働きながら転職活動は無理?メリット・デメリットをキャリアのプロが解説!

働きながら転職活動は無理?メリット・デメリットをキャリアのプロが解説!

    働きながら転職活動をするのは休めないから無理なのか?について、キャリアのプロが徹底解説します。

    さらに仕事を辞めないで転職活動をするメリット・デメリット、効率の良い進め方についてもわかりやすく紹介します。

末永雄大 この記事を書いた人

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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働きながら転職活動をするのはおすすめ!

転職を考えている方の中には「働きながら転職活動をするか」「退職してから転職活動をするか」で悩んでいる方もいると思いますが、結論から言うと「働きながらの転職活動」がおすすめです

というのも、働きながら転職する場合と退職後に転職する場合のメリットやデメリットを考えた際に、働きながら転職活動をする方が精神的・金銭的にも安心して取り組むことができて、いざ転職活動が上手くいかなかった時にも戻る場所があります。

また、転職活動を進めていく中で「今の会社で働いていく方が良い」と感じた時にも退職していなければ継続して仕事ができるため、辞めてから転職活動をするよりもリスクが圧倒的に少なくなるのです。

もちろん、退職してからの方がスキル習得や転職活動に集中できるという声もありますが、退職してから転職活動が上手くいかなくて後悔している方も見てきているため慎重に判断するためには働きながら転職活動を進めていく方が良いでしょう。

退職後の転職活動をおすすめしない理由

冒頭では働きながら転職活動をする方が良く、退職後に転職活動をすることはおすすめできないとお伝えしましたが、なぜ退職後に転職活動をすることはおすすめできないのでしょうか?

退職後に転職活動をするデメリット

  • トラブルがあって辞めたと思われる
  • 転職活動中の収入がなくなる
  • 経歴にブランク期間が発生する
  • 転職活動が上手くいかない時の不安が大きい
  • 保険や年金の手続きが面倒

退職後に転職活動を行う場合には「転職活動に集中できる」「スキル習得の時間がとりやすい」「採用後にすぐに入社できる」というメリットもありますが、それ以上にデメリットとなる要素も多いです。

転職活動やスキル習得は中長期的に計画を立てれば働きながらでもできるため、退職してから転職活動やスキル習得をしていると「何かトラブルがあって退職したのではないか」と思われてしまう可能性もあるでしょう。

また、転職活動が3ヶ月以上かかってしまう場合、収入がないことで生活費に余裕がなくなってしまったり、経歴にブランクができて余計に転職が難しくなってしまうというリスクもあります。

他にも「金銭的に余裕がない」「転職活動が上手くいかない」という理由で精神的に不安を感じたり、保険や年金の切り替え手続きも必要になるため、退職後の転職活動をすることはおすすめできません。

退職後の転職活動をおすすめしない理由は動画や他の記事でも解説しているので、こちらも参考にしてみてくださいね。

働きながら転職活動を進めるメリット・デメリット

転職活動をする際には働きながらの方が良いとお伝えしましたが、具体的に働きながら転職活動をするメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?

本項では、働きながら転職活動をするメリットだけではなくデメリットも合わせてお伝えしていくので参考にしてみてください。

働きながら転職活動を進めるメリット

働きながら転職活動を進める場合のメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。

働きながら転職活動をするメリット

  • 転職活動中の収入を気にしないでいい
  • 職務経歴にブランクが発生しない
  • 転職活動が上手くいかなくても今の仕事を続けられる
  • 自分のペースで転職活動を進められる

退職してから転職活動をする場合の一番のデメリットは「転職活動中の収入と生活費」ですが、働きながらの転職活動であれば仕事を続けているので金銭面に関しては特に気にする必要がありません。

また、転職活動が長引いて職務経歴にブランクが発生するということもないため、面接でブランクがあることでのネガティブな印象を回避することもできます。

その他にも、転職活動が上手くいかなくても今の仕事を続けることができたり、自分のペースで転職活動を進めることができるので希望に沿う求人があったら応募するようにして中長期的に転職活動を続けていくという選択もできるでしょう。

