
転職SPIの合格ラインは?中途採用の対策法と通過率を解説
転職SPI(適性検査)の中途採用での合格ライン3〜4割や、SPI-Gの出題傾向、対策に必要な勉強時間と参考書、性格検査のポイントまで現役のキャリアアドバイザーが解説します。
落ちる人の特徴や、SPIがボロボロでも内定する特徴も必見です。
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転職SPI(中途採用)の合格ラインは3〜4割が目安
中途採用のSPI(適性検査)で求められる正答率は、3〜4割で十分通過できる企業が多いのが実情です。新卒で言われる7〜8割という基準は、中途採用ではあてはまりません。
実務経験という評価軸が加わるぶん、能力検査そのものの比重は下がる傾向にあるためです。
中途SPIで求められる正答率は3〜4割
結論から言うと、中途採用のSPIでは正答率3〜4割を超えていれば通過できる企業が多数派です。新卒時代の感覚で「8割取らないと…」と身構える必要はありません。
中途採用の選考では、職務経歴書に書かれた実務経験や面接での受け答えが評価の主軸になります。
SPIはあくまで補助的な指標で、この人がうちの社員と並んだとき能力面で著しく低くないかをふるい分ける役割が中心です。
ただし、回答率が3割を下回るとさすがに足切りラインに引っかかります。書類選考の前段階でSPIが課されるケースもあるので、選考前に出される場合は早めに動いておく必要があります。

私が転職支援の現場で見てきた感覚としても、中途のSPIは「合格ライン」というより「最低限のクリアライン」として使われている印象です。
合格率が3〜4割でいい一方、回答率3割を切ると一気に厳しくなるので、最低限「全問に手を付ける」スピード感は意識しておきたいですね。
業界・企業によって合格基準は変わる
中途SPIのボーダーは、業界・企業の人気度・職種によって明確に変動します。3〜4割で通る企業がある一方、外資系金融や大手商社、人気IT企業では7〜8割を求められるケースも珍しくないです。
具体的には、応募者が殺到する人気企業や、ロジカルシンキングを業務上必須とする職種であるコンサルタント・経営企画・データ分析系は能力検査のスコアを厳しく見ます。
逆に、営業職や販売職など実務経験そのものが評価軸になりやすい職種は、SPIのウェイトが下がる傾向です。
業界別のおおよその傾向は次のとおりです。
| 業界・職種 | 合格ラインの目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 外資系金融・コンサル | 7〜8割 | 新卒同等の基準を中途にも適用 |
| 大手メーカー・総合商社 | 6割前後 | 学歴フィルター後の足切りライン |
| ITエンジニア | 5割前後 | 技術面接の比重が大きい |
| 営業・販売職 | 3〜4割 | 実務経験と面接が主軸 |
| ベンチャー企業 | 省略も多い | スピード重視で実施されないケース |

合格ラインの数字だけ追っても、相手企業の基準がわからなければ準備の最適化は難しいです。
転職エージェント経由なら、応募企業の過去の通過傾向や重視ポイントをある程度確認できるので、対策の優先順位がつけやすくなります。
性格検査の比重が中途では高くなりやすい
実は、中途採用のSPIで合否を分けるのは能力検査ではなく性格検査であるケースが多いです。
SPIを開発するリクルートマネジメントソリューションズも、中途採用では面接判断の補助資料や組織への適応度のチェックとして性格検査が活用されると説明しています。
中途は社風や働き方が固まっている組織に入る前提なので、企業側は「自社のカルチャーに馴染めるか」「既存メンバーと衝突しないか」を慎重に見ています。
能力面では足りていても、性格検査の結果と求める人物像のズレが大きいと、書類は通っていても通過できないことがあります。

