失業保険の求職活動実績はセミナーばかりで大丈夫?セミナーでの求職活動について解説!
失業保険を受けたいけど、求職活動実績はセミナーばかりでも大丈夫か気になりますよね。
そこで、セミナーでの求職活動やおすすめのセミナーを紹介します。
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求職活動実績はセミナーばかりでも大丈夫
失業手当給付を受ける際に求められる求職活動実績は、セミナーばかりでも大丈夫です。
失業手当給付を受けるには、求職活動をおこなっている必要があり、その証明となるのが求職活動実績です。
厚生労働省によると、求職活動実績として認められる主なものとして、以下の内容があります。
1. 求人への応募
2. ハローワーク等が行う職業相談、職業紹介、各種講習・セミナーの受講等
3. 許可・届出のある民間事業者(民間職業紹介事業者、労働派遣事業者)が行う職業相談、職業紹介、各種講習・セミナーの受講等
4. 公的機関(地方自治体、独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構、求人情報提供会社、新聞社等)が行う職業相談、各種講習・セミナー、個別相談が出来る企業説明会等の受講、参加等
5. 再就職に資する各種国家試験、検定等の資格試験の受験等
厚生労働省 求職活動実績について
そのため、ハローワーク・地方自治体等の公的機関や、国から民間職業紹介事業者と認定されているリクルートエージェント・dodaといった企業のセミナー参加は求職活動実績として認められます。

末永

dodaのオンラインセミナーについては以下の記事も参考にしてみてください。
求職活動になるセミナーとおすすめ
セミナーへの参加は求職活動ばかりでも大丈夫とお伝えしましたが、実際にどのようなセミナーが求職活動になるのかを解説します。
セミナーの種類としては以下のようなものがあります。
ハローワーク | 自治体 | 転職サイト・ エージェント |
|
---|---|---|---|
開催頻度 | 月に5回程度 | 不定期 | 週に数回 |
開催場所 | 対面が多い | 対面が多い | オンラインが多い |
参加人数 | 20~50名 程度 |
50~100名 程度 |
100名以上 定員なしの 場合も多い |
実績にする方法 | 受講完了 (スタンプを貰える) |
・求職に関する内容 ・受講完了後に受講証明書の発行 |
受講完了後に参加証明書の発行 |
大きく分けて3つのセミナーがあり、それぞれに特徴があります。それぞれのメリット・デメリットを簡単にまとめると以下の通りです。
ハローワーク
- メリット
- デメリット
・受講が完了するとその場で実績になる
・対面のセミナーが良い人に向いている
・参加人数が限られている
・現地に行く必要がある
・開催頻度も多くはない
自治体
- メリット
- デメリット
・対面のセミナーが良い人に向いている
・参加人数が限られている
・現地に行く必要がある
・開催が不定期(自治体による)
転職サイト・エージェント
- メリット
- デメリット
・開催頻度が多い
・オンラインで受けられる
・参加人数も多い
・対面はあまりない
・参加証明書が発行されないものがあるので注意が必要
対面での開催が良い人はハローワークや自治体のセミナーを受けるのが良いでしょう。
ハローワークや自治体のセミナーは地域によって異なるので、お住まいの地域で調べてみてください。
手軽にオンラインで受けたい人は転職サイト・転職エージェントのセミナーを受けるのがおすすめです。ただ、セミナーの詳細で参加証明書の発行があるかを確認するのには気をつけてください。
基本的に失業認定申告書の内容は、申告内容を信用する前提となっているので、参加証明を求められることはあまりありません。
ただ、求められる可能性がゼロはないので、基本的には証明書のあるものがおすすめです。どうしてもの場合は参加のメール等でも認めてもらえることもあるようです。
それぞれのメリット・デメリットを踏まえて自分に合ったセミナーを受けるようにしましょう。

末永

セミナーを受けるのであれば、dodaのセミナーおすすめです。業界大手のdodaのセミナーは開催頻度も高く種類も豊富です。
セミナーの評価の高さはもちろん、転職サイト・エージェントとしても人気です。何がいいか分からない人はぜひ利用してみてください。

出典:dodaの公式サイト
セミナーばかりの求職活動実績の注意点
求職活動実績をセミナーばかりで埋める際に、いくつか注意点があるので解説していきます。主な注意点は以下の通りです。
セミナーばかりの求職活動で注意すること
4週間で2回以上の参加が必要
同日のセミナーは複数参加しても1回分
同じ内容のセミナーは1回分
参加証明ができるものをもらう
失業給付の受給には、認定日から次の認定日の期間内(4週間以内)に2回以上の求職活動実績が求められます。
つまり、セミナーだけで求職活動実績を埋めるためには2回以上のセミナー参加が必要です。その際に、同じ日や同じ内容のセミナーは1回分としてカウントされるため注意しましょう。
また、場合によっては参加を証明するものの提出を求められるので、参加証明書等をもらうようにしましょう。参加のメール等でも大丈夫なケースもありますが、可能であれば証明書の発行がおすすめです。
セミナー以外の求職活動実績
セミナーばかりでなくとも、求職活動実績として認められるものがあります。主なものとしては以下の2つです。
求人への応募
再就職に資する各種国家試験、検定等の資格試験の受験等
厚生労働省 求職活動実績について
ハローワークや転職エージェント等から求人に応募したり、日商簿記やITパスポートといった仕事で役立つ資格の取得も求職活動実績として認定されます。
特に求人への応募は、求職活動を進める上で欠かせないものでありながら、求職活動実績に認定されるのでおすすめです。

末永

もし求人に応募するのであれば、転職エージェント経由の応募がおすすめです。
転職エージェントを利用すれば、あなたの経歴や希望条件を元に最適な求人を紹介してくれます。また、選考対策やヒアリングをしてくれるので、セミナーと同じ内容のサービスを受けることもできますよ。
どのエージェントを使えばいいか分からない人は、dodaの利用がおすすめです。
オリコン満足度1位を獲得するほど利用者の満足度が高く、理想の求人に出会える可能性が高いです。また、あらゆる人が利用できるサービスなので、経歴に自信がない人でも安心して利用できますよ。
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失業認定申告書の記入方法
失業手当を受けるためには、セミナーをはじめとした求職活動を記載して失業認定申告書を提出する必要があります。その詳しい書き方を解説していきます。
まず、基本的な記載内容としては以下の通りです。
基本的な記載内容
- 活動日
- 利用した機関
- 求職活動の方法と内容
実際に求職活動をおこなった日付(セミナーの参加日等)の記入
求職活動をおこなった場所や機関名(例:ハローワーク・転職エージェント等)を記入
応募した求人やセミナーの内容等を記入
実際に、dodaのセミナーに参加した場合の求職活動実績の記入例を見てみましょう。

※厚生労働省のテンプレートを元に作成
虚偽の記載をした際には、失業手当の不正受給とされる可能性もあるため、正確かつ詳細に書くようにしましょう。参加を証明できるものがあれば、万が一でも安心です。
求職活動実績として認められるものは1種類でいいため、求職活動がセミナーばかりであったり、セミナーのみでも問題はありませんよ。
ただ、認定期間(4週間)の間に2回以上の求職活動実績が必要なので、2回以上セミナーを受ける必要がある点には注意しましょう。