Unityエンジニアに未経験から転職するには?プロが解説します!
本記事では、未経験者を含めてUnityエンジニアへの転職を目指している方へ向けて「Unityエンジニアに転職する方法」について紹介しています。
他にも「Unityエンジニアの年収や将来性」「転職に有利な資格」「おすすめの転職エージェント」などについても解説しているので参考にしてみてください。
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未経験からUnityエンジニアに転職することは可能
「未経験からUnityエンジニアに転職はできるの?」と疑問を感じている方もいるかもしれませんが、未経験からUnityを勉強してUnityエンジニアとして転職することは可能です。
Unityは知識やスキルの習得であれば参考書や動画なども公開されており、プログラミングスクールでもUnityが学習できるコースもあるため未経験からでも学習しやすい環境が整っています。
また、Unityのゲーム開発求人の中には未経験からでも応募可能な求人もあるため、スキルを身につけて自作でもゲーム開発したことがあれば転職できる可能性は十分にあるでしょう。
Unityエンジニアに転職する方法
Unityエンジニアに転職を目指している方は、完全に未経験の方からゲーム開発の経験者まで様々な方がいると思います。
そこで、本項ではUnityエンジニアに転職する方法に関して以下の4つのパターンに分けて紹介するので参考にしてみてください。
完全に未経験からUnityエンジニアを目指す場合
完全に未経験からUnityエンジニアを目指す場合に大切なのが、Unityやプログラミングに関する基本的な知識やスキルを身につけているかどうかです。
Unityエンジニアとして仕事をしていく場合、Unityとプログラミングのスキルは必要不可欠なので、未経験からの転職でも基礎的な知識やスキルを身につければ採用してもらえる可能性はあります。
Unityスキルの習得には参考書や動画を活用した独学か、プログラミングスクールを活用する方法がありますが、完全に未経験の場合にはプログラミングスクールを活用していくと良いでしょう。
プログラミングスクールでは、初心者でもわかりやすいカリキュラムでゲーム開発に関する知識やスキルの習得ができて転職支援もしてくれるスクールもあるため、学習から転職活動まで効率的に進めることができるのでおすすめです。
何かしらのプログラミングの経験がある場合
システムエンジニアやプログラマーとして仕事をしたことがあり、何かしらのプログラミングの経験がある場合には、Unityエンジニアに転職できる可能性は完全に未経験の方よりも高くなります。
特にC#やC++といったUnityに関連しているスキルの経験があれば、ゲーム開発の経験がなくてもUnityを活用して高度な開発をする土台ができているので採用される可能性も十分にあります。
ですので、既にプログラミングの経験がある場合には、Unityの使い方を学び、プログラミングを用いたゲームを開発してポートフォリオを作成して転職活動をしていくのがおすすめです。
また、プログラミングスクールでもゲーム開発を行ってポートフォリオを作成することもできるので、効率的にスキルを習得して転職活動をしたい場合にはプログラミングスクールを活用するのも良いでしょう。
Unityの知識やスキルの習得だけしている場合
システムエンジニアやゲーム開発の経験はないが、独学でUnityに関するスキルを習得できている場合には、まず自作でゲームを作るなどしてポートフォリオを作ることを優先していくと良いでしょう。
プログラミングスクールの活用も効率的なので良いですが、費用が高いと感じる人はゲームを自作してポートフォリオを作成すれば転職エージェントで求人を紹介してもらえる可能性もあります。
また、Unity認定資格を取得しておくことでUnityのスキルを証明になり、転職活動にも有利に働くので余裕があれば資格取得を目指すのも良いでしょう。
その他にもゲーム開発ではUnity以外にもC#などのプログラミング言語も必要なことも多いので、プログラミングスキルも習得すれば転職の成功率を上げることにつながります。
Unity以外のゲーム開発の経験がある場合
ゲームを開発ではUnity以外にも「Unreal Engine(アンリアルエンジン)」や「Cocos2d-x(ココスツーディーエックス)」などを活用することもあるため、Unity以外でゲームを開発したことがあるという方もいると思います。
そのような方は、ゲーム開発における実績やポートフォリオとなるものがあるため、Unityの基本スキルや関連するプログラミングスキルの学習を優先的に進めていきましょう。
Unityのスキル習得は、参考書や動画を見て実際に触りながら独学で知識やスキルの習得を目指すのも良いですが、プログラミングスクールを活用することで短期間でスキル習得をして転職活動を円滑に進ることができるのでおすすめです。
また、Unity関連の資格取得も有効ですが、資格取得にはある程度期間が必要なため、まずは転職エージェントなどを活用して希望に沿う求人がないかどうかを探してみるのが良いでしょう。
末永
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そもそもUnityとはなにか
UnityはアメリカのUnity Technologiesが開発したゲームエンジンで、ゲーム開発の様々な現場で活用されており、有名タイトルのゲームの中にもUnityで作られているタイトルは多いです。
そんなUnityですが「Unityって具体的にどんなことができるの?」と疑問に感じる人もいると思うので、本項ではUnityの特徴やできること、Unity開発のメリットなどについて紹介していきます。
Unityの特徴
Unityは初心者でも扱いやすく気軽にゲーム開発ができる人気のゲームエンジンですが、具体的にはどのような特徴があるのでしょうか?
