
ITコンサル転職エージェントおすすめ8選|SIer・SES出身者の選び方も元リクが解説
SIer・SES出身でITコンサルタントを目指す人向けに、おすすめの転職エージェントと選び方、選考対策までをお伝えします。
ファームごとの年収の伸びや選考の実態、エージェント選びで実際に困った人の悩みと解法まで、業界の中の人目線で解説します。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。

最近、面談していると「エージェントに相談したけどしっくりこない」という方を本当によく見ます。コンサル特化のエージェントが乱立していますし、大手との使い分けに迷っている人も多いんですよね。
そこでこの記事では、まずおすすめのITコンサル転職エージェント8社を比較で示し、そのうえで選び方・年代別戦略・選考対策まで、業界の中の人目線で解説していきます。
おすすめのITコンサル転職エージェント8選【比較表】
ITコンサル転職では、コンサル特化型・IT特化型・大手総合型を組み合わせて使うのが定番です。まず全体像を比較表で示し、そのあと1社ずつ特徴と「どんな人に向くか」を解説します。
| エージェント | タイプ | こんな人におすすめ |
|---|---|---|
| すべらないキャリアエージェント | SIer→コンサル特化 | SIer・SESから上流へ、キャリア設計から相談したい人 |
| MyVisionコンサルティング | コンサル特化 | コンサル各ファームを比較して選びたい人 |
| レバテックキャリア | IT特化 | エンジニア経験を軸に現場情報も知りたい人 |
| Geekly(ギークリー) | IT/Web/ゲーム特化 | スピーディに複数内定・年収交渉を狙いたい人 |
| リクルートエージェント | 大手総合 | 求人数を最大化し、地方求人も見たい人 |
| doda | 大手総合 | 求人を自分でも探しつつ相談したい人 |
| JACリクルートメント | ハイクラス | 外資・年収アップを狙うミドル〜ハイクラス層 |
| ビズリーチ | スカウト型ハイクラス | 自分の市場価値をスカウトで測りたい人 |
IT業界に強いおすすめの転職エージェントなどについて知りたい人は、こちらもご覧ください。
すべらないキャリアエージェント|SIerからITコンサルへの転身に特化
すべらないキャリアエージェントは、元リクルートの末永が代表を務める転職エージェントで、2026年にITコンサル特化の支援も立ち上げました。SIer・SESから上流(ITコンサル)を目指す人のキャリア設計から選考対策までを、長期で伴走します。
特徴
- SIer・SES出身者のITコンサル転職支援に注力
- ケース面接・フェルミ推定など、コンサル特有の選考対策に対応
- 「どのファームを狙うか」のキャリア設計から一緒に整理
すべらないキャリアエージェントの基本情報
| 運営会社 | アクシス株式会社 |
|---|---|
| タイプ | SIer→ITコンサル特化 |
| 主な実績 | 未経験からのリクルートグループ転職実績100件以上/内定率30%以上/入社半年以内の離職率1.5% |
| 対象地域 | 全国 |

ITコンサルは、入るファームより「どのプロジェクトに入って何を積むか」でキャリアが大きく変わります。そこまで一緒に設計できるのが強みです。目先の内定だけでなく、3年後にどこへ抜けるかまで見て提案しますよ。
こんな人におすすめ
- SIer・SESから上流・ITコンサルに転身したい人
- キャリアの方向性から相談したい人
- 入社後の定着まで見据えて選びたい人
MyVisionコンサルティング|コンサル各ファームを横断で比較できる新興特化型
MyVisionコンサルティングは、コンサル業界に特化して急成長している新興エージェントです。コンサル出身のアドバイザーが在籍し、幅広いファームを横断で比較しながら選考対策まで支援してくれます。
特徴
- コンサル業界に特化し、幅広いファームとのネットワークを持つ
- コンサル出身アドバイザーによる選考対策
- 未経験者の採用にも対応し、育成・仕組み化に強い
MyVisionコンサルティングの基本情報
| 運営会社 | 株式会社MyVision |
|---|---|
| タイプ | コンサル特化型 |
| 対象地域 | 全国 |
| すべらない独自調査(51名) | 総合満足度4.4/担当者4.4/対応の速さ4.2/推奨意向90% |
MyVisionは担当者との距離が近く、求人紹介だけでなくキャリア全体について相談しやすかった点が良いと感じました。希望条件を細かくヒアリングした上で求人を提案してもらえたため、ミスマッチが少ない印象でした。
求人を幅広く大量に比較したい人にとっては、やや選択肢が少なく感じる可能性があると思いました。厳選された求人を中心に紹介するスタイルのため、自分から積極的に希望を伝えないと情報量が物足りなく感じる場面もありました。

