SE(システムエンジニア)の需要や将来性が高い理由は?プロが解説!

se 需要 将来性

    本記事では、SE(システムエンジニア)の需要や将来性が高いと言われている理由について解説しています。

    また、SE(システムエンジニア)の平均年収や働き方、やりがいや大変さ、転職する具体的な方法も紹介しているので参考にしてみてください。

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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SE(システムエンジニア)の需要と将来性は高い

SE(システムエンジニア)をはじめとしたエンジニアは現代おいて非常に需要が高く将来性もあります

現代では様々なIT/Webサービスやアプリケーションの開発がされており、私たちの仕事から日常生活まで多くの場面で利用されています。

また、IT技術の発展やDX化の推進によりSE(システムエンジニア)をはじめとしたIT/Webエンジニア、スマホアプリエンジニア、AIエンジニア、インフラエンジニアなどの需要は高い状態にあります。

SEはシステムの開発や保守・運用などを行っていく仕事で、同じSEでも働き方や保有言語スキル・経験年数で年収も変わってくることも多いですが、スキルレベルを上げていけば高年収を目指すこともできるため将来性も十分にあるといえるでしょう。

では、具体的にSEの需要や将来性が高い理由について説明していきます。

理由①:IT/Webサービスやスマホアプリに対する需要が高い

2007年にiPhone・2008年にAndroidが発売されてから、現在ではスマートフォンの普及率はだいぶ高まっていて、IT/Webサービスやスマホアプリは誰で利用できる身近なものとなっています。

また、消費者のサービス選びにおいて「IT/Webサービスやスマホアプリの有無」「利便性が高さ」は利用するかどうかの判断基準にもなることからも、IT/Webサービスやスマホアプリに対する需要が高いことがわかるでしょう。

そのため、企業側も消費者のニーズに応えて顧客を獲得するためにサービスのデジタル化やIT/Webサービスのスマホアプリ化にも力を入れて開発をしていく流れになっていきました。

その中で、SE(システムエンジニア)とはじめとした開発に携わるエンジニアは、企業にとっても非常に重要な人材であるため、企業からの需要も高い状態となっているのです。

理由②:DX化の推進に対してIT人材が不足している

今までは、IT業界のサービスを中心に業務効率化のためにITサービスの導入を行う企業はありましたが、IT業界に関わらず企業の業務効率化やサービスの質向上のために、ITサービスやシステムの導入は必要であると考えられています。

「DX」という言葉は2018年9月に経済産業省から発表された「DXレポート」をきっかけに日本国内で認知され、2020年12月に総務省が「自治体デジタル・トランスフォーメーション(DX)推進計画」を策定したことで注目度が高まっています。

ですが、DX化が推進されている中でシステムの導入や開発などを行う人材は不足しており、経済産業省が公表した「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」でも、2030年には最大79万人のIT人材が不足するという予測がされています。

そのため、SE(システムエンジニア)を含めたエンジニアの需要は高く人材が不足している状態にあり、スキルを磨けば高い年収で働くことができるということからもSEには将来性があるといえるのです。

理由③:様々な業界でエンジニアの需要が増加している

DX化の推進によりIT業界やITサービスを提供している企業以外にも、自動車業界・製造業・医療業界・小売業界・アパレル業界など様々な業界でDX化のためのIT人材やエンジニアが求められています。

特に、今までITと関わりが薄かった業界ではITサービスの活用やDX化における開発などのノウハウがないため、企業のDX推進のためにDX支援の企業も増えています。

そのような中で、DX化のためにはエンジニアは必要不可欠な存在であることから、SE(システムエンジニア)をはじめとしたエンジニア全体の需要が増加している状況にあるのです。

そのため、SEとして働く人材の中でも特定の業界に精通している人材であればそれだけ市場価値も高くなるため、IT業界以外の経験も武器として活躍していくことができることもSEの将来性が高いといえる一つの理由となります。

SE(システムエンジニア)の仕事内容

SE(システムエンジニア)の仕事は会社の自社システム開発や顧客先のシステムの新規開発・導入支援など企業によって多岐にわたります。

では、具体的にSEの仕事内容にはどのようなものがあるのでしょうか?

