
需要が高まるセキュリティエンジニアの年収|将来性なども大公開!
最近では、テレビのニュースなんかでも「サイバーテロやハッキングによって、情報漏えいの被害にあった」なんていうトピックスを多く見るようになりました。
企業のWebサイトを始め、仮想通貨、個人のカード情報など、ITにとって「情報を守る」言うなればセキュリティというものは切っても切れない存在であります。
今は日本でもセキュリティを専門とするエンジニア、セキュリティエンジニアが増えてきています。今回はそんなセキュリティエンジニアについて紹介します。
セキュリティエンジニアの平均年収は約518万円
求人サイト「求人ボックス」と「doda」の平均年収ランキングを参考に独自の方法で調べたセキュリティエンジニアの平均年収と、2021年に国税庁が調べた令和2年分民間給与実態統計調査結果による日本の平均年収を以下で比較してみました。
| セキュリティエンジニア | 約518万円 |
|---|---|
| 日本全体 | 約433万円 |
比べてみると、セキュリティエンジニアの平均年収は日本の平均年収と比べて約80万円高いです。
とくにシマンテックなどの外資系企業では年収が高くなるようで、スキル次第では年収アップが期待できます。
セキュリティに関する知識や経験が豊富であったり、部長クラスのセキュリティエンジニアともなれば、年収1,000万円も目指せます。
また、CCIEやCISM、情報処理安全確保支援士(情報セキュリティスペシャリスト)などの高難易度の資格を取得するのも年収アップの材料となります。
年収が高いエンジニアランキング
求人サイトのdodaが公開している平均年収ランキングを参考に、年収が高いエンジニアの種類を以下から紹介します。

数あるエンジニア職の中でもっとも年収が高いのは、システム開発/運用のエンジニアというのがわかります。セキュリティエンジニアに関しては2番目に年収が高いので、エンジニア全体で見たら年収は高いといえるでしょう。
セキュリティエンジニアで年収1,000万円を目指すなら
セキュリティエンジニアとして年収1,000万円を目指すなら、エンジニアのスキルとマネジメント経験などの経験が必要です。
年収1,000万円を目指すのであればエンジニアとしての経験があるだけでは厳しいでしょう。実際に転職サイトのdodaで求人を確認したところ、どの求人も想定年収400〜1,200万円と記載されており、年収1,000万円以上を目指すならその分、高度な専門スキルが問われます。
求人に記載されている経験やスキルはあくまでも応募に必要な必須スキルです。
マネジメント経験などプラスアルファの経験やスキルを身につけ、企業からより求められる人材になってはじめて年収1,000万円以上のセキュリティエンジニアに転職できるでしょう。
より年収が高い企業に転職するなら
高い年収で転職したいのであれば、以下の条件や方法で転職するのが良いでしょう。
- 職種は変えずに転職する
- 現職よりも年収レートが高い業界に転職する
- 転職エージェントを使う
まず、業種未経験の転職は基本的に年収は下がります。なぜなら企業は転職者に即戦力を求める傾向があるためです。未経験からの転職で年収が上がるとすれば、現職より年収レートが高い業界に転職するなどです。
ただし、こちらもエンタメ業界からIT業界への転職など、現職の年収レートが極端に低い業界から転職した場合に限ります。
セキュリティエンジニアの仕事内容とやりがい
セキュリティエンジニアとは情報セキュリティに特化したエンジニアのことを指します。
情報セキュリティの仕事は、ポリシー策定や監査などの管理面とシステムへのセキュリティ実装、運用といった技術面に分かれます。
管理の分野に関してはエンジニアよりコンサルタントが担当する場合がほとんどで、セキュリティエンジニアと呼ばれる人は、主に技術の分野の仕事を担当します。
セキュリティエンジニアの具体的な仕事内容は以下の通りです。
| 設計 | 企画書に基づき、セキュリティに考慮されたシステム設計をおこないます。
セキュリティのみを重視したシステムではなく、ネットワークやサーバ、アプリケーション、それらの運用、利便性までを考慮した設計が求められます。 |
|---|---|
| 実装 | 設計に基づき、システムの実装をおこないます。セキュリティの知識に加え、ネットワークやOS、プログラミングの知識も必要となります。 |
| テスト | システムにセキュリティホール(脆弱性)がないかをチェックするためテストをおこないます。
セキュリティ検査や脆弱性診断とも呼ばれ、システムに対して擬似的なサイバー攻撃をおこないます。またソースコードのチェックをしたりもします。 |
| 運用/保守 | 設計、実装、テスト完了後、システム導入後の運用や保守もおこなうことも求められます。