MyVisionコンサルティングのような新興のコンサル特化は、未経験を採用しつつ育成にもきちんと投資していて、仕組み化やマーケティングが上手いのが特徴です。コンサルが大量採用しているフェーズなので、未経験からの相談にも比較的対応してくれます。老舗特化と併用して比較するのがおすすめですよ。
こんな人におすすめ
- 複数のコンサルファームを比較して選びたい人
- コンサル特有の選考対策を受けたい人
- 未経験からコンサルに挑戦したい人
レバテックキャリア|現場のリアルとIT業界マッピングに強い
レバテックキャリアは、IT業界に特化して業界歴20年、認知率・登録率No.1(GMO第三者調査)の大手IT特化エージェントです。累計登録者は45万人以上にのぼります。
特徴
- IT業界特化で、大手からベンチャーまで幅広い求人
- 現場のマネージャーと直接やり取りし、リアルな情報を保有
- 短期離職率1.2%とマッチング精度が高い
レバテックキャリアの基本情報
| 運営会社 | レバテック株式会社 |
|---|---|
| タイプ | IT特化型 |
| 主な実績 | 業界歴20年/認知率・登録率No.1(GMO第三者調査)/累計登録45万人以上/短期離職率1.2% |
| 対象地域 | 全国 |
| すべらない独自調査(33名) | 総合満足度4.0/担当者4.1/対応の速さ4.3/推奨意向82% |
他社と比べて一番良いと感じたのは、ITエンジニアとしての職務経歴やスキルの深掘りが非常に具体的だった点です。初回面談でこれまでの開発内容や技術選定の背景まで丁寧に聞かれ、その内容を基に求人を厳選して紹介してもらえました。

レバテックはSES・フリーランスマッチング出身なので、人事ではなく現場のマネージャーやPMと直接つながっているのが強みです。「この経験なら、どの業界のどのルートで上流に行けるか」というIT業界のマッピングを踏まえた提案が得意ですよ。
こんな人におすすめ
- エンジニア経験を活かしてITコンサルを目指す人
- 現場のリアルな情報を踏まえて選びたい人
- 地方・全国の求人を比較したい人
Geekly(ギークリー)|スピードと年収交渉に強いIT/Web/ゲーム特化
Geekly(ギークリー)は、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。2023年に東証スタンダードへ上場し、利用者の77%以上が年収アップを実現しています(※2026年4月時点 全職種)。
特徴
- IT・Web・ゲーム業界に完全特化、独占求人も多数
- 動画研修で担当者の質のばらつきが少ない
- 内定までの平均が約28日と決定スピードが速い(※2024年3月時点)
Geeklyの基本情報
| 運営会社 | 株式会社Geekly(2011年設立/2023年東証スタンダード上場) |
|---|---|
| タイプ | IT・Web・ゲーム特化型 |
| 主な実績 | 累計支援23,000件以上※2026年5月時点/利用者の77%以上が年収UP※2026年4月時点 全職種/内定まで平均約28日※2024年3月時点 |
| 対象地域 | 一都三県・関西 |
| すべらない独自調査(46名) | 総合満足度4.1/担当者4.2/対応の速さ4.2 |
求人の更新がとても多いところ。面談でこういう将来を目指していますと伝えると、その道のものを提示してくれたり、近しいものを提示してくれた。沢山の求人を送ってくれるので、選ぶのは大変だがじっくり選べるし比較も出来る。

