リクルートエージェントは40代にもおすすめ?中高年の口コミも紹介!
リクルートエージェントは40代にもおすすめなのかについて、元リクルート社員が徹底解説します。
リクルートエージェントを利用した40代の男性・女性の口コミ、使ったほうが良い中高年の特徴や転職を成功させるコツも紹介しています。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
40代でもリクルートエージェントを使える
リクルートエージェントは、40代でも利用することが可能です。
実際にリクルートエージェントの年齢別に登録数を見てみると、41歳〜50歳が17%と3番目に多い割合になっています。

参考:リクルートエージェント
1番多いのが25歳までで25%、2番目に多いのが26歳〜30歳が22%となっており、30歳以下の若手の次に40代の登録者が多いことがわかりました。
リクルートエージェントは全業界・全業種の求人があり、総合力の高さが魅力で、実は40代向けの求人も多いのです。
ちなみに、リクルートエージェントで1番少ないのが同じく中高年に該当する50代〜60代の求職者で、登録者数は全体の9%と少ないですが、50代・60代も利用することは可能です。
40代でリクルートエージェントを利用した人の評判・口コミ
評判・口コミ

40代・男性
満足度:(4.0点)
リクルートエージェントは普通にサイトに登録すると、エージェントから誘いが来て、転職活動をサポートしてくれる。
気軽に利用できるのはいいサービスだと思う。丁寧に対応はしてくれる。
こちらの都合に合わせて連絡をくれるので通勤の行きかえりなどに対応してくれ便利。
評判・口コミ

40代・女性
満足度:(3.0点)
待遇や環境など、全体的に求人の質は良いと印象を受けました。
希望エリアからは少し離れていたので、すべての条件が揃っていたわけではありませんでしたが、優良で働きやすい職場と出会えるのはこちらの良い点です。
評判・口コミ

40代・女性
満足度:(3.0点)
地方の人間だと、どうしても紹介していただく会社に限りがあります。
リクルートエージェントの担当者の扱う案件があまりに多いからなのか、それとも自分に市場価値が感じにくいからかもしれませんが、最初に10件ほどマイページに紹介いただいた後は結構ほったらかしみたいな感じでした。
胡散臭い転職エージェントは避けるべきですが、あらかじめ地域特化や専門性の高い特定の転職エージェントは使うべきだなと感じました。
リクルートエージェントに関する評判を詳しく知りたいなら、以下の記事でも紹介しているので参考にしてみてください。
リクルートエージェントを利用できる40代の特徴
リクルートエージェントを利用できる40代の特徴をまとめました。
リクルートエージェントの40代向けの求人は、管理職や専門職、ハイクラスの求人が多くなるので、すべてのミドルシニア層が利用できるわけではありません。
企業は40代に対してマネージャーやリーダーとして組織をけん引できる人材として位置付けています。そのため、リクルートエージェントを使ってスムーズに転職できるのは「企業が求める人材」に当てはまる40代だと言えます。
これらを踏まえ、リクルートエージェントを利用できる40代、利用できるが転職できるまでに時間がかかる40代の特徴を紹介します。
利用できる40代 |
時間がかかる40代 |
---|---|
●即戦力のスキルがある ●マネジメントスキルがある ●高い実績や成果がある |
●正社員の経験がない ●即戦力の資格・スキルがない ●ブランク期間が長い ●転職回数が多い |
スキルや経験が浅い、ブランクがあると企業から懸念を持たれるので、リクルートエージェントを利用しても転職できるまでに時間がかかる可能性が高いです。
実際にどのような人材がリクルートエージェントを使って、スムーズに転職できるのかを下記で解説していきます。
即戦力のスキルがある
40代でリクルートエージェントを利用するなら、即戦力としてのスキルや経験が求められます。
40代は社会人経験も長く特定の業界や職種で経験を積んでいることから、一人で業務を確実に遂行できる力、また組織の舵取り役として役割を期待している傾向にあります。
例えば、新規部署の設立での管理職ポジション、若手の人材育成などリーダーシップを発揮してほしいと考えている企業も実際多いです。そういうポジションでリーダーシップをとっていくには、即戦力としてのスキルや経験が不可欠です。
