ホワイト企業に転職したい!見分け方や業種・職種をぶっちゃける!

    ホワイト企業へ転職したい人向けに、ホワイト企業の特徴や見分け方、転職の可能性を高める方法について紹介します。

    転職したいけどブラック企業は避けたい!という人はぜひ読んでみてください!

この記事を書いた人
末永 雄大
アクシス代表取締役社長。リクルートキャリアで様々な企業の採用支援を経験、MVP6回受賞。転職エージェントや有料転職相談サービス「マジキャリ」など複数サービスを展開。Youtubeの総再生数は200万回以上、Yahooニュース・東洋経済オンラインでも情報発信。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック」

ホワイト企業の定義

まず前提として、どういう企業がホワイト企業に該当するのかというのは、法律で決められているわけではないので、ホワイト企業の基準は人によって異なります。

ですが、厚生労働省は働く人の健康面など、安全かつ働き続けられるように労働環境を確保している企業を認定している「安全衛生優良企業公表制度」という制度を設けています。

安全衛生優良企業公表制度の認定基準については、以下6つの観点から点数制で評価されています。

  • 安全衛生活動を推進するための取組状況
  • 健康管理の取組状況
  • メンタルヘルス対策への取組状況
  • 過重労働防止対策の取組状況
  • 受動喫煙防止対策の実施状況
  • 安全でリスクの少ない職場環境の整備の取組状況

上記の項目すべてで高得点を獲得できた企業は優良企業として認定されます。安全衛生優良企業に認定された企業は、俗にいうホワイト企業と考えて問題ないでしょう。

ただ、あくまでもホワイト企業の基準は人それぞれなので、安全衛生優良企業をホワイト企業と言えるかどうかは人によりますが、働きやすい会社と考えて良いでしょう。

ホワイト企業の6つの特徴

「大手企業=ホワイト企業」と思っている人も多いですが、実は全く関係ありません。

確かに中小企業と比較すると給与面や福利厚生は充実しているケースが多いものの、残業時間が長かったり休みが少なかったりすると、ホワイト企業とは呼びにくいですよね。

あくまでもホワイト企業の基準は人によって変わってきますので、一般的にホワイト企業だと思われている特徴を以下にまとめてみました。

上記6つの特徴について、次でそれぞれ詳しくお話していきたいと思います。

1. 離職率が低い

ホワイト企業の特徴1つ目は、離職率が低いことです。

離職率が低いということは、会社を退職している人が少ないということですよね。つまり、企業がどのように社員を扱っているのか、ある程度推測することができるんです。

ただ、職場への不満を抱えて離職している人ばかりというわけでもないので、離職率が高いからホワイト企業ではない、と判断するのは早計かもしれません。

ちなみに、常に求人を掲載している企業はいつも人手不足であると考えて良いでしょう。人材を採用してもすぐに辞めてしまうなど定着率が悪いということが見てわかるので、ホワイト企業とは言いにくいですね。

2. 残業時間が少ない

ホワイト企業の特徴2つ目は、残業時間が少ないことです。

大手企業や中小企業問わず、毎月の残業時間が30時間程度であればホワイト企業だと判断しても良いでしょう。なぜなら、残業に関する規制で36協定というものがあるからなんです。これは、残業は月45時間・年間360時間までという協定です。

つまり、月30時間までは残業させても問題ないということなのでホワイト企業だと考えて良いかと思います。もちろん、あくまでも目安なので自分が納得できるかどうかが大事ですね。

また、月に残業が40時間くらいでも多いほうではないため、ホワイト企業と判断しても良いでしょう。

ただ、月の残業が60時間〜80時間だという場合は、ブラック企業の可能性があるので避けたほうが良いと言えますね。繁忙期だけ残業が増えてしまうのは仕方のないことかもしれませんが、常態化しているようであればやめておくのが無難かもしれません。

3. 休みが多い

ホワイト企業の特徴3つ目は、休みが多いことです。

厚生労働省が発表している「就労条件総合調査の概況(令和2年)」によると、1企業の平均年間休日総数は約109.9日、労働者1人平均年間休日総数は約116.0日となっています。