働きながら転職活動を進めるデメリット

働きながら転職活動を進めることにはメリットもありますが、働きながら転職活動をするからこそ発生するデメリットもあります。

働きながら転職活動をするデメリット

  • 転職活動のために割ける時間が限定される
  • 転職準備や面接のスケジュール調整が大変
  • 転職活動をしていることがバレて引き止められる可能性がある
  • すぐに退職はできないため入社時期の相談が必要になる

働きながら転職活動を進める場合には、仕事と転職活動を同時並行で行う必要があるため、仕事終わりや土日祝日を活用して転職活動を進めていく必要があります。

また、自己分析や経歴書の作成といった事前準備から求人探しや面接準備といった転職活動のための時間を確保する必要があり、面接を行う際にも仕事終わりや休みの日にスケジュール調整が必要になることも多いです。

他にも、転職活動をしていることが会社にバレてしまうリスクがあり、転職活動をしていることがバレてしまったら引き止めにあったり、転職活動ができないように仕事を増やされるなどの嫌がらせを受ける可能性もあります。

そして、内定が決まった際にも退職するまでに期間が必要になるため入社日の調整が必要になりますが、なかなか退職できずに入社時期が延期になってしまうと内定が取り消される可能性があるのも大きなデメリットといえるでしょう。

末永雄大 末永

働きながら転職活動をスムーズに進めていきたい場合には、キャリア相談の活用がおすすめです。


キャリアアドバイザーに希望を伝えれば条件に合う求人の見極めや面接日程の調整もサポートしてもらえるため、働きながらでも効率的に転職活動を進めていくことができるでしょう。

働きながら転職活動を進めていく方法

ここからは、働きながら転職活動を進めていく方法と転職準備から面接の実施までの転職活動で意識しておくべきポイントについて具体的に紹介していきます。

また、働きながら転職活動をする場合に必要な内定後の入社日の調整や条件交渉、退職手続きに関して意識しておきたいポイントについても紹介しているので是非参考にしてみてください。

1.転職準備〜キャリア相談の活用まで

働きながら転職活動を進めていくのであれば、しっかりと転職準備をした上でキャリア相談を活用して求人探しを行うことが効率的な転職のためには必要不可欠です。

本項では「自己分析やキャリアを明確にする方法」「履歴書や経歴書を作成するポイント」「自分に合ったキャリア相談サービスを選ぶコツ」といった転職準備からキャリア相談の活用までの具体的な方法やポイントについて紹介していきます。

自己分析やキャリアを明確にする方法

転職活動を進めていく際には自己分析やキャリアを明確にしていくことが大切ですが「どのような方法で進めていけばいいのかわからない」という方は以下の流れで進めていくと良いでしょう。

自己分析やキャリアを明確にする方法

  1. 経歴/実績/スキル/資格の整理
  2. 仕事や働き方に関する価値観の言語化
  3. 仕事や働き方に関する理想の状態の言語化
  4. 理想を実現するために必要なことの整理
  5. やりたいこと/やりたくないことの整理
  6. 達成感があったこと/苦痛に感じたことの整理
  7. 興味のある仕事/職種の明確化と情報収集
  8. アピールポイント/できること/強み/弱みの整理

自己分析やキャリアを明確にする場合には「自身の今までの経歴や実績などの情報整理」「価値観や理想の言語化と必要なことの整理」「仕事に対する志向性の整理」が必要です。

上記のように本格的な自己分析を行う場合には時間がかかりますが、働いていく上でキャリアを明確にすることは転職活動を成功させるためにも非常に重要なポイントとなるため、時間をかけてしっかり取り組んでいくようにしましょう。

また、自己分析やキャリアの明確化が一人だと難しいという場合には、キャリア相談サービスなどを活用するとより効率的に自己分析やキャリア分析を進めることができるのでおすすめです。

