ワークポートのオンラインセミナーは求職活動実績になる?セミナーの受け方・注意点を紹介
ワークポートのオンラインセミナーに参加するだけで、求職活動実績を得ることはできます。ただし、求職活動実績を得る際にはいくつか注意点もあるので、そちらも合わせて解説していきます。
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ワークポートのオンラインセミナーは求職活動実績にできるのか?
ワークポートは人材紹介20年以上の実績を持ち、全国47都道府県の拠点で「直接会って相談できる」を強みとする転職エージェントです。
豊富な転職支援実績・転職ノウハウを活かし、求職者は無料で参加できるオンラインセミナーを開催しています。
もちろん、ワークポートのオンラインセミナーはハローワークでの失業認定に必要な「求職活動実績」として申請することが可能です。
ただし、ワークポートのオンラインセミナーを受講しても受講証明書は発行されません。受講の証跡となるように申込受付のメールを保存したり、セミナー内容のメモを残したりして、証拠を残しておきましょう。
求職活動実績とは何か
求職活動実績とは、失業・休業した際に受け取れる雇用保険(失業保険)金を受給するために必要な、「客観的に確認することができる仕事探しの実績」です。
雇用保険(失業保険)を受け取るためには、次の仕事への労働意欲を示す必要があるため、求職活動をしている証拠として求職活動実績が求められます。
厚生労働省では求職活動実績として以下を定めており、認定対象期間中に求職活動実績として認められる活動を、原則として最低2回以上行うことが必要です。
ハローワーク 求職活動について
- ①求人への応募
- ②ハローワーク等が行う職業相談、職業紹介、各種講習・セミナーの受講等
- ③許可・届出のある民間事業者(民間職業紹介事業者、労働派遣事業者)が行う職業相談、職業紹介、各種講習・セミナーの受講等
- ④公的機関(地方自治体、独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構、求人情報提供会社、新聞社等)が行う職業相談、各種講習・セミナー、個別相談が出来る企業説明会等の受講、参加等
- ⑤再就職に資する各種国家試験、検定等の資格試験の受験等
ワークポートのオンラインセミナーは、上記の3つ目の条件に該当します。求職活動実績を申請する際は、ハローワーク以外の活動になるので、失業認定申告書に活動内容を記載しましょう。
なお、ワークポート以外にも転職エージェントは独自のオンラインセミナーを開催しています。
たとえば、大手転職エージェントのリクルートエージェントやdodaもオンラインセミナーを開催しており、多種多様なセミナーを無料で受講することができます。
どちらも開催されているオンラインセミナー数が多く、アーカイブとして残っている期間も長いので、自分の都合の良いタイミングでセミナーを受講できるのが魅力ですね。
リクルートエージェントやdodaのオンラインセミナーで求職活動実績を得る方法について、詳しくは以下の記事でそれぞれ詳しく解説しています。求職活動実績を作りたい人は、ぜひ参考にしてください。
ワークポートのオンラインセミナーを求職活動実績にするための流れ
ワークポートのオンラインセミナーを受講し、求職実績として利用するまでの流れを順を追って紹介します。
ワークポートに会員登録する
ワークポートのオンラインセミナーを受講するには会員登録が必要です。どのようなオンラインセミナーがあるかは会員登録なしでも確認できますが、セミナー受講の申込はできません。
会員登録がまだの場合は、事前に会員登録を済ませておくか、セミナーの申込画面でフォームに以下のような情報を入力すると、会員登録・セミナー申込を同時に行えます。
会員登録&オンラインセミナー受講に必要な情報
- 名前(漢字、カナ)
- 生年月日
- メールアドレス
- 会員登録ログインパスワード
会員登録を行うとオンラインセミナーの受講以外にも、求人紹介、応募書類の添削・アドバイス、面接対策、応募企業への推薦状作成などの転職支援サービスが受けられますよ。
オンラインセミナーの予約・参加
会員登録が完了したら、ワークポートのwebサイトから「お役立ち情報>転職セミナー情報」と進み、受講したいセミナーを探しましょう。
スキルアップ・転職情報収集に役立つセミナーのほか、人気企業の説明会、選考会、合同説明会なども用意されています。
求職活動実績を得るための条件は「 許可・届出のある民間事業者(民間職業紹介事業者、労働派遣事業者)が行う職業相談、職業紹介、各種講習・セミナーの受講等」なので、どのセミナーを受けても問題はありません。
気になるセミナーは積極的に受講してみましょう。
ワークポートのオンラインセミナーを求職活動実績にする際の注意点
ワークポートのオンラインセミナーは参加するだけで求職活動実績とすることができますが、注意するべき点もあります。
ワークポートのオンラインセミナーを求職活動実績にする際の注意点
申込受付メール・受講メモなどオンラインセミナーに参加した記録を残しておく
ワークポートからの連絡が届くようになる
ワークポートではオンラインセミナーに参加した人に対して、参加証明書を発行していません。
一般的にはハローワークからセミナーの参加証明を求められることはあまりありませんが、いつでも提出できるように参加した証拠を残しておくと良いですね。そのため、セミナーへの申込受付メールやセミナー内容のメモを保管しておくことをおすすめしています。
