また、別の保育園への転職する場合も異業種へ転職する場合も、事前に社員インタビュー記事や口コミサイトに投稿されているコメントをチェックしておくのが望ましいですね。
とくに口コミサイトは、その企業の現従業員や元従業員が投稿しているので、どのような職場環境であるのか、より具体的に知ることができます。中には求人票などには記載されていない内部情報もあるため、応募前する前にとても参考になりますよ。
末永
気になる企業や保育園の詳細情報を把握するためには、それだけ時間がかかりますし大変なことでもありますよね。
自分で調べる時間がない場合にも、転職エージェントが頼もしい味方になってくれます。
末永
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職場見学が可能ならしておく
求人票や保育園の公式HPの情報だけでは、どうしても把握できる情報が限られてしまいます。少しでも多くの情報を得るためにも、職場見学することが可能であれば、しっかりしておくのが望ましいと言えますね。
実際に見学しておくことでどのような職場の雰囲気であるのか知ることができます。また、働く職員の立ち振る舞いや人柄、子どもとの接し方なども確認できるので、ミスマッチが生じるリスクを下げることにも繋がります。
求人票や公式HPでは見えなかった部分が見られるので、事前にきちんと確認しておくのが良いでしょう。
末永
その際に見ておきたいチェックポイントは以下の4つですね。
- 受け入れ児童数に対して十分な人数の保育士が配置されているか
- 衛生面や安全管理が徹底されているか
- 保育士同士の連携がうまくおこなわれているか
- 保育に適した環境かつ働きやすい環境であるか
雇用契約書の内容を確認する
内定後に渡される雇用契約書に記載されている賃金の内訳や昇給制度はもちろんのこと、賞与や交通費など支払われる給与の中身を確認するのは重要なことです。
なぜなら、入社後に求人票に記載されていた内容や労働条件と差異が生じるケースもあるからです。後から「入社前と条件が違う」とトラブルにならないためにも、必ず雇用契約書は細部まで目を通してきちんと確認するのが良いですね。
もし何か質問や疑問がある場合は「賃金の内訳についてお尋ねしたいことがある」と伝えて確認しておくと、不安を解消できるので遠慮なく質問しましょう。
つねに募集していないか確認する
保育業界は人手不足かつ人材難であることから、数多くの求人が出回っています。その中でも注意したいのは、いつも求人募集を掲載している保育園ですね。いつも募集をしている場合は「離職率が高く、つねに人手不足」である可能性が高いと判断して良いでしょう。
これは異業種へ転職する際にも同じことが言えます。転職サイト(求人サイト)や企業の公式HPの求人募集に1年中求人を掲載しているところは、入社しても定着せずに辞めてしまい、つねに人材募集していることが考えられます。
しかしながら、これは長期間に渡って転職活動をしている人でないと気づくのがなかなか難しいと思います。だからこそ定期的に求人票を確認する必要があると言えますね。
末永
とはいえ、ブラック求人を見抜くのは難しいことだと思います。ですので、ブラック求人以外で自分の経験やスキルに見合った求人を紹介してもらえる転職エージェントを利用するのがおすすめです。
気になる求人を自分で見つけたときも、キャリアアドバイザーに確認をしてもらってブラック企業であるのか判断してもらえるので、初めての転職でも安心して進められますよ。
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転職エージェントを利用する
保育士は毎日こなす業務量が多く、自分の時間はもちろん転職活動に割く時間を確保することも難しいと思います。そんなときは無料で活用できる転職エージェントをうまく利用するのがおすすめですね。
転職エージェントにはキャリアアドバイザーが在籍しており、さまざまな業界や職種に精通しているため、求人情報などでは知り得ない詳細な情報も把握しているのが大きな魅力です。だからこそ、気になる保育園や企業について詳しい情報を転職する前に知ることができます。
大手人材紹介会社のリクルートエージェント・doda・マイナビエージェントなら保有している求人数も豊富であり支援実績も多数あるので、初めての転職する保育士や異業種に転職したい保育士も大きな安心感がありますね。
末永
末永
もちろん保育士に強い転職エージェントも無料で利用できるので、まずは相談だけしてみるという使い方もアリですね。
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保育士の転職失敗によくある質問
別の保育園や保育施設に転職を検討している保育士の人や、異業種へ転職を希望している保育士の人によくある悩みや質問を、以下に2つ挙げてみました。
疑問や質問にお答えしていきますので、転職失敗したくないと考えている保育士の人はぜひ参考にしてくださいね。
避けたほうが良い保育園の特徴は?
転職者
短期離職したくないので、避けたほうが良い保育園の特徴があれば教えて頂きたいです。
末永
家族経営の保育園は避けたほうが良いと言えますね。というのも、家族や親族が役職を占めていることが多く、役職を引き継ぐのも家族や親族であるケースが多いからです。
そのため、キャリアアップすることが難しいんですね。また、保育士経験がない園長が多い傾向にあるのも懸念点として挙げられます。
末永
他にも、園に飾られている装飾がたくさんあったり、時間がかかりそうな手作りの装飾が多かったりする場合は、サービス残業が当たり前になっている可能性があるので、注意したほうが良いと言えるでしょう。
異業種への転職は失敗しやすい?
転職者
保育士から異業種に転職する場合は、失敗しやすいのでしょうか?
末永
保育士から異業種への転職難易度はやや高めだと言えます。なぜなら、異業種への転職は基本的に未経験からのチャレンジになるからです。
そのため、事前に求人票をしっかりと調べた上で仕事内容から自分に不足している部分を見つけ出し、しっかりとアピールできないと失敗してしまう可能性がありますね。
末永
とはいえ、自分に不足している部分をどのように補えば良いのか考えるのは大変なので、面接対策をしてもらえる転職エージェントに頼ってみましょう。
自分に合った求人をいくつか提案してもらえるだけではなく、志望動機や自己PRも一緒に考えてもらえるので、転職失敗したくない保育士にとって頼もしい存在になってくれますよ。
保育士から異業種への転職を検討していて失敗したくない人は、異業種へ転職する際に評価されるポイントなどを解説している以下の記事も、合わせて参考にしてみてくださいね。
保育士のお仕事・転職に役立つ関連記事
保育士を辞めることを検討している人や保育士の仕事にまつわる記事を集めました。
保育士を続ける転職をする人も、保育士から違う仕事へ異業種転職を目指す人も、気になる記事を読んでみてください。
求人票に記載されている月収の計算方法は正しいものですが、自分の月収がどの程度になるのかわかりにくいですよね。
ですので、月収が高くなるだろうとは考えずに、最低月収からスタートする可能性もあると思ったほうが良いでしょう。