履歴書や職務経歴書を作成するポイント

転職活動を進めていく際には履歴書や職務経歴書を作成していく必要がありますが、履歴書や職務経歴書を作成する時には以下のことを意識して作成していくようにしましょう。

履歴書や職務経歴書作成のポイント

  • 履歴書作成のポイント
    -効率を考えてパソコンで作成する
    -志望動機のテンプレートを複数用意する
    -要点を押さえて簡潔に記載する

  • 職務経歴書作成のポイント
    -冒頭には経歴概略/経歴一覧/保有スキル/資格を記載する
    -各経歴では仕事内容/実績/期間などをわかりやすく記載する
    -職務概略や自己PRには強み/アピールポイント/工夫した点なども一緒に記載する

履歴書は実際に求人に応募する際に作成することになりますが、事前準備として志望動機で使えるエピソードや情報をテンプレートとしてまとめておくと、求人応募で志望動機を考える際に効率化を図ることができます。

また、職務経歴書は履歴書よりも重要なため、作成する際には「客観的に見て理解できて視覚的にも見やすいかどうか」「実績では具体的な数字も記載されているか」「職務経緯歴で要点をしっかり伝えられているか」を意識していくことが大切です。

その他にも「守秘義務で開示できない情報を伏せた経歴書」「読み手の負担を減らすために簡略化した経歴書」など必要に応じて対応できるように経歴書を複数用意しておくと臨機応変に対応していくことができるのでおすすめです。

自分に合ったキャリア相談サービスを選ぶコツ

働きながら転職活動を進めていく場合には効率化のためにキャリア相談を活用していくのがおすすめですが「自分に合ったサービスはどうやって選べばいいのかわからない」という方もいると思います。

ですので、キャリア相談サービスを選ぶ際には以下のポイントを意識して、自分に合うサービスを探していくと良いでしょう。

自分に合ったキャリア相談サービスを選ぶコツ

  • 転職目的や希望条件との親和性で選ぶ
  • 希望の方向性に沿ったアドバイスをしてくれるサービスを選ぶ
  • 担当アドバイザーとの相性が良いサービスを選ぶ

キャリア相談サービスには「幅広い領域を扱う大手」「特定の業界や職種に特化したサービス」「キャリアゴール逆算型で伴走してくれるサービス」などそれぞれ得意分野があります。

ですので、自分に合ったサービスを見つけるためには、転職目的や希望条件とサービスの得意分野も意識して2〜3社程度に登録しておくと効率的に求人探しや転職活動を進めることができるでしょう。

また、担当アドバイザーとの相性が悪くて見当違いなアドバイスばかりされるといったことも起こり得ます。

そのため、複数登録したサービスの中から利用するサービスを絞っていく場合には「アドバイスの質やアドバイザーとの相性」で判断していくと、より最適な相談先を見つけていくことができるでしょう。

2.キャリアアドバイザーとの面談〜求人探しまで

キャリア相談に登録した後には、転職背景や希望条件などの共有をしたり、転職活動に関する相談をするためにアドバイザーとの面談を実施していきますが、キャリア面談の流れや希望条件の決め方・伝え方が気になる方もいると思います。

ですので、本項では「キャリアアドバイザーとのキャリア面談の流れやポイント」「希望条件の決め方や伝え方」「効率的に希望に合う求人を探すコツ」について紹介していくので是非参考にしてみてください。

キャリアアドバイザーとのキャリア面談の流れとポイント

キャリア相談に登録した後にはプロフィールの更新や職務経歴書のアップロードなどをしてからキャリア面談を実施していきますが、基本的にキャリア面談は以下のような流れで進めていきます。

キャリア面談の流れ

  1. サービスの紹介
  2. 求職者の自己紹介
  3. 経歴書を参考に情報のヒアリング
  4. 転職理由やキャリアプランの共有
  5. 転職活動における軸や希望条件の確認
  6. 情報を参考に提案可能な方向性や求人を紹介
  7. キャリア相談や自己分析のアドバイス
  8. 今後の進め方についての共有と質疑応答

