介護から転職するには?おすすめの異業種&経験を活かせる違う仕事も解説
介護から転職したい人向けに、経験を活かせる転職先やおすすめの異業種、介護職以外の職種に分けて紹介します。
また、転職する際に活かせる強みや異業種へ転職するメリット・デメリットも解説します。介護から違う仕事へキャリアチェンジを成功させたい人必見です。
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介護職から転職できる業界・職種一覧
介護職からの転職は介護業界内での転職以外にも、医療福祉業界や一般企業など異業界・異業種への転職も可能です。
介護職からの転職パターンは大きく4つに分類でき、それぞれ転職先や難易度は異なります。ここでは介護職からの転職先を一覧にまとめ、それぞれの特徴を紹介していきます。
職種・転職先 | |
---|---|
介護経験を活かせる | ●介護職員 ●介護福祉士 ●医療事務 ●介護専門のキャリアアドバイザー ●営業職 ●介護タクシー |
介護職以外の異業種 | ●接客業 ●製造業 ●建設業 ●IT業界 ●オペレーター |
介護業界で介護職以外 | ●福祉用具専門相談員 ●ソーシャルワーカー ●ケアマネジャー ●サービス提供責任者 |
医療・介護領域の福祉系職種 | ●介護予防運動トレーナー ●保育士・保育補助 ●リハビリ職 ●看護師・看護助手 ●心理カウンセラー |
ここからは、各パターンで介護職からのキャリアチェンジにおすすめの転職先の仕事内容や、転職難易度について詳しく説明していきます。介護から違う仕事を探している人はぜひ参考にしてください。
介護職の経験を活かせるおすすめの転職先
介護から転職したいと考えている人の中には、これまでの経験やスキルを活かせる仕事に就きたい人もいると思います。介護職の経験を活かしたい人は、以下に挙げた6つの業種がおすすめです。
その理由は、どの業種も介護と接点のある仕事だからです。とくに接点がなさそうに思える営業ですが、介護福祉用具の営業などがあります。
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介護職員(介護士・ヘルパー)
介護からの転職では、特別養護老人ホーム(特養)から有料老人ホーム、介護老人保健施設(老健)からグループホームなど、介護業界内で施設や働き方を変える転職する人も多くいます。
現職での介護の経験をそのまま活かせるので、転職難易度も低く、入社後もスムーズに働き始められますよ。
介護職員と一口にいっても利用者の自宅を訪問して介護サービスを提供する「ヘルパー」と、介護施設や病院のような医療機関で介護業務をおこなう「介護士」に分かれます。
同じ介護士とはいえ勤務環境が違えば人間関係や労働条件も大きく変わってきます。特に人間関係に悩みを抱えている場合は、介護施設から医療機関に働く環境を変えるだけで改善されるケースもありますね。
介護職員の主な仕事内容は以下の通りです。
仕事内容
- 食事介助・入浴介助
- 排泄介助・就寝介助
- 移乗介助
- 口腔ケア
- 掃除・洗濯
- レクリエーション
- 介護記録の作成など
必要な資格
- 介護職員初任者研修(訪問介護希望者のみ)
介護職員の業務内容は介護施設・介護サービスごとに大きく変わってきます。ただ、訪問介護を希望する場合は、上記に挙げた資格を取得しておく必要があります。なぜなら、無資格者が身体介護をおこなうことは禁止されているからです。
末永
介護職員として働くのに必ずしも資格は必要ありません。ただ、基本的な介護の知識や技術を持つ人が求められているため、介護に携わった経験がある人でしたら問題なく転職できるでしょう。
施設や訪問などに関係なくコミュニケーション能力をはじめ、近年では認知症についての知識習得も求められる傾向が見られますね。
介護福祉士
介護福祉士も介護からの転職でおすすめしたい業種なのですが、唯一の国家資格なので難易度も高くなっています。
一見、介護福祉士の仕事内容は介護職員(ヘルパー)と同じように見えますが、介護福祉士という国家資格を持っていることで介護現場ではリーダーや指導者を担ったり、キャリアアップに繋げられたりしやすくなります。
仕事内容
- 身体介護
- 生活援助
- レクリエーションの企画・運営
- 利用者の相談対応
- 利用者家族のサポート
- チームマネジメント
必要な資格
- 介護福祉士
介護福祉士の資格は介護を必要とする人の生活行為・動作を支援し、サポートする知識と技術を有する介護の専門資格として認知されています。
末永
近年になってからは、医師や看護師との連携が求められる機会も多くなっています。だからこそ、介護の専門知識や技術を持っている介護福祉士という資格の重要性が高まってきています。
その重要性に合わせて施設職員などの資格取得率も少しずつ上がってきています。
医療事務
医療事務は介護の経験を活かして働くことが可能です。療養介護施設が併設された医療施設であれば、さらにこれまでの経験を活かしやすくなります。
そんな医療事務の仕事内容を以下に挙げてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
仕事内容
- 受付・会計業務
- クラーク業務
- レセプト業務
持っておくと良い資格
- 診療報酬請求事務能力認定試験
- 医療事務技能審査試験
医療事務の中でイメージしやすいのは、受付や会計作業ですよね。その他にもクラーク作業やレセプト作成といった業務もあります。ちなみに、外来クラーク・病棟クラークに分かれており、それぞれ業務内容が異なってきます。
また、レセプト作成するためには、傷病名や処置内容だけではなく薬の種類との調合性が取れているのかどうかを確認できるだけの知識が必要になります。さらに、作業の正確性も求められます。
というのも、レセプトの記載内容に誤りがあると審査支払機関から再提出を求められることがあるからです。最悪の場合、診察費用の支払いを受けられないというケースが生じてしまうこともあります。
末永
医療事務に必要な資格はありません。ただ、上記に記載した資格・検定を取得しておけば転職する際、有利にはたらく可能性もありますし給料アップに繋げられるケースがありますよ。
介護専門のキャリアアドバイザー
介護の経験やスキルを活かすなら、介護専門のキャリアアドバイザーも選択肢の1つとしておすすめです。というのも、介護職の経験などを活かしながら、介護施設と求職者のマッチングがおこなえるからです。
介護職を経験しているので、その知識や経験を活かして求職者の相談に乗ったり、介護に関する質問にも答えられるはずです。そんな介護専門のキャリアアドバイザーの仕事内容は以下の通りです。
仕事内容
- 企業へのヒアリング
- 求職者へのヒアリング
- 求人の紹介
- 面接日時の調整・決定
- 選考対策・アドバイス
- 待遇面の交渉・調整
- 選考結果の通知
- 入社日の調整
- 入社後のフォロー
取得しておくと良い資格
- キャリアコンサルタント
- キャリアコンサルティング技能士
介護専門のキャリアアドバイザーとはいうものの、取り扱っている求人が介護系というだけで他の人材紹介と同じような仕事内容になります。
末永
キャリアアドバイザーになる際に必要な資格はありません。ただ「キャリアコンサルタント」は国家資格なので社会的信頼性が高いと言えますね。
「キャリアコンサルティング技能士」は国家検定で、高いレベルのキャリアコンサルティングスキルを証明するものです。ポジション的にはキャリアコンサルタントよりも、キャリアコンサルティング技能士のほうが上位になりますね。
営業職
営業職は未経験でも挑戦できるので、介護から転職する際の選択肢としておすすめです。介護職も未経験からスキルアップすることは可能ですが、営業職はノルマ達成して成果を出せば出すほど、収入アップに繋げることができます。
