40代転職にdodaは使える?おすすめの理由や評判・口コミを紹介
dodaは40代でも利用可能です。
この記事ではdodaへの評判や口コミを参考に、40代にdodaの利用をおすすめする理由やどのようにdodaを活用して転職を成功させるのかについて、ポイントを解説します。
20代や30代と比較して40代は転職難易度が上がるので、dodaなどの転職サービスを利用して転職を成功させるポイントを抑えて転職活動に臨みましょう。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
dodaは40代でも活用できる!ただし利用には注意が必要
doda(デューダ)は全年代の転職をカバーする総合型転職エージェントであり、もちろん40代でも活用できます。
ただ、求人数も多く、企業側も実務スキルや経験よりもポテンシャルを重視する20代~30代と比較すると、40代の転職自体が難易度は高めです。
そのため、dodaだけでは物足りなさを感じ、転職活動をスムーズに進めるのが難しい可能性もありますね。
たとえば、dodaと同じく総合型の転職エージェントであり業界No.1の転職支援実績・求人保有数を誇るリクルートエージェントや、企業の採用担当者やヘッドハンターから直接スカウトが受け取れ、自分の市場価値も確認できるビズリーチは求職者からの利用満足度も高いので、幅広い人におすすめできます。
40代がdodaを利用するメリット
40代がdoda(デューダ)を利用することで期待できるメリットは以下の通りです。
40代がdodaを利用するメリット
- ミドル層(30代後半~50代)向けの求人が多い
- 業界・職種ごとの専任キャリアアドバイザーによる支援が受けられる
- 各種診断ツールで自分の市場価値を把握できる
- 転職フェアやセミナーなど転職イベントに無料で参加できる
dodaには大手企業から中小企業、ベンチャー企業まで幅広い求人が揃っており、年齢やキャリアに合ったポジションを探しやすいという強みがあります。
一般的に40代・50代向けの求人数は限られますが、業界トップクラスの求人保有数を誇るdodaは、40代が対象となる経験者採用や即戦力を求める企業からの求人を多く保有しています。
そのため、自分のキャリアに合った選択肢を見つけやすいのがメリットですね。
また、dodaのキャリアアドバイザーは業界・職種ごとの専任担当なので、 業界やポジションごとの採用動向、求められるスキル、適正な年収水準など、転職市場の最新情報を踏まえたアドバイスをもらえます。
キャリアアドバイザーは求職者の強みを的確に整理し、企業に効果的にアピールする方法を学べます。
さらに、企業との交渉(給与や仕事内容などの条件面)もアドバイザーが代行してくれるため、希望通りの転職を実現しやすいのもメリットですよ。
40代にdodaをおすすめする理由
doda(デューダ)は大手転職エージェントの1つで、全年代をカバーする幅広い業界・職種の求人を豊富に保有しているのが特徴です。
実際にdodaには「平均年齢が40代の企業」や「40代歓迎の求人」、「40代の正社員求人」がいずれも数千件以上存在しています。
たとえば、平均年齢が40代の企業、求人情報に「40代」を含む求人はそれぞれ以下の通りでした。
件数 | |
---|---|
社員の平均年齢が40代 | 72,715件 |
「40代」のキーワードを含む求人 | 27,367件 |
40代以降でも応募できる求人は一般的に少ない傾向にありますが、dodaでは幅広い業界業種で多くの求人を保有しています。転職を考えている40代には特におすすめの転職サービスですよ。
また「転職したいがどの企業が良いのかわからない」「今までの経験で転職できる?」という人にも安心です。
専任キャリアアドバイザーが丁寧にヒアリングした上で条件に合う求人を絞り込んでくれるので、転職活動に不安や悩みを抱える40代の力になってくれます。
とはいえ、そもそも転職難易度の高い40代はdodaだけでは支援内容に物足りなさを感じる可能性があります。
経歴やスキル、希望条件(年収や仕事内容など)によっては満足いくサポートが受けられない可能性もあるため、複数の転職サービスを併用しながら自分に合ったサービスを選択するのが大切ですね。
dodaを利用した40代の評判・口コミ
dodaを利用した求職者のリアルな意見を集めました。良い評判・マイナスな口コミの両面あるので、ぜひ参考にしてください。