一方、労働基準法第35条によると毎週少なくとも1回の休日を与えなければならない、と定められています。また、労働基準法第32条では労働条件の上限は「1日8時間、1週間40時間」と定められています。

この条件を守るためには、年間休日数は105日以上であることが妥当

ホワイト企業かどうか判断する際には、この年間休日数105日を目安にすると良いかもしれません。休日が多いということは、それだけ労働者の生活を大切にしているということがわかります。

4. 福利厚生が充実している

ホワイト企業の特徴4つ目は、福利厚生が充実していることです。

福利厚生については、法定福利厚生と法定外福利厚生の2つがあります。法定福利厚生は雇用保険や健康保険・介護保険など、どんな企業でも必ず導入しなくてはならないものなんです。

一方、法定外福利厚生は必ず導入しなければならないものではなく、企業が任意で導入するものとなっています。そのため、自分が転職を希望している企業の福利厚生が気になった場合は、自分で調べるしかない部分なんです。

ホワイト企業かどうかジャッジするには、以下にまとめた法定外福利厚生をチェックしてみることをおすすめします。

住宅手当 家賃または住宅ローンの一部を補助してもらえる
医療保険 病気や怪我で入院した際に保険金がもらえる
ライフサポート 産休や育休、介護休暇など
慶弔休暇 結婚式や出産、葬式などに休暇取得できる
文化・体育・レクリエーション クラブ活動、研修制度など
共済会 財形貯蓄、慶弔給付など
福利厚生代行 カフェテリアプラン、パッケージプランなど

上記を全て満たす必要はありません。あなたが優先順位をつけて考えたときに該当する項目が多ければ良いかと思います。

5. 女性の働きやすい制度が整っている

ホワイト企業の特徴5つ目は、女性の働きやすい制度が整っていることです。

女性の転職で大切にしたい要素の1つとして、産休や育休がどの程度取得できるのかという部分は大きなポイントですよね。

そこでチェックしておきたいのは、以下の3つです。

くるみん認定 厚生労働大臣から「子育てサポート企業」として基準を満たしている企業
プラチナくるみん認定 くるみん認定企業のうち、より高水準の取り組みをおこなっている企業
えるぼし認定 女性活躍推進に関する取り組みの実施状況が優良な企業

実際に非営利一般社団法人の安全衛生優良企業マーク推進機構が公表している「ホワイト企業ランキングTOP100 2020年4月版」を見てみると、TOP100の企業の中でもっとも取得数が多いホワイト企業マークは、子育て支援をおこなう「くるみん認定」でした。

見事に100社中100社がくるみん認定を取得しているという結果になっています。

以下の記事では女性が転職する際のポイントなどについて詳しく解説しています。こちらもぜひ合わせて読んでみてください。

関連記事【女性必読】未経験でも正社員に転職できる!?成功のコツを伝授!

6. 新人教育や研修制度が整っている

ホワイト企業の特徴6つ目は、新人教育や研修制度が整っていることです。

新人教育や研修制度が整っている企業は、従業員を大切にしていると判断できます。なぜなら、教育制度がしっかりしている企業は新人に対して長期的に活躍してほしいと考えているからです。

新人教育や研修というのは、それなりに費用がかかることなんです。それでも優秀な人材としてキャリアアップしてほしいと考えているからこそ、新人教育や研修が整っています。

ちなみに、「ホワイト企業=従業員が和気あいあいとしていて穏やかな雰囲気」と認識している人もいるかもしれませんが、新人の将来のスキル獲得やキャリアアップのために厳しく指導するホワイト企業もあります。

新人の間は、厳しい指導を受けるうちに「この企業、本当にホワイトなの…?」と疑問に思ってしまうかもしれませんが、あえてそのタイミングで上司とコミュケーションを取ることで、自分のための指導だと気づけるかもしれません。