そのため、即戦力としてのスキルや経験があるかは、リクルートエージェントを使って転職できるかの大きなポイントとなります。
マネジメントスキルがある
40代でリクルートエージェントを利用するなら、マネジメントスキルがあることが重視されます。
多くの企業が40代の求職者に期待することは、組織やチーム、プロジェクトをまとめてくれることです。
さらに、若手の育成や指導なども40代に企業が期待することでもあります。転職後にそういった立場としてあたれる人が求められる傾向にあるため、組織のリーダーとしてまとめてきた経験がある人はリクルートエージェントでも求人が見つかりやすいです。
高い実績や成果がある
40代になると高い実績や成果も求められるようになります。
企業が40代を中途採用で迎えるということは、ただ単なる欠員補充ではありません。組織に新しい影響を与えることも期待しているのです。
それを知るために、長い社会人経験でどのような実績や成果を上げてきたかを確認しています。
ただただ言われたことだけをこなすのではなく、会社の課題改善にどのように貢献し、組織へ影響を与えてきたか、会社の利益にどれだけ貢献したかを見て、自社にどのような影響を与えてくれるかを測っているのです。
このような高い実績があり、課題解決などのエピソードがある人は、リクルートエージェントを使って転職がしやすくなります。
40代がリクルートエージェントを使ったほうが良い理由
世の中にはさまざまな転職支援サービスがありますが、40代がリクルートエージェントを使ったほうが良い理由を詳しくご紹介します。
リクルートエージェントは、人材紹介会社トップとなる転職エージェントなので、大手ならではのメリットがあります。
それぞれリクルートエージェントをおすすめする理由も詳しく解説していきます。
求人数が豊富
リクルートエージェントは業界最大級の求人数が評判で、その強みが40代の転職に大きく役立ち、転職活動もスムーズにしてくれます。
実は40代になると企業から以下のような懸念を抱かれることも多く、求人数が減っていきます。
40代の求人が少ない理由
管理職はポジションが少ない
企業は組織若返り志向が強いため
社風やカルチャーへ馴染めるかの懸念
年収が高い
上記のような理由から40代の求人が少なくなっているため、40代で転職するなら1件でも多くの求人に出会うことが大切になります。
その点、リクルートエージェントは全業界・全職種の求人を網羅的に扱っているだけでなく、40代を求めるハイクラス向けの求人も多くあります。
そういう選択肢を広く持てることから、40代はリクルートエージェントを活用したほうが転職活動を有利に進められるのです。
ハイクラス向けの求人と多く出会いたいのなら、ビズリーチ・JACリクルートメントもおすすめです。利用すればリクルートエージェントでは取り扱っていないワンランク上の求人と出会える可能性が高まります。
ハイクラス求人が多いおすすめ転職サービス
-
ビズリーチ
年収600万円以上の求人が多数!企業とヘッドハンターから直接スカウトが届く -
JACリクルートメント
国内3位の規模を誇る転職エージェント!年収600万〜1,500万円以上の案件を多数保有
転職支援が手厚い
リクルートエージェントは転職支援サービスも手厚いことで評判で、その点は40代にピッタリだといえます。
実は、40代になると20代〜30代よりもアピールポイントが変わってきます。先述したように、企業は40代に即戦力としての活躍や組織を引っ張っていけるリーダーシップを求めています。
さらに、40代転職には企業側も社風やカルチャーに馴染めるかなどの「懸念点」を持ちやすくなるので、その懸念を払拭できるようなアピールも必要です。
このようにアピールの仕方が変わりますが、これらを対策するには企業情報を多く保有し、コツも熟知しているプロのキャリアアドバイザーに手伝ってもらったほうが効率的です。
とくにリクルートエージェントは、40代の転職支援実績も高いので利用したほうが転職活動も成功しやすくなります。
条件交渉をしてくれる
比較的年収が高くなる40代は、年収や待遇などの条件交渉が大切になります。
40代は即戦力としてのスキルや経験があり、専門性が高いことから若手より年収が高くなります。企業側も経験やスキルを考慮して、能力に見合った年収でオファーしようとするため、より年収交渉はよりシビアになりやすいです。
