セキュリティエンジニアにおすすめの転職エージェント8選【2024年11月版】
この記事ではセキュリティエンジニアにおすすめの転職エージェント・転職サイトを厳選し、それぞれのサービスの特徴、おすすめの人を紹介します。
またセキュリティエンジニア向けの転職エージェントを活用するコツや未経験で目指す人向けの転職ノウハウもお伝えします。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
セキュリティエンジニアにおすすめの転職エージェント
ここではセキュリティエンジニアにおすすめの転職エージェントを8つ紹介します。
どの転職エージェント(転職サイト)を使うかによって転職成功の確率も変わるので、自分に合った転職エージェントに出会うために各社の特徴をしっかりと押さえておきましょう。
サービス名 | 求人数 | 特徴 | |
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Geekly(ギークリー)
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30,000件以上 |
・一都三県、関西
・求人地域が限定されているからこそ企業への交渉力が強い ・IT業界に特化し10年以上の転職支援実績 |
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マイナビIT AGENT |
求人多数 | ・関東圏に強い
・20〜30代の転職支援が得意 ・IT業界出身のアドバイザーが親身にサポート |
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レバテックキャリア
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◉全体:30,600件
◉セキュリティエンジニア: 807件 |
・年7,000回以上企業にヒアリングし、現場の生の情報をキャッチ
・企業別の対策に強く、内定率が高い ・業界最大級の45万人の求職者が利用 |
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2024年11月時点の求人数 |
求人数 | 特徴 | ||
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ウィルオブテック |
◉全体:4,830件
◉セキュリティエンジニア: 61件 |
・コーディングテストを無料で受講可能
・マッチングの精度を高めるため求人を20社程度に厳選 ・企業担当のアドバイザーもついて2名体制でサポート |
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リクルートエージェント(IT)
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◉全体:204,330件
◉セキュリティエンジニア: 14,900件 ※非公開求人含む |
・求人数が多い
・選考対策に関するセミナーなど面談以外のフォローが充実 |
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ユニゾンキャリア
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全体:11,728件
※非公開求人含む |
・未経験者からの転職サポートが得意
・利用者の87%が年収アップを実現(※2024年2月時点) |
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ワークポート
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◉全体:108,200件
◉セキュリティエンジニア:796件 |
IT業界専任のコンシェルジュがマンツーマンでサポート | |
ビズリーチ(IT)
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◉全体:80,399件
◉セキュリティエンジニア:1,325件 |
・ハイクラス向けの転職サイト
・スカウト受信可能 |
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2024年11月時点の求人数 |
Geekly(ギークリー)
こんな人におすすめ
●IT領域経験者で年収を上げたい人
●応募したい求人がイマイチ見つからない人
●各職種のプロに相談したい人
Geekly(ギークリー)はゲーム業界やIT・Web領域に特化した転職エージェントです。キャリアアドバイザーの専門性が高く、特定企業に対する交渉力が強いのが特徴です。
運営会社 公式サイト |
株式会社Geekly(ギークリー) https://www.geekly.co.jp/ |
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得意領域 | IT・Web・ゲーム |
対応エリア 拠点 |
一都三県、関西 東京 |
Geekly(ギークリー)について詳しく知りたい人は、こちらの記事で紹介しているので、ぜひ合わせて読んでみてくださいね!
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マイナビIT AGENT
こんな人におすすめ
●エンジニアの実務経験がある人
●IT業界を熟知しているアドバイザーに、自分のキャリアについて相談したい人
●業界大手のマイナビにしかない非公開求人を紹介してほしい人
マイナビIT AGENTはマイナビグループが提供するIT業界・Web業界に特化した転職エージェントで、とくに20代〜30代のITエンジニアの転職支援を得意としています。
またIT・Web業界出身のキャリアアドバイザーが専任でサポートをしてくれます。
経験者だからこそ分かる視点で求人を紹介してくれるので利用者の転職後の年収は全体で74%ほどUPしており、人によっては前職と比較して110万円増えたケースもあります。
運営会社 公式サイト |
株式会社マイナビ https://mynavi-agent.jp/ |
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得意領域 | IT/金融/メーカー/物流/メディア/不動産/その他 |
対応エリア | 日本全国・海外 |
マイナビIT AGENTについてもう少し詳しく知りたい人は下記の記事で解説しているので、合わせてご覧ください!
