失業保険を得るために求職活動するふりはNG?実績の簡単な作り方も徹底解説
ハローワークの失業保険は求職活動のふりでも受給することは可能です。受け取る条件や受給額をはじめ、注意点や簡単な実績の作り方を転職のプロ目線で解説します。
また、失業手当をもらうメリット・デメリット、アルバイトでももらえるのかどうかまで網羅していきますので、一緒に見ていきましょう。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
求職活動のふりをするにはオンラインセミナーが早い
失業保険を受給することを目的に求職活動のふりをするなら、リクルートエージェントのオンラインセミナーへの参加がおすすめです。
また、長期間に渡ってセミナーのアーカイブ動画が視聴できるので、2回目の求職活動実績作りの際など、好きなタイミングで受講できるのも嬉しいポイントです。
リクルートエージェントのオンラインセミナーに関するさらに詳しい情報に関しては、以下の記事を参考にしてください。
「求職活動のふり」には2種類ある!セーフとアウトの考え方とは
結論から伝えると、失業保険は求職活動のふりをしていても受け取ることが可能です。
ただし、ふりであれば何でもよいというわけではありません。例えば、実際に求職活動していないのに、求職活動をしたと虚偽報告した場合は、失業保険を受け取るどころか、罰を受けてしまう可能性すらあります。
大切なのはセーフとアウトの考え方をしっかりと理解しておくことです。
この順番でそれぞれを掘り下げて解説しますので、一緒に確認していきましょう。
問題のない求職活動のふり
求職活動というと面接への参加など重いイメージもありますが、以下のように一見して求職活動には見えないようなものも実績として認められると考えてください。
- ハローワークでの職業相談
- 企業への応募書類提出
- 説明会やセミナー受講
実際にすぐに仕事を探す意思がなくても、上記に当てはまる求職活動により失業保険を受け取ることができます。
ハローワーク側からすると、本当に就業意思があるかまでは確認することはできないので、行動さえすれば求職活動として認められます。
しかし、失業保険は求人活動のための給付制度なので、たとえ「ふり」だとしても機会があれば就職するという前提のもとで行動するのが大切です。
もちろん、理想は求職活動のふりをするのではなく、実際に仕事探しをすることです。すぐの就職を必ずしも目指す必要はありません。じっくり取り組む形で問題ありませんので、転職のプロに相談しながら自分にとって理想の就職先を見つけるのがベストです。
リクルートエージェントなどの総合型大手エージェントを活用すれば、幅広い業界・業種から自分に合った企業を見つけてくれますよ。
また、アドバイザーとの面談や求人応募、セミナーへの参加などで効率的に求職活動実績を積めるのも大きな魅力です。
おすすめの大手総合型転職エージェント
-
リクルートエージェント
業界No1!転職者の8割が利用する最大手の定番エージェント -
doda
顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番エージェント -
マイナビエージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の正社員求人が多数
問題となる求職活動のふり
求職活動のふりの中でも、求職活動証明書を偽造して実績を申請するのは絶対にやってはいけません。求職活動実績を申請する際には証明書を提出することになりますが、以下のような記載があると偽造と見なされます。
- エントリーしていないのに「応募した」と記載する
- 面接を受けていないのに「面接した」と記載する
- セミナー受講をしていないのに「受講した」と記載する
ハローワークの窓口で「怪しい」と判断されると、応募履歴や書類などの詳細な証拠の提出が求められます。また、応募したという企業に対しても事実確認がおこなわれるので、絶対に嘘はバレてしまいます。
最終的な労働局の審査によって虚偽だと判定されると、失業保険の返還に加えて2倍の金額を納付する罰則が下ります。
そのため、求職活動のふりの中でも嘘の申告だけは絶対にやめましょう。
そもそも求職活動実績とは何か
求職活動実績とは、仕事を探している行動を具体的に証明するためのものです。
失業保険は「職を失った人が生活に困らずに仕事を探せるための給付金」なので、仕事探しをしていない人に給付されないのが前提です。
具体的には、以下のようなアクションが求職活動実績として認められます。
- 求人への応募
- ハローワーク等が行う職業相談、職業紹介、各種講習・セミナーの受講等