営業職といっても個人営業なのか法人営業なのか、まずはその2つに分かれます。そしてさらにそこから以下に挙げたような営業スタイルに分かれていきます。
仕事内容
- 新規営業
- 既存営業
- 深耕営業
- 内勤営業
必要な資格
- とくになし
営業職とはいえ、営業職の中には電話でアポイントだけを取る「テレアポ」や、電話やメールだけで契約に繋げるインサイドセールスなどがあります。この他にも「メーカー営業」「代理店営業」「システム営業」といった営業形態もあります。
末永
営業職のメリットはどの業界でも通用するスキルが身につくことや、年齢・経験を問わず活躍できることなどが挙げられます。
未経験でも挑戦できるおすすめの業界は、人材・メディア業界や広告業界です。中でも不動産業界や保険業界は人柄を重視する傾向が見られるため、30代の未経験でも転職しやすいと言えますね。
介護施設以外の選択肢で悩んだら
どの職種を選べば良いのかで悩んだら「自分自身のスキル、やりがい、苦痛を把握すること」「自分の将来の目標に沿った意思決定をすること」の2つを満たす転職先はどこなのかを考えてみると良いです。
「介護職として勤務する中で得たスキルや高齢者に感謝された時にやりがいを感じた」「逆に〇〇はきつい仕事だった」など前職の経験を振り返り、言語化することが大切です。
将来の目標に関しては、転職を考えられているからには「現職で叶えられないものを叶えたい」などの想いがあるかと思います。何を叶えたいのかをしっかり事実整理することが大切です。
その2点を解決することで、今回転職を希望する職種の上部だけでなく、本質を軸に選べるようになります。
末永
職種選びに大切なのは「スキル、やりがい、苦痛」などの過去の整理と「将来の目標」に紐づく未来の整理です。
ただ、この整理の作業を1人でおこない、かつそれに合った職種を絞ることは難易度が高く間違った自己理解をする人も多いです。
そういったキャリアの選択においての自己整理に自信がないという人は、転職エージェントに相談することをおすすめします。
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介護タクシー
介護タクシーも介護の経験やスキルを活かして働ける業種です。介護の利用者と関わる仕事ではありますが、介護業務はおこないません。一般的に介護タクシーの運転手は目的地までの車の運転はもちろんのこと、乗車や降車の介助もおこなうことが多いですね。
そんな介護タクシーの仕事内容を以下に挙げてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
仕事内容
- 利用者の送迎
- 乗車・降車の介助
必要な資格
- 普通自動車二種免許
- 介護職員初任者研修
- 介護福祉士
介護タクシーの運転手は利用者宅から目的地までの送迎や乗車・降車の介助をおこなうのがメインです。一方、介護保険適用の介護タクシーの場合は、送迎の他にも必要に応じて介助などの介護サービスをおこないます。
介護タクシーの運転手になるには、普通自動車二種免許を持っているだけではなく、別途介護系の資格が必要になります。なぜなら、介護系の資格を持っていなければ利用者に介助がおこなえないからです。
末永
上記に挙げた資格を取得しておくと業務の幅を広げられるので、専門的な知識やスキルを活かしながら業務に携わることができますよ。
求人によっては資格取得が必須になっているケースもあるため、事前にきちんと確認しておくことをおすすめします。
介護職経験者ならではの転職先を検討したい人は、介護職専門の転職サービスの利用をおすすめします。
介護職の経験を活かしながら年収・キャリアアップを目指せる職種を、利用者のやりたいことと相談しながら教えてくれますよ。
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介護職に強い転職エージェントについて、さらに詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてみてください。
介護職から転職するのにおすすめの異業種
介護からの転職を検討している人の中には、異業種にいきたいと考えている人も多いと思います。
ただ、介護職から異業種への転職は基本的に難易度が高めなので、スムーズに転職活動を進め、希望通りのキャリアを叶えるには転職先選びが重要です。
ここでは、介護から異業界に転職する時に特におすすめの職種を5つ紹介します。
それぞれ介護職と親和性が高く介護職で培ってきた経験・スキルを活かせる職種や、未経験でも挑戦しやすい職種をピックアップしていますので、ぜひ参考にしてください。
末永
介護から異業界への転職する際は、転職後に本当に活躍できるのか、新たな職場環境・仕事内容に馴染めるかといった不安を抱く人も多くいます。
そんな不安や悩みは転職のプロである転職エージェントに相談するのがおすすめの解決策です。転職エージェントに相談すれば、経歴やスキル、キャリア希望をヒアリングしたうえでピッタリの求人を提案してもらえます。
転職エージェントによって得意としている分野が異なるので、ザックリとでもどんな業界業種を目指すのか決めたうえで、気になる転職エージェントは気軽に活用してみてくださいね!
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接客業
接客業は顧客との積極的なコミュニケーションが重要で、介護で培ったコミュニケーション能力を十分に活かせる職種です。
スタッフや利用者と日常的にコミュニケーションをとっていた人でしたら、その対人スキルやコミュニケーション能力を存分に活かして働けるでしょう。そんな接客業の仕事内容を下記にまとめてみました。
仕事内容
- 販売・会計
- 品出し・発注・在庫管理
- 案内・配膳・片付け・清掃
- 電話対応・問い合わせ対応
取得しておくと良い資格
- MOS(Microsoft Office Specialist)資格
接客業と一言で言っても販売スタッフなのか飲食店のホールスタッフなのか、または宿泊施設のスタッフなのかという点で仕事内容も異なります。
接客業は職種により業務範囲も広くなっているため、コミュニケーション能力の他にもマネジメント力や経営力なども求められますね。
末永
接客業もとくに必要な資格はありません。ですが、MOS資格を取得しておくのも良いでしょう。なぜなら、接客業でもパソコンを使って日報や売上管理をしているケースが多いからですね。
パソコンスキルは人によって「できる」というレベルに相違があります。そんなときにMOS資格を持っていると、スキルがあることを客観的に証明できるので面接官も認識しやすくなります。
製造業
製造業も介護からの転職先としておすすめできる業種です。未経験からチャレンジできる求人も多く、営業職や接客業などといった異業種からの転職者も多いのが特徴だと言えますね。
製造業は素材を加工・組み立て、製品として販売し利益を得る業態のことを言います。製造業が扱う製品ですが、電気機器や自動車、化学素材や医薬品、食品と多岐に渡ります。
仕事内容
- 素材の研究開発や加工・組み立て
- 納品・販売
必要な資格
- とくになし
製造業は大きく分けて「素材」「加工・組み立て」「自社生産・加工」という3つの種類がありますが、基本となる業務内容はどれも似たものとなっていますね。
化学業界では、事業改革を推進するために異業種から人材を採用したいと考えている企業が増えてきている傾向にあります。
末永
製造業の大半は郊外に拠点を置いているため、どうしても勤務地をネックに感じてしまいがちですよね。
しかし、IT業界であれば人材を少しでも確保するためにテレワークや在宅勤務制度を設けている企業もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね!
