
エンジニアから営業への転職はアリ?20代SEが知っておくべき職種・年収・進め方
「エンジニアから営業に転職できるのか」という疑問にお答えします。
技術知識が活きる営業職の種類、年収への影響、向いている人・向いていない人の特徴まで、20代SEのキャリアチェンジに必要な情報をまとめました。
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この記事でわかること
- エンジニア出身者が営業で評価される理由
- 20代SEが転職しやすい営業職の種類
- 向いている人・向いていない人の判断軸
- 年収への影響とリアルな変化
- 転職を成功させるための具体的な進め方
エンジニアから営業への転職はアリなのか?
結論、20代SEが営業に転職するのは珍しくないです。
転職市場のデータを見ると、エンジニアから営業・ビジネス職への転向は20代のうちに行われるケースが最も多く、特に入社2〜5年目のSEに多い動向です。
背景にあるのは「技術だけではなく、ビジネス全体に携わりたい」という意識の変化です。エンジニアとして働くなかで顧客折衝や要件定義を経験し、もっとフロントに出たいと感じるSEは多く、そのままキャリアチェンジにつながっています。
また、IT業界では技術がわかる営業人材の需要が高く、「エンジニア出身の営業」というポジションはむしろ希少価値が高いのが現状です。
転職市場でのエンジニア出身営業の評価
採用側の企業にとって、エンジニア出身の営業候補者は次の点で高く評価されます。
SaaS・クラウド・システム系の商材を売る際、技術的な質問に答えられる営業は顧客から信頼されやすく、クロージングまでの速度が上がります。純粋な文系営業では補えない強みです。
エンジニアは仕様書や要件定義を通じて問題を構造化して整理する訓練を積んでいます。これは営業における提案書作成や課題ヒアリングで直接活きるスキルです。
特にSaaS・ERPなどの法人向けITツールを扱う企業では、技術がわかる人材を営業として積極採用しています。未経験でも20代なら高いポテンシャル評価が得られます。
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エンジニアのスキルが営業で活きる理由
エンジニアと営業はまったく別の仕事と思われがちですが、実は重なるスキルが多くあります。自分のどの経験が転職先で評価されるのかを知っておくと、面接でのアピールにも役立ちます。
技術をわかりやすく伝える力
エンジニアとして働く中で、非エンジニアのメンバーや顧客に対して技術的な内容を説明する場面は必ずあります。この難しいことを噛み砕いて伝える経験は、営業の現場でそのまま使えます。
特にIT・SaaS系の営業では、競合との差別化を技術的な観点から説明できる担当者は希少です。「なぜこの機能が御社の課題を解決できるのか」を論理立てて話せることは、顧客の信頼獲得に直結します。
論理的に課題を整理する力
営業の本質は顧客の課題を発見し、自社サービスで解決することです。エンジニアが要件定義で身につけた課題を分解して整理する思考は、顧客へのヒアリングと提案設計に直接活用できます。
感覚的に「これ買ってください」と押し込む営業スタイルより、「御社の課題はこれで、弊社のサービスがここで解決できる理由はこうです」と論理で組み立てる営業スタイルの方が、法人営業では評価されます。エンジニアはそれが自然にできます。
ITリテラシーの高さ(SaaS・クラウド系で即戦力)
SalesforceなどのCRM、Slackなどのコミュニケーションツール、各種分析ツールを難なく使いこなせることは、現代の営業職では大きなアドバンテージです。
さらに、自社のサービスがどんな技術で動いているかを理解した上で顧客に説明できる営業は、企業側からも入社後すぐに使える人材として評価されます。
実際に転職を経験した人たちの声も見てみましょう。
← 横にスワイプして体験談を見る →
(Webエンジニア→SaaS営業)
技術の話になると顧客に「詳しいですね」と言ってもらえることが多く、信頼してもらいやすいと感じています。エンジニア経験が思った以上に役立っています。
(システムエンジニア→IT営業)
最初は結果主義の評価に戸惑いましたが、慣れてくると数字で成果が見える面白さがあります。提案書を作るのはエンジニア時代の仕様書作成に近い感覚で、思ったより苦ではなかったです。
転職エージェントに「SE出身は法人IT営業に向いている」と言われて挑戦しました。最初の3か月はきつかったですが、半年後には同期の中でトップクラスの成績になれました。
エンジニアと営業、仕事の違いと乗り越え方
活かせるスキルがあると同時に、乗り越えなければならない壁もあります。事前に知っておくことで対策が立てられます。
評価軸が「プロセス重視」から「結果重視」に変わる
エンジニアの仕事は、良い設計・良いコード・丁寧なテストというプロセスの積み重ねが評価されます。ところが営業は、どれだけ努力しても契約が取れなければ評価されにくい世界です。