さらに、40代になると家庭を持っている人も多いので、転職によって年収が大きく下がることは避けたいと考えている人も少なくありません。
このように40代の転職では、自分の能力を正当に評価してもらう意味でも40代は条件交渉が大切です。
リクルートエージェントは条件交渉も代行してくれます。実際に2011年の実績ではリクルートエージェントを利用して転職した人の6割以上が年収アップを実現したと答えているのです。このことから、リクルートエージェントを使ったほうが条件交渉も成功しやすくなると言えます。

末永

リクルートエージェントをはじめとした転職エージェントは、求職者の入社が決まれば企業から「成功報酬」を受け取るビジネスモデルです。
その成功報酬として支払われる金額は、求職者の理論年収の30%~35%程度が相場です。つまり、年収が高ければ転職エージェントはそれだけ大きな利益を得られるというわけですね。
リクルートエージェントも、年収が低い若手より年収の高い中高年の転職成功を導いたほうが利益率が高くなるので、中高年の転職支援が手厚くなる傾向にあります。それをぜひ上手く利用してみてくださいね。
リクルートエージェントの仕組みについて詳しく知りたい人は以下の記事も参考にしてみてください。
リクルートエージェントを利用する40代の転職事情
リクルートエージェントには、40代の登録者が17%おりいることがわかっていますが、40代向けの求人にどのようなものがあるかなど、40代の転職事情について詳しくご紹介します。
リクルートエージェントは、年収800万円以上の求人が公開求人153,561件、非公開求人137,724件(2025年4月時点)を保有しています。
ハイクラス・高年収領域専門のキャリアアドバイザーも多数在籍しており、ハイクラス向けの転職支援に強みも持っている点では、40代でハイクラス求人を求めている人も満足度を得られるサービスを提供しているといえます。
ただし、40代向けの求人は業界・職種の偏りがみられます。実際にリクルートエージェントでは、年収800万円以上の求人は以下の業界が多くなる傾向にあるようです。
年収800万円以上が多い業界
- IT・通信業界
- Web・インターネット業界
- 機械・電気業界
- 人材業界
- コンサルティング業界
- 金融・保険業界
- 人材業界
- コンサルティング業界
- 不動産・建設業界
40代向けの求人が多い年収800万円以上の求人には、人手不足となっている業界や専門知識が必要な業界などが様々です。
ポジションとしてはリーダー職や管理職・管理職候補などの求人が多くみられました。
リクルートエージェントの40代向け求人例
実際にリクルートエージェントでは、40代向けの求人にどういったものがあるのでしょうか。
求人の年齢制限を設けることが禁止されているので40代向けとはいえませんが、40代でも可能性のある求人を1つ例にご紹介します。
募集要項 | |
---|---|
雇用形態 | 正社員 |
職種 | ビジネス戦略部長候補 |
業務内容 | ビジネス企画部の部長候補として、下記2点のミッションをメインでお任せします ◇既存事業のビジネスグロース戦略案 ◇組織マネジメント |
必要な経験・能力等 | 【必須】 ITメディア業界で以下いずれかのマネジメント経験がおありの方 ◆企画経験(事業開発/ビジネス企画/サービス企画/メディア企画/営業企画等) ◆WEBマーケティング領域の経験 【歓迎】◆システムに関する一定量の知識(プログラミングスキルは不要) ◆人材業界でのご経験 |
勤務地 | 東京都千代田区 |
勤務時間 | (所定労働時間8時間)フレックスタイム制あり(コアタイム:11:00~15:00) 【休憩】60分 【残業】あり |
休日 | 【休日】125日 週休2日制 (内訳) 完全週休二日制 土曜 日曜 祝日 年末年始7日 リフレッシュ休暇(5年以上勤務で取得可) 【有給休暇】あり(10日~) |
年収 | 816万円~850万円 【諸手当】通勤手当(会社規定に基づき支給) |
福利厚生 | 【社会保険】健康保険 厚生年金保険 雇用保険 労災保険 【制度・設備】 在宅勤務(一部従業員利用可) リモートワーク可(一部従業員利用可) 服装自由(一部従業員利用可) 出産・育児支援制度(一部従業員利用可) |