私の支援先でも「面接の手応えはあったのに見送りになった」というケースは多いです。
掘り下げると、性格検査と社風のミスマッチが原因だったパターンが大半でした。
能力検査の点数を1点でも上げる努力より、性格検査で企業が求める方向性を理解しておくほうが内定率には効きますよ。
業界最大手のリクルートエージェントのような大手は、応募予定の企業の選考傾向をデータベースで把握しているケースが多いです。
SPIのボーダーや性格検査の方向性をすり合わせやすいのが強みなので、対策に1社目で登録するならまず大手から押さえておきましょう。
| エージェント▼ | ポイント▼ | 公式サイト▼ |
|---|---|---|
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転職者向けSPI(SPI-G)とは?新卒向けとの違い
中途採用で使われるSPIは「SPI-G」と呼ばれる種別です。新卒で受けた「SPI-U」と出題範囲はほぼ同じですが、難易度配分と評価母集団が違うので、新卒のときと同じ感覚で構えると認識ズレが起きます。
SPIには3種類ある(SPI-H/U/G)と中途向けの位置づけ
SPIには受検対象者ごとに3つの種別があります。中途採用で受けるのは原則「SPI-G」で、新卒以来の方には初耳のことも多いです。
| 種別 | 対象者 | 想定される受検場面 |
|---|---|---|
| SPI-H | 高校生 | 新卒(高卒)採用 |
| SPI-U | 大学生・大学院生 | 新卒(大卒)採用 |
| SPI-G | 社会人(中途採用) | 転職者の選考 |
SPI-Gは新卒のSPI-Uを社会人向けに調整したもので、ベースの問題形式は共通です。一方で、評価される母集団が社会人になるため、同じ正答率でも偏差値の出方が変わります。

新卒のときに受けたSPIが思った以上にできなかった、という記憶のある方も多いと思います。
SPI-Gは社会人母集団での比較なので、同じ点数でも相対評価が変わってきます。
「新卒のときと同じだろう」と決めつけずに、改めて出題範囲をなぞっておくと安心です。
SPI-UとSPI-Gの違いは難易度配分と評価軸
SPI-UとSPI-Gは、出題範囲そのものは大きく変わりません。違いは難易度の配分と評価母集団の2点に集約されます。
具体的には、SPI-Gのほうが言語分野(国語)はやや難度が高く、非言語分野(数学)は少し易しい設計になっています。
社会人として日常的に必要な「文書を正確に読み取る力」が重視され、新卒時より複雑な計算問題は減らされている、というイメージです。
評価母集団は社会人ベースで、応募職種に近い経験を持つ他の中途応募者と比較されます。新卒のように同年齢の学生全体ではなく、同じ求人に応募してきたライバルが直接の比較対象になる点が決定的に違います。

「新卒のときは通ったSPIが、転職活動だと落ちる」というケースもこの仕組みで起こります。
評価相手が学生から社会人ライバルに変わっているので、点数の見え方も変わるんですよね。
転職SPIの出題内容と4つの実施方法
転職SPIで問われるのは大きく分けて能力検査(言語・非言語)と性格検査の2軸です。実施方法は4種類あり、中途採用ではWebテスティングが圧倒的に多いのが現状です。
能力検査(言語・非言語)の出題範囲
能力検査は、言語分野(国語)と非言語分野(数学)の2科目構成です。問題の難易度は中学高校レベルですが、出題形式に独特のクセがあり、初見だと時間内に解ききれないように設計されています。
言語分野では、語句の意味、二語の関係、長文読解などが出題されます。
非言語分野は、推論、確率、損益算、速度算、集合、表の読み取りなどがいわゆる定番領域で、一部の企業では英語問題が追加されることもあります。
例題のレベル感としては、次のような問題が典型です。
問題例(非言語)
吉田さんは一眼レフカメラを頭金で総額の1/5を支払い、残額を7回に均等分割払いとした。1回目の分割払いを終えたあとの残額は、総額の何分の何にあたるか。
答え:24/35