ギークリーは求人を多めに紹介して複数内定を作り、「A社が600万出しているので御社も」と入札のような形で年収交渉を有利に進められるのが構造的な強みです。ただ連絡が多めなので、登録時に連絡ルールを決めておくと快適に使えますよ。
こんな人におすすめ
- スピーディに転職活動を進めたい人
- 複数内定で年収交渉を有利にしたい人
- 関東・関西でIT/Web系の上流を狙う人
リクルートエージェント|求人数が業界トップクラスの大手総合
リクルートエージェントは、求人数が業界トップクラスの大手総合エージェントです。ITコンサル求人も幅広く、首都圏以外の求人も豊富に扱っています。
特徴
- 求人数が業界最大級で、選択肢の幅が広い
- 地方求人も多く、勤務地の選択肢が広がる
- 職務経歴書の添削・模擬面接など基本サポートが充実
リクルートエージェントの基本情報
| 運営会社 | 株式会社リクルート |
|---|---|
| タイプ | 大手総合型 |
| 主な実績 | 求人数が業界トップクラス/全国・地方求人も豊富 |
| 対象地域 | 全国 |
| すべらない独自調査(50名) | 総合満足度3.5/担当者3.8/対応の速さ3.9/推奨意向58% |
担当者の方と実際に面会すると、親身な態度で私の希望を聞いてくれました。あまり希望が固まっていないことで、明確でない要望ばかりでした。それでも一生懸命引き出してくれたことで、非常に多数の案件を紹介してくれました。

大手は求人の幅、コンサル特化は業界の深さで勝負、というのが基本です。リクルートは網羅性が圧倒的なので、特化型と併用して"抜け漏れをなくす"使い方がいちばん失敗しにくいですよ。
こんな人におすすめ
- まず求人の全体像を広く押さえたい人
- 地方でITコンサル求人を探したい人
- 特化型と併用する軸として使いたい人
doda|求人検索とエージェントを両方使える大手総合
dodaは、求人サイトとエージェントサービスを一体で使える大手総合エージェントです。自分で求人を探しながら、エージェントの提案も受けられます。
特徴
- 求人検索とエージェント提案を併用できる
- ITコンサルを含む幅広い求人をカバー
- サポートが手厚く、はじめての転職でも使いやすい
dodaの基本情報
| 運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
|---|---|
| タイプ | 大手総合型 |
| 主な実績 | 求人検索とエージェント提案を併用できる/求人数が豊富 |
| 対象地域 | 全国 |
| すべらない独自調査(50名) | 総合満足度3.6/担当者3.4/対応の速さ3.6/推奨意向64% |
とにかく求人数が多く、dodaには名前をしっていて、応募したい企業があったのでそこに応募してみたかった。そこ一点狙いで使用させてもらった。結局落ちてしまったが、その企業はそこくらいにしか求人を出していなかったので強みだと思う。
こんな人におすすめ
- 自分でも求人を探しつつ相談したい人
- 幅広い求人から比較検討したい人
- 手厚いサポートを受けたい人
JACリクルートメント|外資・ハイクラス志向のミドル層に強い
JACリクルートメントは、ミドル・ハイクラスに特化した両面型のエージェントです。外資系・グローバル企業や、年収アップを狙う転職に強みがあります。
特徴
- 年収800万円以上のハイクラス求人に強い
- 1人のコンサルタントが企業と求職者の両方を担当する両面型
- 外資・グローバル企業のポジションが豊富
JACリクルートメントの基本情報
| 運営会社 | 株式会社ジェイ エイ シー リクルートメント(東証プライム上場) |
|---|---|
| タイプ | ミドル・ハイクラス特化(両面型) |
| 主な実績 | 1988年設立/年収800万円以上のハイクラス求人に強い/外資・グローバル案件が豊富 |
| 対象地域 | 全国 |
| すべらない独自調査(43名) | 総合満足度3.7/担当者3.6/対応の速さ3.8/推奨意向30% |
担当コンサルタントが業界知識に非常に詳しく、企業とのパイプが強かった点です。外資系や管理職候補の求人が多く、他社では見られなかったハイクラス案件を紹介してもらえました。求人のマッチ度が高く、短期間で効率的に転職活動を進められたのは大きなメリットでした。
全体的にミドル〜ハイクラス向けの求人が中心で、若手や未経験業界を目指す人には向いていないと感じました。また、求人の絶対数はリクルートやdodaに比べると少なく、幅広く探したい場合には物足りない印象です。
こんな人におすすめ
- 外資・グローバル環境でITコンサルを目指す人
- 年収アップを狙うミドル〜ハイクラス層
- 実務経験を活かして即戦力で転職したい人
ビズリーチ|スカウトで市場価値を測れるハイクラス転職サイト
ビズリーチは、スカウト型のハイクラス転職サイトです。登録しておくと企業やヘッドハンターからスカウトが届き、自分の市場価値を客観的に把握できます。
特徴
- 年収1,000万円以上の求人が全体の3分の1以上
- 企業・ヘッドハンターから直接スカウトが届く
- 登録して待つだけでも市場価値がわかる
ビズリーチの基本情報
| 運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
|---|---|
| タイプ | スカウト型ハイクラス |
| 主な実績 | 年収1,000万円以上の求人が全体の3分の1以上/企業・ヘッドハンターからスカウトが届く |
| 対象地域 | 全国 |
| すべらない独自調査(26名) | 総合満足度3.9/推奨意向73% |
検索した時の求人の量が多い。機能が多く長い時間探していても飽きない。自分のアピールポイントが自由に描けるので、自分の言葉を表現しやすい。自分求めているような求人がヒットしやすい検索。
しっかり経歴などを作成しなければ、スカウトにも引っかからない。CMが少し過大な為、実際のスカウト量を見ると現実との差が大きい。入力する打ち込みが多く、入力している間に心が折れそう。
こんな人におすすめ
- 自分の市場価値をスカウトで測りたい人
- 年収1,000万円クラスのポジションを狙う人
- 急がず良いタイミングで動きたい人
そもそもITコンサル転職市場はどうなっている?
エージェントの選び方の前に、今のITコンサル市場を押さえておくと、ファームの違いや選び方がぐっと理解しやすくなります。
SIer・SES出身者の流入がいちばん多い
ITコンサル市場でいま最も多いのが、SIer・SE出身者の流入です。運用保守や開発を数年経験した人が「もっと上流の工程に関わりたい」と考え、コンサルへ移るルートが主流になっています。SIerで上流工程を経験していた人はコンサルのプロジェクトに入りやすいですし、事業会社のDX部門にも引き合いがあるので、横展開しやすいんですよね。