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レバテックキャリア
こんな人におすすめ
●エンジニア経験者
●転職で年収UPしたい人
●将来のキャリアのためにスキルアップを実現したい人
レバテックキャリアは累計45万人が利用するエンジニア経験者専門の転職エージェントです。経験者を対象としていることもあり、保有する求人の約8割が年収600万円以上のハイクラス案件となっています。
運営会社 公式サイト |
レバテック株式会社 https://career.levtech.jp/ |
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得意領域 | IT/金融/メーカー/物流/メディア/不動産/その他 |
対応エリア | 全国 |
レバテックキャリアを利用する前に評判や口コミをチェックしたい人は、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください!
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ウィルオブテック
こんな人におすすめ
●専属エージェント2名による多角的なサポートを受けたい人
●年収150万円以上UPの実績があるサポートを受けたい人
●大手有名企業からベンチャー・スタートアップ企業まで幅広い求人を見たい人
ウィルオブテックはITエンジニアに特化した転職エージェントで経験者向けの求人が多いです。
ウィルオブテックのサポートの特徴として2名体制で転職支援をおこなうのが特徴です。
キャリアアドバイザーに加え、企業担当者とのやり取りをしているリクルーティングアドバイザーも専属で担当してくれるため、多角的な視点からサポートを受けることができます。
運営会社 公式サイト |
株式会社ウィルオブ・ワーク https://willof.jp/ |
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取引実績 | sansan・speee・cyberAgentなど |
対応エリア 拠点 |
東京/神奈川/埼玉 東京 |
ウィルオブテックについて詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてみてください!
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リクルートエージェント(IT)
こんな人におすすめ
●初めて転職エージェントを利用する人
●業界大手のリクルートにしかない独占求人を紹介してほしい人
●IT業界へ未経験で挑戦したい人
リクルートエージェント(IT)は人材紹介業界最大手のリクルートグループが運営しており、IT・Web業界の転職も得意としています。
他のIT特化エージェントは領域・分野が偏っているのですが、リクルートエージェント(IT)は5つの領域(ハードウェア・ソフトウェア・インターネット・情報処理・情報通信)の求人を取り扱っているだけでなく案件も多く、充実しています。
運営会社 公式サイト |
株式会社リクルート https://www.r-agent.com/ |
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得意領域 | IT/Webの全職種 |
対応エリア | 全国・海外 |
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ユニゾンキャリア
こんな人におすすめ
●未経験からITエンジニアになりたい20代
●エンジニア経験のある24歳〜40歳
●成長意欲ある企業に出会いたい人
ユニゾンキャリアは2021年1月にできた比較的新しいIT特化の転職エージェントです。
ユニゾンキャリアの特徴は何と言っても、利用者のうちエンジニア経験者の83%が年収アップしている点です。
また、IT業界未経験者への対応にも強く、IT業界出身のアドバイザーが企業の内部事情までしっかりと伝えてくれます。結果的にGoogle口コミでは4.8点を取るなど利用の満足度も高いです。
運営会社 公式サイト |
