
看護師の失業保険はいくら・いつから?もらう方法と裏ワザを解説
看護師の退職後、失業保険がいくら・いつからもらえるのか、不安に感じていませんか。
もらえる条件から受給額の計算、手続きの5ステップ、求職活動実績を自宅で楽に作る裏ワザまで、わかりやすく解説します。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
看護師が失業保険を受け取るには、求職活動実績を4週間に1度、失業認定日に提出する必要があります。
この実績が原則2回以上ないと手当は受け取れず、先延ばしにすると受給が1ヶ月遅れて10万円以上を取りこぼす人も少なくありません。
オンラインセミナーで手軽に求職活動実績を作る方法
実績づくりでいちばん手軽なのは、転職サイトが開いているオンラインの転職セミナーを視聴する方法です。自宅にいながら数十分で終わります。
マイナビ看護師ならオンラインで受けられるので「実績が足りない」と焦る前に、早めに登録して枠を押さえておくと安心です。
【看護師】失業保険(失業手当)とは?もらえる条件・NG条件とは?
「退職したいけれど、辞めたあとの生活が心配」「失業保険という言葉は知っていても、手続きが難しそう」と感じていませんか。
忙しい看護師ほど、制度を調べる時間もなかなか取れませんよね。ここでは専門用語をかみくだいて、これだけ押さえれば安心という要点を整理します。
失業保険(失業手当)とは
失業保険は正式には基本手当と呼ばれ、仕事を辞めてから次の職場が決まるまでの生活を支える制度です。
安心して就職活動に専念できるよう、国が給付でサポートしてくれる仕組みだと考えてください。
この制度があるおかげで、貯金が減る不安に追われず、腰を据えて次の職場を選べます。焦って条件の合わない病院に飛び込む失敗も避けやすくなります。
基本手当とは・・・
雇用保険の被保険者の方が、定年、倒産、契約期間の満了等により離職し、失業中の生活を心配しないで、新しい仕事を探し、1日も早く再就職していただくために支給されるものです。
基本手当について|厚生労働省
看護師が失業保険をもらえる2つの条件
看護師が失業保険を受け取るには、厚生労働省が定める2つの条件を満たす必要があります。
どちらも難しい話ではないので、順番に確認していきましょう。
看護師が失業保険をもらえる2つの条件
1つ目:ちゃんと仕事を探しており、いつでも働ける状態であること
1つ目は、ハローワークや転職サイトで求職の申し込みをして、就職しようとする意思があることです。
あわせて、健康状態などに問題がなく、いつでも働ける状態であることも欠かせません。休養や療養が目的だと、この条件からは外れてしまいます。
2つ目:辞める前の2年間に雇用保険の加入が12ヶ月以上あること
2つ目は、勤めていた病院などで雇用保険に入り、保険料を納めていた期間が、退職日からさかのぼって2年間で通算12ヶ月以上あることです。
病院の都合(倒産や解雇など)で辞めることになった場合
倒産や解雇など病院の都合で辞めた場合は条件がゆるみます。離職前の1年間に雇用保険へ入っていた期間が6ヶ月以上あれば、対象になることもあります。
末永
求職活動をしている証明、つまり求職活動実績づくりには転職セミナーの受講が手軽です。
マイナビ看護師のセミナーは、自宅で聞くだけで実績として認められます。
外出せずに実績を残したい看護師は、活用してみてくださいね。
実績づくりとあわせて看護師向けの転職サービスを見比べておくと、自分に合う1社を選びやすくなります。
| エージェント▼ | ポイント▼ | 公式サイト▼ |
|---|---|---|
看護roo!(カンゴルー)転職 | 累計利用者数60万人以上!10年以上運営で安心の実績! | 詳細 |
レバウェル看護(旧:看護のお仕事) | 求人票に載っていない職場のリアルがわかる!LINEで気軽に相談可能、求人数は6万件以上! | 詳細 |
マイナビ看護師 | マイナビだけの独占求人が多数!利用した看護師の満足度96%! | 詳細 |
注意!こんな看護師は失業保険をもらえない可能性アリ
先ほどの1つ目の条件「いつでも働ける状態であること」を満たさない場合は、失業保険の対象外になります。
