【保育士向け】有利になる職務経歴書の書き方を例文付きでプロが徹底解説

【保育士向け】有利になる職務経歴書の書き方を例文付きでプロが徹底解説

    本記事では、保育士が転職する際に必要になる職務経歴書の書き方について、フォーマットや具体的な例文を用いて紹介しています。

    また、採用担当者が見ているポイントや選考に役立つ職務経歴書の作成方法と意識するポイントまで徹底解説します。

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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保育士の転職で必須の職務経歴書とは

職務経歴書とは、保育士としてのこれまでの職務経歴や業務経験、スキル、実績などをまとめた書類で、転職活動の中で求人に応募する際に必要な書類になります。

採用担当者は、求人に応募してきた求職者のプロフィールや志望動機・職務経歴を参考に、書類選考の結果を判断するため、職務経歴書の内容は選考結果に大きく影響する重要な書類となっています。

また、面接でも履歴書と職務経歴書を参考にして「今までどんなことをしてきたのか」「どんな価値観や考え方、保育観を持っているのか」「応募意欲はどれくらいなのか」といった情報を確認するための質問をすることが多いです。

そのため、保育士の転職で選考を少しでも有利に進めるためにも、職務経歴書は具体的でわかりやすく作ることが重要です。

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職務経歴書では採用担当者が「具体的な話を聞いてみたい」と興味を持ってもらえるように作成することが大切です。


ですが、職務経歴書を作るのが初めての保育士やちゃんと作れているか自信がない保育士は、転職エージェントでプロに相談して添削してもらうと、より良い職務経歴書を作ることができますよ。

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履歴書と職務経歴書の違い

転職が初めての保育士の中には「履歴書と職務経歴書の何が違うの?」と疑問に感じる人もいるかもしれませんが、履歴書と職務経歴書ではそれぞれ用途が異なります。

履歴書は応募者の個人情報を確認するための書類で、職務経歴書は応募者の職務経歴や業務経験、スキル、実績などを確認するための書類です。

また、履歴書は氏名・住所・連絡先・学歴・職歴・資格・志望動機・簡易的な希望条件を記載するケースが多く、職務経歴書では具体的な業務経歴や経験を記載していきます。

そのため、履歴書は基本情報を確認するための書類、職務経歴書は職務経歴をはじめとした詳細情報を確認する書類と認識しておくと良いですよ。

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履歴書の書き方は、業界関係なく統一されていることが多いので、基本的な履歴書の書き方について詳しく知りたい保育士は、以下の記事も参考にしてみてください。

【フォーマット】保育士向けの職務経歴書

保育士が転職をする際には、履歴書や職務経歴書を作成して、選考に臨む必要がありますが、実際に転職活動を進める際に「どうやって作ればいいのかがわからない」という人もいると思います。

そこで、本項では保育士向けの職務経歴書のフォーマットを参考に、職務経歴書にどのような項目を入れる必要があるのかについて、お伝えしていくので参考にしてみてくださいね。

保育士 職務経歴書 フォーマット

①日付・氏名
 日付は作成日ではなく提出予定日を記載

②職務要約
 今までの職務経歴を200〜300文字で要約

③経歴要約
 在籍期間と会社名を時系列に沿って記載

④経歴詳細
 会社名・規模・役割・業務経験・実績を記載

⑤保有資格
 時系列に沿って保有資格を正式名称で記載

⑥得意分野・スキル
 得意分野とスキルについて簡潔に記載

⑦自己PR
 応募先にアピールしたい内容を記載

職務経歴書では、基本的に上記のフォーマットのように「日付・氏名」「職務要約」「経歴要約」「経歴詳細」「保有資格」「得意分野・スキル」「自己PR」の7項目を入れておけば問題はありません。

また、日付・氏名・職務要約は順番通りに記載するのが良いですが、職務経歴書には特定のフォーマットはないため、アピールしたいことや重要度の高い内容を上に持ってくる形で作成しても良いですよ。

その他にも、A4サイズで1ページから2ページを目安にまとめると、採用担当者も目を通しやすいので、具体的に書きつつ、要点を絞って必要な情報を的確に伝えられるように意識しましょう。