キャリア面談は事前にマイページで入力した希望条件やアップロードした職務経歴書の内容を参考に、転職背景や理由、転職する際の希望条件などのヒアリングを行なっていきます。

その他にも、その場で希望条件に合った求人を実際に見てもらいながら提示求人の条件と希望条件で異なる部分があるかどうかの確認を行ったり、必要であればキャリア相談や自己分析のアドバイスを行うこともあります。

また、キャリア面談を行う際のポイントとしては「円滑に面談を進めるために事前に希望条件・相談内容・質問事項はまとめておくこと」「転職支援でのミスマッチを防ぐために情報を盛ったり嘘はつかないこと」を意識しておくようにしましょう。

アドバイザーとは転職活動中は頻繁にコミュニケーションを取りますが、実際に顔を合わせてコミュニケーションをとる機会はキャリア面談だけになるケースも多いため、時間を無駄にしないようにしっかりと準備をしていくことが大切です。

希望条件の決め方と伝え方

転職活動において市場価値や適正年収に合った条件を設定は、転職活動を円滑に進めていくために重要な要素となりますが、具体的にどのように希望条件を決めていけばいいのでしょうか?

希望条件の決め方

  1. 年収/仕事内容/働き方などの希望条件を挙げる
  2. 条件の中で外せない・譲れない条件を明確にする
  3. 転職目的を参考に条件の優先順位を決める
  4. 理想の条件/適当な条件/妥協できる条件を明確にする

希望条件を決めていく際には、転職目的や転職の軸を明確にした上で年収/仕事内容/働き方などの希望条件と優先順位を決めていくことが大切です。

また、条件のハードルが高い場合には求人紹介が難しくなる可能性もあるため、外せない・譲れない条件以外は理想や妥協できる条件の許容範囲も明確にすることで、必要に応じて条件緩和をして求人紹介の幅を広げることもできるでしょう。

その他にも、希望条件をアドバイザーに伝えるときには適切な条件が提示できれば求人を紹介してもらいやすくなるので、自分の市場価値や適正年収などもしっかりと確認して希望の条件が適正かどうか判断していくことも大切です。

効率的に希望に合う求人を探すコツ

転職活動を行う上で希望に合う求人を効率的に探していくためには以下のポイントを意識していくと良いでしょう。

効率的に希望に合う求人を探すコツ

  • 希望する領域に強いサービスを選ぶ
  • 紹介された求人に対するレスポンスはできる限りする
  • 必要に応じて条件を緩和して紹介の幅を広げる

キャリア相談サービスを選ぶ際には転職目的に合ったサービスの活用がおすすめとお伝えしましたが、効率的に希望に合う求人を探していくためには、希望条件に合う領域に強いサービスを活用していくことも重要です。

また、アドバイザーから求人紹介された際に「他にこういう求人はあるか」「こんな条件もある求人なら応募してみたい」などのレスポンスを返すことで、紹介する側も細かい希望を把握しやすいため、紹介のマッチ度を上げることにつながります。

紹介数が多くて返信が追いつかない場合には無理はしなくて良いですが、紹介してもらえる求人の数が減ってきたら、適度に条件を緩和して改めて探してもらうようにするのも効率的に希望に合う求人を探すコツなのでぜひ参考にしてみてください。

末永雄大 末永

効率的に希望に合う求人を探すには目的に合ったサービス選びが重要だとお伝えしましたが、転職活動をする場合には複数登録しておくのがおすすめです。


サービスによっては非公開求人を取り扱っていることも多いため、希望に合う求人も探しやすくなるでしょう。

3.求人への応募〜面接の実施まで

求人の紹介をしてもらった際に気になる求人があったら応募して書類選考に通れば面接を実施していく流れになりますが、求人の見分け方や面接の準備事項・逆質問のポイントについて気になる方もいると思います。

本項では「優良求人とブラック企業の見分け方」「面接前に行うべき準備事項」「面接中に意識することと逆質問のポイント」について紹介していくので是非参考にしてみてください。