- 初心者でも扱い易く参考情報が豊富
- ほぼノーコードでのゲーム開発もできる
- 2Dゲームや3Dゲームの開発が気軽にできる
- マルチプラットフォームに対応
- VR・AR・MRなどのXRにも対応している
- プログラミング言語を用いた高度な開発も可能
Unityは初心者でも扱いやすく利用者も多いため参考情報が豊富で情報収集や学習・スキル習得がしやすいという特徴があります。
また、Unityではアセットストア(他の人が作成した拡張機能やパーツを購入できるストア)があり、そこに様々なツールなどが用意されているため初心者でも気軽に2Dゲームや3Dゲームをほぼノーコードで開発することも可能です。
他にも、マルチプラットフォームに対応しておりWindows・Mac・iOS・Androidといった各種OSが搭載されているPCやスマートフォンでも開発ができるのもUnityの特徴として挙げられます。
そして、UnityはVR(仮想現実)・AR(拡張現実)・MR(複合現実)といったXR分野の技術を用いた開発もでき、C#などのプログラミング言語を用いることで細部までこだわった高度な開発も可能です。
Unityでできること
Unityはゲーム開発で活用されるケースが多いですが、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)などにも対応しているためゲーム開発に限らず、以下のような開発も可能です。
- 様々な分野でのゲーム開発
- ゲーム以外のVRやARでのコンテンツ開発
- 医療・建築・自動車分野でのシステム開発
Unityでは、2Dゲーム・3Dゲーム・VRゲーム・ARゲームといった様々なジャンルやコンシューマーゲーム・スマホアプリゲームなどの幅広い種類のゲームを開発することができます。
また、Unityは3Dモデリングや3Dシミュレーションの制作、ツールを利用すればVRやARの開発もできるため、ゲーム以外でもVtuberのモーション作成やVR映像の作成も可能です。
そして、Unityではゲーム開発以外にも医療分野・建築分野・自動車分野のシステムや業務で実用化されており、今後もサービスの質の向上や業務効率化につながるとして注目されています。
医療・建築・自動車分野でのUnityの活用例
- 医療分野:3Dモデルでの人体構造の再現やAR・MRを用いた手術のシミュレーションに活用
- 建築分野:建築住宅のVR動画の作成やUnity Reflectを活用したBIMデータの効率的な運用の実現
- 自動車分野:3D技術を用いた車体構造の可視化やシミュレーションの実施
Unityで開発されたゲームの代表例
Unityは様々な種類のゲームが開発できますが、有名なゲームタイトルの中にもUnityを用いて開発されているものも多いです。
- ポケモンGO
- 原神
- 白猫プロジェクト
- スーパーマリオラン
- ウマ娘 プリティーダービー etc..
「ポケモンGO」はAR分野の技術を取り入れたゲームとして人気のゲームですが、実は「ポケモンGO」はUnityを用いて開発されています。
また、「原神」や「白猫プロジェクト」といったアクション系RPGゲームや2Dの横スクロールアクションゲームの「スーパーマリオラン」などもUnityで作られた代表的なゲームだと言えるでしょう。
そして、3Dモデリング技術とシミュレーション技術を活用した育成シミュレーションゲームの「ウマ娘 プリティーダービー」もUnityで開発されています。
Unityで開発するメリット
ゲーム開発では他にも「Unreal Engine」や「Cocos2d-x」が活用されることがありますが、その中でもUnityを使うメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?
