リクルートエージェントのオンラインセミナーを求職活動実績にすることはできる?
リクルートエージェントのオンラインセミナーに参加することで求職活動実績を得ることはできます。
ハローワークから手軽に失業認定を得る方法や、リクルートエージェントのオンラインセミナーを求職活動実績にするための方法を詳しく解説していきます。
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リクルートエージェントのオンラインセミナーを求職活動実績にすることはできるのか
リクルートエージェントのオンラインセミナーに参加するだけで、求職活動実績を得ることはできます。
厚生労働省によると、求職活動実績を得るための要件に以下のものが記載されています。
許可・届出のある民間事業者(民間職業紹介事業者、労働派遣事業者)が行う職業相談、職業紹介、各種講習・セミナーの受講等
厚生労働省 求職活動実績について
リクルートエージェントは国から民間職業紹介事業者として認められているため、リクルートエージェントのオンラインセミナーへの参加は求職活動実績として認められます。
求職活動実績を得るためにはセミナーに参加したことをハローワークに知らせる必要があります。オンラインセミナーに参加した後にリクルートエージェントから送られてくるメールを保存したり、セミナー内容のメモを残したりして、証拠を残しておきましょう。

末永

リクルートエージェントのオンラインセミナーはアーカイブとして残っている期間が長いため、好きなタイミングでセミナーを視聴することができます。
また、オンラインセミナーの数も多いため、すぐに求職活動実績が欲しい時でも何かしらのセミナーを視聴できる可能性が高いですね。
リクルートエージェントは転職エージェントとして見ても優れており、業界トップの70万件以上の求人数(2025年3月時点)を保有しているだけでなく、未経験者や職歴が充実していない人の支援にも強いです。
求職活動実績を得た後に、転職に向けた活動にも利用できるサービスとなっていますよ。
リクルートエージェントの評判・口コミについて、以下の記事で詳しく解説しています。気になる人は読んでみてください。
求職活動実績とは何か
求職活動実績とは、失業・休業した際に受け取れる雇用保険(失業保険)金を受給するために必要な実績です。
雇用保険(失業保険)を受け取るためには、次の仕事への労働意欲を示す必要があるため、求職活動をしている証拠として求職活動実績が求められます。
厚生労働省によると、求職活動実績として認められるものは以下の通りとなっています。
求職活動実績として認められるもの
- 求人への応募
- ハローワークがおこなう職業相談、職業紹介、各種講習・セミナーの受講
- 許可・届出のある民間事業者(民間職業紹介事業者、労働派遣事業者)がおこなう職業相談、職業紹介、各種講習・セミナーの受講など
- 公的機関(地方自治体、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構、求人情報提供会社、新聞社など)がおこなう職業相談、各種講習・セミナー、個別相談が出来る企業説明会の受講、参加
- 再就職に向けた各種国家試験、検定、資格試験の受験など
上記でいう「許可・届出のある民間事業者」に転職エージェントは当てはまるため、転職エージェントであるリクルートエージェントでのセミナーなどの活動は求職活動実績となります。
また、ハローワークでの活動以外は求職活動実績とするために失業認定申告書に活動内容を記載する必要があります。
リクルートエージェントのオンラインセミナーを求職活動実績にするための流れ
リクルートエージェントのオンラインセミナーを求職活動実績とするための流れは簡潔で、リクルートエージェントに登録してオンラインセミナーを視聴し、セミナー視聴したことを失業認定書に記載するだけです。
以下で詳細な流れを解説していきます。
リクルートエージェントに登録する
リクルートエージェントのオンラインセミナーを視聴するためには、リクルートエージェントに登録する必要があります。
リクルートエージェントの登録やサービス利用に料金は発生せず、無料で利用できるのでセミナーのために気軽に登録しても大丈夫です。
リクルートエージェントに登録する際は、以下の情報を入力する必要があります。
リクルートエージェントの登録に必要な情報
- 転職希望時期
- 希望勤務地
- 直近で所属した会社の業種
- 直近で経験した職種
- 直近の年収
- メールアドレス
上記を登録した後に、登録したメールアドレスに登録メールが届き、登録メールからプロフィールの登録をすることで会員登録が完了します。
リクルートエージェントの登録には業務経験の記載が求められますが、リクルートエージェントは利用者の経歴に制限を設けていません。