OSやアプリケーションなどを適宜アップデートしたり、システム障害やサイバー攻撃が発生した場合の対処もおこないます。 |
企業に有効なセキュリティ対策の実施や安全なシステムを構築をすることは、セキュリティエンジニアならではのやりがいと言えます。
また、セキュリティは新しい技術や、新種のマルウェアなど、常に情報が変わる世界です。
新しいものを取り入れることに抵抗がない人や英語が苦にならない人、高い倫理観を持っている人は、セキュリティエンジニアに向いていると言えます。
セキュリティエンジニアの需要と将来性
セキュリティエンジニアの需要は年々上昇傾向にあります。
近年、日本の企業や個人に向けてのハッキングやサイバー攻撃は年々増加しています。そのサイバー攻撃から日本のセキュリティを守るために、ネットワークエンジニアの需要は上昇してきているというわけです。
また、JNSAの国内情報セキュリティ市場2020年度調査報告によると、 情報セキュリティ市場規模は年々拡大しており、セキュリティツールの売り上げにおいては、2020年度に1兆円を超えています。
セキュリティツールの売り上げが伸びれば、各企業でセキュリティへの予算確保も推進されていくと予想できるので、セキュリティエンジニアを採用に力を入れる企業もどんどん増えていくでしょう。
セキュリティエンジニアに必要なスキル・経験
セキュリティエンジニアになるには下記のようなスキル、経験、知識が必要です。
| 情報セキュリティ | 脅威やマルウェア、不正プログラム、脆弱性、サイバー攻撃に関する対応経験や知識
情報の機密性や完全性、可用性、暗号技術に関する知識 |
|---|---|
| 情報セキュリティ管理 | 情報資産とリスクの概要や調査、ISMS、管理策、CSIRTやSOCの経験 |
| セキュリティ技術評価 | PCI DSSやCVSS、脆弱性検査やペネトレーションテスト経験 |
| 情報セキュリティ対策 | セキュリティ啓発や内部不正防止ガイドライン作成経験、セキュリティツール運用経験
ファイアウォールやWAF、IPS、IDSの技術。無線LANセキュリティやIoTセキュリティ技術 |
| セキュリティ実装技術 | IPSecやSSL/TLS、SPF、DNSSECの実装技術。ネットワークやデータベースのセキュリティ技術、セキュアプログラミングの知識やセキュアOSの知識 |
未経験から転職する方法
セキュリティエンジニアに未経験から転職するなら、プログラミングスクールに通うなど独学でエンジニアの勉強してから転職活動をしましょう。
基本的にエンジニアは業種未経験では転職できません。転職できたとしても客先常駐型の派遣として勤務するか、激務薄給のブラック企業の可能性が高いです。
TECH CAMPのようなプログラミングスクールはプログラミング未経験者でも1からプログラミングを学べるようになっています。
ただしやはりエンジニアは実務経験が重要視される世界ですので、プログラミングスクールで学んだからといって必ず転職できるわけではありません。独学で勉強したり、全く知識がない状態よりは有利程度に考えておいてください。
セキュリティエンジニアの転職は資格の有無で変わるのか
資格はあくまでも未経験者が志望度の高さをアピールするための材料にしかなりません。資格がある=転職できるとはならないので注意してください。
未経験の人がセキュリティエンジニアを目指すのであれば下記のような資格を取得することで、転職の際にアピールできる可能性があります。
| シスコ技術者認定 | シスコシステムズ社による、ベンダー資格です。
CCNA Security/CCNP Security/CCIE Securityがあります。 |
|---|---|
| CompTIA Security+ | 世界的に高い認知度を誇るCompTIAの資格です。システムの暗号化やネットワークセキュリティ、コンプライアンスといった幅広い専門知識が問われます。 |
| ネットワーク情報セキュリティマネージャー (NISM) |
サイバー攻撃への対処スキルを証明できる、ベンダー資格です。
NISM推進協議会が実施する資格認定のための講習を受け、一定のレベルに達すると有資格者として認定されます。 |
高年収のセキュリティエンジニアの求人を探すなら
高年収のセキュリティエンジニアに転職したいなら、転職エージェントの利用がおすすめです。
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ただ、担当のキャリアアドバイザーとの相性もあるので、まずは2~3社複数登録して、そこから自分に合ったエージェントと転職活動を進めていくのがベストでしょう。
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