面談していると、SIerの方は皆さん「上流に行きたい」とおっしゃいます。テスト・運用保守のまま固定化されると、転職市場での選択肢がだんだん狭くなります。AIで運用の需要も減っているので、30代半ばまでに動いた方が、選択肢は確実に広がりますよ。
SIerとITコンサルの違いや、SIerからITコンサルへの転職に役立つ情報は、以下の記事でもまとめています。
年収の伸びしろが大きい
ITコンサルへの転職で最も大きく変わるのは年収レンジです。SIerや情報システム部門の年収上限が600〜700万円なのに対し、ITコンサルだと同じスキルでも年収帯がぐっと上がります。
汎用的なスキルを高めてコンサルに進むと、ビッグフォー(アクセンチュア・デロイト・PwCなど)ではシニアコンサルタントで1,200〜1,700万円、マネージャークラスで2,000〜3,000万円に到達するケースもあります。この伸びしろが、ITコンサルが人気を集める理由です。
大手ITコンサルのタイプ別の特徴や年収の違いは、以下の記事で詳しく比較しています。
「戦略系」と「総合・IT系」は別物
ただし、ITコンサルと一口に言っても、戦略系(MBBなど)と総合・IT系(ビッグフォーなど)は別物です。扱うテーマも年収も選考難易度も異なるため、どのタイプのコンサルを目指すのかを最初に決めることが、エージェント選びの出発点になります。
また、総合系コンサルの現場では、実態としてPMO支援や資料作成といった下流寄りの業務が大きな比重を占めることもあります。「役員向けの提案や複雑な調整といった上流をやりたい」なら、それが本当に叶う職種・レイヤーなのかを応募前に見極めることが大切です。

「コンサル=上流でかっこいい仕事」というイメージだけで入ると、下流業務の比重にギャップを感じる人がいます。どのファームの、どのレイヤーなら自分のやりたい上流に届くのか。そこを面談で一緒に見極めておくと、入社後の後悔が減りますよ。
市場の動きを踏まえて、まずは自分が動くべきタイミングかを整理してみてください。すべらないキャリアエージェントの無料面談では、現状の経歴とITコンサル転職市場の動きをもとに、判断材料を一緒に整理しています。
ITコンサル転職エージェントを選ぶ5つのポイント
ITコンサル転職で意外と差が出るのは、エージェントの名前じゃなくて「担当者がコンサル業界をどれだけ知っているか」なんですよね。実際にエージェント選びで困った人の声を、5つのポイントに分けてお話ししていきます。
エージェント選びの5つのポイント
ITコンサル担当CAの詳しさ
まず確認したいのは、担当者が「ITコンサル」の中身をどれだけ知っているかです。同じ「ITコンサル」と言っても、シンプレクスは金融特化、ノースサンドは流通・小売・メーカー中心、ベイカレントは個人で動く激務カルチャーと、会社ごとに全然違うんですよね。
コンサル特化のエージェントは、担当者の多くが元コンサル出身者で、ファームの中の人や組織構造を実体験として知っています。だから「あなたの経歴ならこの部署のチームに合いそう」みたいに、求人票には書かれない肌感ベースの提案がもらえます。残業の実態やチーム文化まで具体的に聞けるので、入社後のミスマッチがぐっと減りますよ。
その点、大手の転職エージェントは求人量は多いものの、各ファームの内部まで踏み込める担当者は少ないので、ここは特化エージェントの方が頼れます。この観点を重視するなら、MyVisionコンサルティングやすべらないキャリアエージェントのようなコンサル特化型が向いています。

