【プロが辛口評価】ビルドジョブの評判は?口コミと強み・弱みを徹底分析
ビルドジョブの評判は本当に良い?
元リクルートの転職エージェント起業家が、実際の口コミと調査で判明した弱みをもとに、サービスのメリット・デメリットを徹底解説します。
登録前に知るべき注意点や、どんな人におすすめかをプロの視点で正直にお伝えします。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
ビルドジョブはどんな人に・なぜおすすめ?
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ビルドジョブは、年収や働き方を改善し、5年後・10年後を見据えたキャリアプランを専門家とじっくり考えたい建設業界の経験者におすすめ
-
ビルドジョブで質の高い非公開求人の提案を受ける前に、まずは業界No.1の求人数を誇るリクルートエージェントで選択肢を網羅的に把握し、転職活動の失敗リスクを減らそう
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未経験や経験の浅い20代なら、若手への手厚いサポートに定評があるUZUZを併用することで、経歴に合った求人を紹介してもらえる
人気! ![]() |
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リクルートエージェント | ビルドジョブ | doda | UZUZ |
取り扱い求人数No.1 | 建設業界のハイクラス転職に特化 | 顧客満足度No.1のサポート | 20代・未経験の支援に強い |
906,070件 | 非公開 | 277,070件 | 非公開 |
ビルドジョブとはどんな転職エージェント?

出典:ビルドジョブ
ビルドジョブは、建築・土木・設備といった建設業界での転職支援に特化したエージェントです。
建設業界に特化したエージェントは数多くありますが、ビルドジョブの競合優位性はサポート体制の手厚さにあります。
ビルドジョブに在籍するコンサルタントは建設業界の転職支援エキスパートです。書類作成や面接対策といった内定獲得に向けたサポートを徹底し、求職者の転職成功率を高めているのが大きな特徴ですね。
その結果として、以下のような高い実績を誇っています。
ビルドジョブの主な実績
- 累計支援人数:20,000人
- 紹介先企業数:900社
- 内定獲得率:77%
ビルドジョブの紹介先企業(一部抜粋)
ビルドジョブの評判・口コミまとめ
ビルドジョブ利用者による評価
- 総合満足度
- 4.2
- 専門性
- 4.8
- 求人の数
- 3.5
- 求人の質
- 4.5
- サポート力
- 4.6
まず、ビルドジョブの様々な評判や口コミについて、まとめて解説します。
▲良い評判・口コミ | ▼悪い評判・口コミ |
---|---|
・専門性を活かしたキャリアアップ ・年収と働き方の両立 ・書類選考の通過率アップ |
・未経験には不向き ・大手と比べると求人が限定的 ・登録しないと求人が見れない |
ビルドジョブ1番の特徴は、建設業界に特化した専門性の高いサポートです。
口コミからも、キャリアアップや年収と働き方の両立を実現している声が多く、質の高いサービスを提供していることがうかがえます。
一方で、注意すべき点としては、サポートが資格を持っていたりとか経験者向けに特化している可能性が高いです。また、大手転職エージェントと比べると求人数が限られるため、たくさんの選択肢を見たい人には物足りないかもしれません。
こうしたデメリットは、リクルートエージェントのような大手エージェントと併用することで、うまくカバーしていくのが良いです。
とくに20代や未経験の人は、サポートの手厚さに定評があるUZUZのような転職エージェントに相談するのもおすすめですよ。
未経験に強い!おすすめエージェント
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UZUZ
平均12時間以上の手厚いサポート!学歴に関係なく未経験からの正社員転職に強み -
ハタラクティブ
大手企業が運営している老舗の転職エージェント!未経験から挑戦できる求人多数 -
マイナビジョブ20's
未経験OKの求人が7割以上!新卒支援実績No.1のマイナビによる20代向けエージェント
おすすめの転職エージェントを一覧で見たい人は以下の記事も参考にしてみてください。
ビルドジョブの良い評判・口コミ
では、実際にビルドジョブを利用した人は、どのような点にメリットを感じているのでしょうか。
公式サイトに掲載されている口コミを、私の解説とあわせて見ていきましょう。
ビルドジョブのメリットまとめ
専門性を活かしてキャリアアップできた

出典:ビルドジョブの公式サイト
まずビルドジョブの評判で目立つのが「専門性を正しく評価してもらい、キャリアアップや希望の職種へのキャリアチェンジを成功」させているケースです。
実際の口コミを見てみましょう。
評判・口コミ