たとえば次のような状況では、今すぐ仕事を探せる状態とは見なされず、対象から外れます。
失業保険がもらえない条件
- 離職時に次の就職先が決まっている
- しばらく働かず海外旅行する
- 病気やけがのため、すぐには就職できないとき
- 妊娠・出産・育児のため、すぐには就職できないとき
- 定年などで退職して、しばらく休養しようと思っているとき
- 結婚などにより家事に専念し、すぐに就職できないとき
病気・けが・妊娠・出産・育児が理由で、離職後すぐに30日以上働けない場合は、受給期間の延長申請をしておきましょう。
働ける状態に戻ってから、あらためて失業保険を受け取れます。延長できる期間は最大3年間です。
Q. 受給期間の延長申請はいつまでにすればよいのでしょうか。
受給期間の延長申請をする場合には、病気などで引き続き30日以上継続して職業に就くことができなくなった日(離職前から職業に就くことができない状態が続いていた場合は、離職した日の翌日から30日経過した日)の翌日以降、早期にしていただくことが原則ですが、延長後の受給期間の最後の日までの間であれば、申請は可能です。
Q&A~労働者の皆様へ(基本手当、再就職手当)~|厚生労働省
【看護師】失業保険はいくら?いつから?何ヶ月もらえる?
失業保険で気になるのは、やはり「いくら」「いつから」「何ヶ月」の3つですよね。
ここでは受給額の計算式から支給開始の時期、受け取れる期間まで、看護師のケースに沿って具体的に見ていきます。
いくらもらえる?失業保険でもらえる総額の計算式
看護師が受け取れる失業保険の総額は、次の計算式で求められます。まずは全体像をつかんでおきましょう。
失業保険でもらえる総額の計算式
基本手当日額(1日あたりの金額) × 給付日数
つまり「1日あたりいくらか」と「何日分もらえるか」の2つが分かれば、総額の見当がつきます。それぞれ順番に確認していきます。
1日あたりの金額「基本手当日額」の計算式
1日あたりに受け取れるお金を基本手当日額といい、看護師を辞める直前6ヶ月間の給料をもとに計算されます。
ボーナスは含めず、月々の給料が基準になります。
基本手当日額の計算式
辞める前6ヶ月間の給料の合計 ÷ 180 × 給付率(45〜80%)
給付率は45%から80%まで幅があり、もともとの給料が低い看護師ほど高く設定される仕組みです。生活への影響が大きい人ほど手厚く支える考え方になっています。
この式をもとに、30歳未満の看護師が受け取る1日あたりの目安を月給別に計算すると、下の通りです。
1日あたりの基本手当の目安(30歳未満)
- 月給20万円:
1日あたり約4,500円前後(月額 約13.5万円) - 月給25万円:
1日あたり約5,000円前後(月額 約15万円) - 月給30万円:
1日あたり約5,500円前後(月額 約16.5万円)
ただし基本手当日額には、下の表のように年齢ごとの上限があります。金額は毎年8月に見直され、令和7年8月1日から改定されました。
| 離職時の年齢 | 基本手当日額の上限 |
|---|---|
| 30歳未満 | 7,255円 |
| 30歳以上45歳未満 | 8,055円 |
| 45歳以上60歳未満 | 8,870円 |
| 60歳以上65歳未満 | 7,623円 |
出典:雇用保険の基本手当日額の変更(令和7年8月1日から)|厚生労働省
何ヶ月もらえる?失業保険の「給付日数」早見表
もう一つの要素である給付日数は、離職理由・年齢・雇用保険の加入期間の3つで決まります。
とくに、自己都合で辞めたか、閉院など病院都合で辞めたかによる差が大きいです。下の早見表で自分の当てはまるところをチェックしてみてください。
| 離職理由 | 年齢 | 雇用保険に加入していた期間 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1年未満 | 1年以上 5年未満 |
5年以上 10年未満 |
10年以上 20年未満 |
20年以上 | ||
| 自己都合・ 定年退職 |
全年齢 | − | 90日 | 120日 | 150日 | |
| 閉院など 病院都合 |
30歳未満 | 90日 | 90日 | 120日 | 180日 | − |