評判・口コミ

40代・男性
満足度:★★★★★(5点)
dodaを利用して良かった点は「キャリアの少ない自分でも転職活動しやすかった」ところです。
自分には、大手企業に転職するほどのキャリアがなかったのですが、dodaのように中小、零細企業の求人案件を多く取り扱っていて、自分の希望に沿った転職先を見つけやすかったのはとても良かったなと感じています。
担当者も中小、零細企業の転職希望だった自分には合っていたようで、たくさんの求人案件を紹介してくれました。
評判・口コミ

40代・女性
満足度:★★★★☆(4点)
dodaは紹介求人数はとにかく多かったと思います。初回の面談では20社近くの求人票を紹介してもらい、数日おきにメールで新しい案件を2〜3件紹介してもらうペースで、結構な数の求人を紹介してもらいました。
担当アドバイザーはこちらの希望を否定することなく、なるべく受け止めてくれようとしていたように感じたので、好印象でした。
評判・口コミ

40代・女性
満足度:★★★☆☆(3点)
ほぼ毎日メールで送られてくる新着求人情報が多いのは良いのですが、重複した求人が多く、目新しさがなかったです。また、dodaは登録の際の情報入力項目が多く、登録の手間が面倒に感じました。
dodaの担当者は割と親身になってくださって、私の強みを教えてくれたり、職務経歴書の書き方のアドバイスをくれたので心強かったです。サイト全体は見やすいのですが、個々の求人内容や応募要項は少し見づらかったです。求人数が多いのは良かったですが、なかなか希望に合う求人が見つからなかったのが残念です。
dodaの評判・口コミについては下の記事にまとめてあります。
40代がdodaを利用する際の注意点
dodaの口コミや評判を見ると、doda(デューダ)に関するネガティブな意見も存在します。ここでは口コミ・評判の中から40代の人が特に気を付けていただきたい注意点として紹介します。
40代がdodaを利用する際の注意点
- 自動送信の求人は的外れなことがある
- メールや電話での連絡頻度が多くなりがち
- アドバイザーとの相性が合わないことがある
- 繁忙期は面談の予約が取りにくい
- 踏み込んだアドバイスをしてもらえない
自動配信のメールでは登録時の経験業界・職種・所在地といった情報を元に自動配信されているため、希望条件(年収や仕事内容など)とズレることもあります。
特に40代の場合はそもそもの求人数が少ないうえに、企業が求める人材像や職場のカルチャーによっては40代の応募が難しい場合があります。
自分で直接検索するかキャリアアドバイザーに紹介してもらったほうが希望に合う転職先を見つけやすいですね。
また、キャリアアドバイザーとのやり取りに不満を感じる声もみられました。気になるポイントは担当者に改善を求めたり、担当者変更を依頼すると良いですよ。
ほかにも、dodaはエージェントサービスと求人サイトが一体になったサービスなので求人サイトのみを利用したり、他の転職サービスを組み合わせるのもおすすめです。
dodaの仕組み・サービス内容
doda(デューダ)には求職者の転職・キャリア開発を支援するためのサービスが豊富に揃っています。
保有求人数は業界トップクラス、顧客満足度がNo.1(2022~2024年のオリコン顧客満足度®調査)と評判も良いので、全ての人におすすめできるエージェントですね。
dodaは求人情報の閲覧・応募が可能な「求人サイト」と、キャリアアドバイザーによる転職支援が受けられる「転職エージェント」の2サービスが一体になったサービスです。
この中で、求人サイトは会員登録を済ませれば誰でも自由に求人情報を閲覧できます。
40代は転職エージェントで十分なサポートを受けられない可能性もありますので、求人サイトで地道に求人を探すとスムーズに転職活動が進められますよ。
ちなみに、dodaは気になる求人を見つけてお気に入り登録し、企業が設定している条件と合致するとマッチングが成立します。詳しく知りたい人は、こちらの記事もご覧くださいね。
dodaのサービス内容
doda(デューダ)には転職活動を支援するさまざまな転職サービスを提供しています。
- キャリアカウンセリング
- 求人検索・求人紹介
- 書類添削・面接対策
- スカウトサービス
- 自己理解に役立つ診断ツール
- 転職フェアやセミナーなどの転職イベント