中途のSPIで点が伸びない人の多くは、出題形式に慣れていないだけだったりします。
内容自体は中学レベルなので、形式を覚えれば短期間で底上げできるんですよね。
性格検査(約300問)の特徴
性格検査は約300問の質問に2択や4択で答えていく形式で、所要時間は20〜40分程度です。日常の行動や考え方を多角的に問う設計になっています。
特徴は3つあります。1つ目は、似たような質問が複数回出ること。これは矛盾した回答をしていないかを確認する仕組みで、嘘の回答を見抜くフィルター(ライスケール)として働いています。
2つ目は、極端な選択肢が用意されていること。「全くそう思わない」「とてもそう思う」を選び続けると不自然さが浮きます。
3つ目は、得点制ではなく企業の求める人物像との一致度で評価される点です。
問題例(性格検査)
A:1人で行動するのが好きだ
B:みんなで行動するのが好きだ
→ 自分に近いほうを4段階で選択

性格検査は「正直に答えるべきか、企業に寄せるべきか」で迷う人が本当に多いです。
基本は応募企業が大事にする価値観に近い方向で回答するのがおすすめです。
ライスケールに引っかからない程度に矛盾を出さないバランスを取るのが、現場での落としどころですよ。
4つの実施方式と中途で多い形式
SPIには4つの実施方式があり、企業ごとにどの方式を採用しているかが異なります。
4つの実施方式
- Webテスティング(自宅のPCから受験。中途で最も多い)
- テストセンター(リクルート指定の会場で受験。新卒で多い)
- ペーパーテスティング(企業の用意した会場でマークシート)
- インハウスCBT(応募先企業のPCで受験)
中途採用でもっとも多いのはWebテスティングです。応募者の都合で受験日時を選べるので、企業側の手間も少なく主流になっています。
注意点としては、Webテスティングとテストセンターは1問ごとに制限時間が設定されており、前の問題に戻ることはできません。

Webテスティングは自宅環境で受けるぶん、通信トラブルが起きるとそこで終了です。
PCの動作チェック・通信環境の確保・周囲の静かな時間帯の確保は、受験日が決まったら早めに準備しておきましょう。
転職SPI対策の勉強時間と対策本の選び方
中途SPIの対策に必要な勉強時間は、合計で30〜60時間が目安です。短期間で仕上げるなら2〜4週間プラン、しっかり詰めるなら2〜3ヶ月かけるイメージです。
対策本は最新版を1冊と問題集を1冊、合計2冊で十分対応できます。
必要な勉強時間の目安は30〜60時間
転職者がSPI対策にかける勉強時間は、最低30時間、念入りに仕上げるなら60時間が目安です。SPI対策の専門メディアでも同程度の数値が紹介されています。
分野別の配分目安は次のとおりです。
| 分野 | 勉強時間の目安 | 学習の方針 |
|---|---|---|
| 言語(国語) | 10〜15時間 | 語句の意味と長文読解パターンの暗記 |
| 非言語(数学) | 20〜25時間 | 推論・確率・損益算など頻出パターンの反復 |
| 性格検査 | 準備不要〜2時間 | 自己分析の延長で回答方針だけ決めておく |
新卒時にSPIを経験していて土台がある人なら30時間、まったく初見または10年以上ブランクがある人は60時間を目安にしてください。

勉強時間は確保できる人とできない人で大きく分かれます。
平日30分・週末3時間ペースなら2〜3週間で30時間に到達するので、平日のスキマ時間をどう確保するかが現実的なカギです。
転職者向け対策本の選び方
転職SPIの対策本は、SPIノートの会監修の最新版を1冊軸に置くのが定番です。書店で目立つ位置に並んでいる以下3シリーズから選ぶと外しません。
おすすめの転職者向けSPI対策本
- 史上最強の転職者用SPIよくでる問題集(ナツメ社/SPIノートの会監修)
- これが本当の転職者用SPI3だ!(洋泉社/SPIノートの会監修)
- 7日でできる!SPI[頻出問題]徹底攻略(高橋書店)
選ぶときのポイントは2つあります。1つ目は「最新の年度版」であること。SPIは定期的に問題形式が更新されているので、5年以上古い本は避けてください。
2つ目は「転職者向け」と明示されていること。新卒向けのSPI-U対策本では、SPI-Gの難易度配分とズレが生じます。