ITコンサルは、担当者の詳しさで紹介される求人がほんとに違います。詳しい人だと「あなたの経歴ならこのファームが合いそうですよ」と1〜2社に絞って提案してくれます。詳しくないと10社くらいバーッと送られてきて、結局自分で調べる羽目になる。絞ってくれる人の方がラクですね。
非公開求人の多さ
ITコンサルの求人は、実は表に出ていない非公開求人がほとんどです。特に伸びているグロース系のコンサルは、エージェント経由でしか出会えないことが多いんですよね。年間の採用人数が数十人と少なく、公開で募集すると応募が殺到して対応しきれなくなるからです。
コンサル特化のエージェントはファームの代表や採用責任者と直接コミュニケーションを取っているので、こうした表に出る前の求人にもアクセスできます。一方で大手エージェントは大手ファーム(アクセンチュア・PwC・ベイカレントなど)の求人を強く押さえているので、リクルートエージェントのような大手と特化型を両方使うとカバー範囲がぐっと広がります。

大手は求人の幅、コンサル特化は業界の深さで勝負、というイメージです。両方の良さを掛け合わせるのが、結局いちばん失敗しにくいやり方ですね。
ケース面接・選考対策の手厚さ
コンサル選考はケース面接やフェルミ推定みたいな独特な形で行われます。準備時間の目安は40〜60時間で、1人でやり切るのはなかなかしんどいんですよね。
コンサル特化のエージェントは、コンサル出身者と対面で本番に近い緊張感の模擬ケース面接ができます。担当者自身が当時の選考を受けた経験があるので「ここで失敗するとアウト」みたいに、リアルな失敗パターンを共有してくれます。ワーク含めて3〜4回は一緒に練習しておきたいところです。
大手エージェントは履歴書や一般的な面接対策までで、ケース面接対策まで踏み込むサービスは少なめです。本気でコンサル選考をやるなら、特化のエージェントに頼った方が安心ですよ。
ファーム別の選考情報の詳しさ
コンサルファームは、会社ごとに選考で見られるポイントが大きく違うんですよね。ベイカレントは瞬発力と結論を出すスピード、アクセンチュアは構造化された思考の深さ、といった具合に準備の角度が変わります。なかには、ロジカルさよりも理念への共感を重視するファームもあり、「コンサル=ケース面接」というイメージだけで準備すると外すこともあります。
コンサル特化のエージェントは、同じファームを直近で受けた応募者を複数支援しているので、選考傾向が常に最新です。「先週の一次面接でこういう問題が出た」みたいに、過去問じゃなく直近の生の選考情報をベースに対策が組めるのは、本当に大きな差ですよ。
年収交渉の強さ
コンサル転職で意外と差がつくのが、内定後の年収交渉です。コンサル特化のエージェントは、各ファームの採用担当と日々やり取りしているので、同じポジションでも他社がどれくらいの年収を提示しているかをかなり正確に把握しているんですよね。最初の提示が相場より低ければ、そこで引き上げ交渉に入れます。
とくに複数内定を作れるエージェントは交渉が有利です。この観点なら、複数内定を作りやすいGeekly(ギークリー)や、ハイクラス帯の相場を持つJACリクルートメントが向いています。

コンサル各社の年収レンジは、ファーム別だけじゃなく、入るプロジェクトでも変わります。単純に「内定後にいくら引き上げる」じゃなく、「どのプロジェクトに入って、何年後にどこへ抜けるか」までセットで考えてくれる担当者を選びたいです。
あなたの経験・年代別のITコンサル転職戦略
ITコンサルへの転職は、今の経験や年代によって有効な戦略が変わります。自分の状況に合うやり方で進めるのが、いちばんの近道なんですよね。
SIer・SES出身(SE/PL)の転職戦略
SIer・SES出身者がITコンサルを目指す場合、最大の武器は「システム開発の現場を知っている」ということです。コンサルタントは実装の知識が弱いケースも多いので、SIer出身者の技術的な裏付けは現場ですごく信頼されやすいんですよね。
一方で課題になるのは「上流経験の見せ方」です。下流の経験でも、要件整理や関係者調整に少しでも関わっていれば、コンサルの評価軸に乗せられます。経歴書の書き方ひとつで通過率が本当に大きく変わりますよ。

