【プロが分析】建築転職の評判と求人の実態を徹底解説
- 建築転職は、施工請負事業を母体とする、建築業界に特化した転職エージェント
- 業界経験者や国家資格を持つアドバイザーによる、専門性の高いサポートとリアルな情報提供が強み
- 転職成功の確率を上げるには、求人数の多いリクルートエージェントなどの大手を併用するのがおすすめ
口コミや評判に惑わされず、その本当の実力と注意点を知りたい人必見!
現役のキャリアアドバイザーであり、転職エージェントの起業家が「建築転職」を一切の忖度なしに徹底解説します。
建築業界での転職を成功させるためのプロならではの賢い使い方と他社との比較ポイントがわかります。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
建築転職は、建設業界で働く人が選ぶNo.1転職エージェントにも選ばれた、建築業界に特化した転職支援サービスです。
建築転職 サービス概要 | |
---|---|
サービス名 | 建築転職 |
運営会社 | 株式会社トップリフォーム |
求人数 | 27,402件 (公開求人:12,902件/非公開求人:14,500件) |
対応職種 | 施工管理、設計、工務・積算、CADオペレーター、営業 など |
対応地域 | 日本全国 |
登録免許 | 厚生労働大臣認可番号:13-ユ-313467 |
特徴 |
|
公式サイト | https://kenten.jp/ |
転職のプロがみた「建築転職」の評判まとめ

出典:建築転職 公式サイト
建築転職の総合評価
- 総合評価
- 4.5
- 専門性
- 5.0
- 求人の質
- 4.0
- 求人の量
- 2.5
- サポート力
- 4.0
まず、建築転職の特徴について要点をまとめて解説します。
▲メリット | ▼デメリット |
---|---|
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|
建築転職の1番の特徴は母体が施工請負事業であることからくる、建築業界への深い知見と企業との太いパイプです。
この独自の強みがあるからこそ、求人票だけではわからないリアルな情報にもとづいた「質の高い求人提案」が可能になるんですね。専門性を活かしてキャリアアップを目指す人にとっては、非常に心強いサービスといえます。
一方で、注意しておきたいこととしては、求人の数がどうしても限られてしまうところになります。たくさんの選択肢から比較検討したい人は、大手エージェントとの併用が賢明です。
おすすめの大手総合型転職エージェント
-
リクルートエージェント
業界No1!転職者の8割が利用する最大手の定番エージェント -
doda
顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番エージェント
建築や建設業におすすめの転職エージェントを一覧で見たい人は以下の記事も参考にしてみてください。
建築転職を使う3つのメリット・強み
建築転職には大きく3つの強みがあります。ここでは、それぞれを深掘りして解説します。
建築転職の3つのメリット
建築業界特化の「専門性」とリアルな「情報力」

出典:建築転職 公式サイト
建築転職の最大の強みは、なんといっても建築業界に特化しているところです。
一般的な転職エージェントでは、担当者が必ずしも建築系に精通しているとは限りません。そのため、転職希望者の経歴や保有資格(たとえば1級建築施工管理技士など)の価値を正しく理解し、キャリアプランに落とし込んだ提案が難しいケースもあるんですね。
それに対して、建築転職には業界実務経験者や国家資格を持つアドバイザーが多数在籍しています。専門用語が飛び交う建築業界の転職において、非常に心強いポイントといえます。
施工請負事業を母体とする「企業との関係性」

出典:建築転職 公式サイト
次に見るべきは、運営会社である株式会社トップリフォームが、もともと全国で「施工請負事業」を展開しているということです。
このバックグラウンドは他の転職エージェントにはない、ユニークな強みといえます。
施工請負事業を通じて、日頃から多くの建設会社と深い関係を築いているため、一般的な求人情報には載らないような企業のリアルな内情(社風や働き方、人間関係など)を知っている可能性が高いです。
転職の失敗は、多くの場合「入社前のイメージと実態のギャップ」から生まれます。そのギャップを埋めるためのリアルな情報を持っているのは、大きなメリットですよ。
年収UPも狙える「求人の質」