そのため、職歴がない人でもリクルートエージェントに登録することは可能ですよ。
もし職歴のない人がリクルートエージェントに登録する際は、業種や職種の欄で「その他」を選ぶようにしましょう。
登録が完了するとオンラインセミナーの視聴ができるようになります。
リクルートエージェントに登録すると面談の案内がされますが、この面談をおこなわなくてもオンラインセミナーの視聴は可能です。
しかし、リクルートエージェントの求人紹介サービスも利用したいと考えている人は、面談の案内を無視していると求人紹介の優先度が下がり、積極的に転職支援をしてもらうことが難しくなるため注意しましょう。
リクルートエージェントに登録する方法は、以下の記事で詳しく解説しています。気になる人は読んでみてください。
オンラインセミナーを探して視聴する
リクルートエージェントに登録したら、オンラインセミナーを探して視聴しましょう。
オンラインセミナーのページには、パソコンの場合だとリクルートエージェント公式サイトの画面右側、スマホの場合だとスクロールしていった画面中央あたりにある「イベント情報」から移動することができます。
以下がパソコンで検索した場合の公式サイトの画像です。

以下がスマホで検索した場合の公式サイトの画像です。

また、インターネットで「リクルートエージェント オンラインセミナー」と検索しても同様のページに移動できます。
オンラインセミナーの種類は様々であり、面接対策などの転職者全員に関わるものから、各業界に特化したものまで用意されています。


リクルートエージェントのオンラインセミナーは視聴できるコンテンツに制限がないため、視聴期間中であればいずれのセミナーも視聴することができます。
求職活動実績を得るための条件の1つは、「リクルートエージェントのセミナーを受けること」であるため、どのセミナーを受けても問題はありませんよ。
少しでも自分のためになることを学びたい人は、自己分析や面接対策、志望業界・職種に関わるセミナーを受けることがおすすめです。
オンラインセミナー参加確認のメールを保存する
リクルートエージェントのオンラインセミナーに参加すると、リクルートエージェントから「参加御礼のメール」が届きます。
オンラインセミナーに参加した証拠として、届いたメールは保存しておくようにしましょう。

末永

リクルートエージェントはオンラインセミナーに参加した人に対して、参加証明書を発行していません。
ハローワークからセミナーの参加証明を求められることはあまりありませんが、参加した証拠を残しておくに越したことはありません。
そのため、セミナーに参加した後に来るメールの保存やセミナー内容のメモを取っておくことがおすすめですね。

失業認定申告書に参加したセミナーを記入して提出する
最後に求職活動としてセミナーに参加したことを報告するために、失業認定申告書に参加したセミナーを記入して提出します。

出典:厚生労働省
上記の画像にある「ア 求職活動をした」と「(イ)職業紹介事業者による職業相談、職業紹介等」に丸を付け、「活動日」に視聴した日付、「利用した機関の名称」にリクルートエージェント、「求職活動の内容」に視聴したオンラインセミナーを記載します。
必要事項を記入できたら、ハローワークに直接持ち込んで失業認定申告書を提出します。
失業認定申告書の書き方・提出方法
失業認定申告書の書き方と提出方法について詳しく解説していきます。
失業認定申告書の書き方
失業認定申告書は厚生労働省が配布しているフォーマットに従って記入していけば、問題なく記入することができます。

