NTTドコモに転職する方法!中途採用の難易度・ポイントを解説!
NTTドコモの転職難易度について、現役のプロがズバリ解説します。
気になる中途採用情報や新型コロナウイルスに関する対応、評判・口コミなどを分かりやすく説明します。
NTTドコモの中途採用の難易度
NTTドコモの中途採用の難易度は高いです。
というのもNTTドコモは、新卒採用をメインとしているので、中途採用の求人は滅多に出ないためです。
しかし、中途採用の難易度が高いのは、本社の場合であり、グループ会社に中途採用で希望をする場合は、しっかりと面接対策をすれば可能性は充分にあります。
NTTドコモが求める人材や面接対策について、以下の順で、詳しく解説します。
求められる人材
NTTドコモが求める人材は「挑戦心」と「行動力」の2つを持ち合わせた人です。
「挑戦心」とは、新しいコミュニケーション文化の世界を作るという、難しい問題にチャレンジするマインド面を指します。
「行動力」とは、想いを実現するためのアクションを起こし、最後までやり遂げる力のことです。
「挑戦心」と「行動力」を最大限発揮し「未来の世界を支えたい」「未来の世界を変えたい」「今はない新しい何かをつくってみたい」という、強い気持ちを持った人材を求めています。
面接で聞かれること
NTTドコモの面接では、以下のようなことを聞かれます。
- 退職理由
- 志望動機
- 実際に働いたときのイメージ
NTTドコモの面接では、退職理由や志望動機などの一般的なことを聞かれます。
他にも「ドコモで仕事をするとしたら、何が難しいと思うのか?」「何が課題になるのか」といった、実際に働いたときのイメージについてもきかれるので、しっかりと思い描いておきましょう。
もちろん、ただ働いている姿を思い描くのではなく「生じた課題に対して、どのように乗り越えていくのか」を考えておくことが重要になってきます。
NTTドコモでは「物事を客観的に見て、どう課題を捉えているのか」という点を重視する傾向があるので、事前に解決策を用意しておくと良いでしょう。
退職理由と志望動機を、面接官に上手く伝えられる方法を以下で解説しておりますので、ぜひ参考にしてみてください!
NTTドコモの中途採用事情
NTTドコモの職種は大きく分けて2つです。
- 事務系総合職
- 技術系総合職
NTTドコモでは基本的に、新卒のみを採用しています。
中途採用の募集は聞いたことがないので、もし募集が出た場合はかなりの倍率になることが予想されます。
大手企業にはよくあることなのですが、新卒を募集した際に、あまり企業とマッチする人がいなかった場合、人員補充のため中途採用をすることがあります。
グループ会社なら中途採用がある
NTTドコモのグループ会社には、中途採用枠があります。
以下は、NTTドコモのグループ会社一覧です。
- ドコモ・サポート
- ドコモ・システムズ
- ドコモ・テクノロジ
- ドコモCS
- ドコモCS北海道
- ドコモCS東北
- ドコモCS東海
- ドコモCS北陸
- ドコモCS関西
- ドコモCS中国
- ドコモCS四国
- ドコモCS九州
各グループ会社によって業務内容が異なり、必要な経験やスキルも違います。
とはいえ、未経験でも面接が受けられる職種も多いです。
また、正社員募集と契約社員があり、雇用形態も様々となっています。
おすすめの転職エージェント
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また、転職するべきか迷っている人は、NTTドコモのような大手企業から直接スカウトされる可能性があるビズリーチに登録するのがおすすめです。
そして、本社で求められる求人のレベルは非常に高く、特定のハイレイヤー層の転職に強みを持つ転職エージェントに依頼するか、スカウトで引っ張ってくるケースがほとんどです。
ですので、ハイクラスの求人が多いビズリーチへの相談するのも良いでしょう。
もしあなたがエンジニアやデータサイエンティストのような専門職の場合にはマイナビIT AGENTやリクルートエージェント(IT)のようなIT人材の紹介に強い転職エージェントへ相談してみてください。
ミドル・ハイレイヤー層に強い転職サイト・エージェント
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ビズリーチ
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エンジニア・デザイナーにおすすめ転職エージェント
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新型コロナの対応で在宅勤務手当を導入
NTTドコモを含むNTTグループは新型コロナウイルスによる在宅勤務の定着を図るため、2020年10月から在宅勤務手当を国内約18万人の全従業員に1日あたり200円支給することになりました。
また、在宅勤務率5割以上の部署では通勤定期代の支給を廃止し、出社した際にかかった交通費は実費で支給する形に変わります。