Unityで開発するメリット
- マルチプラットフォーム対応のためサービスの展開がしやすい
- 2D/3D・VR/ARなど幅広い開発ができるため汎用性が高い
- アセットストアが豊富で個人でも高いクオリティの開発も可能
前述でも紹介した通り、Unityはマルチプラットフォームに対応しており、Windows・Mac・LinuxやiOS・Androidなどでのゲーム開発やコンシューマーゲームの開発も可能です。
また、2D/3Dゲームの開発だけではなく、エディターや関連ツール・デバイスを用いることでVR/ARゲームの開発をすることもできます。
そして、個人でのゲーム開発でもアセットストアを活用して効率的なゲーム開発ができることや、大規模ゲーム開発でも汎用性が高く様々なジャンルのゲーム開発ができることもUnityでゲーム開発をするメリットとして挙げられます。
「Unreal Engine」や「Cocos2d-x」でもゲーム開発はできますが、認知度や利便性の高さからUnityが人気があって人材を集めやすいこともUnityを企業が選ぶ一つの理由になっているのでしょう。
Unityエンジニアの仕事内容
Unityエンジニアとして仕事をしていく場合には、開発するジャンルやフェーズによって具体的に何をするかは変わってきますが、基本的には以下のような業務を行なっていきます。
- クライアントサイド(フロントエンド)の実装
- サーバーサイドプログラムの実装
- テスト業務
- データ収集・解析業務
- 保守・運用業務
ゲーム開発では要件書や仕様書に沿ってゲームのプログラムを組んでいきますが、その際にはユーザーの目に触れるフロント画面の制作や裏側で動くサーバーサイドプログラムの実装を行っていきます。
また、開発を進めていく上でテストが必要であれば、テストを実施してデバッグを行い、必要に応じて軌道修正や今後の方針を決めるためデータの収集や解析を行うこともあります。
そして、スマホアプリやPCゲーム、コンシューマーゲームではリリース後の保守運用業務が必要なため、随時アップデートやメンテナンスなどを行なっていくのもUnityエンジニアの仕事です。
基本的にUnityで開発する場合でもゲーム開発の全体的な流れに大きな違いはないため、システム開発やゲーム開発において必要な業務を行なっていくと認識しておけば問題はないでしょう。
Unityエンジニアの需要・将来性
ゲーム業界はVR・ARコンテンツやeスポーツの拡大、コンシューマーゲームの技術の発展などもあり年々市場は拡大しており、それに付随してゲーム開発ができるエンジニアの需要も高まっています。
また「Unreal Engine」や「Cocos2d-x」でのゲーム開発と比較してもUnityの業界シェアは大きいため、Unityエンジニアの需要も市場の拡大に付随して高まっていくでしょう。
他にも、Unityエンジニアはゲーム開発以外にも、医療・建築・自動車業界やVtuberの動画作成にも使われることもあるためゲーム開発以外の用途で活用されることが増えてきています。
ですので、ゲーム開発をはじめとして様々な分野での可能性を秘めているUnityエンジニアは今後も需要があり将来性の高い職種であるといえるでしょう。
Unityエンジニアの年収は398万円〜865万円
レバテックキャリアで公開されているUnityエンジニアの求人を参考に独自の計算をした結果、Unityエンジニアの平均年収は398万円〜865万円となっています。
未経験からUnityエンジニアとして働く場合の年収相場は300万円〜360万円程度が多いですが、2年〜3年程度経験を積むことで400万円〜600万円程度の年収を目指すこともできるでしょう。
そして、フリーランススタートが公開しているフリーランスのUnity案件の平均単価は61.8万円、年収換算だと741.6万円になるためフリーランスとして独立して稼ぐことも可能です。
Unityエンジニアは需要が高く将来性もあり、未経験からでもしっかりと経験を積んでスキルを磨いていけば、将来的に700万円〜900万円の年収を稼ぐことも可能なため、未経験からでも積極的にチャレンジしていくと良いでしょう。
末永
Unityエンジニアとして現在のスキルや経験でどれくらいの年収になるのか気になる方は、一度転職エージェントに登録して相談してみてください。
転職エージェントで相談することで、自身のスキルにあった年収の求人を紹介してもらえるため、自身の市場価値と年収がどれくらいなのかを確認することができます。
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Unityエンジニアの転職で求められるスキル・知識・経験
Unityエンジニアとして転職をする際に求められるスキル・知識・経験には以下のようなものが挙げられます。
Unity・C#のプログラミングスキル・経験
Unityエンジニアとしてゲーム開発の現場で仕事をする際には、UnityだけではなくUnityで活用されるC#のプログラミングのスキルや経験を求められるでしょう。
