エンジニアからデザイナーへの転職はあり?仕事内容や平均年収の違いを解説!

エンジニアからデザイナーへの転職はあり?仕事内容や平均年収の違いを解説!

    エンジニアの経験を生かした、WEBデザイナー転職は可能でしょうか?

    転職エージェントのキャリアアドバイザーの目線から、デザイナーへの転職に必要なことやメリットをわかりやすくまとめました。

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
詳細プロフィールはこちら

エンジニアとして仕事をしていると、外的な仕事をしているデザイナーのほうが魅力的に感じることが出てきます。

そこでエンジニアからデザイナーへ転職を考える人も少なくありません。

この記事では、エンジニアからデザイナーへ転職を考えている方向けに、エンジニアとデザイナーの違いや、転職した際のメリット・デメリットについて解説します。

エンジニアとデザイナーの違いとは

エンジニアはWEB制作の「裏側」を設計するのに対し、デザイナーは「表側」を担当するという違いがあります。

共通するのは、顧客の要望をヒアリングし、要望に沿ったWEBサイトを設計することです。

エンジニアは、WEB上で利用するアプリケーションやサービスを開発します。

開発する際は、クライアント企業の業務分析やマーケティング、コンサルティング業務を行います。

一方デザイナーは、顧客の要望を聞き、ビジュアルや全体のイメージ、サイト構成を構築します。

ソフトを利用してデザインを起こし、WEBサイトで見れるようコーディングを行います。

細かく言うと、WEBデザイナーは、デザインを担当する「デザイナー」とコーディングを行う「コーダー」の2職種に分類されます。

このように、エンジニアはWEB上で利用する「サービス」を開発するのに対し、デザイナーはWEBサイトデザインなど「WEBサイトの見た目」を設計します。

エンジニアからデザイナーに転職するメリット

エンジニアからデザイナーに転職する場合、仕事内容が多少リンクしているため、今まで培ってきた知識や経験を活かすことができます。

例えば、WEB制作に必要なプログラムの設定や、Javascriptなどのプログラミング言語もエンジニアには多少なじみがあるでしょう。

デザインスキルは未熟であっても、細かいUX(ユーザーエクスペリエンス)部分を理解している人は多いはずです。

そして、エンジニア経験があるデザイナー志望の人の方が採用されやすいことがあります。

システムを組み、プログラムを作成できる、エンジニアとしての経験があるデザイナーは絶対数が少ないため、ニーズは高いでしょう。

このようなことから、エンジニアからデザイナーに転職するメリットは大きいと言えます。

転職エージェント末永 末永

エンジニアからデザイナーに転職したい人は転職エージェントを使って求人情報を探すことをおすすめします。


もし具体的な転職先に検討がついている方は直接応募がいいですが、求人サイトや企業の採用ページには、エンジニアからデザイナーに転職できる求人情報が少ないです。


エージェントを利用すると、具体的な求人情報を紹介してくれるだけでなく、彼らはあなたの資格や経験を推薦してくれるので、より好条件で働ける可能性がありますよ。

エンジニアにおすすめ転職エージェント

  • マイナビIT AGENT
    マイナビのコネクションを活かした、人気企業求人や社内SEなどの求人が多数
  • ウィルオブテック
    ITエンジニア専門エージェント!2名の専属アドバイザーが年収アップをサポート
  • リクルートエージェント(IT)
    国内最大の定番エージェント!エンジニアやIT業界の求人も多数保有
  • レバテックキャリア
    ITエンジニア経験者向けのハイクラスIT求人が多数!キャリアUPを狙うエンジニア定番のエージェント

転職エージェント末永 末永

また、転職エージェント以外にもビズリーチのようなスカウト型の転職サイトを利用するのがおすすめです。


職務経歴書を見たヘッドハンターや求人企業から直接スカウトが届くので、求職者は待っているだけで優良企業と出会うことができますよ。

デザイナーへの転職で+αで必要な知識

デザイナーへ転職するにあたって必要な知識やスキルは以下の通りです。

サイトを作成するための言語知識

デザイナーは、WEBサイトを作成するために、以下の言語を知っておく必要があります。

・HTML/CSS

HTMLは、WEBサイトの土台となる言語です。CSSは、文字に色を付けたりといった、WEBサイトの外観を飾るためのものです。

・Javascript

WEBサイトに動きを付け加え、クリックすると表示を変化させることが可能となります。

グラフィックツールを使うスキル

グラフィックデザインするためのツールを使うスキルが必要となります。

・Photoshop/Illustrator

Photoshopは主に画像の加工、Illustratorはイラストの作成業務に利用します。

・Dreamweaver

ホームページの構成からデザインまでできるソフトウェアです。Dreamweaverのスキルを求める企業が多くなっています。

デザインの知識・スキル

レイアウトや配色、色彩の知識があると、より魅力的なWEBサイトをデザインできます。

これらの知識は、本や学習サイト、スクールなどで習得することが可能です。

また、WEBデザイナーとしてステップアップするためには、以下の知識もあるとさらによいでしょう。

・HTML5、XHTML

新しいHTMLの規格であるHTML5やXHTMLは、最近のWEBサイトに用いられることが多くなっています。

・SEO

検索エンジン最適化を図ることで、検索に強いWEBサイトを構築することができます。

デザイン以外の部分でも、クライアント企業の要望を満たすことが可能です。

・マーケティングの知識

「クライアント企業が顧客を獲得する」という視点に立って、WEBサイトを制作できます。

デザイナーの将来性は?