30代
1級電気工事施工管理技士
転職前:大手サブコン 650万円
転職後:大手ゼネコン 750万円
昨今の社会事情や物価上昇にともない先行きに不安を感じられ、客先が爆発的に忙しくなる傾向はなく、逆に廃業・倒産の可能性もあり不安が続いた状況でした。ちょうど良いタイミングで、以前より気になっていた会社から内定をもらえて子供の年齢も考え転職を決意しました。

50代
1級建築施工管理技士
転職前:大手スーパーゼネコン 950万円
転職後:大手デベロッパー傘下企業 取締役 1200万円
スーパーゼネコンにて、これまで数々の建造物の建築に携わっており、メンバーのマネジメントなどにも従事していました。今回はより一層建設業界を盛り上げていきたいと想い転職を決意し、これまでの経験や身に付けてきた技術力、現場やメンバーのマネージメント能力を活かしてポジションを上げて転職できました。

20代
2級建築施工管理技士
転職前:地場ゼネコン 450万円
転職後:ハウスメーカー 400万円
学生からの夢であった設計の夢を捨てきれず転職活動をしました。本来は大きい施設の意匠設計に携わりたかったのですが、軒並み書類は通過せず…自分のスキル不足ということがわかり、まずはハウスメーカーにて設計の経験を積むために会社を選んでもらいました。年収も大きく下がらず設計の実務経験に加えて、建築士の資格取得も後押ししてくれる会社に転職を決めました。

末永

このような専門性を活かしたキャリア提案が可能なのは、ビルドジョブが業界特化型であることに加え、在籍するコンサルタントが建設業界のキャリアパスを熟知しているからです。
例えば、施工管理の経験者が次にどのようなスキルを身につければ「設計」や「デベロッパー」といった別の職種に挑戦できるのか、その道筋を具体的に描けるわけです。
ビルドジョブは、ただ求人を横流しするのではなく一人ひとりの5年後・10年後を見据えたキャリアカウンセリングを重視しているからこそこうした提案ができるんですね。
年収と働き方の両立が叶った

出典:ビルドジョブの公式サイト
「建設業は好きだけど、働き方が厳しい…」そんな悩みを持つ人は少なくありません。
ビルドジョブでは、年収とワークライフバランスの両立を成功させたという口コミも見られます。
評判・口コミ

20代
2級建築施工管理技士
転職前:大手ゼネコン 630万円
転職後:地場優良ゼネコン 600万円
現職では時間外(残業)が多く、出社回数も多かったため家族との時間が取れなかったんです。結婚を機に働き方を変えて、現在のワークライフバランスを整えたかったのが理由で転職を考えました。また社内でも退職者が増え続けており、今後について不安を抱えることが多くなったので転職を決意しました。地場優良企業にご転職をすることで給与を大きく条件を下げずに転職成功できて良かったです。

50代
1級土木施工管理技士・技術士
転職前:地場ゼネコン 720万円
転職後:発注者支援業務 720万円
組織体制が大幅に変更され、これまでの業務体制が大幅に変更されることになりました。業務量が大幅に増加し、業務内容の自由度もなくなったので将来に不安を感じました。また、通勤時間が片道2時間以上を要していたため、ワークライフバランスを取れ、年収を落とさない会社に転職を決めました。

末永

「給与を下げずに働きかたを改善する」というのは、転職において非常に難易度の高い交渉です。これが実現できる背景には、ビルドジョブならではの「企業との太いパイプ」があります。
とくに地元の優良企業などは、普通ののエージェントには求人を出さず、信頼できる特定の紹介会社にだけ案件を任せることが多いのです。
ビルドジョブは、そうした企業との関係性を深く構築しているため、求職者のスキルを適正に評価してくれる企業を見つけ出し、年収と働き方の両方を満たす、質の高いマッチングを実現できるのでしょう。
キャリアの可能性が広がった

出典:ビルドジョブの公式サイト
転職の目的は人それぞれですが、自分のキャリアの可能性を広げるためにビルドジョブを活用したという声もあります。
評判・口コミ

40代
技術士
転職前:不動産デベロッパー 670万円
転職後:建設コンサルタント 650万円
現在の会社に不満は特になかったのですが、成長分野で仕事がしたいと想い、自分の市場価値と外の世界を見てみたいという理由で転職活動を開始しました。様々な会社を紹介してもらううちに、最終的には年収は下がったものの、今後伸びるとされている分野にチャレンジすることにしました。

