未経験からWebマーケティングに転職!プロが仕事内容などを徹底解説
未経験の人でもWebマーケティング職に転職できるのか、プロの転職エージェントがって徹底解説します。
他にも、Webマーケティングの職種や働くメリット・やりがいも併せて解説しています。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
未経験からWebマーケティング職への転職は可能
結論から申しますと未経験からWebマーケターになることは可能です。
なぜなら、Webマーケティング市場は拡大傾向にあるのに対し、Webマーケティングに携わる人の供給が追いついていないからなんですね。
そのため、第二新卒や未経験者を採用している企業が多くなっています。
そこで未経験からマーケティング職へ転職する方法を以下に3つ挙げてみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
上記に挙げた3つの方法について、次でさらに詳しくお話していきますね。
社内異動をしてWebマーケティングに携わる
現職が好きでもWebマーケティングに携わりたい、そんなふうに考えている人もいると思います。
そんな人には、今の会社内で異動をしてWebマーケターになるという方法があります。
というのも、新しい企業の文化にフィットせずに短期離職をしてしまったという事例もあるからなんですね。だからこそ、慣れている現職で異動をまず考えるのが妥当な判断だと言えます。
社内異動についてさらに詳しく知りたい人は以下の記事もご覧ください。
事業会社のWebマーケティング職に最初から申し込んでみる
はじめから事業会社のWebマーケティング職に応募するというのも1つの方法として挙げられます。
ただし、事業会社といっても小規模のベンチャー企業にマーケターとして入社する形を狙うことになります。そこで経験を積んでいき、さらにレベルアップのための転職をするという方法ですね。
しかし、小規模のベンチャー企業であると経営陣のWebマーケティングに対するノウハウが確立されていないため「それマーケターって言うの?」といったようなケースに陥る場合もあります。
もう1つの方法としては、自発的に業務に役立つ経験を積んでから代理店のマーケターや運用担当者にチャレンジするというものが挙げられます。
具体的には、営業経験がなくても自身でアフィリエイトでしっかりと利益を上げていたり、戦略的にSNSを運用して結果を出したりすることですね。
未経験不可が多い理由としては「初心者がマーケティングをやって大丈夫なのか?」とクライアントが考えてしまうからです。
その企業の評判を落としてしまうケースを企業側が考えているからなんです。
無形商材の営業を経験後、広告代理店へ転職する
未経験からWebマーケターになるためには、まず無形商材の営業やソリューション営業を経験するのがおすすめです。
なぜ営業の経験が必要なのかというと、営業の経験を通して数字での達成意欲やビジネス感覚を身につけることができるからです。
Webマーケティングに対して華やかな印象を持っている人も多いですが、実際はセールスの延長になります。
セールスでは顧客と1対1でおこないますが、Webマーケティングの場合はサービスを届けたい相手が1対nとなるので、1対1の経験がないまま100、1000にセールスをおこなうと成果を出しづらくなってしまうからです。
そして無形商材の営業経験を積んだ後は、Web広告代理店のアカウントプランナー(営業)に挑戦するのがおすすめです。
Web広告代理店のアカウントFBプランナーとは、インターネット上に表示されるバナーや動画などの広告枠を販売する営業をおこないます。主に法人や団体に対してインターネット広告の利用を提案します。
Web広告代理店のアカウントプランナーでキャリア形成をしたほうが良い理由としては、以下の3つが挙げられます。
- 多様な施策や広告商品を運用でき、スキルを形成しやすい
- 20代〜30代前半であれば未経験でも転職可能
- Webマーケティング職で求められるスキルが習得可能
上記のようなメリットがWeb広告代理店のアカウントプランナーにはあります。
ですが、以上のように無形商材の営業からWeb広告代理店のアカウントプランナーとキャリア形成をしていくのは遠回りに感じてしまう人もいるでしょう。
しかし、早くWebマーケターになりたいからといってすぐに事業会社に転職しようとし、いつまで経っても転職先が決まらず頓挫してしまうこともあります。
そのためこの方法は遠回りのように感じるかもしれませんが、着実にWebマーケターに近づける方法として非常におすすめです。