株式会社ユニゾン・テクノロジー https://unison-career.com/company/ |
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得意領域 | 業界:IT/WEB業界 |
対応エリア | 東京、埼玉、千葉、茨城、群馬、栃木、愛知、大阪、兵庫、京都、福岡 |
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ワークポート
こんな人におすすめ
●ゲーム業界も検討している人
●管理アプリを使いたい人
●手厚いサポートを受けたい人
ワークポートは、IT・ゲーム業界に強みを持つ総合型の転職エージェントです。
総合型とはいえ、全公開求人の3割はITエンジニア系の求人となっているため、ワークポートはエンジニアにおすすめの転職エージェントだと言えます。
運営会社 公式サイト |
株式会社ワークポート https://www.workport.co.jp/ |
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得意領域 | IT業界・Web業界・ゲーム業界 |
対応エリア | 全国・海外 |
ワークポートについてさらに詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてみてください。
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ビズリーチ(IT)
こんな人におすすめ
●エンジニア経験者
●エンジニアとして年収アップを目指したい人
●スカウトサイトも併用して、万全の転職にしたいエンジニア
ハイクラス転職に強いビズリーチではIT・エンジニア向けの転職実績も豊富で、年収800万円以上のエンジニア求人が22,000件以上 (2023年11月時点)もあります。
また、ビズリーチ(IT)の最大の特徴は、転職後の年収が平均で120万円アップしている点です。
大企業や事業会社の高年収エンジニア求人があるだけではなく、経歴を確認したヘッドハンターがあなたのキャリアに沿った年収アップ、キャリアアップ可能な求人を紹介してくれます。
運営会社 公式サイト |
株式会社ビズリーチ https://www.bizreach.jp/ |
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業種例 | IT/インターネット・メーカー・商社・コンサルティング・金融 |
対応エリア | 全国・海外 |
ビズリーチについて詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてみてください!
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IT業界に強い転職エージェントをさらに詳しく知りたい人は以下の記事もおすすめです。
また、IT業界特化の転職サイトも活用したい人は下記の記事でおすすめの転職サイトを紹介しているので、そちらも参考にしてみてくださいね。
セキュリティエンジニアが転職エージェントを利用するメリット
セキュリティエンジニアが転職エージェントを利用するメリットは大きく3つあります。
転職活動をエンジニア転職のプロにサポートしてもらうと、効率よくより納得感のある転職ができる可能性も高まるので、メリットを理解して活用しましょう。
転職エージェントを利用するメリット
セキュリティエンジニアのキャリアステップを教えてくれる
IT業界特化の転職エージェントはセキュリティエンジニアのキャリアステップを教えてくれます。
IT業界特化のエージェントだと様々なIT関連職種の転職支援をおこなっているので、どんな経験やスキルを持った人がどの企業のどの職種に進むことができるのかに詳しいです。
末永
非公開の求人に出会える
IT業界特化の転職エージェントを利用すると非公開求人に出会うことができます。
大手企業などによくありますが、より質の良い人材に効率的にアプローチできるよう、転職エージェント経由でしか応募を受け付けていない企業があります。
末永
転職エージェントは企業の人事戦略を把握した上で企業に候補者を紹介します。