- 許可・届出のある民間事業者(民間職業紹介事業者、労働派遣事業者)が行う職業相談、職業紹介、各種講習・セミナーの受講等
- 公的機関(地方自治体、独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構、求人情報提供会社、新聞社等)が行う職業相談、各種講習・セミナー、個別相談が出来る企業説明会等の受講、参加等
- 再就職に資する各種国家試験、検定等の資格試験の受験等
求職活動をしていることを書類やデータをもって証明する必要があり、証明をもって初めて求職活動実績と呼ばれるものになります。
仕事探しの基準はハローワークが定めているので、本記事を参考にして求職活動実績を作りましょう。
ハローワークやインターネットで求職活動実績を作る方法に関しては、以下の記事を参考にしてください。
求職活動のふりをして失業保険を受け取る際の注意点
求職活動するふりをして失業保険を受け取りたいと考えている人も多いと思いますが、その際にはいくつか注意したいポイントがあります。
繰り返しになりますが、重要点なので再度触れておきます。失業保険を受け取るために求職活動をするふりをする際、もっとも気をつけたいのは失業認定申告書に虚偽の内容を書かないことですね。なぜなら、不正受給することになってしまい、嘘だとバレたときにペナルティを受けることになるからです。
この件を含めて他にも求職活動をするふりをして失業保険を受け取る際の注意点を、以下の順番でそれぞれお伝えしていきたいと思います。
失業認定申告書に虚偽の情報を記載しない
求職活動のふりをして失業保険を受け取る際の注意点1つ目は、失業認定申告書に虚偽の情報を記載しないことが挙げられます。
特に多いのが、申告書に記載する実績が1つもなかったので、「バレなさそうだ」と考えて、実際には受けていないカウンセリングやセミナーを受けたと記載してしまうケースです。
求職活動したふりをして記載して失業保険を受け取ってしまうと、不正受給となり罰則を受けることになります。中には「そんな簡単にバレないのでは?」と考えている人もいると思いますが、バレる可能性が高いです。
というのも、ハローワークでは失業保険受給者の状況を定期的にチェックしているからです。他の機関とも情報共有しているからこそ、不審点などが見つかった際には調査されます。
さらに認定申告書を提出する際に、記載されている内容と口頭での説明が矛盾していると疑われてしまうケースもありますね。
他にも、転職フェアと記載した際に内容を質問されて、きちんと答えられない場合も「求職活動したふりをしているのでは?」と疑念を抱かれてしまうため注意が必要です。
就職する意思がないのに求人応募するのはNG
求職活動のふりをして失業保険を受け取る際の注意点2つ目は、就職する意思がないのに求人応募するのはNGであることが挙げられます。
転職サイトや転職エージェントを利用して求人へ応募するのは問題ありませんが、就職する意思がまったくないのに応募するのは避けましょう。なぜなら、虚偽の申告や制度の不正利用にあたる可能性があるからです。
特に、面接を辞退する際に「そもそも就職する意思があったか」確認されることが多く、答えに詰まったり、矛盾した説明になると問題となってしまうことがあります。
もちろん、求人に応募をして意図的に辞退するのもNGです。企業側も面接の時間を割いてくれているので、意図的に辞退すると迷惑をかけてしまうことになります。
失業保険を受け取りたいがために、求人に応募して辞退するというやり方で求職活動するふりはしないようにしましょう。
ただ、本当に何かやむを得ない事情からどうしても辞退しなければならない場合は、わかった時点で速やかに企業へ連絡を入れるようにしてくださいね。
どのようにして求職活動のふりがバレるのかを知っておくことが大切
求職活動のふりがバレてしまう原因を知っておき、不正受給で罰則を受けないよう注意する必要があります。バレる要因にはさまざまなものがありますが、具体的には以下のようなケースで発覚してしまいます。
- 知人や事情を知る人からの密告
- ハローワークからの電話連絡で家族がうっかり実情を話してしまう
- 求職活動証明書の不備や記載漏れ
- ハローワーク担当者のヒアリングに上手く答えられない
提出する書類に不自然な点や不備があると、窓口職員から労働局などに連絡が行き、関係企業や機関に事実確認の連絡が入れられます。事実と異なる申請が1つでも発覚してしまうと、即座に不正受給として処罰の対象になります。
知人などの密告により、虚偽申告や不正受給の調査がおこなわれて発覚するケースも見られます。
いくら完璧に偽装したと思っても意外な落とし穴を見逃していることは多いので、絶対に避けましょう。
求職活動の嘘がバレたらどうなる?