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私自身がリクルートからサイバーエージェントに転職し、独立し、SEOや広告などのコンサルとして活躍していた実績もありますので、未経験からWebマーケターになるためのノウハウを提供することができます。
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Webマーケティングの業種・職種
まずWebマーケティングとは、Web上で集客をおこない自社のサービスや商品への購入につなげるための様々な施策をおこなうことです。
Webマーケティングの手法としては、初めにWebコンテンツの制作をおこないます。そして見込み顧客を獲得できるよう、効果的なWebコンテンツを考える役割がWebマーケターです。
ここではいくつかWebマーケティングでおこなう施策を紹介していきます。
SEO対策
まずSEOとは「検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」の頭文字をとった略称です。
検索ユーザが求めているコンテンツを作成することで、検索ランキング向上を目指します。
具体的な作業としては、特定のキーワードで検索された場合に、自社のサイトが検索結果で上位に表示されるよう、ページやサイト内・外を調整します。
次にSEOの大まかな流れを説明すると、最初にどのキーワードでサイトを上位に表示させるかを考えます。キーワードは自社ビジネスに関連したものを選びます。
キーワード選定で大切になってくるのは、狙ったキーワードで実際に検索する人数がどのくらいいるのかという点(検索ボリューム)です。
そして選んだキーワードに合わせて、良質なコンテンツを作成していきます。この作業をおこなうことで、定期的なアクセスを増やし、問い合わせなどのCV(コンバージョン)にも繋がっていきます。
Web広告運用
Web広告運用の主な仕事内容としては、WebサイトやSNSなどのメディア媒体に広告を入稿、運用をおこなうことです。
広告の企画から入稿、分析、改善などを通して最適化をおこなっていきます。
Web広告運用として代表的なものには「リスティング広告(検索連動型広告)」「DSP広告(コンテンツ連動型広告)」「SNS広告」があります。
簡単に説明するとまず「リスティング広告」とはユーザーがWeb上で検索したキーワードに合わせて表示される広告のことで、検索連動型広告とも呼ばれています。
特定の商品やサービスを探しているユーザーの検索に連動して広告を表示する仕組みなので、ニーズの高いユーザーにアプローチをおこなうことができます。
また「DSP広告運用」とはGoogleやYahoo!広告では設定することができない、ターゲティングでユーザーに広告を表示することができる運用方法です。
「SNS広告」とはTwitterやInstagram、LINEなどのSNSプラットフォームに表示される広告のことです。
LPO
LPOとは「Landing Page Optimization」の略称です。ランディングページ最適化のことを指しています。
サイト訪問者の途中離脱を防ぎ、CV(コンバージョン)まで導くことを目的としておこなわれています。
しかし、LPOを導入したからといってすぐに効果が出るわけではないので、市場分析やターゲティングをしてプランを練る事がポイントです。
SNS運用・動画作成
インスタグラムやTwitterなどのSNSの運用やYoutube、TikTokの動画作成などもWebマーケティングの仕事です。
SNS運用は、企業や商品の認知度の向上、ファンづくり、人材採用などを目的として、企業や個人が運営するSNSアカウントの投稿や管理、フォロワーとのやり取りなどをおこないます。
動画作成は、動画マーケティングとも呼ばれ、商品やサービスのブランディング、宣伝活動を目的として、映像コンテンツを作成し活用します。
動画は、文字の媒体と比べて視覚だけでなく聴覚にも訴求できるため、情報を受け取る側の負担も少なく、短時間で多くの情報を提供することが可能です。
SNS、動画いずれも幅広い層からのニーズがあり、市場も拡大しているため、今後さらにトレンドへの関心や変化に対する対応力、発想の柔軟性が求められます 。
Webマーケティング職のやりがい
未経験からWebマーケティング職に転職するのは不安も大きいかと思います。
そこでここではWebマーケティング職のやりがいについていくつかご紹介していきますので、ぜひイメージしてみてくださいね。
上記に挙げた3つについて、次でさらに詳しくお伝えしていきたいと思います。
結果が数値に反映される
やりがいの1つとして結果が数値に反映されることが挙げられます。
どのくらい流入したのかをはじめ、閲覧がどの程度増えたのかなど、明確に数字化されるためモチベーションに繋がります。