システム開発の企画・要件定義

システムの開発を始めるためには、まず企画書の作成を行った上で開発プロジェクトの概要をまとめるといった、開発するシステムやサービスの要件定義が必要です 。

企画の段階では現状の課題や開発目的を明確にして「現状の課題解決のためにシステムを開発・導入が必要なのか」「システムの開発や導入することでどのような利点があるのか」などについてまとめていきます。

また、要件定義は企画をより具体的化していく工程で、どのような機能を入れるべきか、開発に必要な要素や予算・人員・スケジュールなどについてもまとめて要件定義書を作成していきます。

開発するシステムの基本設計・詳細設計

要件定義が終わったら基本設計でシステムの全体像や必要な機能の精査を行い、詳細設計でより具体的なシステム構造や機能のプログラムなどの細かい要件を明確にして仕様書を作成していきます。

基本設計(外部設計)は、システムやサービスの大枠について要件をまとめて整理していく工程で、詳細設計(内部設計)は、プログラム構造やデータの詳細まで決めていき構築段階で問題なく実装できるレベルまで落とし込んでいく工程です。

基本設計と詳細設計はシステムの開発を行う上で非常に重要な要素であり、効率的なシステム構築や機能実装のために必要なものなので、基本設計と詳細設計でシステムの完成状態をイメージできる程度に仕様を明確にしていくことが必要になります。

仕様書に沿ったプログラムの構築・テスト

基本設計や詳細設計で決めた要件やプログラム、コードをまとめたものを仕様書と言いますが、構築段階では仕様書に沿ってシステムの構築や機能の実装をしていきます。

システム開発手法には「機能単位で計画→設計→実装→テストを行うアジャイル開発」と「最初に決めた作業工程に沿って計画・実装・テストを行うウォーターフォール開発」がありますが最近ではアジャイル開発で開発している企業が増えています。

また、テストには「単体テスト」「結合テスト」「総合テスト」など工程によって分けられていますが、基本はテストの要件書に沿って「仕様書通りのシステムになっているか」「エラーやバグがないか」のチェックとデバッグ(修正)作業を行います。

開発後のシステムの保守・運用

システムの開発が終わって導入した後には、システムの監視や定期的なデータのバックアップ、突発的な障害対応やメンテナンス、機能追加、アップデートといった保守・運用業務が必要になります。

システムの保守・運用業務は定型業務となることが多くマニュアルが完備されている場合には経験が薄い方が中心に対応することが多いですが、円滑にシステム運用することは企業活動において重要なため、業務としては非常に大切な役割です。

そのため、エンジニアとして働く場合には開発を行うためのプログラミングスキル以外にも、保守・運用のためのトラブルシューティング能力も重要になるということは覚えておきましょう。

SE(システムエンジニア)の平均年収・案件報酬相場

SE(システムエンジニア)として働いていく場合、正社員の平均年収やフリーランス案件の報酬相場はどの程度なのでしょうか?

SE(システムエンジニア)の平均年収は509万円

求人ボックス給料ナビで公開されている、SE(システムエンジニア)の平均年収は509万円となっています。

また、求人ボックス給料ナビが厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」にて公表されている「システム・エンジニア」に関する平均年収をまとめた年代別の情報では以下のようになっています。

【年代別】SE(システムエンジニア)の平均年収
年代 平均年収 月収 賞与
20~24歳 339万円 25.4万円 35.1万円
25~29歳 445万円 30.6万円 77.2万円
30~34歳 533万円 35.8万円 103万円
35~39歳 573万円 38.7万円 108万円
40~44歳 621万円 42.1万円 115.3万円
45~49歳 651万円 43.4万円 130.3万円
50~54歳 666万円 44.5万円 131.5万円
55~59歳 652万円 44.4万円 119.4万円