求職活動をしていないにも関わらず虚偽の申告をした場合、虚偽申告に該当します。失業保険の受給資格を失ってしまうので、仕事を見つけない限り無収入の状態が続くことになってしまいます。
さらに、受給中に虚偽申告が発覚したら、以下のように重い罰則を受けることになる点にも注意が必要です。
- 発覚日以降の失業保険が受け取れなくなる
- 受給した失業保険を全額返還
- 受給した失業保険の2倍の金額を納付
過去には不正受給によって詐欺罪で逮捕されたニュースが報道されたこともあり、前科がつくことにより就職が難しくなるケースも存在します。
ハローワーク側が怪しいと感じたら調査に乗り出すこともありますが、知人による通報で判明することもあります。
虚偽報告や不正受給はデメリットが大きすぎるため、絶対にしないでください。
失業保険に必要な求職活動実績を得る簡単な方法
失業保険を受け取るために求職活動するふりをするのは、基本的には良くありません。しかし、できればすぐ求職活動実績を作りたいと考えている人も多いと思います。
失業保険を受給するために必要な求職活動実績を得る簡単な方法としておすすめなのは、ハローワークで職業相談することですね。ハローワークまで出向くのが面倒だと感じるなら、セミナーへの参加がおすすめです。
この先では、失業保険を得るために必要な求職活動を簡単に作れる方法を、順番に紹介していきたいと思います。
求職活動実績を得る簡単な方法
ハローワークで職業相談をする
失業保険に必要な求職活動実績を得る簡単な方法1つ目は、ハローワークで職業相談をすることが挙げられます。
ハローワークまで出向いて気になる求人の業務内容や労働環境を質問して説明してもらえば、求職活動の実績として認められます。ただ、それよりももっと簡単な方法は「気になる求人の応募者数」を聞くことですね。
相談員から応募者数を教えてもらった際に、その場でその求人に応募するのではなく、一旦家に持ち帰って検討したいと伝えても求職活動として認められるので安心して大丈夫ですよ。
ハローワークの職業相談は訪問する時間帯や混雑状況によっても変わってきますが、おおむね30分〜40分程度かかることが予想されます。
そのため、事前に混雑する時間や曜日をチェックした上で余裕を持って訪問するようにしましょう。
ハローワークの職業相談をすぐ終わらせたい人は、こちらの記事で効率的な質問の仕方などについて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
オンラインセミナーや転職フェアに参加する
失業保険に必要な求職活動実績を得る簡単な方法2つ目は、オンラインセミナーや転職フェアに参加することです。というのも、許可・届出のある民間事業者がおこなうセミナー・個別相談ができる企業説明会などの受講は、求職活動としてカウントされるからです。
転職サイトや転職エージェントが提供しているオンラインセミナーや転職フェアは求職活動に含まれるので、自分の好きなタイミングで参加して実績が得られるためおすすめですよ。
オンラインセミナーや転職フェアに参加した際には、参加証明書を発行してもらえるケースが多いので、必ず発行してもらうようにしましょう。転職フェアはその当日しか発行されない場合もあるため、注意してくださいね。
中でもとくにおすすめなのは、冒頭でお伝えしたリクルートエージェントです。オンラインセミナーが充実しており、受講したのちメールで必ず参加証明書を受け取れるので、効率的に求職活動の数を稼ぐことができますよ。
また、リクルートエージェントは80万件以上と全国No.1の求人保有数を誇るので、自分に合った仕事探しがしやすいのも魅力です。
求職活動実績を作るのにおすすめの転職エージェント
-
リクルートエージェント
業界No1!専門性を高められるセミナーもあり
転職エージェントのキャリアカウンセリングを受ける
失業保険に必要な求職活動実績を得る簡単な方法3つ目は、転職エージェントのキャリアカウンセリングを受けることですね。
転職エージェントに登録すると、キャリアアドバイザーから折り返しの連絡が来て初回面談について案内されます。初回面談では、これまでの経験やスキル、希望条件などがヒアリングされ、その情報をもとに求人を紹介してもらうことになります。
もちろん、求人紹介されて納得がいかなければ応募する必要はありませんよ。また、まずは相談してみて転職エージェントを本格的に利用するかどうか検討するのもOKです。
キャリアアドバイザーは転職のプロなので、自分の経験やスキルを一緒に棚卸しして、どんな求人が自分にマッチするのか考えた上で求人選定してくれるのが魅力です。
とくにリクルートエージェントやdodaなどの大手エージェントなら丁寧なヒアリングや手厚いサポートに定評があるので、初めて利用する人でも自分が納得できる就職・転職を実現できる可能性を高められますよ。
正社員経験が少ない人なら、若手向けのサポートが充実しているエージェントを使えば内定率をグッと上げられるので、一度無料相談をしてみるのがおすすめです。
おすすめの大手総合型転職エージェント
-
リクルートエージェント
業界No1!転職者の8割が利用する最大手の定番エージェント -
doda
顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番エージェント -
マイナビエージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の正社員求人が多数
正社員経験が少ない人におすすめエージェント
-
UZUZ
平均12時間以上の手厚いサポート!高卒・既卒・フリーターからの正社員転職に強み -
ハタラクティブ
大手企業が運営している老舗の転職エージェント!未経験から挑戦できる求人多数 -
マイナビジョブ20's
未経験OKの求人が7割以上!新卒支援実績No.1のマイナビによる20代向けエージェント
なお、看護師や薬剤師といった専門職は、それぞれの業界に特化した転職エージェントを活用するのがおすすめです。
よりスムーズに求職活動を進められるケースが多くあります。
ご自身の職種に合わせた失業保険の申請方法や注意点について、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
求職活動実績は原則月2回必要!「ふり」でも大丈夫なおすすめの組み合わせ方とは
求職活動実績は原則として月2回必要となるので、「ふり」でも問題ない活動例を紹介していきます。特に多い失業保険の受給期間が90日の人に合わせて、3か月分の求職活動のおすすめの組み合わせ方を紹介します。
まず、失業保険が終了してもすぐに就職する意思がないのであれば、月2回のセミナーを3ヶ月間受け続けるのが最も簡単な方法です。
リクルートエージェントでは、オンラインで視聴できる動画セミナーが用意されているので、自宅で再生するだけで求職活動になります。なお、求職活動としてセミナーを受ける際、以下のポイントに注意してください。
- 同日のセミナーは複数回参加しても1回分
- 同じ内容のセミナーは1回分
- 参加後のお礼メールや参加証明書などを提示する必要がある
また、90日の失業保険給付の終了と同時に就職を考えているなら、3ヶ月間を以下のように過ごすのがおすすめです。
時期 | 求職活動 |
---|---|
1ヶ月目 | リクルートエージェントでカウンセリングを受け、セミナーに参加して情報収集をおこなう |
2ヶ月目 | リクルートエージェントから求人に応募しつつ、他のエージェントのカウンセリングも受ける |
3ヶ月目 | エージェントから2社以上に応募する |
このように、まずはリクルートエージェントに登録し、カウンセリングとセミナーを受けるのがスムーズです。
2か月目以降は求人応募と、他エージェントへの登録とカウンセリングを活用していくと、すぐに求職活動実績の数が確保できますよ。
職探しにはリクルートエージェントはもちろんですが、dodaやマイナビエージェントといった求人数の多い大手エージェントも利用すると、出会える求人数が一気に増えます。
また、職歴によってはGeekly(ギークリー)のようなIT特化エージェントなど、自分のスキルや知識に自信がある業界のエージェントを選ぶのもおすすめです。求人の選択肢がさらに増えますので、併用していくのが効率的だと考えてください。
おすすめの大手総合型転職エージェント
-
リクルートエージェント
業界No1!転職者の8割が利用する最大手の定番エージェント -
doda
顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番エージェント -
マイナビエージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の正社員求人が多数
エンジニアにおすすめ転職エージェント
-
マイナビIT AGENT
マイナビのコネクションを活かした、人気企業求人や社内SEなどの求人が多数 -
リクルートエージェント(IT)
国内最大の定番エージェント!エンジニアやIT業界の求人も多数保有 -
Geekly(ギークリー)
IT・WEB・ゲーム業界特化の転職エージェント!IT求人数は業界最大級を誇り、一都三県・関西圏に強い! -
レバテックキャリア
ITエンジニア経験者向けのハイクラスIT求人が多数!キャリアUPを狙うエンジニア定番のエージェント
以下の記事では、転職エージェントの評判に関して詳しく解説しているので、ぜひチェックしてください。
うっかりには要注意!虚偽申告を防ぐためにやっておきたいこと
実際に求職活動をしていても、証拠を求められた時に何も出せないと虚偽申告が疑われてしまう可能性もあります。そのため、求職活動実績をすぐに証明できるよう、以下の点に注意しておきましょう。
- 求職活動の内容や日時を記録しておく
- 面接や説明会の受付表、参加証明書はコピーしておく
- オンライン応募の場合は申し込み画面のスクリーンショットを保存しておく
- 提出前に該当の証明書類があるか確認する
基本的には、ハローワークや労働局からの指摘が入ってもすぐに証拠を提出できる状態にしておくことが大切です。
証明できるものがなければ該当企業などに確認が行くため、最終的には事実確認ができるかもしれません。
ただし、そうなってしまった時点で該当企業からの信頼を損ねてしまうため、問題が大きくなる前に自身で対処できる準備をしましょう。
【注意】求職活動として認められない活動とは
失業保険を受け取ろうと思っても、仕事探しの方法や段階によっては求職活動として認められない場合もあるため注意が必要です。主に、以下のようなケースは求職活動の要件に当てはまらないので、それぞれ確認していきましょう。