40代
1級管工事施工管理技士
転職前:派遣会社 550万円
転職後:プラント関連 650万円
キャリアの大部分を人材派遣会社で過ごし、派遣ではなく普通の会社に就職することを希望しました。また建築関連の職務ではなく、どちらかといえばプラントよりの職務でこれまでの経験を活かせる職務に就きたいと考えいたのでプラント関係の会社での施工管理業務に転職を決意しました。

末永

人材紹介会社のビジネスモデルは、転職が成立して初めて企業から成功報酬をもらうというものです。そのため、エージェントによっては無理に転職をすすめてくるケースも少なくありません。
これらの口コミからは、ビルドジョブが目先の利益だけでなく「今は転職しない」という選択肢もふくめて、求職者のキャリアにとって何が最善かを一緒に考えるパートナーであろうとする姿勢がうかがえます。
これは、経営方針として「中長期的な支援」をかかげているからこそできることであり、求職者にとっては非常に信頼できるポイントですよ。
書類選考の通過率が上がった

出典:ビルドジョブの公式サイト
「経験は豊富なのに、なぜか書類で落ちてしまう」という悩みは、ベテラン層に多いものです。
そんな状況を打開できたという口コミも届いています。
評判・口コミ

50代
1級建築士
転職前:大手設計事務所 750万円
転職後:大手設計事務所 850万円
建築設計のスキルと外国語を活かしたキャリア形成を目指し現職の会社に転職しました。しかしながら、会社の業績悪化に伴う国際事業の方針転換が決まったんです。現職ではこれ以上自身が望むキャリア形成ができないと思い転職を考えはじめました。最初は希望年収なども落とせず、書類選考が落ち続けてましたが、自分のキャリアや実現したいことをビルドジョブ経由で訴求してもらうことで書類選考通過率UPし、最終的には自分の意図する企業から内定をもらうことができました!

末永

これはビルドジョブを利用する最大のメリットの一つです。転職エージェントは、職務経歴書を添削するだけでなく企業に候補者を推薦する際に「推薦状」を添付します。そこには、書類だけでは伝わらないその人の強みや人柄、キャリアへの想いを書き添えるのです。
とくにビルドジョブのような特化型エージェントは、企業の採用担当者と日頃から密にコミュニケーションを取っているため、「この人が推薦するなら間違いない」という信頼関係ができています。
この「第三者からの客観的な推薦」があることで、一人で活動するよりも書類選考の通過率が劇的に向上するのです。
まとめ
こうして見ると、ビルドジョブは単なる求人紹介屋ではなく、建設業界におけるキャリア形成の戦略的パートナーとしての役割を果たしていることがわかりますね。
自分の専門性をどう活かせばキャリアアップにつながるのか、あるいは今の働き方を変えたいけれどどうすれば良いか分からないといった具体的な悩みを持つ人にとって、非常に心強い存在といえます。
ビルドジョブの悪い評判・利用前の注意点
結論からいうと、ビルドジョブについて「悪い口コミ」は見受けられませんでした。
ここでは、ネットに上がっている評判やサービス内容・事業内容から見えてくるビルドジョブの注意点について正直に解説します。
登録しないと求人を閲覧できず、どのような案件があるか不明
ビルドジョブの公式サイトでは、求職者が自分で求人を検索することはできません。
どのような求人を扱っているかを知るためには、まず登録してコンサルタントと面談する必要があります。
これは、いわゆる「非公開求人」に特化しているためです。すぐにでも求人を見たい人にとっては、少し手間に感じるかもしれませんね。

末永

企業が求人を非公開にするのには理由があります。たとえば、競合他社に知られたくない重要なポジションの募集や、応募が殺到しすぎるのを避けるためです。エージェント側も、こうした質の高い求人を「登録者限定」にすることで、自社の強みにしています。
ただ、求職者からすると「どんなカードを持っているか分からない」状態なのは事実です。まずはリクルートエージェントやdodaのような大手で公開求人を広く見て、業界の求人動向を把握してから、ビルドジョブで非公開求人の提案を受ける、という進め方が効率的でおすすめですよ。
ハイクラス向け求人が中心で未経験・経験が浅い層には不向き