優良企業とブラック企業の見分け方

求人の紹介を受けた際に「希望には沿っているけどどうやって求人の良し悪しを見分けるのかな?」と疑問に感じる方もいると思います。

求人には似たような記述も多いため働いてみないと優良企業かブラック企業かわからないことも多いですが、紹介を受けた時点で求人の良し悪しを見分けるポイントはいくつかあります。

優良求人とブラック企業の見分け方

  • 残業時間が業界の平均と比べてどうか
  • 離職率が業界の平均と比べてどうなのか
  • 年収や月給の内訳も公開しているか
  • 年間休日が120日以上あるかどうか
  • 福利厚生が充実しているかどうか
  • 求人が長い期間掲載されていないかどうか

求人情報から優良求人とブラック企業を見分けるには上記のように「残業時間や離職率が業界平均と比較してどうか」「年収・月給の内訳や年間休日などを公開しているか」「福利厚生が充実しているかどうか」などがポイントとなってきます。

また、求人が長い期間掲載されている・掲載頻度が多いという求人の場合には、応募者が集まらなかったり、離職率が高くて常に募集をかける必要があるという背景が潜んでいる可能性もあるため注意が必要です。

求人を見てもよくわからないという方は、以下の口コミサイトの情報を参考にして、気になる企業が優良企業なのかブラック企業なのかの判断材料にしてみるのも良いでしょう。

また、安全衛生優良企業マーク推進機構ではホワイト企業の認定をしており信頼性が高いため、ホワイト企業や女性が働きやすい環境が整っている企業かどうか見極めたい場合に検索してみるのもおすすめです。

面接前に行うべき準備事項

転職活動で求人に応募して無事に書類選考に通過した後には面接を実施していきますが、面接前には以下のような準備はしっかりとしておくようにしましょう。

面接前に行うべき準備事項

  • 企業に関する情報収集と事前確認
  • 面接の流れやポイントの確認
  • 志望動機などの情報整理
  • 面接での想定質問や受け答えの想定と練習
  • 面接における企業への逆質問の整理
  • 面談で必要なものやオンライン環境設定の確認

面接をする際には「企業に関する情報収集と事前確認」は重要なことであり、どれだけ企業のことを調べて面接に向けて準備してきたのかは面接に慣れた面接官であればすぐに分かります。

そのため、事前準備として企業サイトやSNSチェックなどを事前に行いながら、志望動機の情報整理や想定質問の受け答え、逆質問の整理などは可能な限り準備をしておくようにしましょう。

また、担当アドバイザーであれば面接の流れやよくある質問、面接官が意識的に見ているポイントなどを把握している可能性もあるため、事前に担当アドバイザーに面接のポイントを確認をしておくことで面接の成功率を上げることにもつながります。

その他にも、面接を実施する上で必要なものがあれば確認をしたり、働きながら転職活動をする場合にはオンラインで面談を実施するケースも多いため、当日に問題がないように事前にオンライン環境や接続機器の確認も忘れないようにしましょう。

面接中に意識することと逆質問のポイント

面接を実施する際には、受け答えの内容だけではなく面接時の態度やマナーも評価ポイントとして見られていることが多いため、以下のポイントはしっかりと意識して面接に挑むようにしましょう。

面接中に意識することと逆質問のポイント

  • 面接官と話すときは傾聴や相槌を忘れない
  • 面接では必要以上に話しすぎない
  • ポジティブな表現や好印象な話し方を意識
  • 逆質問の内容には細心の注意を払う

基本的に面接は「お互いを知るための時間」であるため、面接官の話を傾聴して聞いたり、会話をしている時にアイコンタクトや相槌などを積極的にしていくことはコミュニケーションとして必要な要素となります。

また、面接でアピールしようと質問されたことに対して必要以上に話して長くなる方も多いため、基本は会話を意識して質問に対して要点を押さえて簡潔に説明していくことを意識すると良いでしょう。