企業にとってはエージェントがフィルター代わりになってくれるので、採用にかける人的コストが抑えられるメリットがあるんです。
転職エージェントでしか保有していない求人もあるので、転職サイトと並行して利用するのがおすすめです。
面接の日程調整や内定後の条件交渉を代わりにおこなってくれる
転職エージェントは面接の日程調整や内定後の条件交渉を代わりにおこなってくれます。
転職サイトや企業の採用ページから応募する場合は複数の採用担当者とやりとりしなければなりません。
また条件交渉もこれが妥当な範囲なのかもう少し引き上げることができるのかなど、市場感がわかっていないと交渉しづらいですよね。
末永
特に自分だとやりづらい年収交渉については、必ずしも希望が通るとは限らないものの、企業の採用意欲や求職者の他社の選考状況なども踏まえて上手に交渉してくれますよ。
セキュリティエンジニアが転職エージェントを利用するデメリット・注意点
ここではセキュリティエンジニアが転職エージェントを利用する際のデメリットや注意点をお伝えします。
転職エージェントは企業に内定が決まった際に紹介手数料をもらうという成果報酬型のビジネスモデルの下で求職者の転職支援をしています。
そのビジネスモデルによってどんなデメリットや注意点があるのか理解した上でうまく活用するようにしましょう。
勝手に応募されてしまうこともある
転職エージェントによっては勝手に応募されてしまうことがあります。
転職エージェント経由で応募する場合、複数のエージェントから1つの求人に応募することはできません。
一度応募して選考に進むと、書類の訂正や他の転職エージェント経由に切り替えることは難しいです。
そのため転職エージェントとしてもいかに自社経由で応募してもらうかが勝負になります。
末永
転職エージェントを利用した人の中には求人に「興味がある」と言ったら40〜50社勝手に応募されてしまった人もいます。
すべてのエージェントが勝手に応募するわけではないのですが、求人紹介を受けたら一度持ち帰るとはっきり伝え、テキストで応募意思の有無を残すと安心です。
担当者がセキュリティエンジニアに詳しくないこともある
IT業界特化の転職エージェントでも担当者がセキュリティエンジニアに詳しくないことがあります。
これは転職エージェントごとにキャリアアドバイザーに任せる領域が異なったり、担当アドバイザーの経験が浅かったりすることによって起こります。
末永
具体的にはある転職エージェントはweb業界、IT業界などの業界ごと、あるところでは企業ごとにアドバイザーの担当領域を決めているケースがあります。
そのため、担当アドバイザーが必ずしもセキュリティエンジニア詳しいわけではなく、思うように情報を得られないということも起こり得ます。
担当者が合わないと感じた場合は担当変更を依頼するか、他の転職エージェントにも相談してみましょう。
末永
よりセキュリティエンジニアのキャリアパスに詳しい担当者にサポートしてもらえるよう、最初はエージェントに複数登録するのがおすすめです。
複数社比較して自分に合うサポートをしてくれるアドバイザーを見極めてから応募を進めましょう。
ちなみに複数登録するなら、エンジニアの転職支援に強いマイナビIT AGENT・レバテックキャリア・Geekly(ギークリー)の3社はまず登録しておきたい転職エージェントとしておすすめですよ。
エンジニアにおすすめ転職エージェント
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Geekly(ギークリー)
IT・WEB・ゲーム業界特化の転職エージェント!IT求人数は業界最大級を誇り、一都三県・関西圏に強い! -
マイナビIT AGENT
マイナビのコネクションを活かした、人気企業求人や社内SEなどの求人が多数 -
リクルートエージェント(IT)
国内最大の定番エージェント!エンジニアやIT業界の求人も多数保有 -
レバテックキャリア
ITエンジニア経験者向けのハイクラスIT求人が多数!キャリアUPを狙うエンジニア定番のエージェント
応募や内定承諾を急かされることがある
転職エージェントを利用すると、応募や内定承諾を急かされることがあります。
転職エージェントは求職者が紹介した企業に入社を決めて初めて利益が出るビジネスモデルです。