まず、業界・職種の専任キャリアアドバイザーによるキャリアカウンセリング・求人紹介・選考対策はdodaのエージェントサービスにおける代表的なサービスです。
転職のプロであるキャリアアドバイザーに対して「自分に合う求人が分からない」「今までの経験で転職できる?」など多様な悩み・不安を相談できます。
実践的なアドバイスが受けられるので転職成功確率を高められますね。
また、スカウトサービスは求職者のプロフィールを見た企業から直接オファーが届くサービスです。
スカウトサービスに登録することで、自分のスキルや経験に合ったオファーを直接受けられます。
思いもよらない求人との出会いが期待できるのはもちろん、書類選考がなく必ず面接を受けられる「面接確約オファー」や「プレミアムオファー」、dodaサイトでは公開されない「非公開求人のオファー」が届くこともありますよ。
他にもdodaの豊富な転職ノウハウを活かした診断ツールや転職イベントも多く用意されています。会員登録をすれば、全て無料で利用できるので、気軽に利用してみましょう。
dodaのオファーについてさらに詳しく知りたい人は下の記事もあわせてご覧くださいね。
dodaの利用の流れ
doda(デューダ)を会員登録してから転職先企業に入社するまでの流れを紹介します。
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登録:
dodaのwebサイトから名前や連絡先などの個人情報・転職意向を入力して登録します。 -
キャリアカウンセリング:
担当のキャリアアドバイザーが希望や状況をヒアリングし、志望業界・職種の求人動向や求められているスキルや経験などの情報提供・キャリアプランの相談などが可能です。原則としてオンラインまたは電話で行います。 -
求人の紹介:
豊富な求人情報の中から、担当のキャリアアドバイザーが求職者の経験・スキル、志向性に合った求人を厳選し、紹介します。 -
応募書類の作成・応募:
履歴書や職務経歴書はキャリアアドバイザーが添削し、作成をサポート。担当のキャリアアドバイザーが内容を確認の上、応募書類を提出・企業へ推薦します。 -
書類選考/面接:
書類選考には1~2週間、面接は企業ごとに1~3回が一般的です。希望に応じて模擬面接、話し方・服装などのマナー指導といった面接対策も行います。 -
内定(退職交渉):
入社日調整や円満退職に向けた手続きのアドバイスなど、内定後のサポートも行います。
一般的に転職活動は2~3ヶ月程度かかりますので、希望する転職時期がある場合は計画的に進めましょう。
40代は転職活動がスムーズに進まないケースもあるので、余裕を持ったスケジュールにすることがポイントですね。
dodaの利用の流れについては下の記事で詳しく紹介しています。あわせてご覧くださいね。
40代に強く評判の良いおすすめ転職エージェント
40代の転職に向いた求人を多く保有し、転職実績も豊富なおすすめ転職エージェントを厳選しました。
doda(デューダ)はもちろんのこと、複数のサービスを併用することで、それぞれの強み・特徴を「良いとこどり」できるので、気になるサービスはぜひ複数登録して活用しましょう。
ここでは、転職パターンごとに評判が良く、おすすめの転職エージェントを紹介していきます。
管理職経験や高い専門性を活かしたハイクラス転職を狙う場合
管理職経験や高い専門性を活かしたキャリアアップを狙っている場合は、ハイクラス求人を専門に扱う転職エージェントを利用するのがおすすめです。
一般的に管理職や専門職の高収入ポジション・幹部候補などの求人は絶対数が少なく、これらの求人を探している場合はハイクラス転職に強みを持つ転職エージェントを利用しましょう。
年収600万円以上のハイクラス求人を多く保有しているのはもちろん、求職者の経歴やスキル、希望条件(年収や仕事内容など)を深く理解し、それに基づいた精度の高いマッチングが受けられるのもメリットですね。
中でも、ハイクラス求人に特化したJACリクルートメントがおすすめです。
さらに、より多くの求人に出会うためにも転職サイト(求人サイト)を併用すると良いですね。
ビズリーチは年収600万〜1500万の優良求人を多数保有しているうえに、企業担当から直接スカウトが受けられるので、自分では想定していなかったような好条件なオファーが届く可能性もありますよ。
ハイクラス求人が多いおすすめ転職サービス
