フロントエンドエンジニアにおすすめの転職エージェント8選【2024年10月版】
フロントエンドエンジニアにおすすめの転職エージェントを厳選し、それぞれのサービスの特徴、おすすめの人を紹介します。
また、未経験からフロントエンドエンジニアを目指す人向けにフロントエンドエンジニアの仕事内容や必要なスキルについても解説します。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
フロントエンドエンジニアにおすすめの転職エージェント
ここではフロントエンドエンジニアにおすすめの転職エージェントを8つ紹介します。
どの転職エージェント(転職サイト)を使うかによって転職成功の確率も変わるので、自分に合った転職エージェントに出会うために各社の特徴をしっかりと押さえておきましょう。
サービス名 | 求人数 | 特徴 | |
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レバテックキャリア
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◉全体:29,930件
◉フロントエンドエンジニア: 2,129件 |
・年7,000回以上企業にヒアリングし、現場の生の情報をキャッチ
・企業別の対策に強く、内定率が高い ・業界最大級の45万人の求職者が利用 |
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Geekly(ギークリー)
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30,000件以上 |
・東京/神奈川/埼玉/千葉の案件に特化
・求人地域が限定されているからこそ企業への交渉力が強い ・IT業界に特化し10年以上の転職支援実績 |
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マイナビIT AGENT |
求人多数 | ・関東圏に強い
・20〜30代の転職支援が得意 ・IT業界出身のアドバイザーが親身にサポート |
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2024年10月時点の求人数 |
求人数 | 特徴 | ||
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ウィルオブテック |
◉全体:4,290件
◉フロントエンドエンジニア: 130件 |
・コーディングテストを無料で受講可能
・マッチングの精度を高めるため求人を20社程度に厳選 ・企業担当のアドバイザーもついて2名体制でサポート |
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リクルートエージェント(IT)
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◉全体:203,420件
◉フロントエンドエンジニア: 5,023件 |
・求人数が多い
・選考対策に関するセミナーなど面談以外のフォローが充実 |
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ビズリーチ(IT)
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◉全体:26,094件
◉フロントエンドエンジニア:3,351件 |
・ハイクラス向けの転職サイト
・スカウト受信可能 |
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ユニゾンキャリア
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全体:11,728件
※非公開求人含む |
・未経験者からの転職サポートが得意
・利用者の87%が年収アップを実現(※2024年2月時点) |
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ワークポート
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◉全体:106,680件
◉フロントエンドエンジニア:4,473件 |
IT業界専任のコンシェルジュがマンツーマンでサポート | |
2024年10月時点の求人数 |
レバテックキャリア
こんな人におすすめ
●エンジニア経験者
●転職で年収UPしたい人
●将来のキャリアのためにスキルアップを実現したい人
レバテックキャリアは累計45万人が利用するエンジニア経験者専門の転職エージェントです。経験者を対象としていることもあり、保有する求人の約8割が年収600万円以上のハイクラス案件となっています。
運営会社 公式サイト |
レバテック株式会社 https://career.levtech.jp/ |
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得意領域 | IT/金融/メーカー/物流/メディア/不動産/その他 |
対応エリア | 全国 |
レバテックキャリアを利用する前に評判や口コミをチェックしたい人は、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください!
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Geekly(ギークリー)
こんな人におすすめ
●IT領域経験者で年収を上げたい人
●応募したい求人がイマイチ見つからない人
●各職種のプロに相談したい人
Geekly(ギークリー)はゲーム業界やIT・Web領域に特化した転職エージェントです。キャリアアドバイザーの専門性が高く、特定企業に対する交渉力が強いのが特徴です。
運営会社 公式サイト |
株式会社Geekly(ギークリー) https://www.geekly.co.jp/ |
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得意領域 | IT・Web・ゲーム |
対応エリア 拠点 |
東京/神奈川/埼玉 東京 |
Geekly(ギークリー)について詳しく知りたい人は、こちらの記事で紹介しているので、ぜひ合わせて読んでみてくださいね!
