転職理由を面接で上手く伝えるコツを解説!答え方の例文テンプレ付
今回は転職のプロの視点から、面接官を納得させ、選考の通過率を高められる転職理由や転職理由の伝え方・ケース別の回答例について徹底解説をします。
なかなか面接に通過できなくて困っている人は参考にしてみてください!
最後に、私が厳選してぜひおすすめしたい転職エージェントを紹介しています。面接に受からない…それでも本気で転職したい人は最後まで見てみてくださいね。
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面接で転職理由を伝える時のコツ
転職理由を伝えるときは、他責にしすぎないことが大切です。前職の愚痴や不満ばかりを転職理由にしてしまうと、他の企業でも共通する部分が出てきますよ。
無理に自責の理由を探す必要はありませんが、できる限りポジティブな内容に言い換えて伝えるのが理想的です。
この前提を踏まえたうえで、以下の3点に注意して面接で話せるようにすると良いでしょう。
1.客観的に納得感のある理由か
転職理由を考える上で重要なのが、納得感のある理由であるかどうかです。
面接とは一見まったく違いますが、例えば同じスーツでも既製品とオーダーメイドでは値段が変わってきますよね。
既製品はまとめて同じ型で作られているから安く、一方でオーダーメイドは寸法をしっかり測り、生地にもこだわっているので高いです。さらに縫製も人の手で時間をかけておこなっているので、これなら既製品よりも高くても納得してお金を支払えますよね。
面接での転職理由も同じことで、面接官に納得してもらえる理由であることが大切になってきます。
末永
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そして、ここからは転職理由を考えるコツについて以下から順番に3つ見ていきましょう。
①客観的に見て妥当性があるか
例えば、転職理由が「残業が多く定時で帰れないから」という場合、他の会社に行っても同じような状況が起こる可能性が高いです。また、採用する側としても「働く意欲がないのでは」と捉えてしまいます。
面接官に納得してもらえるように伝えるためには、具体的な数字や改善しようとしたリアクションについて伝えるのが良いでしょう。
具体的な例
「入社した当初から毎朝8時から夜12時までの勤務が常態化してしまっている」「同僚も同じような状況でだったので、○○を提案したり人員を増やしてほしいと要望を出したりしたが、変化を好まない会社の風土があり、受け入れてもらえなかった」など、より具体的に伝えるのが重要ですね。
個人の能力不足によるものではないことや、改善を受け入れてもらえなかったから転職を決意したという自然な流れに持っていくことができますし、納得感もあります。
②他責性が強すぎないか
転職理由が「給料が低く昇給も見込めないから生活が苦しい」だったとしても、自分の頑張りを評価してもらえず給料がずっと上がらなかったとそのまま伝えるとマイナス印象を与えてしまいます。
だからこそ、数字を交えてより具体的に現状について説明するのが良いでしょう。
具体的な例
「現職では月収19万円程度ですが、先輩社員に話を聞いたところ5年後も大幅な昇格や改善が見込めない状況です」という形にするのがベストだと言えます。
このようにきちんと数字を交えて説明ができるだけでなく、さらに両親への仕送りが必要だからとか、自分が家族を持つことを考えると働き続けるのは難しいなど、面接官が納得できる事情もセットにすると良いですね。
③変えられないことなのか?
これは自分が抱いている不満や課題がその会社で本当に変えられないことなのか、というものです。抱える不満や課題を解決するために、自ら改善アクションを起こしたのかどうか、もチェックされます。
例えば、何かしら不満や課題を感じていた場合、それを現状改善するため自分なりにこういう努力やアクションをしました、ということが大事です。
具体的には、課題解決のための施策を上司に掛け合ってみたとか、そのようなアクションをした上で、どうしてもそれが打破できなかった、というようなことですね。
他にも、現職や前職で実現できなかったことを御社に入社することで実現ができると思った、と伝えられるようにするのがベストですね。
2.早期離職の心配はないか
面接でなぜ転職理由を質問するのか、疑問に思っている人も多いと思いますが、実は「転職理由は入社後に早期離職してしまうリスクを判断するための役割」も果たしています。
とくに人間関係や仕事環境に関わる内容は、転職先でも同じ問題に直面しやすいのです。自分自身での改善の努力がみられない場合には「うちの会社に転職してもまた同じ理由で転職してしまうのでは?」という視点で見られる傾向にあります。
改善しようと取り組んだ姿勢や、前向きな目標・目的を示すことで、上記のような懸念を払拭することができます。
早期離職を繰り返さないために
ここまでこの記事を読んで下さった転職を考えている人の中には年収に不満を感じて転職を考えている人もいるのではないでしょうか?
