【完全保存版】志望動機が思いつかない20代転職者の方たちへ

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アクシス株式会社 代表取締役 末永雄大
新卒でリクルートキャリア入社。その後、サイバーエージェントにて集客支援を行う。 2012年転職エージェントとしてアクシス株式会社を設立。 ■Yahoo!ニュース(個人):IT/キャリアコンサルタントが語る「働き方3.0」 ■オールアバウトガイド:「キャリアプラン・転職ノウハウ」ガイド

志望動機の曖昧さ、転職軸のなさを理由に採用をお見送りにする会社は多く、志望動機というのは、選考の場において、非常に重要なポイントの一つです。

今回は、これまで何十〜何百人の志望動機を聞いてきた現役転職エージェントがどうすれば志望動機をうまく語ることが出来るのかについてご紹介いたします!

志望動機が思いつかないのは、転職目的が明確になっていないから

日々、転職のサポートをしたり、面接対策をさせていただく中で、「志望企業の志望動機が書け(思いつかず)、困っています・・・」という悩みをよく聞きます。

志望動機がうまく書けない、思いつかないということは、言い換えれば、何がしたいかハッキリと決まっていないということだと思います。

「まずどの業界・どの会社に転職しようか?」と考える前に、「自分なりの転職の軸」を明確に言葉にすることを最初に考えないと、いざ企業にエントリーした後に志望動機さえ思いつかないのは当然の結果なのです。

自分が今回の転職を通してどの様なことを達成したいのか、転職してどの様な現状の不満を解決したいのか(年収、職種、職場環境等など)を明確にした上で、志望動機で、”なぜ自分がその企業に入社したいのか”を説明する必要があります。

自分の転職軸(目的)がしっかりと具現化できていれば、おのずと志望動機が見えてくるかと思います。

転職軸について、もっと詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

転職軸がしっかりしていないと転職は厳しい!その理由って?

まず、転職の目的・軸を洗い出してみる

志望動機を考えるにあたって、まずは、自分自身の転職の目的を整理してみましょう。

ポイントは以下の2つです。

  1. 転職理由(現職を辞める理由・不満や課題)
  2. 仕事選びの動機(業界・職種への動機)

1. 転職理由(現職を辞める理由・不満や課題)

前職を辞めるor辞めたい理由は、実際色々あるのだと思います。

ただ、それを印象論で「こんな会社、もう辞めてやる!!もう全部嫌だ!」で思考停止していては、課題もわからないし、打ち手も考えられません。
すると、永遠に改善・解決にはつながりません。

そうではなくて、具体的にキーとなっている課題や不満は何なのか?を要素分解して特定・優先順位をつけてみるのです。

そうすると、ある一つの根本課題が見えてきます。
自分にとって譲れない根本課題が満たされないと他の全ても連鎖的に嫌に思えてしまっていたりするものです。

そうした課題をきちんと、要素ごとに分けて、明確にすると、自分自身の価値観が見えてきます

2. 仕事選びの動機(業界・職種への動機)

転職のミスマッチを防ぐために、私はいつも「会社への志望動機」ではなく、「仕事選びの志望動機」を明確にしましょう、とお話しています。

「仕事選びの志望動機」というのは、かなり平たく言ってしまうと、「業界・職種への動機」の事です。

更に言うと、どういった業界・職種、仕事内容、それに紐づく環境を自分は求めているのか?といった切り口や背景、軸についてのお話です。

意外と転職者の多くはこれを具体的に考えておらず、新卒の就職活動の時のように、転職活動においても、イメージだけで会社選びをしてしまっている方が非常に多いです。

もちろん会社選び自体が悪いわけではないですが、会社以上に入社後の普段の皆さんの満足度によりリアルに降り掛かってくるのはどの会社かという点ではなかったりするのです。