受給漏れが発生しないためにも、必ずチェックしてください。
ネット上で求人を閲覧する
転職サイトで求人を閲覧するだけでは、求職活動とは認められません。
実際に求人に応募するまでは、業界や業種を検索して求人の閲覧をおこなっても、いくつの求人を見ても失業保険を受け取ることはできません。求人閲覧はあくまでも情報収集で、求職活動の前の段階だと判断されてしまうからです。
また、ハローワークには求人を閲覧できるパソコンが設置されていますが、ここでの求人閲覧も求職活動には該当しないため注意しましょう。
転職サイトやエージェントに登録する
転職サイトやエージェントに登録しても、求人へのエントリーや職業相談をおこなうまでは求職活動としては認められません。
また、履歴書や職務経歴書の作成も求職活動の準備にとしてしか見なされず、失業保険の受給条件としてはNGです。
転職エージェントとの面談をおこなえば求職活動1回分と見なされるので、少なくとも面談まではしておきたいですね。
面談をすれば求人提案もしてくれるので、気になる求人があればエントリーをすることで2回目の求職活動としてカウントされます。
そのため、まずは大手総合エージェントで自分に合う仕事を見つけられる確率を上げ、転職活動にも役立てましょう。
おすすめの大手総合型転職エージェント
-
リクルートエージェント
業界No1!転職者の8割が利用する最大手の定番エージェント -
doda
顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番エージェント -
マイナビエージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の正社員求人が多数
転職エージェントに関しての事前知識に関しては、以下の記事を参考にしてください。
派遣会社に登録する
派遣会社への登録だけでは、求職活動として認められない点にも注意が必要です。
ただし、登録をしてから職業相談をおこない求人にエントリーすることで求職活動として認定されるので、派遣会社へ登録が無駄というわけではありません。
インターネット上では、派遣会社の利用による求職活動の可否で意見が分かれていますが、定義が曖昧になっているからこそ起こる論争です。派遣会社を利用する場合は、判断基準を明確にして給付漏れがないようにしましょう。
友人や知人に転職相談をする
知人や友人に転職の相談をおこなっても、実際に仕事探しをしている証明ができないので求職活動として認定されません。厚生労働省によると、求職活動認定のためには「客観的に確認できる就職活動の実績」が必要とされています。
「こんな求人がいいと思う」など紹介を受けるだけでなく、実際に求人エントリーをして初めて求職活動となります。
求職活動の条件を満たしたいのであれば、転職エージェントへの相談がおすすめです。
リクルートエージェントなどのエージェントであれば、大手ならではの豊富な求人ボリュームにより、気になる仕事を見つけやすいですよ。
おすすめの大手総合型転職エージェント
-
リクルートエージェント
業界No1!転職者の8割が利用する最大手の定番エージェント -
doda
顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番エージェント -
マイナビエージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の正社員求人が多数
求人募集中の企業に問い合わせる
求人を募集している企業にメールや電話で問い合わせるだけでは、求職活動に該当しません。
求人エントリーすると求人活動になるので、電話で募集条件や状況を確認するだけでは、求職活動の準備段階で止まってしまいます。そのため、実際にエントリーをして、認定を受けられる段階までは必ず行動しましょう。
ハローワークの担当者によって判断基準が異なる場合があるので、自身の進捗が不安な人は窓口に問い合わせてみるのがいいですよ。
失業保険(失業手当)とは何か
失業保険(失業手当)とは、求職者が離職から再就職までの期間を安定した生活が送れるように、そして再就職の活動を進められるように、職業紹介を通じて給付支援が受けられる制度です。
そのため、求職者は失業中の生活を心配することなく、安心して新しい仕事を探して再就職を目指せるのが大きな魅力です。ちなみに失業保険(失業手当)の正式名称は「雇用保険の失業等給付の基本手当」となっています。
失業保険(失業手当)を受け取るためには、一定の条件を満たす必要があります。また、受給額も人によって異なるので、それぞれ解説していきますね。
失業保険を受け取れる条件と金額
失業保険を受け取れる条件
失業保険(失業手当)を受け取るためには、一定の条件を満たす必要があります。その条件は主に下記に挙げた3つとなっています。
失業保険を受け取れる条件
- 失業状態であること
- ハローワークで求職申込みをして転職活動をしていること
- 雇用保険の被保険者期間が一定期間以上あること
失業状態とは、就職や転職しようとする意思や能力があるにもかかわらず、求職申込みをしてハローワークからの支援があっても就職できない状態のことです。
また、失業保険を受給する際にはハローワークから渡される「求職申込書」を提出して手続きをおこなう必要があります。
