自衛隊から転職は難しい?おすすめの転職先や成功のポイントを解説
自衛隊から転職を考えている人の中には「自衛隊員から転職ってできるの?」や「実際に転職した人の体験談を聞きたい」と思っている方も多いのではないでしょうか。
自衛隊は特殊な職種であるため、転職活動が成功するのか不安ですよね。
結論から言えば、自衛隊からの転職は難しくありません。しっかりとした対策をしておけば、転職できる可能性は高いです。
本記事では、自衛隊から転職を実際にした方の体験談、転職理由や面接時のコツを解説します。
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自衛隊からの転職は難しくない
自衛隊からの転職は難しくありません。
確かに特殊な職業ですが、体力やコミュニケーション能力など、転職市場でも評価できるポイントが多くあるからです。
実際に、自衛隊で得た経験やスキルを活かして活躍している人や、実際に転職に成功した人が多くいます。
注意点としては、年齢によって転職難易度が異なることが挙げられます。たとえば20代であれば素直さや今後の活躍に期待する「ポテンシャル採用」があります。
一方、40代からは、転職において年齢が壁となってきます。40歳以上になると求人数は減る傾向にあります。
もちろん、40代からの転職が不可能なわけではありません。年長者には若者にはない様々な人生経験があるため、職種によってはこれまでに得た強みや経験を活かすことができます。
末永
自分の強みや得意なことを理解していないと、「向いてる仕事がわからない…」と悩んでしまいます。
強みや得意なことはある日いきなりわかるものではなく、自己分析をしないと見えてきません。
末永
ただ、自己分析をする際に注意したいのが、一人で自己分析をしようとすると失敗する確率がかなり高いということです。
1人で自己分析をすると、強みや得意を見つける際に「自分はこういう人間だ」「自分はこれが苦手」と、バイアスがどうしてもかかってしまい、正しい自己分析ができず、適切な強みや得意なことが見えてきません。
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自衛隊から転職を考える理由3選
自衛隊から転職したい人に多い理由は主に以下の3つです。
仕事内容がハード
自衛隊の仕事はあまりの訓練のきつさに、辞めたいと感じる場面が多くあるようです。
日々おこなう訓練はとにかくつらく、ベテラン自衛隊員でさえも辞めたいと感じてしまうほどの過酷さです。
また、自衛隊ではキャリアアップしていくごとに勤務が増していき、残業代が支給されないこともあります。
年々ハードワークになっていく勤務に体がついていかないことで将来に不安を感じてしまい、転職を考える人が多いです。
つらい人間関係
自衛隊の厳しすぎる上下関係に耐えられなくなり、転職を考える人がいます。
自衛隊として勤務するなかで上下関係をはっきりさせるのは必要なことですが、中には度が過ぎた言動で対応してくる上司もいたりします。
また、近すぎる人間関係がストレスの原因になる場合もあります。
基本的に家族のように過ごす集団生活が求められますが、プライバシーの面で配慮が不十分であったり、集団生活に馴染めずに退職する人もいます。
プライベートな時間がほしい
自衛隊の厳しすぎる規律の中で、プライベートな時間を確保するのは難しいです。場合によっては24時間勤務をすることもあり、門限が決まっている部隊もあります。
このような厳しいルールではプライベートを楽しむ余裕はありません。
民間企業で働いている人たちのようにプライベートな時間を大切にしながら、休日を楽しみたいと考えて転職を考える人がいます。
以上のような現職の不満は、転職先の企業に求める条件でもあると思います。
不満を転職によって解消したいと考える反面、どの企業に入社すればそれが叶うのかは、転職者自身にはなかなか見分けにくい現状があります。
ですが、転職エージェントを利用すれば、業界や企業風土に精通しているため、希望の条件の企業の求人を紹介してもらえます。
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自衛隊からのおすすめの転職先3選
自衛隊からおすすめの転職先を理由を踏まえて3つ紹介します。
トラックドライバー
トラックドライバーには体力と忍耐力が必要です。
日頃から厳しい訓練で鍛えながら、試練を乗り越えてきた自衛隊員には十分な体力と忍耐力が備わっているでしょう。
また、トラックドライバーは基本的に1人で行動するため、人間関係のストレスもありません。
さらに、自衛隊の所有している可能性が高い大型自動車免許の資格はトラックドライバーで活かすことができます。
元自衛隊として強い体力と忍耐力があるので、トラックドライバーへの転職はおすすめです。
警備員
自衛隊以外にも元警察官や元消防士などが活躍している警備員は、自衛隊と似ている点がいくつかあるためおすすめです。
警備会社に勤務し、施設内の警備や警護をおこなうのが主な業務です。
警備員の業務は強い責任感と行動力、そしてスムーズな連携が必要なので、元自衛隊としての知識と経験を活かせるでしょう。
警備員は専門的な知識を身につけていくことで活躍の場が広がっていき、大きなやりがいを感じながら働くことができるでしょう。
スポーツインストラクター
日常的にハードなトレーニングをこなしてきた自衛隊は、強靭な肉体を活かしながらスポーツインストラクターとして働けます。
鍛え上げられた肉体は、体を鍛えたい人にとってよい目標となるでしょう。トレーニングの正しいやり方などの知識は、スポーツインストラクターとしての強みになります。
また、相手にわかりやすく教える必要があるためコミュニケーション能力が求められます。
自衛隊からの転職を成功させる3つのポイント
実際に転職先が決まったら、選考が始まります。一般的な企業の選考には書類選考と面接があります。その中でとくに重要視されているポイントは以下の3つです。
上記3つを転職先の採用担当者に伝えることで、採用される可能性が高まるでしょう。
転職・退職理由のポイント