3冊全部買う必要はありません。書店で中身を見比べて、自分が読みやすい解説の本を1冊で十分です。
問題量が物足りないと感じたらもう1冊買い足すくらいでOKですよ。
本に書かれた解法パターンは大事ですが、それ以上に大事なのは「同じ問題形式を何度も解いて反応速度を上げること」ですよ。
短期間で仕上げる2〜4週間プラン
時間が取れない人向けの短期決戦プランは、2〜4週間で30時間を確保するスケジュールです。受験日が決まってから動き出す人にも現実的なペースで組んでいます。
2週間×30時間プランの例
- 1〜3日目:対策本を通読(5時間)
- 4〜7日目:非言語の頻出パターン演習(10時間)
- 8〜11日目:言語の語句・読解演習(5時間)
- 12〜13日目:模試形式で時間配分の感覚を掴む(5時間)
- 14日目:苦手分野の総ざらい(5時間)
短期間で詰める場合は「全範囲を浅く」より「頻出分野を深く」が鉄則です。非言語の推論・確率・損益算と、言語の二語の関係・長文読解の5領域だけでも、点数の底上げにはじゅうぶん効果があります。

正直、対策本だけだと「応募する企業の傾向」までは見えません。
私が見てきた転職成功者の多くは、自力の対策に加えて転職エージェント経由で企業ごとの過去傾向を聞き出し、対策範囲を絞り込んでいます。
特にUZUZのように1人あたり12時間の手厚いサポートをしてくれるエージェントなら、SPI対策の時間も含めて伴走してくれますよ。
転職SPIがボロボロでも内定する人の特徴
SPIで「手応えがゼロだった」「全然解けなかった」と感じても、それだけで諦めるのは早いです。中途採用の選考は面接の比重が圧倒的に大きく、SPIで多少崩れても挽回できる構造になっています。
実際に、SPIが芳しくなくても内定を得る人にはいくつか共通点があります。
中途は面接の評価がSPIより上位に来る企業が多数派
転職活動の現場で見ていると、中途採用は面接の評価がSPIより上位に来る企業が大半です。SPIはあくまで補助指標で、致命的に低い数字でなければ面接で評価が逆転するケースは普通にあります。
中途採用の合否は面接終了30分後にはおおむね固まるとも言われています。つまり、SPIの数字より「面接でどう見せたか」が最終結果を左右しているんですね。
特に営業職や販売職、未経験職種への挑戦では、実務での再現性や入社後のカルチャーフィットが見られるため、SPIの偏差値より面接で語る経験や考え方のほうが評価に直結します。
面接の流れに不安がある人は事前に通しで確認しておきましょう。

私が「SPIボロボロでした」と相談を受けたケースでも、その後の面接対策に時間を割き直して内定を勝ち取った人は多いです。
SPIで終わったと思った瞬間に、次の準備に意識を切り替えられるかが分かれ目になりますよ。
回答率(回答した問題数)も評価対象になる
SPI、特にWebテスティングとテストセンターでは、正答率だけでなく回答率も評価対象になっています。これは「与えられた問題のうち何問に手を付けたか」を示す指標で、業務遂行のスピード感を測る目的で使われています。
つまり、すべての問題で完璧に正解する必要はなく、わからない問題でも空欄にせず最後まで答え切ることに意味があります。
回答率を上げる3つの工夫
- 1問あたりの目安時間を決めて、それを超えたら見切る
- 推論問題は選択肢から逆算して当たりをつける
- 計算問題は概算で大きく外れない選択肢を選ぶ