またWebマーケティングの施策は失敗することも多く四苦八苦しますが、うまく施策がハマり、結果の数値として出たときの嬉しさがあります。
自分が企画した施策がどのくらいインパクトを与えられているのか客観的に把握できるので、仕事の成果を実感しやすいです。
企業でインパクトのある業務に携われる
マーケティングはモノが売れる仕組みを作ることであり、うまくいくと企業の売上増加に直結します。
ブランディングも施策をおこなえば、それが企業のブランド価値に大きく寄与します。
企業にとって大きなインパクトのある仕事に携わっているという責任感が、仕事をしているというやりがいに繋がります。
またWebマーケティングは将来的に成長が期待されている業界であるため、ベンチャー企業やスタートアップ企業も多いです。そのため、実力によって新し仕事を任せてもらえる企業も多いです。
しっかりと結果や成果を残すことができれば、さらに責任のある仕事やポジションへステップアップできるチャンスに恵まれることもあります。
自分の市場価値を高めることができる
Webマーケティングの経験を積んで知見を広げることで、自分の転職市場における価値を高めることができます。
というのも、Webマーケティングの知識が会社のためだけではなく、自分のスキルアップのためにもなるからなんですね。
仕事をしながら自分の市場価値を上げることができれば、よりハイキャリアへと繋げることもできます。
会社のためはもちろんのこと、自分の市場価値をもっと高めていきたいと考えている人にとって、Webマーケティングは魅力的な職種だと言えます。
未経験からWebマーケティング職に転職するメリット
未経験からWebマーケティング職に転職すると様々なメリットがあります。
ここでは、主なメリットを3つ紹介するので、未経験からWebマーケティング職への転職を考えている人は参考にしてください。
成長市場でキャリアを築ける
Webマーケティング業界はデジタル化が進む現代において、これからも成長が見込まれます。
Webマーケターになることで、Webの基礎知識からデジタルマーケティングの手法、ツールの活用方法まで幅広いスキルを身につけられます。
このような成長・発展を続けている業界で、Webに関する知識やスキルを身に付けた人材は、業界内でもまだまだ少ないこともあり、非常に重宝されるのです。
成長市場であるWeb業界でキャリアを築くことによってキャリアアップにつながります。
多様なキャリアパスがある
Webマーケティング職には多様なキャリアパスがあります。いかにいくつか例をあげます。
- マーケティングコンサルタント
- マーケティング関連のリーダー・ディレクター
- CMO(最高マーケティング責任者)
Webマーケティング職に就くことによって考えられるキャリアパスとして、まずマーケティングコンサルタントがあります。
マーケティングに関して課題を抱えているクライアントに対して、アドバイスやサポートをする仕事です。
社内で実績や経験を積み、マーケティング関連のリーダーやディレクターへ昇進することもキャリアパスの一つです。Webマーケティング職は成果主義の企業が多いので実績を積み重ねることで昇進の可能性が高まります。
CMOとは、「Chief Marketing Officer(チーフマーケティングオフィサー)」の略で、マーケティングに関する最高責任者のことです。
会社の経営層にあたる管理職であり、誰もが簡単になれるポジションではありませんが、リーダーシップや経営戦略なども学び経験を積むことで、目指すべきキャリアパスとなるでしょう。
データ活用や分析スキルが得られる
Webマーケティング職では、データ分析や測定を行い効果を最大化する経験が積めます。そのため、データ活用や分析スキルが得られます。
Webマーケティングには、サイトへの訪問者数や顧客獲得率などの数値を正しく分析し、自社商品の認知度アップや販売促進のために活用することが求められるのです。
また、例えば様々な問題が発生した場合にも、データを基に分析することで、効果的な改善策を立てることができるようになります。
このような、効果的なマーケティング戦略を身に付けられることは、前述した、様々なキャリアパスのための貴重な財産となるでしょう。
Webマーケティング職ではここで紹介した以外にも多くのメリットがあるため、未経験の人が転職するのもおすすめです。
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Webマーケティング職の企業選びのポイント
結論から申しますと、企業選定に迷っている人はマーケティング部門に、どのくらい企業がお金を割いているのかを判断基準にするのが良いです。
しかし今までも述べてきたようにWebマーケティング職に就く方法は、大きく分けて2つあります。