| 30歳以上 35歳未満 |
120日 | 180日 | 210日 | 240日 | ||
| 35歳以上 45歳未満 |
150日 | 240日 | 270日 | |||
| 45歳以上 60歳未満 |
180日 | 240日 | 270日 | 330日 | ||
| 60歳以上 65歳未満 |
150日 | 180日 | 210日 | 240日 | ||
| 就職困難 | 45歳未満 | 150日 | 300日 | |||
| 45歳以上 65歳未満 |
360日 | |||||
ここで紹介した金額や日数は、あくまで大まかな目安です。
実際の受給額は、給料・年齢・加入期間・退職理由など、たくさんの条件で一人ひとり細かく計算されます。
末永
「私の場合はいくら?」と気になったら、転職サイトに登録してシミュレーションしてもらうのが早いです。
とくに看護roo!転職は累計利用者60万人超の実績があり、退職後のキャリアもプロと一緒に整理できますよ。
いつから?失業保険の支給開始時期と待期期間・給付制限
失業保険は、ハローワークで手続きをしてすぐ振り込まれるわけではありません。まず待期期間があり、退職理由によってはさらに給付制限が加わります。
どんな理由での退職でも、求職を申し込んだ日から7日間は待期期間です。この間は支給がなく、本当に失業状態かどうかが確認されます。
さらに、自己都合で辞めた場合などは、待期期間のあとに給付制限が設けられます。令和7年4月にルールが変わった大切なポイントなので、次で整理します。
失業保険の「給付制限」2つのパターン
- 離職理由による給付制限
- 紹介拒否等による給付制限
令和7年4月1日以降に正当な理由なく自己都合で退職した場合、給付制限は原則1ヶ月に短縮されました。以前の2ヶ月から短くなっています。
ただし、5年間で3回以上の自己都合退職を繰り返した場合や、重大な理由で解雇された場合は、給付制限が3ヶ月になります。
なお令和7年4月からは、離職後にリスキリングとして厚生労働大臣が指定する教育訓練を受けると、給付制限が解除されて早く受給できる制度も始まりました。
会社の都合(病院の倒産や解雇など)で退職した場合は、そもそも給付制限がないので安心してください。
ハローワークからの職業紹介や、指示された職業訓練を正当な理由なく断ると、その日から1ヶ月間の給付制限がかかることがあります。
末永
初めて失業給付が振り込まれるのは、給付制限がない病院都合の退職でも、申し込みから約1ヶ月後です。
自己都合の場合は、ここに給付制限の1ヶ月が加わると考えておくと安心ですね。
看護師の離職理由別|失業保険の受給期間
失業保険を受け取れる日数は、辞めた理由・辞めた時の年齢・雇用保険の加入期間の3つで決まります。自分の状況に近いところを確認してみてください。
自己都合で退職した場合は、加入期間に応じて給付日数が90日・120日・150日のいずれかになるのが基本です。
病院の都合で退職した場合や就職困難者にあたる場合は、年齢や加入期間も加味され、給付日数が多くなる傾向があります。おおむね90日から360日の範囲です。
就職困難者とは・・・
就職困難者は、単に就職に苦労しているだけでは当てはまりません。
身体障害・知的障害・精神障害や、社会的な事情による就職の難しさなど、法律や制度で定められた基準をもとにハローワークが判断します。
【看護師】失業保険を受け取る方法:5ステップ
ここからは、看護師が失業保険を受け取るまでの手続きを5つのステップに分けて解説します。
順番にクリアしていけば、迷わず受給までたどり着けます。手続きは原則として、住んでいる地域を管轄するハローワークで行います。
看護師が失業保険を受け取る5ステップ
STEP1. 必要な持ち物を準備する
まずは手続きに必要な持ち物をそろえます。病院から送られてくるものと、自分で用意するものがあります。
抜けもれがないように、下のチェックリストで確認しながら準備を進めましょう。
手続きの持ちもの
- 雇用保険被保険者離職票(-Ⅰ、-Ⅱ)
- 雇用保険被保険者証
- 個人番号確認書類
- 身元確認書類
- 証明写真2枚(タテ3cm×ヨコ2.4cm)
- 本人名義の預金通帳またはキャッシュカード