2025年1月時点のリクルートエージェントの求人情報
|
この求人のように、管理職やリーダークラスの求人が多い傾向にあります。
応募要件にもありますが、即戦力としてのスキルや経験を有するだけでなく、マネジメント経験を求める求人が多いです。

末永

今回例で挙げた求人もそうですが、40代の求人は求めるミッションを明確に記載する求人も多いです。
もし、ミッションを提示していなくても企業から「このミッションを任せたい」という明確な目的があるので、リクルートエージェントのキャリアアドバイザーにしっかり確認することが大切ですね。
40代の転職市場
実際に40代の転職市場はどのようになっているのでしょうか。
厚生労働省「令和5年雇用動向調査結果の概況」の年齢階級別転職入職率を見ると、25~29歳の男性15.6%、女性19.1%と最も高くなっていますが、30歳を超えてから徐々に減り始め、40~44歳の男性6.3%、女性11.4%となり、さらに45~49歳では男性5.3%、女性8.9%まで落ち込みます。
男性女性ともに20代~30代よりも転職者比率が年齢を重ねるごとに低くなることが調査からも明らかです。
さらに同調査で正社員としての入職率が低くなる一方で、パート雇用の割合が増えることがわかります。
年齢別のパート入職率が最も低い35~39歳の男性15.1%、女性16.1%と比べ、40~44歳の男性15.6%、女性18.2%と高くなります。45~49歳になると男性16.8%、女性10.7%と男性と女性で別の動きを見せますが、若手に比べると非正規雇用の入職が多くなっているのも特徴です。
40代が転職活動を成功させるコツ
転職が難しくなる40代ですが、転職活動を成功させるコツがあります。
40代で転職活動を成功させたいなら、以下のコツを実践してみてください。
自分の市場価値を把握する
ミドルシニアに該当する40代は自分の市場価値を把握し、自分の市場価値にあった企業に転職するのが良いです。
40代は社会人経験も長く、多くの実績や成果を上げてきて、転職後も「即戦力」として活躍していくことを求職者側と企業側の双方が想定していることです。
しかし、そういう強い意識が双方の齟齬につながり転職失敗につながってしまうのです。
「即戦力」として早期にミッションを達成することに一生懸命に力を尽くす人もいますが、蓋を開けてみたら、自分のスキルや能力では力不足となる案件であったり、自分1人でできると勘違いし上司や同僚、チームからの支援やサポートを遠ざけることにもなりかねません。
自分が何が苦手で何が得意かをしっかり把握すること、そして自身の市場価値を「過大評価」も「過小評価」しないで、ちょうどマッチする職場を探すつもりでいると転職活動も成功しやすくなります。
年収条件・待遇などこだわりを捨てる
実は40代は年収が上がる傾向にありますが、年収アップ条件や待遇などこだわらないようにする姿勢が大切です。
40代の求職者でどのくらいの人が年収アップしているかというのは、厚生労働省「令和5年雇用動向調査結果の概況」の転職入職者の賃金変動状況を見るとわかります。
40~44歳 | 45~49歳 | |
---|---|---|
増加 | 41.3% | 37.3% |
変わらない | 27.5% | 31.7% |
減少 | 29.3% | 30.4% |
参考:厚生労働省「令和5年雇用動向調査結果の概況」 |
40代前半は年収が増加したと答える人が多いですが、40代後半になると年収が増加したと答えた人と、年収が減少したと答えた人の割合に差がなくなってきています。
dodaの「年収アップ成功者に見る傾向と対策」で公開している「年収の平均金額アップ」金額を年齢別で見ていくと、40歳〜45歳が平均100万4,589円で最も年収アップしやすいことがわかっています。
しかし、年収がアップしやすいからといって、年収だけを重視しないようにしてください。
さらに、企業も勤続年数によって昇給などをしていくところも多いので、スタートで期待以上の年収がもらえないこともあります。
40代の転職で年収や待遇にこだわりすぎてしまうと、選択肢を狭めることになるので、年収や条件も大事ですが、そこにこだわり過ぎず、企業の昇給率やミッションにも目を向けるようにしてください。
企業研究は入念にしておく
40代の転職だからこそ企業研究は入念にしておくようにしてください。