出典:求人ボックス給料ナビ

SEとして働く場合、プログラミング言語の種類や経験年数などで年収が変わることもありますが、SEとして働く場合の年代別の平均年収は上記の表が一つの目安となるでしょう。

SEの平均年収は年齢が上がるにつれて、スキルアップや役職につくなどの要因で年収が上がっていき、40代では600万円以上の年収を獲得することも可能です。

また、上記は正社員として働く場合の目安ですが、フリーランスとして独立した場合にはスキルと経験があれば正社員よりも高い年収で働ける可能性もあるため将来性も高いということがわかるでしょう。

SE(システムエンジニア)の案件報酬相場は月50〜70万円

フリーランスエンジニア専用のIT求人・案件検索サイトである「フリーランススタート」で公開されているSE(システムエンジニア)の案件の相場は月50万円〜70万円で年収換算だと600万円〜840万円となっています。

企業によってSEの案件で使われる言語に違いがあり、それぞれの言語で需要や平均年収も変わってきますが相場の目安としては以下の経験年収と報酬額を参考にすると良いでしょう。

  • 経験年数が3年未満|月50万円前後の案件
  • 経験年数が3年以上|月60万円前後の案件
  • 経験年数が5年以上|月70万円前後の案件

SEとして働く場合には、スキルレベルや経験年数、実績や経験した工程などで年収にも差が出てくるため、フリーランスとして独立する場合にはしっかりとスキルレベルを上げて様々な経験を積んでおくことが大切です。

ですが、フリーランスとして実績を積めば正社員の時よりも高年収を目指せる可能性があり、求人数から見てもSEの需要は十分にあるため、将来のキャリアの選択肢としてフリーランスを考えてみるのも良いでしょう。

転職エージェント末永 末永

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SE(システムエンジニア)の働き方とは

SE(システムエンジニア)は働き方によってどのような業務を行うかが変わってきます。

では、具体的に働き方によってどのような違いがあるのでしょうか?

以下では、上記4つの働き方についてそれぞれ解説していきます。

自社開発SE

自社開発SEは、主に外部に提供するシステムの構築や保守・運用などを行なっていく仕事で、自社サービスなどの外部に提供するためのソフトウェアやアプリケーションを中心に開発を行っていきます。

自社開発SEの場合、自社開発以外にもクライアント先にシステム導入のために常駐したり、メンテナンスで定期的に顧客先に出向いたりすることもあるため「自社開発SE=自社サービスの開発・保守・運用に関わる仕事をする」と覚えるのが良いでしょう。

また、自社開発SEは基本的に自社サービスの開発・保守・運用業務を行いますが、企業の規模によってはテクニカルサポートなどの業務も兼任することもあるため社内SEと混同していることもあります。

社内SE

社内SEは自社開発SEとは異なり、自社で活用するシステムの導入や開発をはじめとして、社内でのヘルプデスクやテクニカルサポート業務など幅広い業務対応をしていく役割を担っています。

社内SEはエンジニアの中でもライフワークバランスが取りやすい人気の職種ですが、経験を積めば上流SEとしてプロジェクトの企画や要件定義から基本・詳細設計の業務対応をしていくことも可能です。

また、システム導入や開発に際してベンダーコントロールやチームマネジメント、社内インフラの保守・運用業務の対応など、幅広い業務の経験を積むことができるのも社内SEの特徴といえるでしょう。

SIer・SESの社外SE

SE(システムエンジニア)を雇っている企業の中には、受託でソフトウェアの開発を行ったり、情報処理サービスを提供するSIer企業やSES(準委任契約)で業務を受ける形態のSES企業のように基本的に顧客先に常駐して開発を行う働き方もあります。

SIer企業やSES企業のSEとして働く場合は、基本的に客先に常駐して業務を行なっていくため、幅広い業界の知識や業務経験を積んでスキルの幅を広げていくことができるのも特徴でしょう。