そんな人は、JACリクルートメントのような高年収求人を多く保有する転職エージェントに登録し、一度相談してみることをおすすめします。
というのも、こういった年収アップを軸とした転職は入社後にミスマッチを起こし仕事への満足度を下げるだけでなく、早期離職を繰り返す1番の理由だからなんです。
転職エージェントと相談をする中で、「どうして自分はその業界/企業に行きたいと思ったのか?」「転職の目的は何か?」を改めて明確にしましょう。
末永
上記の作業は確かに1人でもできます。
しかし、明確にした上でその志向にあった企業や職種を紹介してくれるのが転職エージェントの強みです。
転職活動をよりスムーズにおこなうことができますよ。
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3.本当にそれしかないのか
「現職の不満を解消することができれば、あなたはそれだけで良い人なの? 他に仕事する上で、大切なことってもっとないの?」と思われてしまうものです。
こういった面接官が求めがちな視点・概念を、私は転職理由における現職の不満を改善する意味での「ネガティブ回避」に対して、より前向きにこういうことを強化していきたいという意味で「ポジティブの増幅」と呼んでいます。
ポジティブの増幅ができるように2つのコツを以下で紹介します。この要素を面接官に対して上手にアピールすることができれば、あなたへの評価は高まります。
①採用後にどのような強みを活かして働いてくれそうか
新卒とは違い中途採用にあたる転職では、即戦力として活躍できることが求められます。
これまでの経験から「何を武器に転職先で貢献したいのか」を意識して、転職理由にも関連した内容を盛り込むようにすると良いでしょう。
②どんな仕事をしたいと考えているのか
2つ目は、具体的に「どのような仕事に取り組みたいのか」です。
採用ポストに希望・能力が共に合致しているのかは、合否に直接影響します。そのため、転職理由でどのような仕事をしたいのかを具体的に伝えるようにしましょう。
【必見】転職理由に対する質問についてのポイント
自己紹介・自己PRが終わると、転職理由や退職理由に対する質問に移行することが多いです。「どういう経緯で転職をお考えになったのですか?」などの聞き方で質問されます。
この時に大切なポイントが2つあります。
転職したい理由を正直に話すこと
1つ目は、転職したい理由を自分自身の中でしっかりと整理し、正直に話すことです。
転職はほとんどの場合、現職(現状)に何かしらの不満があって行っているのではないでしょうか?中途採用面接をしている面接官も「転職したい何らかの理由があるはず」と当然思っています。
それなのに「今の職場に何の不満もありません」と答えたら「今の会社でいいじゃないの?」と思われ、「この人は入社しても上司や同僚に自己開示できないのでは?」などと判断されてしまいます。
成長意欲のアピールで締めること
2つ目は、さらなる成長・飛躍を求めて御社に入りたいという内容で締めることです。
転職したい理由を正直に話すだけでは、面接官も「転職理由さえ払拭できればそれでゴールなのかな?うちに入社して転職理由を解決できた後は、どうしていきたいんだろう?」という気持ちになってしまいます。
あなたが面接官に回答する目的である「御社に馴染んで、成果を上げ続けられますよ」というアピールを忘れないようにしましょう!
末永
とはいえ、「具体的にどうアピールすればいいの?」と困ってしまう人も多いのではないでしょうか?
そこで、面接に苦手意識がある人はキャリアのプロにサポートしてもらうのも良い方法ですよ。
とくに満足度の評価が高い、dodaやリクルートエージェントなら、何をどうアピールすれば良いかを把握しています。
サポートを受けることでライバルと差別化ができ、狙っている企業の選考を突破できる可能性を上げることができます。
転職エージェントは最後まで無料で利用できるので、気になる人は以下の公式サイトから相談してみてくださいね!