建設業
介護から転職するとなったとき、実は建設業もおすすめです。というのも、取引先との打ち合わせをおこなう建設業なら、介護職で培ったコミュニケーション能力が活かせるからです。
笑顔で受け答えすることで相手に良い印象を与えられますし、誰かが疲れていたり気分が悪そうだったりした際に声をかけてあげることもできます。
建設業の仕事内容は、基本的には以下の通りですね。
仕事内容
- インフラ設備の建設・点検・管理
取得しておくと良い資格
- 2次元CAD利用技術者試験
- オートデスク認定資格プログラム試験
末永
上記の資格の欄に挙げた2つは入社するにあたってCADソフトが必須であるケースも多いため、事前に求人をよく確認しておくことをおすすめします。
「2次元CAD利用技術者試験」はもっとも取得しやすい資格となっています。一方「オートデスク認定資格プログラム試験」は世界標準の資格になるので、5つのコースに分かれている中から自分に必要なものを選びましょう。
IT業界
介護から転職する選択肢として、IT業界もおすすめの1つとして挙げられます。IT業界に転職する場合は介護職の経験などを活かすことは難しいのですが、中途採用でも十分に活躍することができるのでおすすめです。
IT業界の中でもシステムエンジニアを希望する場合は一定のスキルが求められるため、早い段階から動き出す必要があります。そこでさらに詳しい業界を下記にまとめてみました。
IT業界の種類
- ソフトウェア業界
- ハードウェア業界
- 情報処理サービス(SI)業界
- インターネット・Web業界
- 通信インフラ業界
必要な資格
- とくになし
IT業界の分野では発展が非常に早いので、新しい技術に対応できる人材が不足している状況が続いています。その慢性的な人手不足を解消するために、未経験採用をおこない、人材育成に注力する企業が増加しているのです。
末永
実際に介護からIT業界へ転職している人が多く見られます。介護職の知見などは活かしにくいですが、年収アップさせたり生活を安定させたりできるでしょう。
今ではIT業界に関するスキルを学びながら転職活動を進められる転職エージェントなどもあるので、ぜひ調べて活用してみてくださいね。
オペレーター
オペレーターは介護職で培ったコミュニケーション能力を活かして活躍できるので、転職先の選択肢としておすすめです。顧客とのコミュニケーションがメインとなる仕事のため、コミュニケーション能力に自信がある人にはぴったりです。
また、オペレーターは未経験からの挑戦もしやすいです。というのも、扱う商品やサービスに関する研修が用意されていることが多いからです。
ちなみに、オペレーター業務はお客様からかかってきた電話に対応するインバウンドと、営業やマーケティング活動としてお客様に電話をかけるアウトバウンドの2種類に分かれています。それぞれの仕事内容は以下の通りです。
インバウンドの仕事内容
- 注文受付
- カスタマーサポート
- テクニカルサポート
アウトバウンドの仕事内容
- テレフォンアポインター
- テレマーケティング
必要な資格
- とくになし
カスタマーサポートでは電話をかけてきた顧客の不安や相談内容を解消する必要があるため、介護職で得たコミュニケーションスキルを活かすことができるでしょう。ただ、クレーム対応もあるのでメンタルの強さも大事なポイントになります。
末永
アウトバウンドは企業が定めた目標を達成させるために電話をかけるのですが、お客様に興味を持ってもらえないと断られてしまいます。
だからこそ、アポイントが取れた際の喜びはひとしおですし、大きな達成感・満足感などやりがいを感じられるでしょう。
同業界で介護職以外へ転職するのにおすすめの職種
介護職からの転職を考えている人の中には、同じく介護業界内で活躍したいと迷っている人もいると思います。
介護業界といっても介護職員以外の働き方も多くあり、介護職からの転職では介護から同業界に転職して働きたい人は、以下に挙げた4つの業種を選択肢に入れてみることをおすすめします。というのも、介護職で培ってきた知識やノウハウなどを存分に活かしながら働ける業界だからです。
末永
介護職専門の転職サービスのキャリアアドバイザーは、介護職への転職に特化したノウハウを活用して介護職経験者のスキルや魅力を引き出せる職場を紹介してくれます。
求人紹介だけでなく、スキルや魅力をしっかりアピールできるような選考対策も万全に行ってくれるので安心ですよ。
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福祉用具専門相談員
介護職に携わった経験がある人は福祉用具専門相談員も転職先の候補としておすすめです。というのも、介護職に携わっている人であれば、福祉用具の説明もわかりやすく伝えられるからです。
福祉用具専門相談員は要支援・要介護認定を受けた高齢者に対して、適した福祉用具の提案・販売をおこないます。また、福祉用具の状態チェックや調整、車椅子や歩行器などの使い方を説明するのも仕事の1つです。
仕事内容
- 適切な福祉用具の提供や使用方法の説明
- 身体に合わせた用具の調整
- 福祉用具の利用計画作成
- 使用状態の確認・メンテナンス
必要な資格
- 福祉用具専門相談員指定講習の受講資格
福祉用具専門相談員になるためには、上記に挙げた講習を受講して合格する必要があります。およそ6~8日間で合計50時間の講習を受けることになりますが、難易度は高くないので講習をきちんと受けていれば合格できるでしょう。
末永
福祉用具専門相談員指定講習の受講資格の要件は設けられていません。しかし、研修期間によっては定められているケースもあります。
要件を満たしていなければ受講することができないので、事前に各研修機関の公式サイトを確認することをおすすめします。
ソーシャルワーカー
介護職から転職する際には、ソーシャルワーカーも選択肢に入れると良いです。その理由としては介護職で得られた協調性を活かして働くことができるからです。協調性があればより円滑に業務をおこなえるので、転職するときに自己PRに繋げることもできます。
ちなみに、ソーシャルワーカーには「生活相談員・支援相談員」「医療ソーシャルワーカー(MSW)」「精神科ソーシャルワーカー(PSW)」「スクールソーシャルワーカー(SSW)」「ケースワーカー(CW)」が含まれます。
ソーシャルワーカーの仕事内容は勤務先の種類や扱う分野によって違いが生じるため、応募する前にしっかり特徴や業務内容を確認・理解しておくのが大事なポイントとなります。
仕事内容
- 必要に応じて介護施設や病院、学校などの関連機関への連絡・調整
必要な資格
- 社会福祉士
- 精神保健福祉士
- 社会福祉主事任用資格
ソーシャルワーカーの中でも生活相談員・支援相談員を目指す場合は、上記に挙げた3つのうち1つの資格が必要となります。ソーシャルワーカーとして活躍できる勤務先は、病院や介護福祉施設、学校や児童相談所、自治体などが挙げられます。
末永
ソーシャルワーカーは正社員・契約社員・派遣社員、アルバイト・パートのどの雇用形態でも需要があります。
必要になる資格やスキルは勤務先により異なりますので、給与や待遇も合わせて求人をしっかりチェックすることをおすすめします。
同業界の介護職以外の求人を実際にどうやって探して、自分の理想の職種・職場に転職するのか、やり方がわからないのではないでしょうか。
その時は、介護職専門の転職サービスに相談してみることをおすすめします。
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ケアマネジャー
介護から転職するときの選択肢としてケアマネジャーもおすすめです。仕事内容は多岐にわたるものの、介護に関する知識や技術を活かして働けますよ。主な職場となるのは自宅介護を受ける人に向けて介護サービスを提供している、居宅介護支援事業所や特別養護老人ホームといった施設などです。
ちなみに、よく生活相談員とケアマネジャーを一緒くたにされている人もいますが、この2つはまったくの別物です。生活相談員は高齢や障害により介護を必要とする人の相談に応じるのが役目です。