回答率が低い人は「業務のスピード感に欠ける」という印象を持たれやすいです。
正答率を1点でも上げようと粘るより、見切りをつけて次に進む判断のほうが、結果的に評価につながることもありますよ。
SPIが弱い人ほど面接・職務経歴書で勝負する
SPIに手応えがなかったときほど、その後の面接と職務経歴書で勝負しに行く戦略が有効です。中途採用は実務経験での評価ウェイトが大きいので、ここで挽回できる余地はじゅうぶんあります。
具体的には次のような動きが効果的です。
SPIが弱かった人の挽回アクション
- 職務経歴書を応募先ごとに書き換え、実績の伝わり方を強化する
- 面接対策で「数字で語れる実績」を3つ以上準備する
- 志望動機と入社後の貢献ストーリーを企業の課題に合わせて作り込む

ハイクラスの転職では、SPIよりも「応募企業の経営課題に対して何を貢献できるか」が問われる傾向が強いです。
こうした企業の内情までは個人で調べきれないので、エージェントの力を借りるのが近道です。
JACリクルートメントのように、求人と求職者を1人のアドバイザーが兼任しているエージェントなら、企業ごとの傾向まで踏み込んだ対策ができますよ。
転職SPIで失敗しないための注意点
中途SPIで落ちる人には共通の落とし穴があります。能力検査で点が取れていても、性格検査や受験環境のミスで落ちるケースが意外と多いので、受験前にチェックすべき注意点を押さえておきましょう。
性格検査は正直に答えるだけが正解ではない
ネットの記事ではよく「性格検査は素直に答えるべき」と書かれていますが、転職支援の現場感では半分正解で半分不正解です。
応募企業が大事にする人物像と方向性が違う回答を貫けば、面接前の段階で落ちてしまうリスクがあります。
具体的には、営業職に応募しながら「人と関わるのは苦手」と回答する、チームワークが武器の企業に「1人で動きたい」と回答するなど、応募内容と矛盾する回答は避けるべきです。
完全に偽る必要はありませんが、応募する仕事に必要な要素は意識して回答を寄せていくのが現実的な対処です。
応募企業が求める人物像を整理するには、まず自己分析の軸を整えて自分の強みと企業の求める要件を重ねていくのが近道です。

性格検査は採点が機械的なので、面接官の主観でカバーされません。
ここで方向性を外すと、書類は通っていても次の連絡が来ない、というケースに直結します。
応募する職種に求められる人物像をざっくり把握してから挑むことを強くおすすめします。
ライスケール(嘘発見の質問)に引っかからない
性格検査には、矛盾した回答を見抜くためのライスケールという仕組みが組み込まれています。
「今までに一度も嘘をついたことがない」「人にイライラしたことがない」のような質問はライスケールの典型で、これらに「とてもそう思う」と答えると一気に信頼性スコアが下がります。
ライスケール対策のポイントは、極端な選択肢を選び続けないことです。完璧な人間像を作ろうとすると、自然と「すべてに当てはまる」と答えてしまい、嘘っぽさが出てしまいます。

ライスケールに引っかかる人は、性格検査の結果が「信頼できない」とラベリングされて、選考から外れてしまうことがあります。
応募企業に寄せたい気持ちは分かりますが、極端な回答だけは避けるようにしてください。
受験前のPC環境と受検期限を必ず確認する
Webテスティングは自宅のPCから受けるぶん、技術的なトラブルが起きるとそのまま選考終了になる場合があります。受験前に必ずチェックしておきたい項目は次のとおりです。
受験前にチェックする3項目
- PCのブラウザが推奨環境を満たしているか(Chrome・Edge最新版が無難)
- 通信環境が安定しているか(Wi-Fiは有線接続のほうが安全)
- 受検期限の最終日に滑り込まず、余裕を持って受ける
特に「受検期限の最終日に受ける」のは事故のもとです。トラブルが起きても再受験のお願いがしづらく、企業によってはそのまま不合格扱いになります。

