プログラマーにおすすめの転職エージェント8選【2024年9月版】
この記事ではプログラマーにおすすめの転職エージェントを厳選し、それぞれのサービスの特徴、おすすめの人を紹介します。
またプログラマー向けに転職エージェントを活用するコツや未経験で目指す人向けに事前に知っておきたいプログラマーに関する基礎知識もお伝えします。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
プログラマーにおすすめの転職エージェント
ここではプログラマーにおすすめの転職エージェントを8つ紹介します。
どの転職エージェント(転職サイト)を使うかによって転職成功の確率も変わるので、自分に合った転職エージェントに出会うために各社の特徴をしっかりと押さえておきましょう。
サービス名 | 求人数 | 特徴 | |
---|---|---|---|
マイナビIT AGENT |
求人多数 | ・関東圏に強い
・20〜30代の転職支援が得意 ・IT業界出身のアドバイザーが親身にサポート |
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レバテックキャリア
|
◉全体:23,650件
◉プログラマー:712件 |
・年7,000回以上企業にヒアリングし、現場の生の情報をキャッチ
・企業別の対策に強く、内定率が高い ・業界最大級の45万人の求職者が利用 |
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Geekly(ギークリー)
|
30,000件以上 |
・一都三県、関西圏に強い
・求人地域が限定されているからこそ企業への交渉力が強い ・IT業界に特化し10年以上の転職支援実績 |
|
2024年9月時点の求人数 |
求人数 | 特徴 | ||
---|---|---|---|
リクルートエージェント(IT)
|
◉全体:172,440件
◉プログラマー:12,859件 ※非公開求人含む |
・求人数が多い
・選考対策に関するセミナーなど面談以外のフォローが充実 |
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ビズリーチ(IT)
|
◉全体:28,597件 |
・ハイクラス向けの転職サイト
・スカウト受信可能 |
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ウィルオブテック |
◉全体:4,259件
◉プログラマー:72件 |
・コーディングテストを無料で受講可能
・マッチングの精度を高めるため求人を20社程度に厳選 ・企業担当のアドバイザーもついて2名体制でサポート |
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ユニゾンキャリア
|
全体:11,728件
※非公開求人含む |
・未経験者からの転職サポートが得意
・利用者の87%が年収アップを実現(※2024年2月時点) |
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ワークポート
|
◉全体:104,220件
◉プログラマー:1,117件 |
IT業界専任のコンシェルジュがマンツーマンでサポート | |
2024年9月時点の求人数 |
マイナビIT AGENT
こんな人におすすめ
●エンジニアの実務経験がある人
●IT業界を熟知しているアドバイザーに、自分のキャリアについて相談したい人
●業界大手のマイナビにしかない非公開求人を紹介してほしい人
マイナビIT AGENTはマイナビグループが提供するIT業界・Web業界に特化した転職エージェントで、とくに20代〜30代のITエンジニアの転職支援を得意としています。
またIT・Web業界出身のキャリアアドバイザーが専任でサポートをしてくれます。
経験者だからこそ分かる視点で求人を紹介してくれるので利用者の転職後の年収は全体で74%ほどUPしており、人によっては前職と比較して110万円増えたケースもあります。
運営会社 公式サイト |
株式会社マイナビ https://mynavi-agent.jp/ |
---|---|
得意領域 | IT/金融/メーカー/物流/メディア/不動産/その他 |
対応エリア | 日本全国・海外 |
マイナビIT AGENTについてもう少し詳しく知りたい人は下記の記事で解説しているので、合わせてご覧ください!
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レバテックキャリア
こんな人におすすめ
●エンジニア経験者
●転職で年収UPしたい人
●将来のキャリアのためにスキルアップを実現したい人
レバテックキャリアは累計45万人が利用するエンジニア経験者専門の転職エージェントです。経験者を対象としていることもあり、保有する求人の約8割が年収600万円以上のハイクラス案件となっています。
運営会社 公式サイト |
レバテック株式会社 https://career.levtech.jp/ |
---|---|
得意領域 | IT/金融/メーカー/物流/メディア/不動産/その他 |
対応エリア | 全国 |
レバテックキャリアを利用する前に評判や口コミをチェックしたい人は、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください!