出典:厚生労働省
「オンラインセミナーに参加した」などの具体的な求職活動は「求職活動の内容」の欄に記入しましょう。
一方でいくつか注意事項もあるので、それらを以下にまとめました。
失業認定申告書を書く際の注意事項
黒のボールペンで記入する(フリクションなどの消せるボールペンはNG)
「就職・就労」とは4時間以上の労働を指しており、「内職・手伝い」とは4時間未満の労働を指している
「収入があった日」とは働いた日ではなく給料日のことである
申告内容を偽ると失業給付が無くなり、詐欺罪に問われる恐れもある
※が書かれている欄には何も記載しない。
公的な書類を書く際の注意点とあまり変わりませんが、言葉の定義が分かりにくい部分もあるので注意して記入しましょう。
また、失業認定申告書に記入する提出日は、ハローワークに失業認定を申し込んでからハローワークに提出日が指定されるので、そちらを確認して記入するようにしてください。
失業認定申告書の提出方法
失業認定申告書は以下の2種類の提出方法があります。
失業認定申告書の提出方法
- ハローワークに直接提出
- ハローワークに郵送する
どちらの提出方法でも記載する内容や用意するものに変わりはありません。
しかし、厚生労働省によると、郵送で提出できるのは以下の条件を満たしている人のみとなっています。
失業認定申告書を郵送で提出できる人
本人または本人と同居の家族が高齢(60歳以上)の人、基礎疾患がある人、妊娠中の人
また、失業認定申告書は自由なタイミングでハローワークに提出できるわけではありません。
失業認定申告書を提出するための流れは以下の通りです。
失業認定申告書を提出する流れ
- ハローワークで失業認定の申告をする
- 雇用保険受給説明会を受ける
- 失業認定日が確定される
- 失業認定日に失業認定申告書をハローワークに提出する
初回でこの流れをおこなえば、2回目以降の提出の際は失業認定日までに失業認定申告書を提出するだけで問題ありません。
失業認定申告書の提出はハローワークから指定された失業認定日におこなう必要があるため、提出するタイミングに注意しましょう。
リクルートエージェントのオンラインセミナーを求職活動実績にする際の注意点
リクルートエージェントのオンラインセミナーは参加するだけで求職活動実績とすることができますが、いくつか注意するべき点もあります。
オンラインセミナーの参加証明書は発行されない
リクルートエージェントのオンラインセミナーは、参加証明書が発行されません。
リクルートエージェントでは参加確認のメールを参加証明書の代わりにすることを推奨しています。
ハローワークも公式な参加証明書を求めることはないため、参加証明書が無くても問題はありません。
しかし、ハローワークによると、「求職活動を本当におこなっているか調査することがある」と記載されています。
公的な参加証明書でなくても、セミナーに参加した証拠は残しておくのがおすすめですね。
また、前向きに求職活動に取り組んでいる姿勢を示したり、セミナー内容を自分のものにしたりするためにはセミナーをしっかりと聞き、メモなどに内容をまとめておくことがおすすめです。
リクルートエージェントのオンラインセミナーは手軽に求職活動実績を作れるのも魅力ですが、内容も転職活動のためになるものが多くあるため、内容を整理して自分のものにしてみるのも良いですね。
リクルートエージェントからの連絡が届くようになる
リクルートエージェントのオンラインセミナーを視聴するためには、リクルートエージェントに登録する必要がありますが、登録するとリクルートエージェントからの連絡が頻繁に届くようになります。
リクルートエージェントは転職エージェントであるため、登録すると面談の誘いや求人紹介のメールがほぼ毎日届きます。
返信や対応をする必要はありませんが、自分に届くメールが増えることにストレスを感じる人も少なくないです。
しかし、これはどの転職エージェントに登録しても同じことであり、リクルートエージェントのメールが特別多いことはありません。
オンラインセミナーの手軽さを取るか、メールが届くストレスを取るかはそれぞれの好みによりますね。