出典:建築転職 公式サイト
建築転職は、全体の求人数では大手に劣るものの、その分「質」にこだわっているといえます。
とくに、企業の採用戦略上、一般には公開されない非公開求人を多数保有しているところは見逃せません。
運営母体が持つ企業との強いネットワークを活かし、スーパーゼネコンや東証上場企業といった、好条件の求人を扱っています。年収アップやキャリアアップを本気で目指す人にとって魅力的なサービスですよね。
ただし、好条件の求人はある程度の実務経験が求められるケースもあります。
これから建築業界を目指す人や、経験が浅い場合は、UZUZ(ウズキャリ)のような既卒・第二新卒・未経験のサポートに特化したエージェントの併用をおすすめします。
UZUZは、創業者自身が既卒での就職活動に苦労した経験から立ち上げたサービスです。初めての転職や経歴に自信がない人でも、安心して相談できる手厚いサポートに定評があります。
建築転職の登録前に知っておきたい3つの注意点
ここでは、建築転職に登録する前に知っておきたい注意点や弱点も正直にお伝えします。
建築転職の3つの注意点
設立時期が比較的新しい

出典:建築転職の運営会社トップリフォーム 公式サイト
建築転職の運営会社である株式会社トップリフォームは、2015年に設立された比較的新しい会社です。
そのため、長年の実績を持つ老舗の転職エージェントと比較すると、転職支援の実績という点ではまだ発展途上といえるかもしれません。
実際に建築転職の公式サイトをみても、これまでの転職成功事例や利用者の声といった具体的な実績が掲載されていません。
どのようなサポートを経て、どんな人が転職に成功しているのかという実態が見えにくい点は、慎重に転職活動を進めたい人にとっては不安要素なのではないでしょうか。
面談はWeb・オンラインまたは電話
「建築転職」のキャリアアドバイザーとの面談は、Web・オンラインまたは電話での対応が基本となります。場所を選ばずに相談できるメリットがある一方で、対面でのサポートを希望する人には不向きです。
とくに、初めての転職で不安が大きい人や、自分のキャリアに自信がない人は、直接会って話すことで伝わる熱意や人柄を重視したい場合もあるでしょう。そのような場合は、全国に拠点を持ち、対面での面談に対応しているエージェントの併用がおすすめです。
たとえば、若手のサポートに定評のあるマイナビエージェントや、ハイクラス層の支援に強いJACリクルートメントは、全国の主要都市にオフィスを構えており、直接キャリア相談をしたい人にとっては心強い選択肢となります。
【対面面談可能】おすすめ転職エージェント
-
マイナビエージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の正社員求人が多数 -
JACリクルートメント
国内3位の規模を誇る転職エージェント!年収600万〜1,500万円以上の案件を多数保有
地方は求人数が少ない
建築転職は全国の求人を扱っていますが、実際の求人数を見てみると、都市部と地方で大きな差があるのが実情です。
具体的に比較すると、その差は明らかです。
エリア | 都道府県 | 公開求人数 |
---|---|---|
都市部 | 東京都 | 約1,300件 |
大阪府 | 約670件 | |
愛知県 | 約655件 | |
神奈川県 | 約540件 | |
福岡県 | 約500件 | |
地方 | 福井県 | 約160件 |
秋田県 | 約150件 | |
山形県 | 約140件 | |
高知県 | 約130件 | |
鳥取県 | 約100件 |
このように、東京都と鳥取県では10倍以上の差があります。
地方で転職を考えている人は、建築転職だけに絞るのではなく全国規模で豊富な求人を持つ大手エージェントを併用し、選択肢を広く持っておくのがおすすめです。
建築転職の弱みは、サービスの歴史や面談形式、求人エリアの偏りに関するものです。
これらを理解したうえで、自分で求人を探すのであればdoda(デューダ)、サポートが必要ならリクルートエージェントのような大手と併用し、自分に合ったサポート形式を見極めてくださいね。
建築転職が保有している求人の特徴
建築転職は具体的にどのような求人を扱っているのでしょうか。公式サイトの公表データを基に、5つの観点からその傾向を分析します。
建築転職の求人の特徴
【職種別】求人内容の傾向