出典:ビルドジョブの公式サイト
紹介した良い評判・口コミを見ると、成功事例の多くが「1級建築施工管理技士」といった難関資格の保有者や、豊富な実務経験を持つベテラン層です。
このことから、ビルドジョブは即戦力となる人材向けの求人を中心にあつかっている可能性が高いと考えられます。
未経験者や経験の浅い20代にとっては「紹介される求人が少ない」「あるいは希望にあわない」と感じてしまうかもしれません。

末永

もし未経験からの挑戦や、まだ経験が浅い20代なら、第二新卒や若手へのサポートを専門でやっている転職エージェントを併用するのが成功への近道です。
たとえばUZUZ(ウズキャリ)は、創業者自身が既卒での就職活動に苦労した経験から立ち上げたサービスです。初めての転職や経歴に自信がない人でも、安心して相談できる手厚いサポートに定評がありますね。
未経験転職におすすめの転職エージェントを一覧で見たい人は以下の記事も参考にしてみてください。
業界特化のため大手エージェントより求人が限定される

出典:ビルドジョブの公式サイト
ビルドジョブは建設業界に特化しているからこそ専門性が高いわけですが、これは裏を返せば「求人の幅が限定される」ということでもあります。
リクルートエージェントやdodaのような大手総合型エージェントと比較すると、紹介される求人の総数はどうしても少なくなります。

末永

転職活動の基本戦略として、まず大手総合型エージェントに登録し、どのような求人があるか市場の全体像を把握することをおすすめします。
そのうえで、ビルドジョブのような特化型エージェントに相談し、より専門的なアドバイスやここにしかない非公開求人の提案を受けるのです。大手と特化型、それぞれの強みを理解し、両方をうまく使い分けることが、転職成功の確率を高める方法といえますね。
まとめ
どんなに良いサービスでも、全ての人にとって完璧というわけではありません。
大切なのは、こうした注意点を事前に理解したうえで「自分の場合はどう活用すべきか?」と戦略を立てることです。ぜひ、これらのポイントを参考にして自分ならではの転職活動を進めてくださいね。
おすすめの大手総合型転職エージェント
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リクルートエージェント
業界No1!転職者の8割が利用する最大手の定番エージェント -
doda
顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番エージェント -
マイナビエージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の正社員求人が多数
【プロが辛口評価】ビルドジョブのメリット・デメリット
ここでは、ビルドジョブの良い評判・悪い評判をふまえてメリット・デメリットを解説していきます。
ビルドジョブを使うメリット
ビルドジョブの最大の価値は、やはり建設業界に特化した専門性の高さにあります。
口コミからもわかる通り、ただ求人を紹介するだけでなく「施工管理から設計」といったキャリアチェンジや年収と働き方の両立など、一人ひとりのキャリアプランに深くふみ込んだ提案をしてくれるのは一般的なエージェントにはない大きな魅力です。
とくに「自分の市場価値がわからない」「今後のキャリアの方向性に悩んでいる」といった人にとってはもってこいのサービスといえますね。
ビルドジョブ利用時に注意すべきデメリット
一方で、注意点として解説したように、ビルドジョブは「非公開求人」が中心で経験者向けの傾向があります。
そのため、「まずはどんな求人があるか広く見てみたい」という段階や、「未経験から建設業界に挑戦したい」という人にとっては、最初の一社として最適とはいえないかもしれません。
ビルドジョブを最大限活用するには、「自分のキャリアは自分で決める」という主体性を持ち、コンサルタントの提案をうのみにせず、自分に合うかどうかを冷静に見極める視点が重要になります。
結論として、ビルドジョブは「建設業界でのキャリアアップを真剣に考えている経験者」にとっては、非常に強力なパートナーになります。
ただし、その専門性を最大限に活かすためにも、まずはリクルートエージェントのような大手で市場感をつかみ、そのうえでビルドジョブに相談するという「合わせ技」を活用してみてくださいね。
ビルドジョブがおすすめの人
ビルドジョブは建設業界に強いですが、それだけでは他の建設業界特化型のエージェントとの違いは見えにくいですよね。
結論からいうと、ビルドジョブは以下のような人にこそ使って欲しいサービスです。
ビルドジョブはこんな人におすすめ
- 目先の条件だけでなく、5年後・10年後を見据えたキャリアプランをプロと一緒に考えたい人
- 今の労働環境や働き方に根本的な疑問を感じており、本質的な改善を目指したい人
- 過去に他のエージェントを利用し、流れ作業のような対応に不満を感じたことがある人
- 自分のキャリアの価値を正しく理解し、それを最大限に評価してくれる企業と出会いたい人
このようにおすすめできる理由は、ビルドジョブのサービスの成り立ち、つまり「なぜこの事業を立ち上げたのか」という代表の思想にあります。
代表の山口氏は前職のエージェント時代に、深く考えずに『なんとなく転職』してしまう求職者と、雑な支援をおこなうエージェントが非常に多いことに強い危機感をいだいたと語っています。
このままではミスマッチな転職が増え、日本全体の生産性が落ちてしまうのではないか。この課題を解決し、一人ひとりの「仕事の満足度」を「人生の満足度」に直結させたい。こういった想いが「最高の仕事が最高の人生を作る」というコンセプトとなり、ビルドジョブの創業につながったのです。