末永

リクルートエージェントのメールをアプリの機能でブロックしたり、リクルートエージェントにメール配信停止を申し込むこともできますが、オンラインセミナーを求職活動実績にしたい人はこれらをおこなわないほうが良いです。
リクルートエージェントのオンラインセミナーに参加したことを証明するのは、セミナー参加後に送られてくるメールのみであるため、メールをブロックしてしまうとセミナー参加の証明ができなくなってしまいます。
オンラインセミナーを含めてリクルートエージェントのサービスをもう利用しなくていいと思うまでは、メールは見れる状態にしておきましょう。
転職エージェントからの連絡を無視することについて、以下の記事で詳しく解説しています。気になる人は読んでみてください。
リクナビNEXTのセミナーは求職活動実績にならない
リクルートエージェントと同じく、株式会社リクルートが提供する転職サービスにリクナビNEXTがありますが、リクナビNEXTのオンラインセミナーは視聴しても求職活動実績になりません。
リクナビNEXTは転職エージェントではなく転職サイトであるため、厚生労働省が定義する「民間職業紹介事業者」に当てはまらないからです。
転職エージェントと転職サイトの違い
- 転職エージェント:
- 求人を求職者に紹介する。他にも面接対策などの転職支援もおこなう。
- 例:リクルートエージェント・マイナビエージェント
- 転職サイト:
- 求人を掲載しているサイト。求職者が自分で求人を探して申し込む。
- 例:リクナビNEXT・ビズリーチ
オンラインセミナーを求職活動実績とするためには、転職エージェントのセミナーを受ける必要があるため、利用するサービスを間違えないようにしましょう。
リクナビNEXTの活動を求職活動実績とするためには、リクナビNEXTの求人に応募する必要があります。
選考に通過する必要はありませんが、求人応募の書類を提出する手間がかかってしまう点がデメリットです。
求職活動実績を得ることだけを目的とするなら、リクルートエージェントのオンラインセミナーを利用するほうがおすすめですよ。
リクナビNEXTの評判・口コミやサービス内容について、以下の記事で詳しく解説しています。気になる人は読んでみてください。
リクルートエージェントのオンラインセミナーのアーカイブ配信とは
リクルートエージェントのオンラインセミナーはリアルタイム配信したものを、しばらくの期間公開しておくアーカイブ配信システムを導入しています。
これによって、LIVE配信の時間では予定が合わなくても同じコンテンツを後で確認することができます。
「今すぐ求職活動実績が欲しいからすぐに実績を作れるオンラインセミナーを利用したい」という人が転職エージェントに登録して、見れるセミナーが何もなかったら意味がありません。
リクルートエージェントはオンラインセミナーがアーカイブ配信されて長期的に残っている分、登録したときにセミナーが何もない状況を防げますよ。
求職活動実績を手軽に獲得するならリクルートエージェントのオンラインセミナーがおすすめ
求職活動実績を手軽に獲得するためには、リクルートエージェントのオンラインセミナーを利用することがおすすめです。
オンラインセミナーはスマホを使って、隙間時間に手軽に見ることができるため、最も手軽に求職活動実績を獲得する方法であると言えます。
リクルートエージェントのオンラインセミナーはLIVE配信されたものがアーカイブとしてしばらく残っているため、セミナーがあまり途切れないことが強みです。
求職活動実績が必要になるタイミングは人それぞれであるため、アーカイブ機能でいつでもセミナーが見られる可能性が高いリクルートエージェントは非常におすすめです。
また、他の大手転職エージェントもオンラインセミナーに力を入れているので、オンラインセミナーで求職実績を得たい人はマイナビエージェント・dodaなどのサービスもおすすめです。
特にdodaはリクルートエージェントと同じくオンラインセミナーの数が豊富なため、求職活動実績が欲しい人におすすめですよ。
おすすめの大手総合型転職エージェント
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dodaのオンラインセミナーについて、以下の記事で詳しく解説しています。気になる人は読んでみてください。
また、doda・マイナビエージェントの評判について、以下の記事で詳しく解説しています。気になる人は読んでみてください。
オンラインセミナーに参加した証拠の提出を求められることは少ないですが、万が一にも提出を求められたときのために準備はしておきましょう。