そのため1つでも多くの企業の選考に進んでもらい、内定承諾までのスパンを短くしようとします。
末永
企業の採用がうまくいくと募集が閉じてしまうケースもあるため、応募や内定承諾を急かされることが一概に悪いことではありません。
ただアドバイザーに言われるがままだと、志望度の高い企業への選考対策が不十分なまま面接に臨んだり、じっくり比較できずに内定承諾して後悔したりすることもあります。
そのため応募数や面接のペース配分、スケジュール管理は自分でおこなって冷静に転職先を選べるようにしましょう。
セキュリティエンジニアが転職エージェントを上手に活用するコツ
複数の転職エージェントに登録して比較する
セキュリティエンジニアが転職エージェントを活用するコツの1つ目は、複数の転職エージェントに登録して比較することです。
転職エージェントにもそれぞれ得意とする転職支援の型があります。
例えば未経験でセキュリティエンジニアを目指す人向けなのか、経験者向けでもハイクラス向けなのか一般職向けかといった具合です。
末永
最初から1社に絞って応募を進めてしまうと、サポートが微妙だと思ってエージェントを変えても、応募して選考に進んだものを取り消すことはできません。
そのため、複数のエージェントと会ってみて自分に合う担当者を見つけてみましょう。
また複数のエージェントと会っていることを伝えると、自分たちのところで応募を進めてもらおうとサポートを手厚くしてくれる可能性があるので、伝えてみるのがおすすめです。
初回面談前に経験や転職の目的を整理しておく
転職エージェントを活用するコツの2つ目は初回面談前に経験や転職の目的を整理しておくことです。
なぜかというと、転職エージェントは事前情報と面談でのヒアリングを基にサポートに注力するかやどんな求人を紹介するか決めるからです。
末永
転職エージェントは、できるだけ転職の可能性が高い人を優先的にサポートしようと考えます。
その可能性の高低はどんな顧客を相手にどんな案件に携わってきたのかやその中でどんな経験をしたのか、またどれだけ転職意欲があるかによって判断します。
そのためできるだけ初回面談前にこれまでの経験や転職の目的などを整理しておき、転職エージェントに自分を売り込む気持ちで面談に臨みましょう。
転職エージェントに嘘をつかない
転職エージェントを活用するコツの3つ目は転職エージェントに嘘をつかないことです。
特に転職理由はネガティブなものになりやすいのではっきり伝えない人がいますが、ミスマッチの要因になりうるので避けた方が良いです。
末永
「今何が不満で会社を変えたいのか」が伝わらないと、紹介される求人もずれますし選考に進んで内定が出ても退職理由にそぐわず決めきれないといったことが起こります。
セキュリティエンジニアなどの技術職の場合はスキルマッチするかも重要ですが、最終的に1社に絞る際には経験だけでなく「何を解消したいのか」も大事な選定基準になります。
そのためエージェントには正直に自分の気持ちを伝え、解消するためにどんな方向性で転職活動を進めたらいいか相談するようにしましょう。
エージェントに主導権を握らせない
転職エージェントを活用するコツの4つ目はエージェントに主導権を握らせないことです。
転職エージェントはセキュリティエンジニアのキャリアステップや選考対策の知見が豊富で頼りになる部分も多いです。
ただ、ビジネスモデル上転職をさせないと利益が出ないので早く転職させようと動きます。
エージェントによっては大量応募して1件でも内定を獲得させるという戦略で、明確に意思表示したつもりがなくてもちょっとした一言で応募意思が取れたと判断され勝手に応募されてしまうということも実際にあります。
末永
このように任せきりにしてしまうと、志望度が高い企業の選考対策が万全でないまま面接を受けることになったり、判断基準がないまま内定が出てしまい、良し悪しがわからずに決めきれなかったりします。
そうなってはもったいないので転職活動にかけられる時間や志望順位なども踏まえて、効率よく転職活動を進めるための自分なりの戦略を立てましょう。
戦略を立てたらエージェントにも共有するとより進めやすくなります。変に急かされることもなくなり、また機会損失にならないよう志望度が高い企業の採用状況なども共有してもらえますよ。
セキュリティエンジニアに強い転職エージェント利用の流れ