- 印鑑
離職票は退職後10日前後で病院から郵送されるのが一般的です。とても大切な書類なので、いつ届くのかを退職先に確認しておくと安心です。
雇用保険被保険者証が手元にない場合も、あわせて確認しましょう。
マイナンバーカードや通知カードがない場合は、個人番号が記載された住民票でも代用できます。
STEP2. 最初の申し込み手続きをする
持ち物がそろったら、住所を管轄するハローワークへ行き、失業保険を受け取るための最初の申し込み(求職の申し込み)を行います。
申し込み手続きの流れ
- 受付で「失業保険の手続きに来ました」と伝える
- 「求職申込書」を受け取り、希望する仕事の条件などを記入する
- 窓口にSTEP1で集めた書類一式と求職申込書を提出する
- 職員との簡単な面談で、退職理由などを確認される
受付で手続きの希望を伝えると求職申込書を渡されるので、希望する仕事の条件を記入し、STEP1で集めた書類とあわせて提出します。
そのあと職員との短い面談で、退職理由などを確認されます。
この手続きが終わると「雇用保険受給資格者のしおり」が渡され、次の雇用保険説明会の日時が指定されます。
STEP3.「雇用保険説明会」に参加する
STEP2で指定された日時に、もう一度ハローワークへ行き説明会に参加します。
受給の詳しい条件や今後の流れなど大切な内容が説明されるので、必ず出席しましょう。
説明会でもらえるもの
- 雇用保険受給資格者証
- 失業認定申告書
雇用保険受給資格者証は受給資格を証明するもので、失業認定申告書は4週間に1度の認定日に提出する書類です。
どちらも大切なので、なくさないよう保管してください。この説明会で、第1回目の失業認定日も知らされます。
STEP4. 「失業の認定」を受ける(原則4週間に1回)
ここが失業保険を受け取るうえで最も大事なステップです。
原則4週間に1度、指定された認定日にハローワークへ行き、失業状態にあり仕事を探していることを報告して認定を受けます。
認定を受けるには、前回の認定日から今回の前日までに、原則2回以上の求職活動を行った実績が必要です。
「求職活動って具体的に何をすればいいの」と迷う人も多いので、認められる活動を挙げておきます。
求職活動実績の例
- ハローワークでの職業相談や求人への応募
- 公的機関等が実施する職業相談等の受講
- 再就職に資する各種国家試験、検定等の資格試験の受験
末永
STEP5. 失業保険を受給する
STEP4の認定日に失業認定申告書を提出して認定されると、いよいよ口座に基本手当が振り込まれます。
振込日はおおむね失業認定日から5営業日〜1週間後です。
これ以降は、所定の給付日数が終わるまで「認定を受ける→受給する」のサイクルを繰り返します。認定日を忘れると支給が止まるので、日程はしっかり管理しておきましょう。
【ウラワザ】求職活動の裏ワザと要注意ポイント
「手当は欲しいけれど、求職活動が面倒」という看護師には、転職エージェントが開くオンラインセミナーに参加する方法があります。
自宅で無料の実績が作れるうえ、退職後の情報収集にもなって一石二鳥です。ここでは実績づくりのコツと、損をしないための注意点をまとめます。
求職活動実績として認められる活動・実績作りのコツ
失業保険を受け取るには、ハローワークに求職活動実績を報告する必要があります。ただ、忙しい看護師にとっては、この時間を作るのも一苦労です。
そこでおすすめなのが、転職サイトの転職セミナーを受けることです。
たとえばマイナビ看護師なら、自宅からオンラインのセミナーに参加するだけで実績になります。移動時間もかからず、シフトの合間にも組み込みやすい方法です。
末永
要注意!看護師が失業保険で損しないための重要ポイント
失業保険は心強い制度ですが、知らないと損をする注意点もあります。あとで「しまった」とならないよう、看護師が押さえておきたい点をお伝えします。
まず、退職後の国民健康保険や国民年金の手続きと支払いは自分で行う必要があります。支払いが負担に感じるなら、役所で減免制度を相談してみましょう。
次に、書類集めや手続きはできるだけ早めに進めるのがコツです。不備や遅れがあると支給も遅れてしまいます。
