【例文】営業志望動機書き方解説!ネガティブな本音を武器にするには

営業職への転職を考えているものの、志望動機の書き方で悩んでいませんか?
自分の強みが分からない人、現職の経験との結び付け方に悩んでいる人も必見です!
記事後半ではキャリアチェンジごとの例文も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください!
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
営業職への転職を目指して志望動機を書く際、こんなふうに手が止まっていませんか?
実績などは伝えられるけど、熱意をどう伝えればいいか分からない...
そこで悩んでいる人に向けて、未経験の人でも書ける「志望動機作成のフレーム」と評価されるポイントについて解説していきます!
末永
ですが、いざ書こうとしても「書き方」を知るだけでは具体的なイメージが湧きづらいですよね。
そこで本記事では書き方の解説の前に、「書類選考を通過できる志望動機」の例文をパターン別に紹介します。
志望動機のイメージをつかんでから、後半の解説で自分の言葉に落とし込みましょう!
そもそも営業職とは
営業職とは、自社の商品やサービスを販売して顧客の課題を解決する仕事です。
対面での提案やテレアポなどを通じて商材の魅力を伝え、契約や購入につなげることが主な役割となります。
営業の成績は企業の売上に直結するため、どの業界でも重要な職種として位置づけられています。
[voice icon="/magazines/img/common/author4" name="末永"]そのため、求人数も多く、未経験からでも挑戦しやすい職種といえます。
また、営業スキルは業界を問わず活かせるため、キャリアの幅を広げやすいのも特徴です。
[/voice]【未経験】営業職の志望動機の例文
まず、具体的な志望動機の例文をお伝えしていきます。
異業種から未経験で営業への転職をする際の例文をまとめました。
未経験から営業に転職する際の志望動機
誰でも使えるテンプレート
最初に、どなたでも参考にできるテンプレートをご紹介します。
志望動機の例
自分の強みである〇〇力を活かす場として、御社の営業職に魅力を感じました。
前職では、〇〇(具体例)の経験を積んだことで、〇〇といったスキルを学ぶことができました。
しかし、前職では顧客との接点が限られるため、自分のスキルを十分に活かせないことから転職を検討しました。
御社の営業職は、顧客起点でサービスの提案をすることが可能なため、さらに自分を成長させる場として魅力に感じています。
将来は御社のサービスと、自分のスキルを通じて〇〇に貢献したいと思っています。
販売職から営業
アパレルや携帯ショップの販売員から営業への転職を希望される場合の志望動機です。
志望動機の例
アパレルで身につけた顧客との信頼構築力を活かす場として、貴社の営業職を志望します。
前職では、初対面の顧客であっても時間をかけてヒアリングをし、洋服を通じて体型や着こなしの悩みを解決するよう心がけました。
すると、お客さまから直接ご連絡いただくことが増え、信頼していただいた結果店舗での売上1位を半年間継続して達成いたしました。
自分の強みを活かし、アパレルという業界の枠にとどまらずに営業として成長したいと考えております。
将来のキャリアパスを広げるため、営業職への教育環境が整っている貴社を魅力的に感じました。
事務職から営業
コーポレート職やバックオフィスに携わる人向けの志望動機です。
志望動機の例
事務職で身につけた管理能力を活かし、会社にとって利益を産む役割を担いたいと考え貴社を志望いたしました。
これまで経験した事務職の業務ではやりがいを感じていたものの、あくまでサポートの業務という意識が強く、将来的にもっとビジネスマンとして成長したいという意識が生まれました。
貴社の営業職は、個人の役割が明確ではなく、さまざまな業務を並行で進めていく働き方と伺いました。
事務職としてのこれまでの経験を活かし、自分の業務の幅を広げていきたいと考えております。
エンジニアから営業
エンジニアから営業職を志望する場合の志望動機です。
志望動機の例
単なるエンジニアとしての業務だけでなく、案件獲得までできるエンジニアを目指し貴社を志望しました。
前職でエンジニアとして業務をこなす中で、案件を獲得する営業がいなければ自分の仕事が成り立たないと気付かされた経験がありました。
将来的には、エンジニアとしてフリーランスで仕事をしていきたいというビジョンがあり、そのために営業経験を積もうと考えております。