一方、ケアマネジャーは正式名称を介護支援専門員といい、介護や支援を必要とする人が介護サービスを利用できるようにサポートするのが役目です。
仕事内容
- ケアプランの作成
- 介護サービスの給付管理票の作成
- 利用者・家族とサービス提供者との連絡・調整
- 要介護認定の申請代行作業
- 入退院や施設入所の支援
必要な資格
- 介護支援専門員実務研修受講試験
ケアマネジャーになるには上記の資格を取得する必要があります。試験に合格するためには独学よりも通信講座を活用することをおすすめします。費用も安く済みますし、何より仕事をしながら効率的に学習できます。
末永
ケアマネージャーの将来性は非常に高く、高齢化社会の進展により需要は年々増加しています。介護保険制度の要となる職種なので、将来的にも安定した雇用と収入が期待できます。
また、ケアマネジャーは「居住ケアマネ」「施設ケアマネ」の2種類に分かれているので、自分の経験やスキルを考慮した上でどちらのほうが良いのか検討しましょう。
サービス提供責任者
難易度は高くなりますが、サービス提供責任者も転職先として検討するのもアリです。訪問介護事業所の責任者としてケアマネジャーと介護職員(ヘルパー)の間の調整役を担うので、介護に携わった経験を活かしてキャリアアップしたい人におすすめです。
さらに、サービス提供責任者は介護職員(ヘルパー)の欠勤時にヘルプとして現場に出て介護業務をこなすという場合もあります。兼務も可能ではありますが、条件によって兼務が禁止されているケースもあるので、事前に事業所へ確認するのが良いです。
仕事内容
- 利用者・家族の相談対応・調整
- サービス担当者会議への出席
- 訪問介護計画書の作成
- ホームヘルパーの管理・育成・指導
- モニタリング
- 訪問介護業務
必要な資格
- 介護福祉士実務者研修
- 介護福祉士
サービス提供責任者は上記に挙げた2つの資格のうち、どちらか1つの資格が必須となっています。どちらかといえば介護福祉士実務者研修のほうが敷居も低いので、こちらを取得するのが良いと言えます。
末永
サービス提供責任者は介護職よりも給料が高く正社員採用の求人が多いため、安定して長期的に働き続けることができるのが嬉しいポイントですね。
夜勤もないので体力的な負担も少ないです。サービス担当会議などで医師や看護師、ケアマネジャーと情報交換する機会も増えるので、介護サービスにおける幅広い専門知識を得ることができますよ。
同業界の医療・福祉職でおすすめの転職先
介護からの転職を検討している人の中には、できれば似た医療・福祉業界で働きたいと考えている人もいると思います。
介護から似た業界に転職して活躍したい人は、以下に挙げた5つの業種もおすすめですよ。ただし、下記に挙げたものは基本的に難易度が少し高めなので、あくまでも参考程度にみると良いです。
介護予防運動トレーナー
要介護状態の発生をできる限り防ぐ(遅らせる)「介護予防」の理念に則り、高齢者の健康寿命を延ばすことを目的とした介護予防運動トレーナーは、介護職での経験が大きく活かせる職種です。
介護職として働く中で高齢者の身体的特徴や注意点を理解しているので、介護職からはスムーズにキャリアチェンジできますよ。
仕事内容
- 高齢者向けの運動プログラムの作成と指導
- 体力測定や身体機能の評価
- 介護予防教室の企画・運営
- 個別運動指導やカウンセリング
必要な資格
- 介護予防運動トレーナー
介護予防運動トレーナーの活躍フィールドは幅広く、介護施設、高齢者施設、病院・整骨院、地方自治体、介護予防事業関連施設、健康関連企業、健康増進施設、フィットネス施設、地域コミュニティなどがあげられます。資格があればさまざまな職場で働けるのも魅力ですね。
末永
介護予防運動トレーナーは体を動かすことが好きで、高齢者とコミュニケーションを取ることに長けた人におすすめです。また、介護予防に興味があり、より予防的なアプローチから高齢者の健康づくりに貢献したい人に適していますよ。
保育士・保育補助
介護職で培った「人を支援する」スキルは、子どもの保育の現場でも大いに活かせます。
一見すると関連のない職種ですが、介護職と保育士はケアの相手が違うだけで、介護職で培ったきめ細やかな観察力や、相手に寄り添う姿勢は保育の現場でも重宝されますよ。
仕事内容
- 子どもの生活支援と遊びの指導
- 発達段階に応じた活動の企画
- 保護者とのコミュニケーション
- 安全管理と環境整備
必要な資格
- 保育士資格(保育士の場合)
- 子育て支援員(保育補助の場合)
- ※保育補助は無資格でも可能な場合あり
末永
保育士資格は国家資格で資格取得には、大学や専門学校など指定保育士養成施設とよばれる教育機関を卒業するか、保育士試験への合格が必要です。どちらのパターンも時間や費用はかかりますので、保育補助として働きながら実務経験を積んだうえで段階的に保育士資格取得を目指すのも良いですね。
保育士は子どもの成長に関わることに喜びを感じ、体力があり、明るく元気な性格の人に向いています。また、介護職で培った観察力や配慮の気持ちを活かしたい人におすすめですよ。
介護職から未経験で保育士を目指したい場合は、下記の記事を参考にしてみてください。
リハビリ職(PT・OT・ST)
介護現場で一緒に働く機会の多いリハビリテーション職への転職も、介護職には大きなアドバンテージとなります。介護職として働く中で身に付けた利用者の日常生活動作や介助方法は、実践的なリハビリ提供に活かせますよ。
仕事内容
- 身体機能・生活機能の評価
- リハビリテーション計画の立案
- 機能訓練の実施
- 他職種との連携・情報共有
必要な資格
- 理学療法士(PT)
- 作業療法士(OT)
- 言語聴覚士(ST)
- ※いずれかの国家資格が必要
いずれのリハビリ職も国家資格が必要で、4年制大学や専修学校で学び、国家試験に合格する必要があります。
末永
介護職は生活の介助や支援を介護的・福祉的にかかわるのに対して、リハビリ職は医療的な観点から機能回復や日常生活・社会生活を送るためのリハビリ治療を行います。利用者がより良い生活ができるように寄り添い支援をしていくのは変わらず、親和性の高い職種ですね。
資格取得ハードルは高めですが、実際に介護福祉士とリハビリ職の資格をダブルで保有する人は多くいます。介護の視点と医療の視点を持ち合わせることで、医療と介護のパイプ役として利用者を支える重要な役割りを担えるので、どの職場でも活躍できますよ。
看護師・看護助手
介護職で培った医療的な知識や観察力は、看護の現場でも大いに活かすことができます。特に高齢者施設では介護士と看護師が一緒に働く機会も多く、看護師の仕事内容に対する理解もあるので、介護経験者の視点をもった看護師は介護福祉分野で重宝される存在ですよ。
仕事内容
- バイタルチェックと健康管理
- 医療処置の実施(看護師の場合)
- 服薬管理と医療機関との連携
- 日常生活の援助
必要な資格
- 看護師資格(正看護師・准看護師)
- ※看護助手は特別な資格不要
看護師として働くには国家資格である看護師資格が必要です。対して看護助手は無資格でも就業可能ですが、看護助手実務能力認定試験やメディカルケアワーカー検定試験などの資格を取得することで、即戦力として活躍できます。
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看護師や看護助手は医療的なケアに興味があり、より専門的な知識を身につけたい人におすすめです。特に、介護と医療の両方の視点を持ちたい人、キャリアアップを目指す人に適しています。
看護師や看護助手は介護施設での求人も多く、介護士と看護師が一緒に働く場面も多くあります。介護・看護の知識・スキルを保有していれば、どちらの立場も理解できるので頼もしい存在として活躍できますね。
心理カウンセラー
介護現場で培った傾聴力やコミュニケーション能力は、患者に寄り添いながら悩みや不安を抱える相談者(クライアント)に寄り添い、心理的な支援をおこなう心理カウンセラーでも大いに活かせます。とくに、高齢者や家族の心理面のサポートにおいて、カウンセリングの場面で大きな強みとなりますね。
仕事内容
- カウンセリングセッションの実施