新型コロナウイルスの終息は見えず、当面流行が続くとNTTグループは見ています。制度を新たに追加することで、今よりも在宅勤務率を上げたいという狙いがあります。
NTTドコモの平均年収
2020年6月に公開された有価証券報告書によると、NTTドコモの平均年収は870万円です。
基本的には年功序列で上がるケースが多く、勤続年数を重ねるごとに年収もあがっていくという傾向が見られますね。
NTTドコモの年収や残業代、ボーナスや昇給制度について、さらに詳しく知りたい人は以下の記事もぜひ合わせてご覧になってみてくださいね。
NTTドコモの評判・口コミ
NTTドコモの元社員や、現在も働いている社員からの評判を集めてみました。
ぜひ、転職するかどうかの参考にしてみてください。
良い評判・口コミ
どの部署でも研修がしっかりとしているので、安心して働けます。
成果は求められますが、厳しいノルマは特になく、残業に関しては厳しく管理されているので比較的ゆるやかな社風だと思います。
産休や育休の取得にも理解があって、スムーズに取得することができます。
復帰についても、時短対応などをしてくれて、結婚・出産をした女性でも働き続けることができます。
会社として女性管理職を増やしたいと考えているようで、チャレンジするチャンスがたくさんあるのも良い点だと思います。
有給がすごく取りやすいです。チームの人は、有給を取ることに理解があるので、基本的には好きなときに取れます。
長期休暇もあるし、普通に海外旅行にも行けますよ。
通信業界ってブラックなイメージがありましたが、実際に働いてみるとそんなことはないです。
悪い評判・口コミ
年功序列、新卒至上主義なところがあって、中途で入社するとちょっと働きにくさはあります。
いくら経験があっても、新卒と同じ段階からスタートするのも納得いかない部分ですね…。
労働環境は悪くないのですが、モチベーションが保てないです。
同じことをずっと続けていく環境が合わない人は正直な話、向かない会社だと思います。
常に新しいことにチャレンジしたいのなら、他の会社にするべき!
3年ごとに転勤が無理でした。
転勤しなければ減給するし、出世はできません。
海外転勤なんかもあるので、結婚して、子供がいる女の人はキャリアアップできないですね。
そもそもNTTドコモって何をしてる会社?
NTTドコモは創立1991年からこれまで、携帯電話サービスで知名度の高い通信業界の大手企業です。
数ある大手携帯会社の中でも、NTTドコモはシェア数が日本トップとなっています。
携帯電話以外にも、光通信の「フレッツ光」や金融・決済サービスの「d払い」なども有名です。
「新しいコミュニケーション文化の世界の創造」に向けて、個人の能力を最大限に生かし、ユーザーに心から満足を感じてもらえることを目指しています。
日本全国にグループ会社があり、会社ごとに事業内容が異なります。
NTTドコモと他の通信会社との比較
同業他社のKDDIやソフトバンクと比較しても、NTTドコモへの転職は難しいです。
理由としては、KDDIやソフトバンクは中途採用があるのに対し、NTTドコモは新卒メインで中途採用がほぼないので、そもそも転職すること自体が難しいです。
とはいえKDDIやソフトバンクへの転職も簡単というわけではありません。
中途採用の募集があっても、大手企業は人気なので倍率が非常に高くなります。
他の転職者に埋もれてしまわないために、自己分析をしっかりして面接に臨むようにしましょう。
以下の記事では、自己分析についてまとめてありますので、自分の考えや企業に対する思いをまとめるための参考にしてみてください。
NTTドコモへの転職を成功させるコツ
NTTドコモへの転職を成功させるには、転職エージェントの利用がおすすめです。
なぜならNTTドコモの採用サイトで中途採用の募集有無は、転職エージェントに登録をしないと確認ができないからです。
転職エージェントは、非公開求人というものを持っています。他にも面接対策など転職の支援をしてくれるので、転職を考えている人は、登録をしておいて損はないと思います。
普段からNTTドコモの採用担当者と連絡を取っているので、転職エージェントに登録しないと知ることのできない、社風や働きやすさ、所属部署のリーダーの人柄などの情報も教えてもらえます。
ただ、キャリアアドバイザーによってサービスの質やスキル、保有している求人が異なるので、2〜3社複数登録をして利用する転職エージェントを決めるのがベストです。
以下に筆者オススメの転職エージェントをご紹介しますので、ぜひ活用してみてください。
大手や人気企業の求人を多数保有!大手エージェント
大手エージェントには、全業界・職種の求人が集まっています。さらに、大手企業や人気企業の求人を独占で持っていることも。
幅広い選択肢の中から求人を提案してもらいたい、大手企業や人気企業への転職を検討しているという方は登録しておきましょう。
業界No.1!転職者の8割が利用している
国内最大の定番エージェント
ポイント
- 求人数が業界No.1!人気企業・大手企業の非公開求人を多数保有
- 数の強みを活かした幅広い業界・職種の提案が可能
- たくさんの求人の中から比較検討できる
CMでおなじみ!転職者満足度No1!