出典:建築転職 公式サイト
建築転職が扱う求人は、その名の通り建築業界の技術職に深く特化しています。
とくに、全体の求人の中でも「施工管理」と「設計」関連が中心となっていることがわかります。
そのほか、専門性を活かせる「工務・積算」「CADオペレーター」や経験を活かせる「営業」職の求人も保有しており、建築業界内での多様なキャリアパスに対応しているところが特徴です。
【エリア別】求人数の傾向

出典:建築転職 公式サイト
建築転職が保有する求人は全国に及びますが、その分布にはエリアによって違いがあります。公開求人数を見ると、東京、大阪、愛知といった大都市圏に求人が集中していることがわかります。
これは、大規模な建設プロジェクトや企業の本社機能が都市部に集積しているためだと考えられます。
地方にも求人はありますが、数としてはどうしても限定的になってしまいます。UターンやIターンを考えている場合は、希望エリアの求人状況を事前に確認することをおすすめします。
【求人の種類別】非公開求人が半数以上を占める

出典:建築転職 公式サイト
建築転職の大きな特徴の1つが、非公開求人の多さです。全求人27,402件のうち、半数以上を占める14,500件が非公開求人となっています。
非公開求人とは、企業の採用戦略上、一般には公開されない求人のことです。重要なポジションの募集や、競合他社に知られたくない新規事業の求人などがこれにあたり好条件であるケースが多い傾向にあります。
これだけ多くの非公開求人を持っているのは、運営母体の事業を通じて、企業と深い信頼関係を築いている証拠ともいえますね。
【企業の種類別】スーパーゼネコンから設計事務所まで