出典:株式会社MyVision
だからこそ、流れ作業のようなサポートではなく一人ひとりのキャリアと真剣に向き合いたいと考えている人に、ビルドジョブはもってこいのサービスといえます。
多くのエージェントが「求人紹介」をゴールに置く中で、ビルドジョブは「人生の満足度向上」をゴールに置いている。ここに大きな違いがあります。
ただ転職先を見つけるだけでなく「転職を通じて、自分の働き方や人生そのものを見つめ直したい」と考えているなら、ビルドジョブのコンサルタントはきっと最高のパートナーになってくれるはずです。
その場合でも、まずはリクルートエージェントのような大手で市場の全体像をつかんでから相談すると、より多角的な視点から自分のキャリアを考えられますよ。
ビルドジョブと他の建設系転職エージェントを比較
ビルドジョブが自分に合っているかを見極めるためには、他の転職エージェントと比較することが欠かせません。
ここでは「大手総合型」と「他の建設特化型」という2つの軸で、ビルドジョブの立ち位置と強みを明らかにしていきます。それぞれの特徴を理解し、かしこく使い分けていきましょう。
他の転職エージェントとの違い
求人数とサポート範囲で見る「大手総合型」との違い
まずは、大手総合型エージェントとの違いを比較表で見てみましょう。
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---|---|---|---|---|
総合おすすめ度 | ★★★★☆ 4.2 |
★★★★★ 4.8 |
★★★★☆ 4.7 |
★★★★☆ 4.5 |
求人数 | 非公開 | 906,070件 | 277,070件 | 求人多数 |
特徴 |
●建設業界に完全特化 ●質の高い非公開求人 ●専門的なキャリア相談 |
●業界No.1の求人数 ●全業界・職種を網羅 ●面接サポートが充実 |
●顧客満足度No.1 ●豊富な求人数 ●転職フェアなどのイベントも多い |
●20代・第二新卒の支援に強み ●中小企業の求人も豊富 |
おすすめの人 | 30代〜50代の建設業界経験者 | すべての人 | すべての人 | 20代〜30代前半 |
登録 | ||||
※求人数は2025年8月時点のものです。 |
リクルートエージェントやdodaのような大手総合型エージェントとの最も大きな違いは、やはり求人数とサポートの専門性です。
大手のエージェントは業界・職種を問わず、全国の膨大な求人を扱っているため、とにかくたくさんの選択肢の中から探したいという人にとっては心強い存在です。一方で、担当者が必ずしも建設業界に精通しているとは限らないという側面もあります。
対してビルドジョブは、求人数こそ大手に劣るものの建設業界に特化しています。そのため、業界の深い知識にもとづいた質の高いサポートが受けられるのが強みです。
これはどちらが良い・悪いという話ではなく、転職活動のフェーズによって戦略的に使い分けるのが正解です。私自身、多くの転職者さんにこのようにお伝えしています。
まず転職活動の初期段階では、大手総合型エージェントに登録して「世の中にはどんな求人があるのか」「自分の市場価値はどれくらいか」といった相場観を広くつかんでください。いわば、品揃え豊富な百貨店でウィンドウショッピングをするイメージですね。
そして、ある程度方向性が見えてきたら、ビルドジョブのような専門店にいくのです。そこで業界の深い情報インプットしたり独自の非公開求人を紹介してもらったりすることで、より具体的で質の高い転職活動へとシフトしていく。この流れが、失敗しないための王道パターンですよ。
おすすめの大手総合型転職エージェント