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JACリクルートメント
国内3位の規模を誇る転職エージェント!年収600万〜1,500万円以上の案件を多数保有 -
ビズリーチ
年収600万円以上の求人が多数!企業とヘッドハンターから直接スカウトが届く
未経験へのキャリアチェンジをしたい場合
40代から未経験の仕事へキャリアチェンジは厳しいのが現状です。
一般的に未経験者はポテンシャルが見込める20代を中心に採用されるので、40代からの未経験転職は、よほどの経験がない限り、転職は難しくなります。
現在の仕事内容と親和性の高い業界業種を選んだり、マネジメント経験などを活かせるポジションを狙ったりと、少しでも有利に進められる業界・業種を選ぶことが40代の未経験転職のポイントですね。
そのため、幅広い業界業種の求人を保有し、キャリアアドバイザーの安定した支援も受けられる大手総合型転職エージェントがおすすめです。
たとえば、リクルートエージェントは業界No.1の求人保有数を誇り、転職支援実績も豊富です。キャリア相談から面接対策から内定までトータルでサポートしてもらえるのでぜひ利用してみましょう。
また、未経験転職をしやすい業界・業種を狙うのもおすすめです。
未経験転職をしやすい業界・業種例
- 営業職
- ITエンジニア職
- 販売職
- 事務職
- 介護職
- 製造職
これらの職種の求人を探したいなら、特定の業界・業種に専門特化した転職エージェントを利用するのがおすすめです。
たとえば、介護職であればレバウェル介護、カイゴジョブエージェント、マイナビ介護職は介護業界の転職事情に精通し、未経験転職可能な求人も豊富に保有していますよ。
女性向けの転職サービスを求めている人
40代女性の転職ではdoda(デューダ)などの総合型転職エージェントを利用する以外にも、女性向けの転職サービスを併用するのもおすすめです。
40代の女性ならではの悩みが相談しやすかったり、ライフイベントに合わせた柔軟な仕事内容・働き方を実現しやすい契約社員や派遣社員の求人も多く扱っているので、40代女性の転職がよりうまくいきやすくなりますよ。
具体的にはパソナキャリアや、type女性の転職エージェントなどがおすすめです。
Iターン・Uターン転職を希望している人
Iターン・Uターン転職を希望している人は希望する勤務地に拠点のある転職エージェントを選ぶことが重要です。
転職エージェントでは、拠点がある地域での求人比重が多くなる傾向にあります。より多くの求人に出会うためにも、拠点の有無はまず確認しておきましょう。
doda(デューダ)をはじめ、リクルートエージェントなど、全国に多くの拠点を持ち、地方求人も豊富に保有している転職エージェントであれば、効率よく求人を探せますね。
ただ、転職エージェントだけでは地方求人は十分に見つからない可能性もあります。
転職エージェント以外にも、転職サイト(求人サイト)やハローワークを併用するのもおすすめです。
40代の転職を成功させるためのコツ
転職難易度の高い40代転職ですが、成功させるためのコツを押さえるだけで、スムーズに進められますよ。
ここでは特に意識したいポイントを3つ紹介します。
経験やスキルが活かせる職場を選ぶ
40代での転職では、これまでのキャリアで培ってきた経験やスキルを最大限活かせる職場を選ぶことが重要です。
未経験の仕事への挑戦も魅力的ですが、一から学び直すことはキャリアの観点からもリスクが高くなります。自己分析を丁寧に行い、経験・スキルが活かせる職場を選びましょう。
具体的には以下を意識します。
- 自分の専門分野や業界知識が求められるポジションを探す
- 職種や業種にこだわりすぎず、幅広い視野を持ち求人を探す
- 管理職経験がある場合は、リーダーシップやチーム運営スキルをアピール
- 過去の実績や成功事例を職務経歴書や面接でエピソードを交えながら具体的に示す
中途採用をする企業側は現場で即戦力となる人材や、組織・事業をリードできる人材を求めていることが多いです。自分が組織やプロジェクトにどのように貢献できるかを明確に伝えることが重要です。
自分の市場価値を把握する
自分の市場価値が不明確なまま転職活動を行っていても、自分自身のスキルや実績に見合っていない企業ばかり受けてしまい、なかなか転職先が決まらないこともあります。