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マイナビIT AGENT
こんな人におすすめ
●エンジニアの実務経験がある人
●IT業界を熟知しているアドバイザーに、自分のキャリアについて相談したい人
●業界大手のマイナビにしかない非公開求人を紹介してほしい人
マイナビIT AGENTはマイナビグループが提供するIT業界・Web業界に特化した転職エージェントで、とくに20代〜30代のITエンジニアの転職支援を得意としています。
またIT・Web業界出身のキャリアアドバイザーが専任でサポートをしてくれます。
経験者だからこそ分かる視点で求人を紹介してくれるので利用者の転職後の年収は全体で74%ほどUPしており、人によっては前職と比較して110万円増えたケースもあります。
運営会社 公式サイト |
株式会社マイナビ https://mynavi-agent.jp/ |
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得意領域 | IT/金融/メーカー/物流/メディア/不動産/その他 |
対応エリア | 日本全国・海外 |
マイナビIT AGENTについてもう少し詳しく知りたい人は下記の記事で解説しているので、合わせてご覧ください!
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ウィルオブテック
こんな人におすすめ
●専属エージェント2名による多角的なサポートを受けたい人
●年収150万円以上UPの実績があるサポートを受けたい人
●大手有名企業からベンチャー・スタートアップ企業まで幅広い求人を見たい人
ウィルオブテックはITエンジニアに特化した転職エージェントで経験者向けの求人が多いです。
ウィルオブテックのサポートの特徴として2名体制で転職支援をおこなうのが特徴です。
キャリアアドバイザーに加え、企業担当者とのやり取りをしているリクルーティングアドバイザーも専属で担当してくれるため、多角的な視点からサポートを受けることができます。
運営会社 公式サイト |
株式会社ウィルオブ・ワーク https://willof.jp/ |
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取引実績 | sansan・speee・cyberAgentなど |
対応エリア 拠点 |
東京/神奈川/埼玉 東京 |
ウィルオブテックについて詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてみてください!
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リクルートエージェント(IT)
こんな人におすすめ
●初めて転職エージェントを利用する人
●業界大手のリクルートにしかない独占求人を紹介してほしい人
●IT業界へ未経験で挑戦したい人
リクルートエージェント(IT)は人材紹介業界最大手のリクルートグループが運営しており、IT・Web業界の転職も得意としています。
他のIT特化エージェントは領域・分野が偏っているのですが、リクルートエージェント(IT)は5つの領域(ハードウェア・ソフトウェア・インターネット・情報処理・情報通信)の求人を取り扱っているだけでなく案件も多く、充実しています。
運営会社 公式サイト |
株式会社リクルート https://www.r-agent.com/ |
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得意領域 | IT/Webの全職種 |
対応エリア | 全国・海外 |
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ビズリーチ(IT)
こんな人におすすめ
●エンジニア経験者
●エンジニアとして年収アップを目指したい人
●スカウトサイトも併用して、万全の転職にしたいエンジニア
ハイクラス転職に強いビズリーチではIT・エンジニア向けの転職実績も豊富で、年収800万円以上のエンジニア求人が22,000件以上 (2024年10月時点)もあります。
また、ビズリーチ(IT)の最大の特徴は、転職後の年収が平均で120万円アップしている点です。
大企業や事業会社の高年収エンジニア求人があるだけではなく、経歴を確認したヘッドハンターがあなたのキャリアに沿った年収アップ、キャリアアップ可能な求人を紹介してくれます。
運営会社 公式サイト |
株式会社ビズリーチ https://www.bizreach.jp/ |
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業種例 | IT/インターネット・メーカー・商社・コンサルティング・金融 |
対応エリア | 全国・海外 |
ビズリーチについて詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてみてください!