SIerからのコンサル転職でよく見るのが、「自分の経験は評価されない」と過小評価して、勝負する前に諦めてしまうパターンです。大規模プロジェクトの複雑さやステークホルダー調整は、コンサルの現場でも普通に通用します。経歴の書き方ひとつで通過率が変わるので、エージェントと一緒に書き換えてみてください。
事業会社IT部門・PM経験者の転職戦略
事業会社のIT部門やPM経験者は、「ビジネス側の課題を理解しながらIT活用を進めた」という経験が大きな武器になります。コンサルタントとして顧客の経営層と話すときの土台になるところですね。
狙いやすいのは、業界特化のITコンサルポジションです。自分がいた業界、たとえば金融ならシンプレクス、流通・小売ならノースサンドのように、業界知識をそのまま武器にできるファームを選ぶと、書類でも面接でも通りやすくなりますよ。

事業会社IT部門の経験は、コンサルファームから見ると「顧客側の気持ちがわかる人材」として、すごく評価されるんですよね。「業種×IT」の掛け算は業界特化型のポジションで本当に効きます。
20代でITコンサルを狙う人のポイント
20代、特に25〜30歳はITコンサル転職でいちばんポテンシャルを評価されやすい年代です。アナリストや若手コンサルタントの枠があり、「今のスキルより、論理思考力と成長意欲」を見てもらえる傾向があります。
この年代で大事なのは、入社後にどれだけ多くの案件を経験できるかなんですよね。グロース系のファームは早めに現場にアサインされやすく、経験の量を積みやすいですよ。

20代でコンサルを目指す人には、「早く動く」ことを強くおすすめします。30代になると要求スキルが一気に上がるので、20代のうちに経験を積んでおく方が、絶対に選択肢が広がります。若いうちは案件数を稼げる場所を選びたいですね。
30代でITコンサルを狙う人のポイント
30代でのITコンサル転職は、「専門性のある即戦力」として評価されるフェーズです。ポテンシャルではなく、これまでの実績と専門領域が判断の軸になりますね。
気をつけたいのは、30代以降は「PM・PLでマネジメントした経験」が必須の評価基準に加わることです。戦略としては、PM経験ならPMOコンサル、業界知識があれば業界特化型コンサルというように、これまでの経験を活かせるポジションから狙うのがおすすめですよ。

30代前半で未経験から狙うなら、グロース系が本当に狙い目ですね。カルチャー採用なのでスキルより成長意欲を見てもらえますし、PMO職種は需要も多くて未経験でも入りやすいです。ただ35歳を過ぎると未経験挑戦の難易度が一気に上がるので、動くなら30代前半までに動きたいです。
ITコンサル転職で必須の選考対策まとめ
コンサル転職の選考は、普通の企業面接とは全然違うやり方で行われます。ケース面接・フェルミ推定・職務経歴書・志望動機の4つを丁寧に準備するのが、選考突破に欠かせません。
とくに未経験の場合、選考で見られているのはスキルそのものより、①ロジカル思考力と言語化力、②入社後にどれだけ早くキャッチアップできそうか、③転職経緯と志望動機に一貫した論理があるかの3点です。今の知識量より、知らない領域を速く吸収して立ち上がれるかを見られます。
ケース面接の全体像と準備のステップ
ケース面接は「市場規模を計算する」「新規事業を考える」みたいな問題を、制限時間内に解く面接です。コンサル選考のなかでもいちばんの関門で、何も準備せずに挑むのはまず無理なんですよね。準備の目安は40〜60時間。まずは問題を構造的に分解する「型」を学び、次に誰かと模擬練習を繰り返して、声に出して論理を展開するのに慣れていきます。

