未経験でIT業界に転職する方法|業界の細かな分類も徹底解説!

未経験からIT業界へ転職したい求職者

    未経験からIT業界へ転職したい人向けに、プロの視点から職種別に転職する方法や、年齢別の内定獲得難易度を徹底解説します。

    また気になる求人情報や将来のキャリアパス、評価されるスキルについても紹介します。

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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未経験でIT業界へ転職する難易度

未経験からIT業界へ転職する際の難易度ですが、実は年齢が大きく関係します。エンジニア・営業など、どの職種にも言えることですが、未経験からIT業界へ転職できる可能性が高いのは20代です。

なぜなら、20代は専門スキルがなくても、コミュニケーション能力や人柄、意欲などのポテンシャルで評価してもらえるからです。

ただ、20代でも年齢によって転職市場で求められているポイントは異なります。そこで年齢による難易度の違いをまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。

24歳〜27歳 転職しやすさ度:★★★★★
ポテンシャルで見てもらえるため、未経験でも第二新卒層として採用されやすい
28歳〜29歳 転職しやすさ度:★★★☆
前提として職務経験が求められるが、未経験でも採用される可能性はある
30歳〜33歳 転職しやすさ度:★★☆☆☆
業界・職種経験はあって当たり前で、できればマネジメント経験も必要
34歳〜36歳 転職しやすさ度:★☆☆☆☆
業界・職種経験・マネジメント経験はあって当たり前
37歳以降 転職しやすさ度:☆☆☆☆☆
未経験にかかわらず、転職自体が難しくなる。転職を成功させるためには、専門性の高いスキル・マネジメント実績が必要

上記の表からも分かるように年齢によって企業が中途採用で求めているスキル・経験が異なるため、未経験から転職するのなら、年齢が若ければ若いほど良いというわけです。

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年齢が違っても同じくらいのスキルや経験があった場合、企業は若い人材を採用する傾向にあります。年齢が若い分、それだけ長く会社で働いてくれる可能性が高いからです。

20代〜30代でIT業界への転職を考えている人は、以下の記事も合わせて読んでみてください。

【職種別】未経験でIT業界に転職する方法

今のスキルでIT業界に転職できるかどうか、それは転職する職種によって変わってきます。まったくの未経験でも転職可能という職種もあれば、基本的にNGとされている職種もあります。

そこで今回は「エンジニア」「営業(セールス)」「マーケティング」「ITコンサルタント」「事務・カスタマーサクセス」に分けて、詳しく解説していきます。

エンジニア

未経験からIT業界のエンジニアへ転職を考えている人は職種の詳細問わずエンジニアとしての経験を積むことを優先して考えましょう。

エンジニアの中途採用は即戦力になる人を求めているケースが多いので、IT業界の他の職種に比べてエンジニアはこれまでの実務経験や専門スキルを重視される傾向にあるからです。

実際、未経験からエンジニアの経験を積むには以下の2通りの方法が挙げられます。

  • 「未経験歓迎」のエンジニア求人に応募して実務経験を積む
  • プログラミングスクールに通う

「未経験歓迎」のエンジニア求人を探す場合、中途採用で未経験者を積極的に採用しているSES(システムエンジニアリングサービス)を中心に探すと見つけやすいですね。

実務経験はなくても、実際にお金を投資してプログラミングスクールで学んだ経験は面接で熱意をアピールする材料としても有効です。

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SESに転職を考えている人は転職エージェントを活用して求人を紹介してもらうのも一つの手です。


2024年6月時点でリクルートエージェント(IT)では3,028件、dodaでは約1,263件の求人を保有しているので、その中からあなたにあった求人を紹介してくれます。

エンジニアの実務経験を積みたい人におすすめの転職エージェント

SES(システムエンジニアリングサービス)とは

富士通日立NECなどの開発案件を2次請け、3次請けで受注しているような受託のシステム会社のこと。


エンジニアが常に不足しているため、未経験者を育成する教育・研修制度が整えられているのが特徴で、研修後は顧客企業のオフィスへ派遣され、常駐しながら業務に従事するケースが多い