SIer企業は1次請け(元請け)・2次請け、SES企業では3次請け・4次請けと商流に違いがありますが、共通して社外SEとして働く場合、顧客先のエンジニアや外部人材との折衝が必要になるため、コミュニケーション能力が必要になることも多いです。

フリーランス

SE(システムエンジニア)として働いている方の中には経験を積んだ上で独立して、企業に属さずにフリーランスとして働いている方もいます。

フリーランスとして働く場合には請負契約かSESで業務を受けることが多いため、SIer企業やSES企業と似たような働き方になりますが、フリーランスは自身で仕事が選べる点やリモート業務がしやすい点が社外SEとの違いとして挙げられます。

フリーランスはスキルがなければ安定して稼いでいくことは難しいですが、スキル次第では正社員よりも高い年収を実現している方もいるため、キャリアパスの目標として目指している人も多いです。

SE(システムエンジニア)に関する口コミ

SE(システムエンジニア)として働きたいと考えている方に関しては、実際にSEの仕事のやりがいや魅力、きつさや大変さなどが気になる方もいると思います。

本項では、Yahoo!知恵袋ライトハウスなどの口コミを参考にSEのやりがい・魅力、きつさ・大変さに関する口コミを紹介していきます。

SE(システムエンジニア)のやりがい・魅力

評判・口コミ

20代男性

20代男性

クライアント先に常駐しながら仕事をすること多くて、いろんな現場で経験を積んだりいろんな人に会えたりするのが新鮮で楽しいです。


社内SEとか同じSEでも働き方は変わってくるとは思いますが、新しいことを学べる機会が多いので成長を実感できています。

30代男性

30代男性

システムエンジニアとして働いていると、クライアントの要望によってはサーバー構築やデータベース、ネットワーク構築など幅広く対応が必要なこともあります。


特定の技術だけではなく幅広く経験を積むことができるのは将来のことも考えればシステムエンジニアの利点かなと思います。

40代男性

40代男性

上流SEとしてシステム開発の上流をメインで業務をしていますが、クライアントの要望を実現していくのはやりがいを感じます。


クライアントの課題解決のために考えて、予算や要望に応えるように開発を進めていきプロジェクトが無事完了した時には達成感は大きいですね。

SE(システムエンジニア)として働いている場合、働き方によっても自社開発や関連業務をメインで対応するケースもあれば、クライアント先に常駐して開発プロジェクトに携わることもあります。

そのため「会社以外の人と働けて新しい出会いがあって楽しい」「様々な業務経験を積めてスキルの幅が広がる」「クライアントの要望に応えられた時やプロジェクトを達成できた時にやりがいを感じる」というような声がありました。

特に、社外SEはクライアントごとで活用される技術が変わることもあり、人員や経験次第では経験が薄い分野のことにも挑戦する機会は自社開発や社内SEよりも多いため、幅広い経験が積みたいという方は社外SEを目指してみるのも良いかもしれません。

SE(システムエンジニア)のきつさ・大変さ

評判・口コミ

20代男性

20代男性

SESで働いていますが、回される仕事が保守運用ばかりで正直つまらないです。


SESでいろんな仕事に携われると思っていましたが、保守運用ばかりだとスキルが上がる機会もないので早く開発の仕事がしたいです。

30代男性

30代男性

クライアントからの要望が急に変更になったりして期限間近になると残業時間が増えて休日出勤が必要なこともあります。


また、炎上したプロジェクトなんかの場合、会社に泊まり込みで仕事をしなければいけないこともあって正直体力的に相当しんどいと思うこともありますね。

40代男性

40代男性

フリーランスのSEとして様々な現場を経験してきていますが、商流が低くなるほど報酬額が下がっていく上に下請けなので業務が大変な案件が多い印象があります。


フリーランスになった頃にとにかく実績を作るために商流が低い案件を受けましたが、正直労働に対しての対価が全然あっていないなと感じましたね。

SE(システムエンジニア)として働いている場合、所属する企業やプロジェクトによっては「スキルアップが見込めない」「残業や休日出勤が多く体力的にしんどい」「報酬の低い案件の場合、仕事内容と報酬が割に合わない」という意見も見られました。