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転職回数や職務経験が増えると経歴詳細の内容も増えるため、経歴が多い場合には無理に2枚にまとめる必要はありません。


ですが、アピールしようと情報量を増やしすぎても読みづらくなってしまうため、具体的で読みやすいかを意識すると良いですよ。

【項目別】保育士向けの職務経歴書作成のポイント・注意点

前述では、職務経歴書のフォーマットと必要な項目についてお伝えしました。ここからは実際に保育士が職務経歴書を作る上でどのようなことを意識すればいいのか紹介していきます。

本項では、保育士向けの職務経歴書を参考に、具体的なポイントや注意点もお伝えしていくので、職務経歴書作成の参考にしてみてください。

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自己PR|貢献できることや採用メリットを中心にアピール」の最後に完成形の職務経歴書を載せておくので、文章だけだとイメージしづらい保育士はチェックしてみてください。

日付・氏名|履歴書ではないので住所や連絡先は不要

履歴書には住所・氏名・生年月日・連絡先まで記載しますが、職務経歴書では特に指定がなければ「①日付・氏名」では、職務経歴書の提出予定日と氏名を記載すれば問題はありません。

もちろん住所や連絡先まで書いても問題はありませんが、転職エージェントでは応募先と採用担当者でサービスを介さないやり取りが発生しないように、個人情報を伏せるケースもあるため、初めから入れないほうが訂正の手間は省けますよ。

また、住所や連絡先などの個人情報を入れる場合には、不特定多数の企業に情報が公開されないように転職エージェントでも職務経歴書の取り扱いを確認したり、紛失しないように細心の注意を払って管理しましょう。

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転職エージェントでは、稀に採用担当が応募者の連絡先を把握した後に選考を落ちたことにして、後日個別で連絡を取って内定を出し、仲介手数料の支払いを避ける会社もあります。


ですが、応募者本人に悪気がなくても応じてしまうと、転職エージェントではブラックリスト入りして、今後求人紹介をしてもらえなくなるので注意が必要です。

職務要約|経歴・役割・経験を簡潔に記載

職務要約では「どんな職場で」「何年間」「どのような役割で」「何をしてきて」「どんな経験を積んできたのか」を簡潔にまとめていくことが大切です。

例文|職務要約

 保育系の福祉大学を卒業してから、2つの保育園で働いてきて、主に4歳児〜6歳児クラスの担当をしてきました。


 また、〇〇保育園ではクラスリーダーとして、子供により有意義な経験をしてもらうためには何が必要なのか、保育士が働きやすい環境はどうやって作っていけばいいのかを意識して仕事に取り組んできました。


 そして、今回の転職では今までの保育園ではモンテッソーリ教育に力を入れていたので、今後はシュタイナー教育に力を入れている保育園で働いて、保育士としての知見を広げていきたいと考えています。

また「どんなことを意識していたのか」「今後の転職ではどんなことを重視しているのか」など、仕事への取り組みや将来のキャリアの希望についても書いておくとアピールにつながりますよ。

文章量は200〜300文字(3〜4行)程度で、数値やポジションなどのわかりやすい情報を簡潔にまとめると、見やすい職務要約になるので意識してみてください。

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職務要約は、採用担当者の目につきやすい情報なので、興味を持ってもらえるように、わかりやすさだけではなく、印象に残るかどうかも意識すると良いですね。


また、アピールしようと職務要約で詳しく説明しようとする人もいますが、詳細は経歴詳細で説明できるので、職務要約ではどんな仕事をしてきたのかを簡潔にまとめましょう。

経歴要約|時系列に沿って抜け漏れなく記載

経歴要約は、最終学歴と今まで働いてきた職場の在籍期間・会社名を正式名称で時系列に沿って記載していきます。

例文|経歴要約

・20xx年xx月〜20xx年xx月
 〇〇大学 社会福祉系学部 子ども学科 卒業

・20xx年xx月〜20xx年xx月
 社会福祉法人〇〇 〇〇保育園

・20xx年xx月〜現在
 株式会社〇〇 〇〇保育園

経歴に関しては、最終学歴後にバイトをしていた場合や副業をした場合にはできる限り記載することが大切です。

もちろん保育士と関連性の薄い経歴であれば書かなくても問題はありませんが、現在進行形で副業をしているのであれば採用の判断にも影響するため記載しておいたほうが良いですね。