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Geekly(ギークリー)
こんな人におすすめ
●IT領域経験者で年収を上げたい人
●応募したい求人がイマイチ見つからない人
●各職種のプロに相談したい人
Geekly(ギークリー)はゲーム業界やIT・Web領域に特化した転職エージェントです。キャリアアドバイザーの専門性が高く、特定企業に対する交渉力が強いのが特徴です。
運営会社 公式サイト |
株式会社Geekly(ギークリー) https://www.geekly.co.jp/ |
---|---|
得意領域 | IT・Web・ゲーム |
対応エリア 拠点 |
東京/神奈川/埼玉 東京 |
Geekly(ギークリー)について詳しく知りたい人は、こちらの記事で紹介しているので、ぜひ合わせて読んでみてくださいね!
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リクルートエージェント(IT)
こんな人におすすめ
●初めて転職エージェントを利用する人
●業界大手のリクルートにしかない独占求人を紹介してほしい人
●IT業界へ未経験で挑戦したい人
リクルートエージェント(IT)は人材紹介業界最大手のリクルートグループが運営しており、IT・Web業界の転職も得意としています。
他のIT特化エージェントは領域・分野が偏っているのですが、リクルートエージェント(IT)は5つの領域(ハードウェア・ソフトウェア・インターネット・情報処理・情報通信)の求人を取り扱っているだけでなく案件も多く、充実しています。
運営会社 公式サイト |
株式会社リクルート https://www.r-agent.com/ |
---|---|
得意領域 | IT/Webの全職種 |
対応エリア | 全国・海外 |
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ビズリーチ(IT)
こんな人におすすめ
●エンジニア経験者
●エンジニアとして年収アップを目指したい人
●スカウトサイトも併用して、万全の転職にしたいエンジニア
ハイクラス転職に強いビズリーチではIT・エンジニア向けの転職実績も豊富で、年収800万円以上のエンジニア求人が22,000件以上 (2024年9月時点)もあります。
また、ビズリーチ(IT)の最大の特徴は、転職後の年収が平均で120万円アップしている点です。
大企業や事業会社の高年収エンジニア求人があるだけではなく、経歴を確認したヘッドハンターがあなたのキャリアに沿った年収アップ、キャリアアップ可能な求人を紹介してくれます。
運営会社 公式サイト |
株式会社ビズリーチ https://www.bizreach.jp/ |
---|---|
業種例 | IT/インターネット・メーカー・商社・コンサルティング・金融 |
対応エリア | 全国・海外 |
ビズリーチについて詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてみてください!
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ウィルオブテック
こんな人におすすめ
●専属エージェント2名による多角的なサポートを受けたい人
●年収150万円以上UPの実績があるサポートを受けたい人
●大手有名企業からベンチャー・スタートアップ企業まで幅広い求人を見たい人
ウィルオブテックはITエンジニアに特化した転職エージェントで経験者向けの求人が多いです。
ウィルオブテックのサポートの特徴として2名体制で転職支援をおこなうのが特徴です。
キャリアアドバイザーに加え、企業担当者とのやり取りをしているリクルーティングアドバイザーも専属で担当してくれるため、多角的な視点からサポートを受けることができます。
運営会社 公式サイト |
株式会社ウィルオブ・ワーク https://willof.jp/ |
---|---|
取引実績 | sansan・speee・cyberAgentなど |
対応エリア 拠点 |
東京/神奈川/埼玉 東京 |
ウィルオブテックについて詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてみてください!