企業や働き方によってメリットもあればデメリットもありますが、将来のキャリアの見込みがない、体力的にしんどい、労働と報酬が見合っていないと感じた場合には、一度エージェントで転職をするべきか相談してみるのも良いかもしれません。

また、フリーランスの場合でもフリーランスエージェントを利用している場合にはエージェントが仲介に入ってクライアントと交渉してくれることもあるため、困ったことがあればエージェントに相談してみると良いでしょう。

SE(システムエンジニア)に求められるスキルや知識

SE(システムエンジニア)として働いていくためには以下のようなスキルや知識を求められることが多いです。

  • IT全般やシステム開発に関する基礎的な知識
  • 業務を円滑進めるためのコミュニケーションスキル
  • システム開発に必要なプログラミングスキル
  • 対応業務に関連する専門的な知識やスキル

SEとして働く場合には、まずIT全般やシステム開発に関する基礎的な知識は必要不可欠で、社内や社外との折衝をする機会も多いため業務を円滑に進めるためのコミュニケーションスキルも求められることが多いです。

また、開発するシステムによって用いるプログラミング言語は変わってくるため、開発で用いられる言語の中で得意分野を見つけて、その仕事に携わるためのプログラミングスキルを習得することも必要になるでしょう。

そして、SEの仕事ではシステムの開発以外にもインフラの構築や保守・運用業務の対応する可能性もあるため、システム開発以外にもサーバー・ネットワーク・データベース・セキュリティなどに関する専門的な知識やスキルが求められることもあります。

SE(システムエンジニア)が使うプログラミング言語

SE(システムエンジニア)は対応する業務によって用いられるプログラミング言語に違いがあり、どの言語を習得しているかで得意分野や対応業務範囲も変わってきます。

では、SEに必要になるプログラミング言語にはどのようなものがあるのでしょうか?

  • Webアプリケーション開発
    HTML・CSS・JavaScript・Java・PHP・Ruby・Python etc..

  • デスクトップアプリケーション開発
    Java・C言語・C++・C#・VisualBasic・ASP・Object-C・Swift etc..

  • スマホアプリケーション開発
    Swift・Object-C・Java(Android)・Kotlin etc..

  • 汎用系業務用システム開発
    Java・C#・COBOL etc..

  • オープン系業務用システム
    Java・JavaScript・PHP・Ruby・Python・C++・C#・VB.net etc..

  • データベース
    SQL|MySQL・PostgreSQL・SQL Server etc..

開発に用いられるプログラミング言語は目的や開発するシステムの種類よって大きく変わってくるため、開発に携わるエンジニアとして働く場合は得意分野がわかりやすいように特定のプログラミング言語のスキルを身につけていくのが一般的です。

同様にSEとして働く場合でも特定のプログラミング言語の経験を積んでスキルを磨いていけば得意分野や強みを持って働くことができるため、転職もしやすく将来のキャリアも描きやすくなります。

ですが、企業によって主要のプログラミング言語は変わってくるため、未経験からスキル習得をする場合には、まずキャリアについて考えてからプログラミング言語の習得を目指していくと良いでしょう。

SE(システムエンジニア)に必要なプログラミングスキルを身につける方法

未経験からSE(システムエンジニア)になりたいという方は、まず基本的な知識やスキルの習得をしていく必要があります。

未経験者がSEに必要なスキルや知識を身につけてる方法としては「参考書や動画、プログラミング学習サービスなどを活用して独学」や「プログラミングスクールを活用する」という方法があり、それぞれ以下のようなメリットやデメリットがあります。