受検案内が来たら、その日のうちにPCと通信環境のチェックを済ませておくのがベストです。
私の支援先でも、最終日の夜にネット回線が落ちて受験できず、選考から外れた人がいました。後悔しても取り返せないので、ここは慎重にいきましょう。
転職SPI対策にも強い転職エージェント
中途SPIは独学でも対策できますが、応募企業のSPI傾向や合格ボーダーは個人では掴みづらい情報です。
転職エージェントは企業の人事担当と日常的にやり取りしているので、企業ごとの過去傾向や重視ポイントを共有してもらえる場合があります。タイプ別に3社挙げます。
全業界・全職種に幅広く対応:リクルートエージェント
幅広い業界・職種で求人を探したい人には、業界最大手のリクルートエージェントがまず登録すべき1社です。
求人数・サポート実績ともに国内トップクラスで、企業との関係性も深いので、SPIを含む選考傾向の情報量が多いのが強みです。

SPI対策の本格的な相談は、まず1社目で大手に登録するのが定石です。
リクルートエージェントは導入企業数が多く、応募予定の企業がカバーされている確率も高いですよ。
若手・第二新卒に手厚い:UZUZ
20代の若手や正社員経験が浅い人には、UZUZの利用がおすすめです。1人あたり平均12時間という業界トップクラスのサポート時間で、SPI対策の時間も含めて伴走してくれます。

若手のうちはSPIに加えて職務経歴書・面接対策まで時間が必要になります。
UZUZのように長時間サポートしてくれるエージェントを併用すると、SPIの勉強時間を含めて全体の負担を分散できますよ。
年収アップ・ハイクラス志望:JACリクルートメント
年収アップやマネジメント職を目指すハイクラス志望者には、JACリクルートメントが心強い選択肢です。
1人のアドバイザーが企業側と求職者側の両方を担当するので、応募企業のSPI傾向や合格ボーダーの一次情報を直接得られます。

ハイクラス領域はSPIだけでなく、企業の経営課題に対する貢献ストーリーを語れるかが選考の山場です。
JACのように企業内情に詳しいアドバイザーがついてくれれば、対策の優先順位を間違えずに済みますよ。
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転職SPIに関するよくある質問
転職SPIでよく寄せられる質問にまとめて回答します。
中途SPIで合格ラインに達しなかったらどうなる?
書類選考の前段階でSPIを実施する企業では、ラインを下回るとそこで不合格になります。面接後にSPIがある場合は、SPIだけで一発不合格になるケースは少なく、面接評価と合算して判断される傾向です。
SPIで満点なら確実に通過できる?
満点でも性格検査の結果と求める人物像が合わなければ通過しないことがあります。能力検査だけで合否が決まる仕組みではないので、性格検査の方向性確認も必須です。
性格検査で「うつ傾向」も見られている?
性格検査は「ストレス耐性」「情緒の安定」などの項目を測る設計になっており、結果として精神的なコンディションが推測されることはあります。受験前日にしっかり休んでから挑むのがおすすめです。
SPI対策にかける時間がまったく取れない場合は?
最低限、頻出パターンである非言語の推論・確率・損益算と、言語の二語の関係だけは対策本で確認してください。3〜5時間の集中学習でも、まったく対策しないより回答率は確実に上がります。
SPIと玉手箱・GABの違いは?
出題形式が異なります。玉手箱は計数・言語で1形式の問題を連続で解く設計、GABは長文読解と図表読み取りが中心です。企業から受検案内が届いたら、まず「どの試験か」を確認して対策本を選んでください。
玉手箱を採用している企業の代表例としてサイバーエージェントがあり、SPIとはまったく違う対策が必要になります。応募企業の試験形式が分かったら、その形式専用の解説記事も合わせて確認しておくと安心です。
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