その他にも、面接では印象も非常に重要なため、ネガティブな表現はあまり使わずにポジティブな表現を意識して好印象な話し方を意識していくことが大切です。

そして、面接での逆質問では「事前に調べればわかる質問」「面接官が答えづらい質問」「年収や昇給条件などの待遇に関する質問」は印象がよくないため逆質問をする際にどんな質問をすればいいのか迷ったら以下の記事も参考にしてみてください。

4.内定後の条件交渉や退職手続きまで

面接に合格して内定をもらえた後にも、内定に合意するまでには希望条件の交渉や入社希望日の調整が必要で、転職をするためには会社への退職手続きも必要になります。

ですが、条件交渉や入社日の伝え方、退職手続きや退職を進めていく上で意識したおきたいポイントなどがわからないという方も多いため、本項では内定後の条件交渉や退職手続きに関するポイントについて紹介していきます。

内定後の条件交渉や入社日の伝え方

企業から無事に内定がもらえた後には基本的に以下のような流れで条件確認や交渉の話し合いを進めていきます。

内定後の大まかな流れ

  1. 内定時の雇用条件の提示
  2. 提示された条件の確認及び交渉
  3. 提示された条件への承諾
  4. 入社日などの細かい条件の話し合い
  5. 内定承諾や契約書の締結

基本的に内定時の雇用条件は面接で確認した内容と企業内で話し合った結果を参考に条件として提示されますが、提示された条件では年収は希望よりも少し低く設定される可能性もあります。

もちろん、企業からの期待値やポジションによっては希望通りの年収を提示されることもありますが、入社前で会社への貢献をしていない段階では希望よりも低く設定して、入社後に実績を出したら年収を少しずつ上げていくというケースも多いです。

また、提示条件に納得できない場合には条件交渉が必要になりますが、条件交渉をする際にはこちらからの条件を提示する前にしっかりと先方がどのような理由で条件の提示をしてきたのか確認することは忘れないようにしましょう。

企業としては現時点の評価や社内の給与テーブルに沿って条件を提示している可能性もあり、無理に希望を通そうとすると条件の不一致で内定が取り消される可能性もあるため、交渉はキャリアアドバイザーと相談して慎重に進めていくようにしましょう。

また、働きながら転職をしている場合には入社日の調整も必要になるため、入社日について話す際には事前に退職時期などを確認した上で、アドバイザーと相談しながら同時並行で退職手続きを進めていくことも大切です。

内定後に退職を進めていく方法

内定をもらった後に退職を進めていく場合には、退職時期を考慮して入社時期の調整を行う必要が出てくるため、事前に会社の就労規則を確認して退職時期の条件についてしっかりと確認しておくようにしましょう。

基本的には退職届を提出してから1ヶ月〜2ヶ月程度で退職できるケースも多いですが、会社の状況によっては2ヶ月〜3ヶ月は必要になる可能性もあり、退職時期が決まらずに入社時期が遅れると内定が取り消しになってしまう可能性もあります。

ですので、内定後に退職を進めていく場合には「事前に退職手続きの流れや申請時期の確認をすること」「引き継ぎ資料の作成も行っておくこと」「有給の残り日数の調整もしておくこと」は忘れないようにしましょう。

また、退職届提出しても受理してもらえなかったり、退職届を提出したのに理由をつけて退職時期が決められないというケースもあるため、面接が進んだタイミングでキャリアアドバイザーに退職時期の調整方法について相談してみるのもおすすめです。

退職を進めていく上で意識しておきたいポイント

退職をするのであれば円満に退職したいと考える方がほとんどだと思いますが、円満退職するためには以下のポイントは意識しておくようにしましょう。

円満退職のために意識しておきたいポイント

  • 上司に直接口頭で伝えるようにする
  • 退職理由/転職予定/入社予定/希望退職日はしっかりと伝える
  • 自分の関わっている業務状況と引き継ぎに関する予定も共有する
  • 退職が決まっても関係者以外には伝えない