貴社は社員に成長のための転職を推奨しており、3年程度で営業の経験を積み独立した人が多いと伺い、自分のキャリアプランとの親和性を感じ魅力に感じました。
エンジニアから営業職への転職をお考えの人はSES営業などですとこれまでの経験を活かすことができておすすめです。
飲食から営業
飲食業から営業職への志望動機です。
現在飲食業界にいる人だけでなく、アルバイトなどの経験を志望動機につなげたい人にもおすすめです。
志望動機の例
学生時代から変わらない「人の幸せを作りたい」という想いを貴社で実現したく志望いたしました。
前職では、食という人と人との繋がりを作る業界に惹かれて入社しました。
しかし働く中で、もっと多くの人に影響を与えられる仕事を魅力的に感じ、営業職への転職を希望しています。
貴社も顧客ファーストの理念を大切にしており、自分の理想とする仕事のあり方に近しいと感じました。
【転職先の業界別】志望動機の例文
続いては、営業経験のある人も参考にできる志望動機となっています。
希望する業界以外の志望動機も見ることで、アイデアを得られるかもしれません。
不動産営業
不動産業界の営業職を志望する人向けの志望動機です。
志望動機の例
目標に向かってひたすら行動を重ねる貴社の営業スタイルのもと成長したいと考え志望しました。
学生時代、目標を達成していく感覚が楽しく陸上部に所属していました。
現職では、目標を達成するために一丸となるカルチャーがなく、自分の営業としての成長環境としてふさわしいのか疑問を抱きました。
貴社の営業職は、厳しいものの短期間で営業として成長できるポジションだと聞き、魅力に感じております。
保険営業
保険業界の営業職への志望動機です。
志望動機の例
自分の得意としている「顧客に徹底的に寄り添った営業スタイル」をさらに磨き、将来のキャリアの幅を広げたいと思い志望いたしました。
前職のメーカー営業では取引先と親密な関係を作るスキルが評価され、ルート営業を担当しておりました。
しかし、メーカーの営業という特性上、商材や季節によって売上が左右されてしまう点にもどかしさを感じました。
どの会社でもやっていけるような営業になるためには、無形商材の営業に転職し経験を積む必要があると考え、貴社の求人を魅力に感じております。
IT営業
近年採用を拡大している会社が多い、IT業界の営業職向けの志望動機です。
志望動機の例
顧客の課題を解決できる営業スタイルを身につけたく、貴社を志望します。
前職では、パッケージ化された商品を同じように顧客に販売するだけで、本当に顧客にとってメリットとなる提案ができているのか、もどかしく感じておりました。
将来的には営業職だけでなくコンサルタントになりたいという思いもあり、顧客の課題を主体的に解決できるIT営業で経験を積もうと決意いたしました。
貴社では無形法人営業を担当できるため、顧客に伴走しながら意味のある提案をできると考えております。
メーカー営業
メーカー営業の志望動機は、商材への愛着をアピールすることが重要です。
志望動機の例
現職で鍛えた顧客視点のニーズ発見力を活かし貴社の商品を広めたいと考え、志望いたしました。
現在担当しているルート営業では、顧客が抱いている不満や不安を先回りしてフォローするよう心がけ、「何も言わなくてもわかってくれる」と言っていただくことが多かったです。
その結果、全社で営業成績1位を達成いたしました。
新たな営業手法を学ぶ場として、せっかくなら馴染みのある商材を担当したいと思い、貴社を志望しました。
自分の強みや顧客視点を活かして、より長く求められる商品にしていけるよう尽力したいです。
広告営業
広告業界向けの志望動機です。調整力をアピールするケースが多いです。
志望動機の例
クライアントの仲介役として、さまざまな関係者と協働しながら進める仕事に魅力を感じ、貴社の営業職を志望しました。
現職の営業では、個人プレーの要素が強く、チームで協力して物事を進めることが得意な自分の強みがうまく活かせていないと感じることがありました。
営業で身につけた基本的なスキルを活かしながら、さらに自分に合った環境に転職することで成果を出したいと考え、広告業界の営業職を志望しています。
特に貴社はクライアントファーストのバリューを掲げており、自分の強みが活かせると感じております。
人材営業
人材業界の営業職向けの志望動機です。
志望動機の例
「自分が介在することで人の幸せを生み出したい」という想いを叶える場として、貴社の営業職を志望しました。
学生時代から周囲の人をサポートすることがやりがいに繋がるタイプでした。