豊富な求人数に加えて、専任アドバイザーの手厚いサポートが強み
ポイント
- リクルートと並ぶ、実績豊富な国内最大級の転職エージェント
- 約10万件の求人から、厳選して紹介をしてくれる数少ないエージェント
- リクルートが保有していない有名企業の求人に出会える可能性が高い
20代の登録者数No.1!
20〜30代前半・第二新卒向けの非公開求人を多数保有
ポイント
- 新卒サイトNo.1のマイナビが運営。若手層を採用したい企業とのコネクションが豊富
- 営業、メーカー、金融、ITなどの転職支援に強み
- 20〜30代など若手層の転職サポート・アドバイスの手厚さに定評あり
年収500万円以上の転職を目指す人向け
ハイクラス求人は全体的に少ないため網羅するためにも、転職サイトと転職エージェントは両方に登録しておくのがオススメです。
年収600万〜1500万の優良求人を多数掲載している転職サイト
登録しておくだけでスカウト機能が使えるので、どんな企業からどんなスカウトが来るかで、気軽に自分の市場価値を確かめることができますよ。
ポイント
- 企業の採用責任者やヘッドハンターから直接スカウトが届く!
- 中小のエージェントとのコネクションも作れるので、大手エージェントと併用して利用するのがオススメ
- 大手エージェントで取り扱っていないような隠れた優良求人が見つかる
国内3位、高年収求人領域では国内No.1の転職エージェント
外資系企業やコンサル、管理職/専門職への転職サポートに強み(経験者のみ対象)
ポイント
- 年収600〜1500万円の高年収の非公開求人を大量に保有
- 30〜40代のマネジメント層や専門スキルを持った人向けの求人も多数
- 業界・職種別コンサルタントによるレベルの高いサポートを受けられる
エンジニア・デザイナーの転職におすすめの転職エージェント
大手上場企業から人気ベンチャー企業、隠れた優良企業の求人が多数!
エンジニアからPM、コンサルタントまで幅広い求人提案が可能!
ポイント
- エンジニアがスキルアップできる求人多数
- 大手からベンチャー企業まで、コンサル、SIer、WEB系の幅広い求人を保有
- 人気の社内SE求人も多数!働き方に合わせた多彩な求人アリ
エンジニアの求人も豊富に保有している
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ポイント
- エンジニア求人は業界最大の10万件以上!
- プログラマーや品質管理、社内SE、テクニカルサポートなど人気の職種を網羅
- 専門のアドバイザーチームがあり、IT・Web業界ならではのサポートが充実
上記で述べたように、NTTドコモで中途採用がされるケースは稀です。
さらに人気企業のため、公募すると応募が殺到するのを防ぐために、特定の転職エージェントのみに「非公開求人」として依頼する可能性が高いと言えます。
NTTドコモに限らず、大手企業は、転職エージェントのみに募集を依頼しているケースが多いです。
そういった企業への転職を検討されている人は以下の大手エージェントへの利用がおすすめです。