その他未経験からエンジニア転職するのにおすすめの職種2選

SES以外のエンジニア職を検討したい人は以下の2つがおすすめです。

  • インフラエンジニア
  • バックエンドエンジニア

とくに分野にこだわりがなく、ただエンジニアになりたいのなら未経験者を積極的に採用しているインフラエンジニアがおすすめです。

アプリといったWeb系の開発をしたいのなら、バックエンドエンジニアが良いでしょう。バックエンドをやれば、フロントエンド・インフラも経験できるため、スキルの幅が広がります。ただ、バックエンドエンジニアは経験者採用が多く、転職するのが大変です。

そのため、まずインフラエンジニアを経験してから、次の転職でバックエンドエンジニアを目指すのが近道ですね。

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インフラエンジニアを目指す場合、実務で必要となるCCNAの資格を持っていれば未経験からでも挑戦しやすくなります。


独学で資格取得を目指すのもありですが、自信がない方は過去1万人以上が受講してきたUZUZカレッジ(CCNAコース)もおすすめですよ。

インフラエンジニアへの転職や年収について知りたい人は、以下の記事もチェックしてみてください。

営業

未経験からIT業界へ転職したい人でエンジニアなどの技術職にこだわりがない人には、営業職がおすすめです。

というのもIT業界の営業職は無形商材を扱っている場合がほとんどです。無形商材の営業は課題発見力や提案力など他の業界・職種でも活かせるスキルが身につくため、将来のキャリアの幅が広がりやすくなります。

無形商材営業やIT営業からの転職に興味がある人は以下の記事も参考にしてみてください。

マーケティング

IT業界で活躍するマーケターは、マーケティングの実務経験が求められるため、未経験から転職するのは難しいです。

一足飛びでIT業界のマーケターへ転職するのは難しいので、以下のようにWeb業界の営業→Webマーケター→デジタルマーケターのように段階的に目指していくようにしましょう。

というのも、Web業界のマーケター転職ではWeb業界での営業経験があると「業界やマーケティングの基礎知識が身についている」と評価してもらいやすいからです。

IT業界のマーケターを目指す流れ

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特にマーケターを相手に営業するようなポジション、例えばWeb広告運用会社のアカウントプランナーとして携わった経験があれば良いですね。


そもそも営業は顧客のニーズを汲み取り、顧客の課題を解決することが仕事です。この仕事のフローそのものがマーケティングに通じているため、転職が有利に進みやすいのです。

弊社が提供するすべらないキャリアエージェントもIT・Web業界の営業職の転職支援を得意としています。中でも市場価値を高められる無形商材の法人営業の支援実績が豊富です。

すべらないキャリアエージェントでは転職者の求めるキャリアプランに沿った案件・企業のみを紹介しています。紹介する企業の内情を把握した上で、丁寧なサポートをおこない内定決定率が界平均6%のところ、弊社平均で30%以上となっています。

すべらないキャリアエージェント
に相談する

Webマーケティングに関しては以下の記事でさらに詳しく解説しています。

ITコンサルタント

ITコンサルタントへの転職は25〜26歳くらいまでなら、未経験でもOKです。

地頭の良さが求められるので、論理的思考力やプレゼンテーション力の高い人が向いています。これまで私が見てきた中では、高学歴である傾向がありますね。

ただ、28〜29歳の方は中堅扱いになるため、未経験からの転職は非常に厳しいと言えるでしょう。

未経験からITコンサルタントへの転職を検討している人やおすすめの転職エージェントが気になる人はぜひ以下の記事を読んでみてください。やりがいや必要なスキルなどについて、転職のプロが詳しくご紹介しています!

事務・カスタマーサクセス

IT業界の事務職、いわゆるバックオフィス職種も需要があります。前職の経験を不問としている場合が多く、未経験チャレンジがしやすいです。

事務職はデータ入力作業やマニュアル業務がメインになるので、アルバイト雇用が多く正社員雇用が少ないです。細かい作業ができる、共同作業ができる人であれば、未経験でも転職可能です。

カスタマーサクセスは、顧客を成功へ導くことが最大の目的です。ユーザーの潜在的な悩みに対して、能動的にアプローチをして解決していきます。

未経験からの転職も可能で、コミュニケーション能力の高い人が求められます。接客販売などの経験があると、有利に働きます。

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バックオフィス職種で正社員での雇用形態を希望するのなら、今後さらなる需要が増してくるクラウドサービスなどのカスタマーサポートです。