また、過去の経歴で短期離職したことがあり、転職に不利になるから書きたくない場合でも、社会保険履歴や雇用保険履歴で過去の経歴はバレますし、短期離職したことを隠すと経歴詐称を疑われて内定取り消しや解雇のリスクがあるので注意しましょう。

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もし、経歴で記載するか悩んでいるものがあれば、保育士向け転職エージェントに相談してみると良いですよ。


転職エージェントであれば、メリットデメリットも踏まえて記載するべきかどうか、プロの視点からアドバイスがもらえるので、悩んだらまずは相談してみましょう。

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経歴詳細|できる限り具体的に記載する

経歴詳細は、いままで働いてきた経歴を詳しく記載する項目で、保育士の場合は「所属施設(会社)」「雇用形態」「施設規模」「職務内容」「クラス担当歴」「担当業務」について記載しておくと良いですね。

例文|経歴詳細①

■20xx年xx月〜20xx年xx月
 社会福祉法人〇〇 〇〇保育園
■雇用形態:正社員
■園児数:80名 職員数:23名
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■職務内容
 4歳児クラスで副担任として1年の経験を積み、次年度以降は繰り上がりで同クラスの担任をして、6歳児クラスの時には担任と並行して新人の教育担当として指導に携わりました。

 また、3年間クラスの担任・副担任として子供たちの成長を見ることができ、子供が成長する姿を見守ることができる保育士の仕事のやりがいを感じることができ、業務に関しても保育士として必要な経験や知識を身に付けることができたと感じています。

■クラス担当歴
・20xx年xx月〜20xx年xx月
 4歳児クラス(20名) 副担任

・20xx年xx月〜20xx年xx月
 5歳児クラス(21名) 担任

・20xx年xx月〜20xx年xx月
 6歳児クラス(21名) 担任

■担当業務
・年間計画の作成
・クラスの年間・月間指導計画案の作成
・日誌・連絡帳の作成
・行事の企画運営業務
・配布物の作成
・懇談会企画・報告書作成
・新人の教育指導
・園内清掃・衛生管理対応

■業務で意識していたこと
 保育士として初めてのことも多かったので、わからないことがあれば先輩に確認したり、新しいことには積極的にチャレンジするように意識して行動してきました。

 また、子供との関わりでは、年齢が上がるにつれてできることも増えたり、コミュニケーションも取れるようになってきたこともあり、できる限り一人一人の考えや意見を尊重して自主性を養えるよう意識していました。

例文|経歴詳細②

■20xx年xx月〜現在
 株式会社〇〇 〇〇保育園
■雇用形態:正社員
■園児数:200名 職員数:53名
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■職務内容
 前職で4歳児から6歳児のクラス担任・副担任として働いた経験と新人の教育に携わった経験を活かして、4歳児クラスの担任をしながら、新人教育も兼任して対応してきました。

 また、現在は4歳児クラスのリーダーとして、クラス運営方針の決定や基本計画の策定と改善対応、新人の教育体制の確立に関わる業務にも従事しています。

■クラス担当歴
・20xx年xx月〜20xx年xx月
 4歳児クラス(25名) 担任

・20xx年xx月〜20xx年xx月
 4歳児クラス(25名) 担任

・20xx年xx月〜現在
 4歳児クラス(25名) 担任(リーダー)

■担当業務
・年間計画の作成
・クラスの年間・月間指導計画案の作成
・日誌・連絡帳の作成
・行事の企画運営業務
・配布物の作成
・懇談会企画・報告書作成
・新人の教育指導・カリキュラム作成
・園内清掃・衛生管理対応

■業務で意識していたこと
 新人教育の経験を活かして、新人がつまづきやすい点やわかりづらいことに対してどのように教えていけばいいのかを常に意識しながら、自主性を尊重しながら必要に応じてフォローに入るようにしてきました。

 また、クラスリーダーとして、子供が健やかに成長できる環境づくりだけではなく、職員が働きやすい環境を作るために、コミュニケーションをとりながら、改善が必要なことがあれば積極的に意見を吸い上げて、主任に提案をして改善に勤めてきました。