なお、失業中に職業訓練を受けると、訓練期間中は給付が延長される場合があります。
令和7年4月からは、リスキリング目的の受講で給付制限が解除される制度も始まりました。気になる看護師はハローワークで相談してみてください。
【看護師】失業保険と扶養・バイト・再就職手当の関係
「受給中も家族の扶養でいられるの」「生活費のためにバイトしていい」など、気になることは尽きませんよね。
失業保険と身近なお金の関係について、大切なポイントを整理していきます。
ここでは扶養・アルバイト・再就職手当それぞれとの関係を、看護師の視点でほどいていきます。
失業保険と扶養の判断基準と手続き
扶養に入れるかどうかは、失業保険の日額が3,612円以上になるかが大きな目安になります。
日額3,611円以下なら扶養にとどまれますが、3,612円以上になると健康保険の扶養から外れ、国民健康保険料などの負担が発生する可能性が高いです。
多くの健康保険組合が年収130万円未満を扶養の基準とし、失業保険もこの収入に含めて判断するためですね。
判断に迷ったら、自分の受給日額と、家族が加入する健康保険組合の規定を必ず確認しておきましょう。
失業保険受給中のアルバイトの注意点
失業保険を受け取りながら、看護師がアルバイトをすることは可能です。
失業保険は次の仕事が決まるまでの生活を支えるもので、働くこと自体を禁じているわけではないからです。
短時間のアルバイトやお手伝い程度なら、すぐに「就職した」とは見なされず、手当を受けながら働けます。
ただしルールはあります。収入額や働いた時間によっては、手当が減ったり、その日は支給されなかったりします。
何より大切なのは、どんな小さな仕事でも必ずハローワークに申告することです。
末永
申告を怠ると不正受給と見なされ、支給停止や全額返還、2倍の額の納付命令まで科されることがあります。
手続き後の最初の7日間(待期期間)は、原則アルバイトができない点も覚えておいてくださいね。
看護師がもらえる再就職手当の条件・計算方法・申請手順
看護師が早めに次の職場を見つけた場合、再就職手当という一時金を受け取れます。
失業保険を最後までもらうより、総額でお得になることも多い制度です。
これは給付日数を残して再就職した人への、国からのお祝い金のようなものです。受け取るには、支給残日数が所定給付日数の3分の1以上残っていることが必要です。
あわせて、再就職先で1年を超えて安定して働ける見込みがあること、待期期間7日間の経過後の就職であることなどもポイントになります。
末永
金額は「基本手当日額 × 支給残日数 × 給付率(60%または70%)」で計算します。残日数が多いほど率も上がります。
早く動くほど手当も増え、キャリアのブランクも短く済むので、退職前から次を見据えておくと有利ですよ。
新しい仕事に就いた日の翌日から1ヶ月以内に、管轄のハローワークへ再就職手当支給申請書などを提出します。
看護師の再就職手当のもらい方をさらに詳しく知りたい人は、下の記事もあわせて読んでみてくださいね。
失業保険をもらわないメリット・デメリット比較
状況によっては、看護師があえて失業保険をもらわない選択も考えられます。ここでメリットとデメリットを整理しておきましょう。
| メリット | デメリット |
|---|---|
|
・家族の扶養に入り続けやすい場合がある ・すぐに次の仕事探しに集中でき、短期間で再就職しやすい |
・経済的な支えがなくなる ・再就職手当など関連する手当も対象外になる |
あえてもらわない選択が向くのは、退職後すぐに次の職場が決まっている、あるいはすぐ見つかる自信がある看護師です。
十分な貯蓄があり、失業保険に頼らず自分のペースで次のステップに進みたい場合も選択肢になります。
末永
大切なのは、お金の状況だけでなく「退職後の時間をどう使いたいか」まで含めて考えることです。
市場価値が高まる次の一歩を早く踏み出せるなら、給付を待たずに動くほうが結果的に得なこともありますよ。
【看護師】失業保険についてよくある質問
最後に、看護師からとくに多い失業保険の疑問に答えていきます。
ここまでで解ききれなかったモヤモヤを解消して、安心して次の一歩に進みましょう。
看護師は失業保険の受給中にアルバイトはできますか?