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ユニゾンキャリア
こんな人におすすめ
●未経験からITエンジニアになりたい20代
●エンジニア経験のある24歳〜40歳
●成長意欲ある企業に出会いたい人
ユニゾンキャリアは2021年1月にできた比較的新しいIT特化の転職エージェントです。
ユニゾンキャリアの特徴は何と言っても、利用者のうちエンジニア経験者の83%が年収アップしている点です。
また、IT業界未経験者への対応にも強く、IT業界出身のアドバイザーが企業の内部事情までしっかりと伝えてくれます。結果的にGoogle口コミでは4.8点を取るなど利用の満足度も高いです。
運営会社 公式サイト |
株式会社ユニゾン・テクノロジー https://unison-career.com/company/ |
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得意領域 | 業界:IT/WEB業界 |
対応エリア | 東京、埼玉、千葉、茨城、群馬、栃木、愛知、大阪、兵庫、京都、福岡 |
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ワークポート
こんな人におすすめ
●ゲーム業界も検討している人
●管理アプリを使いたい人
●手厚いサポートを受けたい人
ワークポートは、IT・ゲーム業界に強みを持つ総合型の転職エージェントです。
総合型とはいえ、全公開求人の3割はITエンジニア系の求人となっているため、ワークポートはエンジニアにおすすめの転職エージェントだと言えます。
運営会社 公式サイト |
株式会社ワークポート https://www.workport.co.jp/ |
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得意領域 | IT業界・Web業界・ゲーム業界 |
対応エリア | 全国・海外 |
ワークポートについてさらに詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてみてください。
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フロントエンドエンジニアが転職エージェントを利用するメリット
フロントエンドエンジニアが転職エージェントを利用するメリットは大きく3つあります。
転職活動をエンジニア転職のプロにサポートしてもらうと、効率よくより納得感のある転職ができる可能性も高まるので、メリットを理解して活用しましょう。
転職エージェントを利用するメリット
転職の方向性にマッチした求人を紹介してくれる
IT業界特化の転職エージェントはフロントエンドエンジニアとしての理想のキャリアビジョンに沿って求人を紹介してくれます。
IT業界特化のエージェントだと様々なIT関連職種の転職支援をおこなっているので、どの企業でどんな経験を積むことができるのかに詳しいです。
末永
書類選考や面接の対策をおこなってくれる
IT業界特化の転職エージェントは書類の添削や模擬面接などの選考対策をおこなってくれます。
エージェントは企業がどんな人材を求めているかを把握しているので、各社の面接でのアピールポイントを教えてくれます。
末永
特に中途採用の選考ではフロントエンドエンジニアとしてどんな経験やスキルがあるのか、それを入社した後どう活かすのかを問われます。
即戦力として活躍できることをアピールできるように転職エージェントに選考で抑えるべきポイントについてアドバイスをもらうと良いですよ。
内定後の条件交渉を代わりにおこなってくれる
IT業界特化の転職エージェントは内定後の条件交渉を代わりにおこなってくれます。
特に年収交渉は企業のあなたに対する採用意欲や他社の選考状況なども踏まえておこないます。
末永
実際にこの記事で紹介しているレバテックキャリアやGeekly(ギークリー)といったIT専門のエージェントでは利用者の70%以上が年収アップしています。
フロントエンドエンジニアが転職エージェントを利用するデメリット・注意点
ここではフロントエンドエンジニアが転職エージェントを利用する際のデメリットや注意点をお伝えします。
IT業界特化のエージェントは企業から紹介手数料をもらう分、求職者は無料で利用できます。
その一方で、エージェントに任せすぎてしまうと失敗するケースもあるので、利用する際の注意点について知っておきましょう。