セキュリティエンジニアに強い転職エージェントの利用の流れは以下の通りです。
それぞれ解説していきます。
登録
転職エージェントへの登録は各エージェントの公式サイトからおこないます。
公式サイトでそれぞれ転職エージェントへの登録ボタンが出てきますので、画面の指示に従って個人情報(氏名・生年月日・連絡先・経歴など)を入力していきます。
末永
登録が完了すると、そのままネット上で面談予約をするか、数日以内に登録した電話番号にオペレーターから連絡が来て面談の日程調整をする流れになります。
面談
面談はZoomなどのオンラインか対面で30〜1時間程度の時間でおこなわれます。
1〜2名のキャリアアドバイザーから転職の意向やこれまでの経験を具体的にヒアリングされます。
ヒアリングの内容としては以下のような内容です。
面談でのヒアリング内容
- 転職エージェントに登録した経緯
- 転職意欲
- 転職理由
- これまでの経験
- 転職の方向性
- 希望条件
- 転職エージェントのサポートで期待すること
末永
転職エージェントは登録時の事前情報や面談でのヒアリング内容を基に紹介する求人の方向性を決めます。
そのため上記の内容に関してはしっかり答えられるように準備しておきましょう。
求人紹介
求人紹介はエージェントによっては初回面談前に求人送付されたり、初回面談時に紹介されたりするケースもあります。
ですが、一般的には面談後にエージェントのシステムやメールなどを使って求人を紹介されることが多いです。
末永
エージェントによって10社程度に厳選して求人を紹介してくれるところもあれば、40社程度幅広く紹介してくれるところもあります。
紹介する求人数はエージェント側で調整可能なので、なるべく多めが良いのか少なめが良いのか希望があれば面談時に伝えるようにしましょう。
求人選定・エントリー
求人選定は紹介された求人の中から転職理由や希望条件に沿って自分でおこないます。
エントリーの方法はサービスによって異なり、担当のキャリアアドバイザーに口頭かLINEなどのテキストで応募意思を伝えるのみのケースと、システムを使っておこなうケースがあります。
末永
ここで気をつけたいのはエージェントに応募意思を伝えて応募するケースで、エージェントによって「推薦」「応募」「エントリー」など様々な言い方をします。
どういう意味かわからずに曖昧に返事をしてしまうと、勝手に応募されてしまうこともあるので、求人紹介されたら一度持ち帰って考えたいとはっきりと伝え、応募意思はテキストで送るようにしましょう。
選考(書類・面接)
書類については面談前に転職エージェントに送付するケースが多いですが、面談時に必ず書類の添削を依頼して問題ないことを確認してから応募意思を伝えましょう。
応募書類の選考結果は3日〜1週間程度で出ます。
転職エージェントから書類選考の結果が来たら面接日程の調整をしますが、結果が来た順ではなく志望順位が低い順に面接日程を調整するのがおすすめです。
末永
基本的に現職と並行して転職活動を進める人が多いと思うので、面接を組める時間も限られます。
最終的に複数社内定が出た状態で比較した方が転職先を決めやすいので、同じタイミングで内定が出るようにスケジュールをうまく調整しましょう。
内定・意思決定
内定が出ると大抵1週間以内が内定承諾期限として設定されます。
他に志望度が高い企業の選考が間に合わない場合などは転職エージェントに交渉して承諾期限を伸ばしてもらうことも可能です。
末永
ただ企業側の採用状況によって承諾期限の延長を受け入れてくれないケースもあります。
そのため最終選考フェーズになったら改めて志望順位を見直し、いつ内定が出ても意思決定できるように準備しておきましょう。
退職交渉
退職交渉は内定が出て、転職先を決めたらすぐにおこないます。
退職交渉に関してはエージェントは関与することができず自分で会社の上司に伝える必要がありますが、タイミングや伝え方に迷ったら転職エージェントに相談してみましょう。
末永
現職を続けながら転職活動をしていると後ろめたさから親しい先輩や後輩に転職を仄めかしてしまう人もいますが、上司にまで情報が回って引き留めにあうこともあるので退職の意思を伝えるのは転職先が決まってからにしましょう。
未経験からセキュリティエンジニアを目指す人向けの基本情報