人気のキーワードには「スーパーゼネコン」「ゼネコン」「設計事務所」「デベロッパー」「サブコン」「ハウスメーカー」といったものが見受けられます。
建築転職は特定の企業規模や種類にかたよらず、業界内の幅広い選択肢を転職希望者に提供していることがわかります。
大手で安定したキャリアを築きたい人から、専門性の高い設計事務所でスキルを磨きたい人までフレキシブルに対応できる求人ラインナップが用意されています。
【キーワード別】どんな経験が求められるか
建築転職がどのような人材をターゲットにしているかは、公式サイトで人気のキーワードとしてあげられている項目からざっくりわかります。
「一級建築士」「1級建築施工管理技士」といった難易度の高い国家資格名や、「スーパーゼネコン」「デベロッパー」といった業界内の主要プレイヤーが並んでいます。
このことから、建築転職は専門資格や実務経験を持つ、即戦力となる人材を主なターゲットとしていると考えられます。キャリアアップを目指す経験者にとって、自身の価値を正しく評価してくれる求人が見つかりやすい環境ですね。
【他社比較】建築転職と他のエージェントとの違い
建築転職の立ち位置をより明確にするために、他の主要な転職エージェントと比較してみましょう。
他の転職エージェントとの比較
建築転職と大手総合型転職エージェントの違い
ここでは、リクルートエージェント・dodaのような、いわゆる「大手総合型」のエージェントと建築転職の違いをみていきましょう。
![]() 建築転職 |
![]() |
![]() |
![]() |
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---|---|---|---|---|
総合おすすめ度 | ★★★★☆ 4.5 |
★★★★☆ 4.8 |
★★★★☆ 4.7 |
★★★★☆ 4.7 |
求人数 | 1.4万件以上 | 906,070件 | 277,070件 | 非公開 |
特徴 |
●建築業界特化 ●質の高い非公開求人 ●専門的サポート |
●業界No.1の求人数 ●面接サポートが充実 ●職務経歴書エディターが便利 |
●顧客満足度No.1 ●27万件超の求人数 ●求人を絞って紹介 |
●20代若手層の転職支援に強み |
おすすめの人 | 20代〜40代の建築業界経験者 | 全世代 | 全世代 | 20代〜30代前半 |
登録 | ||||
2025年8月時点の求人数 |
建築転職と大手総合型転職エージェントの1番の違いは、やはり求人の数です。
大手総合型エージェントの強みは、なんといってもその圧倒的な求人数です。転職活動の初期段階で、どのような求人が世の中に存在するのか市場の全体像をとらえるには最適といえます。
また、大手は全国に拠点があるため、地方での転職やUターン・Iターンを考えている場合も、幅広い地域の情報を得やすいのが特徴です。
サービス面では、大手総合型エージェントは多くの転職者を成功させてきた実績から、書類添削や面接対策といった転職活動のノウハウが体系化されています。
それに対し建築転職は、建築業界の動向や専門職のキャリアパスを熟知したコンサルタントが、一人ひとりに寄り添う専門的なサポートに力を入れているという違いがあります。
建築転職は非常に心強い存在ですが、転職活動の成功確率を最大化するためには、まず市場にどのような求人が存在するかを網羅的に把握することが不可欠です。
その点で、業界No.1の求人数を誇るリクルートエージェントは、最初に登録すべきエージェントといえますね。
まずはリクルートエージェントに登録して選択肢を最大限に広げ、その上で「建築転職」のような専門家集団に相談し、キャリアの解像度を上げていく。この順番が、失敗しない転職活動の王道です。
おすすめの大手総合型転職エージェント
-
リクルートエージェント
業界No1!転職者の8割が利用する最大手の定番エージェント -
doda
顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番エージェント -
マイナビエージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の正社員求人が多数
それぞれのサービスの評判や口コミが気になる人は以下の記事を参考にしてみてください。
建築転職と他の建築特化型エージェントとの違い
建築業界に特化したエージェントは他にも存在します。
ここでは、代表的な特化型サービスである「建築求人.jp」「A-Worker」と「建築転職」を比較してみましょう。
![]() 建築転職 |
![]() 建築求人.jp |
![]() A-Worker |
|
---|---|---|---|
総合おすすめ度 | ★★★★☆ 4.5 |
★★★☆☆ 3.5 |
★★★★☆ 4.0 |
求人数 | 27,402件 | 21,915件 | 304件 |
特徴 |
●質の高い非公開求人 ●施工請負事業が母体 ●専門的サポート |
●未経験者向けの教育システム ●幅広い職種・資格に対応 |
●設計職に100%特化 ●小規模な設計事務所に強い ●スカウト機能あり |
おすすめの人 | 20代〜40代の建築業界経験者 | 未経験者〜ベテランまで幅広く | 設計分野で働きたい人(特に若手) |
登録 |
建築転職のユニークなところは、やはり「施工請負事業」という強力な事業母体を持つことです。
これにより、単なる人材紹介に留まらない、業界の川上から川下までを理解した上での企業提案や情報提供が期待できる点が、他社との大きな差別化ポイントになるでしょう。
転職エージェントに絶対的な正解はありません。
「量」を重視するなら大手、「質」と「専門性」を求めるなら特化型、というように、自身の戦略に合わせて使い分けることが成功への近道です。
建築転職がおすすめの人の特徴
建築転職は、建築業界に特化し、求人の「量」よりも「質」を重視する転職エージェントです。
業界のリアルな情報や専門的なサポートに強みがあるため、どのような人におすすめできるのか、また他のエージェントを併用した方が良いのはどのような人なのかを具体的に解説します。
建築転職がおすすめな人
建築転職の利用がおすすめな人
建築転職は、建築業界から建築業界へのキャリアを考えている人に向いているサービスです。
とくに、いまの資格や経験・スキルを活かして「年収を上げたい」「スキルアップしたい」という人におすすめです。
建築転職の利用がおすすめな人
- 建築業界内でのキャリアアップを目指している人
- 運営母体の独自性を活かした「現場のリアルな情報」を重視する人
- 専門資格や実務経験を活かして、さらにキャリアを深めたい人
建築転職は業界実務経験や国家資格を持つアドバイザーからサポートを受けられます。
大手総合型の転職エージェントとは異なり建築ならではのキャリアに価値を見いだすことが得意なため、経歴や資格の本当の価値を理解したうえでの求人提案が強みです。
さらに「求人情報だけでは伝わりにくいリアルな社風や働き方」といった情報も教えてくれるので、入社後のミスマッチを減らすことができます。
他のエージェントも併用した方が良い人
建築転職は専門特化型であるがゆえの注意点もあります。
転職活動の軸と照らし合わせ、以下に当てはまる場合は他のエージェントも併用しましょう。
他のエージェントも併用した方が良い人
- 地方での転職を考えている人
- 実務経験が浅い、または未経験から建築業界を目指す20代
- 建築業界以外のキャリアも幅広く検討したい人
上記のリストに当てはまる人は、リクルートエージェントのような大手総合型の転職エージェントとの併用をおすすめします。
建築転職と並行して利用し、情報収集の網を広げましょう。