とくに2つ目の「転職活動をしていること」の証明、つまり求職活動実績を作る際には、リクルートエージェントのオンラインセミナーが非常に有効な手段となります。
リクルートエージェントのセミナーは、自宅などで「聞くだけ」で実績として認められ、アーカイブ動画の視聴も可能なため、ご自身の都合の良い時間に活動できます。
また、登録後すぐに視聴を開始でき、登録タイミングも選びません。
このように、ハローワークでの活動と並行して、手軽かつ正当に求職活動実績を積み重ねられるため「転職活動の一環」としてリクルートエージェントを活用してみてくださいね。
求職活動実績を作るのにおすすめの転職エージェント
-
リクルートエージェント
業界No1!専門性を高められるセミナーもあり
さらに、失業保険を受け取るためには雇用保険の被保険者期間が過去2年間で通算12ヶ月以上あることも求められます。
ただ、必要な被保険者期間は退職理由によって変わるので、事前に確認しておくのがおすすめです。
自己都合退職でも自分の意思に反する正当な理由がある場合は、通常の自己都合退職ではなく「特定理由離職者」に該当・認定されます。
自己都合退職(特定理由離職者)
- 有期労働契約を希望したにも関わらず、認められずに退職した
- 出産や育児により退職して、受給期間の延長措置を受けた
- 親の扶養や介護といった家庭事情の急変により退職した
- 配偶者または扶養親族と別居生活を維持させることが困難で退職した
- 特定の事情で通勤するのが困難になり退職した
- 企業の人員整理により、退職希望者の応募に応じて退職した
特定理由離職者の場合は、一般受給資格者と比較して失業保険が手厚くなっているのが特徴として挙げられますね。
病気やケガが原因で退職した場合は、特定理由離職者に該当する証明が求められるため、事前に病院を受診して診断書をもらって準備しておくようにしましょう。
受け取れる失業保険の金額
失業保険が受給できるとなったときに気になるのは、どのくらいの金額を受け取れるのかという点だと思います。
失業保険の受給金額は「給付日数×基本手当日額」で決まります。この基本手当日額は失業手当1日の給付額のことで、離職者の賃金日額を元に算出されるようになっています。

基本手当日額と賃金日額はそれぞれ上限額と下限額が設けられており、条件に応じた給付日数をかけて計算され、受給できる失業手当の支給額がわかります。
とはいえ、自分自身で失業保険の金額を計算して確認するのは難しいので、より正確に知りたい人はハローワークに相談するのがおすすめですね。
ちなみに、失業保険は受給資格決定日から7日間は「待機期間」となり、離職理由に関係なくすべての人が失業保険手当が受給できない期間になっています。
さらに一般離職者なのか、特定受給資格者・特定理由離職者なのかによっても失業保険の支給されるタイミングが異なるため注意しましょう。
失業保険を受け取るメリット
失業保険を受け取るために、求職活動するふりをしようと考えている人の中には、そもそもどんなメリットがあるのか知りたい人もいると思います。
失業保険を受給する1番大きなメリットは、経済的に安心・安定させられることが挙げられます。とくに十分な貯金ができていない人にとっては、大きな助けになりますよね。
他にも失業保険を受け取るメリットを下記にまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
失業保険を受け取るメリット
経済的に安心できる
失業保険を受け取る1つ目のメリットは、経済的に安心できることです。正直なところ、失業保険を受給するためには手続きや求職活動をしなければならない点がネックとして挙げられます。
しかし、きちんと手続きをおこない求職活動をすれば、前職の給与額の大きさに応じて、退職前の給料の50~80%が受給できるので、再就職が難航しても安定した生活を送ることができます。他にも金銭的な焦りから、変に妥協して転職先を選んでしまうリスクも避けられますよ。
失業保険がもらえる期間は離職理由や年齢、被保険者だった機関などによって異なります。例えば被保険者期間が10年未満なら、全年齢共通で90日間となっています。
ちなみに失業保険の給付期間は、原則として離職日の翌日から1年間とされているため、前もってハローワークの公式サイトで確認しておきましょう。
また、以下の記事でも失業保険に関する必要知識を掲載しているので、確認してみましょう。
納得のいく再就職ができる
失業保険を受け取る2つ目のメリットは、納得のいく再就職ができることが挙げられますね。失業保険を受給できるからこそ、無理して妥協せずに余裕を持って再就職先を探せるので、納得のいく就職・転職を実現させられます。
もちろん、転職サイトを活用してじっくりと自分の経験やスキルに見合った求人を探して、気になる求人に応募して求職活動を進めていくのもアリですよ。
就職や転職することに対して不安な気持ちが強い人や、長期的に活躍できる職場と出会いたい人なら、プロが徹底サポートしてくれる転職エージェントの利用をおすすめしています。
転職エージェントの中でもおすすめなのは、全年代が利用できるだけではなく全業界・職種の求人を保有しているリクルートエージェントやマイナビエージェント、dodaですね。
キャリアアドバイザーが自分の経験やスキルを把握した上で求人を紹介してくれますし、履歴書・職務経歴書の添削や面接対策も企業に合わせておこなってくれますよ。