基本的に電話などでの問い合わせに対応するため、接客販売などの経験があってコミュニケーション力の高い人が採用されやすいです。

IT業界のカスタマーサポートについて知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。

IT業界の5分類

IT業界の5分類

IT業界は大きく5つに分類されます。しかし、未経験からIT業界へ転職する人の多くは自分が希望する職種がどこの領域に属しているのか情報を完全に把握できていないことがよくあります。

そこで、IT業界へ転職したいけど「実はイマイチよくわかっていないんだよね」という人向けに、それぞれがどのようなサービス・商品を提供しているのか、どのような職種や企業があるのかを一覧にまとめてみました。

インターネット
Web業界
Webサイト制作やネットワーク構築、ポータルサイトなどのサービスを提供する
・バックエンドエンジニア
フロントエンドエンジニア
Webデザイナー
Webディレクター
マーケター
営業
【企業例】 Google/Facebook/ヤフー/楽天
情報通信業界 端末などのツール開発やインターネット環境、通信回線の整備をおこなう
ネットワークエンジニア
サーバーエンジニア
システムエンジニア
営業
・カスタマーサポート
【企業例】 docomo/KDDI/SoftBank
ソフトウェア業界 ソフトウェア開発をおこない、パソコンなどのハードウェアに処理させたい多種多様な作業を可能にするためのプログラムを作り整備する
プログラマー
システムエンジニア
・アプリケーションエンジニア
営業
【企業例】 日本オラクル/トレンドマイクロ
ハードウェア業界 パソコンやサーバーなどコンピューター、ストレージや印刷機などの周辺機器、ネットワーク機器・家電などといった電子機器本体の製造・販売をおこなう
・ハードウェアエンジニア

・組み込みエンジニア

・営業
【企業例】 Apple/NEC/富士通
情報処理業界 様々な業界・企業の業務に応じたシステム設計・開発や、システム構築やその後の運用や保守などをおこなう
インフラエンジニア
システムエンジニア
ITコンサルタント
営業
【企業例】 NTTデータ/野村総合研究所/日本IBM

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未経験からIT業界へ転職する際は、まず自分がどの業界のどの職種に転職したいのかを明確にしましょう。


「自己分析が苦手」「自分の経験をIT業界のどの領域で活かせるかわからない」という人は転職エージェントに相談して求人提案してもらうのも一つの手です。

エンジニアの実務経験を積みたい人におすすめの転職エージェント

2023年以降のIT業界の職種や企業の動向について、以下の記事で詳しく解説しています。さらに詳細を知りたい人は、ぜひ読んでみてください。

未経験可の求人情報

冒頭で紹介したIT業界の5分類の中で、未経験から挑戦しやすいのはインターネット・Web業界、情報通信業界、ソフトウェア業界の3つです。ハードウェア業界・情報処理業界は、基本的にどの職種もエンジニア経験が求められるため、未経験からチャレンジするのは難しいです。

この3つの業界と言われても、実際にどのような未経験求人があるのか気になると思います。そこで業界大手のリクルートエージェント(IT)に掲載されている求人を以下で紹介します。

どんな求人があるのか気になる人は、もっと見るを押してみてくださいね。


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IT業界の各職種のキャリアパス

IT業界の各職種のキャリアパスとして考えられるのは、キャリアアップとキャリアチェンジのどちらかになります。

キャリアアップの場合、どの職種にも言えることですが、そのままリーダーやマネージャーといったマネジメントの役職へ進んでいきます。

例えば、エンジニア職種ならプロジェクトリーダー(PL)やプロジェクトマネージャー(PM)として、チームやプロジェクトがスムーズに進行するようにマネジメントをしていくことになります。

一方でキャリアチェンジとは、簡単に説明するとワンランク上の職種へ進んでいくことで、RPGゲームのジョブチェンジのようなイメージですね。具体的にどのようなキャリアチェンジの例があるのか、職種別に一覧にまとめてみました。

エンジニア職種は種類が多いため、人気のある職種をピックアップしています。

バックエンドエンジニア フルスタックエンジニア
ITコンサルタント
セキュリティエンジニア
セールスエンジニアなど
システムエンジニア 自社開発・Webエンジニア
社内SE
ITコンサルタントなど
プログラマー システムエンジニアなど