本記事で紹介してきたように、40代は企業に期待されていることも多いです。また、企業から課せられるミッションなどを細かく把握しておくことで入社後に、企業の期待通りの活躍をできるようになります。
実は転職で注意したいのが役割が曖昧になることです。40代の場合は明確なミッションが決めれていることが多いので、自分の役割はしっかり把握しておかないとミスマッチにつながってしまいます。
自分が企業に何を求められており、どんなミッションをクリアすべきかを事前に明確にしておいてください。
面接対策を欠かさずおこなう
40代の転職こそ、面接対策を欠かさずおこなうことが大切です。
私が実際に経験してきたことですが、40代の転職者の面接が失敗してしまうケースには以下があります。
40代の面接失敗例
- 話が長い
- 実績の話に終始する
- ネガティブなことを言わない
実は社会人として経験値が高い40代は、積極的に面接対策をしない人も多いです。
しかしそれが落とし穴で、上記のような面接失敗に陥ってしまいます。
40代はさまざまな経験もして実績も残しているので、話が長くなる傾向にあります。また、実績の話を押したり、ネガティブなことは言わないことを意識して、弱みを見せないことがよくある面接失敗例としてあります。
事前に面接で何を喋るか要点をまとめておく、好印象となる回答を心得ると面接も成功しやすくなるので、事前準備を欠かさずにするようにしてください。
面接のコツに関する記事も紹介しているので、以下も参考にしてみてください。
適性検査やWebテストの備える
40代で転職する場合は、適性検査やWebテストに事前に備えることも大切です。
最近では選考に適性検査やWebテストを導入している企業も多く、学力などを検査することもあります。
実は、40代はこの適性検査やWebテストで落ちてしまうケースが多いです。学生の頃、習ったことを忘れてしまいがちな世代でもあり、また自己学習などが若手に比べて少ない世代になるので、適性検査やWebテストの結果が悪い傾向にあるのです。
もし希望する企業に適性検査やWebテストがあれば、事前に対策を立てるようにしてください。

末永

適性検査やWebテスト対策は、対策本や対策方法を紹介しているWebページが参考になります。
適性検査やWebテストは実際にどのような傾向で出題されるかを知っておくことが大切です。対策本やWebページでは、模擬テストなどもできるので、適性検査やWebテストを実施する前に1度受験しておくのがおすすめです。
転職エージェント・転職サイトを複数使う
40代の転職活動を成功させるなら、転職エージェント・転職サイトを複数使うようにしてください。
もちろん、求人数が多いリクルートエージェントだけの利用でも求人は見つかりますが、転職エージェント・転職サイトにはそれぞれ独占求人があり、得意分野にも違いがあります。
リクルートエージェントとに合わせて他の転職エージェント・転職サイトを使ったほうが、選択肢も増やせ納得のいく転職もしやすくなるのです。
とくに総合型の転職エージェント、ハイクラス向けの転職サイトは40代に合う求人も豊富なので、複数登録も検討してみてください。
おすすめの大手総合型転職エージェント
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リクルートエージェント
業界No1!転職者の8割が利用する最大手の定番エージェント -
doda
顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番エージェント -
マイナビエージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の正社員求人が多数
ハイクラス求人が多いおすすめ転職サービス
-
JACリクルートメント
国内3位の規模を誇る転職エージェント!年収600万〜1,500万円以上の案件を多数保有 -
ビズリーチ
年収600万円以上の求人が多数!企業とヘッドハンターから直接スカウトが届く
40代が転職活動をする注意点
40歳世代が転職活動を成功させるには、以下のような注意点があります。
以下を注意・意識しながら転職活動をするようにしてみてください。
採用難易度が高くなる
40代になると採用難易度が高くなる点に注意が必要です。40代は管理職や専門職などの求人が増えますが、ポジションは多くないので求人数が限られています。