自分の市場価値を正確に把握することで、転職活動をより効果的に進めることができますね。
自身のスキルセットが現在の市場でどの程度の需要があるのか、どの程度の年収水準が妥当なのかを客観的に評価することで、無理のない転職先選びや、給与交渉の際の判断材料となりますよ。
転職エージェントの年収査定サービスやキャリア相談を活用したり、同業他社・同職種の求人情報をリサーチし、求められるスキルや経験を確認しましょう。
長期戦で臨む
40代の転職は、20代や30代と比べて時間がかかることを前提に準備する必要があります。
焦って条件の合わない転職を決めてしまうことの無いよう、現在の仕事を続けながら、じっくりと市場調査や企業研究を行い、理想的な転職先が見つかるまで粘り強く活動を続けることが重要です。
一般的に転職活動は2~3ヶ月程度かかることが多いですが、40代転職の場合はさらに長く、半年以上かかる場合もあります。長期的な視点で計画を立てましょう。
また、この期間を活用してスキルアップや資格取得・人脈構築など、自分をさらに磨く時間として活用することもおすすめですよ。
40代の転職市場の現状
doda(デューダ)が公開している転職成功者の平均年齢調査【最新版】から、40代の転職市場の現状を紹介します。
2023年に転職に成功した人の平均年齢は32.4歳(男性33.3歳、女性30.8歳)で、40歳以上の転職成功者は14.9%に上ります。
年齢別の転職成功者割合
- 24歳以下:10.7%
- 25~29歳:37.9%
- 30~34歳:23.9%
- 35~39歳:12.7%
- 40歳以上:14.9%
全年齢の転職成功者の7人に1人が40代以上です。一般的に転職難易度の高いといわれる35歳以上のミドル層でも計画的に転職活動を進められれば、転職を成功させることが出来ると分かりますね。
また、転職成功者を職種ごとに紹介すると、一番高い割合を占めたのは「企画/管理系(26.9%)」、次いで「モノづくり系エンジニア(14.3%)」「営業系(13.1%)」という結果でした。
職種 | 割合 |
---|---|
企画 / 管理系 | 26.9% |
ものづくり系エンジニア | 14.3% |
営業系 | 13.7% |
建築 / 土木系エンジニア | 8.3% |
販売 / サービス系 | 6.5% |
事務 / アシスタント系 | 5.8% |
コンサルタント / 不動産専門職 | 3.9% |
素材 / 化学 / 食品系エンジニア | 3.8% |
医療系専門職 | 2.4% |
クリエイティブ系 | 2.0% |
金融系専門職 | 1.2% |
40代の転職は厳しいと言われる理由
40代の転職成功者は一定数存在しますが、やはり20~30代と比較すると40代の転職は難易度が高めです。
理由は以下のようなものがあげられます。
40代の転職は厳しいと言われる理由
- 40代向けの求人が極端に少なく、限られたポジションを奪い合う「地獄」のような状況
- 特に未経験転職の求人は少なく、40代からのキャリアチェンジはかなり難しい
- 企業は40代に対して高いスキルや経験値を求めるため、基準に満たない場合は採用が難航する
- 年収や待遇面での折り合いがつかず、転職後の末路に不安を感じるケースが多い
- 若い社員とのコミュニケーションや、新しい技術・知識への適応力を企業側が懸念することがある
- 即戦力として高いスキルを求められる一方、若手と比べて「コスパが悪い」とみなされる「みじめ」な現実もある
- 高い給与水準や役職がネックとなり、企業が採用コストを懸念するケースがある
40代の転職が難しい主な理由は、年齢による制約と、企業が求める即戦力としての期待の高さにあります。
給与や待遇面のミスマッチや、新しい職場・仕事内容への適応力の懸念も転職のハードルを上げていることから、40代での転職は「やめとけ」といわれることも多いですね。
そのため、無理に転職を進めるのは禁物です。厳しい現実を直視した上で、自身の市場価値を冷静に分析し、場合によっては譲歩できる条件(年収や仕事内容)を見極めながら、戦略的に転職活動を進めることが重要ですよ。
希望通りの転職を叶えるためには、転職のプロである転職エージェントの力を借りるのが近道です。
これまでのキャリアで培った専門知識や実績・強みを正しく把握し、あなたにピッタリの求人探しを支援してもらえますよ。