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ユニゾンキャリア
こんな人におすすめ
●未経験からITエンジニアになりたい20代
●エンジニア経験のある24歳〜40歳
●成長意欲ある企業に出会いたい人
ユニゾンキャリアは2021年1月にできた比較的新しいIT特化の転職エージェントです。
ユニゾンキャリアの特徴は何と言っても、利用者のうちエンジニア経験者の83%が年収アップしている点です。
また、IT業界未経験者への対応にも強く、IT業界出身のアドバイザーが企業の内部事情までしっかりと伝えてくれます。結果的にGoogle口コミでは4.8点を取るなど利用の満足度も高いです。
運営会社 公式サイト |
株式会社ユニゾン・テクノロジー https://unison-career.com/company/ |
---|---|
得意領域 | 業界:IT/WEB業界 |
対応エリア | 東京、埼玉、千葉、茨城、群馬、栃木、愛知、大阪、兵庫、京都、福岡 |
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ワークポート
こんな人におすすめ
●ゲーム業界も検討している人
●管理アプリを使いたい人
●手厚いサポートを受けたい人
ワークポートは、IT・ゲーム業界に強みを持つ総合型の転職エージェントです。
総合型とはいえ、全公開求人の3割はITエンジニア系の求人となっているため、ワークポートはエンジニアにおすすめの転職エージェントだと言えます。
運営会社 公式サイト |
株式会社ワークポート https://www.workport.co.jp/ |
---|---|
得意領域 | IT業界・Web業界・ゲーム業界 |
対応エリア | 全国・海外 |
ワークポートについてさらに詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてみてください。
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プログラマーが転職エージェントを利用するメリット
プログラマーが転職エージェントを利用するメリットは大きく3つあります。
転職活動をIT転職のプロにサポートしてもらうと、効率よく、より納得感のある転職ができる可能性が高まるので、メリットを理解して活用しましょう。
IT転職エージェントを利用するメリット
自分に合ったプログラマー職種や求人を提案してくれる
IT業界特化の転職エージェントは自分に合ったプログラマー職種や求人を提案してくれます。
プログラマーは開発ジャンルによって使用するプログラミング言語が異なったり働き方が変わります。
IT転職エージェントは多くのプログラマーの転職支援をしてきた経験や企業の情報も踏まえて、希望に合った選択肢を提示します。
末永
書類や面接などの選考対策をおこなってくれる
IT業界特化の転職エージェントはプログラマーとしての実績をアピールできるように書類や面接などの選考対策をおこなってくれます。
IT転職エージェントは企業から依頼を受けて求人を出しているので、企業が求めている人材要件からどんな点をアピールしたら良いのか知っています。
末永
エージェントによっては選考対策に力を入れているところとそうでないところがあります。
担当のアドバイザーから書類添削や面接対策について提案がなかったとしても、やってくれないわけではないので不安な点などをまとめてアドバイスをもらいましょう。
プログラマーで選考対策に悩みがある人は下記の記事も参考にしてみてくださいね。
面接の日程調整や内定後の条件交渉を代わりにおこなってくれる
転職エージェントは面接の日程調整や内定後の条件交渉を代わりにおこなってくれます。
転職サイトや企業の採用ページから応募する場合は複数の採用担当者とやりとりしなければなりません。
また条件交渉もこれが妥当な範囲なのかもう少し引き上げることができるのかなど、市場感がわかっていないと交渉しづらいですよね。
末永
特に自分だとやりづらい年収交渉については、必ずしも希望が通るとは限らないものの、企業の採用意欲や求職者の他社の選考状況なども踏まえて上手に交渉してくれますよ。