エンジニア職種以外は以下の職種へのキャリアチェンジが多いです。経験を積むことで、ワンランク上の職種へ転職できるようになります。

営業 営業企画
カスタマーサクセス
サービス企画
マーケティング
採用
育成など
カスタマーサポート 営業
カスタマーサポート企画
採用
育成など
カスタマーサクセス カスタマーサクセス企画
営業企画
サービス企画
マーケティング
採用
育成など
マーケター
(デジタル集客)
サービス企画
SNSマーケ(広報PR)
カスタマーサクセスなど

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転職によるキャリアアップは一足飛びにはいきません。必要な経験を積まなければ、そもそも募集要件すら満たせないのです。


そのことを把握し、必要な経験が積める企業へ転職するのがキャリアプランを叶える最適な方法です。

エンジニアのキャリアパスについて、さらに詳しく知りたい人は以下の記事もおすすめです。

独立してフリーランスになる

一定の経験を積んだ後、独立してフリーランスになるのもキャリアパスの1つです。とくにエンジニアやマーケター、デザイナーなどのIT技術職は独立して完全にフリーランスとして活躍している人も多くいます。

ただ、フリーランスになること自体は簡単ですが、その後が大変です。というのも継続して案件を取れるスキルが別で必要になってくるからです。

同業種のコミュニティに所属して、人脈を広げることも大切になってきます。正社員として会社に勤務している以上に、コミュニケーションスキルの重要性が増すだけでなく、さらに自分を売り込む営業力も必要です。

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専門スキル以外の汎用スキルがないとフリーランスを続けるのは難しく、中には正社員へ戻る人もいるぐらいです。


フリーランスも視野に入れている人は慎重に検討することをおすすめします。

フリーランスになるかどうか迷っている場合は、レバテックフリーランスに登録して、どのような案件があるかだけでも見てみると良いですよ。

フリーになるか決めていなくても、情報収集を目的として気軽に相談できるのでおすすめです。

エンジニアが独立してフリーランスになる方法・メリット・デメリットなどについて知りたい人は、以下の記事も読んでみてください。

未経験でIT業界へ転職する際に評価されるスキル

未経験からIT業界へ転職する際に評価されるスキルは、コミュニケーション力ややりきる力などの人間力です。

というのも実務経験がない人だと、他に評価する部分がないからです。代わりに業務上、必要となる汎用スキルで評価することになります。

  • コミュニケーション力
  • 自分の考えを伝えられるのか
  • 要点をまとめられるのか
  • 自分ができないことを把握できるのか
  • 質問の仕方がわかっているのか
  • 学んでいくスタンスはあるのか
  • ストレス耐性

上記のような当たり前のスキルが評価されます。エンジニアなどの技術職種は人と関わらないと思われがちですが、チームで開発に携わっていくため、実はとても大切なスキルです。

また、IT業界への転職の際に特に重視・必要とされる「スピード感」「自走力」「自ら情報やスキル・トレンドをキャッチアップし続ける姿勢と習慣」の3つについて、次で詳しく紹介します。

1.スピード感

スピード感が求められるのは、IT業界の特徴としてWebサービスや商品、技術の移り変わりが激しいからです。

商品の寿命は早くて2〜3年で変わります。たとえ技術が良くも悪くも変わるものです。だからこそ、追いつくためのスピード感が求められがちなんです。

2.自走力

常に自己判断が求められ、いかに自分で考えて行動できるか、という点が重要ポイントになります。そのため、指示を受ける姿勢でいる人やマニュアル通りにしか動けない人はキツイと言えますね。

サービスや商品、技術の移り変わりが早いので、他人から指示を待つのではなく、自分で先読みして行動することが求められます。

3.自ら情報やスキル・トレンドをキャッチアップし続ける姿勢と習慣

常に移り変わりゆく業界なので、自主学習することが求められます。どんな技術やアプリ、サービスが登場しているのか、どんな運用をしているのかなど、情報・トレンドのキャッチアップが必須です。

情報を読み漁ることを習慣にしたり、学習習慣を持つのが大きなポイントだと言えますね。IT業界全体への興味や関心、学びたい、調べたいという姿勢がないと、IT業界への転職は厳しいでしょう。

未経験でIT業界へ転職する前にするべきこと

まず最初に「なぜIT業界へ転職したいのか」を自己分析で明確にしましょう。

先ほども説明しましたが、エンジニア職種は未経験から挑戦するのは大変で、非常に強い覚悟が求められます。「何となくカッコいいから」「手に職をつけておくと将来安定」といったあやふやな気持ちで転職し、スキルを身につける前に挫折してしまう人は後を絶ちません。