独学のメリット・デメリット

【メリット】
・比較的低コストで学習をすることができる
・自分のペースで学習を進めることができる

【デメリット】
・参考書やサービス選びなどの手間がかかる
・わからないことは自分で調べる必要がある

プログラミングスクールのメリット・デメリット

【メリット】
・未経験からでも効率的にスキル習得ができる
・転職支援があるコースでは転職活動もできる

【デメリット】
・独学よりも費用がかかってしまう
・サービスが多く選び方がわかりづらい

独学で学習を進める場合「低コストで勉強を始められて自分のペースで学習を進められる」というメリットがある反面「参考書やサービス選びの手間がかかったり、わからないことは自分で調べる必要がある」というデメリットもあります。

特に未経験者の場合は、独学だとわからないことが多くて挫折してしまうケースもあるため、独学はどちらかと言えばエンジニアとしての経験がある方向けの方法になります。

プログラミングスクールは「独学よりも費用がかかる」「サービスが多く選び方が分かりづらい」のはデメリットですが「未経験者でも分かりやすいカリキュラムがあり効率的に学習を進めることができる」のがメリットとして挙げられます。

また、プログラミングスクールでは転職支援があるコースを選べば、スキル習得が完了した後に未経験からでも歓迎の求人の紹介をしてくれるため、スキル習得と転職活動を効率的に進めることができるというのも大きなメリットと言えるでしょう。

転職エージェント末永 末永

SEとしてプログラミングスキルの習得を目指すのであればプログラミングスクールの活用がおすすめです。


以下のスクールでは転職支援なども行っているためスキル習得から転職活動までスムーズに進めていくことができるでしょう。

おすすめのプログラミングスクール

  • UZUZカレッジ
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SE(システムエンジニア)の転職に有効な資格

SE(システムエンジニア)として働く場合、キャリアアップや年収アップだけではなく幅広い業務に対応できるように目的に応じて資格を取得しておくのもおすすめです。

また、資格を取得しておくことで転職時のアピールにもつながるため、自身の目指すキャリアに関連する資格は積極的に取得はしていくと良いでしょう。

エンジニア全般に関連する資格

SE(システムエンジニア)として働いていく場合には、エンジニア全般のスキルや知識が必要になることが多いですが、エンジニア全般のスキルや知識に関する資格には以下のようなものが挙げられます。

  • 基本情報技術者試験
  • 応用情報技術者試験
  • プロジェクトマネージャー試験
  • システムアーキテクト試験
  • ITストラテジスト試験

「SEとして働くためにエンジニア全般に必要になるスキルや知識を身につけたい方」や「キャリアアップのために幅広いスキルや知識を証明できるようにしたいという方」は基本情報技術者試験・応用情報技術者試験がおすすめです。

基本情報技術者試験はエンジニアに必要な基本的なソフトウェア開発やデータ構造などの知識に関して問われ、応用情報技術者試験では基本情報技術者試験に加えて戦略やアーキテクチャ、マネジメント、インフラに関わる知識についても問われます。

また、上流の仕事をしたい場合にはマネジメント関連の資格やシステムアーキテクト、ITストラテジストなどの資格を取得しておくとキャリアアップの際にも役立つでしょう。

プログラミング言語に関する資格

SE(システムエンジニア)として働く場合、プログラミング関連の資格を取得しておくと特定のプログラミングスキルを証明することができるため転職などでもアピールすることができます。

  • Oracle認定Javaプログラマ
  • Javaプログラミング能力認定試験
  • PHP技術者認定試験
  • Ruby技術者認定試験
  • C言語プログラミング能力認定試験
  • CIW JavaScript スペシャリスト
  • Python3エンジニア認定基礎試験
  • Python3エンジニア認定データ分析試験

プログラミング言語に関する資格は、エンジニア全般に関する資格で紹介したような国家資格ではありませんが、特定のプログラミング言語に関するスキルと知識を証明することにつながります。