プログラマーの転職にはエンジニア特化の転職エージェントを活用するのがおすすめです。
プログラマーの転職に詳しいプロのアドバイスを参考にすることで転職を優位に進めることができます。
知っていたらもう少しうまく転職活動を進められたかもしれないといったことを防ぐためにも、一度転職エージェントに相談してみましょう。
エンジニアにおすすめ転職エージェント
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マイナビIT AGENT
マイナビのコネクションを活かした、人気企業求人や社内SEなどの求人が多数 -
レバテックキャリア
ITエンジニア経験者向けのハイクラスIT求人が多数!キャリアUPを狙うエンジニア定番のエージェント -
Geekly(ギークリー)
IT・WEB・ゲーム業界特化の転職エージェント!IT求人数は業界最大級を誇り、一都三県・関西圏に強い! -
リクルートエージェント(IT)
国内最大の定番エージェント!エンジニアやIT業界の求人も多数保有
プログラマーが転職エージェントを利用するデメリット・注意点
ここではプログラマーが転職エージェントを利用する際のデメリットや注意点をお伝えします。
転職エージェントは企業に内定が決まった際に紹介手数料をもらうという成果報酬型のビジネスモデルの下で求職者の転職支援をしています。
そのビジネスモデルによって求職者側に生じるデメリットがあるので、注意すべきことも知った上でうまく活用するようにしましょう。
勝手に応募されてしまうこともある
転職エージェントによっては「応募する」とはっきり伝えたつもりがないのに応募されてしまうことがあります。
転職エージェント経由で応募する場合、複数のエージェントから1つの求人に応募することはできません。
そのため転職エージェントは「いかに自社経由で応募してもらうか」という陣取り合戦に勝つために早く応募させようとします。
末永
すべてのエージェントが勝手に応募するわけではないのですが、求人紹介を受けたら一度持ち帰るとはっきり伝え、テキストで応募意思の有無を残すと安心です。
担当者と相性が合わないこともある
プログラマーの転職にいくら詳しくても担当のキャリアアドバイザーと相性が合わないこともあります。
というのも、コミュニケーションスタイルが異なったり、アドバイザーの得意領域が自分の希望している開発ジャンルと違ったりするからです。
末永
転職エージェントはweb業界、IT業界などの業界ごと、あるところでは企業ごとにアドバイザーの担当領域を決めているケースがあります。
そのため、担当アドバイザーが必ずしも自分の希望している領域に詳しくなく思うようなサポートを得られないといったことが起こります。
担当者が合わないと感じた場合は担当変更を依頼するか、他のエージェントに相談しましょう。
末永
とはいえ、選考に進んでから担当変更になるのは厄介なので最初は複数のエージェントに登録するのがおすすめです。
複数社比較して自分に合うサポートをしてくれるアドバイザーを見極めてから応募を進めましょう。
ちなみに複数登録するなら、プログラマーの転職支援に強いマイナビIT AGENT・レバテックキャリア・Geekly(ギークリー)の3社はまず登録しておきたい転職エージェントとしておすすめですよ。
またスカウトも利用したい人はビズリーチ(IT)もおすすめです。
エンジニアにおすすめ転職エージェント
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マイナビIT AGENT
マイナビのコネクションを活かした、人気企業求人や社内SEなどの求人が多数 -
レバテックキャリア
ITエンジニア経験者向けのハイクラスIT求人が多数!キャリアUPを狙うエンジニア定番のエージェント -
Geekly(ギークリー)
IT・WEB・ゲーム業界特化の転職エージェント!IT求人数は業界最大級を誇り、一都三県・関西圏に強い! -
リクルートエージェント(IT)
国内最大の定番エージェント!エンジニアやIT業界の求人も多数保有
応募や内定承諾を急かされることがある
転職エージェントを利用すると、応募や内定承諾を急かされることがあります。
転職エージェントは求職者が紹介した企業に入社を決めて初めて利益が出るビジネスモデルです。