- メンタルヘルスアセスメント
- 家族支援プログラムの企画
- 他職種との連携による総合的支援
必要な資格
- 公認心理師
- 臨床心理士
- 認定心理士
- 子供心理カウンセラー
- 認定心理カウンセラー
心理カウンセラーの資格は国家資格から民間資格まで数多くあります。特定の分野のみを対象とする資格や幅広く活動できる資格など種類はさまざまなので、自分の興味・関心に合わせて選択できると良いですね。
また、心理カウンセラーとして転職を目指すなら大学や大学院に通い、心理学を基礎から体系的に学ぶのがおすすめです。また、通信講座を利用して資格を取得することもできますよ。
末永
人の心に寄り添うことに関心があり、深い共感性を持っている人におすすめです。特に、介護現場で培った対人援助スキルを活かしながら、より専門的な心理支援をおこないたい人に適しています。
心理カウンセラーは、医療や福祉、企業、教育など、さまざまな分野で活躍しており、介護施設以外にも活躍の幅を広げたい人にもおすすめの職種ですよ。
介護職から転職する際に活かせる強み
介護から転職で評価されるのは気配りや目配りができる点、危機管理能力、コミュニケーション能力などが挙げられます。
保育士や看護助手などを希望する場合は、危機管理能力や細かな気配り・目配りなどが評価されます。また、接客業を希望するならコミュニケーション能力を評価してもらいやすいです。
どの業界業種でも活かせる「ポータブルスキル」なので、介護業界から異業種へ転職した場合も、自身の経験やスキルを十分に活用できますよ。
末永
志望動機や自己PRで自身の経験・スキルを伝える際は、具体的なエピソードを添えながら伝えるのがポイントです。
○○な課題に対して自分なりに××な工夫ができた、○○なスキルを発揮して××な成果が出たなど、例を挙げながら伝えると採用担当者がイメージしやすく、効果的に強みをアピールできますよ。
ここでは、介護職からの転職で評価されやすい以下の強み・スキルについて詳しく解説します。
コミュニケーション力
介護の現場では、利用者はもちろん、家族、同僚、医療従事者など、多様な人々とのコミュニケーションが日常的に求められます。そのため、立場の違う人とコミュニケーションを取りながら円滑に業務を遂行する能力・スキルは大きな強みとして評価されることが多いです。
たとえば、営業職では顧客の潜在的なニーズを的確に把握し、信頼感の獲得や顧客に寄り添った提案につなげられること、カスタマーサポート職では相手の感情に寄り添いながら問題解決ができることなどをアピールできますね。
また、人事や教育関連の職種では、多様な人々の感情や状況を理解し、適切な対応をする能力が高く評価されます。
ほかにも、認知症の人や意思疎通が難しい利用者に対しても表情や仕草からニーズを読み取る力は、介護業界出身者の大きな強みになりますね。
体力・精神力
介護の仕事は身体的にも精神的にもタフさが求められる職業です。
利用者の移動介助・入浴介助・排泄介助など、身体的負担の大きい作業を日常的におこなったり、認知症や重度の障がいを持つ利用者のケアは高いストレス耐性と精神的な強さが求められたりと、介護職で培った体力や精神力は他の職種でも大きな武器になります。
たとえば、イベント運営・インストラクターなどの職種や、看護師・リハビリ職・保育士などの職種では、体力的な負担に耐えられる忍耐力が評価されます。
また、精神的な強さは、プロジェクト管理やコンサルティング職など、厳しい環境下でも冷静に対応し、持続的にパフォーマンスを発揮できる点は、大きな加点要素になりますよ。
マルチタスク能力
介護現場は、利用者の見守り、記録作成、服薬管理、環境整備、コミュニケーションなど常に複数の業務を同時に処理しなければならない環境です。
介護職は限られたリソースの中で的確に優先順位を判断し、効率的かつバランスよく業務を遂行するマルチタスク能力を有する人も多く、他の業界・業種へ転職した際にもアピールすることができますね。
活躍シーンとしては、事務系の職種では複数の書類や問い合わせを同時に処理する、スタートアップや中小企業において少人数で多様な業務をこなす、営業職やカスタマーサービス職では顧客対応と社内業務を並行して遂行するなどがあげられます。
どのような業界業種でも同時並行で複数のタスクを処理しなければならない場面はあるので、冷静に状況を見極め、着実にこなしていく能力は大きな武器になりますよ。
マネジメント能力・危機管理能力
介護職は利用者の安全を守り、利用者の自立を支援するため、高度なマネジメント能力と危機管理能力が求められます。
日々の介護業務において利用者の状態変化を予測して迅速に対応したり、チームでケアにあたるためにスタッフ間の連携・調整など組織的なマネジメントを実施したりといった経験は、他の業界業種でも活用できる有用なアピールポイントです。
たとえば、リーダー職や中間管理職など組織運営に関わる役職では、介護で培ったマネジメント能力や危機管理能力が役立ちます。リスク予測、迅速な意思決定、メンバーのモチベーション管理などは、どの業種でも重要な能力ですね。
特に介護業界と親和性の高い医療福祉や教育関連の業界では、介護職で培った組織運営スキルを大いに活かすことができます。
介護職から転職したい人に多い退職理由
介護士から転職したい人に多い理由ですが、公益財団法人介護労働安定センターの「令和5年度 介護労働実態調査結果」を参考に、ランキング形式にして紹介します。
それぞれの割合は複数回答されたものもあるため、参考程度に見てください。
順位 | 退職理由 | 割合 |
---|---|---|
1位 | 職場の人間関係に問題があったため | 34.3% |
2位 | 法人や施設・事業所の理念や運営のあり方に不満があったため | 26.3% |
3位 | 他に良い仕事・職場があったため | 19.9% |
4位 | 収入が少なかったため | 16.6% |
5位 | 自分の将来の見込みが立たなかったため | 13.2% |
介護職からの転職で、もっとも多かった退職理由は「職場の人間関係に問題があったため」という理由でした。具体的には自分と合わない上司がいることや、ケアの方法などについて意見交換が不十分であることなどが挙げられます。
他にも、経営層や管理職などの管理能力の低さ、業務指示が不明確または不十分であることも不満として挙げられていますね。
性別ごとに介護職の退職理由に違いあるのかについては下記で紹介します。
男性介護士に多い退職理由
男性介護士に多い退職理由をランキング形式で紹介します。
1位 | 職場の人間関係に問題があったため | 37.9% |
---|---|---|
2位 | 法人や施設・事業所の理念や運営のあり方に不満があったため | 29.4% |
3位 | 他に良い仕事・職場があったため | 23.3% |
4位 | 自分の将来の見込みが立たなかったため | 23.0% |
5位 | 収入が少なかったため | 22.8% |
男性介護士の退職理由でもっとも多かったのは「職場の人間関係に問題があったため」という理由でした。介護職全体でも最も多い退職理由であり、特に男性では人間関係に多くの回答が集まっています。
介護職ならではの閉鎖的な職場環境や利用者・家族との関係性など、人間関係に悩む介護職が多いことが分かりますね。
女性介護士に多い退職理由
女性介護士に多い退職理由をランキング形式で紹介します。
1位 | 職場の人間関係に問題があったため | 33.5% |
---|---|---|
2位 | 法人や施設・事業所の理念や運営のあり方に不満があったため | 25.6% |
3位 | 他に良い仕事・職場があったため | 15.9% |
4位 | 収入が少なかったため | 15.1% |
5位 | 自分の将来の見込みが立たなかったため | 10.6% |
女性介護士の退職理由でもっとも多かったのは職場の人間関係に問題があったためという理由でした。他の回答も介護士全体・介護士男性とほぼ同じような退職理由が並んでいることが分かりますが、男性と比較すると回答率はやや低めです。
女性の回答として特徴的なのは、「結婚・妊娠・出産・育児のため」という回答で、約10人に1人の女性がライフイベントを理由に退職しています。