その少ないポジションに求職者も集まりますし、何より管理職や専門職を求めるポジションは応募要件が厳しい傾向にあります。
このことから、40代の転職は難易度が高くなる傾向にあるので、履歴書・職務経歴書をしっかり添削してもらったり、面接対策をしていくことが転職成功の鍵です。
転職理由を深掘りされる可能性も高くなる
40代の転職では、転職理由を深掘りされる可能性が高い傾向にあります。
40代のように専門性が高く、スキルもある人材が「なぜ転職しようと思ったのか?」は企業にとって気になるポイントです。
企業も「うちの会社に入社意欲があるのか」を知りたいと思っているのと同時に「社風がマッチしているか」なども知りたいと思っています。そのため、採用担当者や面接官は、転職理由を深掘りしてそれらを知っていこうとしているのです。
面接官が納得のいく理由、前向きな理由を答えることで、好印象を残せるので転職理由は前向きな答えができるよう準備しておいてください。
次の転職を想定しない
40代で転職するなら次の転職を想定しない心持ちで転職するのが大切です。
最近では40代の転職も増えてきているとはいえ、40代前半と40代後半では年収や待遇なども大きく変わってきます。
もし40代前半で転職に失敗してしまうと、40代後半で転職することになり年収が下がるということにもなります。また、40代後半で転職に失敗して、次に転職活動すると50代の転職になり、年収も下がり、場合によっては正社員での採用が難しいこともあります。
40代の市場価値が高いうちに転職することがおすすめですが、次の転職はしない気持ちで綿密な情報収集、マッチングをして転職するのがおすすめです。
円満退職をする
40代での転職では円満退職を意識することを忘れないでください。
現職に不平・不満があって転職を選ぶ人も多いですが、「もう辞めるからいいや」と現職を円満退職できないと、自身の評判も落ちてしまいます。
新しく入社した会社とどのような縁があるかわかりませんし、同業界であるなら繋がりがある可能性もあるため、自身の評判を維持しながら転職するに越したことありません。
自分の評判を下げないためにも、円満退職を目指してみてください。
未経験求人は難しい
40代での転職は基本的に未経験から異業種・異業界は難しい点に注意が必要です。
20代〜30代のジュニアレベルの求職者であれば、まだ経験も浅く、スキルもこれから積んでいくため、教育を前提としたポテンシャル採用で未経験求人にキャリアチェンジすることが可能です。
しかし、ミドルシニアクラスの40代以上の求職者は、経験を積み専門スキルを身につけているため、即戦力としての活躍が求められます。そのため、未経験での転職は難しいです。
ただし、これまで経験した経験やスキルが応用できる職種であれば未経験で活躍することはできますが可能性としては低いです。
リクルートエージェント以外で40代が利用できる転職エージェント
リクルートエージェントは、求人数が多く、40代のようなハイクラス向けの転職支援も充実しているため、ミドルシニアの年代にも使いやすい転職エージェントです。
しかし、そんなリクルートエージェント以外にも40代が利用できる転職エージェントがあります。
転職エージェントごとに強みや得意分野が異なるので、カテゴリーごとにご紹介していきます。
【総合型】
おすすめ転職エージェント
40代のミドルシニアクラスの求職者を含めた、年齢関係なく利用できるのが総合型の転職エージェントです。
さまざまな業界の案件があり、利用していく上でのデメリットが少ないため、登録しておきたい転職エージェントでもあります。
【ハイクラス・外資系】
おすすめ転職エージェント
転職エージェントのなかでもハイクラスや外資系企業の案件が多い転職エージェントをご紹介します。
ハイクラスや外資系企業は、高い専門性を求める案件が多く高年収も期待できるのが特徴です。
【IT・エンジニア経験者】
おすすめ転職エージェント
IT業界やエンジニア職を長く経験してきたミドルシニアクラスの40代は特化型の転職エージェントを利用してみてください。
管理職や高収入の案件が多いだけでなく、業界や職種の市場を熟知しているキャリアアドバイザーが在籍しているので、不安なく転職活動をすることができます。
40代におすすめ転職サイト