そのため1つでも多くの企業の選考に進んでもらい、内定承諾までのスパンを短くしようとします。
末永
企業の採用状況によって募集が閉じるケースもあるため、応募や内定承諾を急かされることが一概に悪いことではありません。
ただ選考日程をコントロールしないと、志望度の高い企業の面接に準備不足で落ちたり、焦って内定承諾して後悔したりすることもあります。
そのため応募数や面接のペース配分、スケジュールの調整は自分でおこない冷静に転職先を選べるようにしましょう。
プログラマーが転職エージェントを上手に活用するコツ
複数の転職エージェントに登録して比較する
プログラマーが転職エージェントを活用するコツの1つ目は、複数の転職エージェントに登録して比較することです。
転職エージェントによってどの開発領域か、未経験か経験者なのかなど得意とする転職支援の仕方が異なります。
末永
1社だけしか相談せずに応募を進めた後、サポートが微妙だと思ってエージェントを変えても、応募して選考に進んだものを取り消すことはできません。
そのため、複数のエージェントと会ってみて自分に合う担当者を見つけてみましょう。
また複数のエージェントと会っていることを伝えると、自社で応募を進めてもらおうとサポートを手厚くしてくれる可能性があるので、伝えてみるのがおすすめです。
初回面談前に経験や転職の目的を整理しておく
転職エージェントを活用するコツの2つ目は初回面談前に経験や転職の目的を整理しておくことです。
なぜかというと、転職エージェントは事前情報と面談でのヒアリングを基にサポートに注力するかやどんな求人を紹介するか決めるからです。
末永
転職エージェントは、できるだけ転職の可能性が高い人を優先的にサポートしようと考えます。
その可能性の高低はどんな顧客を相手にどんな案件に携わってきたのかやその中でどんな経験をしたのか、またどれだけ転職意欲があるかによって判断します。
そのためできるだけ初回面談前にこれまでの経験や転職の目的などを整理しておき、転職エージェントに自分を売り込む気持ちで面談に臨みましょう。
転職エージェントに嘘をつかない
転職エージェントを活用するコツの3つ目は転職エージェントに嘘をつかないことです。
特に転職理由はネガティブなものになりやすいのではっきり伝えない人がいますが、ミスマッチの要因になりうるので避けた方が良いです。
末永
「今何が不満で会社を変えたいのか」を伝えないと紹介される求人もずれますし、エージェントが企業にあなたを推薦する際にどう伝えて良いか迷ってしまいます。
プログラマーの場合はスキルマッチするかも重要ですが、最終的に1社に絞る際には経験だけでなく「何を解消したいのか」も大事な選定基準になります。
そのためエージェントには正直に自分の気持ちを伝え、解消するためにどんな方向性で転職活動を進めたらいいか相談するようにしましょう。
プログラマーに強い転職エージェント利用の流れ
プログラマーに強い転職エージェントの利用の流れは以下の通りです。
それぞれ解説していきます。
登録
転職エージェントへの登録は各エージェントの公式サイトからおこないます。
公式サイトでそれぞれ転職エージェントへの登録ボタンが出てきますので、画面の指示に従って個人情報(氏名・生年月日・連絡先・経歴など)を入力していきます。
末永
登録が完了すると、そのままネット上で面談予約をするか、数日以内に登録した電話番号にオペレーターから連絡が来て面談の日程調整をする流れになります。
面談
面談はZoomなどのオンラインか対面で30〜1時間程度の時間でおこなわれます。
1〜2名のキャリアアドバイザーから転職の意向やこれまでの経験を具体的にヒアリングされます。
ヒアリングの内容としては以下のような内容です。
面談でのヒアリング内容
- 転職エージェントに登録した経緯
- 転職意欲
- 転職理由
- これまでの経験
- 転職の方向性
- 希望条件
- 転職エージェントのサポートで期待すること
末永
転職エージェントは登録時の事前情報や面談でのヒアリング内容を基に紹介する求人の方向性を決めます。
そのため上記の内容に関してはしっかり答えられるように準備しておきましょう。
求人紹介
求人紹介はエージェントによっては初回面談前に求人送付されたり、初回面談時に紹介されたりするケースもあります。