経歴詳細の中で「職務内容」「業務で意識していたこと」は文章で書く項目なので、100〜300文字(2〜3行)程度で簡潔に書き「クラス担当歴」「担当業務」は一目でわかるように、箇条書きでシンプルにまとめましょう。

また、保育士の実績に当たる部分は「クラス担当」「役職」「業務経験」なので、他の応募者と差別化するためにも、できる限り具体的に情報を記載しておくと良いですよ。

そして、採用担当者の中には「どのような経験をしてきたのか」「仕事に対してどのような姿勢で取り組んでいたのか」を知りたい人もいるので「業務で意識していたこと」「仕事を通して学んだこと・身についたスキル」の項目を追加しても良いですね。

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経歴詳細は、自己PRと同様に自分のスキルをアピールできる項目なので、具体的に書くだけではなく、自分がアピールしたいことも積極的に書いていきましょう。


また、経歴詳細は書類選考でも重要な項目なので、まずは興味を持ってもらえるように、自分なりに工夫してみると良いですよ。

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ですが、アピールできるからといって情報量が多すぎると、何をアピールしたいのかわかりづらくなるので、作成したら客観的な視点で添削してみることも大切です。


添削は保育士転職のプロにしてもらうと、転職市場や採用担当者の目線の具体的なアドバイスを反映させられます。書類選考に通過しやすい職務経歴書を作りたい人は、積極的に相談してみると良いですよ。

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保有資格|資格は時系列かつ正式名称で記載

保有資格では、保育士資格や免許など、今まで取得してきた資格を時系列に沿って、正式名称で記載していきます。

例文|保有資格

・20xx年xx月
 普通自動車第一種運転免許 取得

・20xx年xx月
 TOEICListening&ReadingTest xxx点取得

・20xx年xx月
 保育士資格 取得

また、資格の項目で、取得した資格をすべて記載しようとする人もいますが、仕事と関連性の薄い資格や記載しても評価されない資格もあるため注意が必要です。

例えば、漢字検定3級や英検3級の資格をアピールされても、選考で評価されることはありません。逆に難易度の低くて関連性の薄い資格を書くと、職務経歴書の目的や意図を理解していないのではないかと思われる可能性もあります。

また、趣味に関連する資格も保育の仕事と関係性のある資格であれば良いですが、話題を作るためであれば、記載する意味はあまりないので書かなくても良いですよ。

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関連性の薄い資格でも、専門性の高い資格や取得難易度が高い資格であれば、評価されることはあるので、もし悩んだら転職エージェントで載せるべきか聞いてみると良いですよ。

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得意分野・スキル|仕事に関連することを中心にアピール

得意分野・スキルは、人によって内容が変わりますが、保育士として働くのであれば、専門分野の知識や音楽・造形に関するスキル、仕事に役立つスキルを中心に記載していくと良いですね。

例文|得意分野・スキル

・ピアノ
 6歳〜12歳までピアノ教室に通っていて、今でも時間のある時は触るように心がけています。

・英会話
 TOEICでxxx点取得しており、実際に短期留学で海外へ渡航した経験もあります。

・PCスキル
 Word・Excel・PowerPointを用いた資料作成や事務作業が可能です。

上記以外にも、仕事に関連する得意分野・スキルであれば、職務分野別リーダーの研修に関連する分野を書くのも良いですし、子供と接する上で役に立ちそうなことについて書くのもおすすめです。

逆に、得意分野・スキルでプライベートの趣味や特技について書く人もいますが、新卒のように話す内容が少ないケース以外では、仕事に関連性のないものは避けたほうが良いですね。

自己PR|貢献できることや採用メリットを中心にアピール

自己PRは、職務経歴書の中でも自分のことをアピールできる項目であり、志望動機と同じく書類選考で合否を判断するための重要な項目となります。

例文|自己PR

 子供が好きな気持ちで保育士を目指しましたが、今ではこれからの社会を担う子供の情操教育に携わることができる保育士の仕事にやりがいを感じていて「子供にとって最善の関わりができる保育士」を目指して、様々な知識や経験を積んできました。


