履歴書の正しいフォントは?文字サイズやパソコンで作る注意点も解説

履歴書の正しいフォントは?文字サイズやパソコンで作る注意点も解説

    履歴書をパソコンで書くときのフォントについて転職エージェントが解説していきます!

    また、使用NGなフォント、サイズ、パソコンで履歴書を作成するときの注意点、フォーマットについても合わせて紹介します!

末永雄大 この記事を書いた人

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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履歴書に使うべきフォントの基本

パソコンで履歴書を作るとき、フォント選びに明確なルールはありません。ただし、履歴書はビジネス文書なので、OSに最初から入っている標準フォントの中から選ぶのが無難です。

Windowsのおすすめフォント

WindowsのMS標準フォントの中では、MS明朝が最も無難な選択です。明朝体はビジネス文書の慣習として長く使われてきたフォントで、採用担当者にとって読み慣れた文字になっています。

ゴシック体の選択肢としてはメイリオがあります。見出しや項目名に使う分には問題ありません。

ただし本文全体をメイリオにすると文字が太くなって重たい印象が出るため、本文は明朝体で統一することをおすすめします。

末永雄大 末永

書類選考で最初に伝わるのは内容よりも「読みやすさ」です。


MS明朝を使うのは減点を避けるためではなく、採用担当者が内容を把握しやすくするためと考えてください。


フォントで加点はされませんが、読みにくいフォントは内容を読む前の段階で印象を下げます。

Macのおすすめフォント

Macの場合はヒラギノ明朝が基本の選択です。MS明朝と同様に明朝体の標準フォントで、印刷したときの読みやすさも高く、転職エージェントの現場でも広く使われています。

ゴシック体としてはヒラギノ角ゴを見出しや強調項目に限定して使うのは問題ありません。ただし本文への使用は控えましょう。

なお、Macで作成した履歴書をWindows環境で開くと、フォントの置き換えで書式が崩れるケースがあります。PDF形式で保存してから提出すると、どの環境でも見た目が変わりません。

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Macユーザーがよく陥るのが「自分のMacでは綺麗なのに、採用担当者のWindowsでレイアウトが崩れた」というケースです。


PDF保存は書式崩れ防止と意図しない編集を防ぐ意味でも有効です。メールで送る際は必ずPDFに変換してから添付してください。

英字・数字のフォント

生年月日や連絡先に入る数字・英字は、日本語フォントに含まれている半角英数字をそのまま使えば問題ありません。

英字専用フォントを指定したい場合は、Times New Roman(明朝系・MS明朝と相性が良い)かArialがビジネス文書向けです。ただし設定の手間がかかるため、よほどこだわりがない限り標準のままで十分です。

履歴書の書き方全体については、以下の記事でも詳しく解説しています。

フォントサイズの正しい選び方

フォントサイズも、種類と同様に書類の読みやすさに直結します。採用担当者は大量の書類を確認するため、読みにくいサイズは内容を把握する前に印象を下げるリスクがあります。

本文・志望動機欄は10.5〜11pt

履歴書の本文には10.5pt〜11ptを使うのが標準です。A4印刷時に小さすぎず大きすぎず、ビジネス文書として自然な読みやすさになるサイズです。

10pt以下になると印刷後に読みにくくなります。12ptを超えると文字が大きすぎて情報量が少なく見える印象になります。

志望動機欄は文字数が多くなりがちですが、サイズを小さくして詰め込むより、内容を絞って10.5ptで読みやすく書くほうが伝わります。

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小さな文字でびっしり詰め込んだ書類は、読む前から「読みにくそう」という印象を与えます。


内容の密度より読みやすさを優先してください。伝えたいことが多いなら、職務経歴書を充実させる方向で整理しましょう。

名前は14〜18pt

氏名欄は14〜18ptが適切なサイズです。本文より大きくすることで書類全体にメリハリが生まれ、採用担当者が書類を識別しやすくなります。

16ptが一般的ですが、名前の文字数が多い場合は14ptに下げて枠内に収めましょう。18ptを超えると存在感が出すぎてバランスが崩れます。

見出しと本文でサイズを変えてよいか

見出し(各項目名)と本文でサイズを変えること自体は問題ありません。ただし、変化は1〜2pt程度にとどめるのが原則です。本文が10.5ptなら見出しは11〜12pt程度が自然です。

フォントの種類で差をつける場合(見出しをゴシック・本文を明朝)は、サイズは統一するほうが読みやすくなります。種類とサイズを同時に変えると視覚的にうるさい印象になります。

フォントの種類・サイズが決まったら、書類の内容もプロの目で確認してもらうとより安心です。

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明朝体とゴシック体の使い分け

フォントの種類を理解すると、どのシーンでどちらを選ぶかが迷わなくなります。

なぜ明朝体がビジネス文書の基本か

明朝体(MS明朝・ヒラギノ明朝など)には文字の端に「ウロコ」と呼ばれる小さな装飾があります。この装飾が文字の輪郭を明確にし、長い文章を読み続けるときの目の疲れを抑えます。