ケース面接で見られているのは「正解」ではなく「考え方のプロセス」です。答えが合っているかより、どう分解してどう組み立てたかが評価の軸なんですよね。20〜30問こなすうちに思考パターンが整ってくるので、量+必ずフィードバックをもらえる環境を作ることが近道です。
フェルミ推定で差をつける練習法
フェルミ推定は「日本にあるピアノの数は?」みたいに、正確なデータなしに物事の規模を概算する問題です。見られているのは「正解」より「論理的に分解して近い数字を出す思考プロセス」なんですよね。練習は週3〜5問を1〜2ヶ月続けると実力がついてきます。解くだけでなく「どういう因数分解をするか」を自分の言葉で説明する練習が大事ですよ。

フェルミ推定で差がつくのは、計算の精度ではなく「分解の視点の豊かさ」です。1問につき2〜3パターンの分解を考える練習をしておくと、本番で詰まらなくなりますよ。
職務経歴書で「上流適性」を伝える書き方
SIer・SES出身者の職務経歴書でありがちなのは、「使った技術スタック」の羅列で終わってしまうことです。コンサルファームが見たいのは「どんな課題に対してどう考えてどう動いたか」というプロセスなんですよね。プロジェクトの概要・自分の役割・直面した課題・そのときの考え方・結果、この5点を数字を使って書くと伝わります。たとえば「開発チーム20名の調整役として、スケジュール遅延リスクを特定し、2週間前倒しで工程を組み直した」のように、課題と行動が見える書き方ですね。
志望動機で「SIerでは実現できない理由」を語る
コンサル選考で志望動機を聞かれたとき注意したいのは、「年収を上げたい」「上流に関わりたい」みたいな表面的な理由で終わらないことです。面接官が聞きたいのは「なぜ今の職場では実現できないのか」と「なぜこのファームでなければならないのか」の必然性です。SIerの仕事の中で「ここまでしかできなかった」と感じた瞬間を起点に組み立てると、自分にしか語れない志望動機になりますよ。
失敗エピソードも武器になります。たとえば「システム移行で設計を誤った」という経験も、そこから何を学び、応募先が掲げる価値観(挑戦・やり切り)にどう繋がるかまで語れれば、マイナスではなく評価材料に変わります。経験の棚卸しと、企業ごとの語り直しがカギです。

志望動機でやりがちな失敗が、「コンサルの仕事が好きそうだ」という印象を与えようとすることなんですよね。それより「今のSIerの仕事の限界をちゃんと把握している」という分析の深さを見せた方が、コンサルタントとしての素養が圧倒的に伝わります。
ITコンサル転職エージェント活用でよくある失敗と対策
エージェントを使うときに陥りやすい失敗があります。事前に知っておくと、転職活動のリスクをぐっと下げられますよ。
あわせて、ITコンサルそのものでよくあるミスマッチもお伝えします。総合系コンサルはPMO支援や資料作成など下流寄りの業務が多いこともあり、「上流をやりたい」人ほどギャップを感じやすいです。また、人員を一気に増やしている一部の新興ファームでは育成が追いつかず、未経験入社者が周囲のサポート不足で辞めてしまうケースもあります。だからこそ、入る前に「どのファームの、どのレイヤーが自分に合うか」を見極めることが大切です。
ITコンサルの激務の実態や「やめとけ」と言われる理由、向いている人については、以下の記事でも詳しく解説しています。
1社のエージェントだけに依存する失敗
1社だけに任せると、紹介される求人の数と質が偏りやすくなります。エージェントごとに保有している非公開求人や得意なファームが違うので、複数使った方が選択肢が広がるんですよね。ITコンサル転職なら、コンサル特化型1社+大手1社の2社併用がおすすめです。4社以上は連絡管理が大変なので、まずは2社から始めるのが良いですよ。

複数のエージェントを使うときは、それぞれに「他社にも相談中です」と正直に伝えてください。隠して進めると後でトラブルになることもありますし、分かった上でサポートしてくれる方が、結局いい関係が築けますよ。
担当CAとの相性を確認しないまま進める失敗
担当者と相性が合わないまま進めると、的外れな求人紹介や表面的な選考対策しか受けられず、転職活動の質が一気に下がります。最初の面談で「自分の状況を理解してくれているか」「コンサル転職の具体的なアドバイスができているか」を確認してみてください。合わないと感じたら、担当変更を早めに申し出るのが大事ですよ。