どちらかといえば実務経験の有無や経験年数の方が転職の際には評価されますが、未経験からチャレンジしたい場合や基礎的な言語スキルの知識や概念の理解がしたいという場合には資格取得を目指すのも良いでしょう。

また、キャリアの幅を広げたい方やスキルの証明がしたい方も資格はアピールにはつながるため、実務経験を積む機会がないという方は資格の取得を検討していくのもおすすめです。

インフラに関連する資格

SE(システムエンジニア)の仕事では、業務範囲によってはインフラの構築や保守運用を行うこともあるため、インフラに関連する資格を取得しておくことでキャリアの幅を広げることにつながるでしょう。

  • AWS認定資格
  • Linux技術者認定試験(LPIC)
  • シスコ技術者認定
  • ネットワークスペシャリスト試験
  • オラクルマスター試験
  • データベーススペシャリスト試験
  • 情報セキュリティマネジメント試験
  • 情報処理安全確保支援士試験

AWS認定資格やLinux技術者認定試験(LPIC)はクラウドサービスや特定のOS環境でのサーバーなどのインフラ構築を前提とした資格のため、取得することでインフラエンジニアやクラウドエンジニアとしてのスキルや知識の証明にもつながります。

また、ネットワーク関連であればシスコ技術者認定試験、ネットワークスペシャリスト試験の資格、データベース関連であればオラクルマスター試験やデータベーススペシャリスト試験などの資格を取得しておくのもおすすめです。

セキュリティであれば情報セキュリティマネジメント試験や情報処理安全確保支援士試験を受験しておくとセキュリティマネジメントなどの知識やスキルの証明につながるので必要に応じて関連する資格を取得していくと良いでしょう。

SE(システムエンジニア)のキャリアプラン

SE(システムエンジニア)として働いていく場合のキャリアとしては主に以下のような選択肢が考えられます。

  • 特定の業界や言語に精通したスペシャリストとして働く
  • 幅広い業界や業務に対応できるジェネラリストを目指す
  • 上流やリーダー経験を積んでマネジメントの仕事をする
  • フリーランスとして独立して企業に所属せずに働く

SEの仕事は、企業によって対応する業界も変わってきますが、社内SEや自社開発SEとして働いていると、特定の業界や言語の専門性が上がり、SIer企業やSES企業に所属していると幅広く対応することがあれば様々な経験を積む機会があります。

そのため、習得しているスキルや経験次第で特定の業界に精通したスペシャリストとして働いたり、幅広い業界や業務に対応できるようにスキルを磨いてジェネラリストを目指していくのもキャリアとしてはありでしょう。

また、上流工程の仕事やチームリーダーの経験を積むことができれば、上流SEやマネジメント層の業務対応をすることができるためキャリアアップを目指したいという方はマネジメント側のキャリアを目指していくのも良いでしょう。

そして、SEとして経験を積んでいった後に、自由に働きたい方や年収を上げていきたい方はフリーランスとして独立する方法もあるため、会社に所属せずに働きたいという方はフリーランスのキャリアを選ぶのも良いでしょう。

SE(システムエンジニア)の転職におすすめのエージェント

SE(システムエンジニア)への転職を目指すのであれば、希望の求人を効率的に探すことができる転職エージェントを活用していくのがおすすめです。

転職エージェントでは、求職者の希望に沿って非公開求人も含めて求人を探してくれて、選考や面接の際には企業情報や面接時のポイントなどの共有もしてくれるため転職活動を効率的に進めることができます。

また、キャリア相談や内定時の条件交渉まで対応してくれるため、一人で転職活動をするのが不安だと感じている方には特におすすめです。

SEの転職エージェントを活用する際には「エンジニアの転職におすすめの転職エージェント」や「大手や人気企業の求人を多数保有している大手転職エージェント」「ハイクラスの転職におすすめの転職エージェント」を活用していくと良いでしょう。

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