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【ケース別】面接官を納得させる転職理由の回答例
ここからは、転職エージェントである私が見てきた「ポジティブな転職理由を言ったのにも関わらず、面接ではうまくいかない…」という場合によくある事例と対策をレクチャーしていきます。
転職理由が思いつかない人は参考にしてみてください。
キャリアアップしたい
「前の職場では成長できないと思い、キャリアアップをするため転職を決意しました」と言う人は多いです。
しかし、面接官に「前の職場ではなぜキャリアアップできないのか」「うちの会社ならなぜできると思ったのか」と突っ込まれてしまい、回答に困ってしまうことがよくあります。
「キャリアアップしたい」でNGになってしまう理由と回答例を紹介します。
注意点
「キャリアアップのため転職を決意した」という理由は、面接官にとってとても好印象です。向上心が感じられ、プラスポイントになるからです。
ただし、納得できる理由が用意されていれば、です。
前職でキャリアアップできなかった理由もしくは転職先でキャリアアップできると思った理由が曖昧だったり、理由を考えていなかったりした場合にはNGとなってしまいます。
回答例
親和性が高いとして不動産関連企業や観光施設への営業を提案しましたが、人員問題から方針の変更は無理だと受け入れてもらえませんでした。
ですので、様々な業界のクライアントの課題に向き合うことができ、営業職に高いコンサルティングスキルが求められる職場で働きたいと強く思い、転職を決意いたしました。
自分にとってのキャリアアップ=より大きな責任のある仕事にチャレンジすることという具体的に定義することが重要です。
また、なぜ前職ではキャリアアップができないのか、理由を明確にすることに気を配ってください。その状況にある中で、努力をした結果報われなかったため、転職を決意したという流れに持っていくとなお良いでしょう。
スキルアップしたい
「もっとスキルアップできる環境で挑戦したいと思い、転職を決意致しました」というのもよくある転職理由です。
キャリアアップしたいと同様に、「前の会社ではできないのか」「どうしてスキルアップしたいのか」「採用したらうちの会社にどんなメリットがある?」など、さまざまなことを面接官は質問してきます。それを明確にできなければ、評価はされません。
「スキルアップしたい」でNGになってしまう理由と回答例を紹介します。
注意点
スキルアップという言葉自体が抽象的で漠然とした言葉です。極論ですが、スキルアップの定義が曖昧であれば、前職・現職でも同じ仕事を1年〜3年続けていけば、スキルアップそのものはできるので評価はされません。
回答例
自分がこれまでおこなってきた業務においては、一定高い成果を出せ、通常業務においては1プレイヤーとして習熟することはできたと自負しております。
ただ、一方で新しいことを経験したり、身につけたりする機会がありませんでした。そのような状況を改善するため、上長に新しいミッションを任せてもらえないかと交渉してみたり、なるべく他部署とのプロジェクトに積極的に参加したり、ビジネス書を読む等してきました。
その中で現職の営業経験の中でマーケティングに関わるプロジェクトを一部経験することができ、営業よりもより多くの顧客にリーチをおこなうことができるマーケティング業務に興味を抱きました。
しかし、今の会社ではマーケティング部門に異動できる機会がありません。御社の商材や顧客層に対してのマーケティング支援の営業にチャレンジすることで、自分が求めるマーケティング分野のスキルを向上することができ、また同時に商材は異なりますが、現職での自身の営業経験を活かすことで御社に利益貢献できるのではと思い、転職を決意しました。
上記のように、具体的にどのようなスキルアップを求めているのか、今の会社ではそのスキルアップができないことを伝えるようにしましょう。
会社は社員のスキルアップをどのように業績に反映させるかを考えます。自分勝手な成長理由を語るのではなく、身につけたスキルをどのようにその会社で活用したいのかといった視点を忘れないようにしましょう。
キャリアチェンジしたい
前職と違う仕事をしたい理由を明確にした上で、向上心のある人材という印象を与える伝え方がポイントです。