Unityだけでもゲーム開発はできますが、Unityを活用したゲームではプログラミング言語も一緒に活用することが多いため、即戦力として活躍するためにはプログラミングスキルの習得も必要です。
Unityだけであれば未経験者でも知識やスキルの習得はしやすいですが、プログラミングは習得までに時間もかかるため大変と感じる人もいると思います。
ですので、Unityエンジニアに必要なUnityとC#などのスキルを効率的に身につけたい場合にはプログラミングスクールを活用していくと良いでしょう。
Unity開発に関する業界の知識
Unityエンジニアとして仕事をしていくためには、Unityのスキルや経験だけではなく、Unityを用いたゲーム開発に関する知識も必要になってきます。
Unityでのゲーム開発やUnity技術を用いている業界のサービス知識、開発の流れなど基本的なIT知識もUnityエンジニアには求められるため、スキル以外にも知識の習得は大切な要素といえるでしょう。
Unity開発やUnity技術を用いている業界やサービスの情報、ITや開発に関する知識は参考書などを読めばある程度把握できることが多いので、まずは情報収集をしながら知識をアップデートしていくのがおすすめです。
また、Unityエンジニアへの転職活動を有利に進めたい場合には、Unity認定試験もおすすめなので興味がある人は「Unityエンジニアの転職に有利な資格」を参考にしてみてください。
UI・UXをはじめとしたデザインに関する知識
Unityエンジニアとして働いていく上でデザインに関する知識は必要ないと感じる人もいるかもしれませんが、プログラムを組む際にはUI/UXを意識していくことは必要です。
特に、Unityエンジニアとしてゲーム開発の上流工程にも携わるようになった場合には、UI/UXなどを考慮した上で仕様書・要件定義書の作成や基本設計・詳細設計を考えていく必要もあります。
また、ゲームディレクターやゲームデザイナーとコミュニケーションを取る際にもUI/UXを意識した意見が言えるようになれば、知見をアピールできて市場価値を上げることにつながるでしょう。
ですので、Unityエンジニアとして働く場合には開発以外にも3Dモデリングやグラフィックデザイン、キャラクターデザイン、そしてUI/UXデザインなどに関する知識も勉強しておくと良いでしょう。
Unity開発に関するスキルを身につける方法
Unity開発に関するスキルを身に付ける方法としては以下のような選択肢が挙げられます。
独学でスキルを身につける
Unityのスキルを身に付ける方法の一つとして挙げられるのが、参考書・動画・学習サイト/サービスなどを活用しながら独学で学習していく方法です。
独学のメリットは費用があまりかからずに自分のペースで勉強できることで、働きながらスキルを身につけたい方やできる限り費用を抑えてスキルを身につけたいという方におすすめの方法になります。
ですが、独学だと参考書やサービスの情報収集をする手間があり、わからないことは自分で調べる必要もあって挫折してしまう人も多いため、全くの未経験の方にはあまりおすすめはできません。
そのため、完全未経験の場合はプログラミングスクールを活用するようにして、エンジニア経験や他のゲームエンジンでの開発経験がある方は独学で勉強をしていくのが良いでしょう。
Unityやゲーム開発が学べる専門学校に行く
Unityやプログラミングのスキルを身に付けるために専門学校に通うという方法もあります。
専門学校は2年〜4年制で年間100万円程度の費用が必要になりますが、しっかりとした環境で学習ができ、周りにも同じような目標を持った人が集まるので挫折しにくいというメリットがあります。
社会人として働いている場合でも、夜間や通信での学習もできる学校もあるため、就職実績やカリキュラムなどを見比べて自身にとってベストな学校選びをしていくようにしましょう。
数ヶ月でスキルを習得して早く経験を積んでいきたいという方は、独学で勉強するかプログラミングスクールを活用する方が良いケースもあるため、しっかりと情報を調べて自身に合った選択をしていきましょう。
プログラミングスクールを活用する
Unityエンジニアに必要な知識やスキルを身につけて効率的に転職をしたいという方におすすめなのがプログラミングスクールを活用して学習を進めていく方法です。
プログラミングスクールでは、未経験からでもわかりやすいカリキュラムがあり、コースによってはUnityやゲーム開発の知識だけではなく、UnityとC#のスキルを一緒に学べるスクールもあります。
また、スクールによってはカリキュラムでゲームを自作してポートフォリオにすることもでき、受講後に転職支援もしているスクールもあるため転職活動も効率的に進めることができます。
費用は20万円〜40万円程度と専門学校よりも費用は安く、期間も1ヶ月〜6ヶ月程度の期間から選ぶこともできるため、学びやすい環境で自身のニーズに合ったコース選択をすることも可能です。