ですが、一般的には面談後にエージェントのシステムやメールなどを使って求人を紹介されることが多いです。
末永
エージェントによって10社程度に厳選して求人を紹介してくれるところもあれば、40社程度幅広く紹介してくれるところもあります。
紹介する求人数はエージェント側で調整可能なので、なるべく多めが良いのか少なめが良いのか希望があれば面談時に伝えるようにしましょう。
求人選定・エントリー
求人選定は紹介された求人の中から転職理由や希望条件に沿って自分でおこないます。
エントリーの方法はサービスによって異なり、担当のキャリアアドバイザーに口頭かLINEなどのテキストで応募意思を伝えるのみのケースと、システムを使っておこなうケースがあります。
末永
ここで気をつけたいのはエージェントに応募意思を伝えて応募するケースで、エージェントによって「推薦」「応募」「エントリー」など様々な言い方をします。
どういう意味かわからずに曖昧に返事をしてしまうと、勝手に応募されてしまうこともあるので、求人紹介されたら一度持ち帰って考えたいとはっきりと伝え、応募意思はテキストで送るようにしましょう。
選考(書類・面接)
書類については面談前に転職エージェントに送付するケースが多いですが、面談時に必ず書類の添削を依頼して問題ないことを確認してから応募意思を伝えましょう。
応募書類の選考結果は3日〜1週間程度で出ます。
転職エージェントから書類選考の結果が来たら面接日程の調整をしますが、結果が来た順ではなく志望順位が低い順に面接日程を調整するのがおすすめです。
末永
基本的に現職と並行して転職活動を進める人が多いと思うので、面接を組める時間も限られます。
最終的に複数社内定が出た状態で比較した方が転職先を決めやすいので、同じタイミングで内定が出るようにスケジュールをうまく調整しましょう。
内定・意思決定
内定が出ると大抵1週間以内が内定承諾期限として設定されます。
他に志望度が高い企業の選考が間に合わない場合などは転職エージェントに交渉して承諾期限を伸ばしてもらうことも可能です。
末永
ただ企業側の採用状況によって承諾期限の延長を受け入れてくれないケースもあります。
そのため最終選考フェーズになったら改めて志望順位を見直し、いつ内定が出ても意思決定できるように準備しておきましょう。
退職交渉
退職交渉は内定が出て、転職先を決めたらすぐにおこないます。
退職交渉に関してはエージェントは関与することができず自分で会社の上司に伝える必要がありますが、タイミングや伝え方に迷ったら転職エージェントに相談してみましょう。
末永
現職を続けながら転職活動をしていると後ろめたさから親しい先輩や後輩に転職を仄めかしてしまう人もいますが、上司にまで情報が回って引き留めにあうこともあるので退職の意思を伝えるのは転職先が決まってからにしましょう。
未経験からプログラマーを目指す人向けの基本情報
ここでは未経験からプログラマーを目指す人向けの基本情報をお伝えします。
未経験といっても、全くプログラミング言語の知識がなく簡単なアプリ開発もおこなったことがない状態からプログラマーになるのは難しいです。
そのため本当に自分がプログラマーになりたいのか検討した上で習得すべきスキルを習得してプログラマーに挑戦できるように、プログラマーに関する基本的な情報をインプットしておきましょう。
プログラマーの仕事内容
プログラマーとはプログラミングを使用してシステムやアプリケーションを開発するエンジニア職のことを言います。
プログラマーの仕事内容はシステムエンジニアが設計したシステムの仕様書に基づいてソースコードを書いたり、バグの修正をしたりすることです。
末永
プログラマーはエンジニアの第一関門で、主に開発のみに関わります。
プログラマーとして開発に携わる中で、基本的なシステムや開発に関する知識を増やしていき、上流工程に関わることを目指すのがプログラマーのキャリアステップです。
プログラマーの種類
プログラマーは開発ジャンルによって種類が異なります。
プログラマーの種類によって習得すべきプログラミング言語も異なるので、自分はどんな開発に関わりたいのか事前によく調べて勉強しましょう。
種類 | 仕事内容 | 使用言語例 |
---|---|---|