成長し続けているネット業界で、今後WEBデザインの仕事がなくなることはないでしょう。

ただし、競争が激化していくことが予想されるため、単なる作業者であっては生き残ることは難しくなります。

デザイナーとして生き残るためには、ユーザーがサイトを訪れたときに得られる「感情・経験・行動」までをデザインすることが求められます。

クライアント企業を満足させることに加え、サイトを訪れるエンドユーザーまで見据えた仕事をすることが大切です。

このように、WEBデザイナーになったからといって安泰ということはなく、常により良い技術を提供していこうとする姿勢が求められます。

エンジニアからデザイナーへの転職はアリ?

エンジニアからデザイナーへの転職は、これまで培ったスキルを活かせるためとても有効です。

例えば、前職で培ったヒアリングのスキルを活かすことができます。

さらに、WEB制作に必要なプログラミング言語は、エンジニアにはなじみ深いものであるため、習得する時間を短縮できるでしょう。

また、WEBデザイナーが習得していることが少ないUI・UXに精通していることは、ほかのデザイナーと差別化できる強みとなります。

このように、エンジニアからデザイナーに転職することは、メリットが多いでしょう。

まとめ

エンジニアからデザイナーに転職することは、今まで培った自分のスキルを活かせるため、メリットが大きいと言えます。

デザイナーという職業は将来なくなることはありません。

スキルアップやトレンドを把握することで、顧客の要望に応えることができるデザイナーとして活躍できるでしょう。

転職エージェントを使うメリットはある?

転職サイトに登録して自分で転職先を探すほかに、転職エージェントに相談して転職先を探してもらう方法があります

転職エージェントを利用すると、転職について無料でアドバイスをもらえ、面接日程などの調整も行ってくれます。

さらに、求人を出す企業と接点があるため、社内の雰囲気など裏情報を教えてもらえます。

このように、一人で行う転職活動に比べてたくさんのメリットがありますので、転職エージェントの利用をおススメします。

「数多くの案件の中から選びたい!」といった要望がある場合は、大手エージェントへの相談を進めております。

そこで、今回IT業界での転職を目指す方におすすめの大手エージェントさんをご紹介させていただきます。

エンジニア・デザイナーの転職に特化した転職エージェント

マイナビIT AGENT

大手上場企業から人気ベンチャー企業、隠れた優良企業の求人が多数!
エンジニアからPM、コンサルタントまで幅広い求人提案が可能!

マイナビIT AGENT

おすすめポイント

  1. エンジニアがスキルアップできる求人多数
  2. 大手からベンチャー企業まで、コンサル、SIer、WEB系の幅広い求人を保有
  3. 人気の社内SE求人も多数!働き方に合わせた多彩な求人アリ

マイナビIT AGENTに
相談する

ウィルオブテック

年収UPがデフォルト!ITエンジニアのキャリアアップに特化した転職エージェント

ウィルオブテック

おすすめポイント

  1. 専属2名体制による多角的な視点からのサポート!
  2. ハイクラス求人含めITエンジニア向けの求人が常時数千件以上!
  3. 年収UPを前提とした転職支援!過去に年収150万円以上UPした転職実績あり

ウィルオブテックに
相談する

リクルートエージェント(IT)

エンジニアの求人も豊富に保有している
国内最大級の定番エージェント

リクルートエージェント(IT)

おすすめポイント

  1. エンジニア求人は業界最大の10万件以上!
  2. プログラマーや品質管理、社内SE、テクニカルサポートなど人気の職種を網羅
  3. 専門のアドバイザーチームがあり、IT・Web業界ならではのサポートが充実

リクルートエージェント(IT)に
相談する

レバテックキャリア

ITエンジニア経験者支援に特化した専門エージェント

※登録完了後、お電話にて転職活動のご状況をヒアリングさせて頂きます。
※エンジニア未経験者向けの求人は保有しておりません。

レバテックキャリア

おすすめポイント

  1. 保有求人7000件以上の約8割が年収600万円以上のハイクラスIT求人
  2. 大手IT系・Web系企業からスタートアップまで幅広く網羅
  3. WEB・アプリエンジニア、インフラエンジニア、PM、ITコン、SEなど多様な職種に対応

レバテックキャリアに
相談する

大手や人気企業の求人を多数保有!大手エージェント

大手エージェントには、全業界・職種の求人が集まっています。さらに、大手企業や人気企業の求人を独占で持っていることも。
幅広い選択肢の中から求人を提案してもらいたい、大手企業や人気企業への転職を検討しているという方は登録しておきましょう。

リクルートエージェント

業界No.1!転職者の8割が利用している
国内最大の定番エージェント

リクルートエージェント

おすすめポイント

  1. 求人数が業界No.1!人気企業・大手企業の非公開求人を多数保有
  2. 数の強みを活かした幅広い業界・職種の提案が可能
  3. たくさんの求人の中から比較検討できる

リクルートエージェントに
相談する

doda

CMでおなじみ!顧客満足度トップクラス!
豊富な求人数に加えて、専任アドバイザーの手厚いサポートが強み

doda

おすすめポイント

  1. リクルートと並ぶ、実績豊富な国内最大級の転職エージェント
  2. 20万件以上(2023年3月時点、非公開求人を含む)の求人から、厳選して紹介をしてくれる数少ないエージェント
  3. リクルートが保有していない有名企業の求人に出会える可能性が高い

dodaに
相談する

マイナビエージェント

20代の登録者数No.1!
20〜30代前半・第二新卒向けの非公開求人を多数保有

マイナビエージェント

おすすめポイント

  1. 新卒サイトNo.1のマイナビが運営。若手層を採用したい企業とのコネクションが豊富
  2. 営業、メーカー、金融、ITなどの転職支援に強み
  3. 20〜30代など若手層の転職サポート・アドバイスの手厚さに定評あり

マイナビエージェントに
相談する

line

line

人気の転職エージェント