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リクルートエージェント
業界No1!転職者の8割が利用する最大手の定番エージェント -
doda
顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番エージェント -
マイナビエージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の正社員求人が多数
サポートの質で見る「他の建設特化型」との違い
次に、同じ建設業界に特化した他のエージェントとの違いを比較してみましょう。
![]() ビルドジョブ |
![]() RSG建設転職 |
![]() 建築転職 |
![]() 建設・設備求人データベース |
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---|---|---|---|---|
総合おすすめ度 | ★★★★☆ 4.2 |
★★★★☆ 4.2 |
★★★★☆ 4.5 |
★★★★☆ 4.0 |
求人数 | 非公開 | 16,252件 | 27,402件 | 19,338件 |
特徴 |
●ハイクラス・経験者向け ●質の高い非公開求人 ●中長期的なキャリア支援 |
●収入UP率99.4% ●独自の面接対策 ●建設・不動産・プラントを横断 |
●建築業界に特化 ●利用者の満足度が高い ●専門的なサポート |
●東証プライム上場の信頼性 ●建設・設備・プラントに特化 ●専門性の高いサポート |
おすすめの人 | キャリアアップを目指す 30代〜50代の経験者 |
年収アップを最優先に 考えたい人 |
20代〜40代の 建築業界経験者 |
安定・信頼性を重視する 30代〜40代の経験者 |
登録 | ||||
※求人数は2025年8月時点のものです。 |
特化型エージェントはそれぞれに強みがありますが、ビルドジョブのとがった特徴は、資格やな実務経験を持つ求職者のキャリアアップ支援に強みがあるところです。
RSG建設転職が「年収アップ」を、建築転職が「建築系」を、建設・設備求人データベースが「ブラント業界」を広くカバーするのに対し、ビルドジョブはより「個人のキャリアプラン」に深くもぐりこんだ提案で差別化を図っているといえます。
一方で、未経験や経験の浅い層にとっては、UZUZ(ウズキャリ)のように若手育成に特化したエージェントの方が、より多くの選択肢を得られる可能性があります。
いろいろな比較ポイントをあげてきましたが、最終的に転職の成否を分けるのは「担当コンサルタントとの相性」だということです。どんなに良いサービスでも、担当者と信頼関係を築けなければうまくいきません。
では、どうやって相性の良い担当者を見つけるのか。答えはシンプルで「実際に複数のエージェントと話してみる」しかありません。ビルドジョブを含め、気になる特化型エージェントに2〜3社登録し、それぞれの担当者と面談してみてください。
そして「この人になら本音でキャリアの相談ができる」と心から思える担当者を見つけること。それが、あなたにとって最高の転職エージェントです。サービスを比較するのではなく「人」を比較する視点をぜひ持ってみてください。
未経験に強い!おすすめエージェント
-
UZUZ
平均12時間以上の手厚いサポート!学歴に関係なく未経験からの正社員転職に強み -
ハタラクティブ
大手企業が運営している老舗の転職エージェント!未経験から挑戦できる求人多数 -
マイナビジョブ20's
未経験OKの求人が7割以上!新卒支援実績No.1のマイナビによる20代向けエージェント
ビルドジョブ利用の流れ