おすすめの大手総合型転職エージェント
-
リクルートエージェント
業界No1!転職者の8割が利用する最大手の定番エージェント -
doda
顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番エージェント -
マイナビエージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の正社員求人が多数
失業保険を受け取るデメリット
求職活動するふりをして失業保険を受け取りたいと考えている人も多いですが、実はいくつかデメリットもあるので注意が必要です。
失業保険を受給する特に大きなデメリットとしては、空白期間ができてしまうことと雇用保険の加入期間がリセットされてしまうことの2つが挙げられます。
この他にもいくつかネックになってしまうことを下記にまとめたので、それぞれ解説していきたいと思います。
失業保険を受け取るデメリット
空白期間ができてしまう
失業保険を受け取る1つ目のデメリットは、空白期間ができてしまうことです。失業保険が受給できると生活が安定するというメリットはあるものの、仕事をしていない空白期間ができてしまいます。
空白期間が長ければ長いほど、企業の面接を受けた際に「空白期間は何をしていたのか?」と不審に思われてしまう可能性が高くなります。もちろん、求職活動として資格取得のために勉強して資格を取得するのであれば、その旨を伝えれば良いので不安視しなくても大丈夫ですよ。
ただ、のんびりと求職活動をしているだけでは面接の際にうまく答えられず、不採用にされてしまうケースも少なくありません。
空白期間をできるだけ短くするためにも、自分に合った求人と出会うためにも、プロに支援してもらえる転職エージェントの利用を推奨しています。
中でも親身になって相談に乗ってもらえるほか、自分が応募したい企業に合わせた応募書類の添削や面接での受け答えをアドバイスしてもらえるリクルートエージェントやdoda、マイナビエージェントがおすすめですよ。
おすすめの大手総合型転職エージェント
-
リクルートエージェント
業界No1!転職者の8割が利用する最大手の定番エージェント -
doda
顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番エージェント -
マイナビエージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の正社員求人が多数
雇用保険の加入期間がリセットされる
失業保険を受け取る2つ目のデメリットは、雇用保険の加入期間がリセットされてしまうことが挙げられます。失業保険を受給するとなった際には、その時点で雇用保険の加入期間がリセットされます。
そのため、再就職した後にまた退職して失業保険を受給したいとなった場合、早くても次に失業手当が受け取れるのは1年後になります。なぜなら、失業保険を受給するためには「雇用保険に加入していた期間が通算12ヶ月以上ある」状態になる必要があるからです。
ここで注意したいのは、失業保険を受給する前の加入期間と合算してもらえるわけではないという点ですね。だからこそ、再就職したら1年以上勤め続けることが求められます。
すぐ次の就職先を見つけられそうな人は、失業保険の手続きをあえてしないという選択肢もありますよ。
受給総額は変わらないが受給まで時間がかかる
失業保険を受け取る3つ目のデメリットは、受給するまでに時間がかかる場合があることですね。
会社都合退職の場合は待機期間の7日間以降に支給されますが、自己都合退職した場合は待機期間の7日間と給付制限期間の通常1ヶ月を過ぎてからの支給になります。
失業保険の手続きをしても、すぐ支給されるわけではないので、その間は貯金を崩す、もしくは必要に応じて少しだけアルバイトをしなければならない場合もあるでしょう。
自己都合退職の場合は受給額が低いケースがある
失業保険を受け取る4つ目のデメリットは、自己都合退職の場合は受給額が低いケースがあることですね。
失業保険の受給額は、自己都合退職の場合だと低い傾向にあります。というのも、会社都合で退職した人の場合の給付日数が90日〜330日であることに対して、自己都合で退職した人の場合は90日〜150日となっているからです。
受給者の年齢や勤続年数が同じ条件だったとしても、自己都合により退職した人のほうが受給額が低くなるケースがあります。
失業保険の受給額についてもう少し詳しく知りたい人は、ハローワークの公式サイトにある「基本手当とは」に記載されている内容を確認してみてくださいね。
ハローワークへ何度も出向く必要がある
失業保険を受け取る5つ目のデメリットは、ハローワークへ何度も出向く必要があることが挙げられます。なぜなら、失業保険を受給するには認定を受けるための書類を提出しなければならないからです。
失業保険を得るために求職活動をおこない、失業認定申告書に記載をして提出し続けなければならないので、それだけハローワークに何度も訪問する必要があります。
また、求職活動のためにハローワークで職業相談をしたり、セミナーや職業訓練に参加したりする人も、その度にハローワークへ出向かなければならないので、面倒に感じるかもしれません。
求職活動と求職活動のふりに関するよくある質問
失業保険のための求職活動の虚偽申告はバレますか?