Web | WebサイトやWebアプリの開発 | PHP・Ruby・Perl・Java・JavaScript |
ゲーム系 | ゲームの開発 | C++・C#・JavaScript・Swift・Ruby・Objective-C・HTML5 |
アプリケーション | インストール型のアプリの開発 | Java・C・C#・Ruby・PHP・Swift・Kotlin |
組み込み系 | 家電や電化製品の開発 | C・C++・C#・Java |
汎用系システム | 大企業や公的機関が使用する大量のデータ処理が可能な汎用機(メインフレーム)のシステム開発 | COBOL・Java・FORTRAN・RPG・PL/SQL・C |
オープン系 | 病院や店舗の顧客データベースなど異なるハードウェアやOSで使用可能なサーバーシステムの開発 | Java・C#・C+・PHP・Ruby・Python・JavaScript・VB.NET |
通信系 | Wi-Fiルーターやモデムなどのネットワーク機器、テレビ会議システムや通話機器などのソフトウェア開発 | Java・C・C++ |
セキュリティー系 | 情報セキュリティ強化のためのネットワーク構築や機器導入 | C・C++・JavaScript |
末永
未経験者がプログラマーを目指す場合はWebのサーバーサイドを目指すのがおすすめです。
Webのサーバーサイドはプログラミングの基礎が身につく領域で、求人も多いためです。
サーバーサイドの経験を積めば、他の領域に挑戦しやすくなります。
プログラマーの平均年収
求人ボックスによると、プログラマーの平均年収は、413万円です。
またdodaの平均年収ランキングによると、ITエンジニア全体の平均年収は452万円のため、プログラマーは平均よりも約39万円低い年収であることがわかります。
末永
プログラマーの場合、システム開発の工程の中で携わる部分が「プログラミング」に限定されるので、要件定義や設計など業務範囲が広い他のエンジニア職より給料が安くなっていると考えられます。
年収を上げたい人は、SEとコミュニケーションをとったり、マネジメントを目指すなどして上流工程に関わる機会を自ら取りにいくことを意識しましょう。
プログラマーに求められるスキル
プログラマーは以下のようなスキルが求められます。
プログラマーに必要なスキル
- プログラミングスキル
- デバッグ能力
- 論理的思考力
- コミュニケーション力
デバッグ能力とは、プログラムのバグを見つけて修正する能力のことで、想定通りにシステムが動かない時やエラーコードが発生した時に必要です。
また、プログラマーには仕様書の通りにシステムを動かすにはどんなプログラムを組むべきかを論理立てて考える力が重要です。
末永
プログラマーは思い通りにシステムが動かない時に解消するまで向き合い続ける根気強さや、常に勉強しインプットしたことを論理的に組み立ててアウトプットする能力が求められる仕事ですね。
独学でプログラミング言語を学んでみたけど、どう転職活動を進めたらいいのかわからないという人は未経験のプログラマー転職に強い転職エージェントに相談してみましょう。
プログラマーとしてどんなキャリアステップを踏んでいったらいいのか、どのジャンルが自分に合っているのかや転職活動のサポートまでおこなってくれます。
末永
未経験可の求人はたくさんありますが、「プログラマー」とは名ばかりでエクセルで作業するだけの仕事をさせられる企業もあります。
せっかく勉強してスキルを磨きたいのに、経験が積めないのはもったいないので、企業の情報に詳しい転職エージェントに相談するのがおすすめです。
また、そもそもプログラミングの知識がないという人はプログラミングの勉強から始めましょう。
勉強方法の一つとしてスクールを検討するのもおすすめです。
複数のスクールを見て自分の目指したい職種に必要な勉強ができるのかどうか見極めてみてくださいね。
おすすめのプログラミングスクール
プログラマーに転職する方法について詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてみてくださいね。
転職エージェントはこれまでの経験やスキルを活かしながら理想の働き方や興味のある開発ジャンルに関われるようなキャリアプランや求人を考えてくれますよ。