ここでは未経験からセキュリティエンジニアを目指す人向けの基本情報をお伝えします。
基本的に全くエンジニア経験がないとなるのが難しいと言われるセキュリティエンジニアですが、実際にどんな仕事をするのかや必要なスキルについて解説します。
セキュリティエンジニアの仕事内容
セキュリティエンジニアは、企業の既存システムや新規システム、ネットワークのセキュリティの脆弱性を検査し、それを補うためのセキュリティシステムの提案や開発をおこないます。
セキュリティエンジニアと一口に言っても、企画〜運用・保守まで、フェーズに関わるかによって仕事内容が異なります。
セキュリティエンジニアのフェーズ別仕事内容
-
企画:
開発するシステムのセキュリティ上のリスクを想定し、リスク回避に必要なアプリケーションやセキュリティ機器の導入を企画・提案する。 -
設計:
どんなサーバーやネットワークを使用するかなどの開発の準備からリリース後の運用方法までを検討し、クライアントや開発チームと擦り合わせる。 -
実装:
設計書に基づいて実際に環境を作成する。設計と同じくセキュリティに関する幅広い知識が必要。 -
テスト:
実際に作り上げた環境で脆弱性のチェックをおこなう。 -
運用・保守:
セキュリティが常に最新のものであるように定期的にOSやアプリケーションのアップデートをおこなう。
末永
上記のフェーズのうち、エンジニア未経験者でも入りやすいのは「運用・保守」です。
運用・保守でサーバーやネットワークの監視業務や改善業務をおこないながら、セキュリティの知識を身につけ経験を積みながら設計や企画などの上流工程に幅を広げていきます。
セキュリティエンジニアの将来性
セキュリティエンジニアの将来性は今後も期待できます。
というのも、近年ランサムウェアなどのサイバー攻撃が多発しており、サイバーセキュリティの重要性が高まってきているからです。
末永
セキュリティエンジニアは外部の脅威からシステムやネットワークを守るために予防策を立てたり、事態が発生した時に対処する役割を果たします。
顧客データなどの情報資産が重要になっている昨今なので、今後もセキュリティエンジニアの活躍が期待されているんですね。
セキュリティエンジニアの平均年収
求人ボックスによると、セキュリティエンジニアの平均年収は、473万円です。
またdodaの平均年収ランキングによると、ITエンジニア全体の平均年収は452万円のため、セキュリティエンジニアは平均よりも約20万円高い年収であることがわかります。
末永
ただこの年収はあくまで平均です。企画や設計など上流工程に関わるようになるほど年収が上がる傾向にあり、給与幅はかなり広いです。
セキュリティエンジニアに求められるスキル・知識
セキュリティエンジニアは以下のようなスキルや知識が求められます。
セキュリティエンジニアに必要なスキル・知識
- コミュニケーションスキル
- プログラミングスキル
- セキュリティマネジメント(ISMS)の知識
- ネットワーク・サーバーの知識
- 暗号の知識
セキュリティエンジニアもクライアントにセキュリティ対策の提案や問題が発生した時の事情説明、チームメンバーとのやりとりなど、コミュニケーションが多発する仕事です。
また実装フェーズで設計書に従ってシステムを構築する際にプログラミング言語を使用したり、実際にコードを書かなくてもシステムの脆弱性を調べる際にプログラミングの知識があったほうが理解しやすい点もあります。
セキュリティエンジニアが知っておくと良いプログラミング言語は以下の通りです。
セキュリティエンジニアがよく使うプログラミング言語
- PHP
- Python
- perl
- ruby
- SQL
- C言語・C++言語
その他、セキュリティを強化する対象のネットワークやサーバー、暗号の知識や組織全体でどうセキュリティ対策を運用するかに関する「セキュリティマネジメント」の知識が必要です。
未経験からセキュリティエンジニアを目指す際のポイント
未経験からセキュリティエンジニアを目指す際のポイントは以下の3点です。
セキュリティエンジニアに関連する資格の勉強をする
セキュリティエンジニアに限らず、エンジニアは知識がものを言う世界で変化が激しいので、勉強し続ける必要があります。