担当変更はクレーマー行為ではなく、ユーザーの正当な権利です。エージェントも、合わない担当のまま辞められるより変更して使い続けてもらう方がありがたいので、遠慮なく言ってください。直接言いにくければ問い合わせフォームからも依頼できますよ。
条件交渉を自分でやろうとする失敗
内定を受けた後、自分で直接給与交渉しようとする人がいますが、ほとんどの場合エージェント経由の方が結果が良くなります。エージェントはファームの採用担当と定期的にやり取りしていて、「この候補者にはこの条件を出せる」という相場を持っています。自分から直接交渉すると印象を下げるリスクもあるので、ここは任せた方が安全ですよ。

内定後の条件交渉で「もっと強く言えばよかった」と後悔する人、本当に多いです。年収・入社日・グレード設定あたりは、自分から言うよりエージェント経由の方が動かしやすいですよ。
ITコンサル転職を成功させるための最初の一歩
SIer・SESからITコンサルタントへの転職は、適切な準備と伴走者があれば十分に実現できます。エージェント選びの5つのポイント(CA専門性・非公開求人・選考対策・情報量・交渉力)を基準にエージェントを選んでください。
コンサル転職で成功する人の共通点は、「自分のキャリアの文脈を正確に言語化できる人」です。SIerで積んできた経験を「下流工程の経験」ではなく「課題解決のための実装経験」として語れるかどうか。その視点の転換から、転職活動を始めてみてください。
転職エージェントの選び方全般については、以下の記事でもさらに詳しく解説しています。

ITコンサルへの転職で一番もったいないのは、準備が整っていないまま応募してしまうことです。自分のキャリアゴールを明確にして、それに合ったファームを選ぶ。この最初の設計を丁寧にやるかどうかで、本当に結果が大きく変わるので、ぜひプロと一緒に考えてください。
ITコンサルを目指すSIer・SES出身エンジニアのための転職エージェント
弊社は、会社に依存せず、自分の実力や専門スキルでキャリアを築いていける人材のキャリア支援を提唱しています。
ITコンサル転職に向けたキャリア設計から選考対策まで、上流への転身を長期で伴走します!
ポイント
- SIer・SES出身者のITコンサル転職実績多数!
- ケース面接・フェルミ推定など選考対策を丁寧にサポート!
- ミスマッチを防ぐキャリア設計で入社後の退職率1.5%以下を実現!
ここまで読んでITコンサル転職に向けてエージェントを活用したいと考えた人は、すべらないキャリアエージェントにぜひご相談ください。あなたの状況に合ったキャリア設計の整理から始めます。
ITコンサルタント転職エージェントに関するよくある質問
転職エージェントを使うメリットは何ですか?
コンサル転職特有の選考対策(ケース面接・フェルミ推定)、非公開求人へのアクセス、ファーム別の選考情報、内定後の年収交渉代行の4つが主なメリットです。
コンサル特化のエージェントだと、ファーム別の選考傾向や年収レンジまで具体的に把握していますよ。
未経験からITコンサルタントへの転職は可能ですか?
可能ですが、難易度は高めです。20代なら「論理思考力とポテンシャル」で評価されるので、ケース面接対策を徹底すれば挑戦できます。
30代前半の未経験ならグロース系のファームがカルチャー採用に振り切っているので狙い目です。30代後半以上は業界知識や専門スキルとの掛け合わせが重要になりますね。
ITコンサルタントの年収はどのくらいですか?
アナリスト〜コンサルタントレベルで500〜800万円台、マネージャー以上は1,000万円を超えます。
ファームによってレンジに大きな差があり、ビッグフォーではシニアコンサルで1,200〜1,700万円、マネージャーで2,000〜3,000万円に到達するケースもあります。
SIerや情報システム部門の上限が600〜700万円なので、同じスキルでも年収帯がぐっと上がるのがコンサル転職の特徴ですよ。
ITコンサルに向いている人はどんな人ですか?
「自分で課題を定義して動ける人」が向いています。SIerやSESのように与えられた仕様を実装する仕事と違って、コンサルは「顧客の本当の課題は何か」から考える仕事だからです。
技術力に加えて、論理思考力・コミュニケーション能力・常に学び続ける姿勢があると活躍しやすいですよ。
ITコンサルに強いエージェントを使うにはどうすればいいですか?
エージェントに登録して、初回面談でITコンサルへの転職支援実績と、担当CAのコンサル業界への知識を確認してください。
「コンサル各社って何が違いますか?」と1問聞いてみると、担当者がどれだけ詳しいかすぐわかります。自分のキャリアゴールとサポート内容が合っているかを確認してから、本格的に活動を進めるのがおすすめですよ。