介護現場では女性がプライベートと仕事を両立するための環境や、産休・育休を経てスムーズに現場復帰するための制度や環境が十分に整備されていないと考えられますね。
末永
人間関係や待遇面の不満から転職を検討している場合は、より良い環境の求人に出会えるように転職エージェントを活用するのがおすすめです。
転職エージェントでは求職者の退職理由をヒアリングした上で、不満を解消しつつ、希望通りのキャリアを叶えるための求人を探してもらえます。
さらに、応募先の職場環境や制度・人間関係などリアルな求人情報を多く保有しているエージェントであれば入社後のミスマッチを減らし、満足いく転職を実現しやすくなりますね。すべて無料でサービスが受けられるので、気軽に利用しましょう。
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介護職から異業種へ転職するメリット
介護職から異業種への未経験転職にチャレンジする場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは代表的なメリットを3つ紹介しますので、理想の転職・キャリアを実現するためにもぜひ参考にしてください。
年収が上がる可能性がある
介護職は肉体的・精神的に負担が大きく、かつ社会的貢献度の高い仕事にもかかわらず、決して高い給与水準とはいえません。
残念ながら介護職の平均年収は300万円〜400万円程度であり、介護職の年収は介護保険制度などを背景にキャリアを重ねても大幅な収入増加が難しいのが現状です。
一方で、介護職で培ったスキルや経験を活かせる業界業種に転職し、より高い年収を得ることは可能です。
たとえば営業職やカスタマーサポート職は介護職として培ったコミュニケーション能力や傾聴能力は評価されやすく、年収アップを狙うことができます。特に営業職の場合は成果につなげることができればインセンティブの手当支給により高年収も期待できますね。
末永
ほかにも、医療系のコンサルタントや介護関連のシステム営業、人材育成の専門職などは、豊富な介護経験を評価されることで500万円以上の年収を得られる可能性があります。
転職によって、自身のスキルと経験に見合った適正な年収を得られるチャンスが増えるのは大きなメリットですね。
介護職で給料が低い理由については、下記の記事も参考にしてみてください。
休みが取りやすい
介護職は夜勤や交代制勤務、土日祝日の勤務など、シフト制で不規則な生活リズム・労働環境になりやすいのが一般的です。実際にワークライフバランスを実現するために退職・転職する人は多くいますね。
対して、一般企業の多くは平日の日中での「日勤」が中心であり、週末や祝日が休日となります。勤務時間が固定されることから、プライベートの時間を確保しやすいのが大きなメリットです。
末永
また、有給休暇の取得率が高い職場であれば計画的に休暇を取得できたり、在宅勤務やフレックスタイム制を導入している企業であれば柔軟な働き方を選択できたりと、自分のライフスタイルに合わせた働き方ができるのは魅力ですね。
ワークライフバランスを保って働ける
介護職では業務量が多く、職場によっては残業により労働時間が長くなりやすい傾向もあるため、心身の疲労・ストレスを抱える人は多くいます。
対して、一般企業では「働き方改革」の推進により、長時間労働の是正や、メンタルヘルスケアの充実、福利厚生の拡充などが進められています。
また、職種によっては在宅勤務やリモートワークが可能で、通勤時間の削減や柔軟な働き方ができますよ。
末永
もちろん就業先の企業によって制度の充実度合いはさまざまですが、仕事以外の時間で趣味や家族との時間、自己啓発の時間を確保しやすくなります。
自分らしいライフスタイルを実現しやすいのは転職の大きなメリットといえますね。
介護職から異業種へ転職するデメリット
介護職から異業種へ転職するメリットは多いですが、反対にデメリットも少なからず存在します。
後悔のない転職を実現するためにも、異業種への未経験転職の良い面と悪い面を両方理解しておくことが重要です。ここでは代表的なデメリットを3つ紹介します。
業種によっては介護職者の経験を活かせない
介護職で培ったスキルや経験は業種や職種によっては直接的に関連性が薄く、経験が活かしづらい場合があります。
特に、製造業、IT業界、金融業界、デザイナーなど介護や福祉分野から大きく異なる業種では、専門性の違いから経験が直接的に活かされにくいのが現状です。
末永
また、転職後にゼロからスキルを学び直す必要が生じたり、資格取得が求められたりすることもあります。
業界業種の特性や求められる能力を事前に十分に把握したうえで、自身の強みをどう活かせるかを慎重に検討することが重要ですよ。
目標達成がシビアになる
介護職は利用者の生活の質を向上させるという定性的な目標を掲げていますが、職種によっては、より数値的で厳しい成果主義の目標管理が求められることがあります。
そのため、売上目標、生産性、効率性といった具体的な数値で自身の業績が評価されるため、精神的なプレッシャーが大きくなる可能性がある点に注意しましょう。
たとえば、IT、営業、コンサルティングなどの業界では、数値目標の達成が昇進や昇給、場合によっては雇用継続の条件となることもあります。
末永
介護の現場で培った人間的な価値観や、利他的なアプローチが通用しにくい環境に戸惑いを感じる人も少なくありません。
目標達成のためのプレッシャーに耐えられる精神力や自分なりのストレス発散方法を身に付けたり、転職先の評価基準を理解し適用できる柔軟性が求められますね。
転職難易度が高まる可能性がある
介護職から大きく異なる業種への転職は、一般的に難易度が高めです。
多くの企業は業界特有の専門知識やスキル・資格を保有する即戦力人材を優先するため、介護職の経験だけでは書類選考を通過できないケースがあります。特に、高度な技術や特定の専門性を求める職種では、転職の壁が高くなりますね。
そこで、転職を成功させるためには追加の資格取得や、関連するスキルアップ、キャリア開発が必要となります。
具体的には、IT業界への転職であればプログラミングスキル、営業職であれば営業スキルの習得、コンサルティング業界であれば業界分析や戦略立案能力の開発など、自己投資が欠かせません。
末永
希望する業界業種へ一直線で目指すのではなく、転職を繰り返しながら必要なスキル・経験を身に付け、段階的にキャリアアップしていく方法もあります。
どのようにキャリア形成をすればいいのか分からない、転職できるのか不安という人は、1度転職のプロである転職エージェントに相談してみるのがおすすめですよ。
介護職から転職する前にするべきこと
介護から転職しようと検討している人の多くが、今抱えている不満や不安を改善したいと思っていますよね。利用者のひとりひとりに向き合った介護を提供したい、セクハラのない環境で仕事をしたいなど、希望はさまざまです。
転職をして「こんなはずじゃなかった…」とならないためにも、転職する前には自己分析をおこない「なぜ転職したいのか」をよく考えてみるのが良いですね。
自己分析をおこなう際には、以下に挙げた3つを言語化することをおすすめしています。というのも、しっかり言語化することで自分の転職軸をより具体的かつ明確にすることができるからです。
- 転職理由を言語化する
- 転職軸を明確にする
- 転職条件に優先度をつける
上記の3つを明確にできれば、自分がどんな優先順位をつけているのか、何が譲れない部分であるのか知ることができます。
その結果、ミスマッチが起こりにくくなり採用側の視点で物を考えることもできるため、お見送りされてしまう確率も下げられますよ。
末永
とは言っても、自分1人で自己分析からスキルや経験の棚卸しをするのは難しいですし大変ですよね。そんなときには、プロの視点から支援してもらえる転職エージェントを活用するのがおすすめです。
もちろんキャリアアドバイザーとの相性も大事になってきますので、複数比較した上で利用する転職エージェントを見つけてみましょう。
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【年代別】介護からの転職を成功させるコツ