ここで、皆さんが転職した後の毎日の日常・リアルを具体的にイメージしてみましょう。

どの会社に入ったとしても、自分が関わる日々の業務自体は、会社選びよりも、業界×職種によって規定・支配されてしまう事がほとんどです。

自分自身の将来のキャリア構築や選択肢を決めるのも、どの会社に在籍していたかではなく、実は、この業界×職種の経験で大まかには決まってしまいます。

なぜならば、転職市場においては、どの業界でどんな仕事(職種)を経験していたかで、ほぼ評価や価値が決まってしまうからです。

他の業界や職種の事に詳しくないし、経験した事がないわけですし、 どの業界・職種が良いかなんてわかりませんよ!
というのが多くの方の本音・お気持ちだと思います。

でも面接で上記のように言われてしまうと、面接官からすると「この人は新卒の時も、よく業界や仕事内容等を調べたり考えずに会社選びに失敗して結果的に転職活動をしているはずなのに、そこから何も反省・学んでいないのかな?またうちに入っても同じことを繰り返すんじゃないかな?」と思われてしまいがちです。

ですので、各業界・職種についてすべて深く精通する必要は全くありませんが、最低限、自分なりに今の会社や仕事選びの反省点をしっかりと振り返り言語化しておく必要があります。

※20代の転職を成功させる方法は、こちらの記事(20代の転職で失敗しない方法!内定獲得をUPさせるポイント)でも詳しく解説しています

志望動機のポイント

転職の目的・軸が自分の中で明確になった上で、改めて志望動機を組み立ててみましょう。

志望動機では、現職で見つけた課題や、やり遂げたいことを明確にし、御社なら実現できるということを論理的に説明できると非常に良いです。

「現職で学んだことを活かしてこんなことをしたい」と言えればベストです。

こんな志望動機はNG!

「今の会社に全く不満がなく、良い話があればチャレンジしたいんです」と言われる方が、前向きで自分に自信がある優秀な方程、結構いらっしゃいます。

基本的に、人は何も課題や不満がなければ、あえて現職をやめようとは思わないし、行動には移さない事が多いです。

また、得たい目的が明確にあれば、逆にそれが得られない現職の状態が不満という事もあるわけなので、不満がないというのは、逆に明確な理想ややりたい事もない、と自ら表明してしまっているのと同義なのです。

「自分の人生へのコミットメントが弱い、受け身な人なんだな」とか、「本音を言わないプライドの高い人なんだな」と思われる事が多いと思います。

そもそも人事・面接官も、何かしら不満や課題がある事は理解した上で面接をしているわけですので、「今の仕事に全く不満がない」というのは逆に嘘くさく、本音で話してくれない人だな、とか「転職する気ないじゃん、こちらから口説いてくれって言ってるの?」と思われる可能性もあります。

課題があるのは当然として、「今の課題が現職ではどうしても解決が難しい」且つ「逆に会社や仕事を変える事で解決・実現する可能性が高い」と客観的に納得感・妥当性があるかという点が重要と思います。

それが、一方的だったり、他責性が強かったり、視野が狭く本人の極端な解釈や勘違い、どこの会社でも仕事をしていれば起こり得る程度の事であった場合は、難しいと判断されてしまうかもしれません。

転職理由で、課題や不満を面接官に伝える事を前提に、よく整理した上で臨む事が大事という事ですね。

志望動機の回答例や考え方についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

【プロ直伝】転職面接で面接官に響く志望動機の考え方!【回答例付】

 

手前味噌ですが、弊社も転職エージェントとして多くの方の転職サポートを行なっております。

特に20代の方は自分の進むべき業界・職種が定まっていないと悩んでいらっしゃる方が多いです。
転職活動においては、価値観や過去の原体験を深掘りして、まずは材料を洗い出すことが必要です。

ですので、弊社では、キャリアコンサルタントが転職者お一人お一人にヒアリングをしたり、自社で作成したオリジナルの質問シート(社外秘・弊社サポート登録者のみにお渡し)を活用して、面接前にご本人の志向性の言語化をお手伝いしています。

どんな業界や職種を選んだら良いのかわからない、漠然と将来のキャリアについて不安があり、転職すべきなのか自体迷っている、など転職やキャリアに悩んでいる方はぜひ一度気軽にお問い合わせをお願いします。