学生時代にはマネージャーや塾講師のアルバイトを経験しましたが、現職ではなかなかやりがいを感じることができず悩んでいました。
一度別業界を経験したことで自分が本当に関わりたいのは人材業界だったと気づき、貴社の営業職を魅力に感じています。
【営業手法別】志望動機の例文
ここからは、営業手法別に志望動機をご紹介していきます。
前提として、応募する営業職の正確な理解が重要になります。
ルート営業
ルート営業向けの志望動機の例をご紹介します。
志望動機の例
既存顧客と信頼関係を構築できる営業手法に魅力を感じ、貴社を志望しました。
これまで対面での商談経験を多く積んできたため、さらに自分の能力を伸ばしたいと考え、ルート営業に挑戦したいという思いが芽生えました。
貴社では、営業であっても主体的に顧客と関係を構築することができるカルチャーだと聞き、貴社で自分の強みであるコミュニケーション力を活かしたいです。
新規開拓営業
新規開拓営業向けの志望動機の例をご紹介します。
志望動機の例
数値目標の達成のために、裁量を与えられた状態で仕事ができる点に魅力を感じ、貴社を志望しました。
現職では、仕事の進め方に一定の裁量を頂けたことで入社3ヶ月で成約数全社1位を達成することができました。
さらに担当できる商材の幅を広げ、営業として成長するために貴社の新規開拓営業を希望します。
インサイドセールス
インサイドセールス向けの志望動機の例をご紹介します。
志望動機の例
前職で身につけた課題解決能力を活かし、インサイドセールス職を志望します。
前職では、店頭でお客様の課題をヒアリングし、その場で解決方法を提案して成約まで繋げる業務を担当していました。
貴社のインサイドセールス職は、内勤であっても的確な課題解決能力が必要とされると知り、貴社で自分の能力をさらに高めたいと考えております。
フィールドセールス
フィールドセールス向けの志望動機の例をご紹介します。
志望動機の例
顧客の課題を解決できる営業として、貴社でスキルを積みたいと考えております。
前職の不動産業界では、顧客と直接対面し対話を重ねながら成約を取る営業スタイルを得意としていました。
こうした経験から、フィールドセールスとして無形商材を担当することが自分のさらなる成長に繋がると感じました。
営業職の志望動機の書き方
例文を見て、「うまく書けないかも」と不安に思う必要はありません。
実はすべて共通の「4つのステップ」に当てはめて作られているだけです。
この型を押さえれば、未経験の方でも志望動機が書きやすくなります。
以下に沿って、構成を考えていきましょう!
なるべくわかりやすく、簡潔な言い回しで記載することも重要です。
以下で一つずつ解説していきます。
志望動機の文章の流れ
志望動機を一言でまとめる
営業の志望動機を書く際、もっとも重要なのが「書き出し」です。なぜなら、志望動機のなかで最初に読まれる部分だからです。
営業職の志望動機の書き出しの例
- 年齢関係なく実力で判断される環境に魅力を感じたため、貴社を志望します。
- 海外との取引が多い貴社で、学生時代の留学経験とこれまでの法人営業の経験を活かして成長したいと考え貴社を志望いたしました。
- 教育体制がしっかりとしている貴社の営業職で、自分の可能性を広げたいと考え志望しました。
冒頭部分に結論を持ってくると、採用担当者にとって非常に読みやすい文章になります。
志望動機が生まれた経緯を書く
冒頭に結論を書いたら次に「なぜそのような志望動機を持つようになったのか」「なぜ魅力を感じたのか」を書きます。
営業の志望動機が生まれた経緯の例
- 営業として働く中で、画一的な提案が中心の業務ではなく、顧客に寄り添ったソリューション営業に挑戦したいという思いが生まれました。
- 学生時代に陸上部に属しており、目標を持って努力することがやりがいになりました。貴社の数字を追う営業スタイルを学ぶことで、営業として更なる成長ができると考えました。
ここでは、実体験を織り交ぜて説得力を持たせることがポイントです。
自分の将来像と成長意欲
自分について自己分析をした上で、「将来は〇〇をしたい」などの将来像を入れてください。
自分の将来像の例
- 10年後には、貴社の商品をグローバルに愛されるものへと成長させたいです。
- 貴社の法人営業を通じ、単に商品を売りつけるだけの営業ではなく、商材を通じて顧客の悩みを解決できる営業マンになりたいと考えております。
ここでは、営業経験を積んだ自分の将来像と会社が自分に期待していることを合致させることが重要です。
また、自分の将来のために今努力していることなども書くと評価につながります。
努力していることの例