最初から事業会社に転職する方法と、無形商材の営業からWeb広告代理店のアカウントプランナーになりキャリアを形成する方法があります。
事業会社
ではまず事業会社に転職する際のポイントについて紹介していきます。
事業会社の場合でもマーケティング部門にどのくらいお金を割いているのかは必ず確認しましょう。なぜなら、マーケティングはお金をかけなければ、できることが限られてしまうからなんです。
予算額が大きいほど様々な施策を運用できる可能性が高いと言えます。
また「大きな予算に責任を持ちつつ、多様な施策を打ちながらWeb媒体を運用した経験」を持っているWebマーケターは、市場価値が高いと評価されます。そのため、その後のキャリアでも有利になります。
Web広告代理店
次に無形商材の営業からWeb広告代理店のアカウントプランナーに転職する方法の場合です。ここではWeb広告代理店の選び方について説明していきます。
Web広告代理店に転職する際には、その企業の取引先である事業会社がどのくらいマーケティングに予算を割いているのかを確認します。
Web広告代理店の仕組みとして、クライアントである事業会社の広告運用をおこなうことで利益をもらっています。
基本的に広告代理店は手数料として広告費の15%程度を受けとるので、事業会社の広告に対する予算が少ないと、手数料として得られる利益も自動的に少なくなってしまうのです。
そのため、この場合は予算を400万円以上としている事業会社と取引しているWeb広告代理店を選ぶといいでしょう。
Webマーケティング職の仕事内容・年収
ここまではWebマーケティングでおこなう施策を紹介してきましたが、次に業界別の仕事内容や年収について紹介していきます。
Webマーケティング職と一言で言っても、業界によって定義・求められる業務にばらつきがあります。だからこそ、志望する企業の状況については入念にリサーチする必要がありますね。
そこで今回は、以下に挙げた3つの業界に分けて、業務内容や給料の相場などについて紹介していきたいと思います。
では、次でそれぞれ順番に詳しくお伝えしていきます。
広告代理店
広告代理店は事業をする人の支援をおこないます。
総合広告代理店のデジタル部門や専門性に特化した中小の広告運用会社があります。
例を挙げると、大手では電通や博報堂、インターネットに限定したマーケティングですとサイバーエージェントなどがあります。
ですがひとえに広告代理店といっても様々な業務や形があります。
そんな広告代理店のマーケティングの業務内容ですが、以下の3つが主な業務として挙げられます。
業務内容
- クライアントのマーケティングや販売戦略を考える
- 消費者データに基づいた市場のリサーチをする
- 広告運用の代理を請け負う
大手の広告代理店では、企画や予算策定の戦略立案などの上流工程に対するアドバイザリー案件があります。それに対し、中小の広告運用会社は顧客と近い分野での広告運用などがメインとなります。
また、給料については実績や能力に応じて大きく変わってきます。大手広告代理店であれば年収が約800万円以上、中小では300万円以上と大きな差が生じますね。
中小の支援会社であったとしても上のポジションで入社できれば、高年収を狙える可能性があります。
初めに述べたように、未経験からWebマーケティングに挑戦したい人は、中小企業の広告代理店がおすすめです!
大手事業会社
大手事業会社とはメーカーなどを指しますね。今現在、どの商材もデジタル化の推進に伴いWebマーケティングの需要が高まっています。
具体的な例を挙げるとすれば、キリンビールでお馴染みのキリンホールディングスです。
キリンホールディングスでは、複数部門を横断したデジタル部門を企業内に作り、DMP活用を積極的に進めてWebマーケターが活躍できる場を整えています。
そんな大手事業会社のマーケティングの業務内容ですが、幅広いため企業によって異なるものの、以下の3つが主な業務となります。
業務内容
- 提供する商品やサービスのマーケティング・販売戦略を考える
- 消費者データに基づいた市場のリサーチをする
- バリューチェーンの最適化を図る
上記3つが主な業務になるとは思いますが、正社員になるのか契約社員になるのかによっても変わってきます。
また、特定の職種に特化した人材になるのか、コンテンツ制作だけではなくマネジメントまでおこなえる総合的な人材になるのかによっても変わってくる部分です。
そして年収についてですが、先程紹介したキリンホールディングスのマーケティング部門では約300万円から約500万円ほどのようです。
企業によってはその人にしかできないようなスキルを持った人材をエキスパート人材に選び、高待遇を与えることもあります。
ですので、逐一企業の情報をチェックするのがおすすめです!