また、ワークポートは転職エージェントなので、会員登録をすると面談の誘いや求人紹介のメールが頻繁に届くようになります。
必ずしも返信や対応をしなくても問題ありませんが、受信するメールの多さにストレスを感じる人も多いですね。
とはいえ、転職エージェントは転職のプロとして求職者の転職活動を強力にバックアップする頼もしい存在です。
本気で転職を考えているのであれば、オンラインセミナーの受講だけでなく転職エージェントのサービス利用も前向きに検討しましょう。
ワークポートのオンラインセミナーの紹介
2025年5月時点で、ワークポートの公式サイトで公開されているセミナー情報を紹介します。
セミナー名 | 転職コンシェルジュが教える面接対策セミナー【基礎講座】 |
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開催日時 | 2025/5/20(火)20:00~21:00 |
開催場所 | オンライン(マイクやカメラはオフでも可) |
主催者 | ワークポート |
対象者 | 面接対策の基礎が知りたい方 |
参加費 | 無料 |
セミナー概要 | 採用面接の基礎知識・心構え、転職理由と志望動機の基本ポイント |
スケジュール | ■セミナー(45分~50分) 面接における不通過パターン 中途採用/面接官の目線を正しく理解する 事前準備のメリット 転職理由、志望動機のポイント ■質疑応答(10分~15分) |
転職活動を開始したものの、「面接に向けてどのような準備をするべきか分からない」「一次面接を通過できずに苦労している」といった人向けの内容で、採用面接に関する基礎知識をしっかりと習得できる内容ですね。
また、ワークポートでは各企業のWeb会社説明会&選考会も実施されています。
オンラインで気軽に参加できるうえに、気になる企業はそのまま選考に進むことも可能なので、スピーディーに転職活動できるのも魅力ですね。
ワークポートのオンラインセミナーに参加するメリット
ワークポートのオンラインセミナーに参加するメリットは多くあります。たとえば、以下のようなメリットがあげられますね。
ワークポートのオンラインセミナーに参加するメリット
- 転職活動の進め方・具体的なノウハウを学べる
- 自宅から手軽に参加できる
- 最新の転職市場情報を得られる
- 質問タイムや個別相談で直接アドバイスが受けられる
- 参加者限定の非公開求人が紹介されることもある
- 他の参加者との交流で新たな視点や情報を知れる
PCやスマートフォンから手軽に参加できるのはもちろん、ワークポートの豊富なノウハウを教えてもらえるので、有意義なセミナーですね。
もちろん、ワークポートのオンラインセミナーは受けるだけで求職活動実績として利用することが可能ですよ。
なお、ワークポートのオンラインセミナーは開催日時が予め決められており、セミナー受講のために自分の予定を合わせる必要があります。
より手軽にオンラインセミナーを受講したいなら、アーカイブでいつでもセミナーが閲覧できるリクルートエージェントや、dodaのオンラインセミナーがおすすめです。
それぞれ豊富なセミナー種類が用意されているのと、いつでも・どこでも自分の都合に合わせて、より手軽にオンラインセミナーを受講できます。
ワークポートと併せて利用するのも良いですね。
おすすめの大手総合型転職エージェント
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失業認定申告書の書き方・提出方法
ハローワーク以外で相談をした場合や自分で求人に応募した場合は、失業認定申告書を自分で用意したうえで、ハローワークへの提出が必要です。
ここでは、失業認定申告書の書き方と提出方法について詳しく解説していきます。
失業認定申告書の書き方
失業認定申告書は厚生労働省が配布しているフォーマットに従って記入します。
ワークポートのオンラインセミナーに参加したといった具体的な求職活動は「求職活動の内容」の欄に記入しましょう。
失業認定申告書を書く際の注意事項
黒のボールペンで記入する(フリクションなどの消せるボールペンはNG)
「就職・就労」とは4時間以上の労働、「内職・手伝い」とは4時間未満の労働を指す
「収入があった日」とは働いた日ではなく給料日のことである
申告内容を偽ると失業給付が無くなり、詐欺罪に問われる恐れもある
※が書かれている欄には何も記載しない
また、失業認定申告書に記入する提出日は、原則として失業認定日となります。
ただし、就職日の前日に来所する場合はその日になるなど留意点があるので、不明点はハローワークに提出する際に確認しましょう。
失業認定申告書の提出方法
失業認定申告書の提出方法はハローワークに直接持参するか、郵送するかを選択できます。
ただし、郵送の場合は「本人又は本人と同居の家族が高齢(概ね60歳以上)の方、基礎疾患を有する方、妊娠中の方のいずれか に該当する方のみ」とされているので、対象者かどうか事前に確認しましょう。
失業認定の受ける流れは以下の通りで、2回目以降の継続申請の場合は失業認定日までに失業認定申告書のみを提出します。
失業認定の受けるまでの流れ
- ハローワークで失業認定の申告をする
- 雇用保険受給説明会を受ける
- 失業認定日が確定される
- 失業認定日に失業認定申告書をハローワークに提出する
失業認定申告書の提出はハローワークから指定された失業認定日におこなう必要があります。期日までに忘れず提出するようにしましょう。
失業認定の際にオンラインセミナーに参加した証拠の提出を求められることは少ないですが、万が一にも提出を求められたときのために準備しておくと良いですね。