 そして、実務面でも4歳児クラスから6歳児クラスまで繰り上げで保育をした経験もあり、現職でもクラスリーダーや新人教育に携わっているため、教育体制の確立から教育研修の実施、クラスの課題の洗い出しや改善方法の策定まで、様々な場面で貢献ができると考えています。

自己PRも文字数は200〜300文字程度で簡潔にまとめていきますが、自己PRではアピールしたいことをある程度絞った上で「保育への姿勢や保育観」「経験や実績の中でアピールしたいこと」「具体的にどのような貢献ができるのか」を伝えていきます。

自己PRの内容は応募先によって内容を変えていくのが効果的ですが、いくつか自分の中でアピールしたいことを整理して、採用メリットを感じてもらえるような内容にすることが大切です。

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ここまで、職務経歴書の各項目で意識するポイントを紹介してきましたが、完成形がどのような形になるのかも共有しておきますね。

保育士 職務経歴書 1ページ目 保育士 職務経歴書 2ページ目

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職務経歴書は、基本的に上記の画像のような形で作れば問題はないので、フォーマットに悩んでいる保育士は参考にしてみてください。


また、作成した職務経歴書はプロに添削してもらうことで、選考の通過率を上げることにもつながるので、完成したらチェックしてもらうと良いですよ。

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【必見】採用担当が職務経歴書で見ているポイント

保育士が職務経歴書を作成する上で、採用担当者がどのような点を見ているのか把握することは、選考の通過率を上げるためには大切ですが、実際に採用担当者はどのようなことを確認しているのでしょうか?

採用担当が職務経歴書で見ているポイント

  • 応募条件や選考基準を満たしているか
  • 経歴や文章を見る限りで問題がないか
  • どのような経験をしてきたのか
  • どのような貢献をしてくれるのか
  • 採用するメリットがありそうか
  • 求める人物像にマッチしているか
  • 求職者の応募意欲はどれくらいなのか
  • 経歴を見て興味を持てるかどうか

採用担当者は職務経歴書で上記のことについて確認していることが多いので、職務経歴書を作成する時には、採用担当者の目線で必要な情報が網羅されているかを意識しておくことが大切です。

特に、職務経歴書では、経歴や経験を見て「興味を持てる部分があるかどうか」だけではなく「保育士としてどの程度の能力があるのか」「懸念する要素はないか」も見ているので、職務経歴書を作成する時には意識して見直していくと良いですよ。

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採用担当者が見ているポイントを意識して職務経歴書を作るのが大変だと感じる人もいますが、もし作成した経歴書の内容に自信がないなら、転職のプロに添削してもらいましょう。


特に、保育士転職のプロであれば採用担当者がどのような視点で職務経歴書を見ているのかも把握していますし、具体的なアドバイスもしてくれるので、積極的に活用していくと良いですよ。

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【チェック表】職務経歴作成後のチェックポイント

職務経歴書を作成した後には、内容に問題がないかどうかチェックが必要になりますが、具体的にどのような点を確認すればいいのでしょうか?

本項では、職務経歴書作成後のチェックポイントについて共有するので、参考にしてみてくださいね。

職務経歴作成後のチェックポイント

 誤字脱字はないか
 フォントや文字サイズが適切か
 元号や西暦は統一されているか
 会社名や資格名は正式名称か
 職務経歴が一目でわかるか
 アピールしたい内容が伝わるか
 まわりくどい表現はないか
 ネガティブな表現はないか
 文章の語尾は統一されているか
 書類を見た時に読む気になるか
 採用担当者が知りたい情報があるか
 履歴書との矛盾はないかどうか

上記以外にも、細かく分類すればチェックしておいたほうが良い点はありますが、基本的に誤字脱字がないか、語尾の統一がされているか、まわりくどい表現がないかどうかを中心に確認していきましょう。

また、正式名称で記載ができていなかったり、ネガティブな表現が入っていると、マイナス評価を受けることもあるので注意が必要です。

そして、職務経歴書では客観的に見て魅力を感じるかどうかが大切なので、書類全体の見た目や採用担当者が知りたいと感じる情報が入ってるかどうかも一緒にチェックしておきましょう。

【知っておきたい】選考に役立つ職務経歴書を作り方と意識するポイント

ここまで、保育士向けの職務経歴書の具体的な書き方やチェックポイントをお伝えしました。実は職務経歴書を作成するときには、情報を整理するだけではなく、選考を意識した職務経歴書を作成することが大切です。