気づいたら勝手に応募されていることもある
転職エージェントによっては勝手に数十社応募されてしまうことがあります。
転職エージェント経由で応募する場合、複数のエージェントから1つの求人に応募することはできません。
一度応募して選考に進むと、書類の訂正や他の転職エージェント経由への切り替えが難しくなります。
末永
そのため転職エージェントとしてもいかに自社経由で応募してもらうかが勝負になり、とにかく大量応募させることを戦略とするエージェントもあります。
十分な対策ができずに面接に臨んだり、他の内定が出揃っていない状態で内定承諾したりするのは勿体無いです。
そうならないためには、求人紹介されたら曖昧な返事はせず一度持ち帰るとはっきり伝え、テキストで応募意思の有無を残すといいですよ。
担当者と相性が合わないこともある
IT業界特化の転職エージェントでも担当者と相性が合わないケースもあります。
キャリアアドバイザーも人なので、コミュニケーションスタイルが合わなかったり、経験の差や得意領域が異なることで期待したサポートが得られないこともあります。
末永
担当者が合わないと感じた場合は担当変更を依頼するか、他の転職エージェントにも相談するのがおすすめです。
選考に進む前に相性の良し悪しがわかるとより良いので、応募に進む前にいくつかのエージェントに複数登録するのがおすすめです。
末永
複数社比較して自分に合ったサポートをしてくれるアドバイザーを見極めましょう。
ちなみに複数登録するなら、エンジニアの転職支援に強いレバテックキャリア・Geekly(ギークリー)・マイナビIT AGENTの3社は最初に登録する転職エージェントとしておすすめですよ。
エンジニアにおすすめ転職エージェント
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マイナビIT AGENT
マイナビのコネクションを活かした、人気企業求人や社内SEなどの求人が多数 -
レバテックキャリア
ITエンジニア経験者向けのハイクラスIT求人が多数!キャリアUPを狙うエンジニア定番のエージェント -
Geekly(ギークリー)
IT・WEB・ゲーム業界特化の転職エージェント!IT求人数は業界最大級を誇り、一都三県・関西圏に強い! -
リクルートエージェント(IT)
国内最大の定番エージェント!エンジニアやIT業界の求人も多数保有
応募や内定承諾を急かされることがある
転職エージェントを利用すると、応募や内定承諾を急かされることがあります。
転職エージェントは求職者が紹介した企業に入社を決めて初めて利益が出るビジネスモデルです。
そのため1つでも多くの企業の選考に進んでもらい、内定承諾までのスパンを短くしようとします。
末永
企業の採用がうまくいくと募集が閉じてしまうケースもあるため、応募や内定承諾を急かされることが一概に悪いことではありません。
ただ事前準備ができていない状態で面接を受けて失敗したり、比較対象がないまま内定承諾をして後で不安になったりすることもあります。
そのため応募数や面接のペース配分、スケジュール管理は自分でおこなって冷静に転職先を選べるようにしましょう。
フロントエンドエンジニアが転職エージェントを上手に活用するコツ
複数の転職エージェントに登録して比較する
フロントエンドエンジニアが転職エージェントを活用するコツの1つ目は、複数の転職エージェントに登録して比較することです。
転職エージェントにもそれぞれ得意とする転職支援の型があります。
例えば未経験でフロントエンドエンジニアを目指す人向けなのか、経験者向けでもハイクラス向けなのか一般職向けかといった具合です。
末永
最初から1社に絞って応募を進めてしまうと、サポートが微妙だと思ってエージェントを変えても、応募して選考に進んだものを取り消すことはできません。
そのため、複数のエージェントと会ってみて自分に合う担当者を見つけてみましょう。
また複数のエージェントと会っていることを伝えると、自分たちのところで応募を進めてもらおうとサポートを手厚くしてくれる可能性があるので、伝えてみるのがおすすめです。
初回面談前に経験や転職の目的を整理しておく
転職エージェントを活用するコツの2つ目は初回面談前に経験や転職の目的を整理しておくことです。
なぜかというと、転職エージェントは事前情報と面談でのヒアリングを基にサポートに注力するかやどんな求人を紹介するか決めるからです。
末永
転職エージェントは、できるだけ転職の可能性が高い人を優先的にサポートしようと考えます。