ただ「前職は自分に合わないと感じ、キャリアチェンジがしたくて転職を決意しました(前の仕事が合わないから)」という根拠はNGです。それよりも「前職で培った経験やスキルを活かして、もっと別の分野で活躍したい」というチャレンジ精神をアピールしたほうが、効果的でしょう。
注意点
新しいことにチャレンジしたくて、転職を決意する人も中にはいます。
挑戦し続ける姿勢は良いのですが、なぜキャリアチェンジをしたいのか、明確にしないと飽きっぽい人なのでは?と思われてしまうので注意が必要です。
回答例
5年間営業を続けてきましたが、営業を続けていく中でお客様の生の声を直接聞く機会が多く、そういったお客様のニーズに応えるように商品の企画をしてみたいという思いが強くなったため、転職を決意しました。
繰り返しになりますが、転職理由はすべてにおいて前向きが1番です。
やりがいのある仕事がしたい
「もっとやりがいのある仕事がしたいと考え、転職を決意致しました」は20代に多い転職理由です。
やりがいという定義は難しいので、面接官としては自社にやりがいを感じなければまた辞めてしまうのでは?と警戒してしまいます。
「やりがいのある仕事がしたい」でNGになってしまう理由と回答例を紹介します。
注意点
どんな仕事も初めから自分の思い通りに大きな仕事ができることはありません。
入社して日が浅いにもかかわらず「やりがいがなくモチベーションが上がらない」という理由を述べてしまうと「うちでもすぐに辞めてしまいそう」「忍耐力がなく自分本位だな」という印象を与えてしまうので要注意です。
回答例
現職では、自社の採用業務を任されています。
2年間毎日、面接業務を担当してきたことで、その人の適性や人柄を限られた時間の中で見極める能力が身につきましたが、毎日同じことの繰り返しで、やりがいの部分で物足りなさを感じるようになりました。
採用のスペシャリストになるために、採用方法の設計や入社後の教育や評価制度についての知識も身につけたいと考えております。
現在の職場は、採用部門も採用設計・面接・教育・制度設計の業務フローごとに担当がいるため、これらの知識を身につけることが難しい状況です。
そのため、面接だけではなく採用設計や教育、制度設計などの採用全般の業務に携わるチャンスのある環境で、より仕事の幅を広げたいと思い転職をしようと思いました。
仕事に対するやりがいは人それぞれ違います。「仕事の幅が広がること」「昇進すること」「年収アップ」など、人によって「やりがい」という定義は異なってくるのです。
自分にとってのやりがいが何なのか、しっかりと言語化・定義しておき、現職・前職では自分の思うやりがいにミスマッチや不一致が出ていることを具体的に伝える必要があります。
将来性のある仕事がしたい
「前職の会社では将来性が感じられず、転職を決意致しました」というのもよくある転職理由です。
将来性という言葉は簡単に使えるため、ついつい使ってしまいますが、面接官にしてみれば「じゃあ、あなたにとっての将来性ってなんなの?」と思うわけです。
「将来性のある仕事がしたい」でNGになってしまう理由と回答例を紹介します。
注意点
「やりがいのある仕事がしたい」という転職理由と被ってしまいますが、将来性は非常に曖昧な言葉です。
曖昧な言葉のため、多くの転職者が使ってしまうので、具体性が伴わない将来性という言葉は評価しづらい部分があります。
回答例
前職では、銀行の法人営業を担当しておりました。
競合の企業の倒産や合併という話も聞きますし、前職で勤めていた会社でも業績が停滞し、リストラの話も上がっておりました。
業界モデル的にも、これから先の飛躍が見込めないのではないかと不安になったとき、このままこの業界で営業の仕事を続けていて良いのか?という疑問と、別の業界でこれまで身につけてきた営業のスキルをさらに磨いていきたいと思い転職に思い至りました。
やりがいと同じように、自分自身にとっての「将来性」が何なのかをしっかり定義するようにしましょう。
将来性とは「自分自身の能力・スキルアップなのか」「会社でのポジションが上がることなのか」「会社が倒産しない安定性なのか」など、自分の中でどういう定義なのか、明確に答えられるように考えてみてください。
面接では将来性の定義を明示するとともに、その将来性を志望動機と絡めて話せるようにしておくと、一貫性があって面接官を納得させやすいです。
また、ネガティブになりがちな退職理由を上手く伝えるコツや、対象者別に転職理由の伝え方を解説している記事もあるので、以下の記事も参考にしてください。
そもそも面接官が転職理由を聞く理由とは?