どの年代であっても、介護職からの転職を成功させるための基本的なコツやポイントは変わりません。
介護職からの転職を成功させるためのコツ・ポイント
- 転職サービスを複数利用する
- 転職活動の計画をしっかり立てる
- 転職先を決めてから退職する
より良い求人に出会うためにも転職サービスは複数登録しましょう。
転職サービスごとに保有求人やサービス内容は異なるのと、キャリアアドバイザーとの相性を見極めるためにも同時に複数の転職サービスを利用しながら使い勝手を比較し、自分にピッタリのサービスに絞り込んでいくのがおすすめです。
また、いつまでに転職をしたいのかを決め、逆算して転職スケジュールを立てます。一般的に転職活動を終えるまで2~3ヶ月程度かかるので、計画的に転職活動を進めるのが重要です。
末永
さらに、退職せずに現職を続けながら転職活動をすることもポイントです。職歴にブランクが空かず、収入も途切れないので、経済的なプレッシャーを感じずに転職活動に集中できますよ。
基本的なポイントは上記の通りですが、年齢ごとに気を付けたいポイントもあります。そこで、ここからは年齢別に転職のコツ・ポイントをより詳しく伝えていくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
20代~30代の場合
20代の場合は、他の年代と比較して実務経験ではなくポテンシャル採用される傾向があるため、転職を成功させやすいです。20代で転職を成功させるには、転職理由を言語化し転職後のビジョンを考え、きちんと業界分析や企業分析をおこなうことが重要になります。
一方、30代の場合ですが、前半後半で転職難易度が大きく異なります。なぜなら、数年で企業が求めるスキルが細かく変動するからなんですね。企業側は年齢に応じた経験値を求めているからこそ、転職難易度が一気に上がってしまうというわけなのです。
末永
そんな20代~30代の人には、大手転職エージェントのリクルートエージェント・doda・マイナビエージェントの利用がおすすめです。というのも、求人数が多く支援実績も豊富にあるからです。
転職のプロが転職軸の棚卸しを一緒にしてくれますし、客観的な視点であなたに合う業界や企業を提案してくれます。そのため、自分1人で転職活動を進めるよりも効率的に転職先を探せますし、ミスマッチも防げますよ。
また、自分のキャリアに自信がない人や未経験からチャレンジしたいと考えている人は、未経験求人を多く保有しているUZUZ・ハタラクティブ・マイナビジョブ20'sの利用がおすすめです。
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40代~50代の場合
40代の場合は、求人企業の採用目線が上がるため、30代と比べると書類選考の時点で通過率が低くなり、面接までたどり着けないことも多くなります。だからこそ、慎重に自分の市場価値を見極めた上で求人選びをするのが重要となってきます。
そして50代の場合ですが、一般的に転職市場は年齢が上がれば上がるほど転職難易度が高まるので、50代の転職は厳しいというのが現状です。理由としては、企業側としては年齢が若く長期的に働いてくれる人材を求めているからです。
末永
40代~50代の人はとくに異業種への転職が厳しいため、リクナビNEXTのような転職サイトやハローワークなどで求人を探すのが良いでしょう。ハローワークは職歴に自信がない人や地元で働きたいと考えている人、他にも転職しにくい人におすすめです。
というのも、ハローワークには転職回数が多い人や職歴が短い人でも採用している企業求人が多くあるからなんですね。
40代~50代になると転職する際の選択肢が非常に狭くなってしまうため、できれば同じ介護業界を転職先に選ぶことをおすすめします。非正規雇用でしたら他にも選択肢があるので、さまざまな求人をチェックしてみてくださいね!
役職経験がある場合
役職経験がある人の場合は、40代~50代でも経験やスキルをしっかりと評価してもらえます。とはいえ、上記でも説明したように、基本的に40代~50代の転職難易度は高く、未経験業界や異業界への転職は非常に厳しいです。
そこで転職先を選ぶ際のポイントとして挙げられるのは「経験や専門性を活かせる同業種を転職先企業として選ぶこと」なのです。会社の規模が前職と同じであれば、業務の進め方も似通ってくるため、活躍できる可能性が十分にあります。
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役職経験がある人であれば、高年収・ハイクラス転職ができるビズリーチ・JACリクルートメントといった転職サイトの活用をおすすめします。
ビズリーチは年収アップを狙う人やマネジメント経験がある人に向いており、ハイクラス求人を豊富に取り扱っています。9割以上の人がスカウトで転職していて、書類選考免除のスカウトもあります。
同じくJACリクルートメントもハイクラス・エグゼクティブ向けの転職サイトですが、会員制スカウト型となっています。年収800万円~2,000万円の求人を多数保有しており、企業から直接スカウトを受けることも可能ですよ。
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国内3位の規模を誇る転職エージェント!年収600万〜1,500万円以上の案件を多数保有
介護職から納得のいく転職をする方法
介護から転職したい時は、なぜ転職したいと考えたのか「転職理由と転職の軸を明確にする」ことが重要です。
1度介護職を選んだ以上、介護職に何らかの魅力や希望を持って就職していると思います。
現在の不満が介護職そのものの特性からくるものなら介護職以外の選択肢もありますが、職場への不満であるなら介護職内での転職のほうが本来のあなたに合っている場合もあります。
本当に介護職以外の職種にすべきか、介護職内の転職にすべきかを明らかにするために、転職理由の明確化や自己分析が必要なのです。
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介護職におすすめの転職エージェントランキングと評判をまとめてみました。合わせて読まれているので、ぜひチェックしてみてください。
【例文付き】介護職から転職する際の志望動機・自己PRの考え方
介護職からの転職を成功させるためには、採用担当者にアピールするための志望動機・自己PRが重要です。
志望動機や自己PRは、自分の経歴やスキル・価値観が応募先企業や職種にどうマッチしているかを示すための手段で、とくに異業種転職の場合、介護職で培った経験を採用担当者に正確に伝えることが求められます。
採用担当者が「この企業・職種に適性があるか」「長く働いてくれるか」「入社後に活躍してくれるか」を正しく判断できるように、志望動機・自己PRをしっかり作成し、転職成功率を大きく高めていきましょう。
ここでは介護職向けに志望動機や自己PRの効果的な書き方やポイントを例文付きで紹介します。
志望動機
志望動機は応募先の企業や職種を選んだ理由や、自分がそこでどのように貢献できるのかを伝えるためのものです。
介護職からの転職では志望動機は単なる「介護職を離れたい」という消極的な理由ではなく、新しい職種で自身の経験やスキルをどのように活かし、どのような価値を提供できるかを示しましょう。
また、転職先の企業や業界に対する理解と、そこで実現したいキャリアビジョンを明確に示すことで、より説得力のある志望動機となりますよ。
具体的に、志望動機の効果的な書き方・ポイントは以下の通りです。
志望動機の効果的な書き方・ポイント
- 介護職での経験が、志望する職種でどのように活かせるかを具体的に説明する
- 転職先の企業理念や事業内容と、自身のキャリアビジョンのつながりを示す
- なぜ今このタイミングで転職を考えているのかの理由を前向きに説明する
- 介護業界で得た経験・スキルを、新しい職場でどのように活用・発展させたいかを述べる
- 転職後の中長期的なキャリアパスをどう考えているのかアピールする