末永

最終的に大切なのは、自身のキャリアプランや転職の軸に合ったエージェントを選ぶことです。
この記事を参考に、まずは複数のエージェントに相談してみて、最も信頼できると感じたパートナーと転職活動を進めていくことをおすすめめします。
おすすめの大手総合型転職エージェント
-
リクルートエージェント
業界No1!転職者の8割が利用する最大手の定番エージェント -
doda
顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番エージェント
建築転職の登録から内定までの流れ
建築転職を利用する場合、登録から内定までは主に以下のステップで進みます。
登録から内定までの5ステップ
STEP1:無料カウンセリング登録

出典:建築転職 公式サイト
まずは建築転職の公式サイトから、無料の会員登録をします。登録は電話番号とメールアドレスだけで簡単にでき費用は一切かかりません。
登録時に職務経歴書などの書類は不要です。まだ転職を考えていない段階でも、情報収集目的で登録してみるのもおすすめです。
勤務先に転職活動を知られたくない場合は、個人用のメールアドレスで登録すると安心です。
STEP2:キャリアアドバイザーと面談
登録後、キャリアアドバイザーとの面談に進みます。面談では、これまでの経歴やスキル、希望する転職時期、職種、年収、待遇などの条件を具体的に伝えます。
面談のときに重要なのは、遠慮せずに自分の希望を正直に伝えることです。建築転職には業界実務経験や国家資格を持つアドバイザーが多数在籍しているため、専門的な観点から最適なキャリアプランを一緒に考えてくれます。
オンラインでの面談も可能なので、遠方に住んでいる人や、在職中で忙しい人でも安心して相談できます。
STEP3:求人紹介・応募
面談でのヒアリング内容をもとに、アドバイザーが希望に合った求人を紹介してくれます。建築転職は非公開求人を多く保有しているため、一般には出回らない優良企業の求人に出会える可能性があります。
求人内容や条件だけでなく、企業の風土や働き方といった内部事情も教えてくれるので、わからないことがあればこのタイミングで聞くようにしましょう。
もちろん、紹介された求人に必ず応募しなければいけないわけではありません。希望に合わない場合は、遠慮なく断ることができます。
STEP4:選考対策・面接
応募したい企業が決まったら、アドバイザーが企業との間に立って面接の日程調整などをすべて代わりにやってくれます。面倒なスケジュール調整を代行してくれるのは大きなメリットです。
さらに、履歴書や職務経歴書といった応募書類の添削や、企業ごとの面接対策もサポートしてもらえます。
企業が求めている人物像や面接の傾向といった情報も教えてもらえるため、万全の準備で選考に進むことができます。
STEP5:内定・入社
無事に内定が決まった後も、サポートは続きます。給与や待遇といった条件面の交渉を代行してくれるほか、現在の職場の円満な退職に向けた手続きについても相談に乗ってくれます。
入社手続きと退社手続きを一人で同時に進めるのは大変ですが、アドバイザーのサポートがあれば安心です。
入社に関して不安なことがあれば、内定後でも気軽に相談できるので、最後まで心強いパートナーとなってくれます。
転職は大きな決断ですが、最初の一歩は「相談してみる」ことです。
現在の自分の市場価値を知るだけでも、今後のキャリアを考える上で大きなプラスになりますよ。
建築転職の運営会社情報
株式会社トップリフォーム 会社概要 | |
---|---|
運営会社 | 株式会社トップリフォーム |
代表 | 代表取締役社長:永井 良 |
事業内容 | 施工請負事業、人材紹介事業、住宅設備機器の販売 |
所在地 |
〒141-0031 東京都品川区西五反田1-30-2 ウィン五反田ビル3F |
設立年月日 | 2015年10月9日 |
資本金 | 50,000,000円 |
従業員数 | 38人(グループ合計150人) |
公式サイト | https://topreform.jp/ |
建築転職についてよくある質問
最後に、建築転職に関してよく寄せられる質問にお答えします。
建築転職の利用料金は?
建築転職のビジネスモデルは?
建築転職は、厚生労働省から「職業紹介事業」の許可をもらって運営している転職支援サービスです。
転職したい人を紹介した企業からお金をもらう仕組みなので、利用する側は最後まで無料でサポートが受けられるんです。