末永
プログラミングスクールもそれぞれ特徴があり、費用やコースもスクールによって違いがあるため、選ぶ際には複数のスクールを見比べていくのが良いでしょう。
以下のスクールはUnityを学べるコースもあるのでぜひ参考にしてみてくださいね。
おすすめのプログラミングスクール
Unityエンジニアの転職に有利な資格
Unityエンジニアに転職する際に以下のような資格を保有していることで、スキルの証明ができて転職を有利に進めることができるでしょう。
基本情報技術者/応用情報技術者試験
基本情報技術者試験・応用情報技術者試験は、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)が実施している情報処理技術者試験で、試験に合格することでITやシステム開発に関する知識やスキルを有していることを証明できる資格です。
基本情報技術者試験はITの基礎的な知識やプログラミングに関する知識、応用情報技術者試験はIT全般に関する知識やスキルに関して問われる試験となっています。
また、基本情報技術者の合格率はCBT方式での試験合格率は40%〜50%程度ですが、応用情報技術者試験の合格率は20%〜24%と基本情報技術者試験に比べて難易度は高くなります。
それぞれ受験資格はないため未経験からでも受験がしやすく、資格を取得すれば転職の際にも基礎的な知識やスキルがあることをアピールできるので転職を有利に進めたい方にはおすすめです。
Unity認定資格
Unity認定資格は、Unity Technologiesが運営するUnityに関する知識やスキルを証明する資格です。
資格の難易度は「ユーザー」「アソシエイト」「プロフェッショナル」「エキスパート」に分かれており、それぞれプログラマーやゲーム開発、アーティストなどの種類に分けられています。
ユーザー | 認定ユーザー:プログラマー 認定ユーザー:アーティスト 認定ユーザー:VR 開発者 |
---|---|
アソシエイト | 認定アソシエイト:ゲーム開発者 認定アソシエイト:プログラマー 認定アソシエイト:アーティスト |
プロフェッショナル | 認定プロフェッショナル:プログラマー 認定プロフェッショナル:アーティスト |
エキスパート | 認定エキスパート:プログラマー |
Unityエンジニアとして転職を目指すのであれば「プログラマー」「ゲーム開発者」を選ぶようにすると転職活動に有効です。
また、未経験からの場合には受験資格が設定されていない「ユーザー」「アソシエイト」から自身の方向にあった資格を選んで行くようにしましょう。
Unityエンジニアのキャリアパス
Unityエンジニアとして働いた場合のキャリアパスには以下のようなものが挙げられます。
- Unityエンジニアとしてキャリアの幅を広げる
- ゲームディレクターとして管理側の仕事に回る
- ゲームプロデューサーなどの責任者として働く
Unityエンジニアとして働く場合には、ゲーム開発だけでも様々な種類のゲームやジャンルのタイトルの開発ができるので、スキルアップして開発できるゲームの幅を広げていくだけでも数年必要です。
また、Unityを活用して業務効率化やDX化を進めている企業・業界もあるため、Unityエンジニアとしてスキルの幅を広げていくことで、ゲーム開発以外の様々なキャリア選択もできるでしょう。
他にもキャリアアップを目指すのであれば、ゲームディレクターとして開発の現場管理を行ったり、ディレクターを経験してからゲームプロデューサーになり、ゲーム開発のプロダクト責任者を目指すという方法もあります。
Unityエンジニアに転職する際のポイント
Unityエンジニアとして転職をする際には以下のようなことを意識しておくことが大切です。
- 転職の際には可能な限りポートフォリオを作成する
- ゲーム開発の経験がある場合には守秘義務に気を付ける
- 転職エージェントは積極的に活用する
Unityエンジニアに関わらずゲーム開発に関連する職種の場合、職務経歴書以外にも過去に関わったゲームにどのようなものがあるかアピールするためにポートフォリオを作成する人が多いので、ポートフォリオは可能な限り作成するようにしましょう。
また、ゲーム業界では守秘義務は特に重要なので、転職活動の際にアピールのためでも参画したゲーム会社の名前やタイトルを公開できない可能性もあるということには注意が必要です。
そして、Unityエンジニアとして転職をするのであれば、転職サイトよりも、転職エージェントの方が希望の求人を効率的に探すことができるので、積極的に活用していくようにしましょう。
また、転職エージェントを活用して相談することで「もう少し経験を積むべきか」「資格を取得するべきか」「改めてスキルの勉強をするべきか」など、具体的にやるべきことも明確になり今後の転職活動の参考にすることもできるのでおすすめです。
Unityエンジニアの求人例
Unityエンジニアの求人には具体的にどのようなものがあるのか気になる方も多いと思います。