40代におすすめの転職エージェントや転職サイトについてさらに詳しい内容や評判について知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。
経験が浅い40代はハローワークを利用する
正社員経験が浅い40代はリクルートエージェントではなく、ハローワークを利用するのがおすすめです。
転職エージェントに求人を依頼する企業は、基本的に未経験ではなく即戦力となる40代を求めています。そのため、転職エージェントでは即戦力となる案件以外の未経験求人、育成を前提とした求人を紹介してもらうのがかなり難しいです。
そこで経験が浅く、未経験業界や職種に転職するなら、ハローワークを利用してみてください。
ハローワークは地域密着型で、地元の求人などを見つけることができ、業界や職種は限られますが40代で未経験、経験が浅くても転職できる求人があります。
また、職業訓練などの無料の教育制度を利用すれば、就職に必要なスキルを身につけることができるので、未経験の職種でも転職しやすくします。
ただし、40代で未経験や経験の浅い人を求める企業は、人手不足が深刻、ブラック企業である可能性が高いので、その点は注意しながら見極めるようにしてください。
ハローワークに関しては、以下の記事で詳しく紹介しています。
リクルートエージェントを使う40代のよくある質問
リクルートエージェントを使う40代のよくある質問をまとめました。
40代で転職を検討すると不安や懸念点も多くなると思うので、以下の回答も参考にしてみてください。
リクルートエージェントの評判は?
リクルートエージェントは40代にも評判がよく、人気の転職エージェントです。
求人数が膨大で、未経験OKの求人からハイクラス求人まで揃っているので、全年齢を対象としています。
40代には管理職・リーダー職の求人が多くなるので、経歴の浅い人は求人を紹介してもらえない可能性が高いため注意も必要です。
異業種・異職種への転職でもリクルートエージェントは利用できる?
リクルートエージェントを使う40代で異業種へ転職する人が多いです。
リクルートエージェントの実施した調査によると、40代の転職時の業種・職種の異同パターンの割合が以下のように明らかとなりました。
- 同業種×同職種 24.0%
- 同業種×異職種 11.9%
- 異業種×同職種 38.3%
- 異業種×異職種 25.8%
若手向けに未経験を受け入れている案件は異業種・異職種でも求職者を受け入れていますが、40代の職種未経験だと即戦力となり得ないので、一般的には異職種の転職は比較的難しくなります。
ただし、これまでの経験やスキルを応用していける仕事(例えばコンサルティング職など)であれば異職種でも転職が可能です。
リクルートエージェントは50代も利用できる?
リクルートエージェントには51歳以上の登録者が7%ほどおりますが、求人が少ないので転職難易度がかなり上がる傾向にあります。
リクルートエージェントに登録できたとしても書類選考で落ちる可能性も非常に高いです。
50代〜60代で転職したいなら雇用形態を正社員にこだわらないこと、またハローワークを中心に活用していくのがおすすめです。
リクルートエージェントでは40代だとブラックばかり紹介されるのか?
リクルートエージェントで40代はブラックばかり紹介されるのかと不安になる人もいますが、そんなことはありません。
リクルートエージェントの40代向けの求人の多くは、管理職やリーダー職、専門職といった即戦力を求める求人がメインになります。つまり、40代を採用するケースとして欠員補充と組織強化、新規事業立ち上げなどがあり、忙しい環境である可能性が高いです。
そのため、ブラック企業がまったくないとは言えませんが、そればかりではないので、しっかり企業研究をしてから求人に応募するようにしてください。
リクルートエージェントを退会したい
リクルートエージェントを退会する方法には以下の2つがあります。
- 担当のキャリアアドバイザーに申し出る
- 退会フォームから手続きをする
ここで注意したいのが「個人情報」の取り扱いです。リクルートエージェントを退会したとしても一定期間は個人情報がリクルートエージェントに残ってしまうので、個人情報を削除したい場合には「個人情報削除依頼」を同時にする必要があります。
しかし、すべての40代がリクルートエージェントを使えるわけではありません。40代になると即戦力を求められるので、管理職・ハイクラス向けの求人を紹介される傾向にあります。