求職活動でハローワークに虚偽の報告をしても、活動を報告できるデータや書類がないとすぐにバレてしまいます。
どんな求職活動をおこなったかにもよりますが、以下のように必要書類を用意しておきましょう。
求職活動 | 必要書類 |
---|---|
ハローワークでの職業相談 | 雇用保険受給者資格証の印鑑 |
セミナーや説明会に参加 | 参加証明書(メールでも可) |
企業求人に応募 | 応募書類の控え |
企業面接に参加 | 参加証明書や合否通知書 |
求職活動はセミナーばかりでも大丈夫ですか?
求職活動としてセミナーばかりに参加している場合でも、全く問題ありません。ただし、以下の注意点は事前に把握しておきましょう。
- 同日のセミナーは複数回参加しても1回分
- 同じ内容のセミナーは1回分
- 参加証明書をもらう必要がある
家庭の事情などですぐに就職活動ができない人は、上記のポイントを確認してセミナーを受けてください。
求職活動実績は書類で証明する必要がありますか?
求職活動は、書類もしくはメールなどで証明する必要があります。
書類がない場合は求職活動の証明ができないため、認められない点に注意してください。
ハローワークは求職活動実績に関してどこまで調べるのでしょうか?
ハローワークが求職活動に関して調査する基準は公開されていません。副業による収入の無申告や書類が虚偽であると疑われると調査される可能性があります。
虚偽の報告が発覚すると罰則の対処となるので、正しい報告をおこないましょう。
失業保険目的で求職活動の虚偽申告をしたらバレる?
結論から申しますと、失業保険目的で虚偽申告にて求職活動するふりをするとバレる可能性が高いですね。
なぜなら、ハローワークでは受給者を定期的に調べているからです。明らかに求職活動するふりをしているような言動、書類内容の場合は疑われる場合があります。
失業保険の求職活動実績のためにはオンラインセミナーがおすすめ!
失業保険を受け取るためには月2回以上の求職活動が必須なので、忘れないよう計画的に行動する必要があります。
リクルートエージェントのオンライン動画セミナーなら、すべてのセミナーが実績対象となりますので、活動回数を重ねやすいです。もちろん、求職活動実績を作りつつ就職活動に役立つ情報をインプットできるのも重要なポイントです。
他にもメリットがあります。リクルートエージェントの動画セミナーなら、自宅で数十分の所要時間で簡単に求職活動実績を作れるのも魅力です。
忙しいなどの事情で求職活動がなかなかできない人にとっては非常に便利なサービスなので、ぜひ活用してくださいね。
大手や人気企業の求人を多数保有!大手エージェント
大手エージェントには、全業界・職種の求人が集まっています。さらに、大手企業や人気企業の求人を独占で持っていることも。
幅広い選択肢の中から求人を提案してもらいたい、大手企業や人気企業への転職を検討しているという方は登録しておきましょう。
業界No.1!転職者の8割が利用している
国内最大の定番エージェント
おすすめポイント
- 求人数が業界No.1!人気企業・大手企業の非公開求人を多数保有
- 数の強みを活かした幅広い業界・職種の提案が可能
- たくさんの求人の中から比較検討できる
転職エージェントが開催するオンラインセミナーの視聴は求職活動実績として認められています。
セミナーに参加すれば、どこにいてもPCやスマホで1時間から2時間程度の動画視聴で実績を積むことが可能になります。