その可能性の高低はどんな顧客を相手にどんな案件に携わってきたのかやその中でどんな経験をしたのか、またどれだけ転職意欲があるかによって判断します。
そのためできるだけ初回面談前にこれまでの経験や転職の目的などを整理しておき、転職エージェントに自分を売り込む気持ちで面談に臨みましょう。
転職エージェントに嘘をつかない
転職エージェントを活用するコツの3つ目は転職エージェントに嘘をつかないことです。
特に転職理由はネガティブなものになりやすいのではっきり伝えない人がいますが、ミスマッチの要因になりうるので避けた方が良いです。
末永
「今何が不満で会社を変えたいのか」が伝わらないと、紹介される求人もずれますし選考に進んで内定が出ても退職理由にそぐわず決めきれないといったことが起こります。
フロントエンドエンジニアなどの技術職の場合はスキルマッチするかも重要ですが、最終的に1社に絞る際には経験だけでなく「何を解消したいのか」も大事な選定基準になります。
そのためエージェントには正直に自分の気持ちを伝え、解消するためにどんな方向性で転職活動を進めたらいいか相談するようにしましょう。
エージェントに主導権を握らせない
転職エージェントを活用するコツの4つ目はエージェントに主導権を握らせないことです。
転職エージェントはフロントエンドエンジニアのキャリアステップや選考対策の知見が豊富で頼りになる部分も多いです。
ただ、ビジネスモデル上転職をさせないと利益が出ないので早く転職させようと動きます。
末永
エージェントによっては明確に意思表示したつもりがなくても、「興味がある」といった言葉だけで40〜50社勝手に応募するところも実際にあります。
そうなると、志望度が高い企業の選考対策が万全でないまま面接を受けることになったり、判断基準がないまま内定が出て、良し悪しがわからずに決めきれなかったりします。
末永
そうなってはもったいないので転職活動にかけられる時間や志望順位なども踏まえて、効率よく転職活動を進めるための自分なりの戦略を立てましょう。
戦略を立てたらエージェントにも共有するとより進めやすくなります。変に急かされることもなくなり、また機会損失にならないよう志望度が高い企業の採用状況なども共有してもらえますよ。
エンジニアにおすすめの転職エージェントは下記の記事でも解説しています。
転職エージェントを利用するメリットもデメリットも両方踏まえてうまく活用し、転職を成功させましょう。
未経験からフロントエンドエンジニアを目指す人向けの基本情報
ここでは未経験からフロントエンドエンジニアを目指す人向けに仕事内容や必要なスキルなどの基本情報をお伝えします。
フロントエンドエンジニアの仕事内容
フロントエンドエンジニアは、WEBサイトやアプリケーションの表示画面を設計・開発するエンジニアです。
大枠の業務内容としては「サイト設計」「UI設計」「コーディング」の3つに区分できます。
フロントエンドエンジニアの業務
-
サイト設計:
WEBサイトやアプリの機能の実装方法の検討 -
UI設計:
・画面のデザインの設計
・デザインの実装方法の検討 -
コーディング:
JavaScript、HTML、CSSなどを使用したコーディング
末永
フロントエンドエンジニアはWEBサイトやアプリのユーザーの目に触れる部分を開発する役割ですが、コーディングだけでなくデザインやサーバーに関わる機会もあり、業務範囲が広いです。
フロントエンドエンジニアに求められるスキル・知識
フロントエンドエンジニアは以下のようなスキルや知識が求められます。
HTML・CSSのスキル
HTMLやCSSはWEBサイトを作る際に使う言語です。
簡単にいうと、HTMLはWEBサイトの構造を示すもので、CSSはWEBページのデザインをするものです。
- HTML:「これは見出し」「これは本文」「これは画像」などページの中の要素を示すもの
- CSS:「この文字の色は青」「この文字の大きさは10px」などそれぞれの要素に対しスタイルを指定するもの
末永
フロントエンドエンジニアはWEBサイトやアプリの画面表示を設計するので、これらの言語の習得は必須です。
JavaScriptのスキル
JavaScriptはHTMLやCSSによってデザインされた画面に動きをつけるのに必要なプログラミング言語です。
例えばポップアップを表示させたり、画像を何枚も切り替えたりするのはJavaScriptの実装によるものです。
末永