この価値観のギャップに最初は戸惑うSEが多いです。「なぜダメだったのか」を分析してしまい、改善案にこだわりすぎて次の案件に気持ちが向かない。これはエンジニア気質の方が陥りやすいパターンです。
営業で成果を出すためには、「ダメだったら切り替えて次へ」という感覚を意識的に身につける必要があります。失注から学ぶことは大切ですが、そこに時間をかけすぎると案件の母数が増えません。うまくいかないことへの切り替えの速さが、営業の生産性を左右します。
タイムマネジメントの感覚が違う
エンジニアは1つのタスクに集中するディープワーク型の働き方が多いですが、営業は複数の案件を同時に管理しながら動くマルチタスク型です。
商談、提案書作成、社内報告、フォローアップ——これらを並行して進めるには、優先順位の付け方と時間の使い方を意識的に変える必要があります。最初のうちはCRMツールやスプレッドシートで案件の進捗を見える化する習慣をつけると、スムーズに適応できます。
20代のうちに転職した方がいい理由
エンジニアから営業へのキャリアチェンジは、年齢が上がるほど難易度が高くなります。理由は2つあります。
1つは、30代以上になると即戦力を求められるケースが増え、未経験での営業転職が通りにくくなることです。20代のうちはポテンシャル採用の枠が広く、未経験でも積極的に採用してもらえます。
もう1つは、エンジニアとしての経験が長くなるほど技術専門家としてのキャリアパスが確立されてしまい、転向に踏み切りにくくなるということです。転職したい気持ちがあるなら、動くなら早い方が選択肢が広いのは間違いありません。
エンジニア出身者に向いている営業職3選
一口に営業といっても種類は様々です。エンジニアのバックグラウンドが最も活かせる3つの職種を紹介します。
クラウドサービス・業務効率化ツール・SaaSプロダクトを法人顧客に提案する営業です。エンジニア出身者が最も多く転職し、最も評価されやすい職種です。
IT系SaaS企業はインサイドセールス(電話・オンライン商談)とフィールドセールス(訪問)に分かれていることが多く、未経験でも入りやすい構造になっています。年収レンジは400万〜700万円台が中心で、成果次第でインセンティブもあります。
(SI系・コンサルティング営業)
顧客の業務課題を分析し、システムやサービスを組み合わせて解決策を提案する営業です。単純なモノ売りではなく、課題解決型の提案が求められます。
エンジニアが得意とする「課題の構造化」「要件定義的な思考」がそのまま活きます。SIer出身のSEであれば特に親和性が高く、顧客との技術的な会話でも信頼を得やすいポジションです。
(完全転身が不安な人向け)
「完全に営業に転身するのは怖い」という方に最初のステップとしておすすめなのが、セールスエンジニア(SE/プリセールス)です。営業と技術の中間に位置するポジションで、商談に同席して技術的な質問に答えたり、デモや概念実証(PoC)を担当します。
営業的なコミュニケーションスキルと技術スキルの両方が求められるため、エンジニアのキャリアを捨てずに「ビジネス側」に近づける選択肢です。外資系IT企業での需要が特に高く、年収は500万〜900万円台と高め。ここから純粋な営業へのステップアップも可能です。
エンジニアから営業への転職、向いている人・向いていない人
これまでの内容を踏まえて、実際に転職を検討すべきかどうかの判断軸を整理します。
- 人と話すことが好きで、対面でのコミュニケーションにストレスを感じない
- コードを書くより、課題解決の提案や企画をしたい
- 数字で成果が見える環境でモチベーションが上がる
- 失敗を引きずらず、切り替えて次に進める
- 収入を早く上げたい・インセンティブで稼ぎたい
- IT・SaaSなど技術知識が活かせる業界の営業を狙っている
- 技術を追求することに強いやりがいを感じている
- ノルマや数字管理のプレッシャーが苦手
- 失注した理由を徹底的に分析せずにいられない
- 安定した作業よりも突発的な対応が多い環境が苦手
- 将来的に技術のスペシャリストとして評価されたい
「向いていない人」の特徴に当てはまっても、前述のセールスエンジニアという選択肢があります。技術を完全に手放さずに、少しずつビジネス側にシフトしていくキャリアパスも十分に現実的です。
年収はどう変わる?リアルな話
転職を考えるうえで、年収への影響は気になるところです。「上がるのか、下がるのか」正直に解説します。
上がりやすいケース・下がりやすいケース
| 転職先のタイプ | 年収の傾向 | 補足 |
|---|---|---|
| IT・SaaS系の法人営業(外資含む) | ↑ 上がりやすい | インセンティブ込みで400〜800万円台も。外資系はさらに高め |
| セールスエンジニア(プリセールス) | ↑ 上がりやすい | 技術×営業のレア人材として500〜900万円台が多い |