エンジニアを例に説明しますが、一般的に1つのプログラミング言語を習得するのには、約1,000時間もの学習時間が必要だと言われています。しかし、実際には多くの人が途中で挫折してしまうものです。

途中で挫折してしまうと、結果として自分のキャリアに傷をつけることにもなります。転職市場では転職回数の多さや早期離職を嫌う傾向にあるため、その次の転職活動で苦労してしまいます。

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とはいえ、長期的な目線で見たときに、どういう選択をすれば良いのか自分で判断するのは難しいものです。そこでおすすめなのが、キャリアコーチングサービスです。


本当にIT業界へ転職したいのか、将来どうなりたいのかを含め、相談に乗ってもらえますよ。

おすすめのキャリアコーチングサービス

  • マジキャリ
    自己分析を通して、理想のキャリアへの具体的なアクション設計!IT業界で働くためのマインドが身につく

面接対策でのポイント

IT業界への転職をする際、面接官は「本当にIT業界に興味があるの?」と疑っています。なぜなら、本当に興味を持っていないと、IT業界についていけないからです。

だからこそ、事実に基づいてきちんと興味があることを示せるかどうかが重要になってきます。ITを今後どのように活用していくべきなのか、こんな可能性を秘めているといったことを語れるかどうかも重要ポイントになりますね。

1番良いのは、自分にしかないリアルな体験を語ることです。例えば「子供の頃父親がプログラミングを仕事にしていた影響で、自分でパソコンを買ってプログラミングを楽しくしていた」というリアル体験ですね。

他にも「旅行先で経営状態の悪い旅館を見て、もっとITサービスを利用して宣伝をすれば売上向上に繋がるんじゃないかと考えた」というようなリアル体験が語れるのが望ましいです。

逆にIT業界を志望しているのに、最新のアプリが答えられない、または使ったことがない場合「興味あるって言ったのに知らないの?」と言われてしまう可能性があります。

これは未経験の転職者に多く見られますが、志望動機で「IT業界は成長できるから」「IT業界にとても興味があるから」というのは絶対にNGです。

未経験からIT業界へ転職した人の体験談

「実務経験が積める企業へ転職すべきか」「プログラミングスクールで学ぶべきか」で悩むことが多いエンジニア向けに未経験からIT業界へ転職した人にインタビューをおこないました。

悩んでいるエンジニア希望者は、参考にしてみてください。

IT業界へ転職したいAさん

未経験からSES

私はお金を払ってまでプログラミングスクールへ行くよりも、すぐに実務経験が積めるSESを選びました。


SESは研修内容と経験できる現場の数から、より多くのスキルを身につけられるところを選びました。その後は実際に研修を受け、現場を紹介してもらってエンジニアとして客先常駐で働く感じですね。


研修はきついです。とくに勉強量がすごくて、3ヶ月ぐらい毎日朝から終電までインプットの日々です。エンジニアはストレス耐性も必要なので、講師はきつい人が多いです。


質問の仕方から進捗が遅れると、こんなこともできないと社会では通用しないといったことをズバズバ言われます。はっきり言えばスパルタな環境だとは思いますが、それぐらいやらないとスキルが身につかないのも事実です。

IT業界へ転職したいBさん

スクールに通ってから転職

自分はお金や時間にも余裕があったのでプログラミングスクールで学んでから、エンジニアとして転職しました。


スクールではアプリの作り方などの基本的なことしかやりません。でも、スクールに通うとどの会社でも通用するって思ってしまうのですよね。


実際は学んだこと以外を独学で倍以上の時間をかけて、勉強していかないといけないのですけど……。


例えば、スクールでバックエンドは教えてもらったけど、自分でフロントエンドとインフラを学んで独自のアプリを作成する、そういうことができるマインドの人でないと、エンジニアになるのはキツイです。エンジニアって学び続ける仕事なので。


でも、単にアプリが作れるだけでもダメで、そのアプリを作った理由を説明できないと、Web系の事業会社の内定を獲得するのは難しいです。

基本的にどちらを選んでも大変なので、自分がより向いているほうを選択すると良いでしょう。

未経験からIT業界へ転職した体験談をさらに読みたい人は以下の記事もおすすめです。

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