そこで、本項では選考で役立つ職務経歴書の作り方と意識するポイントについて解説していくので、参考にしてみてくださいね。

職務経歴書は手書きよりもパソコンがおすすめ

職務経歴書を作成する際に「手書き」と「パソコン」のどちらで作れば良いのか迷う保育士もいるかもしれませんが、職務経歴書はパソコンのほうが簡単に作成できてメリットも多いです。

というのも、パソコンだとデータ媒体で管理ができるので修正も簡単ですし、転職サービスで職務経歴書をアップロードするときにもすぐに対応でき、必要に応じてメールでデータを送ることもできます。

そのため、職務経歴書を作成するときにはパソコンで作成して、もしパソコンがない場合にはスマホで作成すると良いですよ。

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パソコンやスマホで職務経歴書を作成する場合には、Googleアカウントがあれば利用できるGoogleドキュメントやGoogleスプレットシートがおすすめです。


また、転職サービスによってはフォーマットをダウンロードできますし、職務経歴書を簡単に作成できるツールもあるため、使いやすいものを使いましょう。

履歴書の内容と矛盾が生じないようにすること

保育士が職務経歴書を作成するときには、履歴書の内容と矛盾が生じないように、一貫性を持たせた内容に調整することが大切です。

履歴書では基本的に志望動機を記載することが多いですが、様式によっては自己PRや特技・スキルについて記載することもあります。

そのため、履歴書と職務経歴書で書いている内容やアピールする内容に大きな違いがあったり、別々のことを書いてしまうと、採用担当者もどの情報を参考にすれば良いのか迷うので注意しましょう。

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履歴書と職務経歴書で違うことについてアピールする方法もありますが、それぞれで内容を変える場合は1度プロに相談をしたほうが良いですよ。


また、相談するのであれば、保育士の転職に精通したキャリアアドバイザーが在籍しているサービスが良いので、保育士ワーカー保育士人材バンクマイナビ保育士を活用していきましょう。

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職務経歴書は興味を持ってもらうことが大切

職務経歴書を作成するときに、自分が伝えたいことをアピールするのは大切ですが、自分がアピールしたいことが採用担当者にとって知りたい情報とは限らないため注意が必要です。

特に、自己PRでは自分が得意なことやできることを中心に書くのは良いですが、面接官が知りたいのは「具体的にどのような貢献をしてくれるのか」「どれだけ意欲があるのか」であることも多いです。

そのため、保育士が職務経歴書を作成するときには、自分が伝えたい内容だけではなく、採用担当者が興味を持ちやすい内容や採用メリットに関する内容も入れるように意識すると、選考の通過率が上がりますよ。

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転職エージェントを利用して求人を探す場合には、応募前にどのような人を求めているのか確認したり、どんな内容にすれば良いのかの相談もできます。


もし、応募意欲が高い職場の場合には、応募前から情報収集をして、応募先の採用担当者に興味を持ってもらいやすい職務経歴書にすることも選考を有利に進めるためのコツになります。

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面接官が質問しやい内容かどうかも意識する

保育士の書類選考では職務経歴書は「興味を持ってもらえるかどうか」「直接会って話してみたいと思ってもらえるか」が重要ですが、面接を見越している場合には面接官が質問しやすいように意識して作り込んでいくことも大切です。

保育士の面接では、採用担当者が対応してくれるケースもあれば、主任や園長が直接面接してくれることもありますが、職務経歴書を見たときに気づきやすいように太字にしたり、面接のためにさわりだけ書いて質問で深掘りしやすくするのも良いですね。

もちろん、面接ではよく質問される内容もあるのですが、面接官も確認したいことをその場で考えることもあるので、面接官の立場になって質問してもらいやすいように作り込むと、面接対策もしやすくなるのでおすすめです。

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職務経歴書で面接官に質問してもらいやすいように工夫するのは難しいですが、上手くできれば意図的にアピールする機会を作ることができます。


そのため、もし面接の時にアピールしたいことがある場合には、どうすれば質問してもらいやすくなるのかをプロに相談してみるのもおすすめですよ。

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職務経歴書が完成したら転職エージェントで添削してもらおう