退職する上で円満に退職手続きを進めていくためには、退職に関する最低限のマナーは守っていくことは非常に重要なポイントとなります。

また、上司に話をする時にも退職する理由や具体的な退職希望日、転職予定や内定した企業への入社時期についても可能な範囲で伝えて、引き継ぎも含めた退職までの具体的な予定を立てられるように十分に配慮しておくようにしましょう。

また、退職する旨を直属の上司よりも先に同僚や別の上司に相談してしまうと上司の評価にも関わりますし、退職が決まったからといって退職することを公にすると、他の社員のモチベーションの低下にもつながるためおすすめはできません。

その他にも、スムーズに転職活動を進めていくためには「ネガティブな理由や不満は伝えないこと」「引き留められることを想定して引き留めにくい理由や転職の強い意志を伝えること」を意識すると良いでしょう。

働きながらの転職活動をスムーズに進めるためのポイント

ここまで、働きながら転職活動を進めていく方法やポイントについて紹介してきましたが、働きながらの転職活動をスムーズに進めていくためにはいくつか意識しておきたいポイントがあります。

本項では、働きながらの転職活動をスムーズに進めるためのスケジュールの立て方や転職活動をしていることが社内でバレないようにするために意識してくべきポイントなどについて紹介していくので是非参考にしてみてください。

転職活動の具体的なスケジュールを明確にする

働きながら転職活動を進めていく際には「転職活動の具体的なスケジュールを明確にした上で転職活動に取り組むこと」がスムーズに転職活動を進めていくために重要なポイントになります。

働きながら転職活動をする場合には、仕事をしながら同時に転職活動を進めていかなければいけないため、仕事と転職活動の時間の両方を意識してスケジューリングしていかなければいけません。

ですが、実際に働きながら転職活動を進めていると仕事終わりや休日に転職活動に必要な準備を進めていく必要があり、仕事で疲れてしまって思うように転職活動が進まないという人も多いです。

ですので、働きながら転職活動を進める際には短期ではなく、2ヶ月から6ヶ月程度を目安に中長期的にスケジュールを組んで余裕を持って転職活動を進めていくと、途中で息切れせずに転職活動を進めていくことができるでしょう。

面接のスケジューリングと実施方法を工夫する

働きながら転職活動をする場合には、中長期的に転職活動を進めていく方も多いため、会社で転職活動をしていることがバレないように面接のスケジューリングや実施方法にも工夫をしていく必要があります。

転職活動をしていく中で1社の内定をもらうためには10社以上の応募や面接をこなす必要が出てくるため、仕事の状況をしっかりと把握した上で仕事と転職活動に余裕を持って取り組めるスケジューリングをしていくことが大切です。

ですが、早く転職活動を終わらせたいからといって面接のスケジュールを詰め込みすぎてしまうと、定時上がりや有給の頻度が増える可能性が高く、社内で転職活動をしていることがバレてしまう可能性があるため注意しましょう。

また、働きながら転職活動をしていくと中で面接のスケジュールを詰め込みすぎると精神的にも体力的にも消耗してしまうので、可能な限り余裕を持ったスケジューリングをしていくことが大切です。

最近ではオンラインでの面接の実施も増えてきましたが、2次面接や最終面接などは対面での実施を希望したり、平日日中に対応しなければいけないケースもあるため、有給は転職活動のためにある程度余裕を持っておくようにしましょう。

働きながらの転職活動で周りに迷惑をかけないようにする

働きながら転職活動をする場合には、思っていたよりも仕事と転職活動の両立が大変で体力的にしんどいと感じてしまう方も多いです。

転職活動を優先しすぎると定時で帰ったり、有給を取得する頻度も上がり周りに負担をかけてしまう可能性もあるため、働きながら転職活動をする際の優先順位は「転職活動よりも現在の仕事」ということは忘れないようにしてください。

また、転職活動の優先順位が高いことは問題ありませんが、転職活動に集中しすぎて仕事を疎かにしているといざという時に協力を得られなかったり、周囲の不満が溜まって関係性が悪くなることもあるでしょう。