これらのポイントを意識しながら、具体的なエピソードを交えて説得力のある志望動機を作成することで、面接官に好印象を残すことができます。
経験を活かした転職をする際の
志望動機の例文
介護現場で働く中で、より多くの施設や介護者に役立つ情報やサービスを届けたいという思いが強くなりました。
貴社の介護用品は、私が実際に使用した経験もあり、その品質の高さと現場ニーズへの適合性を実感しています。介護現場を知る者として、製品の価値を正確に伝え、より多くの施設や利用者に最適な製品を提案していきたいと考えています。
介護職以外の異業種へ転職する際の
志望動機の例文
介護職での経験を通じて、チームワークの重要性と効率的な業務遂行の必要性を学びました。貴社の『従業員第一』の企業理念に強く共感し、働きやすい職場づくりに貢献したいと考えています。
また、介護現場で培った細やかな気配りと正確な事務処理能力を活かし、社内外の方々との円滑なコミュニケーションを図りながら、効率的な業務運営に貢献したいと思います。
介護業界で介護職以外へ転職する際の
志望動機の例文
介護職として様々な利用者の支援に携わる中で、一人ひとりの生活背景や価値観に応じた支援の重要性を学びました。また、介護保険制度や地域の社会資源について深く学ぶ中で、ケアマネージャーとしてより広い視点から利用者を支援したいという思いが強くなりました。
現場での経験を活かしながら、利用者の自立支援と生活の質の向上に、ケアマネージャーとして貢献していきたいと考えています。
福祉系職種へ転職する際の
志望動機の例文
介護現場で培った『人に寄り添うケア』の経験を、子どもたちの成長支援に活かしたいと考えています。特に、一人ひとりの個性や発達段階に応じた支援の重要性を学んだ経験は、保育の現場でも大いに活用できると考えています。
貴園の『子どもの主体性を重視した保育』という方針に強く共感し、介護で培った観察力と支援力を活かして貢献したいと思います。
自己PR
介護職からの転職において、これまでの経験で培った強みを新しい職場環境でどのように発揮できるかを具体的にアピールすることが重要です。
介護現場で身につけた専門性やスキルを、異業種でも活用できる汎用的な能力として伝えることで、より説得力のある自己PRとなりますよ。
とくに介護の現場で培った対人スキルやマネジメント能力、問題解決力などは異業種でも評価されやすい能力です。具体的なエピソードを交えながら説明し、自身の強みを効果的にアピールしていきましょう。
具体的に、自己PRの効果的な書き方・ポイントは以下の通りです。
自己PRの効果的な書き方・ポイント
- 介護職で培った強みを、異業種でも活かせる普遍的なスキルとして伝える
- 具体的な成功体験や課題解決のエピソードを交えて説明する
- 専門用語は使わない、数値や具体的な成果を示すなど、客観的な評価ができるようにする
- (特に異業種転職の場合)自己啓発や資格取得などキャリアチェンジへの意欲を示す
これらのポイントを踏まえ、自身の強みと実績を具体的に示すことで、異業種への転職においても即戦力として活躍できる人材であることをアピールすることが重要です。
経験を活かした転職をする際の
自己PRの例文
前職では、50名規模の介護施設で主任として、スタッフの管理や業務改善、新規サービスの導入などを担当してきました。特に、新しい介護用品の導入では、年間100万円のコスト削減と、利用者満足度20%向上を実現しました。
この経験を活かし、顧客の課題を的確に把握し、最適な解決策を提案できる営業担当者として貢献したいと考えています。
介護職以外の異業種へ転職する際の
自己PRの例文
介護現場では、利用者、ご家族、医療関係者など、様々な立場の方々と信頼関係を築きながら業務を遂行してきました。特に、クレーム対応では、相手の話をしっかりと聞き、適切な解決策を提案することで、年間30件以上のトラブルを円満に解決した実績があります。
この経験は、社内外の関係者との調整が必要な事務職でも大いに活かせると考えています。
介護業界で介護職以外へ転職する際の
自己PRの例文
特別養護老人ホームでの介護経験を通じて、利用者一人ひとりの状態を的確に観察・アセスメントし、個別性の高いケアを提供するスキルを培ってきました。特に、認知症ケアでは、ご本人の残存機能を活かした自立支援と、ご家族との信頼関係構築に注力し、利用者の生活意欲向上につながる支援を実践してきました。
また、多職種カンファレンスにも積極的に参加し、様々な専門職との連携・調整能力も身につけています。これらの経験は、ケアマネージャーとしての業務に大いに活かせると確信しています。
福祉系職種へ転職する際の
自己PRの例文
介護職では、利用者やご家族との信頼関係構築を最も重視してきました。特に、認知症の方との関わりでは、言葉以外の表現にも注意を払い、その方の気持ちに寄り添うコミュニケーション能力を培ってきました。
この経験は、言葉でうまく表現できない子どもたちの気持ちを理解し、適切なサポートを提供することに活かせると考えています。
介護職から転職する際の注意点
介護から転職する際に注意しておきたい点があれば、事前にきちんと知っておきたいところだと思います。
そんな人に向けて注意したいポイントを下記に挙げてみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
介護職から転職する際の注意点
- 介護経験の親和性がない仕事が多い
- オフィスワークのイメージが湧きにくい
- 提示条件の判断がつきにくい
異業界や異業種へ転職するとなった場合、介護職で培った経験やスキルを評価してもらえないケースが多いのがデメリットとして挙げられます。
もちろん、コミュニケーション能力や判断力などはアピールポイントになるので、きちんと洗い出しておくことが大事になってきます。また、オフィスワークを希望する人はそのイメージが浮かびにくいという点もあります。
さらに、他の企業の求人を提案された際に給与や待遇などの相場がわからず、その条件が妥当であるのか判断がつきにくいという点にも注意が必要です。
末永
だからこそ、事前にきちんと自分に足りない部分を洗い出した上で、しっかりとアピールできるように準備しておくことが大きなポイントです。
合わせて仕事内容を確認し、給与や待遇の相場もある程度押さえておくと良いでしょう。自分1人では難しいという場合は、転職エージェントの力を借りて情報収集したり面接対策をしてもらったりするのがベストだと言えますね。
介護職から転職した人の体験談
実際に介護から転職した人たちの体験談があれば、色々と見ておきたいですよね。
そこで介護から転職した人の声をX(旧Twitter)からいくつかご紹介しますので、ぜひあなたの転職のヒントにしてみてください!
評判・口コミ
女性
重心→特養へ転職したばかりです。
結構ハードなところから特養へ来たので、メンタル的にも違いますね。
利用者さんからの「ありがとう」にいつも元気貰ってます。
転職して日は浅いですが、もう楽しいです。
勿論、重心も楽しかったです。
介護以外の業界は全くわからずです。
X(旧Twitter)評判・口コミ
男性
後悔はない転職と出戻り。
介護業界から営業職に転職してまた介護業界にもどってきた。
もどってきたら元同期は皆役職がついていた。でも後悔はない。
経験値は確実に貯まってるから。
魔法使い→賢者じゃないけど
魔法使い→戦士→魔法使いのルート
X(旧Twitter)評判・口コミ
女性
転職した今の職場、良いところでしたわー!
介護長はちゃんと(思いやりもあるし病気もするちゃんと生身の)人間だし、施設長も入ったばかりの私にも話を聞いてくれるし、先輩たちも良い人ばかり!!
時間に追われることも無いし余裕を持って介助できるから利用者さんにも優しくできる!!
X(旧Twitter)評判・口コミ
女性
とはいえ、自分1人で介護の経験・スキルを活かせる求人を探し出すのは大変ですし、非常に難しいことですよね。
そんなときは介護専門の転職エージェントに頼って、自分自身にぴったりの求人を見つけてもらうのが良いです。事前にきちんと自分の希望条件などをキャリアアドバイザーに伝えておくことで、ミスマッチも防げるので安心感がありますよ。