面接官が転職理由を聞く主な理由は「同じ理由で仕事を辞めてしまわないか」「責任を持って最後まで仕事に取り組めるか」を確認するためです。
採用するのに多くの時間や労力、費用をかけたのにすぐに辞められてしまうのは会社にとって大きな損失になってしまいます。そのため、多くの企業は長く活躍してほしいと思っています。
転職理由は答えにくいと思いますが、面接官は「人のせいにしていないか」「前の会社の悪口を言っていないか」なども確認しています。そのため、前職のマイナスポイントを言うのは控えるようにしましょう。
退職理由はポジティブな理由に変換すると、転職理由に結びつけやすくなります。
たとえば、激務が辛くて退職した場合「キャリアアップの勉強時間を確保するために、適度な労働時間の会社で働きたいと思ったから」と言い換えるようにしましょう。
転職理由を伝える際は、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
志望動機のポイント
志望動機は「ここで働きたいと思った理由」だけでなく「入社したらどのような自分になりたいか」もセットで考えるとよいです。
面接官が志望動機を聞くことで、入社後の覚悟や考え方などを判断します。
そして企業側が1番知りたいことは「自社で成長して活躍できる要素があるかどうか」ということです。企業の特徴や経営努力などをよく調べておきましょう。
面接官に「なぜ他社ではなく自社に入社したいと思ったのか?」という質問に企業の特徴や方針を交えながら答えられるようにしておくのが大切です。
末永
また、志望動機で大事になるのが「なぜそう思うのか」「なぜその仕事をしたいのか」を過去の原体験の情報をセットにして回答することです。
表面的な志望動機を伝えても、面接官側としてはどうしても抽象的かつ一般的に聞こえてしまうので、自分の想いを証明するために、そう思う理由や根拠を過去の原体験を交えながら、あなたオリジナルの志望動機を伝える必要があります。
末永
とはいっても、キャリアが多様化・複雑化した現代において、仕事でのやりたいことやその会社で成し遂げたいことなんて簡単に思いつかないですよね。
そこで、「転職活動で通過率が上がる志望動機を作りたい」「自己分析のサポートをしてほしい」という人はマジキャリへの相談をおすすめします。
マジキャリは、専任のキャリアコーチが一緒に幼少期〜現在まで一緒に振り返ってくれます。 あなたの過去を一つ一つ深掘りをおこなうことで、あなたの人生を網羅的に、かつ徹底的に振り返ることができます。
そのため、転職で求められている志望動機を自分の言葉で語ることができるだけではなく、自分のことをよく理解した上で面接に臨むことができるため、受け答えに納得感があり面接の通過率が格段に上がります。
今ならマジキャリで無料面談をおこなっているのでぜひ一度相談してみてください。
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以下の記事で志望動機についてさらに詳しく説明しています。ぜひご覧ください。
自己PRのポイント
自己PRでは、企業がどんなことを求めているのかを考えることがポイントです。企業は自己PRを通して「自社が必要としている特徴を持っているかどうか」を知りたいと思っています。
どれだけすごい資格やスキルを持っていたとしても、企業の必要としている人物像でなければ相手には響きません。
人柄を重視している企業もあり「入社後に活躍してくれそう」という人を採用したいと考えている企業は多くあります。
自分の持っている特徴が、その企業に合っていることや入社して活躍できるということをアピールしましょう。
自己PRについてさらに詳しく知りたい人は、以下の記事もご覧ください。
自衛隊から転職した人の体験談
ここでは実際に自衛隊から転職した人の体験談をまとめています。転職する際には実際に転職した人の体験談も参考になりますよ。
【自衛隊からバスの運転手】
大学生時代、特にやりたいこともわからないまま就職活動をしてました。
そんなとき、就活フェアで自衛隊の人に声をかけられ、自衛隊は国を守る、被災地復興をしているという話を聞いてとてもやりがいを感じて入隊を決めました。
もともと車が好きで、被災地復興に協力したいという思いで入隊したので、このままではいつまでも取りたい免許は取れないし、やりたいこともやれないと思い転職を決意しました。
転職活動で使っていたのは転職エージェントのdodaエージェントと転職サイトのリクナビNEXTです。
エージェントに登録してからは、提示された求人に対して選考を受ける受けないの判断だけすれば、日程調整をすべて進めてくれます。こちらの事情も把握して、複数の会社の選考を一日で受けられるように手配してくれたのも助かりました。あとは、その日を外出申請するだけで、連絡のやり取りは半分以下に減りました。
私の希望を聞きつつ、ガッツと体力があれば成果を出せそうな業界の求人を紹介してもらいましたね。
最終的に私が入社を決めたのはバス会社でした。自衛隊で働きながら自分で転職活動する場合は転職エージェントはすごくオススメです。
引用元:シゴタツ
自衛隊で働きながら転職活動するのには、時間の確保が難しいです。そこで転職エージェントを利用して転職に成功したようです。
自衛隊から転職はできる
自衛隊から転職を考えている人は「激務でしんどい」「人間関係が難しい」「プライベートな時間が確保できない」といった理由で転職することが多いです。
この状況から抜け出すために転職を検討するのはよいことですが、転職先をしっかり調査してそれに合った対策をおこなわなければ同じような理由で転職を繰り返すことになりかねません。
しかし、自衛隊で働きながら1人で転職活動をおこなうのは難しく、効率が悪いです。
その点、転職エージェントを利用することで転職先では何を重要視したらよいのか、自衛隊だったあなたの強みを活かしながら転職先の提案をしてくれます。
ただ、転職エージェントによって合う合わないがあります。ご自身に合った転職エージェントを利用してみて、転職のプロの力を借りながら転職活動を進めましょう。
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