ここでは、ビルドジョブに登録から転職成功までの基本的なステップを紹介します。
ビルドジョブ利用の流れ〜ステップ一覧〜
STEP 1. 利用申し込み
まずはビルドジョブの公式サイトから利用申し込みをします。
ビルドジョブは、情報収集やキャリア相談の段階でも利用を歓迎しています。
まだ転職の意思が固まっていなくても「自分の市場価値を知りたい」といった目的で気軽に相談できるのは嬉しいポイントですね。
STEP 2. カウンセリング
次に、ビルドジョブの経験豊富なキャリアコンサルタントとのカウンセリングです。
ここで、これまでの経歴や希望条件、将来のキャリアプランなどを詳しく伝えます。
このカウンセリングが、転職活動全体の質を決めると言っても過言ではありません。遠慮せずに自分の本音や不安をすべて話すことが、質の高い求人紹介につながります。
STEP 3. 求人紹介
カウンセリングの内容をもとに、ビルドジョブが最適な求人を複数紹介してくれます。
ビルドジョブは非公開求人が中心なので、ここで初めて見る優良企業の案件に出会える可能性も高いでしょう。
紹介された求人に対しては「なぜこの求人は魅力的なのか」「なぜ自分には合わないと感じるのか」を具体的にフィードバックすることが重要です。これにより、コンサルタントの理解が深まり、次の紹介の精度がさらに上がっていきます。
STEP 4. 面接対策
ビルドジョブで応募したい企業が決まったら、内定を獲得するための面接対策にうつります。
応募する企業一社一社に合わせた具体的な対策をしてくれます。
ビルドジョブは企業の採用担当者と密に連携しており「過去にどんな質問があったか」「どんな人が評価される傾向にあるか」といった、内部情報に基づいた実践的なアドバイスがもらえます。
STEP 5. 内定獲得・転職先確定
無事に内定を獲得したあともビルドジョブのサポートは続きます。
給与や待遇などの条件交渉や現職の円満な退職に向けたサポートまで、転職活動の最終段階を全面的にバックアップしてくれますよ。
一連の流れを見てわかるとおり、ビルドジョブは単に登録して待つだけのサービスではありません。
ポイントは「カウンセリング」と「フィードバック」です。コンサルタントとの対話を通じて、自分でも気づかなかったキャリアの可能性が引き出されることも少なくありません。受け身にならず主体的にビルドジョブを活用する意識を持つことが、転職成功の鍵ですよ。
ビルドジョブの評判についてよくある質問
最後に、ビルドジョブの評判に関してよく聞かれる質問とその回答をまとめました。
登録前の最後の不安解消に役立ててください。
ビルドジョブはどのような会社ですか?
ビルドジョブは、株式会社MyVisionが運営する建設業界特化の転職エージェントです。
運営会社のMyVisionは「最高の仕事が最高の人生をつくる」をコンセプトに、コンサルティング業界を中心に人材紹介事業をしてきた会社です。
コンサル業界で培ったノウハウを活かし、建設業界の労働環境といった課題解決にも貢献することを目指してビルドジョブを運営しています。
ビルドジョブはどのような業界を扱っていますか?
ビルドジョブは、建設業界に特化しており、主に建築、土木、設備、電気の4つの分野をあつかっています。
ビルドジョブの主な対象職種は何ですか?
ビルドジョブの主な対応職種は、各種施工管理技士(建築・土木・管工事・電気工事)、建築士、CADオペレーターなどの技術専門職になります。
ビルドジョブの利用料金はいくらかかりますか?
ビルドジョブのサービスは、すべて無料で利用できます。
転職エージェントは、採用が決まった際に企業側から成功報酬として手数料を受け取るビジネスモデルです。
職業安定法(32条の3第2項)により、求職者が費用を負担することは一切ありません。
出典:職業安定法
ビルドジョブの仕組みはどんな感じですか?
ビルドジョブは、厚生労働省から「職業紹介事業」の許可をもらって運営している転職支援サービスです。
転職したい人を紹介した企業からお金をもらう仕組みなので、利用する側は最後まで無料でサポートが受けられるんです。

ビルドジョブに登録したら「しつこく」電話がかかってきますか?
ビルドジョブに登録したら、最初のカウンセリング日程調整などで電話がかかってくることはありますね。
そのあとは基本的に求職者の希望に合わせて連絡をもらえます。
もし電話での連絡をさけたい場合は、カウンセリングの際に「連絡はメールやLINEでお願いします」と伝えておけば、柔軟に対応してもらえますよ。
ビルドジョブの退会は簡単にできますか?
ビルドジョブの退会は簡単にできますよ。
サービスの利用を停止したい場合は、担当のコンサルタントにその旨を伝えれば手続きを進めてもらえます。
利用規約では30日前までの通知が定められていますが、基本的にはスムーズに対応してくれるはずです。
出典:ビルドジョブ利用規約
とくに紹介先企業には、竹中工務店のようなスーパーゼネコンから大手デベロッパーまで優良企業が名を連ねており、企業からの信頼の厚さがうかがえます。
ちなみに、厚生労働省の「職業紹介事業報告書」によると、一般的な転職エージェントの転職決定率は約7%です。比較対象は違うものの77%という内定獲得率がいかに高い実績であるかがわかりますね。