ベンチャー企業
ベンチャー企業には明確な基準や定義はないものの、一般的にオリジナルのアイデアや技術をもとにして、新サービスや新たなビジネスを展開する企業がベンチャー企業に当てはまります。
また、新規事業を興して急速な成長を目指す新興企業と同じ意味で用いられるケースもあります。
そんなベンチャー企業のマーケティングの業務内容ですが、以下の5つが主な業務として挙げられます。
業務内容
- 全社的な意思決定を支えるマーケティング施策の立案
- ヒト・モノ・カネのマネジメント業務
- 提供する商品やサービスのマーケティング・販売戦略を考える
- 消費者データに基づいた市場のリサーチをする
- バリューチェーンの最適化を図る
十分に経験を積んだWebマーケターであれば、自分に振られたタスクだけではなく、会社の意思決定を支えるような仕事に携われることもあります。また、マネジメントできる可能性もありますね。
大手企業の場合は、個々の役割が細分化されて裁量が小さくなることも多々あります。しかし、ベンチャーの場合は裁量が大きいことが多いため、Webマーケターとしての成長環境が整っています。
またベンチャー企業でのマーケティング職の年収は、マーケティングに力を入れているSansanで490万円〜840万円となっています。
ただ、ベンチャー企業というととても幅広いと思いますが、未経験からWebマーケターとして採用してくれるベンチャーだと多くても50人程度になりますね。
50人以上のベンチャーやプロダクトが優れているITやSaaS系の企業は、経験者などを採用する傾向にあります。
20代の年収に関する記事もございますので、気になる人は一度目を通してみてくださいね。
Webマーケティング職に必要なスキル
Webマーケティング職として働くには、特別な資格は必要ありません。しかし、働く中で様々なスキルが求められます。
ここでは、特に必要とされるスキル3つを紹介します。
コミュニケーション能力
Webマーケティング職に必要なスキルとして、コミュニケーション能力が挙げられます。
Webマーケターとしての仕事は、個人プレーではなくチームでの活動が非常に多いです。
社内外の関係者と緻密な連携を図り、課題を共有して問題を解決することでミッションを果たさなければなりません。
また、ユーザーの心理や悩みなどを深く理解することも求められます。
分析力
Webマーケティング職には、分析力も重要なスキルとして必要です。
分析力とは、テキストや数字などのデータを含む「得られた情報」を読み解く力です。
また、得られたデータをまとめるだけでなく、問題点を発見し原因の究明につなげることが求められます。
分析力により現状の分析を正しく行い、将来の予測を立てるだけでなく、速やかな意思決定が可能になるため、Webマーケティング職に分析力は欠かせないのです。
学習意欲
学習意欲が旺盛であることも、Webマーケティング職に求められる大切なファクターです
Webマーケティング業界は、新しいツールの登場やアルゴリズムの更新など、変化が速い環境下にあります。
昨日習得した情報が、明日になるとすでに古い、あるいは正しくない情報に代わっているなど、常に日進月歩の状態です。
このような変化が激しい状況に柔軟に対応していくために、常に積極的に学習する意欲が求められます。
ここでは、ソフト面で必要なスキルを解説しましたが、未経験の人でもSEOに関する知識やSNSに関する知識があると、面接の際にアピールすることができますよ
Webマーケティングへの志望動機・転職理由
Webマーケティング職へ転職する際に志望動機や転職理由をどうしたら良いか悩んでしまう人も多いと思います。
そこで転職エージェントの立場から、これだけは押さえておきたいという3つのポイントがあります。
それは次の3つなんです。
押さえておくべき3つのポイント
- なぜWebマーケティング職なのか
- なぜその企業なのか
- 過去の経験をどのように活かそうと考えているのか
その中でもとくに「なぜWebマーケティング職なのか」という点は、実体験に紐づけて話すほうが説得力が高まります。
過去にどのような経験をしたのか、その経験から自分のWebマーケティングに対する適性をアピールすれば、企業側もあなたを採用することのメリットを感じやすくなります。
また志望動機を書く際には「Webマーケティングの仕事内容」をできる限り把握しておきましょう。
では具体的にどのような感じで志望動機や転職理由を書いたら良いのか、以下で例文をご紹介します。ぜひ参考にしながら、あなた自身に置き換えて考えてみてください!