- 英語力を活かすために定期的にTOEICを受けています。この1年で680点から710点にスコアを伸ばしました。
- 実際に、現職では顧客への細やかなヒアリングを意識しております。
その会社でなくてはならない理由
最後に、説得力のある志望動機を作成するために 志望する会社でなければならない理由について書くことが重要です。なぜなら、企業側から見ると志望者の熱意が測りやすいからです。
志望する会社のことをあまり知らない状態で書いてしまうとありきたりな志望動機になりやすく説得力がありません。
効率よく情報収集をするために実践してもらいたい方法3選をご紹介します。
企業の情報を収集する方法
- 商品やサービスを使ってみる
- 志望する会社のホームページにて沿革、経営理念、事業内容、求める人物像を調べる
- 口コミサイトや転職エージェントから働いている人の声を聞く
企業に刺さる志望動機を書くには、企業の人事が求める内容を書くことが必要です。
まずは上記の方法で調べ、どんな仕事をしたいのかを書き込むと熱意が伝わります。
末永
志望動機は転職者の熱意を表すため、テンプレートのように使い回すのではなく会社ごとに書き分ける必要があり、応募する会社を正確に理解することが重要です。
そこでおすすめしたいのは転職エージェントの利用です。
転職エージェントは、その企業から内定が出た人・出なかった人を把握しているため、求める人物像や合格ラインを理解しています。
利用は完全無料ですので、転職するなら使わない手はありません!
気になる人は、すべらないキャリアエージェントに相談してみてくださいね。
すべらないキャリアエージェントについてより詳細に知りたい人は以下の記事もご覧ください。
営業職の志望動機の注意点
営業職への転職で志望動機を書く際に注意してほしいことがあります。
それは、ネガティブ理由をポジティブな熱意へと変えることです。
ポイントは、今の会社の不満(過去)をただ嘆くのではなく、「営業職ならその不満を解消し、どう活躍できるか(未来)」に焦点をずらして考えてください。
末永
上記のようにネガティブな理由も言い換えることで、志望動機が書きやすくなります。
志望動機の書き方に悩んでいる人は参考にしてみてください!
未経験者が営業職の志望動機を書くコツ
実際の募集案件を見てみると営業職については「未経験者可/未経験歓迎」の求人もかなり多くあるので、キャリアアップを目指す人はぜひチャレンジしましょう。
未経験から営業職に転職する場合は、これまでの経験や実績を基に営業職で活かせるスキルをアピールできると効果的です。
以下に営業職の志望動機で評価される経験をいくつか紹介します。
営業職の志望動機で評価される経験
- 学生時代の体育会系部活動
- 目標の達成のために努力した経験
- 接客経験
- 課題を主体的に解決した経験
末永
営業未経験から営業職に転職する場合は、志望動機だけでなく職務経歴書や面接での受け答えなども万全な対策が必要です。
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営業未経験の人は、こちらの記事も志望動機を作るうえで必ず参考になりますので、ぜひ読んでみてください。
営業職の志望動機でアピールできる強み
自分のどのような側面をアピールすべきか悩んでいる人は、以下から自分に合ったアピールポイントを選んでみてください。
営業職で活かせるスキル
- 相手のニーズを発見できる
- 相手の立場に立った物事の見方ができる
- 論理的思考力がある
- 課題発見力・問題解決力がある
- 行動力がある
- ストレスに強い
- タイムマネジメント能力がある
- 数値目標を追うことに抵抗がない
こうしたスキルは、営業職で必要とされるため効果的なアピールになります。
志望動機がない場合の対処法
志望動機で大事なのはあなたの言葉で伝えることです。
そのためあなたの過去の価値観やこれまでの経験を言語化する自己分析が重要になります。
末永
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徹底した自己分析の結果、自分の言葉で志望動機を書くことができるので書類選考通過率は大手と比較して5倍以上の実績を誇っています。
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すべらないキャリアエージェントについてさらに知りたい人は、こちらの記事もご覧ください!
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