建築転職は施工管理ばかり?
施工管理や設計の求人が中心になることが多いですね。
これは、職業安定法(第三十二条の十一)によって、転職エージェントが港湾運送や建設業務といった、いわゆる現場作業の職業を紹介することが禁止されているためです。
建築転職に登録したら会社にバレますか?
建築転職に登録したことがバレることはないので安心してください。
転職エージェントには、職業安定法によって「秘密を守る義務(守秘義務)」が定められています。
転職者の許可なく、登録した情報が今の会社や他の場所に伝わることはありません。
建築転職からしつこい連絡はありますか?どう断ればいいですか?
建築転職からの連絡の頻度は、担当者との相性によるところが大きいです。
また、建築転職のような中小規模のエージェントは、一人ひとりの転職者とじっくり向き合うスタイルが多いため、その熱心さが「しつこい」と感じられてしまうことがあるかもしれません。
これは、大手エージェントが1日に何人もの転職希望者と面談するのに対し、特化型エージェントは1ヶ月の面談が10人程度のこともあります。逆にいうと、それだけ手厚いサポートが期待できますが、最終的には担当者との相性次第いったところでしょうか。
もしペースが合わないと感じた場合は、遠慮なく「現在は情報収集の段階なので、よい求人があればまた連絡してください」と伝えましょう。それでも改善しないときは、担当者の変更を申し出るか、他のエージェントに乗り換えるとよいです。
たとえば、自分で応募することも、エージェントのサポートを受けることもできるdodaを最初から併用しておけば、万が一担当者と合わなくてもスムーズに転職活動を続けられますよ。
建築転職の退会方法は?
公式サイトによると、下記の電話番号またはメールアドレスに連絡することで退会手続きが可能です。
- 電話番号:0120-997-439
- メールアドレス:taikai@kenten.jp
メールで連絡する場合は、以下のテンプレートを参考にしてください。
退会メール テンプレート
件名:退会手続きのお願い(氏名:〇〇 〇〇)
建築転職 担当者様
お世話になっております。
貴社サービスに登録させていただいております、〇〇 〇〇と申します。
この度、一身上の都合により、退会させていただきたくご連絡いたしました。
氏名:〇〇 〇〇
登録メールアドレス:xxxx@example.com
登録電話番号:090-xxxx-xxxx
お手数ですが、登録情報の削除と、今後の連絡停止の手続きをお願いいたします。
これまでご支援いただき、誠にありがとうございました。
署名:〇〇 〇〇
転職エージェントは複数登録が基本です。1社だけに依存すると、知らず知らずのうちにエージェントの都合が良い方向に誘導されるリスクもゼロではありません。
おすすめの使い方としては、まずリクルートエージェントやdodaのような大手で求人情報を集めます。そのうえで、建築転職に「大手からはこんな求人を提案されたのですが、ぶっちゃけどうですか?」とセカンドオピニオンを求めるのです。
面倒に感じるかもしれませんが、エージェント活用においては複数の視点を持つことが欠かせません。転職活動の主導権を自分でにぎり、納得のいく意思決定ができる仕組みづくりをしてみてくださいね。