ですので、働きながら転職活動をする場合には周りに迷惑をかけないようにするために中長期間の転職活動になってしまうことは前提として、繁忙期や閑散期なども意識しながら余裕を持って取り組んでいくことが大切です。

社内で転職していることがバレないようにする

働きながら転職活動をしていると「社内で転職活動をしていることがバレないようにしたい」と考えている方は多いと思います。

社内で転職活動をしていることがバレてしまうと、人事評価や職場内での人間関係が悪化してしまうリスクもあれば、引き留めのために仕事を多く振られて転職活動ができないようにするなどの妨害に合う可能性もあります。

また、転職活動をしていることを隠してればバレないだろうと考えていても、思ってもいないところで転職活動をしていることがバレてしまう可能性もあるため、以下のポイントには注意するようにしましょう。

  • 会社のPCや携帯で転職活動はしない
  • 会社の電話番号やアドレスは使わない
  • 社内で見られるカレンダーに情報を入れない
  • 社内や会社付近で転職関連の対応はしない
  • 転職用SNSなどの情報は一気に更新しない
  • スカウト機能のある転職サイトは活用しない

基本的に会社で管理しているデバイスやアドレスを使うと履歴が残る可能性があり、デバイスの情報は会社で閲覧できるようにしている可能性もあるため、会社が管理しているものを使うと転職していることがバレてしまう可能性があります。

また、定時で帰るために共有のカレンダーに予定を入れる頻度が多いと転職活動をしているのではないかと怪しまれたり、社内や会社付近で転職に関する電話やメールの対応をしてしまって転職活動をしていることがバレてしまうケースもあります。

そして、LinkedInやwantedlyなどの転職用SNSやスカウト機能がある転職サイトを利用して転職していることで転職活動をしていることが同僚や人事経由でバレてしまう可能性もあるので転職時に利用するサービスには注意しましょう。

働きながら転職活動をしていることがバレた時の対処法

もしも働きながら転職活動をしていることがバレてしまった場合には「素直に転職活動をしていること」「自分の考えと明確な目的があって転職活動をしていること」を伝えていくことが大切です。

下手に言い訳や嘘をついてしまうと印象が悪く、場合によっては関係が悪化して転職活動ができないように仕事量を増やされたり、転職の動機が曖昧だと引き留められると思われて転職活動がしづらくなってしまったりする可能性もあるでしょう。

ですので、本気で転職をしたいと考えている場合には「具体的にこんなことがやりたいと考えていているが、今の会社だとどうしても難しいから転職を考えた」と転職の動機と転職活動を止める気はないということは伝えていくことが大切です。

また、具体的な話をする時には「ネガティブなことを言わずに事実や自分の考えを伝えていくこと」「転職活動で周りに迷惑をかけないように仕事は疎かにしていないということ」もしっかりと伝えていくようにしましょう。

働きながら転職活動を進めるのであればキャリア相談の活用がおすすめ

働きながら転職活動を進めていきたいと考えているのであれば、積極的にキャリア相談を活用していくことをおすすめします。

キャリア相談では、転職に関する相談から自己分析のサポート、求人紹介や面接の調整、条件交渉など転職活動がスムーズに進められるように手厚くサポートをしてくれるのが強みです。

また、転職活動においてSNSや転職サイトを使ってしまうと、会社に転職活動をしていることがバレてしまう可能性がありますが、キャリア相談であれば紹介NGの企業名を伝えれば紹介対象から外してくれるのでバレる心配はありません。

ですので、働きながら効率的に転職活動を進めていきたい方は、転職目的に合わせて複数のサービスへ登録していき、希望の方向性を一緒に整理してくれるサービスを優先的に活用していくと良いでしょう。

特に、キャリアゴールから逆算して丁寧にカウンセリングを重ねるすべらないキャリアエージェントのようなサービスは、働きながら腰を据えて転職準備をしたい人に向いています。

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