はい、受給中でもアルバイトは可能です。ただし守るべきルールがあります。
待期期間中はアルバイトができず、働いた分はどんな仕事でも必ずハローワークへ申告が必要です。また、収入や時間によっては手当が減り「就職」と見なされると支給停止になります。
とくに待期期間中の禁止と申告の義務を破ると「不正受給」と見なされ、ペナルティを課せられてしまいます。
※詳しくは「失業保険受給中のアルバイトの注意点」をごらんください。
看護師が失業保険をもらうと何がデメリットになりますか?
受給額によっては家族の扶養から外れ、社会保険料を自分で払う必要が出てくる点です。
また、失業認定のために定期的な求職活動とその報告が必要になることもデメリットとして挙げられます。
思わぬ落とし穴で「受給できなかった」とならないよう、転職エージェントに相談しておくと安心です。
失業者の支援実績が多く、相談だけの利用もできるので、気軽に登録してみてくださいね。
看護学校に通いながら失業保険をもらうことはできますか?
看護学校に通いながらの受給は、原則として難しいです。
失業保険は「すぐ働ける状態」で「積極的に仕事を探している」ことが条件で、学業専念は対象外と判断されるからですね。
ただ「条件を満たす特定の教育訓練講座」なら給付を受けられる場合もあるので、まずはハローワークに相談してみてください。
看護師で月給25万円の場合、失業保険はいくらもらえますか?
月給25万円なら、1日あたりの基本手当日額は5,000円前後が目安になります。
辞める前6ヶ月の給料から出す賃金日額に、45%〜80%の給付率を掛けて決まります。年齢ごとの上限(30歳未満なら7,255円)もあります。
正確な額は給料や年齢、勤続期間で変わります。自力で計算するのは大変ですし、正しい額を確実に知りたい人も多いですよね。
そんなときは転職のプロと一緒に計算するのがおすすめです。失業中の求職者も多く支援しており、早く正確に受給額を出してもらえますよ。
看護師が失業保険をもらうと将来の年金が減るって本当ですか?
失業保険を受け取ること自体で、看護師の将来の年金額が直接減ることはありません。
失業保険は税金がかからないお金で、年金額の計算のもとになる収入や、保険料を納めた期間には影響しない仕組みだからです。
ただ、受給中に国民年金を「免除」や「猶予」してもらい、あとで「追納」しないでいると、その分だけ年金が少なくなる場合があります。
もし免除や猶予を使ったなら、後で追納も考えておくと将来の安心につながりますよ。まずは年金記録を確認してみましょう。
失業保険受給中に引っ越しが決まった場合の手続きはどうしますか?
引っ越しが決まったら、必ずハローワークへの届け出と手続きが必要になります。
忘れると失業保険の支給が一時的に止まったり、大切な通知が新しい住所に届かなくなったりする可能性があるからです。
住所が変わったら速やかに「受給資格者氏名・住所変更届」を出すよう定められています。
ですので、引っ越しが決まったら、まず今のハローワークに連絡して、いつどこへ引っ越すか伝えてください。
自己都合で退職した場合、失業保険をもらうには最低何ヶ月間の就労期間が必要ですか?
自己都合退職で基本手当を受け取るには、退職日前の2年間で雇用保険の加入が12ヶ月以上必要になるのが基本です。
この「12ヶ月」は、給料の支払い対象日が月11日以上ある月(または労働時間が月80時間以上ある月)を1ヶ月として数えます。
自己都合退職を考えている看護師は、まずこの雇用保険の加入期間を確認してみましょう。
12ヶ月に足りなくても、体調不良や家族の介護などやむを得ない理由と認められれば「離職前1年間に6ヶ月以上」に条件がゆるむこともあります。