新聞や書籍など、大量の文章を読む媒体で明朝体が使われているのも同じ理由です。採用担当者が文章として読む履歴書では、読み疲れしにくい明朝体が基本として定着しています。

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「明朝体はマナー」という説明をよく見かけますが、背景には可読性という合理的な理由があります。


読みやすい書類は内容まで目が届きやすくなります。フォント選びは「読んでもらえる書類を作るための最初のステップ」です。

ゴシック体を使ってよい場面

ゴシック体(メイリオ・ヒラギノ角ゴなど)は文字が太くて均一なため、見出しや項目名に使うと本文との対比が生まれます。ゴシック体を見出しに限定して使う方法は一般的に認められています。

ただし本文まですべてゴシック体にするのは避けましょう。書類全体が太い文字で埋まると重たい印象になります。

採用担当者が長文を読む負担が上がるため、使うとしても項目の見出し行のみに留めるのがポイントです。

履歴書フォントのNG例

フォント選びで守るべきルールは「無難な標準フォントを使う」の1つです。以下のNG例に該当しないか確認しておきましょう。

カジュアル・装飾フォントを使う

Comic Sansや丸ゴシック体、筆記体風フォントなどカジュアルなフォントはビジネス文書には不向きです。

フォントが場の雰囲気に合っていないだけで「社会人としての常識があるか」という疑問を生む可能性があります。

「個性を出したい」という意図でカジュアルなフォントを選ぶのは逆効果です。フォントで個性を出す場面ではなく、内容・実績・経験で差別化することに集中してください。

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稀にカジュアルなフォントを使った書類が届きますが、内容が良くても「フォントの選び方を知らないのか」という疑問が先に来てしまいます。


フォントはあくまで「邪魔しない」選択が正解です。

複数フォントを混在させる

1つの書類の中に複数のフォントを混在させると、統一感がなくなります。見出しをメイリオ、本文をMS明朝、名前を游明朝などとバラバラに設定してしまうケースがあります。

採用担当者はフォント名を確認しながら読むわけではありませんが、統一されていない書類は視覚的にざわついた印象を与えます。

細部に気を配れる人かどうかの評価にもつながる可能性があるため、全体で統一する原則を守ってください。

フォントサイズがバラバラ

本文の文字サイズが箇所によってバラバラなのも印象が悪くなります。コピー・ペーストを繰り返したり、別のファイルから文章を持ってきたりするときにサイズが混在しやすいです。

最終確認のタイミングで全体を選択して統一サイズを再設定するひと手間を忘れずに行いましょう。

職務経歴書と履歴書でフォントを揃えるべきか

結論として、履歴書と職務経歴書はフォントを揃えた方がよいです。2つの書類はセットで提出するため、採用担当者は両方を並べて確認します。

フォントが異なると書類全体に統一感がなく、細部への配慮が足りない印象につながります。

書類の完成度を高める観点からも、フォントと文字サイズの両方を揃えることをおすすめします。

末永雄大 末永

転職エージェントを通じて応募するとき、企業に送る前に書類を確認することがあります。その段階でフォントのバラつきを指摘することもあります。


履歴書と職務経歴書を揃えるのは、採用担当者だけでなく、代理で書類を提出するエージェントとの信頼関係を作る意味でも大切です。

まとめ

フォント選びで最も重要なのは「採用担当者が読みやすいか」という一点です。

フォント選びのポイントまとめ

  • 本文はMS明朝(Windows)またはヒラギノ明朝(Mac)
  • フォントサイズは本文10.5〜11pt・名前14〜18pt
  • 見出しにゴシック体を使う場合も本文は明朝体で統一
  • カジュアルなフォントと複数フォントの混在はNG
  • 履歴書と職務経歴書でフォントを揃える

フォントは書類の「読みやすさの土台」です。土台が整ったら、次は内容の質を高めることに集中してください。書類の書き方全体でサポートが必要な場合は、転職エージェントへの相談が近道です。経験豊富なアドバイザーが書類添削から面接対策まで一貫してサポートしてくれます。

よくある質問

WordやExcelで作るとき、フォントの設定方法は?

Wordなら「ホーム」タブの「フォント」欄で変更できます。ファイル全体を揃えたい場合は全選択(Ctrl+A)してからフォントを設定するのが確実です。MS明朝なら10.5ptに設定すれば完成です。

フォントだけで採用担当者の評価が変わることはある?

フォントで加点されることはありませんが、読みにくいフォントや場違いなデザインは「書類の作り方を知らない」という印象を与えます。フォントは評価を下げないための選択です。

メイリオを本文に使っても大丈夫?

選考上の問題はありませんが、メイリオは文字が太くて印刷すると重たい印象になります。本文には明朝体(MS明朝かヒラギノ明朝)の方が読みやすく、ビジネス文書として自然です。

送付状のフォントも合わせるべきか?

はい、揃えるのがおすすめです。送付状・履歴書・職務経歴書はセットで提出するため、フォントが統一されている方が全体の完成度が高く見えます。

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