HTMLやCSSのみだと、文字や画像を表示させることはできても、表示を切り替えたり、必要な情報だけを表示させたりすることはできません。
フロントエンドエンジニアはデザイン性とUIの観点からWEBサイトやアプリケーションの設計をおこなうのでJavaScriptのスキルも必要になるんですね。
ライブラリの知識
ライブラリはよくある処理をまとめたプログラミングのファイルのことで、開発を効率的におこなうことができます。
今はいくつものライブラリを組み合わせて開発をおこなうのが主流なため、ライブラリの使い方について勉強し、目当てのライブラリをすぐに見つけて活用できるようにしておくと良いですね。
末永
フロントエンジニアの場合はjQueryなどのJavaScriptライブラリを扱えるようになっておきましょう。
サーバーサイドの知識
フロントエンドエンジニアであってもサーバーサイドの知識が必要になります。
というのも、WEBサイト上で入力された情報をサーバー側に渡したり、反対にサーバーにある情報をサイトに表示させたりといった機能を開発するケースがあるからです。
末永
WEBサイトを構築する上でサーバーサイドとの連携は必要不可欠なものなので、どちらもサーバーサイドの知識を持っていると開発を進めやすくなりますね。
コミュニケーションスキル
フロントエンドエンジニアはクライアントや開発チームのメンバーなど様々な人と関わる機会があるので、コミュニケーションスキルは必須です。
コミュニケーションスキルの中でも、クライアントに開発に関する難しい言葉をわかりやすく伝える能力やチームメンバーとタスクの進捗共有をする力が重要です。
フロントエンドエンジニアの平均年収
求人ボックスの給料ナビによると、フロントエンドエンジニアの平均年収は、約557万円で、月給換算だと46万円です。
またdodaの平均年収ランキングによると、ITエンジニア全体の平均年収は452万円のため、フロントエンドエンジニアは平均よりも約100万円高い年収であることがわかります。
フロントエンドエンジニアの年収について詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてみてくださいね。
フロントエンドエンジニアに向いている人
フロントエンドエンジニアに向いている人の特徴は以下の4つです。
ユーザー目線で考えられる人
フロントエンドエンジニアWEBサイトやアプリケーションなどのユーザーが目にする画面の設計・開発をおこないます。
そのため、ユーザーが実際に自分が作成したサイトを見たときにどう感じるかという観点を持っておくことが非常に重要です。
末永
ユーザーにとって見やすいか、使いやすいかといった視点はプログラミング言語の勉強だけでは得られないものです。
普段から自分が利用するサイトやアプリを使って感じたことをメモするなどアンテナを張っておくのも重要ですね。
柔軟に対応できる人
フロントエンドエンジニアの開発現場では、クライアントの要望などにより仕様変更になることが度々あります。
また開発後に修正依頼がくるケースもあるため、「より良いシステムを開発する」という視点で柔軟な対応ができる人が向いています。
勉強し続けられる人
フロントエンドエンジニアに限らずですが、技術は常に進歩しているのでその変化についていくために勉強し続けられるかは重要です。
また最新の技術を取り入れて仕事を効率化して開発の質を上げることできる人は重宝されます。
積極的にコミュニケーションが取れる人
フロントエンドエンジニアはクライアントやチームメンバーなど開発までの過程で様々な人と関わりながら仕事をしていきます。
そのため、周りの人と適切に情報共有し、仕事を依頼したり必要な情報を取りに行ったりするコミュニケーション力が求められます。
末永
フロントエンドエンジニアは設計からおこなう分、関わる人も多いです。
理想のUIを実現するために各所の要望を取り入れながら進めていかなけばならないので、相手に合わせたコミュニケーション力が重要になるんですね。
ここまで未経験でフロントエンドエンジニアに挑戦したい人向けに転職する前に知っておきたい基本情報をお伝えしてきました。
実際に未経験でフロントエンドエンジニアになった人はどのように転職活動を進めていったのかについてより詳しく知りたい場合は転職エージェントに相談してみるのがおすすめです。
「キャリアアップしたいけど、どんな選択肢があるのかわからない」人は転職エージェントに相談すると具体的な求人を通して自分の可能性を知ることができます。