本記事では、保育士が転職する際に、どのように職務経歴書を作れば良いのか、採用担当者が職務経歴書でどのようなポイントを見ているのかについて紹介しましたが、もし職務経歴書の内容に自信がない人は、プロに相談してみるのがおすすめです。

特に、保育士ワーカー保育士人材バンクマイナビ保育士といった、保育士転職の支援実績が豊富な転職エージェントでは、保育士経験者や保育士の転職に精通したキャリアアドバイザーも在籍しているので、具体的な相談もできます。

また、転職エージェントを活用すれば、応募前に求人には載っていない情報を教えてもらえることもありますし、面接でよくされる質問を事前に教えてくれることもあるので面接対策もしやすくなります。

そのため、保育士が転職をする際には職務経歴書を作成したら、プロ目線で添削をしてもらい、選考の通過率を少しでも上げるために、しっかりと作り込んで転職活動を進めていきましょう。

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保育士の職務経歴書作成でよくある質問

最後に、保育士が職務経歴書を作成するときによくある質問について紹介していきますね。

もし、職務経歴書を作るときに疑問に感じることがあれば、ぜひチェックしてみてください。

手書きとパソコンどちらのほうが良いですか

人物 保育士

職務経歴書は手書きとパソコンならどちらのほうが良いですか?

転職エージェント末永 末永

職務経歴書は基本的にパソコンやスマホで作成するのがおすすめです。


もちろん、手書きでも良いのですが、正直負担が大きいので、修正も簡単でデータで管理できる媒体で作成したほうが良いですよ。

職務経歴書のサイズやページ数は決まっていますか

人物 保育士

職務経歴書のサイズやページ数は決まっていますか?

転職エージェント末永 末永

職務経歴書を作る際には、A4サイズで2ページを目安に作成しましょう。


また、職務経歴が多い保育士であれば3枚や4枚になることも多いので、無理に2ページに収めなくても問題はありませんよ。

職務経歴は古い経歴と新しい経歴どちらから書けばいいですか

人物 保育士

職務経歴は古い経歴と新しい経歴どちらから書けばいいですか?

転職エージェント末永 末永

職務経歴書は基本的に古い順(編年体式)で書くことが多いですが、経歴詳細に関しては新しい順(逆編年体式)で書く保育士も多いです。


実際に、経歴が多い場合には新しい経歴から見たいと考える採用担当者も多いので、自分なりに見やすい形で問題ありませんよ。

職務経歴を全て書く必要はありますか

人物 保育士

職務経歴を全て書く必要はありますか?

転職エージェント末永 末永

基本的に保育に関連する仕事や雇用契約が発生したものについては記載しておいたほうが良いですね。


また、短期間で辞めてしまって転職に不利になるから載せない場合や、所属期間をいじってしまうと経歴詐称になる可能性もあるので注意が必要です。

パートやアルバイトの保育士経験も書いたほうがいいですか

人物 保育士

パートやアルバイトの保育士経験も書いたほうがいいですか?

転職エージェント末永 末永

パートやアルバイトでも、保育士に関する業務経験として評価の対象にはなるので、できる限り記載した方が良いですね。

職務経歴書はいらないと言われても作っておいた方がいいですか

人物 保育士

応募した保育園で職務経歴書はいらないと言われても作っておいたほうがいいですか?

転職エージェント末永 末永

履歴書や職務経歴書はいらないと言われても、基本的に転職活動の中で必要になるので、作成したほうが良いですね。


また、作成してみることで面接対策にも活用できるので、不要と言われても自分のために作っておきましょう。

職務経歴書に書かない方がいいことはありますか

人物 保育士

職務経歴書に書かないほうがいいことはありますか?

転職エージェント末永 末永

「保育の仕事に関連のない趣味や特技に関すること」「職場の愚痴や不満」「年収や待遇に関する具体的な希望」は、職務経歴書に書くのは避けたほうが良いですね。


もちろん、希望条件は転職活動では必要になりますし、退職理由も面接では聞かれることは多いですが、面接のように補足できない状況ではネガティブな印象を与えかねないので、できる限り書かないほうが良いですよ。

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