doda(デューダ)をはじめとする転職エージェントや、転職サイト(求人サイト)を上手く活用しながら、効率よく転職活動を進めましょう。
40代の転職向け求人例
40代向けの求人例として、2024年12月時点で実際にdoda(デューダ)で公開されている求人をパターンごとに紹介します。
未経験歓迎の求人例
営業職の求人で、未経験歓迎・学歴不問の求人です。サービス業や販売業の経験があればコミュニケーション能力や傾聴力が生かせるのはもちろん、入社後は習熟度に合わせた研修が行われるので業界・職種未経験者でも安心です。成果に応じたインセンティブ制度も整備されているので、結果が出せれば高年収も狙えますね。
- 職種:営業職
- 勤務地:関東/中京/関西/中国四国/九州の各拠点
- 雇用形態:正社員
- 仕事内容:戸建て住宅向けサービスの訪問販売
- 給与:月給25万~29万円+歩合
- 福利厚生:社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)、通勤交通費支給(月3万円まで支給)、研修制度(入社時研修、技術研修、階層別研修など)、表彰制度、報奨金制度など
管理職ポジションの求人例
スーパーマーケットの店舗管理業務で、店長や副店長、エリアマネージャーやSVとしてマネジメントとして仕事をした経験のある方に向けた求人です。アパレルやドラッグストア、飲食チェーンのSV職など異業種からの転職も歓迎しており、実際に多くの転職者が働いていますよ。
- 職種:店舗管理
- 勤務地:神奈川県・東京都・千葉県・埼玉県内の各店舗
- 雇用形態:正社員
- 仕事内容:スーパーマーケットの店舗管理業務
- 給与:月給29万5,800円(賞与年4回)
- 福利厚生:社会保険完備(労災・雇用・健康・厚生年金)、交通費全額支給、永年勤続表彰制度、扶養者へのクリスマスプレゼントなど
高年収が期待できる求人例
課長ポジションでの募集でマネジメント経験を活かして活躍できます。年収750万円~900万円(賞与年3回)と条件が合えば高年収が期待できる求人ですね。
- 職種:精密コーティング装置の設計
- 勤務地:本社/神奈川県海老名市
- 雇用形態:正社員
- 仕事内容:課内のマネジメント業務全般(部長サポート含む)、業務フローや社内作成物に基づく組織マネジメント、他部署との調整/連携
- 給与:月給40万円以上
- 福利厚生:社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)、資格取得支援制度(取得費用会社負担)、退職金制度、自社研修制度
女性向けの求人例
大手損害保険会社の事務スタッフとしての求人です。ワークライフバランスを意識した働き方ができる点や、大手ならではの仕事をしやすい職場環境が魅力ですね。
- 職種:事務スタッフ
- 勤務地:全国38都道府県のうちいずれかの拠点
- 雇用形態:正社員
- 仕事内容:保険金支払い対応、保険代理店からの紹介対応・事務指導、データ集計など
- 給与:月給18万円以上(その他地域手当、賞与年2)
- 福利厚生:社会保険完備(労災・厚生年金・健康保険・雇用保険)、時間外手当、テレワーク手当、財形貯蓄、共済会制度、育児短時間勤務制度
ほかにも40代向けの求人はdodaで多く公開されているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
40代の転職でよくある疑問
40代の転職でよくある質問をまとめました。気になる質問は関連記事も併せてチェックしてください。
40代でも転職はできる?
40代でも転職はできますか?
もちろん40代でも転職は可能です。dodaの調査では転職成功者の7人に1人が40歳以上というデータもあります。
ただ、20代・30代と比較すると40代の転職難易度は高めです。複数の転職エージェントを活用するのはもちろん、転職サイト(求人サイト)を組み合わせると、より多くの求人と出会うことができますよ。
40代で未経験転職をするならどの業界・職種を狙うべき?
40代で未経験転職に挑戦したいです。おすすめの業界・職種はありますか?
40代の未経験転職では、営業職、ITエンジニア職、販売職、事務職、介護職、製造職などがおすすめです。
ただ、40代の未経験転職はかなり難易度が高めです。丁寧に自己分析を行い、自分の強みや経験が活かせる求人を選ぶのが重要ですよ。
40代の転職で評判の良い転職サービスは?