本項では、転職エージェントの「doda」からUnityエンジニアで検索した中にある情報を参考に求人例を紹介していきます。
Unityエンジニア | デジタルアートの制作
【職務内容】
・最新のテクノロジーを活用したシステムやデジタルコンテンツの開発を行う当社にて、インタラクティブコンテンツ(インタラクションシステム、リアルタイムグラフィック)の設計と開発をお任せいたします。
【勤務要件】
・勤務地:東京都千代田区
・勤務時間:10:00〜19:00
・想定年収:350万円〜650万円
※経験・スキル・年齢を考慮の上検討
【必須条件】
・プログラミングを用いたゲーム制作経験
・インタラクティブコンテンツの設計/開発
【歓迎条件】
・OpenGL / DirectX / WebGL
・Unity / UnrealEngine
・AfterEffects、Photoshop、Illustrator
・Maya、3ds Max、Cinema4D、Blender
・インタラクションデザインの基礎
自社スマートフォン向けゲームアプリの企画・設計・開発
【職務内容】
・スマートフォン向けゲームアプリの企画・設計・開発
・開発環境の設計・構築
・ツール、ライブラリ、フレームワークの選定・設計・開発
・効果検証、機能改善
【勤務要件】
・勤務地:東京都渋谷区
・勤務時間:10:00〜19:00
・想定年収:450万円〜800万円
※経験・スキル・年齢を考慮の上検討
【必須条件】
・Unityを用いたスマートフォン向けアプリ開発実務経験
【歓迎条件】
・ゲームプログラマーとしての就業経験
・UX(エフェクト及びアニメーション)を追求した開発経験
・グラフィックス処理に関する最適化や、新しい表現の開発経験
・物理および数学の基本知識(あたり判定 等)
Unityエンジニア | 新規VRタイトルのUnity担当(設計・実装)
【職務内容】
・新規VRタイトルのUnity担当(設計・実装)
・特にインゲームの新規機能開発
【勤務要件】
・勤務地:東京都中央区
・勤務時間:10:00〜18:30
・想定年収:500万円〜800万円
※経験・スキル・年齢を考慮の上検討
【必須条件】
・Unityを使ったゲーム開発経験
・3Dゲームの開発実務経験
・Gitなどバージョン管理システムの業務での利用経験
・VRコンテンツへの興味関心
【歓迎条件】
・ UniRx・UniTask・Extenject等を用いたVRゲームの開発経験
・3Dレンダリング、シェーダープログラミングなどの知識
・CPU,GPU処理、メモリ処理などの最適化作業の経験
・Unity AssetBundleを利用した3Dアセットの開発・運用経験
・3Dキャラクター・アバターシステムの開発経験 etc..
Unityエンジニアに転職をするなら転職エージェントの活用がおすすめ
Unityエンジニアとして転職をする場合、転職エージェントを活用することで自分の希望に沿った求人を紹介してもらえるため効率的に転職活動を進めることが可能です。
特にゲーム関連やIT関連の求人を多く取り扱っているエージェントや大手の転職エージェントを活用することで、Unityエンジニアの求人を効率的に探すことができるでしょう。
また、転職エージェントに登録する際には2社〜5社程複数登録して、自分に合った転職エージェントを中心に優先して活用していくようにしましょう。
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大手や人気企業の求人を多数保有!大手エージェント
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Unityのスキルを身につけるならプログラミングスクールがおすすめ
Unityエンジニアとしてのスキルを身につけたいのであれば、プログラミングスクールの活用することで未経験からでも効率的に学習を進めることができるでしょう。
プログラミングスクールでは、スキル習得以外にもポートフォリオの作成やその後の転職活動にも力を入れているため、転職を前提としてスキル習得目指す方には特におすすめです。
Unityエンジニアやゲーム開発に関するコースは20万円〜40万円程度が相場ですが、効率的にスキル習得と転職活動を進めていきたい方は積極的に活用していくようにしましょう。
また、プログラミングスクールはそれぞれで特徴もあるので、複数のスクールをしっかりと見比べて、自身に最適なスクールを選ぶようにしましょう。
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20代の未経験転職に特化した転職エージェント、UZUZが運営。
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ですので、基本的な知識やスキルがある場合には、まず自身の経験でも転職できる可能性がある求人の有無を転職エージェントで確認しておくと良いでしょう。