面接官が転職者に転職理由を聞くのは、主に次の3点を確認したいと思っているからです。
それぞれ詳しく解説していきます。
自社とのマッチ度
転職理由を聞くことにより、企業の採用担当者は自社と転職者のマッチ度を確認していることもあります。
マッチ度を確認することで「入社後にすぐ辞めてしまわないか」や「転職した理由が自社でも発生してしまう可能性」を見ています。
企業としてはコストをかけて採用したにも関わらずすぐに辞められてしまうのを避けたいので、転職してどうなりたいかややりたいことが自社とマッチしていて長く働いてくれそうか見ているのです。
末永
転職理由を聞く理由の中で一番選考に関わるのが、この自社=志望企業とのマッチ度です。
しかし「自社とのマッチ度」と言われてもそれを押さえた転職理由の作り方がわからないのではないでしょうか。
そこで、志望企業とのマッチ度をはじめとした転職理由対策の手段として有効なのが、転職エージェントです。
というのも転職エージェント(人材紹介会社)は志望企業の採用担当者と直接コンタクトをとっているため、その企業が転職理由のどのようなポイントを重視しているかや、こういった内容だと評価されやすいなどといった選考情報を得ることができるのです。
よって転職エージェントを利用すれば、あなたの転職理由をヒアリングした担当キャリアアドバイザーが志望企業とマッチ度の高い転職理由を作ってくれます。
転職理由や転職後成し遂げたいことなどによっては志望企業の方針転換が必要な例もありますが、それについても転職エージェント(人材紹介会社)があなたの希望に沿った企業を紹介してくれるので、まずは本音の転職理由を話してみることをおすすめします。
末永
特にdodaは通算700万名以上リクルートエージェントは年間40万名以上の利用者数を誇っているので、転職理由について志望企業とのマッチ度を高く、評価を得やすく添削するノウハウが蓄積されています。
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入社後に活躍してくれそうか
転職理由を確認することにより、入社後に活躍してくれそうかのビジョンもチェックしていることがあります。
転職理由が自分自身の将来なりたい姿に近くためなど、仕事への熱意が感じられると、面接官も入社後に活躍してくれそうなビジョンも想像しやすくなります。
履歴書・職務経歴書に書いてる内容と矛盾がないか
履歴書・職務経歴書に書いてる内容と矛盾がないかをチェックするのは、簡単に言ってしまうと「転職理由に嘘はないか」や「転職理由と志望動機に一貫性があるか」を知りたいと思っているからです。
いざ面接本番になると履歴書に書いた内容を忘れてしまい、履歴書に書いた転職理由と矛盾したことを答えてしまう人が一定数います。
履歴書に書いた内容を忘れないコツとしては、履歴書をコピーして保存しておくのがおすすめです。面接前に何度も読み返して、一貫性のある転職理由を伝えられるように準備しておきましょう。
転職理由・退職理由は本音で言う!
転職理由・退職理由に関わらず、面接ではウソをつかず本音で話すようにしましょう。
少しのウソならバレないと思って、本音を隠してしまう転職者が多いのですが、これは大きな間違いです。
なぜ、本音で話すことが重要なのかというと、百戦錬磨の面接官は転職者が本音で話しているのか、一般論で話しているのかを実はすぐに見抜くことができるからです。
その結果、転職者が本音で話していない=面接官は採否の判断ができない=採用がお見送りになってしまうことが多いです。
転職活動をしているからには、何かしらの不満を抱いていることは面接官も分かっています。
ただ、そのすべてを本音で話せば良いわけでもないのです。本音で話す際に重要なのは、ただ単に現職や前職の不満を述べるのではなく、ポジティブな転職理由を話すことです。
例えば、自分が面接官で転職者が今の職場についての不満をダラダラと並べてきたら「気持ちは分かるけど、一緒に働きたいとは思えないな」と思ってしまいますよね。
だからこそ、事前に自分の考えを整理しておくのが良いと言えます。
転職理由や面接が不安な人へ
面接では「なぜ転職をしようと思ったのですか?」と絶対に聞かれます。その際に第3者目線で、転職理由をちゃんと言語化しておくことが求められます。
とはいえ、「本当にこの理由で大丈夫なの?」と不安に感じる人も多いのではないでしょうか?
転職エージェントを利用すると、志望企業別の応募書類の作成アドバイスや転職理由の回答はもちろん、面接でみられるポイントを把握した上で面接の対策を無料で受けることができるのでおすすめですよ。
あなたの志向性をヒアリングした上であなたに合った企業を提案してもらえるので、転職したあとのミスマッチ等のリスクも減らすことができると思います。
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最後に、転職の面接対策のノウハウを解説している関連記事を紹介します。
面接対策が不安な人は、以下の記事を参考にしてみてはいかがでしょうか?
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自己PRの伝え方を知りたい人向け
また、面接で受かるための転職理由について、以下の動画でもわかりやすくまとめております。
ぜひこちらも合わせて参考にしてみてください!
「面接官に刺さる転職理由とは? すべらない面接対策⑦」
そこで面接官に納得してもらえる転職理由を考えるにあたって、おすすめの転職エージェントを以下で紹介しますね。