志望動機の例文
私は○○会社の営業職として○年間にわたり勤務してきました。顧客データを用いた効率の良い顧客へのアプローチを図る重要性を実感し、独自アンケートの実施や顧客ニーズに合わせた商材を活用するなど、顧客志向を体現するマーケティングのような発想で行動してきました。
それと同時に業務を通してWebマーケティングツールの活用にも強い関心を持つようになりました。様々な企業を調べている中で、開発から企画、販売や導入、活用に関するコンサルティングまで一気通貫でおこない、顧客の成果を高める体制が整っている御社のWebマーケティング職に魅力を感じました。
Webマーケティング職としての経験はありませんが、営業経験を通じて培った顧客への課題解決力を活かして仕事に取り組んでいきたいと考えております。
上記のように実体験を紐づけることに加えて、その企業にしか言えない内容を織り込むようにしましょう。
また、志望動機を考える際に盛り込んだほうが良い2つのポイントは以下の通りです。
上記のポイント2つについて、次でそれぞれ詳しくお伝えしていきたいと思います。
マーケティングの重要性を実感した経験
志望動機を伝える際には、Webマーケティングの重要性を実感した経験を盛り込むのがおすすめです。
上記でご紹介した志望動機の例文でいうと、以下の部分が当てはまりますね。
私は○○会社の営業職として○年間にわたり勤務してきました。顧客データを用いた効率の良い顧客へのアプローチを図る重要性を実感し、独自アンケートの実施や顧客ニーズに合わせた商材を活用するなど、顧客志向を体現するマーケティングのような発想で行動してきました。
このような実体験からWebマーケティングの重要性を実感したこと、その上でどのように業務へ取り組んでいたのかを明確に伝えることがポイントです。
また、重要性を実感したからこそ、仕事として今後チャレンジしていきたいという意思に繋がった、と具体例を示しながら話せるのが理想的ですね。
Webに関する仕事に携わりたいと感じた経験
日常生活に欠かせないWebに関する仕事に携わりたいというきっかけから転職を検討するケースもありますよね。
ただし、その場合には「Web業界の中でなぜWebマーケティングなのか」という部分は明確にしておくべき重要なポイントだと言えます。
上記の志望動機の例文でいうと、以下の部分が当てはまりますね。
それと同時に業務を通してWebマーケティングツールの活用にも強い関心を持つようになりました。様々な企業を調べている中で、開発から企画、販売や導入、活用に関するコンサルティングまで一気通貫でおこない、顧客の成果を高める体制が整っている御社のWebマーケティング職に魅力を感じました。
関心を持ってから調べた業界の成長性や顧客への貢献度など、客観的な情報を踏まえた上で挑戦してみたい気持ちを持ったきっかけを伝えられると、説得力を高められます。
基本的な志望動機の考え方などについては、こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧になってみてくださいね!
Webマーケティング職に未経験から転職するなら
Webマーケティング職への転職を考えているのなら、すべらないキャリアエージェントを利用するのがおすすめです。
すべらないキャリアエージェントは、企業に対してもじっくり切り込んで、求める人物像をしっかりと把握しています。
そのため、内定獲得率は大手転職エージェントの4倍です。
さらに、入社半年後の離職率はたった1.5%となっており、転職者様にとってもマッチした求人が紹介をさせていただいております。
非公開求人も多数保有していますので、気になる人は是非一度ご相談ください。
Webマーケティング業界に強い転職エージェント
ポイント
- キャリアのプロが膨大な求人の中から最適な1社をご提案します。
- 内定決定率30以上!(業界平均6%)企業情報や転職活動に必要な情報を提供!
- リクルートの面接もう安心!元リクルート社員が徹底分析した対策で内定獲得率UP!
ただし、基本的には社内異動でWebマーケティング職へ転換するのは難しいんですね。
なぜなら、専門性が必要な部門なため、経験者を中途採用するか、生え抜きの新卒を初期から配属させる企業がほとんどだからなんです。
小規模のスタートアップ企業などでしたら、兼任で任されるケースは可能性としてあると思いますよ。