ホワイト企業になりやすい業界・職種

ホワイト企業に転職したい人にとって、どのような業界や職種がホワイト企業である傾向が見られるのか、気になる部分ですよね。

ホワイト企業になりやすい業界は、営業・純利益率が高く自社製品を持つメーカーです。

営業利益や純利益率が高い企業は、「給与待遇や良い」「残業が少ない」「離職率が低い」というホワイト企業の3つの基準を満たしているケースが多いんです。

自社製品を持っている企業は、営業利益率・純利益率が高くなりやすいので、その分福利厚生に投資でき、給料も高くなります。

もっと言うと、アパレルなど個人向け商材を扱っているより、企業向けに商材を売っている企業のほうが1商品あたりの単価が高い傾向があるので、より利益が出やすい傾向にありますね。

さらにそういった企業は、生産性が高く仕組みがきちんと整備されていることが多いです。
仕事が分業されていて、イレギュラーな業務が少ない傾向にあるので、残業が少なかったり、休みが取りやすくなります。

そのため結果として、働きやすい職場であり、離職率も低くなるのです。

決して有名ではないけれども、特定の分野で圧倒的なシェアを誇る製品をもつ「グローバルニッチトップ」の企業はないかという目線で企業探しをするのがオススメです。

末永

あまり名前を聞かないような中小企業でも、儲かっていてホワイトな企業は多くあります。
目安としては、売上高が80億円を超えていると安定していると言って良いでしょう。


中小企業ならば、自動車部品業界をオススメしています。
とくにトヨタのような、超大企業に部品を提供している中小企業は、安定かつホワイトな可能性が高いです。


転職エージェントに相談してみることで、そういった知られざる優良企業に出会える可能性も高まりますよ。

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ホワイト企業の見分け方

ホワイト企業かどうか自分の目で見分けるのは難しいことですよね。そこで見分ける際のポイントを以下に挙げてみました。

上記2つのポイントについて、次でお伝えしていきますね。

口コミサイトを参考にする

1つ目のポイントは口コミサイトを参考にすることです。

ホワイト企業かどうか見分ける方法の1つとして、口コミサイトをチェックしてみるのがおすすめです。参考にすると良い口コミサイトを以下にまとめてみました。

ただ、注意したいのはどうしてもネガティブな口コミが多いということなんです。なぜなら、その企業を辞めた人のほうが多く投稿しているからです。

どの企業にも課題点や悪い部分があるため、一定数マイナスな口コミがあるのも仕方のないことです。ですので、できるだけ複数の口コミを見て判断するのが良いでしょう。

また、同業他社の口コミや評価にも目を通して比較してみると、より正確な情報が得られるかもしれません。

実際に企業へ足を運んでみる

2つ目のポイントは実際に企業へ足を運んでみることです。

自分の興味がある企業へ実際に足を運んでみて、色々自分の目で確認した上でホワイト企業なのかどうか判断してみましょう。

気になる企業に知人がいる場合は、OB訪問をしてみるのも1つの方法です。口コミを先にチェックして気になった部分や、企業には質問しにくい部分を聞いてみるのも良いですね。

また、LinkedInやWantedlyなどのSNSを利用する方法もあります。もし気になる企業がSNSに登録をしている場合は、DMを送って質問してみるというのもアリだと思います。

ただ断られてしまう可能性もあるので、その点を踏まえておきましょう。

ホワイト企業へ転職するためには

大手企業だからと言って必ずしもホワイト企業だとは限りませんし、あまり名前を聞かないような中小企業でも、儲かっていてホワイトな企業は多くあります。

ホワイト企業を目利きしてもらうには、転職エージェントへの相談が効果的です。エージェントが独自で持っている離職率や残業時間、働きやすさなどの内部情報をもとに働きやすい企業を紹介してもらえます。

転職サイトなどには掲載されていない、知られざる優良企業の非公開求人なども多数保有しているので、登録してみて損はないと思います。

ただ、転職エージェントによって得意領域や、保有求人が異なるので、2〜3社複数登録をして利用する転職エージェントを決めるのがベストですね。

以下に筆者オススメの転職エージェントをご紹介しますので、ぜひ活用してみてください。

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