40代の転職でおすすめの転職サービスはありますか?
40代の転職はそもそもの求人自体が少ないことから転職難易度は高めです。全年代をカバーし、求人保有数の多いサービスを選ぶのが良いですね。
具体的にはリクルートエージェント、dodaなどの大手総合型エージェントを使うとともに、ビズリーチなどの転職サイト(求人サイト)を併用するのが良いですよ。
キャリアカウンセリングの利用を断られた場合は?
dodaのキャリアカウンセリングを断られました。なぜですか?
「希望する勤務地が拠点から離れていて紹介できる求人がない」「年収や仕事内容など希望条件が高すぎる」「職歴にネガティブな要素が多い(転職回数やブランクなど)」「年齢や条件が対象から外れている」などの理由が考えられます。
登録内容を見直して再度申込をするか、他の転職サービスに相談してみましょう。
dodaの書類選考が通らない理由は?
dodaの書類選考が通りません。なぜですか?
スキル・経験が企業の求めている水準に足りていない、ブランクや転職回数の多さなどネガティブな要素があるなどの理由が考えられます。
dodaから応募した書類選考の平均通過率は22.72%なので、ある程度は書類選考の段階でお見送りになってしまいますね。
dodaとdodaXの違いは?
dodaとdodaXの違いを教えてください。どう使い分ければいいですか?
2つのサービスの大きな違いはdodaが全年代を対象とした転職エージェント・転職サイトなのに対し、doda Xはハイクラス層を対象としたスカウト型転職サイトである点です。
dodaは全業界・業種の求人を幅広く扱っているので誰にでもおすすめできる総合型転職サイトで、特に初めての転職や未経験転職を目指している人におすすめできます。
対して、dodaXは年収800万円以上のハイクラス求人を多数保有しているので、自身のスキルや経験を活かして年収アップ・キャリアアップを目指したい人に向いているサービスですね。
dodaからの電話が多い、しつこい
dodaからの電話(0120122151)がしつこいです。怖いので対処方法を教えてください。
dodaに限らず転職エージェントでは状況確認や求人紹介、緊急度の高い連絡などのために電話連絡を用います。何らかの目的があって電話をしているのできちんと要件を確認するのが大切ですよ。
その上で電話連絡の回数が多すぎると感じるのであれば、担当者に電話連絡頻度・タイミングを考慮してもらう、メールに連絡手段を変更してもらうなど、連絡方法について相談するようにしましょう。
オンラインセミナーは聞くだけで求職活動実績になる?
失業保険制度の利用にあたって、dodaのオンラインセミナーは求職活動実績になりますか?
dodaのオンラインセミナーは、失業給付を申請する際の求職活動実績として認められます。
受講終了後に「求職活動実績証明書」が受け取れるセミナーが対象となるので、受講時は証明書の発行有無を確認するようにしましょう。
プレミアムオファーとは?
dodaのスカウトサービスのプレミアムオファーとは何ですか?
dodaのプレミアムオファーは企業が登録されている職務経歴・スキルなどを見て、「ぜひ会って話をしてみたい!」という求職者に対して送られるオファーです。
一般の「企業からのオファー」と比較すると企業の熱量が高く、書類選考なしの面接確約オファーやdodaの求人検索では公開されない非公開求人のオファーが届くこともあります。
企業からのオファーよりもマッチ度は高く、内定を取りやすいスカウトだと言えますね。
担当変更をすることはできる?
dodaのキャリアアドバイザーの対応に不満があります。担当者変更はできますか?
担当変更は可能です。相性が合わない担当者と転職活動を続けてしまうと、それだけでストレスが溜まってしまいます。不満・違和感を抱いたら早めに担当者変更を依頼しましょう。
ただし、担当変更する明確な理由と要望をきちんと伝える必要があります。明確な理由や要望を伝えなければ転職エージェント側も原因がわからず、次はどの担当者に変更すれば良いか判断できませんよ。
特に未経験の業界業種へのキャリアチェンジをしたい場合や、年収や仕事内容・働き方といった希望条件を細かく指定したい場合などは、条件に見合った求人が見つかりにくい傾向にあります。
選択肢を広げるためにもdoda以外にも複数の転職サービスを併用するのがおすすめですよ。