| SIer・ベンダー系のソリューション営業 | → 横ばい〜微増 | 基本給は安定しているが、インセンティブは限定的なことも |
| 不動産・保険・有形商材の営業 | ↓ 最初は下がるケースも | 技術知識の優位性が薄く、未経験として扱われやすい |
エンジニアのスキルを活かせるIT系・SaaS系の営業を選べば、多くの場合で年収アップが狙えます。一方で、技術との親和性が低い業界では一時的に年収が下がるリスクもあります。
「どの業界の営業に転職するか」の選択が、年収に最も大きく影響します。転職エージェントに相談しながら、自分のスキルが最も評価される業界・企業を選ぶことが重要です。
末永
IT系・SaaS系の営業を目指すなら、業界特化型のエージェントを使うのがおすすめです。求人の質が高く、企業の内情も教えてもらいやすいためです。
特に外資系IT企業のセールスエンジニアや法人営業を狙うなら、外資系求人に強いエージェントとの併用が効果的ですよ。
転職を成功させるための進め方
「よし、転職しよう」と決めてから内定獲得までの流れを具体的に解説します。
転職エージェントを使うべき理由
エンジニアから営業への転職は、求人サイトの一人応募より転職エージェントの活用が圧倒的に有利です。理由は3つあります。
1つ目は、非公開求人へのアクセスです。IT・SaaS系の優良営業ポジションの多くは、転職サイトに掲載されない非公開求人として流通しています。エージェント登録後にのみ紹介してもらえる求人の方が質が高いことが多いです。
2つ目は、転職先選びのアドバイスです。「エンジニアのスキルが活きる営業職はどれか」「自分の経験でどの企業に通るか」という判断は、転職のプロに相談した方が圧倒的に精度が上がります。
3つ目は、選考対策のサポートです。エンジニアから営業への転職面接では、「なぜ転職するのか」「営業経験がないのにやっていけるか」という質問に対する回答が重要です。エージェントが企業ごとのよく出る質問と適切な回答の方向性を教えてくれます。
2〜3社のエージェントに登録。キャリア相談を通じて「どんな営業職が自分に合うか」を整理するところから始めましょう。
エンジニアとしての経験を営業視点で書き直すのがポイント。「顧客折衝の経験」「要件定義での課題整理」など、ビジネスに近い経験を前面に出します。
IT・SaaS系を軸に、自分のスキルが活きる業界の求人に絞って応募します。一度に多く出しすぎず、質を重視した応募が内定率を高めます。
「なぜ営業に転向するのか」「エンジニア経験をどう活かすのか」という質問への回答を事前に準備します。エージェントの模擬面接も活用しましょう。
年収や入社日の交渉はエージェントが代行してくれます。複数内定が出た場合の比較もサポートしてもらえます。
エンジニアから営業への転職を成功させるには、下記のような転職エージェントへの相談が近道です。
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エンジニアから営業転職に関するよくある質問
エンジニア経験が浅い(1〜2年)でも営業に転職できますか?
転職できます。むしろ20代・経験浅めの段階の方が、ポテンシャル採用の間口が広いため転職しやすいです。エンジニアとしての経験が短くても、「技術的な素養がある」という点は評価されます。SaaS系のインサイドセールスなどは未経験でも積極採用している企業が多く、最初のキャリアチェンジ先として狙いやすいポジションです。
セールスエンジニアと通常の営業、どちらから始めるべきですか?
技術への未練がある・エンジニアとしての専門性を完全に手放したくない場合は、セールスエンジニアから始めるのが自然なキャリアパスです。一方、「人とのコミュニケーションに集中したい」「技術の仕事には戻らないと決めている」という場合は、最初から法人営業として転職した方が成長が早く、収入も上がりやすいです。
IT以外の業界の営業に転職することはおすすめですか?
可能ではありますが、あまりおすすめしません。不動産・保険・OA機器などの業界では、エンジニアの技術知識がほぼ活かせないため「ただの未経験者」として扱われます。スタートラインが同じになってしまうなら、技術知識が強みになるIT・SaaS系の営業に転職した方が有利です。どうしてもIT以外の業界を希望する場合は、転職エージェントに相談して「エンジニアとして評価してもらいやすい企業」を絞り込んでもらいましょう。
転職後、もしエンジニアに戻りたくなったらどうなりますか?
営業経験を積んだ後でエンジニアに戻ることは可能です。むしろ「営業経験があるエンジニア」はプロジェクトマネージャーやプリセールスエンジニアとして高く評価されます。ビジネス視点を身につけたエンジニアは市場価値が上がるため、転職はリスクではなくキャリアの幅を広げる選択とも言えます。
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