セキュリティエンジニアを目指したい場合は、資格の勉強をしながら業務に必要な知識を身につけていくことをおすすめします。
以下の資格はセキュリティエンジニアを目指す際にまず知っておくといい資格です。
セキュリティエンジニアに関する資格
- 情報処理技術者試験
- 情報セキュリティマネジメント試験
- Cisco技術者認定
セキュリティエンジニアに関連する職種で経験を積む
セキュリティエンジニアはインフラ関連のエンジニアの中でも未経験からの転職難易度が高いです。
そのためIT未経験の場合はいきなりセキュリティエンジニアを目指すのではなく、未経験からでも目指しやすい職種でITやインフラの基礎知識を身につけていくのがおすすめです。
未経験でも挑戦しやすいエンジニア職種は以下のようなものがあります。
未経験で挑戦しやすいエンジニア職種
- ネットワークエンジニア:
ネットワークの構築・運用・保守 - サーバーエンジニア:
サーバーの構築・運用・保守 - データベースエンジニア:
データベースの構築・運用・保守
職種未経験可のセキュリティエンジニア職に転職する
セキュリティエンジニア以外でのエンジニア経験がある場合は未経験可のセキュリティエンジニア職に挑戦してみましょう。
ただ、未経験だと運用・保守から入ることが多く、年収が下がったり企業によっては上流工程に携わる機会を得られないケースもあります。
セキュリティエンジニアとしてキャリアアップしていきたい人は入社前にどんなキャリアアップが可能なのかやキャリアアップに必要な実績をしっかりと確認するようにしましょう。
末永
とはいえ、企業の情報を調べるのには限界がありますし、実際にどんな経験を積めるのかを面接で聞き出すのは難しいですよね。
そういった課題を解消するためにはIT業界特化の転職エージェントを活用するのがおすすめです。
末永
IT業界特化型のエージェントならセキュリティエンジニアになる方法や入社後に目指したいキャリアも踏まえた求人を紹介してくれます。
せっかくセキュリティエンジニアになれなかったり、なれたとしても思うような経験を積めなかったということを避けるためにエンジニア領域の転職のプロに相談してみましょう。
エンジニア特化の転職エージェントなら企業と密にコミュニケーションをとり常に最新の現場の情報をキャッチしているマイナビIT AGENT・レバテックキャリア・Geekly(ギークリー)がおすすめです。
ただ上記の3社はエンジニア経験者向けなので、未経験者は未経験者のサポートも得意としているユニゾンキャリアやワークポートがおすすめです。
セキュリティエンジニアになって理想のキャリアステップを踏めるように一度転職エージェントに相談してみてくださいね。
エンジニア・デザイナーの転職に特化した転職エージェント
IT・Web・ゲーム業界に特化!IT求人数は業界最大級を誇り、一都三県・関西圏に強い!
おすすめポイント
- 職種別のキャリアアドバイザーが専任サポート!どんなお悩みも個別に対応
- 書類選考通過率が2.4倍アップ!丁寧なヒアリングをもとにした求人提案が強み
- 書類作成から選考管理までフルサポート!働きながらのIT転職成功率87%
大手上場企業から人気ベンチャー企業、隠れた優良企業の求人が多数!
エンジニアからPM、コンサルタントまで幅広い求人提案が可能!
おすすめポイント
- エンジニアがスキルアップできる求人多数
- 大手からベンチャー企業まで、コンサル、SIer、WEB系の幅広い求人を保有
- 人気の社内SE求人も多数!働き方に合わせた多彩な求人アリ
エンジニアの求人も豊富に保有している
国内最大級の定番エージェント
おすすめポイント
- エンジニア求人は業界最大の10万件以上!
- プログラマーや品質管理、社内SE、テクニカルサポートなど人気の職種を網羅
- 専門のアドバイザーチームがあり、IT・Web業界ならではのサポートが充実
おすすめポイント
- 保有求人7000件以上の約8割が年収600万円以上のハイクラスIT求人
- 大手IT系・Web系企業からスタートアップまで幅広く網羅
- WEB・アプリエンジニア、インフラエンジニア、PM、ITコン、SEなど多様な職種に対応
キャリアアップしたいけど、どんな選択肢があるのかわからないという人は転職エージェントに相談するとキャリアプランが明確になり転職の方向性も定りますよ。